シナリオ詳細
<鉄と血と>悪しき狼
相談期間中
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オープニング

●『悪しき狼』
それは、ひたひたとやってくる。
おぞましき冬の知らせ。びゅうびゅうと風が吹けばその獣は氷の牙を突き立てるだろう。
扉をも蹴破り、獣は全てを蹂躙して去って行く。それは災いの象徴だった。
冬の狼は唯、腹を空かせていた。目に映る者全てを食べてしまうのだ。
月を喰らって、深い夜を作った。
太陽を喰らって、陽など遠ざけた。
そうして世界を深い深い冬に閉ざしてしまうのだ。
そんな狼は、手脚をもがれ、首を落とされて封じられた。
いまや、静かに眠るその狼が暗い夜には姿を見せる。
――だから、雪深い夜は一人で外に出てはいけないよ。悪い狼に食べられてしまうから。
「おばあさま、救いはないの?」
兎の耳を生やした少女が、血の繋がらぬ『祖母』に問うた。
ふかふかとしたベッドで子供にこの御伽噺を語り聞かせる風習がヴィーザルには旧くからあったのだ。
冬の夜は一人で出て行ってはいけない、フローズヴィトニルに食べられてしまうから。
そんな御伽噺が教訓として語られるのだ。耳を傾けた娘の頭を撫でながら『祖母』は笑う。
「いいえ、そんな狼にも少しだけ救いが合ったのでしょうね。狼を愛した人が居たのです。
その人の心が、狼の力と混ざって『狼の唯一の理解者』になった。その優しい心こそ、冬を終らせる春の魔法なのですよ」
アルア、と呼んだ『祖母』は腹をぽん、ぽんと叩きながら微笑む。
「春?」
眠気眼を擦った娘に『祖母』は――ブリギット・トール・ウォンブラング (p3n000291)は微笑んだ。
「ええ、春ですよ。冬の雪が溶ければヴィーザルにも春が訪れます。
春の訪れを告げる白花を見付けに行きましょう。だから、今日はお眠りなさい。アルア、わたくしの可愛い子供達」
死の神よ。スケッルスの槌よ。まだ振り下ろさないでおくれ。
空の盃に並々と注ぐその日が来たならば、この体など雷に打たれて朽ちても構わない。
革命派だけではない。出会った全てのイレギュラーズがブリギットにとっては優しく、可愛い子供達だった。
大切な命の数々。例え、『村の子供達だと誤認していた』だけであったとしても、愛着は本物だった。
無条件で愛した。無条件で護りたかった。ただ、子供達が――イレギュラーズが笑っていてくれるだけで良かったのだ。
「わたくしは、ただ、幸せになって欲しかっただけなのです。
だから……だからこそ、この『冬』を終らせなくては――例え、何が起きたって」
フギン=ムニン。
貴方がフローズヴィトニルでバルナバスの権能を喰らい寝首を掻くことが狙いならば。
……わたくしだって。
この命が朽ちて仕舞っても構わないのですから。
●フギン=ムニン
男はラサの出身である。言葉には出来ぬ薬品ばかりを扱っていた薬屋の跡継ぎとして産まれた。
だが、生活は切り詰めても足りない程。だからこそ、悪い薬に、悪い人間に、と縋るように手を伸ばしてしまったのだ。
ある時、母は幻想貴族の男に求められて合法ではない強い薬を調合して売りつけた。
薬を盛られたのは名のある貴族だったらしい。薬の出所を突き止められ、傭兵は青年の生家を蹂躙した。
命辛々、幾許かの薬を手に逃亡した男を拾ったのは『蠍座』の如き輝きを有した男だった。
男には力も無い。持っていたのは僅かな薬と薬学の知識、それから、ほんのちょっとの貴族とのコネだった。
――生きていたいのです。
懇願し、その膝に縋り付いた時、プライドなんてチンケなものは持ち合わせてやなかった。
男は詰まらなさそうに「勝手にしろ」と言った。興味も持たなかったのかも知れない。
彼に認められれば生活も楽になろう。その気持ちで彼の傍に居ただけだったというのに、情が移った。どうしようも無く魅せられた。
所詮は下層の、底辺の人間だ。恵まれてなんかいない。
だと言うのに、莫迦みたいな理想を、莫迦みたいに追掛けるその人が眩くて、堪らなかったのだ。
そんな理想の後を継ごうとした己だって莫迦者だ。何とでも云って笑えば良い。
だが――たった一つの命の使い方ぐらいどうしたっていいだろう。
バルナバスだって、どうでもいい。
鉄帝国だって、どうでもいい。
すべては、あの人が、眩きただ一つの蠍座の光が目指した『もの』を得たかっただけなのだ。
「いやあ、お涙頂戴だねえ」
手を叩いた『脱獄王』ドージェは寒々しい氷の城の中で笑っていた。
フローズヴィトニルの冬の力を伴い、急造されたこの場所は鉄帝帝都の郊外に位置している。
『アラクラン』の本拠とされたその場所の最奥で『フローズヴィトニル』の覚醒が始まろうとしていた。
そんな危険地帯に彼が居るのは単純明快、この場所に居ればイレギュラーズがやってくる。綺麗な目玉に、美しい腕、特別なパーツを持った者達を多く見、殺せば奪う事が出来るからだ。
「それで? 総帥はどうするんだったかなあ」
「あはは、ドージェがとぼけてる」
「絶対、言わせたいだけだよね」
手を叩いて笑っているのは魅咲と乱花と言う二人の魔種だった。少年のなりをしている二人は外交官ローズルに連れられ遣ってきた。
ただの賑やかしのつもりなのだろうが、魅咲はフギン=ムニンの理想の物語に興味を持った。
ただ、その飽くなき知識欲だけがこの場に二人を留まらせ、二人を戦いに駆り立てているのだ。
「……茶化していますか」
「「いいえ!」」
