シナリオ詳細
<傾月の京>恨みし声を呼びし声
オープニング
●恨みし声を呼びし声
夜の帳落ちし、カムイグラの高天京。
ただ、空を見上げると、満ちた月が暗闇を煌々と照らしている為、そこまで暗い印象を持つ事は無い。
しかし、そんな月明かりの下に響きわたるのは……恐怖の叫びと、断末魔の悲鳴。
「ギャアアアア……!!」
「た、助け、助けてく……っ……!!』
絶命していくのは、高天京の街に住む八百万と、獄人達。
彼ら、彼女らを喰らうのは……狼の様な姿をするも、体格は人の倍以上に巨大化した獣。
「グルゥゥアアアア!! グォゥオオ!!」
その身は傷だらけで、見るも無惨な姿。
だが、彼らは狂った様な咆哮を上げると共に、目に付いた八百万、獄人達にも味合わせんと、地を跳ねる。
飛びかかり、ターゲットを地面へと押し倒す。
「や……やめろ……!!」
瞳に映るは絶望。
そして獣の爪は身を裂き、牙は首を喰らい、獰猛に命を喰らう。
そんな地獄絵図が、高天京の街に広がりつつあった。
●
「イレギュラーズの皆さん、大変なのです!!」
と、ギルド・ローレットにて『新米情報屋』ユリーカ・ユリカ(p3n000003)は皆へと声を掛けていく。
「旧、絶望の青を抜けた先に存在している神と鬼が住む黄泉津、その中央国家であるカムイグラはもうイレギュラーズの皆さんも知ってます……ですよね?」
「このカムイグラで最近、呪詛が蔓延し始めていて、複数の被害が確認されているのです。イレギュラーズの皆さんのお陰で、幾分かの被害は軽減されているのですけど、正直高天京の被害は小さくは無いのです」
「更に、高天京に存在する高天御所という所で、更に強大な呪詛が行われる事を、『けがれの巫女』つづりさんが感知した様なのです! 彼女が『悍ましい魔の気配』と告げた所が、高天内の内裏、巫女姫が御座する場所なのです。そんな所で呪詛が行われてしまえば、被害は今迄の比にはならないのです! そこでイレギュラーズの皆さんに、呪詛の阻止を御願いしたいのです」
「それで今回なのですが、イレギュラーズの皆さんには高天京の城下町で暴れ廻る呪獣達を討伐してきて欲しいのです。呪獣達は、呪詛の媒介によって無惨にも切り刻まれた獣さん達なのですが……その身を切り刻まれた痛み、恨みをその内に抱え込み、爆発させて強大な力を手に入れてしまったのです!」
「結果として、呪獣達の自我はほぼ失われていて、無差別に棲まう人々を喰らい尽くそうとしている様なのです。放置しておけば、大きな被害が出るのは間違い無いのです……その被害を、皆さんに止めてきて欲しいのです!」
そして、ユリーカは最後にイレギュラーズ達を見渡しながら。
「今回の作戦は高天京の生き死にに関わる、重要な局面だと思うのです。イレギュラーズの皆さん、宜しく御願いします、なのです!!」
と、握りしめた拳を振り上げた。
- <傾月の京>恨みし声を呼びし声完了
- GM名緋月燕
- 種別通常
- 難易度NORMAL
- 冒険終了日時2020年10月03日 22時25分
- 参加人数8/8人
- 相談7日
- 参加費100RC
参加者 : 8 人
冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。
参加者一覧(8人)
リプレイ
●京を駆ける
旧絶望の青を超えた先に存在する、神と鬼が棲まう黄泉津。
その城下町である高天京に蔓延しつつある呪詛。
その呪詛を媒介とし、切り刻まれた妖の獣達が、高天京に棲まう人達を無差別に殺戮しているという話を聞き、イレギュラーズ達は街へと辿り着く。
……しかし、目の前に繰り広げられている光景は、正しく地獄絵図。
