SS詳細
巣立ちを経て
登場人物一覧
名前:詩乃(しの)
種族:夜妖(精霊)
性別:女性
外見年齢:5歳ほど
一人称:私
二人称:君、あなた、呼び捨て、サクラ、ミアン、明煌
口調:なの、かな、かも?
特徴:薄桜色の長髪。水色の瞳。5歳ほどの童女の姿をしている。
設定:
『英霊』巳道の成れの果て。
イレギュラーズが深道三家の信仰を塗り替えた為、役目を終え消えようとしていた。
しかし、サクラが新たな道を示し、自分の為に生きる事となった。
力の殆どを失い精霊になったのだ。事象的には神逐に近い儀式的な契約をした事になる。
巳道であった頃の記憶も曖昧で、童子のように振る舞う。
実際に生まれたばかりの精霊の子供と同じようなものである。
元々は銀詩石影という名を与えられた白い蛇だった。
クロウ・クルァクと戦い喰われた白鋼斬影の妹にあたる。
白鋼斬影がクロウ・クルァクを倒す事を願われた際に、人々を守る為に置かれた存在。
戦う矛としての信仰を白鋼斬影が、守る盾としての信仰を銀詩石影が担った。
銀詩石影は深道の子らを見守る母神(しんこう)となったのだ。
詩乃という名前はサクラがつけた。
銀詩石影という名の英霊は居なくなり、精霊として生まれ変わったからだ。
その際に銀髪金瞳からサクラの色を僅かに取り入れて薄桜色髪水色瞳になっている。
戦いの後、煌浄殿二ノ社にて一時的に預かる事となった。
本来の主はサクラであるが、力のコントロールを覚える為に修行を積むらしい。
元々が英霊巳道であることから、深道の人々には敬意を払われ、可愛がられている。
特に同じ夜妖であり、二ノ社で一緒に住むことになった胡桃夜ミアンとは仲良し。
仮初めの主である深道明煌はまだ少し苦手である。
単純に見た目が怖いのもあるが、底知れぬ闇を感じてしまうからだ。
たまにお菓子をくれるから、少しずつ慣れていってるらしい。でも、怖い。
明煌と会う時は二ノ社の管理人である深道海晴かミアンの後に隠れている。
一の鳥居の中でサクラが来るのを待っている姿をよく目撃される。
詩乃が修行を終え煌浄殿を出るまでサクラには二ノ社まで来る『許し』が与えられている。
ただし、神域には立ち入ることは出来ない。