不機嫌そうに眉を吊り上げたフギンに乱花と魅咲が首を振る。クロックホルムが嘆息し、ローズルは笑った。
「――フローズヴィトニルの『覚醒』を」
生憎ながら欠片自体はイレギュラーズの手に渡ってしまった。だが、フローズヴィトニルの『首』たる主の封印はフギン=ムニンの手の内だ。
現在ではビーストテイマーとして高い能力を有していたクラウィス=カデナが『自身の使役生物』であった相棒の2匹の狼を引き換えに『フローズヴィトニル』とパスを繋いでいる状態になる。クラウィスの生命力と2匹の狼の力を引き換えにしながらフローズヴィトニルは無数の分霊を作りだし獲物(イレギュラーズ)を待っているのだ。
「クラウィスだけで足りなくなったらどうするの?」
「ええ、勿論。何だって餌にしましょう。そうしてその肉体が実体化し、覚醒にあと一歩となればフローズヴィトニルはこの場所を飛び出して行くはずです」
目的はバルナバスの権能たる太陽だ。それを喰らえばフローズヴィトニルは覚醒し、この国を冬に閉ざすだろう。
だが、制御は『要石』を有すれば容易だ。クラウィスが死したならば、次はエリス・マスカレイドを捉え、その力を要石にでも込めれば制御しきれるだろう。
……余波で幻想や天義、ラサ辺りは冬に飲まれるかも知れないが必要な犠牲だと認識しておくべきだろう。
猛吹雪に閉ざされた鉄帝で新たな王国を作り上げることこそがフギンの目的なのだから。
「そんなに上手くいきますでしょうか」
「さあ?」
「おや、珍しい。貴方ともあろう人が曖昧な答えを返すのですね」
ローズルは穏やかに微笑んだままフギンを眺めた。強い精神力を有する青年は悪辣で有ながら憤怒の声には靡かない。
ただ、愉快だからトコの場所に居座っている外交官にフギンは「少々、困ったことがありましてね」と肩を竦めた。
一つは、革命派を瓦解させるべく送り込んだブリギットの事だった。
『革命派の象徴』であったアミナを反転させ、派閥を分解させてイレギュラーズの余力を削る事が目的であったが、失敗に終わっている。
アミナは改めて人民軍と共に戦う決意をし、ブリギットなど『狂気』に蝕まれながらも僅かな正気を保っている。
あれだけ愛情の強い女だ。イレギュラーズの事を我が子のように思って居る。何をしでかすかは分からない。
もう一つはと言えばエリス・マスカレイドがイレギュラーズと好意的である事である。
どのみち彼女はフローズヴィトニルのためにこの場所にやってくるだろうが――さて、その時にイレギュラーズがその命を守り抜く可能性がある。
エリスならば何処で死んだとて、その気配をフローズヴィトニルが逃すわけがない。さっさと何処かで野垂れ死に糧にしたかったのだが銀の森のガードは強かった。
「……バルナバスが太陽を喰わせるわけがないというのは考えないのですか?」
「よい質問ですね、クロックホルム」
嘗ては幻想騎士であり、己の主人であった貴族に手酷い裏切りを受けた事で憤怒に寄り添った男は肩を竦める。
フギンは「あの男はその様な事を考えやしないでしょう」と静かに告げた。
どのみち、其れは最期だ。その前にあの太陽が全てを無に帰す可能性もある。その場合はフローズヴィトニルの氷で己達だけでも守り抜けば良いのだ。
「だからこそ、心配事の二つだけをどうにかするだけです。イレギュラーズはあの手この手でこの城の陥落を狙うでしょうからね」
「しつもーん! この城って、フローズヴィトニルが死んだら消え失せるんすか?」
「はい。乱花。その通りです」
ならば――護るべきは単純明快フローズヴィトニルなのだと魔種の少年達は笑った。
●氷の城にて
「……途轍もない気配です」
ふるり、と震えたのはエリス・マスカレイドであった。『氷の精霊女王』はわがままであっても連れて行って欲しいとこの場までやって来た。
城の周りは吹雪に包まれ、雪が聳えるように積もっている。
その一体だけが深い冬ののようであったのだ。春を忘れた『冬』の領域だ。
「この先にフローズヴィトニルがいます」
エリスは指差した。封じられ悪しき獣が腹を空かせて待っている。
「あれを封じなくては……わたしの、命に代えたって」
エリスは震える声で、そう言った。封じる為にはフローズヴィトニルの近くに行かねばならない。
エリス・マスカレイドは『善性』の欠片だ。フローズヴィトニルの中に存在したそれは分かたれ、力の管理者としての役割を担う。
外付け制御装置、と表現するのが正しいのだろう。彼女の強力なくしては封印を行なう事は出来まい。
――エリスは要石を破壊するように言っているが、フローズヴィトニルの再封印には要石が必要なのではなかろうか。
まさか、エリス自身が要石の代わりになるつもりなのでは……
その様な推測を行なった者も居た。その通りだとはエリスは答えやしないが『最悪の場合』はそうする事も出来る。
……その決断を出すには未だ遠い。その前に、この城を攻略し狼の前に辿り着かなくてはならない。
降り積もる雪が全てを閉ざす。
天は鳴くように光を走らせた。
春は、まだ遠い――

- <鉄と血と>悪しき狼Lv:50以上相談期間中
- GM名夏あかね
- 種別ラリー
- 難易度VERYHARD
- 依頼公開日時2023年03月02日 21時05分
- 第4章募集中74人
- 総採用数457人
- 参加費50RC
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第4章
第4章 第1節
●『封印』
それは、ひたひたとやってくる。
