PandoraPartyProject

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『祓い屋』燈堂一門

 彷徨える魂を導く灯火

『祓い屋・燈堂一門』

 希望ヶ浜に存在する祓い屋の一門。
 燈籠の明かりの様に、迷える魂を導くのが燈堂の教えである。

 夜に迷わぬように――

『夜妖憑き』と『祓い屋』
 狼の夜妖に取り憑かれ、満月の夜に暴れてしまうだとか。
 刀に魅入られ辻斬りをしてしまうだとか。
 そういった、怪異(夜妖)に取り憑かれた人や物の総称を『夜妖憑き』といいます。

 希望ヶ浜内で夜妖憑き問題が起きた際は専門家として『祓い屋』が対応しています。
 夜妖憑きの中には問題を起こさず普通に生活している者や、その能力を使い祓い屋や掃除屋、始末屋として人々の為に活躍している人も少なからず居ます。

燈堂家

『燈堂一門』
 燈堂一門は『希望ヶ浜』にある祓い屋の一組織です。
 希望ヶ浜南部に居を構える燈堂家は『夜妖憑き』専門の祓い屋です。

 本来なら交わる事の無かった夜妖と人間の結びを断ち切り、元の道へ還すことを役割としています。
 そして、何代にも渡って夜妖に傷つけられた者を受入れ、送り出して来た受け皿でもありました。
 特に現在の当主である燈堂暁月は夜妖憑きとなった子供達を多く保護しています。

 祓い屋の仕事を手伝ってくれるローレットのイレギュラーズにはとても友好的です。

『燈堂家見取り図』

『本邸間取り図』

『スポット紹介』
『南棟』
 大きな正門を潜ると旅館のような佇まいの南棟が見えます。
 燈堂一門の門下生や管理人の生活の場所です。
 泳げそうな大浴場と、温泉のお食事処の様な食堂があります。
 大広間や客室は南棟にあります。
 イレギュラーズは客室に泊ることが多いようです。

『東棟』
 女子棟と男子棟、管理人棟に分かれています。
 個室が与えられているため、繊細な子でも馴染みやすいでしょう。
 小さな子供達は管理人棟で過ごしています。
 洋室と和室両方あり、渡り廊下で南棟と繋がっています。

『西棟』
 道場や修練場がある場所です。
 祓い屋や掃除屋としての鍛錬を行います。
 一時的な門下生として戦闘の訓練を受けることもできるでしょう。
 逆に幼い子供達に技を教える事も出来ます。
 
『本邸』
 敷地の奥には当主である暁月の本邸があります。
 基本的に門下生は許可無く立ち入る事が出来ません。
 広い和風建築の家で中庭があります。地下には座敷牢があります。

『神聖な敷地』
 代々続く燈堂家の敷地は霊脈の上に存在します。
 この地の守り神たる白蛇と狐との契約により強固な結界が張られています。
 其れは夜妖憑きや小さな怪異達を外界から守る役割も担っています。

『燈堂家当主』燈堂 暁月

 燈堂 暁月(とうどう あかつき)
 希望ヶ浜学園の教師。燈堂 廻の保護者。
 性格は優しくもあり厳しくもある。良き指導者。
 裏の顔は夜妖憑きを祓う事を生業とする『祓い屋』燈堂一門の当主。
 燈籠の明かりの様に、迷える魂を導くのが燈堂の教えである。
 祓い屋燈堂一門は古くから希望ヶ浜に存在し、夜妖関連で身寄りの無い者などを門下生として養い指導する受け皿として機能していた。副次的に戦闘の後片付けをする掃除屋も受入れている。

 腰に差している日本刀は妖刀『無限廻廊』の分霊。曰く『なまくら』とのこと。本霊は……

 かつて恋人を夜妖憑きとして斬った。
 祓えなかった後悔は、未だに暁月の中で燻っている。

 未練と後悔
 暁月は強力な夜妖『獏馬』を追っていた。
 何人もの人に憑き喰らって来た悪性怪異。
 その中にはかつての恋人も含まれる。
 夜妖憑きとなった恋人を祓えなかった後悔は未だに暁月の中に燻っているのだ。

 死闘の末、獏馬を追い詰める事に成功した暁月。
 されど、偶然にその場へ居合わせた青年に獏馬は取り憑こうとする。
 暁月は青年の命一つで大勢の命が救えるならと覚悟の上でこれを斬った。
 だが、一瞬の迷いに獏馬は善と悪の属性に別たれ、悪の夜妖は何処かへ消え去り。
 残ったのは瀕死の重傷を負った青年と善の獏のみ。