逃げ惑う高天京の人々に対し、追い縋る呪獣の群れ……泣こうが、喚こうが、その牙は狙いを定め、食らい付こうとする。
「高天京が、何という有様だ……!」
ぐっ、と拳を握りしめる『新たな可能性』久泉 清鷹(p3p008726)。
それに『数多異世界の冒険者』カイン・レジスト(p3p008357)と、『キトゥン・ブルー』望月 凛太郎(p3p009109)、『雨夜の惨劇』カイト(p3p007128)らが。
「術者の様な者も居ない。ただ暴れ廻る狂う獣を解き放つなんて!」
「そうだな……呪詛で切り刻まれて、呪獣になって、その痛み辛みで暴れ廻ってる? ……そんなの残酷過ぎるだろう……」
「まったくだ。やだやだ、恨みをぶつける相手を間違ってるぜ……」
「本当、一体何を企んでいるのか、都を混乱させたいのか分からないけど、酷いやり方だよ……」
肩を竦めるカイトに、悲しげに目を伏せるカイン。
……そんな中、『『元』獄卒』喜久蔵・刑部(p3p008800)が。
「しかし呪獣退治たぁ、これまだ面倒な依頼が舞い込んできたもんだ。アイツ等一匹一匹がどえらい強いんで、己等もあんまりやりたくないんだよなぁ……もちろん、負けるつもりはねぇが、痛ぇんだもんな」
と溜息をつくと、それに泰舜(p3p008736)も。
「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時……中々おぞましい生き物が出来上がったもんだな。獣どもも憐れだな。とは言え俺たちの都合で悪いが、ここで止めさせて貰おう。魂だけでも極楽浄土へ行けるよう、導き、あらんことを」
そして、『Remenber you』ハルア・フィーン(p3p007983)が。
「呪獣の声はどれほど委託切ないの……だからこそ、あなた達に傷付けさせないよ」
そしてカインが。
「そうだな。考えて居る時間も惜しい。今は一刻も早くあれをどうにかしないと」
と言うと、凛太郎が。
「カムイグラの人達に被害が出ないようにするのは勿論だけど……早く解放してやらないとな。今、楽にしてやる! 不壊之誓を此処に……アンブレイカブルッッ!!」
と、鬼の面頬をした黒い鎧武者のような姿へと変化する。
そして、カイト、清鷹らも。
「俺は『惨劇』を齎す側。せめてそのまま死ねたら良かったのに、なァ……ま、こちとら慈善事業じゃねぇんだよ。もう一度『殺してやる』」
「この様な馬鹿げた呪いなどで滅ぶなど、御免被るっ。被害を被った獣の怒りはもっともだが、一般人を無差別に襲う今、最早そうも言ってはおれぬ。一匹残らず斬らせて貰おうか!」
そして『荊棘』花榮・しきみ(p3p008719)は。
「ええ……何を恨んでいらっしゃるかは私には分かりかねますが、お姉様のカムイグラ旅行を邪魔する輩は許容致しかねます。それに……」
ちらりと清鷹を見て。
(「……今日は清鷹さん……幼馴染みもいますから、出来るしきみをみせておきたいのですよ」)
そして、喜久蔵が。
「まぁ文句言っても依頼はなくならねぇし、さっさと倒すぞ。終わったらしばらくは休めるといいがなぁ。はぁ……」
と仲間達に促し、イレギュラーズ達は呪獣達と、高天京の住人達の混乱の中へと足を踏み入れた。
●斬殺者
『グルゥアアア!!』
狂気に苛まれし、呪獣の咆哮が、高天京へと響きわたる。
その咆哮に恐れ戦き、逃げ惑う住人。
叫び声が響き、周りに居た人をも押し退け逃げる人達もおり、混乱の極みに陥っている。
「もう大丈夫、神使が助けに来たよ! 落ち着いて避難してね!」
とハルアが、逃げ惑う人達に声を掛けるのだが。
「どけっ!! 邪魔だっ!!」
その様な言葉を聞く素振りも見せず、イレギュラーズでさえ押し退け、我先に逃げていく人々。
