SS詳細
幸せの檻
登場人物一覧
- ジェック・アーロンの関係者
→ イラスト
名前:胡桃夜ミアン(くるみやみあん)
種族:夜妖(精霊)
性別:女性
外見年齢:8歳(実年齢は不明だが、幼子のよう)
一人称:私
二人称:あなた、呼び捨て、眞哉、海晴、明煌
口調:ね、かな、なの、かも?
特徴:プラチナブロンドの髪にヘリオトロープの瞳。
設定:
煌浄殿に封じられている呪物の一人。実方眞哉と共に二ノ社に置かれている。
ビスクドールのように美しい見た目で、とても小柄である。
しかし、その能力は強く、封じられる以前は高位精霊に匹敵する力を有していた。
現在は煌浄殿の管理下に置かれ、明煌と海晴の命令に従う事である程度の自由を得ている。
海晴と眞哉とミアンで呪物の回収に当たっているのだ。
再現性山梨の勝沼ぶどう郷駅近郊の神社でご神体として祀られていた精霊。
タチの悪い信者たちはミアンを使って大規模な殺戮を企てていた。
無関係の人達を巻き込む残虐な儀式に荷担させようとしたのだ。
それを察知した深道家は彼女の封印回収を決断する。
その儀式の最中に抜け出したミアンは眞哉と出会った。
見た事の無い夜妖憑きにミアンは興味を引かれ、眞哉ともっと一緒に居たいと願ってしまったのだ。
恋愛というには幼すぎる純粋な好意。楽しい嬉しいがミアンの中であふれた。
ミアンの心の変化は儀式を加速させた。彼女にもこの儀式を止める術は知らされていなかった。
――私は初めて信者たちの期待に応えたくないと思ってしまった。
それに、とても怖い者が私を罰しに来る。
「怖いよぉ、助けて。眞哉」
泣きながら眞哉に助けを求めた。
眞哉は私を罰しにきた明煌の前に立ちはだかってくれた。
でも、押さえつけられて。
怖かった。とても怖かった。
だから、必死に抵抗した。
たくさん、たくさん、明煌を傷つけた。
明煌は血だらけになって、それでも私は勝てなかった。
きつく縛られて。息が苦しくて。意識が遠のいて。
明煌は最後にあたたかく抱きしめてくれたの。
その後、明煌のお陰でミアンは大した怪我も無く回収された。
力を制御出来ず暴走していた彼女にとってそれが最善だった。
それに眞哉と一緒に居られる今の煌浄殿の暮らしはとても気にいっている。
「あとで、マンゴープリンたべよ眞哉」
「廻がお土産に買って来たやつか。楽しみだなミアン」
「ん……」
- 幸せの檻完了
- GM名もみじ
- 種別設定委託
- 納品日2022年08月24日
- ・ジェック・アーロン(p3p004755)
・ジェック・アーロンの関係者