おぞましき冬の知らせ。びゅうびゅうと風が吹けばその獣は氷の牙を突き立てるだろう。
扉をも蹴破り、獣は全てを蹂躙して去って行く。それは災いの象徴だった。
冬の狼は唯、腹を空かせていた。目に映る者全てを食べてしまうのだ。
月を喰らって、深い夜を作った。
太陽を喰らって、陽など遠ざけた。
そうして世界を深い深い冬に閉ざしてしまうのだ。
そんな狼は、手脚をもがれ、首を落とされて封じられた。
いまや、静かに眠るその狼が暗い夜には姿を見せる。
――だから、雪深い夜は一人で外に出てはいけないよ。悪い狼に食べられてしまうから。
そうやって『狼』は産み出された。悪しき狼フローズヴィトニル。
恐ろしき冬の化身に一人の魔女が声を掛けた。
「あなたと、話すことはできませんか」
命を分け与えても良かった。束の間の奇跡を求めるように、死と隣り合わせに魔女は狼を抱き締めた。
そうして作り上げられたのが一人の娘だ。
艶やかな銀の髪、柔らかな肢体。ただのひとと変わりの無い姿。
ディスコルディアと名付けられたそれはフローズヴィトニルと対話をするために産み出された『精霊』だった。
彼女は一人の娘と出会った。冬を愛し、春へと導く穏やかなそのひと。
ディスコルディアに混ざり込んだのはウォンブラングと喚ばれた地の、一人の娘の優しい心だった。
「春の訪れを告げる白花を見付けに行きましょう。だから、今日はお眠りなさい。『エリス』、わたしの大切な――」
――……わたしが、フローズヴィトニルと同化し一緒に眠るのです。それは個を失うからこそ、死を意味していると、言えるでしょう。
元に戻るだけ。そう告げようともイレギュラーズは赦しはしないだろうか。
エリスはオデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)の言葉を思い出す。
「エリスはディスコルディアじゃなくてコンコルディアに改名すべきよね。
こんなに周りに人を集めておいて不和だの災いの名だのってあまりに似合わないわ。
……フローズヴィトニルとも間を取り持ってるんだから不和より調和よね」
不和だ、災いだ。名がその存在を顕していたのに。その様な事を言うのだから、つい、絆された。
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)の狙い、『フギン=ムニン』を封印の代償に使用することが出来るのではないかと考えた。
それによってどの様な影響が出るかは分からない。
それでも、彼女達が自分の為に努力をしてくれるから『それも有り得る』かもしれないと考えてしまったのだ。
「ギュルヴィをですか」
ブリギットの問い掛けにエリスは小さく頷いた。
「できるかは、わかりません。もしもの時は、わたしはブリギットちゃんが」
「わたくしで構いません。
……わたくしの可愛い孫娘達は無茶をするのですもの。何度言い付けたって聞きやしない」
唇を尖らせるブリギットは幼い顔立ちをして居た。おばあちゃんと呼んで欲しいと願えども、長らくの時を過ごした幻想種は未だ年若い娘のような仕草を見せる。
「ブリギットちゃん。これを……ヴァンくんを……『機動』すれば、良いんですね?」
要石を握りしめながら、夢見 ルル家(p3p000016)は問うた。共に要石を手にした如月=紅牙=咲耶(p3p006128)はひりつく痛みを抑えるように手を撫でる。
二人でクラウィスから奪取した事で生命力を糧としたその石の代償を分け合うことが出来たのである。
要石ならばレイチェル=ヨハンナ=ベルンシュタイン(p3p000394)が考えた獣を捕える鎖(グレイプニル)をもう一度編み上げることも出来よう。
「クラウィスちゃんは……?」
血を拭ったメリーノ・アリテンシア(p3p010217)の問い掛けにエリスは「あの子はわたし『達』の影響を受けすぎています」と暗い表情を見せる。
「まだ、あの子に繋がっている。だからこそ、あの子が生きている内に奪った『要石』を利用すれば……。
メリーノちゃん。あなたが体を張ったから、こそ。ゲオルグちゃん。あなたが声を掛けたからこそ出来る選択です」
要石で『鎖を作る』という遺失魔法を使用するためには生命力という代償が必要だ。
その代償をクラウィスに払わせることになるのかとゲオルグ=レオンハート(p3p001983)は暗い表情を見せる。
しかし、必要とするのはそれだけではない。
「そして、フローズヴィトニルを眠らせるためにこの場に繋ぐ為にも……」
エリスが不安げに唇を震わせた。
「大丈夫だよ、皆で考えるから」
奇跡を乞うて、要石の使い方を手に入れた。
あの時、願ったのだ。ンクルスは『拡張性』というギフトを駆使して、一つでも未来が切り開けるように。
それは無機物と接続し、自分の体の一部のように使用する事が出来る場合があると云うささやかなものだ。
けれど――構わない。『おばあちゃん』の為だった。
「皆に創造神様の加護がありますように!」
奇跡が欲しい。『創造神様』が居たら、今、何てお願いしようか。
多分、きっと――誰も犠牲にならない方法を求めるから。
「無茶ばっかりして」
抱き締めるブリギットの腕の中で、ンクルスは笑った。
「おばあちゃんは、どうしたい?」
「……わたくしは、イレギュラーズが、可愛い子達が傷付く未来がないようにとずっとずっと、願っています」
フローズヴィトニルを封じ、春を求める為に。
フギン=ムニンを倒し、氷の城を終らせるために。
――選択を。
=================
