PandoraPartyProject

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<希譚>

聞いてはいけない話

希譚

 それは『希望ヶ浜』の都市伝説。
 それは『希望ヶ浜』の有り得ない話。

 それは『希望ヶ浜』に存在した神様の――……

『希望ヶ浜 怪異譚』
 それは希望ヶ浜に古くから伝わっている都市伝説を蒐集した一冊の書です。
 実在しているのかさえも『都市伝説』であるこの書には様々な物語が綴られています。
 例えば、『石神地区に住まう神様の話』。例えば、『逢坂地区の離島の――』。例えば……。

[注:繙読後、突然に誰かに呼ばれたとしても決して応えないでください。]
[注:繙読後、何かの気配を感じたとしても決して振り向かないで下さい。]
『真性怪異』
 人の手によって斃すことの出来ない存在。つまりは『神』や『幽霊』等の神霊的存在。人知及ばぬ者である。
 神仏や霊魂などの超自然的存在のことを指し示し、特異運命座標の力を駆使したとて、その影響に対しては抗うことが出来ない存在のこと差す。
 只し、此処で定義される神は混沌世界の『神』とは同義ではない。再現性東京の『日本』というフィールドを強く反映し、此処で定義される神仏や霊魂などの存在は八百万の神々(人間社会の法則や論理では制御不能な存在)を指し示すようである。

 この真性怪異と出会ったならば、先ずは逃げることを推奨する。何故ならば、其れ等によって齎される祟りや呪いには抗う為の手が確立されていないからだ。

希譚シリーズ

『石神地区』
 再現性東京2010街の希望ヶ浜地区の端に位置するスポット。山と田舎、土着信仰にフォーカスを当てて設計された地区である。
 利用者が減少した去夢鉄道石神線は廃線となり、交通手段が脆弱で在る事が人口流出に拍車を掛けているようです。
 非情に風光明媚な田舎と言った雰囲気です。寂れた街であり、田園風景が広がっています。直ぐ傍に存在する石神山を越えれば混沌世界と練達の風景が広がっています。
 山が『非現実』を阻んで居る事で、山自体が神域であると言う考え方も存在して居ました。
 山上には石神山上ダムが存在して居ます。此のダムは嘗ては住民運動が行われた来名戸村の上に立てられたものですが、移住支援などの手厚い住民への対応で円満的に開発が進められたそうです。
『逢坂地区』
 再現性東京2010街希望ヶ浜地区の海沿いに存在する街です。海というロケーションが存在し得ない区域ですが、『希望ヶ浜から出たくない人々』の為に神奈川県鎌倉付近の風景を再現したと言われています。
 ある種で片田舎の観光地と言った風貌です。遠く、海より見えるのは『沖の御島』とも呼ばれる離れ小島です。
 嘗ては護島(後藤)と呼ばれる人々が守人として住んでいたと言われており、様々な伝承や民俗風習が残されています。
『????』
――No data.

『スポット紹介:石神地区』
『石神駅』
 元・去夢鉄道 石神線 石神駅。
 廃線になった元無人駅です。音呂木ひよの曰く唯一現世と『隔世』の入り口としてのモチーフとして使いやすい場所だそうです。
『石神市街』
 石神地区の中央市街です。田園風景の中にぽつぽつと家屋が存在して居ます。其れ等も殆どが空き家となっており、寂れた商店街には人気がありません。
 残された人々のために阿僧祇霊園のスタッフが慈善事業を行っていることがテレビでもよく中継されています。
『石神山上ダム』
 石神山の上に存在するダムです。嘗てはダム予定地に来名戸村が存在しましたが、村全てを取り潰すと言う方向で可決され、ダムが建設されました。
『旧:来名戸村(山上ダム底:来名戸村)』
 来名戸村と呼ばれた村です。ダムの底に沈んでいます――が、この『来名戸神』と呼ばれる真性怪異が眠っています。
 人々の存在に気づき手を伸ばし、抗うことを拒みます。それは、自身らの『領域』に入った者を決して逃さぬという意志なのでしょう……
 参考シナリオ:<希譚>石神地区来名戸村
『阿僧祇霊園石神支社』
 阿僧祇霊園の石神地区の支社です。冠婚葬祭イベント事は何でも担当していましたが昨今の人口流出によって、現在は村の便利屋さん状態です。
 長らく此の地区に根を下ろし続けた事で、一部スタッフは精神に異常を来たし地下の空洞にて******(これ以降は繙読不可能です)
 参考シナリオ:<希譚>阿僧祇霊園石神支社

『スポット紹介:逢坂地区』
『逢坂市』
 神奈川県の海沿いの田舎をモチーフに作られた海沿いの街です。其れなりに栄えていますが閉鎖的な雰囲気は否めません。

『****島』
 ――No data.

『音呂木』

 音呂木 ひよの (おとろぎ ひよの)
 音呂木神社の一人娘。古くから希望ヶ浜に存在する『音呂木神社』の巫女であり、真性怪異及び悪性怪異の専門家。
 神事の奉仕、及び神職の補佐役を担っているが希望ヶ浜学園の学生及びアドバイザーとしての立場が強く、中心的な神事は両親が行って居るようである。
 真性怪異には『音呂木の娘』として受入れることを拒絶されることも多い程に『音呂木の娘』としての血が濃く、霊的存在を認め忌避感を示すことはない。
 普段は明るく元気な希望ヶ浜の皆の『センパイ』。希望ヶ浜学園の生徒を送り出した際には、彼女は『皆の帰り道』となるべき存在である。
 『音呂木』
 本来は『御路木(おろぎ)』『戸路来(とろぎ)』とされ、神々のお通り道である神木を指していたのだとか。それが転じて『御途路来』となり、『音呂木』になった――とされている。
 希望ヶ浜に古くから存在する神社であり、神々の通り道たる神木の護り手。初代神職より連なる一族で神をお守りしている。

『協力者?』

 澄原 晴陽(すみはら はるひ)
 澄原病院院長。希望ヶ浜にネットワークを広く持つ澄原財閥の直系親族。年若くして院長の座に就いている。専門は小児科及び『夜妖』
 希望ヶ浜の特異的な診療としての『夜妖総合診療』を行っており、横の繋がりは広く持つ(希望ヶ浜内に存在する夜妖診療所で対応できない場合は全て澄原病院が受入れることとなっている)
 医療的観点から夜妖への対応に当たる事より『祓い屋』に対してのスタンスは「其方で出来るのであれば此方は出る幕がない」と一歩引いた様子であるが、無理矢理の対処は患者(対象者)の負担になると非常に否定的見解を述べるようである。音呂木ひよのに言わせれば「晴陽先生の都合の良いお医者様ごっこの台詞」であるそうだが――……

 彼女が味方であるかは定かでは無く、敵であるとも言い切れない。非常にグレーな存在であることは確かだ。

これまでのシナリオ


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