どうたい

登場人物一覧

名前：あさ
種族：夜妖（真性怪異の贄の少女、便宜的に夜妖と表記する）
性別：女性
外見年齢：10歳
一人称：ア（わたし）
二人称：アア（あなた、～さん、お姉ちゃん、お兄ちゃん）
口調：アアアア（です、ます、ですか）
特徴：狭照屋村で贄になった娘。真性怪異の一部だったもの。
設定：
　未散とアレクシアにひっそりと付いてきた真性怪異の一部だったもの。現在は背後霊系夜妖。
　じっと見守っているだけであり、意思疎通は余り出来ない。時折背後に立っているのを発見されるが直ぐにその姿を隠してしまう。
　アレクシアまたは未散の背後を見た際にどこかを指差す『あさ』を見付けることが出来るだろう。そうした場合は「あの辺に何か居るよ」と言っている様子である。
　じっと見続けているだけであり、その理由も「お姉ちゃん達が何かしている」と興味があっただけのようである。
　外に出ることが出来ず、ただ、村に存在していただけの『あさ』は漸く外に出ることが出来た。
　構ってやらなければ唐突にかくれんぼを始めるため、出来れば時折『遊んで』やった方が良いようである。
　基本的にはアレクシアの傍にぴったりと引っ付いており、未散から『ハヤマ様』の気配を感じると姿を隠してしまう。
　両槻に近付こうモノならば直ぐに取って食われてしまうだろう。
　ハヤマ様は未散を『あさ』に盗られたと認識しているようだが、アレクシアにも憑いている為、現状の維持が出来ているようである。
　ハヤマ様の影響もあり『あさ』からみれば未散は「怖いモノがずっと一緒にいるおねえちゃん」でありアレクシアは「何時か連れて行けそうなおねえちゃん」なのだ。

　長く伸ばした黒髪に着物。日本人形のような姿をして居る。
　名前は水夜子が取りあえずひよのと共に『引っ剥がそう』とした際に聞き出すことに成功した。フルネームは『烏合（うごう） あさの』というらしい。
　二人が望んだ場合は水夜子が蕃茄にしたように秘宝種の体に取り憑かせることが出来るそうだ。
　本人の精神がそうであるため、10歳前後の少女に限定するが、その場合は二人が望んだ姿にしてやればいいだろう。
　蕃茄のように体を与えてやらなければ「あ、あ、ああ、あああ、あーあうあ」と意味のない声を発するだけで意思疎通も難しいようだ。