●必須オーダー
『フローズヴィトニル』の封印
●封印の手順
1)フローズヴィトニルの動きを制限する
2)『要石』を『起動』する。
3)代償を支払いフローズヴィトニルをその場に繋ぎ止める
「フローズヴィトニルは半分ほど顕現しています。だからこそ、それをこの場に眠らせるためには強大な力が必要なのです」
エリス・マスカレイドこと『ディスコルディア』曰く、封印の技術も『遺失魔法』の一種に当たる為、何が起るか分からないそうです。
●敵勢情報
・『要石』
古い封印具。使用方法はンクルス・クー(p3p007660)さんが理解しているでしょう。
使用する際には代償が必要です。それこそ、強大な力が。
可能性(パンドラ)であろうと滅び(アーク)であろうとも。代償は何方でも構いません。
エリスは『自分(フローズヴィトニルの制御装置)』か『ブリギット』か『フギン=ムニン』が代償になれるのではないかと示唆しました。
イレギュラーズを代償にすることは彼女とブリギットが拒んでいます。
・『フローズヴィトニル』
ダメージが蓄積され、最早弱っています。動きを完全に食い止める為には足止め役は必要でしょう。
要石がイレギュラーズ側に渡っているため、フギン=ムニンからは切り離されています。
・フギン=ムニン
『魔種』です。革命派ではギュルヴィと名乗っていた男。
新生・砂蠍と呼ばれた幻想王国を襲った盗賊団の頭領キングスコルピオの副官。イレギュラーズには一度の敗北経験が有ります。
イレギュラーズ三人を捕虜にし、裏切りを促し、二人を死亡させました。
『バルナバス』によって反転したため強大な魔種です。聡明な男でしたが今は『憤怒』に反転したため衝動的な部分が多く見えます。
――つまり、今の彼は怒らせれば隙が多いのです。
そして、強大な魔種である事からエリスは彼を楔に『ぶちこんでやればいい』と言う考えも示しています。
捕縛すれば可能かもしれませんが……。
・クラウィス・カデナ
フローズヴィトニルと強く繋がり狂化している魔種です。本来は心優しい青年ですが、今は狂って居ます。
メリーノ・アリテンシア(p3p010217)さんとゲオルグ=レオンハート(p3p001983)さんを殺してやると叫んでいます。
……もしかすると、大切なものを喪わぬ二人に憧憬を抱いているのかも知れません。
・ブリギット・トール・ウォンブラング
『魔種』です。ウォンブラングというフギンが滅ぼした村の長。フローズヴィトニルの御伽噺を語らった『最初の地』
封印には長けた能力を有しているため、己をパスにフローズヴィトニルを眠らすことが出来ると考えて居ます。
また、ブリギットは現在はほぼ正気ですが、何時狂気に陥るかも定かではありません。魔種を元に戻す方法は確立されていないため、己とイレギュラーズが殺し合うことになるならば此処で皆の役に立ちたいと考えて居るようです。
===第四章援軍===
・豊穣軍(『霞帝』、『四神』青龍&朱雀&白虎&玄武&黄龍)
霞帝:前に出たがりおじさん。豊穣郷の一番偉い人。四神の召喚を行なう事が可能。その力を借りて刀の召喚と攻撃を行ないます。
黄龍:加護により重傷率の低下
青龍:伝達&ヒーラー
玄武:タンク&アタッカー
朱雀・白虎:アタッカー。朱雀は飛行可、白虎は不意打ちを受けづらいです。
・海洋軍(海洋軍人、海洋艦隊)
※海洋艦隊は外からの援護射撃です。外への指令は青龍の『権能』を使用して下さい。
相談掲示板
豊穣援軍の動きもそのような流れになる、かと。
ともかく【不殺】が必要そうですね。持って行きます。
二の轍は踏まなぬ。拙者もフギンの確保にお供しよう。
不殺手段はあるが、火力不足になるな。フローズヴィトニルの抑えに回ろう。
あとは必要そうなことをするよぉ
思うところがあって、クラウィスさんの回復に回ろうかと考えているよ。
当人に狙われるのも考慮に入れて、という感じ。
個人的には、叶うならここで犠牲になってほしくないと思っているけど、少なくとも、今は彼に生きていてもらわないといけないみたいだから、皆の邪魔にはならないかなって。
なるほどね……オッケー。騎兵隊はフギンムニンを相手にしに行くわ。
狼を殴るのにも飽きてきたし。ちょっと、個人的な因縁にも決着を付けたいからね。
要石を起動させれば、遺失魔法で鎖の編み上げが出来るンだな。んで、鎖で狼を縛れる──と。
…クラウィスが生きてる内に要石を起動させるの、狙えるだろうか。
狙われそうなめーちゃんを守りながら戦うつもりだ。
後は彼には眠ってもらうだけ、眠らなきゃ春を知らないそうやって定められた子。
どうやったらよりよく安らかに眠れるか考えたいところね。
ま、それはそれとして楔にぶち込めそうなやつがいるんでしょ?それで犠牲が避けられそうならいい話だわ。
ゲオルグ殿には申し訳ござらぬが、再封印への道がどの様な結末を迎えるにせよ、
エリス殿やブリギットを犠牲にしない為には要石がまず必要であるなら
確実な別案が出るまではクラウィスを討つ心算でいるでござる。
今迄の依頼を見る限り、要石を制御しているのは彼でも本来の所持者はフギンの筈。
もし制御が解除されたらクラウィスの代わりが現れるまでフギンが命を削り制御をするならば、そこに好機があると考えているでござるよ。
エリスを生かす方法… …出来るかは…分からないけど…その提案…していい…?
僕等がフローズヴィトニルを弱体化させられたら…フルパワーの時とのその差分…エリスも力を使い切らずに済むんじゃないかな…?
