PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
名前:ルゥ・ガ・ルー
種族:人間種
性別:女
年齢(或いは外見年齢):10歳
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:ね、だわ、だよね
設定:
(※以前の記録は設定委託に格納)
 嘗てアドラステイアに住まい、魔術士『リュコス』と通称名を所有する聖銃士だった少女。
リュコスと同じ村で虐待されていた妹分と瓜二つの外見を持つ。

 ルゥの所有するギフトの名は『狼の囁き』
 ルゥの前で『自身が強い』と認識する相手の前では『護ってやらねばならない対象』として認識される。魅了の術とも云える。
 その力は限定的であり、効果を及ぼさない相手の方が多い――が、アドラステイアの子供達には効果があった。
 魔女裁判を常に求められる子供達は自身が強いと思い込まねばならなかった。故に『強さの誇示』の為に、弱い人間を側に置いておきたかったのだろう。
 吼えることもせず、無表情と無感情を貫き通すルゥを魔女裁判に躍起になる子供達は護らねばならないと認識し、裁判を執り行った。
 彼女の意志など関係しないところで、子供達が魔女裁判を行う様にファザーとマザーは喜び聖銃士として祀り上げた。

 だが、『<ディダスカリアの門>拝啓、不信心な大人たちへ』(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/7166)にてイレギュラーズと戦い、同行していた聖銃士の少年共々アドラステイアを脱出。
 現在はリュコスの見つけた安全地帯でアドラステイアから引き離された子供達と共に隠れ住んでいるようだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1570
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37999

※追記修正の上で再投稿、ご自由にお使いください
名前:ハローズ・O・イブ(はろーず・おーる・イブ)
種族:旅人
性別:男
年齢:unknown(精神年齢は16歳程度)
一人称:僕
二人称:君、名前呼び捨て
口調:だね、だよ、かい?
設定:
「ハッピーハロウィン! さぁ、お菓子が貰える素敵な言葉を言ってみて?君も知っているはずさ!」
「ねぇ、僕の友達。お願いがあるんだ。呼んで欲しい子が居る。狂ってない僕じゃ出来ないから…」

かつて鉄帝にあった『鋼鉄製の地獄』と呼ばれた刑務所に収容されていた、とても無邪気な囚人。
好きなモノは、子供とお菓子とハロウィン。
嫌いなモノは、刑務官(特にグロム・G・グロトフ)と自分の言葉を信じてくれない大人。
ある事情でカボチャを被っている。因みにカボチャの顔は常に今の感情にそってペンで描き換えている。

子供達が名一杯、悪戯もお菓子も堪能出来る。
それが許されるハロウィンが大好きだった。
だから、鉄帝の子にもその日を楽しみにして欲しくて。沢山お菓子を作って分け与えた。
――例え、材料を手に入れる為に盗みを働いたとしても。

数々の盗みで捕まり、裁かれた後に『鋼鉄製の地獄』で彼は数々の拷問を受けた。
拷問はエスカレートし劇薬をかけられ、全身が酷く焼け爛れ。
しかも刑務官は治療をしない所か自分を嘲笑う。
刑務所外の人々に、真実を教えようとしたが――

『彼は、事故で自分に薬品をかけてね。見せられない姿になったショックで狂ってしまった可哀想な奴ですよ』

刑務官であり所長――グロム・G・グロトフが、そう言えば皆が嘲笑った。
何度も訴えかけても、結果は同じだった。
「僕は狂ってなんか無い。あの時も、今も。それなのに、誰もが僕が狂ってるって嘲笑い、僕の言葉を信じちゃくれない!」

現在は醜い姿をカボチャ頭と肌を見せない服で隠し
『親愛なる僕の友達』と囚人達が刑務所から開放された事を喜び、彼らの力になろうと動く。
但し、子供とハロウィンが関わるならば無害。暇さえあれば菓子を作っては子供達に配って、毎日ハロウィン。
時には囚人達から彼らを守る為に動くかもしれない。

その代わり『呼び声を発する事が出来る囚人』に対して1つ、願いを託すだろう。
刑務所を壊す切掛になった、アンリ・A・マンユとリリー・ザヴァリー。
彼らの子供なら囚人達の力にきっとなれる。
――だからセチア、呼び声に応えて僕達の仲間になって?

姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70959

設定改変・アドリブ大歓迎
名前:嫦娥
種族:旅人
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:そなた
口調:言い捨て
特徴:未来風、学者肌、ミステリアス
設定:
 エルフレームシリーズの生みの親の一人、と言えるかもしれない人物である――。

 嫦娥が混沌世界へと召喚されたのは、はるか古の時代。その時代の練達には、己の妄執と狂気から、魔種なる『架空とされた存在』の抹殺に血道をあげる男――ラダリアスが居た。
 嫦娥にとって、それはあまりにも『愉快な存在』であった。そもそも古の時代にて、魔種とはおとぎ話の存在と同義であった。その魔種を殺すとは、果たしていかなる狂気か。
 ラダリアスのいう事実が果たして本当に、魔種の手によるものであるかはもはやわからない。だが、ラダリアスが魔種とは実存するものだと信じ、それを殺すための刃を作り上げようとしているのは事実であった。
 畢竟――それは、概念殺しを行おうとするように、嫦娥には思えたのである。概念殺し。つまりは、神殺しと同義だ。
 もちろん、魔種は現実の存在であり、ラダリアスの力が神に到達するかと言えば不明である。が、少なくとも当時に、概念を討とうとした狂気の科学者がいたことは事実であり、それは嫦娥の好奇心をひくには充分であった。

 嫦娥はラダリアスに接触し、己の知識の中から、面白そうなものをラダリアスに与えた。例えば、異世界にて沈んだ戦艦なるものの記憶とデータ。そして、元の世界では短期の未来予測を可能としたシステム。そのどちらも、混沌肯定により本来の力は発揮はできなかったが、ラダリアスの狂気に弾みをつけたのは事実だった。

 話を変えて、嫦娥がどうしてそのような知識を持ち合わせていたのか。それは、嫦娥は『月』を本拠地とし、『地球』という星のデータを永遠に観測・蓄積し続ける存在であったからだ。嫦娥の知る『地球』は、文明の最大発展の果てに自滅して消滅した。そのアーカイブをさてどうしよう、と持て余していた所で、混沌世界に召喚されたようであった。

 技術を提供し、エルフレームシリーズの完成を見た嫦娥は、姿をくらます。その後のエルフレームの物語に、嫦娥は関わっていない。
 今何をしているのか。そもそも生きているのか――それも不明だ。だが、嫦娥は『観測するもの』として、今の物語には関わらないのかもしれない。
 嫦娥はかつてこう言っていたのだから。
「私は視て記録するものだ。舞台には立たん」
 と。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4242
姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70258

設定改変・アドリブ大歓迎
名前:葛籠 とこよ(つづら とこよ)
種族:旅人(夜妖憑き)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):21歳
一人称:ぼく
二人称:あなた
口調:です、ます、ですか
特徴:再現性東京202X街希望ヶ浜在住、『音呂木』に縁深き存在
設定:
 希望ヶ浜大学民俗学部に所属している青年。澄原 水夜子の先輩に辺り、研究分野は『再現性都市が精巧に再現する民俗信仰に関して』
 音呂木 ひよのとは顔見知りであるらしく、ひよのはとこよと顔を合わせることを拒んでいる。
 とこよの側は「ひよのちゃんはぼくのことがきらいですもんね」と彼女のあからさまな拒絶にも笑顔を絶やすことはないようだが……。
 水夜子曰くフィールドワークで音呂木神社に迷惑を掛けたのはないか――との事だが、それ以上に彼女の目を引いたのはとこよのファミリーネームであった。
 希望ヶ浜怪異譚で度々その名を見られる葛籠神璽と同じファミリーネームを持ち、怪異にも深い造詣を得ている。
 関連こそ疑われるのではないかと水夜子は推測しているらしい。だが、その詳細までは把握し切れては居ない。
 どうやら双子の『妹』が居るらしく、そちらは怪談の語り部を生業としているらしい。
 また『妹』はとこよ以上にひよのに嫌われているらしく、音呂木神社の敷居をまたがせては貰えないのだそうだ。

 水夜子はある晩に、とこよの所属するゼミ室を訪れた。風のないような静かな夜であったらしい。
 鴉の濡れは色の髪を持つ青年は誰かと話をしていた。それがとこよの双子の『妹』うつしよであったのだろうか。
 顔を見ることは出来なかったが彼は何かを話して笑っていたのだそうだ。
 伸びた影が蜘蛛のようにも見えたのは屹度、気のせいではない。
 ……元来、『つちぐも』とは巫であるともされてきた。神聖的な存在であると人が認識してきた事もある。それ故に、畏怖すべき存在であると定義されることもあった。
 彼はそうした存在が取り憑いているのではないだろうか――?

「あまりひよのちゃんを嫌ってやらないでおくれよ、うつしよ。
 他の音呂木の神様だって活動の範囲を更に広げられるはずだろう?」
「大丈夫だよ、神がそうしたいとお告げを出せば彼女だってそれに従うはずなのだからね」

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3832
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72672
名前:クラウィス・カデナ
種族:魔種
性別:男性
年齢:35歳
一人称:私
二人称:お前、貴様
口調:だ、だろ、だろう
特徴:『アラクラン』所属、鉄帝国軍中佐
設定:
 アーカーシュアーカイブスの編纂にも関わっていた鉄帝国軍の特務軍人。
 パトリック・アネル特務大佐死去後は鉄帝国にて宰相バイル・バイオンの元で働いていた。その職務は鉄帝国国内の動植物図鑑の編纂である。
 だが、武こそ全てであった鉄帝国ではあまり目立たぬ閑職であり、評価などされないことに不満を抱いていた。
 故に帝政派ではなく新皇帝派にその身を置くことになった。その時、男の耳に聞こえた恐ろしき声音は彼を憤怒に駆り立てた。
 愛する獣たちは皆、力試しの道具程度にしか使われない。
 獣たちとの共存を目指し鉄来る図鑑の編纂さえ、只の『力試しのための獲物図鑑』扱いだ。
 誰の下に居ようとも評価されない仕事であるならば愛するモンスター達を駆使して国を蹂躙し、その力を知らしめてやろう――と。

 ギュルヴィが『アラクラン』結成時に、帝都にて発見したモンスターの観察や管理をクラウィスに依頼したことから『アラクラン』に所属している。
 刀を獲物としているが、その本質はビーストテイマーである。
 猛獣他、モンスターをも飼い慣らすことの出来る卓越した技術と素質を有し、更にはその探究心から様々なモンスターの固有能力さえも理解している。
 彼がこの世界より与えられた強力なギフト、そして『反転』がそれを可能としているのであろう。
 無数のモンスターを使役することが可能であるために、広域の管理を得意としている。特に要所を護る際にはモンスターを使役することで盤石の布陣を形成する。
 代表的な相棒は白と黒の狼である。ビアンコとネーロと名付けた狼たちはクラウィスの手脚となって駆けずり回る。
 その他にも鰐や獅子を思わせる天衝種をも使役することがある筈だ。それらを使役し、周辺の偵察や監視を可能とする男は新皇帝派の『アラクラン』の門番として位置している。
 彼はアラクランも、新皇帝もどうなっても構わない。
 冷静に見えて、その心には激情が灯される。愛すべきモンスター達と共に、その力を知らしめる事しか最早、頭にないのだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4251
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72681
名前:アーカー・シュトーレン ※自称であり本名ではない
種族:旅人(シュトーレン)
性別:なし
年齢(或いは外見年齢):Unknown(自称・永遠に賞味期限内)
一人称:シュトーレン
二人称:あなた、呼び捨て
口調:~です、~ます、~ですか? ※私語になる事もある
特徴:シュトーレン・特異運命座標・おいしい・食材適正・浮遊島アーカーシュに憧れる・食べられたがり
設定:

シュトーレンは異世界より召喚されたお菓子…旅人である。
普通のシュトーレンよりやや大きく、(イラストの状態で)30cm程。
ふわふわ浮いて移動はできるし、何故か声は発せる。

美味しく食べられて人々を幸せにする事、幸せに完食される事を望んでいるが、元の世界に戻る(完食される)ことは叶わず。
悲しみながら混沌を彷徨い、鉄帝で食べてくれそうな人から略奪しようとした輩におら食べろ食べろ食べろ奪わなくてもシュトーレンは増えるから食べろ食べろとひたすらシュトーレンを食わせ戦い食わせ彷徨い。
もしかしたら空中庭園経由の移動もしたかもしれない。一応、特異運命座標だし。

…さて、そんな経緯を経たある日。
独立島アーカーシュで活動しているイレギュラーズ、祝音の目の前に
シュトーレンこいつをくわえたアーカーシュきつね(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72772)が現れたのだった。


非戦に飛行・食材適性・特殊生命体(!?)がある、ふわふわ浮いて移動する食べられたがりのシュトーレン。
なお、シュトーレンを食べても問題がなく、おいしい。食べられても当人?を回復すると品質と体積は元の状態に戻る。
(既に食べられて胃の中に入った分は普通の菓子扱い)
なお、刺さっている西洋ヒイラギクリスマスホーリーの飾りもこいつの一部である。

ギフトは『∞シュトーレン(インフィニットシュトーレン)』
シュトーレン(旅人)がシュトーレン(旅人本人またはお菓子)を思うとシュトーレン(お菓子)が空中に生成される食材生成系ギフト。自分が完食されたいのに何故他のシュトーレンを生成してしまうのか…。
なお生成された方のシュトーレン(お菓子)は普通のお菓子であり食べても問題はない。おいしい。

こいつに関しては、祝音経由で独立島アーカーシュへの協力希望者であると紹介されることになった。
アーカーシュの仕事を手伝ってもらいながらを見出してもらう為…あらゆる存在に食われようとしかねないのを防ぐ為でもある。
幸い、こいつはアーカーシュ自体や鉄帝各地の遺跡や文明等に興味津々である。手足がないから機械修理などはできないが。

アーカーシュに行けるかもしれないと知ったシュトーレンは感謝感激、自らを『アーカー・シュトーレン』と名乗るようになった。…勿論、アーカーシュ出身ではない。自称である。
ちなみに祝音からは『シュトさん』と呼ばれている。ちょっとだけ食べたが食べきれなかったらしい。

シュトーレンにできる事は、シュトーレンを食べてもらう事。
つまりは食材補充(シュトーレン限定)と戦闘(シュトーレンの一切れをひたすらぶつけて食わす)。あと見回り。
食べてくれる皆とアーカーシュを守るためなら、喜んで敵に実質攻撃をしかける食わせ続ける事だろう。
クリスマスの前に完食され生を終えが本来の望みなのだから。

シュトーレンわたしはシュトーレンです。美味しく食べて下さいね」
「シュトーレンを生産する遺跡もあるはず。シュトーレンわたしを沢山増やして沢山食べてもらいます!」
「ああ、やっと全部食べてもらえた…これで私は満足。皆様、よい聖夜と新年を。
 そして…来年も、シュトーレンつぎのわたしをよろしくお願いいたします…」
…まて、次の私とか不穏な事を言うんじゃない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72774

アドリブ・改変歓迎。
名前:アーカーシュきつね ※仮の名称
種族:???(普通のきつね?)
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:こん
二人称:こん、こん
口調:こん、こぉん、こん?
特徴:可愛いきつね、もふもふ、浮遊島アーカーシュに居ついている?
設定:

ふわふわもふもふな愛らしいきつね。
浮遊島アーカーシュで祝音に発見されたため、便宜上『アーカーシュきつね』と呼称されている。
現時点でアーカーシュアーカイブに記載されているどの種とも別の動物であり、新種の可能性もあるが現時点では記載はせず見送りとなっている。

こん、こん、と愛らしくなく。
人間大好きで、人を見るとつぶらな青い瞳で見上げながら嬉しそうに近寄ってくる。
好き嫌いはなく野菜でも果物でもお菓子でも食べる。
祝音に発見された時には空飛ぶシュトーレン(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72774)をくわえて見上げてきたとの事。

ただ、これだけ人懐っこいきつねが『何故今の今まで発見されなかったのか』は大いに謎。
もしかしたら小型飛行船などでの移動時にこっそり紛れ込んできたのでは?とも疑われているが、
非戦方面にもまったく引っかからない為、現状ではアーカーシュに住むきつねとして観察対象になっている。

アーカーシュ内外を問わず人間、特に祝音になついている。
祝音からは『きつねさん』と呼ばれ、可愛がられている。
ただ、祝音が好まない人間が相手だと何故かきつねも好まないようだ。


名前:きつね・そらいろ・きたん ※正体が判明して以降はこの名を名乗るつもりらしい
種族:旅人(化け狐/『狐の嫁入り』の精霊と妖怪の融合体)
性別:不明
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:ぼく、きつね
二人称:きみ、呼び捨て(祝音の事は「しゅね」)
口調:~だね、~だよ、~かな? ※人語の時もたまに「こん」と鳴く
特徴:可愛いきつね、もふもふ、浮遊島アーカーシュに居ついている?、アーカーシュに協力する旅人
設定:

ふわふわもふもふな愛らしいきつね。
便宜上『アーカーシュきつね』と呼称されている…が
厳密にはアーカーシュの固有種ではなく、たまたまアーカーシュに入り込んだ迷い狐。

その正体は小さな化け狐。厳密には異世界から召喚された旅人に該当する。
元の世界では、晴天に降る雨…祝音が元居た世界で言う所の『狐の嫁入り』の概念が具現化した精霊と妖怪の融合体。
小さな子供程度の知能と知識を保有し、祝音になついてからは彼の真似をするようになった。
実は人語を話せるのだが、口調の一部は祝音の口調がきつねにうつったもの。
正体が判明したならば『きつね・そらいろ・きたん』と名乗るようになるだろう。きつねの自称である。

自ら望めば水のかたまり(安全に飲める水)を生成し降らせることができるギフト『きつねのみずいり』を持つ。
こっそりアーカーシュに水を降らせ、独立島アーカーシュの保有する水の量を密かに増やそうとしている。

性格は善良・温厚・優しい。人間大好き。あと猫が好き。
好き嫌いはなく野菜でも果物でもお菓子でも食べる。通常のきつねが食べれないものでも食べる。しゅとーれんたべていい?
戦闘能力はないが、何故かちょうちょ等に好かれている。
きつねがじゃれてるだけかもしれないが。

アーカーシュ内外を問わず人間、特に祝音になついている。
綺麗な目が空の色みたいだとほめてもらえたから、そらのいろはきつねもだいすき。
ただ、祝音が好まない人間が相手だときつねも好まない。
祝音の僅かな機微を察することができるのだろう(もしかしたら非戦のハイセンス持ちかもしれない)。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72772

アドリブ・改変歓迎。
「その子が死んだ時、たくさんの人が悲しみました。
 私は見ました。人々が棺から彼女の遺体を持ち上げるのを。
 その子の衣装をキレイに直して、指を握らせて杖を持たせて、
 担ぎあげ、支え、歩いているように見せるため、彼女を揺り動かすのを、私は見ました。」
 ―――とある目撃者の談

名前:(故)希望の魔法少女・ミルフィ
種族:旅人
性別:女性
年齢:享年15
口調:(言葉は喋らない)
特徴:死体、亡霊
性質:
数年前に死亡した魔法少女「ミルフィ」の死体を虚空から幾つもの伸びる腕が操っている。
彼女の死体は決して腐敗することなく、生前纏っていた衣装も決して汚れる事はない。
腕の正体は生前の彼女によって齎された「希望」と言われているが詳細は不明。
絶望や挫折した人間の前にどこからともなく現れ、魔法によって殺害すると、
その人間を自らを支える腕に変えてしまう。
生前の彼女は混沌に現れた魔法少女の中ではトップクラスに強く、また優しかったという。

戦闘:
いくつもの腕によって体を支えられ、空中をフラフラと漂いながら魔法攻撃を撃ってくる。
主に光や雷を操る魔法を多用するようだ。
時折、腕たちが直接殴ってきたり握ることでの拘束を行ったりもするようだ。

<イラスト>
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72764

※設定のアドリブ歓迎!
名前:平幕(ひらまく) ちえり
種族:鬼人種
性別:女性
年齢:18歳
一人称:私
二人称:目上はあなた、親しいとキミ
口調:~です、ですか?
特徴:豊穣風、ミーハー、明るい、おっぱい
設定:シフォリィの姉、カプリセットが豊穣で開いた喫茶『あるてろんど』において部下をしていた少女。
現在は喫茶『あるてろんど』シレンツィオ・リゾート支店長。
幹部候補として育成され、かつて依頼にもちょこっとOPで(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/3711)登場。
目上の人間に対してもいじったりする少々フランクなところはあるが基本は明るく仕事もきっちり出来て割り振りも完璧な有能従業員であり、カプリセットからの信頼も表にはあまり出さないが厚い。同時に年頃の少女らしく割とミーハーであり立場のある人間と一目会いたいと言ったりアイドルかなにかと思っているきらいもある。
シレンツィオ・リゾートが出来た際に『あるてろんど』の出店を決めたが、「リゾート地に出店したいが店長をどうするべきか」という点で悩んでいたカプリセットに「外国の偉い人にも会えるのなら行きたいですっ!」と立候補。育成もしっかりしたし適任ではあるし任せていいか……と送り出された。
自分自身が接客に出向くことも多く、外見もかなり可愛いので看板娘としても自身をプロデュースしつつ、本来の喫茶店の雰囲気を壊さない経営で現在支店はとても好調。
本人としては仕事は楽しいけれどいい出会いないかなーとか考えていたりする絶賛彼氏募集中。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72613
名前:シルフィア
種族:ドラネコ(亜竜)
性別:女の子かなあ?
年齢(或いは外見年齢):にゃーん
一人称:あるのかな……?
二人称:あるのかな……?
口調:にゃ、にゃー、にゃーん、にゃ?
特徴:毛色が灰色を基調とした薄い縞模様、紫の羽、紫と青のオッドアイ
設定:
ユーフォニー(p3p010323)についてきたドラネコ。
とにかくもふもふでかわいい。鳴き声は「ニャー」ฅ^•ω•^ฅ
ドラネコなので空を飛べるがユーフォニーの左肩に乗るのが大好き。
食べることも好き。タマネギもお酒も大丈夫なのはドラネコの通常仕様。
首のリボンは他のドラネコたち同様、ユーフォニーの髪飾りとお揃いのレースリボン。
今のところ、ユーフォニーについてきた中では暫定一番長い尻尾の子。
ドラネコとしても結構長い方に位置していて、尻尾の長さコンテストとかあったら優勝候補かもしれない。
外見的には上品な雰囲気だなとユーフォニーは思っているが、実際たたずまいには高貴なものを感じさせる。
他のドラネコの効果音が「にゃん、にゃん」だとしてシルフィアは「しゃなり……」かもしれない。効果音なんかないけども。
ただ、ドラネコの本能みたいなものはやっぱりあるので好きなものを前にしたらまっしぐら……かもしれない。
勿論、ユーフォニーの他のドラネコたちとも仲良し。
寝るのが他のドラネコと比べても好きで、あったかい場所で丸まって寝ている光景をユーフォニーはよく見かけているらしい。
その姿すらも何処か高貴……かも。

◉設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4214
◉イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/64315
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/64316
名前:フリージア
種族:ドラネコ(亜竜)
性別:男の子
年齢(或いは外見年齢):うにゃぁ〜!!
一人称:あるのかな……?
二人称:あるのかな……?
口調:にゃ、にゃー、にゃーん、うにゃぁ〜!!、にゃ?、にゃにゃ~⁉
特徴:毛色が胡桃色、手足が白くつ下、緑の羽
設定:
ユーフォニー(p3p010323)についてきたドラネコ。愛称は「フーちゃん」。
「元気なフーちゃん」といえば、このフリージアのことである。
そんな2人の出会いだが、具体的にはユーフォニーが持ち帰った「幸せの木」につられたらしい。
始まりはそうでも、今のところユーフォニーについていくと決めた様子。
首のリボンはユーフォニーの他のドラネコたち同様、ユーフォニーの髪飾りとお揃いのレースリボンをつけている。
「他のドラネコさんとも仲良しです」とはユーフォニーの言葉。
とっても元気な子で、感情表現もとっても豊か。放っておくと飛び回っていそう。
……ちなみにだが、ドラネコは元々結構器用ではあるのだがフリージアは特に器用である。
前足を天高く上げて2本脚で立っている様子も時折見られるが、何を主張しているかはよく分からない。
本人曰く「うにゃぁ〜!!」とのことらしいので、「うにゃぁ〜!!」なのかもしれない。
うにゃぁ〜!!

◉設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4213
◉イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68580
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68581
名前:『普通の剣士』ベス・ロブタス
種族:人間種のはずだ。
性別:男性
外見年齢:四十代に見える。
一人称:俺
二人称:お前さん
口調:だ、だな、か、かよ?
特徴:親切、人当たりが良い、酒好き、妻子持ち……であるはず
設定:
幻想王国を中心とした冒険者である。一般的な冒険者ギルドに所属しているが、ギルド・ローレットとも親交があり、協力的な姿勢を見せている。
よくよくローレットと縁がある男で、イレギュラーズの仕事と協調することもあり、稀にかち合うときも、互いに上手くやれる仲だ。
冒険者の仕事といってもモンスター退治というよりも商人を護衛したり、街中で探偵まがい――もう少し言えば貴族間の抗争がどうのといった小難しい話ではなく、ペット探しだの浮気調査だのといった、謂わば地味なものが多い。

妻子が居るらしく、休みの日には家族で買い物に出かけたり、近場に旅行へ行ったり。
平凡と言えば平凡だが、幻想の一般市民とすればかなり恵まれた生活をしている。
 とはいえ鼻に掛けるでもなく、単に愛しているといった風だ。
癖は懐中時計を眺めることで、実のところ時間ではなく蓋裏に収められた帝国式モノクロームの家族写真を気にしている。何を見ているのかと尋ねれば、のろけ話がはじまるのだけれど。
若い日にはリスクのある荒事もやってみたが、家族が居る現在は安定した稼ぎが好ましいというわけだ。
今の生活には、もちろん満足している。

けれど、そう思っているのは当人と、彼の言葉を信じた者だけだ。
実のところ彼には妻子はおらず、自宅はもぬけのからである。
写真とて家族など写っていない。

それを為したのは式神メタトリアである。
実験的な精神ハックにより、認識や擬似記憶を上書きされ、植え付けられている。
彼は自宅で自身に語りかける妻子を感じるが、実際には誰もいない。
 促されて食卓の席に座っても温かな料理を食べていても。実際には一人で座り何も口にはしていない。
この明らかな異常は、第三者からすればすぐに気付くことだろう。
目立たない彼が実際にどう生活しているのかを、気に掛ける者は今のところ居ないだけだ。

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63625

〇設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4269
蜷榊燕?壻ク肴?
遞ョ譌擾シ壻ク肴?
諤ァ蛻・?壻ク肴?
螟冶ヲ句ケエ鮨「?壻ク肴?
荳?莠コ遘ー?壻ク肴?
莠御ココ遘ー?壻ク肴?
蜿」隱ソ?壻ク肴?
迚ケ蠕エ?壹°繧上>縺??√く繧オ繝櫁ヲ九※縺?k縺ェ?

シ抵シ托シ難シ阪mにゅうr 千オオ繧男fv縺ス縺 ∞j 紅 冉t 泌ョr シ難シ搾シ腎 穂ス搾シ撰シ h繧桂tg pj 撰シ綱POH=)U= 烏U
rfUJPOJPIYH)IJ`POJHHPIHY)U`POJPIOH(YIPJH('tjんtnR'(&R'&R(GPIIUJ`KI{PL'K'JHO搾ス ス厄ス鯉シ幢スじゅ舌£ 抵ス翫# 暦ス偵§縺 ス撰ス ス シ 縺奇ス難ス搾ス ス悶
€搾ス難ス具ス シ 撰ス €阪♀縺 ∞ 具ス抵ス撰ス シ 暦ス偵¢ 宣ュ擾ス暦ス抵シ撰シセ 搾ス ス奇ス舌rtb€阪♀ 費シ難ス雁
コ懶シ呻シ舌$ 抵シ搾シ咏視 奇ス シ呻シ撰シ包シ斐≧縲搾ス絶 厄ス搾ス奇ス €搾ス励⊃縺ゑス奇ス舌€阪♀ 奇シ搾ス擾ス茨シ呻シ撰シ シ假シ暦
ス抵ス シ假シ暦シ厄ス ス ス擾ス包ス会ス
ス奇ス暦ス抵ス シサ 撰シ難ス奇シ費シ搾シ呻ス ス ス奇シ費シ難シス gfb ス具ス ス抵シス 撰ス ス具シ費シ難シ搾シ撰シサrbtb 暦ス会シ ス
撰ス奇シ搾シ呻ス擾ス茨シ撰シ吩ス搾ス茨ス シ呻シ俶焔 吶k ス茨ス 9縲阪 奇rbrtシ撰シ呻シ假ス呻ス茨シ呻シ假ス呻ス茨シ咲オオ 抵シ呻ス ス翫€
鯉シ阪ご 抵ス翫€阪⊃rtrvgreb縺 ∞ 抵ス奇ス厄ス玲ュゥtrhg 翫€搾シ 夲ス撰シコ ィ 呻
シ撰シ 繧ヲ繧ァ ス偵§繧 縲鯉シ呻シ包シ費シ灘ョ €鯉シ搾シ壼 繧鯉ス翫€鯉シ搾シ呻シ包シ費ス励s 翫€鯉ス暦シ搾
ス呻シ呻シ募ョ ス 4 励€鯉シ搾ス厄じゅmfgrbrtス搾シ阪€ 540 阪〓繝シ 7 阪€鯉ス暦スゑス搾スbrtdq 8險€縺 0 6螳 ス搾ス呻ス 6縲
鯉シ搾ス呻シ呻ス医€√> 包シ難シセ 呻シ搾シ舌€鯉シ

抵ス厄ス偵€鯉シ 撰シ 繧後♀ 翫# 舌〒 抵ス翫Χ縺 ス抵ス奇ス シ夲ス撰ス厄ス励▲縺倥g 厄ス難ス ス奇ス阪Χ縺 ス抵
ス斐⊃縺 ス暦ス ⊃縺cqc茨ス抵everス奇スゅs縺ス縺 ス厄ス ス翫※繧 ス撰ス ス ス搾ス厄ス鯉ス具シ幢ス ス ス搾ス厄ス鯉ス具シ帙∴ 偵s
厄スΧ縺 ス抵ス翫Χ縺峨∴ 抵ス奇ス

vre繧後⊃ ス悶l縺ス 翫# 撰wvevシ壹∴ 抵ス翫# 舌€阪§縺 ス抵ス費シ費ス ス奇ス

【以下、稲荷達が分析する事となる報告】

真・稲荷神と一緒に発現した異形の存在。
暫定名称として『not found』と名付けるが、結論から言えば、この存在はこの世界の存在ではない。
無辜なる混沌この世界に生きる一個の生命ではなく、完全に別の何かであり、真・稲荷神と共に生まれ落ちた新種の生命体
それがこの存在。
我々には未知であり、この世界の法則とはかけ離れた法則で動いている、故にこの世界の法則をベースに生きている我々には
その姿を認識出来ない、聞く事も、見る事も出来ない。
異世界の言葉を借りるなら、我々は「Windows」というOSをベースに存在しているが、この存在は「macOS」をベースに存在している
故にこの存在を読み込もうとしても我々には『エラー』という形、今のモザイクの形で出力されているのだ。
真・稲荷神の目で見れば神々しい美しい天使達に見えているのかもしれないし、邪悪な化け物達に見ているかもしれないが、今の私達では
知る方法が無いが……。

