PandoraPartyProject
バーティング・サインポストII
こんなに沢山の狂王種、それに恐ろしい魔種……
イリスさんやエルネストさんが無事だと良いのですが……
……と、言うかそう信じたいというのが素直な本音ですね。
それに、あの島――『アクエリア』は後半の海への足掛かりとしては必要不可欠だ。
イリスさん達だけではなく、『廃滅病』から仲間達を救う為にも……
ええ、僕達にはもう一歩の足踏みも許されないんです。
もしこれが叶わぬとあらば、妾も責任を取らねばな。
いや、しかし今は前を見るしかない。
『幽霊船団』が出現した時ばかりは肝を冷やしたが――
彼奴め等、どうやら敵を魔種側に定めておるらしい。
どういう風の吹き回しかは知れぬが、この好機に攻め切る他はあるまい!
素直に信じていい連中とも思えんが、追い風には違いない。
敵が冠位魔種だって言うなら、確かにこんなの序の口だな。
目立ちたがり(ベアトリーチェ)とは随分毛色が違うようだが……
引きこもりが出て来たくなる位に暴れて、暴れて。
毎度の話、滅ぼしたがりの廃滅に――俺達の力を見せてやれ!
解説
海洋王国大号令が下され数ヶ月がすぎた春。
大海賊『ドレイク』との戦いで行方不明になっていたイリス・アトラクトス(p3p000883)、その父エルネストからもたらされた情報により、海洋王国は遂に絶望の青攻略における重要地――『アクエリア』を発見した。
岸の地形や土地の広さ、資源や環境も含め、絶望の青に橋頭堡を確立することは外洋遠征における重要課題であり、一連の作戦はこのアクエリアを発見する為に実行されていたと呼んでも過言では無い。
しかし、この素晴らしい発見には最大の問題が存在していた。
アクアリアを偵察した軍艦によれば、かの地には多数の魔種やそれに従属する狂王種(ブルータイラント)があまたひしめいているという。相手が話して分かる相手でないのならば取り得る手段は限られている。
イリス、エルネスト両名を、そして廃滅病に罹患する仲間達を救う為にも、猶予は無い!
アクアリア制圧のため、いま海洋王国とその依頼を受けたローレット・イレギュラーズが一斉攻撃を仕掛けようとしていた!
廃滅病(アルバニア・シンドローム)
外洋遠征のなかで発覚した魔種アルバニアによる権能であり呪い。
廃滅病を治癒する方法はアルバニアを倒すことのみであり、絶望の青に踏み込んだ全てのものは罹患の危険をもつ。(それが魔種であっても例外ではない)
病状が進行しきった場合、溶けて海の一部となると言われている。
コン・モスカの協力を受けローレットおよび海洋王国協力者たちは症状を遅らせることに成功したが、根本的な治療手段が『冠位嫉妬アルバニア』の打倒――この場合、絶望の青攻略とイコールすると言われている――でしかない状況に変わりは無い。時間的制約と、状況を鑑みればアクアリア攻略が失敗ないし大幅に遅延すれば彼らを救う手立ては……
シナリオ一覧
成功 | 大成功 | 失敗 | 大失敗 |
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