PandoraPartyProject
鎖海に刻むヒストリア
『最高戦力』を終結した今こそ全戦力での完全突破を図る時です!
……!? その、アクエリアから出撃した船団より報告がありましたわ!
冠位魔種アルバニアの軍勢と遭遇! 戦闘状態に入ったとの事です!
アドミラル・アセイテ、バニーユ夫人の姿も確認されたと……!!
この度の軍勢は我ら海洋に加え鉄帝の海軍も含んでいます。
投入出来る限りの全戦力を集めました。調査や安全策はおしまいという事です。
ここから先は覚悟の時間……文字通りの『決戦』です!
向こうも相当な数で迎撃の構えを見せている様ですし、噂の海賊ドレイクの姿もあるとの事。
ドレイクは――双方を敵としているようですが、幾らか優先攻撃目標は魔種寄りですか?
中々一筋縄ではいかない、そう難しい状況にはなりそうですが……!
ここで勝てれば死の呪いを打ち破れる。尤も負ければその限りじゃねぇだろうが……
力の見せ所だぜ――イレギュラーズ……って言いたい所だが、こりゃどうした?
前線の様子が早くもおかしいじゃねぇか。戦う前にか? 魔種共の都合良く?
有り得んな。こりゃ、例の『権能』ってヤツがいよいよ来たか!
このままでは連中の思うツボ、我等の勝利は泡と消えよう!
ローレットの団長殿、お頼みばかりで心苦しいが策はあるのかぇ?
実際、どれ位期待に応えてくれるかは知れねぇが――
切り札には切り札をぶつけるしかねぇ。
出来るだけ素早く、必要な程度強力に、だ。
待ってなよ、お姫様。アンタ美人だから俺も一層やる気になるぜ。
ええい、ともあれ。ここまで来れば信じず慌てる妾ではないわ!
海洋の悲願はすぐそこにある。積み重ねられた歴史が、無念が動く時が来たのは間違いない!
冠位の魔種とやらが出てきた事こそがその証左。あるのだこの先に!
妾らの夢が! 幾代も前よりこの国の誰もが夢見た新天地……
――『ネオ・フロンティア』が!
皆、往こう。この国の女王たる妾が宣言する!
この号令をもって――唯圧倒的に『絶望の青』を踏破せん!
※状況は極めて不利ですが、イザベラ以下全軍の士気は上がっています!
解説
この青を『攻略』せよ
アルバニアを追い詰める激しい追撃はとどまる所を知らなかった。
後半の海の苛烈さはこれまでの比較にならないが、死兆に侵された仲間達を救う為にはそれしかないと思えば、士気は自ずと高まるばかり。
破竹の大活躍を続けるイレギュラーズの進撃を後押しするように海洋王国女王イザベラとソルベは一計を案じる。
それは即ち、かつての敵国ゼシュテルより大援軍を引き出すという奇計だった。
全ての準備を整えたイザベラ、ソルベは本号令につき採用していた少数艦隊で安全確認、掃海を行う現在までの作戦を放棄。
ゼシュテル鉄艦隊と合流を果たした海洋王国・ローレット連合軍は大艦隊を結成し、乾坤一擲の大勝負に出る。
それは即ちその後を考えない最後の作戦である。
この一回を持ちて『絶望の青』を攻略する――アルバニアを引きずり出すという鋼の意志の発露であった。
向かう所敵無しの大艦隊は威風堂々と海を征く。
果たして『それ』は遂に行く手を邪魔せんと現れた。昏い目をして艦隊をねめつけるは大軍を率いた大魔種・冠位嫉妬アルバニア。
更に彼方を見れば、訪れた決戦に姿を見せる海賊ドレイク。
ネオフロンティアを巡る永き因縁はまさに最終章を迎えようとしている――!
廃滅病(アルバニア・シンドローム)
外洋遠征のなかで発覚した魔種アルバニアによる権能であり呪い。
廃滅病を治癒する方法はアルバニアを倒すことのみであり、絶望の青に踏み込んだ全てのものは罹患の危険をもつ。(それが魔種であっても例外ではない)
病状が進行しきった場合、溶けて海の一部となると言われている。
コン・モスカの協力を受けローレットおよび海洋王国協力者たちは症状を遅らせることに成功したが、根本的な治療手段が『冠位嫉妬アルバニア』の打倒――この場合、絶望の青攻略とイコールすると言われている――でしかない状況に変わりは無い。時間的制約と、状況を鑑みればアクアリア攻略が失敗ないし大幅に遅延すれば彼らを救う手立ては……
シナリオ一覧
成功 | 大成功 | 失敗 | 大失敗 |
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