幸い、見る事も、聞く事も出来ないが、そこに異物が存在している、という形では認識出来ている。
故に攻撃は出来る、おそらく殺す事も出来るはず。放置していれば、この世界の法則が次々と書き換えられ、全てがあんなモザイクの集合体に見える
様になってしまうかもしれない。いや、最悪なのは……彼らの姿が「普通に見えてしまう」事だろう。異常として、異物としても感じらなくなった時
私達は『あちら側』の存在と書き換えられたのだろう。そして、その世界が稲荷神の目指した、理想の世界なのだろう。

以上で、報告を終える。

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71331

〇関連キャラ
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4071
名前:エミリー=ネルソン(コードネーム:24或いは48など)
種族:鉄騎種(靴下で種族的特徴を隠している)
性別:女性
年齢:22
一人称:(普段)わたし  (任務中)私
二人称:(普段)あなた  (任務中)君
口調:(普段)です、ます~(任務中)~だ、~である

特徴:特殊部隊「Count down」部隊員(新皇帝派に潜入しているスパイ)

設定:一般人のような装いをしているが、れっきとした鉄帝国軍人。それも格闘術の達人。
その腕前は「将軍が手解きをした」と称されるほど。だが見た目はただの町娘。
とても武道の心得があるとは思えないが、その姿に油断して返り討ちになった賊は数知れず。

新皇帝が即位した直後に真っ先にバーデンドルフ・ラインを離脱し、新皇帝派への帰属を宣言。そのため、ザーバ派軍人からは蛇蝎の如く嫌われている。
現在は新皇帝派の先鋒として各地に派遣され、任務をこなしている。

というのは表面上の経歴。

彼女の正体は新皇帝派の内部から対立勢力に向けて情報を流すスパイ。
バーデンドルフ・ラインを抜けたのも、将来的に新皇帝派から情報を抜き出し、他勢力に提供する必要が生じると判断してのこと。ただし、殆どの鉄帝軍人はそのことを知らない。
その任務を知っているのは本当に極一部のみ。
その性質上ザーバ派に流す頻度が最も高いが、新皇帝派でなければ誰に流すのも厭わない。
特殊部隊「Count down」は諜報部隊としての役割があるが、元々それを知っているのはザーバとその直下の部下のみ。
情報提供は文書で行い、彼女が姿を見せることはない。一見すると証拠の残る危険なやり方だが、彼女は数人分の筆跡を意図的に使い分けることで危機を回避している。
なお、「Count down」は一般的に部隊とされているが、実際彼女一人である。筆跡の違う文書の存在でそう思われているだけである。
署名の最後に「24」「48」と数字が記載されているのは、リークした新皇帝派の行動における時間的猶予を示している。それがいつの間にかコードネームとして広まっており、彼女も面倒なのでそういうことにしている。(名乗りはしない)

任務(諜報部隊の任務等に関わらず)に当たっていない時はどこにでもいる普通の町娘のように振舞うが、仕事中の時は職業軍人に徹する。
スパイとして必要であれば(表向き)味方であるはずの勢力と敢えて拳を交えることも辞さない。

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72866
名前:『食堂の主婦』スタン・アーロン
種族:人間種のはずだ。
性別:女性
外見年齢:四十代に見える。
一人称:私
二人称:貴方
口調:~よ、~だわ
特徴:親切、人当たりが良い、……はず
設定:

ローレットの近くで食堂のお手伝いをしている主婦。
料理の腕もなかなかで近所でも評判、食堂が忙しい時は自ら厨房に立って調理している姿が見受けられる。
夫は早くに亡くしており、子供が一人。その子供も遠くの場所で働いている。
定期的に来る彼から来る手紙が楽しみで、近所の人にもその事を良く話している。
井戸端会議も大好きで、ご近所からローレットの噂話まで意外な情報を有しているらしい。
ローレットの様に冒険も、危険も無い、平凡とした日々だが、そんな日常に彼女は満足している。

そう、彼女も、周囲の人々も認識している。
彼女も式神メタトリアの実験的な精神ハックの被害者の一人。

子供から来る手紙は、ただのチラシ、彼女の眼には子供から彼女宛の言葉が書かれているが
実際には、ただのチラシ、書かれている内容は全く違う物である。
そして、子供も居ない。狐達の情報では、彼女はずっと独身、亡くなった旦那も、子供も居ないのだ。

なお、式神メタトリアは彼女にもう一つ実験的な要素を組み込んでいる。
その実験要素は、自律型自走魔力爆弾、彼女は無自覚で所定の場所に移動し、体内魔力を暴走させる事で小規模な爆発を発生させる事が出来る。もちろん元の素体は一般人なので、威力は低いが、敵対者に対する嫌がらせ目的としては十分であろう。

彼女と似た様な無自覚の端末達が何人存在するか?
それは狂神・稲荷神達にしかきっと分からないだろう。

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69690
名前:ローマン=パーヴロヴィチ=カーリン
種族:魔種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):二十代中盤に見える
一人称:私
二人称:おまえ、呼び捨て、~殿、~様
口調:~だ、~だろう、~だろうか?
特徴:穏やか、妹想い、貴族的、文化的、『戦闘が得意ではない』

設定:
 ローマン=パーヴロヴィチ=カーリンは鉄帝国の名門カーリン家の嫡男、跡取りだった人物である。
 言葉が過去形になっているのはカーリン家が鉄帝国内部の権力闘争、暗闘じみた政治戦に敗れた結果、領地没収の憂き目にあったからである。当然ながら、謂われなき讒言に基づいたこの処置にカーリン家は激しく反発し、『鉄帝国においては比較的正当な申し開きと見做される』決闘を以って、この屈辱を濯がんとしたが、跡取りであるローマンがこれに敗れ横死した時点で家の命脈は尽き、絶望した父の手でレイリー以外の血脈は途絶えたと『される』。
 決闘の話に目を向けるなら、元よりローマンは鉄帝国の名門に産まれながら武技に優れてはいなかった。どちらかと言えば理知的で穏やかな青年である、
 されど、彼は恐らくは己より余程戦いに向いた妹を決闘に出すという甘えを自分自身に許さなかった。
 彼は家族愛の強い男だったが、その愛情は取り分けこの快活で利発な妹に強く向いていた。
 ローマンは生意気で跳ね返りの盛りの妹を何とか押し止め、自分が死ぬ事を選んだのである。

 本項これよりは『絶対的な事実のみを示していない』。
 万が一、億が一の確率で有り得る『かも知れない』――ローマンが魔種として生存していた場合の仮定に過ぎない。
 ローマンは一族郎党を巻き込んだ父の結論をさぞ苦々しく思った事であろう。
 自らが盾になって守った『可愛いレイリー』は深く傷付き、彼女からは彼が望んだ穏やかで優しい令嬢の幸福は永遠に取り上げられたからである。
 結果として勇壮に槍を持ち、盾を構える事となったレイリーにも彼は複雑な感情を抱かざるを得ない。
 それは愛情とままならぬ人生への絶望と、同時に嫉妬に他ならない。
「何故、レイリーはこの私に出来なかった事が出来るのだろう」。
 
 繰り返すが、これは肯定ではなく、同時に否定でも有り得ない。
 ローマンは死亡した筈だ。されど混乱の中行われたその確認が如何程のものだったかは不明瞭である。
 レイリーは幼く、重要当事者である父は死んでしまった。『箱の中の生死は観測されるまで確定していないだけ』。

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58212
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68969

〇設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4276
名前:|信太森 晴明《しのだもり はるあき》
身長:200㎝
年齢:33歳
一人称:俺
二人称:~殿(男性に対して)、~様(女性に対して)、妙見子のみ「あの女」もしくは呼び捨て。
口調:~だろう・~だ(目上に人間や立場が上の人間にはですます調)
種族:旅人
特徴:長身・屈強・顔のいい男・ポニテ男子
誕生日:2月21日

妙見子が観測し、崩壊させてきた世界のうちの一つから迷い込んできた陰陽師。
誠実で実直なのは変わらないが本来の穏やかな性格が妙見子のせいで気性が荒くなり笑顔を見せなくなってしまった。
普段は落ち着いた口調で話す者の妙見子が関わると声を荒げるなど激しい動揺を見せる。

本来別の人物が英雄として祭り上げられなければいけなかったはずが妙見子が気まぐれに英雄にしてしまったために人生が狂った人間の一人、本来英雄になるはずではなかった男。
元は陰陽師の家系に生まれながらうだつの上がらない公務員として従事していたが、不幸にも宮廷に潜んでいた妙見子に見つかってしまい気まぐれに傾国の狐の力を分け与えられてしまう。
すべての物事を見通し、人を超えた力を持つようになった晴明は次第に宮廷では評判の陰陽師になり、公務員の仕事以外に妖怪退治の類の仕事も引き受けるようになった。
最初は家にも宮廷にも貢献できていると喜んでおり尚且つ妙見子にも懐いていた(というより恋愛感情に近いものを感じていた)晴明であったが、妙見子の正体が傾国の狐であると判明すると同時に自分自身の力の源が悪性を煮詰めた得体のしれないものだと知る。
本来悪性に染まるべきでなかったが故にこれまでの自分の努力が否定されたような感覚を覚えた晴明は妙見子の討伐の指揮を執ることになる。
しかし彼女に感じていた親愛とも愛情ともとれる感情も嘘ではなかった。
やっとの思いで彼女をこの手で殺すと決めたが突然混沌へと召喚される。
ローレットでの依頼をこなすことにより元居た世界のこと考えないようにしていたがそこへ妙見子が召喚された。
現在はできるだけ妙見子に合わないようにしているものの何故か妙見子の方から追いかけられる日々を過ごしている。

出来るだけ人と会わないように宿無しの生活を続けていたが妙見子に無理やり神社の離れを貸すのでそこに住めと(強引に)誘われ渋々寝るためだけに帰ってきて来ている様子。
妙見子は練達住みではあるものの晴明がいるときだけ布団や食事など彼の身の回りの世話を(強引に)している。

妙見子曰く「若気の至りとはいえ…彼にはひどいことをしてしまったと思います」とのこと。
安倍晴明その人ではあるがこちらの名前で呼ぶと不機嫌になる。

「ん?依頼の相談か……いや今は時間がある、ぜひ話を聞こう」
「八咫女様にはいろいろとご助言をいただいているな、まぁ…少し癖の強いお方だが……」
「あの女……?知らん、勝手に身の回りの世話をされているが……好きか、だと…!?そ、そんなわけないだろう!気色悪い……」(言って後悔をしている顔)

【イラスト】https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71686

*少々修正して再掲いたしました。アドリブ歓迎
名前:アリーシャ・ツイナー(Alisha・Twiner)

種族:旅人

性別:女

年齢:20代半ば

一人称:私

二人称:あなた

口調:~です、ます、でしょう、ですか?

特徴:【美形】【白衣】【ネガティブ】 【理知的】

設定:
 元は練達に拠点を置くメディカルスタッフの一人。数か月前から鉄帝に仕事の関係で出張してきた折に『鉄帝動乱』による政変を受け、帰国が不可能となってしまった経緯を持つ。
 現在においてはザーバ派に於ける臨時の非常勤医師として負傷者の治療や看護にあたっている。アッシュと出会ったのもこの派閥内に於いてであった。

 彼女とアッシュの「この世界に於ける」接点は現時点ではほぼ存在しないと言っていい。
 ……このような注釈をつける理由は、彼女とアッシュの出身世界が同一であるためだ。
 付け加えて言うと、彼女はホムンクルスであるアッシュの『素体』となった人間である。元居た世界での敵性存在である吸血鬼たちに対抗するための消耗品として生み出されたアッシュたちは皆、アリーシャ達『有志の市民』によって提供された遺伝子という原型(モデル)が必ず存在する。
 直接確認したわけではないものの、アリーシャ自身も己と似通った容姿や、何より嘗ての世界のそれと似通った戦闘スタイルを有するアッシュが自分の『子』であることを(漠然とではあるが)理解している。
 ――なお、アッシュの方は自身が生み出されたプロセスを理解していながらも、生来の鈍感さゆえにアリーシャとの繋がりに全く気付いていない。

 上述の事情を認識した今でも、アリーシャは未だアッシュと接点を持つことを良しとしていない。
 自身の本当の子供ではないアッシュに対し、どの様な接し方をすればいいのかと躊躇している部分もあると言えばあるが……彼女は「今のアッシュ」の直接の素体ではないためだ。
 出身世界を同じくする彼女らではあるが、実のところ元居た世界の『時間軸』はそれぞれ異なっている。「今のアッシュ」は「今のアリーシャ」が更に年経た後になって提供された遺伝子から生み出された存在なのだ。
『戦いの中で失われる道具』へ貶められた命を、自ら生み出した未来の自分に対する苦悩、そして同様の理由から来るアッシュへの罪悪感が、アリーシャからアッシュへのつながりを隔てる大きな壁を形成してしまっているのだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4281
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69767

(アドリブ歓迎)
名前:月影 蓬莱(月影 蓬莱)
種族:なし(故人)
性別:女
年齢(或いは外見年齢):21歳
一人称:わたくし
二人称:あなた
口調:~です、~ます、~でしょうか。ひっひっひ
特徴:慇懃無礼、狡猾、悪人、占い師

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/47049

設定:
ヴァイオレットと同じ世界にいた女性
彼女と同じく『邪神と人間のハーフ』であり、化身名は『月に吼える者』

昔は自らに『悪』という性質が埋め込まれ懊悩していたが、人間社会の腐った部分に触れ続け、「所詮人間も、邪神などに唆されるまでもなく悪」と断じ、自らが悪である事を厭わなくなった。

そんな折に、明確な悪意を持ちつつもそんな自らを戒め続ける”詩織”に出会い、
まるで過去の自分を見ているかのようと、気まぐれから拾う。


彼女の望みを叶えてやるのが癪という気持ちもあったが、初めて会えた自分以外の”懊悩する同類”として、心の奥底では早いところ人間社会の悪を認めて気を楽にさせてやりたいという気持ちもあった。


しかしそんな蓬莱の意図とは裏腹に、詩織はどれだけ人間社会の悪意を見せても自らの悪意の正当化をしない。いつ堕ちるかと、今度こそは堕ちるかと共に過ごし、色々な事を教えているうちに、
いつしか自分では抱き切れなかった詩織の善性に眩さを覚え始める。

二人で過ごすうちに詩織も蓬莱に芽生えた仲間意識から少しずつ明るさを取り戻していき、
蓬莱もまた詩織の事を大切に思うようになっていった。



そんなある日、いつものように悪人狩りを行っている時、命乞いをする『ハーフ』に情けをかけてしまい、不意を打たれて致命傷を負ってしまう。
詩織と長く触れてしまったことで、かつて自分の中にあった善性が、致命的なタイミングで彼女の命を奪ってしまったのだった。