そして、必死に逃げてきた結果、突っ込んできた八百万の一人。
「っ……邪魔、なんだよっ!!」
と言う八百万の男に対し、
「出来れば無辜の民に危害を加えるのは止めて頂きたいのですよ……もう、大丈夫です」
と言うが、八百万の男は。
「な……うるせえよっ!! なんだよ、お前達に何が出来るんだよっ! どうして……っ!」
と、怒り叫ぶが、それに出来る限り優しい口調で。
「どうして、って……私はこの国の生まれなのですもの。生まれ故郷を蹂躙されるなど、虫酸が走るではないですか」
「っ……」
はっとした表情、更に凛太郎も。
「安心してくれ、俺達が絶対に守る! だから落ち着いて逃げてくれ、この子達に貴方達を傷付けさせたくないんだ」
と、安心させるように告げる。
……だが、それを追いかけてきた呪獣が、近づいてくる。
その真っ正面に立ち塞がる清鷹。
「お前の相手は私だ! お前のその怒り、向けてくるがいい!」
そう名乗り口上を上げ、怒りを付与する事で注意を己へと向けさせる。
更には泰舜も、同じく名乗り口上で、敵の注意を引き付ける。
「こっちだ、犬コロたち。救ってやるとは言わねえが、気が済むまで相手をしてやる」
しかし、それに獰猛な咆哮と共に睨み付ける呪獣。
更に、その名乗り口上を聞いて、周りに居た呪獣達も集結する。
「皆さん、あの式神に付いて行って下さい。必ずや、皆さんを安全な所に送り届けます故!」
としきみが周りの住民達へ叫ぶ。
勿論、それを追いかけようとする呪獣だが、早速が凛太郎と泰舜がブロック、更にハルアも。
「ボクはハルア、それ以上はいかせないよ、おいで!!」
と、同じく名乗り口上を上げて、住民達の避難する方向とは逆の方向に向けてイレギュラーズの仲間達と共に駆けていく。
無論、呪獣達はイレギュラーズ達を追い、高天京の裏路地へ。
そして、周りに人気が無い所まで辿り着くと、カインが。
「暴れるなら相手を選んでよね。僕達が相手になるよ!」
しかしその言葉の間に、真っ先に牙を剥き、ばっ、と襲い掛かる呪獣。
カインはその攻撃を受けるも、すぐに自分自身にディープインサイトを発動し、己の能力を強化。
更に、流れる様に神気閃光を放ち、真っ正面の呪獣を傷付ける。
加えてカイトが、リリカルスターを発動し、四体のうちの一体に攻撃。
と、二人攻撃している最中に、しきみと泰舜、喜久蔵の三人が裏路地を大きく回り込んで、呪獣の背後へと回り込む。
勿論、回り込んでいる間に他方に向けない様に。
「ボク達は、いまもっともっと動かなきゃいけない。後で必ずお弔いするから」
と呪獣達に向けて、悲しげな一言を紡ぎながらも、しっかり見据え。
「だから、行くよ!」
呪獣にアクロバットな動きで接近。
その動きを威嚇する様に、爪を大きく振るう呪獣。
素早い動きに、呪獣達は翻弄される。
しかし大きく振り薙ぐ爪撃が両腕から次々と仕掛けられれば、無傷では居られない。
傷を負いつつも、決して退く事は無い。
清鷹がアクセルビートで攻撃。
加えて凛太郎は。
「パンドラをいくつ失う事になっても構いやしない、絶対に守りきってみせる!!」
と自分に言い聞かせるように叫びながら、アタックオーダーを放つ。
そして、最後の最後に喜久蔵が。
「そんじゃまぁ、城下町の奴らを護る為に働くかぁ。これなら例え呪獣に耐久があろうとも、確実に削っていけるからなぁ」
とぼやくような言葉を口に為つつ、攻撃集中で命中率を高め、アロガンスレフトの一撃を叩き込む。
次の刻。
やはり素早い呪獣達は、イレギュラーズ達よりも先手を取り、飛びかかる。
そのまま押し倒し、四肢の拘束を狙い、別の呪獣はかじりつき、残る二体は爪で薙ぐ。