 不可抗力とはいえ暁月の迷いにより、記憶を失い夜妖憑きとなってしまった青年に『燈堂 廻』の名を与え彼の保護者になったのだ。

『掃除屋』燈堂 廻

 燈堂 廻(とうどう めぐり)
 希望ヶ浜学園大学に通う穏やかな性格の青年
 中高生の様な童顔だが成人している
 表向きはカフェ・ローレットのアルバイター
 裏の顔は戦闘の『後片付け』を担当する『掃除屋』

 希望ヶ浜に来る前の記憶が無く、本当の名前や誕生日、年齢は不明
 酒好きだが強くない。絡み酒

 優しく穏やかだが『掃除』に関する事柄になると打って変わって近寄りがたい雰囲気になる
 それは、『獏の夜妖憑き』という性質故のものだった。
 自分が吐いた血で汚れてしまう。
 無意識に生命力を吸ってしまうかもしれない。
 心配してくれる人達を傷つけたくないから。
 そんな思いから、掃除をしている姿は見られたくないのだという。
『獏の夜妖憑き』
 廻は獏の夜妖憑きである。
 獏は共存代償として生命力を消費し続けるのだ。
 己自身で賄える内は良いが、枯渇すれば死に至るもの。
 普通の生活を送るには何ら問題は無い。
 しかし、獏の『思食み』の能力等を使うと生命力が消費される。
 つまり掃除屋として働くことは命を削るということなのだ。
 それを回避するために他者から生命力を貰い受け命を繋いでいる。
 生命力が枯渇してくると、夜妖の性質に意識が引っ張られてしまう。
 無意識の内に他者の傷口を啜った事があり、掃除をする時は気を張っている為、近寄りがたい雰囲気になるのだ。

『共存代償』
 獏の夜妖憑きの共存代償は生命力だ。
 廻の中の生命力が枯渇すれば他者から供給する必要がある。
 生命力譲渡の方法は傷口を啜るなどの方法があるらしい。
『思い』の大きさによって吸収される生命力が違う。
 誰にでも出来る傷口の接触は効果が限定的なのだ。
 ただし、例外がある。
 名を与えた支配者である燈堂 暁月と、
 廻と想いを繋げた相手が与える生命力はより多くの効果をもたらす。
『座敷牢の戦い』
 暗き途を一つの明かりが降りていく。
 木の階段は足を乗せる度に軋んだ音を立てた。
 黒い羽織袴を着た男の後ろには、白い布を被った者が付いてくる。
 赤い紐でお互いを結び、はぐれないように階段を降りていくのだ。

 新月の夜には廻の夜妖憑きの性質が強くなり暴走してしまう時がある。
 だから暁月と共に座敷牢に入り、危険を回避するのだ。

 獏自身の罰は『暴食』だが、月が巡る間に食べた夜妖の性質によって僅かにそちらへ寄ってしまうらしい。
 憤怒の時は凶暴に、色欲の時は甘えん坊に。強欲や暴食の時は欲張りに。
 怠惰の時は寝ているし、嫉妬の時は絡み酒のようになる。どれも性格が少し尖るだけだが。
 廻の罰『傲慢』の時は生命力の譲渡を受付けない。それが一番厄介なのだ。 

その他の住人

『護蛇』白銀
 暁月をサポートする『右腕』ともよべる青年です。
 その正体はこの地を守る『白蛇』の怪異そのもの。燈堂家を守る『家憑き』です。
 この地に燈堂が居を構えた時から存在するらしく青年の姿は仮初めのものです。
 弱き者達(夜妖憑きや怪異など)を守る為、結界を張っています。
 家憑きという性質から燈堂の敷地から離れる事が出来ません。
 外に用事がある時は相方の黒曜を使います。
 料理が得意で子供達が成長していくのを楽しみにしています。
 
「お帰りなさい。さあ、温かいご飯が出来ていますよ」
「暁月さんも廻も。随分と汚れましたね。先にお風呂に行ってらっしゃいな」
『番犬』黒曜
 暁月をサポートする『左腕』とも呼べる青年です。
 黒狼の夜妖憑きです。暁月より体格が良く力仕事はお手の物。
 一見無愛想に見えますが、身内にはとことん優しい兄貴分です。
 自分を拾ってくれた暁月、温かいご飯を作ってくれた白銀には頭が上がりません。
 彼は狼憑きなので耳が4つあります。狼耳尻尾は任意で隠すことが出来ます。