最期の力を振り絞って詩織の元へ戻る。泣きわめく彼女に、蓬莱は告げた

「このざまをよく覚えておきなさい。”因果応報”。誰かを不幸にした者には、必ず不幸が舞い戻る」
「悪いことをしたのなら、いずれ必ず、その報いを受ける…」

「先に地獄で、待っていますから」


詩織は”報いを受けて”散った蓬莱の事を悲しみ、同時に、とても羨ましく思った


自分も、彼女のような”悪人”になれば、同じように報いを受けて終われるのかと
彼女のようになりたいと思った

”ヴァイオレット”という占い師が生まれた、その発端になった人であり
彼女が歪んだその背を追う原因となった人物である
(※イラスト納品に合わせて更新しました。)

名前:コウゲツ
種族:夜妖
性別:男性
外見年齢:28歳程(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:君、呼び捨て、明煌、廻
口調:かな、だよ、かい?
特徴:薄金色の長髪、エメラルドの瞳、かなりの美形。髪に金木犀の花がぽつぽつ付いている。
設定:
 煌浄殿の呪物の一人。
 金木犀の夜妖。漢字は<香月>と書く。
 いつも良い花の香りを纏わせている美青年。
 元々は深道本家の近くにある神社に植えられていた金木犀。
 長い年月を掛けて魔力を溜め込み、人を惹きつける夜妖となった。
 神社からの願いにより煌浄殿の先々代深道輝一朗が封じた。
 明煌より前に煌浄殿へ住んでいる古株の一人だ。
 小さな頃から明煌を知っているので、彼の事が気に入っている。

 性格はとても温厚であり頼れる兄貴分だ。
 けれど、自分のお気に入りへの独占欲は強い方である。
 主である明煌は勿論のこと。最近入って来た廻もお気に入り。
「ねえ、明煌。廻で遊んでいいかな? 壊さないようにするからさ」
「……」
 この時の明煌の無言は「面倒だから勝手にしろ。ただしやり過ぎたらお仕置き」という意味合いと捉えたコウゲツは廻で遊ぶようになった。

 柔らかな花の香りと共に現れたコウゲツに警戒心をすぐに解いた廻。
 無愛想な明煌と比べればコウゲツは話しやすかったのだろう。
 自分の呪物殿へ廻を連れてきたコウゲツはハーブティーに花蜜を入れる。
 強い魔力が籠った花蜜は酒と同じように廻を酔わせた。
 くったりと横たわる廻を抱き上げて子供をあやすように揺らす。
「ふふ、人形みたいだね。可愛いね」
 コウゲツは廻の胸に顔を埋めて香りを吸い込んだ。
 お気に入りの香りと、それとよく似た血縁の匂い。それに呪物とコウゲツの知らない者たち。
「甥っこの匂いより、もう明煌の方が強い」
 それだけ近くに居るからだろう。きっともっと煌浄殿の香りになっていく。
 コウゲツはそれが少し嬉しい。廻が明煌の物になっていくのが嬉しいのだ。
 それはコウゲツにとって『お気に入り』が増えることと同じだからだ。
 自由にならない身体と恥ずかしさに頬を真っ赤に染める廻の涙をそっと掬い上げる。
「大丈夫、心配いらないよ。変わって行く事は怖いかもしれないけど明煌や私が居るからね」
 瞼の上に手を置いたコウゲツは廻の視界を優しく暗闇で覆った。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3924
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73103
名前:しろとら ※本来の名は『めくみのしろとら』
種族:旅人(白い虎神の分体)
性別:不明
年齢:Unknown
一人称:にゃ/(人語喋る時)とら、ぼく、しろとら
二人称:にゃー/(人語喋る時)きみ、名前呼び捨て
口調:がおー、にゃー、にゃおー/(人語喋る時)~だね、~だよ、~なのかな?
特徴:可愛い子虎・子猫っぽい・無邪気で善良・祝音を守るもの・ローレットやアーカーシュの味方・特異運命座標(ローレット未所属)
設定:

※くろとら/ほろひのくろとら(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73050)とは対の存在

アーカーシュに迷い込んできた?白い虎の子。
ローレット魔王城支部近郊で発見されたらしく、警戒して唸りを上げていたが
猫さんいるの?とやってきた祝音の姿を見た途端、泣いて鳴いて飛びついてきたとの事。
以後は祝音にとてもよくなついている。祝音からは『とらさん』『しろとらさん』と呼ばれている。

小さくふわふわで愛らしい。全長おおよそ30cm程。
丸く綺麗な青のお目目に白いふわふわの毛並み、ぷにぷにのにくきゅう。
通常の虎なら喉を鳴らす事は出来ないらしいが、このとらは何故か猫のように喉をごろごろならすし香箱も組む。恐らく一般的な虎ではないのかもしれない。

性格は無邪気で善良。甘えたがりで寂しがりやな一面も持つ。
食べ物の好みは動物の肉や魚で、野菜もぺろりと平らげる。
祝音が持ってきてくれたカリカリやねこおやつも好きで、来る度にねだっているようだ。

その正体は祝音と同世界出身…だが、見ての通り人ではない。
かつて、かの世界の大昔、日本に白黒入り混じる巨大な虎の『けもの』あり。人の愚かさに怒り暴れる災禍となりつつあったが、放浪の刀使いの説得を受け…
巨大な虎は『わかつたち』(1つの存在を2つに切り分け、分かつ太刀。かの世界の秘宝にして切り札の1つ)によってその存在を2体に…白い虎と黒い虎に分かたれた。

白い虎のほうは供物(魚や米や野菜など)を奉納し祀るようになった村の一族を守る土地神となり、数百年後の現代、本家から分かれて暮らす一族の為に分け御霊…白い虎の子=分体を生み出した。

しろとらは上記経緯で生まれた白い虎の子、元世界の白い虎神の分体である。
白い虎神を祀る一族の子孫の分家、芽琥弥(めくみ)一家を守る小さな神であった…のだが。
ある冬の日、一家は出かけた先から誰一人帰ってこなかった…『大規模人災』に巻き込まれて。
一家の親族が法事を行い、家の猫達を引き取り、諸々の手続きなどを済ませて去っていくまでの間も、その後も…しろとらはただ悲しみと寂しさで家の前に泣いて項垂れ座り続けて。
懐かしい気配がして振り向けば、自分と同じサイズの小さいくろとら(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73050)…それが自分の『対』であると気づいたとき、2体揃って混沌世界へ召喚されたのだ。

1体で去っていったくろとらの居場所もわからなくなり、しろとらはどこへ行けばいいかわからなかった。
空中庭園経由で、ローレット魔王城支部へ移動した時…懐かしい匂いを感じたのだ。
しろとらは祝音が懐かしい匂いの源であり、であると確信している。祝音の元世界での本名を知っているが、祝音と名乗ったから祝音と呼んでいるのだ。
懐きながらも守っていて、二度と失いたくないから…敵を警戒するのだ。

ギフトは『ついのことら』
くろとらの事を思えば、互いの状態が何となくわかるギフト。
しろとらとくろとらのギフトは対であるらしく、片方がギフトを使うともう片方にも互いの状態がなんとなくわかるらしい。
分かり方は様々で、風景が見えたり伝えたい事が伝わったり。
…ただし、片方に異常が発生した場合にもう片方にも影響しかねないリスクもある。

綺麗な青い蝶が近くを飛んでいる事が多く、じゃれながらついていく事もあるが…この蝶が何なのかはしろとらにもわかっていない。少なくともしろとらのギフトではないのは確かなのだが…。
青い蝶の導きで獣や敵を倒し、愛らしい爪を研ぎ、徐々に強くなりつつある。大切な存在を守る為に。

本当はくろとらや祝音と一緒に、猫やきつねや沢山のあたたかな生き物と過ごしたい。
平和な一時にじゃれあい、暖かな日差しの下で眠りたい。
ぼくしろとらの敵は、祝音と一緒に倒すよ…きみくろとらを助ける為に。

「ごろごろにゃー…がおー。」
「とらはね、しろとら。…めくみのしろとら」
「祝音…とらはね、本当はずっと一緒にいたい。二度と失いたくない。
 それが無理でも、大人になって、長生きして…幸せに過ごしてほしい。それがとらの願いだから」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72959

アレンジ・改変歓迎。
名前:くろとら ※本来の名は『ほろひのくろとら』
種族:旅人(黒い虎神の分体)
性別:不明
年齢:Unknown
一人称:とら、僕、くろとら
二人称:君、名前呼び捨て ※敵のみ『貴様』
口調:~だね、~だよ、~なのかな? ※虎や猫の鳴き方で鳴く事もある
特徴:可愛い子虎・子猫っぽい・クールで現実主義・対を守る為敵を滅ぼすもの・(実質的に)ローレットやアーカーシュの味方?・特異運命座標(ローレット未所属)
設定:

※しろとら/めくみのしろとら(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72959)とは対の存在

鉄帝内…アーカーシュかどこかにいる可能性のある、黒い虎の子。
小さくふわふわで愛らしい。全長おおよそ30cm程。
丸く綺麗な紅のお目目に黒白のふわふわの毛並み、ぷにぷにのにくきゅう。
通常の虎なら喉を鳴らす事は出来ないらしいが、このとらは何故か猫のように喉をごろごろならせるし香箱も組む。恐らく一般的な虎ではないのかもしれない。

性格はクールで現実主義。実は寂しがりやだが、そういう面は極力見せないようにしている。
食べ物の好みは動物の肉や魚で、野菜も食べられる。
カリカリやねこおやつも好きなのかもしれない。

その正体は祝音と同世界出身…だが、見ての通り人ではない。
かつて、かの世界の大昔、日本に白黒入り混じる巨大な虎の『けもの』あり。人の愚かさに怒り暴れる災禍となりつつあったが、放浪の刀使いの説得を受け…
巨大な虎は『わかつたち』(1つの存在を2つに切り分け、分かつ太刀。かの世界の秘宝にして切り札の1つ)によってその存在を2体に…白い虎と黒い虎に分かたれた。

黒い虎は白い虎と別れ、放浪の後辿り着いたある地の地下深くで微睡む事にした。
数百年後の現代、分け御霊…黒い虎の子=分体を生み出した。白い虎の子と同じ日同じ時であった。

くろとらは上記経緯で生まれた黒い虎の子、元世界の黒い虎神の分体である。
親である黒い虎神と共に微睡み、起きる度に人を見守り続けてきた…のだが。
ある冬の日、眠っている土地の中心で多数の人を犠牲にする『大規模人災』が発生。
親の黒い虎神は、くろとらを外の世界へ逃がし…くろとらが見たのは、白い光に人災の起きた地周辺が包まれ浄化される光景だった。恐らくは黒い虎神も…。
悲しみと憎しみを抱え、怒り嘆き走り。気が付けばある民家の近くに辿り着いていて。
振り向いたのは、懐かしい気配の小さいしろとら(https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72959)…それが自分の『対』であると気づいたとき、2体揃って混沌世界へ召喚されたのだ。

くろとらは1体で放浪し始め…以後、その所在は不明。目撃証言が各地で見られ、一番最近の目撃証言は鉄帝内で放浪する姿だが、何故かアーカーシュ内で目撃情報があるともないとも言われる不確定情報すら存在する。

ギフトは『ついのことら』
しろとらの事を思えば、互いの状態が何となくわかるギフト。
しろとらとくろとらのギフトは対であるらしく、片方がギフトを使うともう片方にも互いの状態がなんとなくわかるらしい。
分かり方は様々で、風景が見えたり伝えたい事が伝わったり。
…ただし、片方に異常が発生した場合にもう片方にも影響しかねないリスクもある。

しろとらとくろとらは互いを対とみなし、大切に思っている…が。
2体の間には人間に対する信頼度という絶対的な差がある。
くろとらは人間を信じたくても信じられないし恨みや怒りも抱えているという複雑な面を持ち、それはしろとらが心を許す祝音であっても例外ではないだろう。
くろとらは特に多数の人間や命に害を成す災厄を起こす輩を恨み怒り嫌う。魔種でも、いかなる種族や獣でも。

綺麗な紅い蝶に導かれてなのか、くろとらは事を目論む。恐らくは独立島アーカーシュの害に成り得る存在の元に。
その存在を露わにし、滅ぼす。その為にくろとらは愛らしい爪を研ぎ、噛みつく時を待っているのだ。
なお、紅い蝶が何なのかはわかっていない。くろとらのギフトでない事は確かなのだが…。

本当はしろとらと一緒に過ごしたい。しろとらが心許す信頼できる者とも、できれば。
平和な一時にじゃれあい、暖かな日差しの下で眠りたい。
でも…きっとくろとらは災禍だから。滅ぼしてしまう相手は、しろとらの敵に決めている。

「がおー…にゃー」
「僕はくろとら…ほろひのくろとら。対にとっての敵を滅ぼす、災禍だ」
「人間は信用できない。多数の人間や命に害を成す災厄を起こす輩は、敵だ…
 しろとらが安心して対の主祝音と過ごす為に…貴様等は、ここで死ね」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73050

アレンジ・改変歓迎。
名前:“ギルドマスター”DM(本名不明)
種族:精霊種
性別:男
年齢:不詳
一人称:私
二人称:あなた
口調:〜だね、〜だろう、名前+君
特徴:「ミステリアス」「美形」「儚い」

設定:
アドベンチャラーバレーの支配人を務めるミステリアスな美青年。霧の精霊種で、いつも微笑を浮かべている。さらに物腰も柔らかいため、彼を目当てに来園する乙女たちも少なくないだろう。儚い見た目とは裏腹に、人々に夢と笑顔を届けたいという熱い思いを持っている。

ヴェルミリオと出会った際に、アドベンチャラーバレーの構想を聞き意気投合。放浪癖のあるヴェルミリオに代わってアドベンチャラーバレーを切り盛りしてくれている。

演じるということに喜びを感じるタイプで、「“ギルドマスター”DM」という役をノリノリで演じている。言動も芝居がかって仰々しいところもあるが、堂に入っていて違和感は薄い。彼が造りあげたダンジョン『霧の塔』に出てくるエネミーは、彼がギフトで生み出した霧の幻影である。

アドベンチャラーバレーの運営に、ショーのMC、はたまた“ギルドマスター”としてのグリーティングなど多忙を極めるが、本人的には満足しているとのこと。

余談だが、実は悪戯好きでゲラという側面を持つお茶目さんでもある。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68727

※アレンジ歓迎
名前:ソフィーヤ・ソフラウリッテ
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):13歳
一人称:わたし
二人称:あなた、~さん
口調:です、ます、ですか、等。少々気弱。
特徴:激動の時代に、家族を守るために英雄にならざるを得なかった少女。
設定:

 鉄帝の貧しい村に住む才女である。鉄帝という、ある種『脳みそまで筋肉』という土地に生まれながら、魔術的素養に恵まれ、術士としての教育を、両親より惜しみなく施された。
 結果、才は実を結び、村でも一番の『魔女』となった彼女は、しかしその力を立身出世ではなく、家族と村のために使い続けた。
 傷つく村人が居れば、すぐに治療の術式を編んでやった。熱に倒れるものがあれば、解熱の術と薬を施し。時に狩りの手伝いをし、その魔術の炎で肉を調理すらした。
 村のものに便利屋と思われていない、と言えばうそになるが、しかしそれでも敬意と礼儀を以て、村人は彼女に接していた。だから彼女は、村人たちにも好意的であり、その溢れる才能を、このままこの村で埋没させても一切の後悔はないと思っていたし、むしろそれを望んでいた。
 彼女はこの村で『優しい魔女』として過ごし、村人と、家族と、仲間と共に生き、やがて普通に村の中で誰かを好きになり、子を為し、育て、そして幸せに天命を全うする。そんな人生を過ごす。はずだった。
 鉄帝が激変を起こすまでは。

