PandoraPartyProject
傾月の京
1 / 5
『けがれの巫女』つづり
「晴、明……大変……! 巫女姫が、大きな呪いをかけて来ようとしてるの……!
お城の――高天御所の方から魔の気配が……!」
「晴、明……大変……! 巫女姫が、大きな呪いをかけて来ようとしてるの……!
お城の――高天御所の方から魔の気配が……!」
建葉・晴明
「馬鹿な――ここまで大規模な術式を紡ごうというのか?
夏の祭事における呪具や近頃の呪詛騒動は……この時の為の予行だったとでも……! とにかく、すぐにでも御所へ向かう必要があるが――まずいな。此岸ノ辺にも天香家の軍勢が迫っているとの報が入っている……!」
「馬鹿な――ここまで大規模な術式を紡ごうというのか?
夏の祭事における呪具や近頃の呪詛騒動は……この時の為の予行だったとでも……! とにかく、すぐにでも御所へ向かう必要があるが――まずいな。此岸ノ辺にも天香家の軍勢が迫っているとの報が入っている……!」
建葉・晴明
「ああ。すまないがこの度も英雄殿達の力を借りたい。
目標は二つだ。巫女姫の『大呪』発動の阻止と此岸ノ辺の防衛。
戦力が分散する形にはなるだろうが――やむを得ない。どちらも防がねばならないからな。此岸ノ辺に向かってきている敵はもとより、御所を護る様に展開している天香家の軍勢や妖達も突破して――巫女姫の所に辿り着かねばならない」
「ああ。すまないがこの度も英雄殿達の力を借りたい。
目標は二つだ。巫女姫の『大呪』発動の阻止と此岸ノ辺の防衛。
戦力が分散する形にはなるだろうが――やむを得ない。どちらも防がねばならないからな。此岸ノ辺に向かってきている敵はもとより、御所を護る様に展開している天香家の軍勢や妖達も突破して――巫女姫の所に辿り着かねばならない」
『けがれの巫女』つづり
「……ハッキリとは分からない。けれど、感じるの。
『悍ましい魔の気配』を。
きっと、術が成れば血が流れる。きっときっと――見た事もないぐらいの、血が」
「……ハッキリとは分からない。けれど、感じるの。
『悍ましい魔の気配』を。
きっと、術が成れば血が流れる。きっときっと――見た事もないぐらいの、血が」
解説
豊穣郷カムイグラ。海洋王国の更に先にある大海を抜けた新天地。
この国では今恐ろしい『呪詛』が蔓延していた。
望んだ相手に忌の妖を送り込み殺すことが出来るという呪いである。
これが大流行したために都は疑心暗鬼に沈み、特に霞帝派閥と天香派閥に割れていた行政機関『七扇』は混乱の極みにあった。
そんなさなかにおきた大事件。それは高天御所にて強大な呪詛が行われることが完治されたというものだ。
高天御所といえば宮中内裏や大内裏があり巫女姫がおわす場所。巫女姫はこの国を実質的に支配している魔種である。どんな恐ろしい企みが起きるものか……。
ローレット・イレギュラーズは清明たちより大規模な依頼を受ける形で、宮中へと乗り込むのだった。
だが時を同じくして『此岸ノ辺』もまた危機にさらされている。巫女やポータルを狙ってか天香派の軍勢が攻め入っているのだ。
大規模呪詛を阻止し、此岸ノ辺をも守る。ローレットの一大作戦が幕を開けた。
- 呪詛
-
カムイグラで流行した呪法。
妖怪を切り裂き媒体とすることで、望んだ相手に『忌』を送りつけるというもの。
相手は半透明な妖怪に切り裂かれ死亡するが、これが撃退された場合呪い返しとして術者に『忌』が帰ってくるという。
また切り裂かれた妖怪自体もまた『呪獣』となり呪詛の狂気に蝕まれたまま無差別に暴れ回っていた。 - 肉腫
-
『滅びのアーク』より生まれた怪物であり、アークグリムアザース的存在。
総じて非常に強力な戦闘力をもち、他者に寄生することで肉腫を増やすことが可能。
本体を純正肉腫(オリジン)、寄生によって得た眷属を複製肉腫(ベイン)と呼ぶ。
ペインは総じて凶暴化し純正同様に肉腫を増やすことができるが、肉腫固体の力量によっては寄生元の対象を助け出すことも可能。 - 此岸ノ辺
-
黄泉津に存在する穢れの地。バグにより特異運命座標の召喚や混沌世界に住まう者の召喚が行われます。
また、けがれの一族と呼ばれる鬼人種の一族の娘が代々巫女を務めています。
イレギュラーズもまた、空中庭園とこの場所を繋いだことで迅速にカムイグラへと駆けつけることが出来るようになりました。
特設ページ
シナリオ一覧
難易度 | タイトル | GM | 敵味方等NPC |
---|---|---|---|
<傾月の京>冥き夢見し | YAMIDEITEI | 梅泉 | |
<傾月の京>『大呪』 | 夏あかね | 巫女姫(エルメリア) | |
<傾月の京>天香遮那 | もみじ | 天香遮那 姫菱・安奈 | |
<傾月の京>ひずみのその | pipi | つづり、エヴァンジェリーナ そそぎ、忌拿家・卑踏 | |
<傾月の京>屍山血河 | 茶零四 | カラカサ | |
<傾月の京>妖鬼之王 | 春野紅葉 | 紫 | |
<傾月の京>月下に踊る鏡と蛇 | 春野紅葉 | ||
<傾月の京>みかの原 わきて流るる 泉川 | 愁 | 焔宮 芙蓉 | |
<傾月の京>淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に | 愁 | ||
<傾月の京>穢れの地を浄化すべし | なちゅい | 楓 | |
<傾月の京>阿毘達磨倶舎論 | 黒筆墨汁 | 一 | |
<傾月の京>三千世界の鴉を殺し | 布川 | 八咫姫 | |
<傾月の京>桜の歌姫、異界の剛剣、相対するは巣食う悪意 | 春野紅葉 | 光焔 桜、はじめ | |
<傾月の京>狂い燃えるような | 旭吉 | ||
<傾月の京>悪意の目覚め | 馬車猪 | 争治姫 | |
<傾月の京>血塗られし鎧の武者 | 緑城雄山 | ||
<傾月の京>般若湯 | 赤白みどり | ||
<傾月の京>外郭の松原にて、肉腫女官が衛士を食らうの事 | 田奈アガサ | ||
<傾月の京>思慕の消息 | 棟方ろか | ||
<傾月の京>護星衆の長 | 茶零四 | 藤原 導満 | |
<傾月の京>野分けの心 | 棟方ろか | 千颯? | |
<傾月の京>夜に紛れて、星と消えた | 日下部あやめ | ||
<傾月の京>素敵滅法グレイトフル也! | 黒筆墨汁 | ||
<傾月の京>月下の社 | 洗井落雲 | 白耀 | |
<傾月の京>刑冥ノ戯 | ふみの | 忽那・ 沙峨 | |
<傾月の京>せめて、死を感じ得ぬうちに | 田辺正彦 | ||
<傾月の京>或いは、もう見えないし、聞こえない…。 | 病み月 | ||
<傾月の京>鶴様門の朝霧 | 洗井落雲 | 古賀朝霧 | |
<傾月の京>恨みし声を呼びし声 | 緋月燕 | ||
<傾月の京>啼き包丁 | そうすけ | ||
<傾月の京>うるとらたぬたん | yakigote | ||
<傾月の京>真実の、主の仇 | 緑城雄山 | ||
<傾月の京>ウグイス廊下の死闘 | 馬車猪 | ||
<傾月の京>或いは、見苦しきかな塵塚の塵…。 | 病み月 |