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シレンツィオ・リゾートTOPLOG
TOPLOG
我々は海を手に入れた。我々は空を手に入れた。
我々はこの世界に自由を手に入れたのだ。
ここはシレンツィオ・リゾート。自由の島々だ。
海洋、鉄帝、豊穣、そしてラサが交わる貿易都市として発展したシレンツォオ(フェデリア島)は世界で最も金が動く街でとなった。
港湾労働者たちは街を賑わせ、訪れる貴族達には高級ホテルやカジノが建ち並び、各国の代表者たちが集まり互いの利益をピザのように切り分けている。
そんなシレンツィオ開拓二周年を記念したサマーフェスティバルが間近に迫り、各国の威信をかけた豪華客船クイーンエリザベス号によるクルーズツアーが計画されていた。
しかし航路であるダカヌ海域には正体不明の新種モンスター『深怪魔』が出没しはじめ……。
- 楽園へようこそ
- let's enjoy
- 海よりの魔
- 海の音色にのせて
- 竜宮城から来た少女
- 竜宮弊キャンペーン!
- Neo Frontier summer festival 2022
- 潮騒のヴェンタータ
- 天浮の里
- 潮騒のヴェンタータⅠ
- 潮騒のヴェンタータⅡ
- 潮騒のヴェンタータⅢ
- 細波のゆきさき
- 水神の膝下
- フリーパレットと子守歌
- 竜宮のプリンセス
- ソルベtanしか勝たん!
- 深海の『悪魔』
- 竜宮解放!
- 深海に悪意は躍って
- 竜宮の寵愛
- 『器』
- 夢に踊る
- ダガヌチの巫姫
- 欲望と対峙するとき
- 深淵の誘い
- インス島攻略作戦・開始
- デジールの呼び声 Ⅰ
- デジールの呼び声 Ⅱ
- 遠き『不凍』を思えば
- 水鏡のあなた
- 焦がれたモノ
- 純粋なる欲望と
- あなたに見せた少女の本音
- 最後のプーロ・デセオ Ⅰ
- 最後のプーロ・デセオ Ⅱ
- 最後のプーロ・デセオ Ⅲ
- やっと会えたね
潮騒のヴェンタータ
ついに始まったサマーフェスティバル。深怪魔の問題は未だ解決していないが、竜宮城からやってきた少女マール・ディーネーによってその解決法がもたらされる。なんと神器『玉匣(たまくしげ)』を用いることで深怪魔を封印できるという。
しかし玉匣は何者かに破壊されており、力の欠片である竜宮弊がダカヌ海域周辺に散らばってしまっていた。
竜宮城は神器修復のため、シレンツィオは深怪魔問題解決のため、各国代表よりローレットに向けて竜宮弊集めの依頼が大量に発行されたのだった。
更に、各国代表はついでとばかりに誰が一番竜宮弊を集められるかというお遊び投票レースを始めたのだった。
深海メーディウム
デジールの呼び声
竜宮の危機を退け、新たな絆を結んだイレギュラーズ達。事態解決の糸口は見えど、しかし深怪魔たちは新たなる脅威『駄我奴子(ダガヌチ)』をけしかけ、攻撃を続ける。 そんな脅威と戦い続ける中、収集を続けていた『竜宮幣(ドラグチップ)』はほぼすべての回収完了を見られ、『玉匣(たまくしげ)』はその力を取り戻す。悪神ダガヌ封印の目処の付いた竜宮の乙姫『メーア・ディーネー』は、シレンツィオ総督府と協議を重ね、ダガヌ海域の悪神ダガヌの神殿たる『インス島海底領域』への一斉攻撃を提案する。
悪神ダガヌを、ローレットイレギュラーズ・シレンツィオ合同軍の攻撃により消耗させ、今度こその完全封印を狙うのだ。
しかし、悪神ダガヌも、それを黙ってみているわけがなかった。合同軍がインス島近海へ布陣したころ、ダガヌは深怪魔たちを竜宮へと再度けしかける作戦へと出たのだ。
また、先の襲撃の際に、内部に『深怪魔の種』を残していたダガヌは、竜宮内で深怪魔たちを次々と生成し、内部からの竜宮崩壊を目論む。そして『深怪魔の種』は、乙姫メーアの精神を強く蝕んでもいたのだ……。
竜宮の再度の襲撃に、自由に動けるのは転移能力を持ち、竜宮に急行できるイレギュラーズのみ。イレギュラーズは竜宮へと救援に向かう算段をつけ始める。……だが、その時『天浮の里』に渦巻く悪意もまた、その動きを見せようとしていた。
苛烈な三正面作戦をとらざるを得なくなった、ローレット・イレギュラーズ達。だが、この難局を突破すれば、シレンツィオには再び平和が戻るはずであった。
穏やかな海を取り戻すため、ローレット・イレギュラーズの戦いの幕が上がろうとしている。
最後のプーロ・デセオ
悪神ダガヌ封印のための最終決戦の火ぶたは切って落とされた。ダガヌ海域はインス島へ、シレンツィオ連合軍とローレット・イレギュラーズによる攻撃が行われるも、敵はそれをあらかじめ知っていたかのような防衛布陣にて、イレギュラーズ達を迎撃する。
そう、敵は、此方に『罠』を仕込んでいたのだ。ダガヌの力によって変異した、新型肉腫:『瘴緒(しょうのお・デヴシルメ)』である。人を、意識がない状況で操るデヴシルメを利用し、シレンツィオ連合軍の情報を得ていたダガヌ側は、これを利用しての迎撃態勢を構築していたのだ。デヴシルメは天浮の里でもその悪意をまき散らし、里を混乱の渦に叩き落としてしまう。
そして、デヴシルメの魔の手は竜宮の乙姫、メーア・ディーネーにも及んでおり、ダガヌの強力な力により意識を奪われたメーアは、自らの意思関与せぬ裏切りという姿を見せ、ダガヌの手に落ちてしまった。
竜宮の乙姫を手に入れたダガヌは、此処に自らの完全復活を目論む。ダガヌの悪しき本体は海底火山に封印されており、ダガヌの封印の解除は、すなわち大規模な海底火山の大噴火を現していた。もし火山の噴火が起これば、竜宮が消滅することはもちろん、天浮の里、シレンツィオ・リゾートにも強い被害は免れない。
しかし、乙姫は奪われ、竜宮の加護も失われた。もはや打つ手なしの万事休すと思われたその時、竜宮ではマール・ディーネーが、己の『思い出』を代価として乙姫の力を受け継ぎ、加護を復活させることに成功する。
また、マールは乙姫の代理として、集めた竜宮幣のすべての力を利用し、さらなる加護の発動を決意。ダガヌの『神核』、いわば心臓ともいえるコアを実空間に現出させ、短期間ながら海底神殿に縫い付けることに成功したのである。また、同時に真の力を発揮した竜宮の玉座とニューディは、ダガヌの力(欲望)を『喰らう』ことで、ダガヌをさらに弱体化させることに成功する。
だが、竜宮が行えるのはここまでであった。彼女たちが行えるのは、あくまで場を整えることだけ。
ここからダガヌを討伐できるかどうかは、ローレット・イレギュラーズ達にかかっていた。今この時、ダガヌが力を存分に使えぬ今こそが、ダガヌを討伐する最大のチャンスの時であった。
だが、ダガヌ以外の敵も健在であった。ダガヌチを統括するダガヌチの巫姫は、己が身を、『玉匣』と同等のアーティファクトの眠るシレンツィオ・フェデリア島へと転移。大量のダガヌチを以てフェデリア島を蹂躙し始めた。そして、天浮の里に潜む、悪しき者。欲望という、人の原初の願いより生まれた悪しきものは、奇しくもこのタイミングにてイレギュラーズ達と相対する。
続く、強烈な戦い。この戦いを制するのは、果たしてどの願いか。