 鉄帝皇帝がバルナバスへと代替わりし、世が弱肉強食のそれとなって以降、彼女の人生は転落した。村は『弱者のたまり場』として多くの狼藉者によって襲われ、少ないたくわえはことごとくを奪われていった。如何に彼女が才あるものとはいえ、英雄ならぬ身である彼女に、その全てを守り切ることはできなかった。ひとりでできることは限られていたのである。
 そんな状況下、少女は『新時代英雄隊』への勧誘の言葉を耳にする。もし参加すれば、国への奉仕と引き換えに、家族と村の安全を保障されるという。
 彼女は悩んだ末に、その話に乗ることにした。村人と家族の期待を一身に背負い、優しい両親がなけなしの金と労力をはたいて仕立てた綺麗な『綺麗な服と杖』を手に、彼女は帝都にて、『偽りの英雄』という人生を歩み出す。
 すべては、大切な村を、仲間を、家族を守るために。

 その村は、天衝種を伴った悪漢に襲撃され、もう存在しない。

 彼女は今も、大切なもののために英雄を演じている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/64231
設定委託/『新時代英雄隊』の少女、ソフィーヤ:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4328
名前:咲夜
種族:精霊種
性別:女性
年齢:10歳
一人称:わらわ
二人称:そなた、呼び捨て、てて様、かか様
口調:~のじゃ、
特徴:のじゃロリ、黙っていれば儚げ清楚
設定:
 鬼人種の武将である父と、良い家柄の精霊種のお嬢様であった母から生まれた、一見儚げな少女。
 此花の幼馴染であり、そして主でもある父。
 同じく幼馴染であり、此花の初恋の人である母。
 そのふたりは、獄人と八百万の婚姻も含めたお家騒動の結果、娘を此花に託し、現在生死不明。
 そのため、咲夜は此花の庇護の元、育てられている。

 見た目は華奢で愛らしく、深窓の令嬢。しかし、それは黙っていれば、の話である。
 性格は好奇心の塊で、お転婆。お目付け役でもある此花のことを『じいや』と呼び、小言を言われては半眼になって渋い顔をしている。勿論、反省はしていない。
「顔は良いが口うるさいじいやなのじゃ……顔だけは良いのじゃ……」
 煙たがるが、顔だけは気に入っている。顔だけは。

 手に持つ厳重に封印の施された豪華な装丁の絵巻は――実は母お手製の『装丁の豪華な薄い絵巻此花×旦那の薄い本』であることを、咲夜は知らない。
 別れる際、母が此花に処分を言い渡し、此花が何とも難しい表情で其れを任されていた。
 しかし、咲夜にとってはそれは母に繋がる大切な絵巻物。
 いつか開封できる時が来たら、母に近付けるのでは、母の想いを知れるのでは、と常に大事に抱えている。
 ……というのもしっかりと抱えて居なければ、隙きを見ては『中身を知っている被害者此花』が処分しようとしてくるせいだ。
 咲夜は此花には早く諦めてほしいと思っている。

 夏椿の髪飾りも、母が残してくれたものである。
 咲夜は今日も此花を元気に振り回し、いつか父母とともに暮らせる日を夢見ている。

 因みに、両親が此花に名付け親にと頼んだところ、そんな大役はと断られている。
 そのため母が名付けた訳なのだが――この母、生粋の腐女子である。旦那と此花の掛け算が出来ることからも解るように、愛しいもの×愛しいもの=可愛い、なのだ。
 此花が断ったのだからと悪戯心も籠めて――もしくは勝手な願望も籠めて『咲夜』と名をつけた。耶ではなく夜としたのは、白い梅の花が咲く夜を愛おしく思ってのこと。
 ――さくやこのはな。このはなさくや。ほら、ロリおにもおにロリもいける!
 などと言う母の思惑があったことなど、咲夜と此花のふたりは知る良しもない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65343
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4263
名前:リュクレース・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:女
年齢(或いは外見年齢):17
一人称:私(わたくし)
二人称:~さん、~君、~様、~呼び捨て
口調:~です、~ですわ、~でしょう、~でして? ~ですわね?
特徴:貴族主義、気品がある、二面性、抑圧
設定:
 見事な金髪は『程々』の縦ロール。
 鋭い吊目で切れ長の碧眼は一族の証明か?
 一族の好む青いドレスを着こなし、十五の時、抜群の気品で社交界に登場したお嬢様。
 齢十七にして立ち居振る舞い、教養、その外見からしてもフィッツバルディらしい貴族主義と威風を備える美少女であるが、実際の所、リュクレースの来歴は不明に包まれており、現在一般に明確なのはフィッツバルディに連なる分家であるデュドネ・フィッツバルディ伯爵の養女である点位である。
 幻想きっての名家である事から血筋や経歴が非常に明瞭である事が多いフィッツバルディにおいて例外的に謎が多い事から多数の口さがない噂に晒される事もある。
 その中でも彼女の特異な立場に対して最も『それらしく』語られるのは幻想元老院の議長にして三大貴族と称される当主――『黄金双竜』レイガルテ・フォン・フィッツバルディの『御落胤』とする説。
 幻想の中でも特に保守的な部類に当たるフィッツバルディ家は男児優先の鉄則があるが、若年のリュクレースに政治的な指導をしたり、特に目を掛けている面も垣間見えている。
 又、養父のデュドネ・フィッツバルディ伯爵は分家の実力以上に取り立てられているふしがあり、リュクレースの身分についてもレイガルテ自身が明確にフィッツバルディの係累であるとしている事からこの話は根強くまことしやかに語られている。
 レイガルテ本人に真相を問い質す勇者は居ないが、そういった事情からリュクレースは周囲に一目も二目も置かれている。
 実際の血縁は兎も角、少なくとも彼女がレイガルテの特別なお気に入りなのは明白であり、後継者レースのダークホースと見る者も少なからず居る。
 完璧なお嬢様に見えて、本質は感情的でもある。
 それを抑圧するのが上手いだけであり『本当の父』と見るレイガルテに対して苛烈なまでの愛情飢餓を生じている。
 但し、果たしてレイガルテは『隠す』必要があるだろうかという意見もある。
 老齢にして健康上の問題を有する彼の周囲に女性の影が少ない事からしても、『隠し子』リュクレースには違和感は存在しているのだが……

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73320
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4186
名前:『フリッカー』××××

 通り名の由来は有する能力。燐のような微かな炎の扱いを得手とすることから、彼女と敵対した者がつけた呼び名。
 真実の名を知る者は、僅か8名。
 その内、仮にその呼び名を彼女が許すとしたら……それはきっと、嘗ての家族を看取ったことに大きく貢献した砂食む吸血姫と、『魔種』でなく『彼女』に真っ向から向き合った平凡な人間のみ。

一人称:
「私」。これもまた、魔種として彼女がつけた虚勢の一つ。

二人称:
 平時は「貴方」。感情を制御できないときは「お前」「貴様」など、荒々しい口調に変わる。
 この場合で言う制御できない感情とは、怒りのみを指す話ではない。歓喜や哀惜、或いは自身の心に深く印象付けられた特定個人に対して、自然と口にすることもある。

口調:
 平時は「ね、よ、なのね、なのよね?」。感情を制御できないとき(上記参照)は「~、だ。だろう。~だ、な?」。
 平時の口調は若干女性らしいということから使いたがらない。
 これは、彼女が魔種となる前……浮浪児としての生活を送っていた頃、幼い口調や女性らしい口調は相手に侮られるかも知れない、と言う個人的な考えに因るもの。

特徴:
 感情の振れ幅によって、身体性能、能力の強度が上下しやすい。
 嘗てはその方向性が純種に対する強い憎しみだけに向けられていた為、高いレベルで安定した能力を使えていた。
 今現在も、それに大きな変わりはない――『致命的な相手』に『再会』でもしない限りは。

設定委託『触れなば燃えぬ炎にて』
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1227

設定:
 元人間種の魔種。有する罪業は『憤怒』。
 魔種となる前は浮浪児であり、同じ境遇の子供たちと共に逞しく生きていた。
 だがその生活と命もまた、大人たちの醜い感情によって奪われる。これにより、彼女は『原罪の呼び声』に惹かれ、魔種となることを選択した。
 その境遇ゆえ、彼女は純種に対して諦観からの憎しみを強く抱いている。その年齢が高ければ高いほど――とはいえ、老人でない程度の――その感情はより強く焚きつけられるだろう。
 かと言って、彼女は出会した純種全てに殺意を抱き、攻撃を行うことは無い。
 先にも言った通り、彼女は純種に期待を抱かず、その存在に対する希望を諦めただけだ。
 向かってくる相手には全力を以て応戦するが、そうでもない限り、彼女は孤独に生き、他者に自己の生き方を左右されることなく、自身の心身に於ける全てが年月によって風化することを望んでいるだけなのである。

※他不明点はお任せ、アドリブ歓迎です。
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73339
名前:ロゥ・フェイ
種族:人間種
性別:男
年齢:28
一人称:俺
二人称:お前、アンタ
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:社交的、神出鬼没、演技派、女性好き、根は真面目

設定:
 ラサに拠点を置くキャラバン『緋狐』の所属。役割としては諜報員にあたる。
 自身が所属する組織はひとところに決めてはいるが、己の活動によって得た情報のうち、組織の利害にかかわる情報以外は平然と他の組織に売り渡すことを良しとする。
 ……商隊の長であるチー・フーリィの方針としてクリーンな商売を心がけている『緋狐』に於いて、彼は一種のジョーカー足り得るグレーな存在と言えるだろう。

 与えられた仕事に関しては十全以上の働きを見せる反面、ロゥの私生活は主体性の乏しい遊び人気質そのものだ。
 特定の住処を持たず、適当な安宿や知り合った女の家に転がり込むなど、良くも悪くも人と人の間を渡り歩き、けれど何処かに腰を落ち着けることも無く、浮雲のように他所へと流れ去っていく。
 こうした彼の性分から鑑みれば、上述の『緋狐』の所属で「在り続ける」と言うのは考え難いことではあるが、事実として現在もロゥは『緋狐』の諜報員としてその手腕を発揮し続けている。
 ――「捕えようとしないヤツだから留まったのさ。あちらさんが俺に手を伸ばしたら、俺はまた何処かに消えちまうだろうよ」。
 ただ一度だけ語った理由は、即ち商隊長であるチーの人徳を彼が気に入ったことを指し示している。

 ルーキスとロゥの関りは『緋狐』から託された、然る魔術組織へ潜入する依頼からの縁である。
 諜報員であるロゥと、魔術関連のアドバイザーとしてのルーキスが共同であたった依頼以降、二人は浅くも深くも無い縁で結ばれている。
 女好きであるロゥではあるが、傍目にも魅力的な女性であるルーキスへ近づかない理由は伴侶による報復を恐れてのこと――では無い。
 一流の諜報員としての嗅覚ゆえか、ロゥはルーキスと会った時点で「魔術師としての狂気に身を窶し続けるもの」と言う本質を察し、自ら彼女へ踏み込むことを留まったのである。
 だからこそ、両者の関係は未だ顔見知り程度のそれであり、仮に依頼を共にしたとしても良きビジネスパートナーまでに収まるであろう。
 ……軽薄でありながらも短慮ではなく、浮薄な気質に在りながらも義を知らぬわけではない。
 即ち、「捉えどころがない」。
 徹頭徹尾、ロゥを示す言葉はこれ以外に在り得ないのだ。

イラストURL:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71562
設定委託原文:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4345
名前:リュシール・フォン・エウラント
種族:人間種
性別:女性
年齢:54歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:~よね。~でしょう?
特徴:あらあらうふふ。

設定:
 幻想貴族エウラント家の夫人――リュシール。
 彼女は花の似合う上品な貴婦人です。
 穏やかで天然めいた所も多々。外見もそうですが、ぽやぽやとした印象を相手に与える事が多いようです。社交界などではその暖かな印象から人望がある反面、陰謀と策謀渦巻く幻想では一部のお歴々から『舐められる』事も多い――のですが。その実、貴族らしいしたたかさをも携えています。
 政治の話などをしている時に彼女が『あらあらうふふ』と言ったらご注意……
 その紅き双眸には確かなる意志が宿っているのですから。
 とはいえ基本的には善良な御方であり、とても近付きやすい人物です。領民からも慕われているんだとか。

 ローレットからの紹介もあって、メイメイに領地の一部――自慢の箱庭の庭園の管理を手伝ってもらっています。
 その箱庭は夫からのプレゼントで、リュシールの故郷の風景を再現してもらったもの。
 その名を『ガーデンズ・オブ・ヘリスト』
 美しい花々が咲き乱れるその領域。はるか遠くから見に来る人もいる程。
 隅っこの方には小さなひよこみたいな鳥達が住んでもいるんだとか。視る時は刺激し過ぎないようにね?

 派閥としてはエウラント家は王党派――つまりフォルデルマン国王陛下派です。
 その関係からリュシールも王党派ですが、彼女は社交界などで様々な人物と関わりがある為、あちこちに知りあいも沢山。一体本当の所どこの派閥に近いのか……聞いても彼女は『あらあらうふふ』と。それから海洋の商人にも知りあいが多いみたいです。ヘリストの花の為の取引の関係が多いからなんだとか。

 彼女自体は夫や、その領民が健やかであれば良いと考えています。
 幻想王国の腐敗――多少マシになってきているとはいえ――などを、どうこうすると言った野心的な、或いは英雄的な気概はありません。少なくとも見える範囲には。
 彼女はいつだって夫の作ってくれたヘリストの主であり続けるだけでいいのです。
 その庭園の中で。ゆっくりと紅茶を嗜んで。
 日々を過ごす――

 あらあらうふふ。今日もお客様が来たかしら?

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/45804
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3419
素敵なお友達が増えたわ!