可能性としては…ありそうな気がして…
…僕等の頑張り次第…だけど…
おじさんが生きてる状態で拘束しに行こうと思ってる
やっと、ウルフハントの時間だわ。
フローズヴィトニルに攻撃を敢行するわ。私……欠片持ちが積極攻勢に出た場合の影響、何かしらあるかもしれないしね。
結論はまだだ。
なら、ギリギリまで俺は最善を模索するぜ。なんせ、諦めが悪いンでなァ。
封印は遺失魔術らしいな。
『御伽噺の最初の地』がウォンブラングなら、其処の長に口伝されてる内容があるかもしれねぇ。
遺失魔術を再現するヒントがあるかもしれないからな、ブリギットに話を聞いてみたいと思う。
私たちの持ってるフローズヴィトニルの翔ではダメなのかしら。それとも可能だとしても何か不足してるのかしらね。
フローズヴィトニルを抑えるのはそうだけど再封印の方法をなんとか探らなきゃだわ。
少なくとも勝手に死なれる事は無さそうです。重畳と言えるでしょう。
それではフギン・ムニン……の前にフローズヴィトニルですね。
中佐をぶっ飛ばせば状況が動きそうな気がするので、自分はそちらへ。
彼女の意思とか彼女を想っている人とか魔種がどうこうとか、そういうのもありますけど。
妥協と諦めと上からの自己犠牲で、俺達に選択と悲しみを押し付けるのが気に入りません!
死んでも良いのなら、一緒にフギン・ムニンとバルバナスをぶっ飛ばしてからでも良いでしょうに!
どうやら寝惚けているようなので、ちょっと目を覚まさせてきます!
おばあちゃん、何を言ってるの?
代わりに犠牲になるなんて、そんな必要ないよ!
だって、ボクは最初からエリスちゃんを犠牲にするつもりなんてないんだもん
だから代わりなんて必要ないよ
俺も彼女と縁はないけれど、敵意がないし彼女を慕ってる人たちもいる以上は彼女の意思は可能な限り尊重するのを支持するけど、かといって取引に安直に応じても彼女と関わった人たちがそれで納得できるのか……っていうのも思うし。
魔種である以上は倒さないといけないのは事実だけれども、お互いに納得の行く別れ方ができるならそれに越したことはないと思うんだ。
封印されるって事は魔種が一人減るってことですよね。出来なければ、自分を倒せと――
……どうすればいいのか、正直言ってわかんないです。
ただ、欠片を持つ者として何が出来るのか。それをおばあちゃんやエリス様は何か知ってないでしょうか。
ブリギットが僕達イラギュラーズ…特に縁のある人達の為を思って命を投げ出そうとするのは…僕は反対かな…
命を投げうる場面を変えて貰うのはどう…?
例えば最終決戦の時…僕等と一緒に戦う…とか…
同じ命を投げ出す…っていう意味なら、縁のある人達を残して自分の満足する死に方をしたいって事だけど…ここでするのも、別の機会にするのも変わらない気がする…
意思は…尊重されてもいいとは思うけど…
彼女の意思と、今回の行動が少しズレてる気もして…
勘違いかも知れないけど…縁のある子の為って言うなら、その子の為に出来る事…まだあると思う…
だから、ここでブリギットが楔になるのは…僕は反対かな…
けど、それはそれとしてこっちの意思も尊重してもらう。
あんなに行かないでってみんなで言ったのに、あたし達置いてどっか行っちゃうんだからこれくらいの我儘は飲んでもらわなきゃ。
騎兵と黒狼が派手に暴れ回ってくれているから、裏でこそこそするには丁度いいんじゃないかな。
そういう訳で、あたしはまずはおばあちゃんに楔になってもらうのはちょっとステイしてもらって、その間にエリスと霞帝にコンタクト取ってみるわ。
は残存アラクランを始めとした周辺掃討に移るわ。
この後の事を考えれば、周辺確保が裏目に出るということはないでしょう。
知らない分からないはあるかもしれないけど、誠実には答えてくれそうだから。また、異国の観点から分かることもあるかもしれないから
その上で、2人とも救う手段がないなら、ブリギット殿が楔になるよりはエリス殿が封印の楔になるほうが確実性があると思う。それはもうフローズヴィトニルとの関係性の深さから。
ブリギット殿にそれを埋める秘策があるなら、その情報を聞いてから考えてもいいしね。
あとは……【フローズヴィトニルの欠片】って何かに使えないかなぁ?この欠片も、召喚される氷狼もフローズヴィトニルの力の一部でいいんだよね?そのあたりの情報って出ていたっけ?
政治的な思惑が、あるにしても、霞帝さまが黄龍さま、四神さまとこの場にいらっしゃることは、
何かの巡り合わせなのかもしれません、ね。
封印方法の手立てが得られれば、と、当たってみても良いと思い、ます。
私はおばあちゃんが裏切る事はないと思ってるし誰かが犠牲にならないといけないならおばあちゃんの意志を尊重したい。
唯、その前にやれる事がまだあるという事は同意だよ。
リアさんが言ってる方法があるかもしれないし、他の誰も犠牲にしない方法があるかもしれない。もしそういう方法が見つかれば私もそっちの方法にするようにおばあちゃんを説得するし、私自身も他の手が無いかは聞いてみたり考えてみたりする。
霞帝と四聖獣が丁度ここに来てくれているし、彼らの力も借りればエリスもおばあちゃんも犠牲にしない別の封印方法が見つかるかもしれない……と思う。
まぁ、それが可能か分からないので、取り敢えず可能かどうかを今回で聞いてみたいと思うわ。
ブリギットさんの手段は最後でいい。あたし達にやれる事は、まだきっとある。
ブリギットさんは、アミナに頑張らなくても良い、って言った。
でも、そうじゃ無いから。大切に大切に全てのことから守るって事が、家族を想うってことじゃ無い……って思うから。
とりあえず、あたしの考えはそんな所。
新道さんからのご縁で、ローズルさんと決着をつけるために力を貸して貰えることになった。
快く受け入れてくれた皆に感謝。
……必ず、今度こそは。
ハリエットさんのロールズ打倒を支援する。
人数は10人前後を予定しているよ。
ハリエットさんのためにも、『鍵』のためにも、この戦いは避けられない。
人数は10人前後を予定している。
よ。倒しきれなかったけれど、クロックホルムは討伐完了。
よってこちらは
・周辺敵の掃討
・ローズルの確実な撃滅
どちらかを選択しようと思うわ。選択は21時間後。騎兵隊に要望があればそれまでにお願い。
……こっちは個人的な話だけど。
ヴィトニルの欠片を預けられた人間の一人としては「ヴィトニルに会ってみないとわからない」と考えるところもある。
犠牲を前提にした戦術はよくあるけれど、それを避ける横紙破りを横行させてるのも私達。
まぁ、私は今回はあの魔女にコンタクトをとるつもりはないわ。
私は魔種は倒す。それ以外の選択肢を持ってないから。
>セレマ
我も参加するぞい!
