PandoraPartyProject
バーティング・サインポスト
どうも、ドレイクと遭遇したもう少し先に大きな島があったみたい。
大きな島。まさにこれは絶望の青への橋頭堡となる場所です!
私達はこの島を『アクエリア』と仮称し――ああ、とにかく!
お二人を助けて、この島を奪取すれば、この先へ続く拠点となりますね!
問題は彼女の言う所の『奪取』の方ですよ。
近場を航行中だった軍艦に偵察をさせましたが、まずは偵察しておいて正解だった。
アクエリア周囲では狂王種は大人しくしているように見えましたが――
狂王種共は恐らく単純に『統率』されておるのじゃろう。
結論から言えばアクエリアを妾達が拠点にしたいと考えるのは当たり前じゃな。
清浄な水に食糧、豊富な木材に石、平地もある。
つまり、好都合過ぎるアクエリアは既に魔種共の拠点だという事よ。
とは言え、猶予も時間も無い。
アトラクトス親子も心配じゃし、廃滅病を食い止めるのも限度があろう。
アクエリアが敵の巣窟であろうとどうしようとどうせ敵ならこの先で会うか今会うかの差しかあるまい。この先が厳しい道のりとなるのでれば、ここでぶつかるもいっその事好都合というものよ。
――さあ、四の五の言わずに行って参れ。そして、必ず帰ってくるのじゃぞ!
聞いての通りだ。イレギュラーズが『罹患』してる以上、最早ローレットにも降りる選択肢は無いんでね。
どっちみち片付けなきゃいけねぇ連中なら今ぶつかっとくのも悪くない。
そろそろ例の『アルバニア』の顔も拝みたいもんだし。
緊急作戦だ。魔種共にこっちの強さを思い知らせてやれ!
解説
海洋王国大号令が下され数ヶ月がすぎた春。
大海賊『ドレイク』との戦いで行方不明になっていたイリス・アトラクトス(p3p000883)、その父エルネストからもたらされた情報により、海洋王国は遂に絶望の青攻略における重要地――『アクエリア』を発見した。
岸の地形や土地の広さ、資源や環境も含め、絶望の青に橋頭堡を確立することは外洋遠征における重要課題であり、一連の作戦はこのアクエリアを発見する為に実行されていたと呼んでも過言では無い。
しかし、この素晴らしい発見には最大の問題が存在していた。
アクアリアを偵察した軍艦によれば、かの地には多数の魔種やそれに従属する狂王種(ブルータイラント)があまたひしめいているという。相手が話して分かる相手でないのならば取り得る手段は限られている。
イリス、エルネスト両名を、そして廃滅病に罹患する仲間達を救う為にも、猶予は無い!
アクアリア制圧のため、いま海洋王国とその依頼を受けたローレット・イレギュラーズが一斉攻撃を仕掛けようとしていた!
廃滅病(アルバニア・シンドローム)
外洋遠征のなかで発覚した魔種アルバニアによる権能であり呪い。
廃滅病を治癒する方法はアルバニアを倒すことのみであり、絶望の青に踏み込んだ全てのものは罹患の危険をもつ。(それが魔種であっても例外ではない)
病状が進行しきった場合、溶けて海の一部となると言われている。
コン・モスカの協力を受けローレットおよび海洋王国協力者たちは症状を遅らせることに成功したが、根本的な治療手段が『冠位嫉妬アルバニア』の打倒――この場合、絶望の青攻略とイコールすると言われている――でしかない状況に変わりは無い。時間的制約と、状況を鑑みればアクアリア攻略が失敗ないし大幅に遅延すれば彼らを救う手立ては……
シナリオ一覧
成功 | 大成功 | 失敗 | 大失敗 |
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