そんな敵の猛襲の前には、流石に無傷ではいられずに、倒れるカイン。
すぐさまにパンドラにて復活すると、そこにしきみがすぐ。
「心許ない回復ですが、ないよりはマシでしょう?」
と、治癒符にて追加回復。
「ありがとう!」
小さく頭を下げ、カインは再び戦線復帰。
その間に清鷹とカイトは前線へと入れ替わる。
「誰に使われて死んだ恨みを晴らすのは構わねぇさ。だがな……なにもしてない連中に八つ当たりすんのはお門違いだろ? 恨みすら発散できずにもう一度『死ね』よ」
「ああ。貴様等に余り噛みつかれてばかりでは居られぬのでな。手加減無く全力で行かせて貰うぞ」
ばっさりと吐き捨てる一言で呪獣のヘイトを稼ぎつつ、カイトは氷戒凍葬『冷たき墓標』、清鷹は着るストリークでそれぞれターゲットを集中させての一撃。
続く泰舜が。
「ほら、犬コロ達。俺達を殺せる様なら殺してみろ!」
呪獣を犬コロ呼ばわりにし、自分へターゲットを引き寄せる。
更に凛太郎は、更にアタックオーダーを重ねる事で、僅かずつでもダメージを積み上げ、更に喜久蔵は纏まった敵の群れへ。
「これなら周りを巻き込むことなく、着実にダメージを与えられて、流血の付与も狙えるからなぁ」
と、H・ブランディッシュ。
次の刻、呪獣はイレギュラーズ達をぐるりと見わたし。
「グゥゥ……」
唸り声を上げ合い、攻撃を待機。
その間に、復帰したカインが前へ出る。
「左側の敵、あともう少しの様だ。一気に仕留めるぞ!」
それに皆も頷き、両側面から間合いを詰める。
そしてカインが神気閃光で呪獣達を纏めて神聖な光へと陥れる。
だが、その光の中からがばっ、と飛び出す呪獣。
後方の泰舜に近接し、飛びかかりながら首元へ齧り付き、猛毒効果を付与。
「まだ、やられてないぜ。さ、もう一発来い!」
と泰舜はすぐにイモータリティで自己回復。
しかし更に二匹の呪獣達が泰舜へと襲い掛かり、爪で裂き行く。
流石に耐えきれず、彼もパンドラを使用。
勿論しきみが治癒府を重ね、戦線を維持。
そして、間合いが再び開いた所へ、別方のイレギュラーズ達が近接。
「ちょっと、大人しくしときな!」
攻撃を仕掛けた後の呪獣にカインがショウ・ザ・インパクト。
大量のバッドステータスが付与される呪獣が……グォォ、と悲鳴を上げる。
それに泊まる事無く、更に清鷹がソニックエッジ、ハルアのH・ブランディッシュが続いて命中。
「ォォォ……!!」
その一撃に、崩れ墜ちる呪獣。
残る呪獣は三匹。
「良し、今度はこいつを相手にしようぜ」
とカイトが再度リリカルスターを発動し、二匹目の呪獣に狙いを付ける。
凛太郎はしっかりとアタックオーダーで少しずつ削る。
そして、呪獣とイレギュラーズ達の攻防が始まり、数分。
四匹居た呪獣を一匹ずつ、確実に倒していき……残るは傷だらけの呪獣一匹。
至る所から血を流すも、グルルゥ……という、イレギュラーズ達への敵対心は尽きる事は無い。
勿論、イレギュラーズ達も無傷とは居られず、結構な被害ではあるが。
「絶対に……諦めない。ここで俺が恐怖に屈してる訳にはいかねぇんだ!!」
凛太郎が叫びながら、攻撃を繰り返す。
そして、そんな凛太郎に向けて牙を剥く呪獣。
しかしながら、カイト、ハルア、カイン、清鷹の四人が居並び、その攻撃を完全にブロック。
そして。
「恨みなら、然るべき相手に俺等が熨斗付けて返してきてやるよ」
とカイトが言い放ち、至近距離からの氷戒凍葬『冷たき墓標』で、泥沼と凍結効果を付与。
更に弱った所に、更にハルアの煉気破戒掌、カインの神気閃光が続いて集中砲火。
確実に呪獣の体力が削れ、瀕死の状態。
しかし呪獣は。
「ガルゥ……!!」
最後の力を振り絞り、地面を蹴り、後方の泰舜としきみのみの、層が甘い方向へと跳躍。
が……。
「一匹たりとも逃す者ですか。折角可能性を帯びた身、出来うる限りはこなして見せます」
と、しきみがスケフィントンの娘を撃ち抜く。
麻痺の校歌を喰らった呪獣は、そのまま地面へと転落。
そして。
「ただの拳だと思って甘くみるなよぉ、わん公」
と、その拳を握りしめ、ぶん殴る喜久蔵。
その一撃に、呪獣は耳を劈くような断末魔の悲鳴と共に、その身全て崩れ墜ちるのであった。
●危き橋を渡りし痕
そして、どうにか目に付く範囲の呪獣を倒したイレギュラーズ。
「何とか、終わったみたいだね」
と、一先ずの安堵の溜息を吐くハルア。
そして、倒れた呪獣へと近づき、跪いたハルアは。
呪詛の犠牲となった、可哀想な呪獣達に弔いを捧げる。
その祈りの声に、遠くの方から呻き声のような物が次々と響く。
「ありがとう、とでも言ってるのかねぇ」
と喜久蔵がぼやくが、その真実は不明。
……ともあれ、イレギュラーズ達のお陰で、少なくともこの辺りの平穏は取り戻せた訳で。
そんな清鷹をちらりと見ながら。
(「清鷹さん……幼馴染みといえど、初めて共に戦場に立ちましたね。何処か不思議な気持ちになります。あの頃と比べれば……ええ、ご立派になられたのですね。私は、きっと……彼に嫌われているのでしょうけれど……」)
小さく呟くしきみ……だが、清鷹はそれに気付く事も無く、周りの住人達の下へと向かい、必要に応じて怪我の治療を施す。
そんな彼の動きに、複雑な思いを抱きながら、イレギュラーズ達は、呪獣の後始末と、住民の回復に精を出すのであった。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
<傾月の京>シナリオにご参加頂きまして、ありがとうございました!!
かなりの強敵ではありましたが、皆様のお陰でここの呪獣達は倒れました。
勿論、彼等も被害者かもしれませんが……でも、きっとこうするしかなかった事でしょう。
本当に皆様、ありがとうございました!!
GMコメント
皆様、こんにちわ。緋月 燕(あけつき・つばめ)と申します。
今回の依頼は、高天京に発生しました全体シナリオとなります。
●成功条件
高天京の城下町で、狂気に囚われた魔獣を退治する事です。
●情報精度
このシナリオの情報精度はAです。
想定外の事態は絶対に起こりません。
●周りの状況
時刻は夜です。
ただ、空には月が満月が輝いているので、戦う分には影響はありません。
しかしながら、周りには逃げ遅れている一般の八百万と、獄人達がおり、彼らを護る為の行動を取らなければ
一般人達への被害は避けられませんので、護るべく行動が必須です。
●討伐目標
敵となるのは、狼の呪獣が4体です。
攻撃手段は以下の通りです。
・爪による切り裂き攻撃(近、物理、スキル流血)
・牙による噛みつき攻撃(至近、物理、スキル必殺、猛毒)
・四肢による抑えつけ攻撃(至近、物理、スキル呪縛)
又、反応値、EXA値、HPがかなり高めの設定となりますので、
先制&多重攻撃をしてくる可能性が高い、強敵となります。
それでは、イレギュラーズの皆様、宜しくお願い致します。
●Danger! 捕虜判定について
このシナリオでは、結果によって敵味方が捕虜になることがあります。
PCが捕虜になる場合は『巫女姫一派に拉致』される形で【不明】状態となり、味方NPCが捕虜になる場合は同様の状態となります。
敵側を捕虜にとった場合は『中務省預かり』として処理されます。
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