PandoraPartyProject

SS詳細

『守狐』牡丹

登場人物一覧

時尾 鈴(p3p009655)
いつまでも傍に

名前:『守狐』牡丹
種族:怪異
性別:不明(普段は女性の姿で居る)
年齢:不明(数百年単位で生きている)
一人称:妾
二人称:お主、呼び捨て
口調:じゃ、なのじゃ、のう?
特徴:幼い見た目をした金狐の怪異。白銀と同じ燈堂を守護する者。
「おうおう、よう泣く子じゃのう。よしよし、今、白銀がミルクを作っておるからのう」
「何じゃ、暁月。その怪我は……! 動くでない。今、治してやるから」
設定:
 燈堂の土地に憑いた白蛇と血に憑いた金狐は互いに手を取り合って子供達を守っている。
 白銀が内側に向けて結界を張るのに対し、牡丹は外側に向けて結界を張るのだ。
 二つを合わせて強固な陣を形成している。それは弱き者達を守る揺り籠である。
 白銀と違い、土地に縛られている訳では無いため外にも自由に出かける事が出来る。
 特に幼子が大好きで、母の様にあやす姿がみられる。卓越した治癒術の持ち主。

 当主の暁月が時尾 鈴を拾って来た時の事はよく覚えている。
 暁月に抱えられて耳を伏せた状態で連れて来られたのだ。
「まーた、お主! 人間を猫を拾うみたいに連れ帰ってくるでない!」
「いや、この子、割と猫じゃない?」
「何を言うておる! 減らず口はこの口か!」
 ぽこぽこと殴り付ける小さな手が本気では無い事を鈴は読み取った。
 床に降ろされた鈴は恐る恐る牡丹を見上げる。
「……まったく。だが、此処に来たからには、もう大丈夫じゃぞ。猫少年」
 温かなブランケットと共に牡丹の腕が鈴を包み込んだ。
「今日からここがお主の家じゃ。妾達が家族じゃ。もう、怖くないからの」
 暁月が連れ帰ってくるのはどうしようも無く行き場の無い子供達。
「名前を教えてくれるかの?」
「時尾 鈴……です」
 ブランケットに包まって安堵の涙をぽろぽろと零す鈴の頭に、牡丹の小さな手が乗せられた。

「――あれからもう、一年になるのう。すっかり馴染んで頼もしい門下生じゃ。のう鈴」
「牡丹さん! 嬉しいです。……それで、次は何を手伝えば良いんですか?」
「ふふ、お主も随分と物わかりが良くなったのう。次は洗濯じゃ!」
「はい!」
 そんな会話をしながら牡丹と鈴の尻尾が揺れて遠ざかっていくのを、暁月が目を細め見つめていた。

  • 『守狐』牡丹完了
  • GM名もみじ
  • 種別設定委託
  • 納品日2022年01月19日
  • ・時尾 鈴(p3p009655

PAGETOPPAGEBOTTOM