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陽だまりの子供
登場人物一覧
- すみれの関係者
→ イラスト
名前:周藤日向(しゅうどうひなた)
種族:ウォーカー(夜妖憑き)
性別:男性
年齢:15歳
一人称:僕
二人称:君、~さん、~ちゃん、~君、すみれ
口調:だね、だよ、でしょ?
特徴:管狐の夜妖憑き、パンドラは持っていない、剣の腕が立つ
設定:
深道の家に生まれた
それでも夜妖憑きになれるだけの素養はあり、いつか召喚される事を夢見ている。
深道三家に生まれても夜妖憑きになれない者も居るが、日向は比較的素養があったのだろう。
幼い頃から友達だった管狐の夜妖が力を失い消えかかっていた際、助ける為に宿主になる事を選んだ。
「大丈夫。ハルは僕の友達だから。ずっと一緒だよ」
夜妖憑きになるということは、少なからず代償を負うということだ。
ハルと呼ばれた管狐との契約。その共存代償は日向と食を共にすること。
日向が食べた栄養の半分を管狐に譲るということだ。だから、日向は人の倍ご飯を食べる。
いつもお菓子を持ち歩いているらしい。
狐憑きということで、周藤へと養子に出されている。
深道三家では能力がある者は在るべき場所に居なければならないという教えがあるので、養子に出される事は気にしていない様子。
燈堂の無限廻廊が不安定だという情報は管狐から聞いた。
深道と周藤の当主が動く前に、先駆けの情報収集として管狐を持つ日向が使いに出されたのだ。
しかし、『建国さん』の干渉を調べている途中で異世界で迷子になってしまった。
管狐を頼りに人の気配のする方へ向かった所、偶然すみれ達と出会ったのだ。
美しいすみれの姿にとても驚いて、気になっているらしい。
「ねえ、すみれ。僕と友達になってよ!」
しばらくは燈堂家に滞在する予定らしい。
暁月とは幾度か本家深道の宴で合った事があるが廻とは初めて顔を合わせる。
系譜としては暁月の叔父の子供。従兄弟にあたる。
日向の上には、兄の和輝、姉の夕夏が居る。
和輝は夜妖憑かず、夕夏は黒蛇憑き、末弟である日向に両親は多大な期待を寄せる。
しかし、日向は『神隠し』に合わなかった。両親の落胆は上の兄姉よりも大きかった事だろう。
周藤の当主、夜見とは比較的仲が良いらしく、よく一緒に居る所を見かけるらしい。
もし、無限廻廊の綻びの原因が分かり、簡単に排斥できるのなら其れを斬れと、命令を受けている。