壁をぶち抜けば良いのじゃな?
面白そうじゃからの!
氷狼の封印に関しては…まあ、氷狼とやりあってみないとなんともね…
彼女を信用出来ない訳じゃない。寧ろ、嘘偽りないと信じた上で。
個人的には…ブリギットを犠牲にして目的を達成したとして。
それが、エリスとフローズヴィトニルの幸せに繋がるかどうかが疑問なんだ。
唯一の理解者と共に眠るのが、フローズヴィトニルの幸せなんじゃないかなって。エリスにとってもフローズヴィトニルが大切な存在なのが側で見てて伝わってくるし。
エリスを犠牲にせず、ブリギットも犠牲にしない。
そして、孤独な狼も救う。
…こう言う時の為の奇跡(PPP)なんじゃないか?
ブリギットはさ。生きて共に戦って貰うって道もあるんじゃないかな。ミロワールの時の様に。
魔種だから信用できないわけではなくて御伽話を踏まえるならフローズヴィトニルと一緒になるのはフローズヴィトニルを愛している必要があると思うからよ。
私だってエリスは犠牲にしたくない。別の道を探してる。それでも、奇跡だって願っても、どうしようもないなら共に眠るのは彼を愛した人でなくちゃ。
ブリギットが愛してるのはフローズヴィトニルじゃないわ、だから反対。
ともかく彼女の提案を損得だけで考えると。
こちらに失う物は無く、戦闘などを介さず魔種が1人消え、精霊女王を救う道も生まれます。
信じられないほどに得ばかりの提案です。
こんな話を持ち掛けられたら、まず裏があると疑う程度に。
ただ、彼女は前提として魔種。
信用出来るかどうかで言えば、不安が残るのは確かです。
……知り合いに銃を向ける日が来るなんて、ね。
やらなきゃいけないこと、と、分かっていてもやり切れないな。
試しにこの城の壁とか床とかぶち抜いてみる。
今第二章分のプレイングをもう一度書いてみてるところで、氷狼へ至る経路や構造的に弱い場所を鋼覇斬城閃で叩き潰してやろうと考えている。「自分もやってみるかぁ?」という馬鹿や、『火』力に自身のあるものは横やりを入れてくれて構わないぞ。
念のため 【薄氷割】 というタグを置いていく。
戦局への影響は保証しないが、その気がある奴は来い。
これから動く方への、参考になれば。
***
===補足情報===
四神の行動指針が一部決定されました。
各位には戦闘方針を提示し指示を行なうことも可能です。
黄龍:イレギュラーズを『加護』による支援を行ないます。重傷率の低下に勤めます。
白虎:前線で戦います。アタッカーとして立ち回ることが可能。不意打ちを受けません。
朱雀:後方で援護射撃を行ないます。また攻撃を『溜』めて置くことで強大な『炎』による攻撃が可能です。
***
わたしは、引き続き【豊穣】のタグで豊穣援軍と共に戦闘支援を行う予定、です。
クロックホルムは騎兵隊に任せたぜ。
俺はめーちゃんとオデットと行動してて。
氷狼の欠片達を倒しつつ、フローズヴィトニル本体がいる地下への入り口を探すつもりだ。
前回のリプレイ的に…エリスの言葉の意味を聞く為にも、フローズヴィトニルの前に辿り着かねぇとならんみたいだしなァ。
第二章でも引き続き出撃するわ。
主な攻撃目標はクロックホルム、それと道中に居る敵を片っ端から叩くわ。地下への道を探るのは皆に任せるわね。他に任せたいこととかあったら言って頂戴。
あの時の選択が彼女をああしたのなら、決着を付ける必要があります。
ヘァズ・フィランが大好物そうな弱者です!
囮役でしたらお任せ下さい……でも、どなたかに庇っていただけると嬉しいですね
四神の皆さま、さすがのパワー…です。
引き続き、【豊穣】のタグで豊穣援軍と共に戦闘支援を行う予定、です。
鬼灯さま、ゴリョウさま、宜しくお願いします、ね。
【豊穣】タグ相談場所
https://rev1.reversion.jp/room/chat/22021
(なお、四神や黄龍さまなど、各々のご縁深き方もいらっしゃるでしょうし、
それ以外でもご自身の戦いの中で関わりたい等もあると思いますから、
特にこちらのタグにこだわる必要はありません。ソロでも別タグでもご自由にどうぞ、です)
豊穣面子どころか霞の帝さんまで来るたぁなぁ。いやはや、よもやよもやだぜ。
てなわけで俺も世話になってる豊穣側で働かせていただきますかね。
メイメイ!悪ぃが世話んなるぜ!
よもや帝と晴明殿…というより豊穣の重鎮が勢揃いするとは
「帝さんとお兄様がいるのだわ!」
章殿が父としたい、章殿を娘や妹の様に可愛がってくれるふたりが参戦したなら俺が来ない理由もないだろう
メイメイ殿の相談所をお借りするぞ、よろしく頼む
倒すまで、支援するから…宜しくね…
>メイメイ様
相談場所作って頂きありがとうございます!
もし今後参加したい方いらっしゃいましたらこちらに書き込めば把握出来ますしいいですね…!
お声掛け、ありがとうございます…!
では、とり急ぎ、相談用のお部屋を借りてきました、ので宜しくお願い、します。
【豊穣】タグ相談場所
https://rev1.reversion.jp/room/chat/22021
豊穣郷の援軍として、霞帝さまが向かっておられるとの事でした。
ご到着なされたら、黄龍さま、四神の皆さまのお力も借りる事が出来るようです。
(到着自体は第二章以降の話かもしれませんが)
というわけで、わたしは【豊穣】タグでしばらく、露払いの為の行動を続けるつもり、です。
ごきげんよう、僕はサティ。
みんなのちからになりたくて……いっぱい修行してきました!
なんとかみんなと同じ舞台に立てるくらいになったよ。
冬の終わりを。夜明けを。春を、告げられたなら。
ちょっぴり頼りないかもしれないけれど、出来ることを精一杯やるつもり。どうぞよろしくね。
物理アタッカーのシューヴェルトだ。一応はソロで動くつもりだが、オリオンとの共闘も視野に入れている
名前はダサイですけど剣技は頼りにしておりますよ!
あとビームと剣技を融合して剣からビーム出す必殺技が使えれば勝利を約束されそうで最高に熱いと思います!
でも熱いのは冬の王的には駄目ですかね?
……はっ!
えっと、俺はイーハトーヴ、ぬいぐるみ職人だよ!
氷狼の欠片達やアラクラン兵士達のところへソロで向かう予定! です!
戦いに参加してくれて、ありがと…
オリオンも…強いと思うけど…気をつけてね…?
ありがとう。頼りにさせてもらうわね。
……(しばーらく、オリオンの話を聞いてからうんうんと二度三度頷いて。それから首を傾げて、たっぷり間を開けてから)
子供が少なくとも寄ってきてるからヨシ!
オリオンも、戦場で孤立しないようにだけは気をつけてね。技名は気合が入るなら叫んで斬ってやりなさい!
決死のレベリングにて、たぶんわりとラド・バウCラン――あわよくばBラン程度までつよつよになった余の剣技が必要と見える。ご近所の子供らにフユキンスラッシュとあだ名されておるほどのな。
エリスはつららビームを学べと言うが、名前が好かん。やはり剣! やはりフユキンスラッシュよ!
余の溢れんばかりの冬ちからからか、ご近所の親御さんは、余と目を合わさぬようお子さん方をしつけておるわ!
やる事は概ね、露払いの予定をしているが宜しく頼む。
全てを喰らう狼たァモフり甲斐がありそうじゃねぇか。
遊ばせてもらうぜ。
一旦ソロ参加だ。
ええ、存分に力をふるって頂戴な。頼りにさせてもらうわ!
アタシもエリスちゃんを守る…というよりも、一緒に戦う感じになるかしら。
その時に役立つかも知れませんから、試しに城の性質を確かめてみます
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9302/14572?key=6af3e060
GMコメント
夏あかねです。
●作戦目標
・『悪しき狼』フローズヴィトニルの再封印
・フギン=ムニン及び敵勢魔種の撃退、撃破
・『氷の城』の崩壊
●重要な備考
当ラリーは『悪しき狼』フローズヴィトニルが『氷の城』から飛び出した時点で失敗判定となります。
皆さんは<鉄と血と>系ラリーのどのシナリオにも、同時に何度でも挑戦することが出来ます。
(決戦シナリオ形式との同時参加も可能となります)
・参加時の注意事項
『同行者』が居る場合は選択肢にて『同行者有』を選択の上、プレイング冒頭に【チーム名(チーム人数)】or【キャラ(ID)】をプレイング冒頭にご記載下さい。
・プレイング失効に関して
進行都合で採用できない場合、または、同時参加者記載人数と合わずやむを得ずプレイングを採用しない場合は失効する可能性があります。
そうした場合も再度のプレイング送付を歓迎しております。内容次第では採用出来かねる場合も有りますので適宜のご確認をお願い致します。
・エネミー&味方状況について
シナリオ詳細に記載されているのはシナリオ開始時の情報です。詳細は『各章 一章』をご確認下さい。
・章進行について
不定期に進行していきます。プレイング締め切りを行なう際は日時が提示されますので参考にして下さい。
(正確な日時の指定は日時提示が行なわれるまで不明確です。急な進行/締め切りが有り得ますのでご了承ください)
●Danger!
当シナリオにはパンドラ残量に拠らない死亡判定が有り得ます。
予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。
●フィールド
鉄帝国帝都近くに作り上げられた『氷の城』です。非常に巨大な建造物であり、帝都外郭に位置する場所に存在しています。
この内部には『フローズヴィトニル(氷狼)』が存在している他、魔種などが配置されているようです。
内部の現状は把握することは不可能ですが、フローズヴィトニルは完全覚醒に至っていないため、最奥部分で目覚めるのを待っている状況でしょう。
皆さんは、氷の城を攻略し、フローズヴィトニルへと到達、そしてその『再封印』を行なって下さい。
●『フローズヴィトニル』
悪しき狼と呼ばれた鉄帝国の厳冬の原因。猛吹雪を産み出し、全てを雪に包み込む力を有しています。
精霊であったとされていますが、意思の疎通は不可能であり、現状は全てを呑み喰らう妄執の塊ともいえます。
非常に餓えて居るためか、原動力に人の命を引き換えとしています。ですが、完全覚醒時にはバルナバスの権能たる太陽を喰らうことを目論むでしょう。
(そして、完全覚醒した際には鉄帝国の全てを終らぬ冬に飲み込み、その余波は近隣諸国をも包み込むことが推測されています)
【データ】
・現時点では巨大な首だけでしょう。章の進行(時間経過)と共に徐々にその肉体が取り戻されて行きます。
※アラクランの目的はフローズヴィトニルの掌握及び完全覚醒である為、イレギュラーズを侵入者として食い止めるでしょう
・実体化している部位とは他に、その姿を小さくした分霊が無数に産み出されイレギュラーズと相対することが推測されます。
【主だったステータス】
・分霊召喚:複数の分霊を召喚し、それぞれを個別ユニットとして動かします。一定ダメージで消失、ダメージは本体に蓄積します。
・狂吹雪:P。フィールド上の全ての存在に対して『凍結』系統のBSの付与を行ないます。
・凍て付く牙:単体対象に対して強烈なダメージ。『出血』及び『不吉』系列のBS付与を行ないます。
・氷の息吹:幅広い複数対象に対してランダムで何らかのBSを5つ付与。中程度のダメージ。
・狂化:???
・使役:???
●魔種
・『総帥』フギン=ムニン
魔種。『アラクラン』総帥。革命派ではギュルヴィと名乗っていた男。
新生・砂蠍と呼ばれた幻想王国を襲った盗賊団の頭領キングスコルピオの副官。イレギュラーズには一度の敗北経験が有。
その際にはイレギュラーズ三人を捕虜に取り、取引を持ちかけ二人が応じて寝返り死亡しました。
バルナバスに声を掛けられ憤怒により反転し、現在は彼の側近のように動いていますが、目的は別です。
フギンの目的はキングスコルピオのための国を得る事。バルナバスをも打ち倒し、己が最期に立っていればよいと考えて居るようです。
・『爪研ぎ鴉』クロックホルム
魔種。前線で戦う事に長けた青年。筋骨隆々であり、所持するは無骨な斧です。フギンの副官であり、彼に付き従っています。
フギンを庇う他、指揮官のように動きます。基本はフギン第一です。元は幻想の騎士。その矜持も落ちました。
・『ドルイド』ブリギット・トール・ウォンブラング
魔種。ハイエスタの魔女。ウォンブラングと呼ばれた村の指導者であり、非常に強力な雷の魔術を使用する事が可能です。
イレギュラーズを本当の我が子のように扱い、慈しんでいます。それでも為さねばならぬ事があると認識しているようです。
・『無銘の』ローズル
鉄帝国の外交官の青年。フギンと共に活動して居ます。平凡な日常が詰まらなかった為に手を組んでいるようです。
いっそのこと誰かがこの力ばかりの国を蹂躙してくれればなどと思って居るようですが――
・『奔放の白刃』乱花
・『狡知の幻霧』魅咲
魔種。暴食の魅咲と怠惰の乱花。互いのみが大切であるため、仲間でも最悪死ねば良いと考えて居ます。
乱花は剣を駆使し戦います。我流としか呼べぬ変幻自在な太刀筋は読みづらく強力なユニットと言えるでしょう。
魅咲は蒐集した知識を駆使した神秘アタッカー。物理的な破壊は知識の消失や欠損になると幻惑などの搦め手を得意とします。
・『ビーストテイマー』クラウィス・カデナ中佐
魔種。鉄帝国軍。中佐。ビーストテイマーです。元々はアーカーシュアーカイブスの編纂にも関わっていました。
刀を獲物としていますが、本職は獣たちを駆使することであり卓越した技能を有します。
フローズヴィトニルの封印である『要石』を所持しています。意識朦朧としており乱花と魅咲に護られています。
また、『要石』とクラウィスを繋ぐのは彼の相棒であった2匹の狼であるようですが……。
・『脱獄王』ドージェ
犯罪者として収容されていた男。恩赦を受けて最近出て来ました。受けなくても出てくるけど。
ハンティングトロフィーとして人間も含め、パーツを奪い取っていく収集癖があります。此処に居ればイレギュラーズの目玉取り放題ってマジィッ!?
●味方NPC
当シナリオでは『海洋』『豊穣』のNPCなどが皆さんの支援に向けて動き出しているようです。
シナリオの進行により援軍は変化します。詳しくは『ラリー各章 の 一節目』を参照して下さい。
・ラド・バウ闘士
ランク帯で言えばBまでの闘士達が疏らにお手伝いに訪れています。
・アルア・ウォンブラング
ブリギット・トール・ウォンブラングの義理の孫娘。彼女の最期を看取るために皆さんと戦います。
・『氷の精霊女王』エリス・マスカレイド
フローズヴィトニルの欠片。ある程度の自衛は可能です。フローズヴィトニルの居場所を探知します。
・月原・亮 (p3n000006)、ウォロク・ウォンバット (p3n000125)&マイケル、建葉・晴明 (p3n000180)、珱・琉珂 (p3n000246)
夏あかね所有NPCです。何かあればお声かけ下さい。ご指示頂けましたらその通り活動致します。
●特殊ドロップ『闘争の誉れ』
当シナリオでは参加者(プレイング採用者)全員にアイテム『闘争の誉れ』がドロップします。
闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran
同行者確認
同時に行動する方が居るかの確認用です。
【同行者】が居る場合は【同行者有】を選択の上、プレイング冒頭に
【チーム名(チーム人数)】or【キャラ(ID)】をご記入下さい
【1】ソロ参加
個人参加です。
【2】チーム参加
プレイング冒頭に【チーム名(チーム人数)】をご記載下さい。
チーム人数については迷子対策です。チーム人数確定後にご記入下さい。
例:【月リリ(2)】
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