「何? 高いところにボールを飛ばした? 仕方ないな。取ってやる」
「なあ、暁月。廻が廊下に落ちてたぞ。しかも、熱あるぞこいつ」
『守狐』牡丹
 幼い見た目をした金狐の夜妖憑きで、白銀と同じ燈堂を守護する者です。
 燈堂の土地に憑いた白蛇と血に憑いた金狐は互いに手を取り合って子供達を守っています。
 白銀と違い、土地に縛られている訳では無いため外にも自由に出かける事が出来ます。
 特に幼子が大好きで、母の様にあやす姿がみられます。
 卓越した治癒術の持ち主です。
 
「おうおう、よう泣く子じゃのう。よしよし、今、白銀がミルクを作っておるからのう」
「何じゃ、暁月。その怪我は……! 動くでない。今、治してやるから」
『門下生』と『管理人』と『子供達』
 燈堂一門には合わせて20~50人ほどの門下生と管理人と子供達が居ます。
 門下生の中には湖潤・狸尾、湖潤・仁巳、煌星 夜空、剣崎・双葉などが居ます。
 彼等は祓い屋や掃除屋として一人前になるために修行しています。

 門下生や施設のお世話をする管理人も存在します。
 管理人は燈堂の外に出る事が出来ない夜妖憑きや良性の怪異の受け皿になっています。
 料理や掃除、庭師やお風呂番など様々な仕事があります。

 小さな子供たちも居ます。
 夜妖関連(特に夜妖憑きの事件)で身寄りの無くなってしまった子供達を保護し、里親の元へ送り届ける役割も担います。
 そのまま門下生となる子も居るようです。

宿敵・悪性怪異――『獏馬』

 燈堂の宿敵

『悪性怪異・獏馬』

 夢に移ろう悪夢<ナイトメア>の名を持って闇駆ける。
 魂を喰らう者――

 獏馬(ばくま)
 夜夢を駆け、記憶と魂を喰らう、悪性怪異。燈堂の宿敵。
 普段は夢の中に潜んでおり、見つけるのが困難。
 しかし、取り憑かれた人は記憶と魂を食べられ死に至る。

 暁月に追い詰められ、善と悪の夜妖に分かれた。
 善の夜妖は廻に憑き『あまね』と名が与えられる。
 悪の夜妖は何処かへ消え去り、消息不明。

 澄原龍成(すみはらりゅうせい)
 悪性怪異『獏馬』の夜妖憑き。
 澄原晴陽の弟
 廻の事を気に入っている。
 それは雨の降る裏路地で優しさを貰ったから。
 廻と分かれた直後に『獏馬』の夜妖憑きとなる。
 目的は、現時点では不明。

これまでのあらすじ

 これまでのおさらいです。
・舞台は希望ヶ浜。
 夜妖憑きを祓う、祓い家の『燈堂一門』のお話です。
・燈堂家は悪い夜妖憑きを祓って、良い夜妖憑きを保護しているよ。
 当主は暁月。廻は掃除家をお手伝いしているんだ。

・廻は記憶喪失で、暁月に保護された経緯があるよ。
・イレギュラーズは祓い屋のお仕事を手伝うことがあります。
 悪い夜妖を祓って、人々を助ける大切なお仕事です。
・廻の掃除の力は実は僕(あまね)の能力だったんだ。
 僕(あまね)の能力は、廻の生命力を使うんだけど、
 消費が激しいから、廻はよく倒れたり血を吐いたりするよ。
 生命力は他人から貰う事が出来きるけど、心配だね。
・暁月さんは漠馬という悪い夜妖憑きを追っています。
 でも、仕留め損ねて悪と善に分かれてしまいました。
 その時に重傷を負って記憶喪失になった僕(廻)を保護してくれました。

・近頃、僕達、善と悪の獏馬が近づいてるよ。
 元々同じ存在だから引かれあうんだね。
・龍成は廻を探してるよ。何だか怖いね。
・実は龍成は獏馬の夜妖憑きだったんだ。
・龍成は廻と会ったことがあるみたい。
・龍成は暁月に『お前の大事な物を奪いに来た』と宣言したよ。
 これからどうなるんだろう。目が離せないね。

・どうしよう!? 廻が倒れちゃったんだ
・廻の意識は龍成に連れ去られたみたい。
 急いで助けに行かなくちゃ!

これまでのお話

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