----------
名前:ブランカ
種族:精霊種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代ほどに見える
一人称:私
二人称:呼び捨て
口調:~だ、~だな
特徴:美形、愛嬌がある、妖艶、暑がり
設定:
「ここはティル・ナ・ノーグ。戦うことを望まない、妖精たちの国だ」
 ヴィーザル地方のどこかにあるという、精霊たちの隠れ里「ティル・ナ・ノーグ」を治めている雪の女王。
 女王とはいえど、ささやかな住まいを国と定めて争いを好まない妖精たちと静かに暮らしている。本来であれば争いを好まぬ気質だが、戦う力を持たぬ精霊たちのため、自身は強くあらねばならないと思っており、そうふるまっている節がある。敵に対しては苛烈だが、実際はお茶目で気さくである。
「何。侮られるわけにはいかないのでな。非礼、お許し願いたい」
 そして、とても酒に強い。

「息災か? また気配が変わったな。……気を付けて、ジル」
 銀の森の針葉樹林に所在する領地の様子を見にやってきていたジルーシャと偶々出会い、彼のお人好しっぷりと、右眼から感じる気配に興味を持ち、以来交友を育んでいる。
 彼の領地の名前が同じ「ティル・ナ・ノーグ」なことには奇妙な偶然を感じている模様。
 現在の鉄帝動乱に伴い、隠れ里の存在は結界で隠しつつ、自らも巻き込まれないよう現在は銀の森のジルーシャの領地に身を寄せている。
 極めて大きな危険が迫った時、精霊たちが傷つかないように自身の魔力を分け与え、冬眠のような状態にすることができる。これは最終手段であり、あまり使いたくはないと思っている。
「なれば、雪解けがもたらされるかどうかなどわからないのだから」

✽イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65012

✽設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4274
名前:『Bloodshed Bee』ナタリー・ラヴィスタール
種族:魔種(元人間種)
性別:女性
外見年齢:22
一人称:私
二人称:貴方、~さん(反転前は「アンタ、呼び捨て」)
口調:です、ます、ですか?(反転前は「目下に言い捨て」)
特徴:【美人】【長髪】【没落貴族】【スタイル抜群】【純情可憐(反転後)】【傲慢ツンツン(反転前)】【復讐者】
設定:元幻想貴族ラヴィスタール家の令嬢、ラヴィスタール家は代々アーベントロート派でヨアヒム・フォン・アーベントロート侯爵を崇拝している。
ヨアヒム侯爵が最近は表に姿を現れていない事とリーゼロッテが事実上の当主扱いから、ラヴィスタール家の当主である父と共に「リーゼロッテがヨアヒムを殺害した」と思うようになる
ある日『自身の父』は謎の不審死を遂げた(死亡前日にヨアヒム侯爵の事を聞いただけじゃなく、リーゼロッテに怒りを買う様な発言をした)
そこからラヴィスタール家が没落してしまった事からリーゼロッテを憎み始める
どうすればリーゼロッテを殺害し自分がヨアヒム侯爵の後を継げるか…例え薔薇十字機関が多く揃っていても圧倒できる力を求めていた…
そこに魔種と出会い、迷い無く『原罪の呼び声』に応じ反転してしまったのだった。
全てはリーゼロッテ・アーベントロートに復讐する為に…

彼女は反転してさえも「『自身の父』とヨアヒム侯爵はリーゼロッテに殺された」と思い込んでいたが、Paradise Lostでアーベントロート侯爵の生存から一晩号泣して喜んだと言う。
なお反転の影響で幻想貴族独特の選民思想は少しずつ薄れており傲慢だった性格は純情可憐になっているが、過度の崇拝心からヨアヒム侯爵への片想いを匂わせる仕草をしている。
かと言ってアーベントロート侯爵の選民思想は特別で絶対である事は反転前も変わらない
攻撃手段は基本的に地面から樹や芽を生やしてし、リーゼロッテを憎んでいる事を暗示するような綺麗な薔薇を咲かす。
また接近戦ではナイフ投げや見えない壁などを企みに扱える。
挑発されたり苦境に陥ると反転前の傲慢ツンツンな一面を覗かせる。

ヨアヒム侯爵の真の外見はパウルである事は知らず、彼女も『識』の効果で認識を誤まらせている。

●オウェードとの関係
どこか彼に似ている。彼女とオウェードは直接出会っていないものの勇者選挙の話題でオウェードの事は聞いている
リーゼロッテに片思いしているオウェードの事をクリスチアンと同じぐらいに嫌っている
彼の外見を「醜い」とすら思っている(クリスチアンも外見を「醜い」と言っている。アーベントロート侯爵(ヨアヒム侯)は素敵だと言う

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63301

登場シナリオ
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/7890

●アドリブ・改変アレンジOK
名前:ミロシュ・コルビク・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢:31
一人称:私
二人称:君、~くん、~様、~卿、呼び捨て
口調:~だ、~だろう、~だな?/~です、~ます、~ですか?
特徴:神経質、潔癖症、猜疑的、策略家、癇癪持ち、貴族主義、選民主義
設定:
 フィッツバルディの後継候補が夭逝した事から本家に呼び戻された所謂傍流の出。
 その中でもミロシュは取り分け、選ばれた人間であるという自負が強いタイプであり、まさに幻想の貴族を煮詰めたような『フィッツバルディらしい人物』と呼べる。
 母方の生家が政治的闘争に敗れた事から先述の不遇を囲っていたが、実家に当たるコルビク家はそれでも虎視眈々と後継の座を狙っていたようだ。極めて選民的であり、貴族主義の強いミロシュの人格は実家の野心と教育方針から生まれたものでもあるが、彼の本質がそこから遠いと言えるものではない。
 ひょろりとした長身痩躯であり、肉体的な膂力には然して優れないが、その分頭が切れる所があり、政治面、交渉面の実務ではレイガルテにも信頼を置かれているようだ。しかしながら、同格や格上に対して丁寧な仕事をする一方で、格下と見做した人間や事象に対しての当たりは強く、それは兄(アベルト)の比ではない。
 あれこれと策略を巡らす事に長け、父親譲りの政治力を発揮する局面も多いが、詰めが甘い事も多く、極端に神経質な性格から癇癪を起こす事もしばしば。
 特にその神経質が酷く発揮されるのは病的なまでの潔癖症であり、手袋をしなければ大半のものに触れられない。
 本質的には『貴族以外の人間』は総じて嫌いという部分が原因なのだが、一族である兄妹とは当然のように折り合いが悪い。
 その勘気に触れた事から手討ちにされた使用人や庶民も多く、市井での人気は『実にフィッツバルディ』としか言いようがない。
 但し、自分にとって有用な者、自分が気に入った者に対しては妙な寛容さ、鷹揚さを発揮する所もあり、父親との血縁を感じさせる部分も多い。
 ミロシュは不安定な人物だが、父親の事は尊敬しているようだ。
 年齢的な事、男子である事もあり、後継レースではアベルトの対抗馬と目される。
 コルビク家が全力のバックアップをしており、諸派からの後継支持のムードはかなり高い。
 湿度が高く嫌味や皮肉の強い口調が特徴的。
 総評して、殺人事件の起きる洋館で第一の犠牲者として見つかりそうな人である。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/55398
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4341
名前:愉喜達磨(ゆきだるま)
種族:精霊種(八百万)
性別:不明、外見的にはおそらく男性
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:吾(われ)
二人称:貴殿、(名前)殿
口調:~である、~であろう、~であるな
特徴:円らな瞳、筋肉質、大きな帽子、気前がいい、裏表がある、ポンコツ

設定:
「吾の名は愉喜達磨! 雪の友らの味方であるッッッッ!!!」
「呼びにくいのなら愉喜だけでも構わんぞ!」

自称『雪』の精霊種、厳密には『冷たい温度』から生まれたもの。
雪が固まってできたような白い肉体で、頭部は雪だるまを思わせる目鼻口がついている。
しかしその下は筋肉ムキムキマッチョメンで、首と股間に申し訳程度の衣服という不審者スタイル。

性格は豪快で熱い魂を持つ熱血漢、そして子供好きで人を愉しませ喜ばせるのが好き。
冬の間は子供らを筆頭に、雪と遊ぶ人々を守っている。
雪山の遭難者や迷子になった子供を救出した実績もあり、なんだかんだ受け入れられているらしい。
主に豊穣の雪国を拠点としている。

なお寒い季節は暑苦しいまでに元気いっぱいだが、暑い季節はこの世の終わりかのように落ち込み寝込んでいる。
体はひんやりしたままなので冷房扱いされているが、本人的には役に立つなら別に構わないらしい。


芳とは、芳が身を寄せていた絵師を介して知り合った。
生まれが『暖かな温度ぬくもり』と『冷たい温度』という相反するものである所為か、仲は非常に悪い。
しかしどちらもなんだかんだ『人が好き』という共通点を持つ為、状況によっては協力することに抵抗はないという、妙な関係である。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73523

※アレンジ歓迎
名前:草薙 夜善(くさなぎ やよい)
種族:旅人
性別:男性
年齢:29歳
一人称:俺、私
二人称:~さん、貴方
口調:だ、だろ、だろう?
特徴:佐伯製作所職員、希望ヶ浜在住。
設定:
 希望ヶ浜在住の旅人二世。佐伯製作所に勤め、塔主である佐伯操の代わりに若くして部長職に就いている。
 燈堂 暁月や朝倉 詩織と同級生であり、後輩に澄原 晴陽や鹿路 心咲がいる。父親は外科医であり、澄原病院に勤務している。
 その昔、晴陽の母と父が巫山戯て将来の約束をした事がある。元・許嫁。
 12歳になった晴陽が「勉学に励み病院を継ぐ私にその様な相手は足枷でしかない」と言い出したことで事実上は解消されている。
 高校生という青春時代も晴陽の傍に居たが、彼女の親友である心咲が両槻で死亡した頃に違和感を感じ、一度距離を置いた。
 夜妖や希望ヶ浜の外に理解はあれど戦闘能力の無い一般人である事から夜妖事件であった際に巻込まれぬようにと周囲に忠告されたからだ。
 それでも元々は許嫁であった関係性から「晴陽の特別な存在」であると言う認識を抱いているのは現在でも変わりは無い。
 龍成などは夜善と晴陽が許嫁であった時代を当時は幼かったことで耳にした程度であり、水夜子に至っては「勝手に言ってる人」程度に認識している。

 再現性東京の現状をよく見ており、希望ヶ浜では最近何かと話題に上がる『自殺騒動』に注目している。佐伯操に報告する為の実態を掴もうとしているのである。
 その内容も静羅川立神教が関わっている可能性があり、希望ヶ浜新聞の記者に扮して『静羅川 亜沙妃』などに接触しようとしている。
 危険極まりない行動であるが、それも希望ヶ浜を『管理』する為の重要な仕事なのだ。
 また、死屍派閥に関して晴陽に情報を流したのは夜善であり「俺を頼ってくれるなんて、晴陽さんも素直じゃないなあ」と考えているようである。

 性格は非常に楽天家。真面目ではあるが、軽薄にも思える口調から晴陽からの信頼は薄い。
 正しく水夜子に言わせれば「可哀想なお人」なのであった。
 もしも可能であれば澄原病院の跡取りの事を考えて、以前の関係性に戻ろうと提案しているようだが相手にされていない。
 ……静羅川の一件で接触することが増えた事で、提案する機会が増えただけなのかも知れない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73547
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4171
名前:ジルベール・ロア・アズナヴェール
種族:人間種
性別:男性
年齢:50歳
一人称:私
二人称:~君(性別問わず)
口調:だ、だろう、だろうな
特徴:幻想貴族、『アズナヴェール男爵』
設定:
 幻想の片田舎に存在するアズナヴェール地方で牧師をしている男。
 金の髪に、灰色の瞳を持った穏やかな紳士である。
 教会は深緑の象徴である大樹ファルカウを信仰し、『灰の霊樹』の枝を神体として飾っている。
 人間種であるジルベールは幻想種の母『クローディヌ』を持ち、クローディヌが『灰薔薇教会』と名乗る地をこのアズナヴェールに開いたそうだ。
 深き森を離れたとて、心は常にファルカウと共にあるべき。クローディヌはそう願い、故郷を離れることになった幻想種達の為の信仰の場所を開いたのである。
 その信心深さを受け継いだジルベールは長命の母クローディヌと共に領地と教会を運営していた。
 早くに事故で亡くした妻『ラン』と、理由があり家を離れることになった最愛の愛娘『フランチェスカ』を思いながら――

 アレクシアは『灰薔薇教会』について知らずアズナヴェールに訪れた事は無かったが、ふとしたときにフランツェル・ロア・ヘクセンハウスにその地へ向かう事を誘われた。
 幻想にあるファルカウ信仰の地へ、深緑の動乱が終わったことを報告しに行く為であったという。
 訪れる前にフランツェルはアレクシアに語った。
 フランツェルの本来の名はフランチェスカ・ロア・アズナヴェール。アズナヴェール男爵家の次女であったという。
 祖母クローディヌは前代の魔女『ヘクセンハウス』であり、ファルカウを信仰するアンテローゼの守護者にして司教であった。
 クローディヌに任命されたフランチェスカは名をフランツェル・ロア・ヘクセンハウスと改め、ファルカウへと祈りを捧げ続けたらしい。
 灰薔薇教会は己の故郷であると同時に、本来の自分を置いてきた場所であると彼女は言う。
 本来ならば次代を継ぐべき母が事故で亡くなり、人間種でありながらファルカウの司教となったフランツェルは語る。

 ――幻想だけじゃない。各地でファルカウを心の拠り所にしている幻想種達は深緑の一件で怯え胸を痛めたことでしょう。
   彼等の心を救い、復興の道を示すのも、また、アンテローゼの司教の大切な役目なのよ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73510
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4169
名前:ムーア・ナイトメア(旧姓:ムーア・ゴモリー)
種族:人間種(魔種の可能性有)
性別:女性
年齢:40代後半(外見は20代)
一人称:あたし
二人称:あなた
口調:~ね、~よ、~だわ
特徴:かつての聖女、二児の母親、心を病んでる
設定:
 天義貴族ゴモリー家出身の修道女。ナイトメア家と親しい関係にある断罪者でもあり、その活躍により聖騎士としても知られているが、どんな時も必ず断罪対象に改心するよう説得していたことから『慈愛の聖女』と呼ばれた。
 ある時ムーアは、当時は弾圧されていたとあるリベラル派貴族を断罪せんと、ナイトメア家の協力者として出陣した。その際も彼女は最後の説得のために単身彼の居城に向かったが……実は彼は既に反転し、リベラルとは名ばかりの欲望の主となっていた。無論、説得が功を奏するわけも、魔種の圧倒的な力に敵うわけもなく囚われの身となり、異状に気付いたモーリスが乗り込んだ時には純潔と正気を失っていた。その後、ムーアの単独行動を許した責任を取るとしてモーリスに妻という形で引き取られたが、現在まで療養という名目で別邸に軟禁され続けている……モーリスが滅んだことで、ようやく使用人以外との接触を禁ずる者はいなくなったが。
 周囲は妻を心配してのことだと解釈しているが、モーリスが定期的に別邸に様子を訪れていたのは、ムーアの状態を監視するためであった。彼女が体のみならず心までかの魔種に溺れるようになってしまったのではないかと疑ったのである。娘たちをすぐにムーアから引き離して『断罪の聖女』として育て上げたのも、娘たち――特に長女ミリヤを魔種の影響から断ち切るためでもあったようだ。ムーアは「それで罪なき娘たちの疑いが晴れるなら」と娘たちの養育を全てモーリスに委ねてはいたが、妻の潔白を信じようとしなかった夫への憎しみは今も募り続けている。

マルコキアスにとっては伯母であり、父からは「尊敬すべき聖女」と伝え聞いていた。

今でも戦闘を行えばローレット上位陣にも匹敵する戦闘力の持ち主。
腐っても聖女である。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73550
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4358
名前:塊・鋼生(かい・こうしょう)
種族:亜竜種
性別:男
年齢:10歳
一人称:おれ
二人称:きみ/にーちゃん、ねーちゃん、(おっちゃん、おばちゃん等)
口調:だ、だよ、だよね?
特徴:竜覇(地)、亜竜集落フリアノン住民
設定:
 亜竜集落フリアノンに住まうまだ幼い少年。フリアノンでは里内の設備を見て回る『塊家』に産まれ、巨竜の骨『フリアノン』を護るべく日々努力を重ねている。
 集落内では里長である珱・琉珂とも交友があり、彼女の里での困りごとを聞いてはフリアノンの設備整えるべく奔走中。
「里長のねーちゃん」と呼びかけて塊家の一員として立派にお勤めを果たしている……が、まだ幼い為に好奇心には抗えない。
 好奇心旺盛で元気いっぱい。外より現れたイレギュラーズ――『砂の旅人』達がフリアノン内に何らかの不備を齎すのでは無いかと不安視する塊家の面々の中で、真っ先に『砂の旅人』と仲良くなろうと駆け寄ったのが鋼生である。
「こーちゃんって呼べよな」と明るい笑みを浮かべ、イレギュラーズを『砂の旅人のねーちゃん(にーちゃん)』と呼びかける彼はその心赴くままに里の外での物資補給を彼らに願い出るだろう。
 その際には自身も同行し、イレギュラーズ達と更に協力し合って外の知識を得たいと考えていた。
 産まれてからずっとフリアノンを護るべく過してきた少年にとって、外から得られる知識は更に巨骨フリアノンの為になる貴重な情報だ。
 巨骨フリアノンを守る為には外敵を倒すべきであるとも考え、イレギュラーズ達に鍛錬を申し入れることもあるだろう。

 琉珂に言わせれば「こーしょーは元気すぎる」そうだが、それが塊家だけではなくフリアノンで働く人々に笑顔を齎しているのだ。
 イレギュラーズが出入りを始めてから「にーちゃん」と呼びかけたチェレンチィをまじまじと見ていると『女性』であった事に気付いてから彼は暫くバツが悪そうにしていた。
 開き直って「にーちゃんみたいなねーちゃん」と呼びかけた彼は「これも縁だから、おれと一緒にフリアノン様のためになる物資を探しに行こうよ!」と笑いかけたのだという。
 明るくやんちゃな少年は誰とでも打ち解けられるだろう。ただし、その好奇心が『旺盛すぎて』危険地帯に踏み入れてしまう可能性があることには注意が必要だ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3013
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58996
名前:『繰切の子』灰斗(はいと)
種族:夜妖
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):不明(外見は14~15歳ほど)
一人称:僕
二人称:君(きみ)、呼び捨て、チェレンチィ
口調:だよ、だね、かもね
特徴:白灰銀の髪に赤い瞳の少年。燈堂の外に出る時は黒髪黒目に変ずる。
設定:
『<祓い屋>燈堂暁月』において、繰切の『楽しい』という想いから生まれ落ちた少年。
 蛇神から生まれ落ちた少年は、灰色の蛇の姿を取る事ができる。
 ただ、滅多にその姿にはならない。基本的に人型で行動している。
 基本的にのんびりとした性格で大人しい。興味が引かれる事には貪欲に知ろうとする。
 しかし、神の子であるので時に激しく怒り出すこともある。
 普段は白銀の近く(基本的に本邸、稀に南棟など)に居るようだ。

 兄である白銀には蛇眼が強すぎるから眼鏡を掛けろと言われるので、燈堂の外へ出る時は掛けている。
 白銀は外に出られないが、灰斗は出る事が出来る。その代わり、白銀のような特別な力は無い。
 生まれたばかりの灰斗にイレギュラーズが手を伸ばしたから、その在り方は人間に近くなった。
 存在は怪異や夜妖であるが、人間と変わらない。
 神の子であるのにも関わらず、あまり力が強くない事に対して少しコンプレックスがある。

 同じ日に生まれ落ちた『神々廻絶空刀』とは因果的に対になる存在。
 彼は無限廻廊としての役割を持つので、灰斗を何かと気にして干渉してくる。それが灰斗は苦手なのだ。
 されど、絶空刀が燈堂に来ると何かと一緒に行動する事が多い。
 二人とも生まれたばかりで好奇心旺盛なので、自然と遊ぶこともしばしば。
 まかり間違って、二人が本気で喧嘩をしようものなら、家族や友人に被害が出る事が分かっているので、専ら口げんかである。

 チェレンチィとは友達で、時折一緒に出かけたり、花見をしたりしている。
 外の事をたくさん知っているチェレンチィには懐いているようだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3358
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63190
名前:ヤツカ
種族:夜妖
性別:男性
外見年齢:20歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、呼び捨て、明煌、廻
口調:です、ます、ですか?
特徴:美青年。緑瞳。薄青の髪、サラサラのストレート。和風な首輪と手足枷をつけている。
設定:
 煌浄殿の呪物の一人。
 封じられている呪物ではなく、煌浄殿の一部。封じる者。
 何者をも逃がさない『鎖枷』の概念を宿した精霊。
 おそらく煌浄殿にある最古の『呪物』であると言われている。
 その名を<八束>という。蛇を表す八を束ね封ずる意味を持つ。
 廻が行ういくつかの浄化の儀式の際、ヤツカの枷を嵌める。
 深道の人々はヤツカの枷に絶対的な信頼を置いているからだ。
 二ノ社の儀式、禊の蛇窟での儀式共に廻の動きを封じ、それ故にその命を守るものとなる。

 とても長い年月を生きている精霊なので何処か儚い印象を受ける。
 代々の煌浄殿の主に仕えており、今代の明煌の事も見守っている。
 煌浄殿の中に居る呪物たちは己の子らだと思っており、大切にしている。
 呪物達もヤツカのことを尊敬しているのだ。

 自らの意思で煌浄殿に来た訳では無い呪物は最初とても抵抗する。
 それらが大人しくなるのはヤツカの優しい揺り籠があるから。
 鎖枷という概念であるヤツカは捕え封じる事により彼らを守っているのだ。
 特に『枷を着けられた方が安心する』者を敏感に察知する。
 最近煌浄殿へ預けられた廻は『安心する者』である。
 一時的な預かりでなければ、ヤツカは廻を優しい揺り籠の中で抱きしめただろう。

 明煌はヤツカが枷をつけなくとも、己を雁字搦めに縛っている。
 ヤツカが心配になるほどに、自縄自縛の呪いを帯びているのだ。
 明煌の心は誰も解くことは出来ない。
 それは彼の罪であり罰であるのだろう。

 もし、囚われることに何らかの強い忌避感がある者が煌浄殿に近づけばヤツカは姿を現すだろう。
 なぜなら、その強い感情の原因を解きほぐし、再び囚われる時の甘美な情動を知っているから。
 囚われていたことを深く刻んだ者ほど、裏を返せば執着している証拠なのだから。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3925
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70762
名前:パトリス・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):21
一人称:俺/然るべき場では「私」
二人称:君、~くん、~さん、~様、~殿、呼び捨て
    自分が親しいと思ってる人は愛称、もしくはあだ名を(勝手に)付ける
口調:~だ、~だよ、~だよね?/~です、~ます、~ですか?
特徴:快活、気がいい、貴族らしくない、貴族主義、怒り、二面性
設定:
 フィッツバルディの家系には珍しく母親譲りの『黒髪』。瞳は父親と同じ碧眼。
 細身の長身でスタイルが良く女性受けするタイプ。快活で気さくな性格で比較的親しみやすい性質を見せる。
 確かにレイガルテの実子であるが、非常に『権威主義的』な家内においては『レイガルテと余り似ていない事は大きな失点』であり、母親が一地方貴族の出自であり家格がそう高くなかった事からも周囲からの扱い、後継レースにおいても完全な不遇を囲っていた。特に大金星を挙げたレイガルテの側室となったにも関わらず、彼に似ていないパトリスを産み落とした母親パメラへの風当たりは異常という程に強く、フィッツバルディ家内のみならず、実家からの助けも無かった彼女は凄絶な環境で心を病んでしまう事となる。母親とは今もまともなやり取りは難しく、パトリスは軽侮と孤独に満ちた少年時代を過ごす事となった。
 そんな経緯もあって、非常に貴族主義、血統主義の強いフィッツバルディ家内における例外であり、庶民にも温厚で偉ぶる事が無い。
 人のふり見て我がふり直せとはこの事か――

 ――で、終われば平和なのだが、実はそんな話でもない。

 パトリスは自身と母を苛め抜いたフィッツバルディ本家自体をかなり強烈に憎悪している。
 本家の跡取り候補達が相次いで早逝した事から『呼ばれた』パトリスは大好きな母親と似た、自慢の黒髪を金色に染めて現れた。
 それは降って湧いた後継レースなる『差別主義者達の茶番』に対する明確な宣戦布告であった。
 同様の立場を与えられた兄弟達に対しては取り分け敵対的である。
 比較的正当な出自でありながら、貴族的な恩恵を受けてこなかった事から強かで手段を選ばない性質も持つ。
 ローレットに白羽の矢を立て、一早く取り込もうとしており、チェレンチィともその経緯で面識がある。
 決闘で白い手袋を投げる相手に構わず銃を撃つかのような、そんな類の容赦無さはやはりフィッツバルディにおける特質と言う事が出来るだろう。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4239
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/53291
名前:ガルボイ・ルイバローフ
種族:人間種?
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):51歳
一人称:私
二人称:お前、名前呼び捨て、(ターゲットや敵に対して)貴様
口調:だな、だろ、だろう(落ち着いた感じの男性口調)
特徴:鋭い眼光、口数少な目、隙を全く見せない立ち振る舞い
設定:
 かつて幻想に存在していた殺し屋一団『ルイバローフ』の頭目の男。
 一団に元々名前はなかったが、不便に思った依頼人たちが彼のファミリーネームで呼ぶようになり(「ルイバローフの所の~」等)それがいつの間にか定着したという。

 頭目らしく常に冷静、強者然としており、切れ者。殺しの腕は超一流。得物は腰に下げた剣。
 素早く確実にターゲットに食らいつき、息の根を止めることを得意としている。剣を抜いたが最後、相手は死の運命からは逃れられないと言われるほど。
 その高い身体能力から獣種や飛行種なのではと噂されたが、本人の口から自身の種族について直接語られることはなく、常に人間種と同等の姿でいたため、便宜上人間種とされている。

 険しい顔と寡黙なのが災いしてとても分かりにくいため、他人からは誤解されがちだが、実に仲間思いな人物。『ルイバローフ』のメンバー全員を大切に思い信頼している。彼らはガルボイに助けられた者が殆どで、皆ガルボイのことを慕っていた。
 一番新しいメンバーであるチェレンチィのこともさり気なく色々と気遣っており、チェレンチィもまたガルボイのことを頭目として慕っていた一人である。

 自らの過去を一切語らないため謎が多い男だが、一団の酒の席で一度だけ、酔って口が回ったのかほんの少しだけ話したことがあるという。
 曰く、元々は騎士として貴族に仕えていたこと。その頃出逢ったとある人物を探していること。
 それ以上は決して口を開くことはなく、真実か虚構か確かめる術はないが、優れた剣技や仲間思いな所等、由来があるように見受けられる。

 チェレンチィが監獄島に収監された後、何があったのかは不明だが突然姿を消し、現在行方不明。
『ルイバローフ』も実質的に解散状態となっている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73289
名前:『プリンシパル』シュナ・カンパルニエ
種族:人間種
性別:男
年齢:17歳
一人称:僕
二人称:君
口調:だ、だろ、だろう
特徴:ティーチャー・カンパニュラの子飼いの部隊『蜜蜂』所属、プリンシパル
設定:
 アドラステイアのティーチャー・カンパニュラが所有している諜報部隊『蜜蜂』にて『ジャルディニエ』を統率するリーダーを務める少年。
 紅色の髪に緑色の瞳を有し、華やかな外見をした少年。纏うのは薔薇の意匠の騎士服。
 将来のティーチャー候補と呼ばれており、諜報に優れ弁が立つ。多くの幼い子供達に慕われている『お兄さん』
 戦闘能力はまちまちであり、前線に立つことを好まない。あくまでもシュナは『使う側』の立場である。

 ティーチャー・カンパニュラを慕っており、彼女の指示があればイコルを呑み込むのも厭わない。
 オンネリネンの子供達を率いていたのもティーチャーの指示であり、個人的には『孤児たちなどどうでも良い』と考えていた。
 少年の中では自分はあくまでも戦災によって天義を見限った立場であり、不遇な子供ではないと認識している。

 元は天義の聖職者の家に生まれた。両親は『偽物の星アストリア』の部下であり、嘗ての戦災の際にもその手脚として戦った。
 シュナは両親に憧れ聖職者を目指したが、その内実や冠位強欲への手引きを行なう者に手を貸していただけだと知り深く絶望。
 天義を見限ったが、ぬくぬくと育てられた少年は孤児として生きていくことも出来ずにアドラステイアへと手引きされて入り込んだ。
 それでも、自身の持ち得る全てで『上にのし上がれる』空間が少年には心地良かった。
 その頭の回転の良さより魔女裁判で『裁判官』を務めて無数の子供達を渓へと落とした。
 その功績により直ぐに聖銃士になりティーチャー・カンパニュラの元へと導かれることとなる。
 洗礼名は『ロサ・ステラータ』。カンパニュラには『ステラ』と呼ばれている。皮肉にも星を思わせる呼び名である。

 救われたいなんて思ってない。
 不幸だなんて思ってない。何も知らずに偽りの星を掲げ続けた国よりも、信じる者を選べた僕の方が幸せだからだ。
 この国は腐ってなんかない。弱いヤツが死ぬだけなのに、どうしてお前達は勝手なことを言うんだろう?

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73892
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4244
名前:イヴェット・レティシア・ロメーヌブラン
種族:人間種
性別:女
年齢:24
一人称:私
二人称:貴方、~様
口調:~です、~でしょう、でしょうか?
特徴:真面目、粘り強い、冷静、情熱家、副官気質、女騎士
設定:
 レイガルテ・フォン・フィッツバルディに絶対的忠誠を誓う『幻想最強の黄金騎士』ことザーズウォルカ・バルトルトの副官を務める女騎士。
 冷静沈着であり、真面目で粘り強い。時にやや直情的な部分のある主人(ザーズウォルカ)の欠点を良く埋める存在である。実務能力にも長けており、私兵である公爵軍の管理、部隊の適切な維持に必要な事務方作業等にも幅広く実力を発揮し、レイガルテにも有用と見做されているようだ。
 事実、キング・スコルピオとクリスチアン・バダンデールの暗躍による、幻想全土での蜂起事件においては北部戦線へ釘付けとなったザーズウォルカ及びレイガルテに代わり、本拠地の防衛指揮の代理を行った事もある。(名目上の最高指揮官はアベルト・フィッツバルディである)
 自他共に認める才媛。幻想的な長い髪に、洗練されたアメジストのような切れ長の瞳。長身に手足は長く、高い教養を持ち合わせる事から十代の頃には既に社交界では引く手数多だった。男爵家は元々フィッツバルディ派に属する有力の貴族の一角である為、令嬢であるイヴェットが『騎士』になる理由は無かったのだが……
 切っ掛けは十五年前に遡り、彼女が悪漢に誘拐された事に起因する。敵対派閥の差し金か、抑圧された民衆の暴発か、単純な悪党の仕業か……フィッツバルディ派に属する『標準的貴族』であるロメーヌブランは不幸な事に内外に多くの敵を持っていた。何不自由無く育った彼女は自身の生家を原因に、人生で初めての理不尽にさらされ、その身の危機に瀕した訳であったが……
 この事件を圧倒的な武力で瞬く間に解決したのがレイガルテの主命を受けたザーズウォルカである。救出の際、武骨で、不器用で、話し下手で、それでも『主人の忠実な部下であるロメーヌブランの令嬢』を慮る彼の姿を見た少女は『実にませた恋をした』。
 結果、十六の誕生日に「何でも欲しいものをやる」と言った両親に「公爵様の騎士の身分を下さいませ」と無茶苦茶を言い――物理的に斬り込んだのである。
 かなり渋られたが、現在ではザーズウォルカにも受け入れられているようで信頼を受ける。彼の仮面の下の素顔を見た事のある数少ない人物である。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/55850
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4350
名前:ルトラ・ティーガー
(※本名:ヴァルトラウト・トラオム・トラーゲン)
種族:獣種(虎の獣種)
性別:女
年齢:16歳
一人称:オレ
二人称:お前、名前呼び捨て ※許せない敵にはあいつ・てめぇになる
口調:~ぜ、~だよ、~だよな? ※キレた時には虎のように咆哮する事も
特徴:鉄帝出身?・傭兵兼冒険者・猫やネコ科や動物大好き・独立島アーカーシュ協力者(予定)・特異運命座標(ローレット未所属)・ヨゾラの友達
設定:

傭兵兼冒険者として日々を過ごす虎の獣種の少女。
気の向くままに各地へ旅し、その場その場で雇われ戦ってきた。
ローレット未所属だが特異運命座標でもある。

性格は虎か猫のように気まぐれで色んな事に興味深々、大雑把でさっぱりとしており、割り切りが良い上に(過酷な環境でも生き延びてきたが故に)意外とシビアな考えをしている面も。
ただし、自分の誇りや大切な存在を傷つけるものは許さず、激怒し続けるし割と根に持つ。…そういう点ではヨゾラに少し似ているかもしれない。

服は気に入ったものを買う(今の服は特にお気に入り)が、うさぎの縫いぐるみは子供の頃から大切にしている宝物。これを奪われかけたり傷つけられると尾を踏まれた虎が如くに激怒し、傷つけた相手を許さないだろう。

趣味は冒険・探索・機械いじりに料理。あと猫や動物と過ごしたり戯れる事。猫やネコ科大好きで、自分が虎の獣種であることも誇りに思っている(ので耳や尻尾を褒められると照れる)。
銃のメンテナンス方法や機械方面にも長けている(面倒になると蹴ったら直るだろってやる事もあるが)。
料理は「焼きゃいいだろ焼きゃ」「煮て適当に味付ければいいんだよ」「毒がなくて腹壊さなくて食えりゃ良いって」という極・大雑把スタイル。たまに調理器具か料理自体がぶっ壊れる。

戦闘面では物理系・命中と回避が高めのアタッカー。得意武器は銃だが格闘もできる。
特殊抵抗がやや低く、術方面の知識は疎い。

鉄帝から冬になる前に他所に行こうかと準備していた矢先に新皇帝の騒動が起こり、どこかの勢力(混乱の原因+弱ければ死ぬ新皇帝派は論外)に協力しようかなー…と考えていた所でヨゾラと出会う。
ヨゾラは虎な耳と尻尾を見て「とらだー!」とか嬉々として言ったらしく、それを機に猫好き仲間・友達として意気投合。

アーカーシュの空中港改めアーカーシュ・ポータルに入港可能になれば独立島アーカーシュに合流して協力予定。実は浮遊島や古代遺跡等にもわくわくしているようだ。
また、ヨゾラから彼の領地・幻想国のエアツェールング領の事を聞いた彼女は興味深々で、鉄帝の騒動が解決すればそっちに行って護衛か傭兵として雇われてもいいかなーって思っていたりする。

基本的に明るい彼女だが、自身の過去は殆ど語らない。もしかしたら何かあるのかもしれない。
どうやら出身は鉄帝のようなのだが…。
なお、反転はする気がないから断ると決めている。呼び声に応じないでほしいとヨゾラに懇願されている+間違いなくローレットに討たれることになるからだ。

「おーヨゾラ!今度一緒に遺跡探検いこうぜー!」
「エアツェールング領、猫沢山いるんだろ?いいなー撫でたいなじゃらしたいなじゃれたいなー!」
「……あいつだけは許せねぇ。絶対撃ち抜く。だから止めんな…!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73761

アドリブ・改変歓迎。
名前:岩倉真礼
種族:旅人(吸血鬼)
性別:女
年齢:10代
1人称:わたし
二人称:あなた
口調:ね、だわ、だよね

設定
岩倉鈴音の姉。いわくら まれ
マレーの愛称で呼ばれる。
吸血鬼の名家に奉公し、令嬢に信頼されて吸血の儀式を受ける。

ある日ダンジョン奥深くで意思を持つ爪楊枝を発見して歯磨きに使っていたところ魔劍にすくすく成長し、【劍の従者】として真礼と契約する事態に。
いまさら捨てるわけにもいかず獲物をとって劍に喰わせる次第。

性格は岩倉家のなかでは常識人でいきものを育てるのは好きみたい。
召喚されてからも魔劍の世話しないといけないからローレットには参加せず傭兵として色々仕事を選ばすやってたみたいである。

彼女の方針は【帰還】
ラスボスを倒さねばならぬならどこへでもいくつもりらしい。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68064#illust-68064
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4232
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/47544

名前:璆鏘(きゅうそう)
種族:鬼人種
性別:男性
年齢:21歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろ? ~だよな!
設定:
◎経歴・能力
 鬼人種の青年。弥鹿と同時期に召喚された神使でもある。
 性格は明朗快活で真面目。どこか未熟さ(少年っぽさ)を感じさせる――が、武において様々な努力を続けている彼は、里の者から信頼されている様だ。
 何事に対しても懸命な熱血漢で、曲がった事は許せないクチ。
 ちょっとお調子者な面もある。

 弥鹿と同じく、仙術格闘『五咲拳』の使い手である。
 得意技は、結晶化の土行術を駆使した戦闘術……というよりも『五咲拳』の根幹にある五行の技の内、土行の技しかまともに行使できない偏りまくった才能を持つ。
 本人曰く、『まともな戦いがギリギリ出来る程度の落ちこぼれ』――だが。実際は弥鹿の見立てでは『いずれは、土行の技のみで私を越える可能性を持つ逸材』と評される才覚が眠っている。尤も、調子に乗る性格であるが故に言わないが。
 実は将器を有しているが自覚は無い。はたして開花する日は来るか否か。
 ――或いは彼のその才が必要とされる時は、相応の危機の際かもしれぬが。

 なお兄弟子である弥鹿の事は『弥鹿の兄貴』と呼んで慕っている。師である琳瑯の事も同様に慕っており、弥鹿と共に彼女の事を支える事を生き甲斐に感じている様だ。普段は主に、弥鹿のサポートや里の護りを担当しており、弥鹿が安心して遠出できる要因の一つである。
 ただ時折、琳瑯からなどの命によって里の外に使いとして出る事もある……が。
 何故かそういう時に限ってトラブルに巻き込まれたりもする事が多い様だ。
 本人の過失など一切なく、純粋に歩いてるだけで何がしかの事態に遭遇する事も。弥鹿からは『璆鏘は歩けば棒に当たるね』なんて、からかわれる事もあるとか。

 実は、鬼人種としての特徴である角が欠けている(全く無い訳ではなく名残はある)
 これはかつて過去に行われた『ある迫害』の結果によるものであり……彼の明るい性格は、そんな逆境の中で命を繋ぐ為に培われた『無理やり構築されたポジティブシンキング』によるものである。
 陽気なる言動の全てが嘘と言う訳ではない。
 しかし歪なる環境下で培われた性格は、歪に彼を維持するだろう。
 ――彼は陽気である以外の感情を上手く引き出せない。
 その事に気付いているのは琳瑯を含めた一部の者だけである。
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4262
イラスト:hthttps://rev1.reversion.jp/illust/illust/47546

名前:可畏(かい)
種族:鬼人種
性別:男性
年齢:20代後半?(本人曰く覚えちゃいねぇ、との事)
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろ?
設定:
◎経歴・能力
 汰磨羈の関係者である琳瑯の元弟子。
 鬼人種の武人にして仙術格闘『五咲拳』の使い手の一人である――
 しかし現在は五咲衆を抜け各地を放浪している……

 その理由は五咲衆の長たる弥鹿の打破の為。
 弥鹿を倒す為に武者修行の旅を行っている最中なのだ――

 弥鹿を最大の好敵手としており、彼を倒す事こそが現在における最大の目標となっている。
 曰く『あいつはいろんな意味で気に食わねぇ。あいつだけは、俺の手でブッ殺さなきゃ気が済まねぇんだよ』――との事。
 非常に激しい猛りを内に秘めている人物であり、仙術格闘『五咲拳』に関しても独自に攻撃的・殺人的に改良した為、師である琳瑯から苦言を呈されていた。
『あそこ(五咲衆)は生温すぎる。あの中にいちゃぁ、何時まで経ってもアイツを殺す事は出来ねぇ』

 ……何故弥鹿を其処まで敵視するのか。
 それは彼の過去に大きく起因する。彼もまた迫害されし鬼の一人であった――
 しかし彼は『弱者』である事を是としなかった。
 己を軽んじる者は殺す。己を見下す者は滅す。
 その気性の儘に迫害せし者を打ちのめして来た。
 札付きとして知れ渡ろうと関係なかった。己は己の儘に在る。
 ――斯様な彼を止めたのが弥鹿であった。
 弥鹿は可畏にとって初めて己が『暴』が通じぬ者。強靭な力によって自らを押さえつけた者。
 敗北。屈辱。汚辱とすら感じたあの刹那。
 忘れようがあるまい。
 故にこそ彼は呑み込んだ。
 内より湧き出んとする殺意を。破裂せんとする所まで抑え込んで。
 もう一度負けたなら、己は己を許せないだろうから。
 呑み込み呑み込み、己が『暴』を超えた『威』を自らも宿さんと――
 それが故に『五咲拳』を学んだ。
 いずれこの拳を持って奴を超える事こそが――完全なる勝利であると信ずるから。

 只管に強くなる事にだけ興味があり、それ故に弱者の事は良くも悪くも歯牙にかけない。
 その一方で、強いと認めた相手に対しては積極的に死合いを挑み、容赦も慈悲も無い暴力で文字通りに叩き潰してきた。
 彼が行っている道場破りには血が必ず流れるという……

 ――もしも何処かで弥鹿に遭遇したら、その場で襲い掛かることだろう。

 それは彼の魂に刻まれた、宿命とすら定めているのだから。
名前:メイヤ・ナイトメア
種族:人間種
性別:女性
年齢:20歳
一人称:私
二人称:貴方、貴女
口調:~です。~ます。~でしょう。
特徴:物憂げ、苦悩と慈愛
設定:
*こちらの関係者(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1091534)と同一人物です。

 かつては反転した父モーリス・ナイトメアの忠実な道具として敵を断罪することに喜びを感じていたが、父の誤りと姉ミリヤの説得を受けて、不正義とされる相手とも納得のゆくまで対話して断罪の是非を見定めるべきだと考えを改めた、元『断罪の聖女』。その在り方は期せずして独身時代の母ムーアと似たものとなることになった。
 しかしその内心は、遣りどころのない悔しさで満ちている。自分はもう父の言いなりにはならないと姉に信じさせることができず、姉に自分を庇っての反転を許したこと。ならばせめて姉が望みを果たした後には速やかに自身の手で姉に引導を渡したいと願ったにもかかわらず、特異運命座標に選ばれなかったこと。
 もっとも後者に関しては、お蔭でナイトメア家の行く末を精算する暇が生まれていることは否定しがたい。今のメイヤは事件を経てナイトメア家と距離を取りたがる家臣には新たな主君を紹介しつつ、今なお支えようとしてくれる家臣のためには父の罪を禊ぎ家を再興する術を模索している。
 目下の課題は、父に忠実だった自分が当主となれば父の時代と変わっておらぬと誤解されかねないこと。この解決策としては、ナイトメア家の現状に理解はあるが母の件で必ずしも良好とは言い難いゴモリー家から婿養子を取ることで反省をアピールするという案がある。その場合の婿役には、天義を救いし特異運命座標の一員という立場を手に入れ、メイヤを敬愛もする、マルコキアスが適任であろう。……が、多数の罪を犯し姉を助けることもできなかった自分がマルコキアスの崇拝に近い感情を利用することへの負い目や失望されることへの恐れ、そして姉を“救いうる”特異運命座標に自分を差し置いて選ばれたマルコキアスへの焼き餅のため、メイヤはその選択肢を取れずにいる。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73785
設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4377
名前:出雲興縁
種族:旅人
性別:女
年齢(或いは外見年齢):17
一人称:ウチ
二人称:〜はん、愛称
口調:やな、やで、やない?(やないん?)/イケイケな関西人風
特徴:長髪 片足網ニーソ 黒白上着(中が"スクリーン")
設定:

職業:バトル・パフォーマー/[EMPTY]
好物:音楽、舞踏、演技、他華やかな事全部
嫌物:資金不足、辛気臭い事

 『泳雲掴夢』の四文字を座右の銘として、場所時間所属無く舞うバトル・パフォーマー。服の中に広がるめくるめく光景を文字通りの背景にして、鳴り響く音楽と共に戦う。彼女にかかれば、どんな激戦も殺陣のようになる。もしも見惚れてしまったら、"やられ役"になってしまうからご注意を。
 常に笑って過ごしている彼女であるが、その過去は暗く重い。聞こうとしても「そんな面白いことありゃせんよ。そないな事より──」と話題を変えられるのがオチ。本当によくある話でつまらないと言ってきかない。
 また、根っからの放蕩癖持ちの興縁は、常に刺激を求めてふらふらりと街から街へ旅をしながら日銭を稼いで眠る日々。一種の"習性"ようなものなので同じ場所に立ち寄ることもままよくある。
 『有原卮濘』の事は"同類"だと思っている。様々な共通点を持っている上、いつもいつでも今を楽しんで動いているから。「こないな現実なんて、楽しまな損やろ?」


 彼女の[裏]に通ずる連絡先は、混沌に来てからは鳴ることを知らないままである。


イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73968
名前:憐花・アルティスタート
種族:ドラゴニア
性別:女性
外見年齢:十代後半
一人称:わたくし
二人称:~様
口調:です、ます、でしょう、ですか?
特徴:【無表情】【長髪】【大きな角】【無口】【淡白】【混沌】

設定:
 憐花はマリエッタが覇竜領域での活動を行っていた際に知り合った女性である。
 その素性も来歴も明らかになっておらず、また自身の口からもそれを語らない彼女との交流は出会った当初こそ難解を極めたが、現在においては彼女とマリエッタの関係は良好と言える。
 ……余談ながら、人に怯えるように暮らし、人と接することを拒んできた憐花、且つそんな彼女が唯一気を許した点から見ても、マリエッタの人たらし――ではなく包容力はかなりものであろう。

 憐花ははるか昔に覇竜領域に於ける海岸沿いの人里に辿り着き、亡くなった者を海へと流す水葬の役割を自ら務めるようになった少女である。
 こうした火葬・水葬の風習は多いわけでもないが珍しくもない。強大な亜竜種や、それに比類する野獣が住まう覇竜領域に於いては死体の放逐や土葬などはそれを食い荒らされる可能性もあり、其処から人の味を知った存在によって近郊の人里が被害にあう可能性もあるためだ。
 元は余所者である憐花ではあったが、間接的に自らが住まう里を外界の脅威から守っている彼女の存在に対し、住民たちも感謝を示してはいる。
 が、その接し方が「親交」ではなく「崇拝」としてのそれに近いこともあり、彼女と仲が良いと言える者は里の中には生まれ得なかった。
 こうした境遇も、里内における憐花の孤立が加速することとなった要因と言えよう。

「現在においては」覇竜領域の里に於ける水葬人として在る彼女ではあるが、それ以前に彼女はどこから来たのか、どうしてここに流れ着いたのかを語ることは現在まで無い。
 ただ、少なくともその態度に悪意の類は見られず、特にマリエッタと交流して以降は自身に接してくる相手に対して(酷く怯えはするが)常識的な対応を返せるようにはなってきている。
 一先ずは、「良き隣人」。ただそれだけの関係。
 それが、この先どのように変化するかは……彼女に接する人たちによって変化していくだろう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73310
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4393

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM