PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:ダヴィート・ドラガノフ
種族:人間種
性別:男性
年齢:20代~30代
一人称:俺
二人称:お前
口調:だな、だろ、だろう?
(一人称、二人称、口調は、上官には軍人らしい敬語を使用)
特徴:鉄帝、軍人、生真面目、義理堅い
設定:

 鉄帝国南部戦線で幻想国と睨み合うザーバ傘下の鉄帝軍人。
 ダヴィートは生まれも育ちも首都スチールグラードの鉄帝国民だ。己を強く育んだ鉄帝国の風土を愛し、祖国に忠誠を誓っている。飢えと寒さに苦しむ弱き人々を心から案じており、いつか豊かな土地を得て貧困を解消することを夢見ている。
 先の海洋王国大号令の際には、鋼鉄戦艦の乗組員として従軍し、第三次グレイス・ヌレ海戦からあの滅海竜リヴァイアサンとの決戦までを戦い抜いた。
 帰国後はそのタフネスと機転を買われ、ザーバの側近として南部戦線に配属されて今に至る。
 シラスとはリヴァイアサン戦で同船して互いの命を預け合った仲である。死線を共に潜り抜けた戦友であり、敵国の勇者であるシラスに奇妙な絆を感じている。

「俺達は何もかも奪おうというわけじゃあない。富の適正な再配分を行うだけだ。それに幻想では貴族が遊楽に耽る隣で子供達が飢えることなど珍しくもないんだろう、正気の沙汰では無い。そうは思わないか?」

(設定変更、アレンジ等ご自由にお願いします)

関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/33199
名前:ビバリー・ウィンストン
種族:ウォーカー
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):unknown
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:だ、だろう、じゃないか?
特徴:バニーガール、ハードボイルド、ヘビースモーカー
設定:

竜宮城マイスター通りのどこかに勤めるバニー。決まった勤め先はなく、ふらっと現れては住民を助けていく謎のひと。
年齢不詳だが妙に長く生きている雰囲気があり、名前も元世界にあった『好きなもの』の名前を組み合わせた偽名であるという。
バニーガールをえらく見慣れていたというかなんなら着慣れていた雰囲気があり、竜宮城の水着バニーとはだいぶ異なる正統派バニーに寄せた衣装を着ている。
素性を隠していることを隠しもせず、しかし過去はまるでわからない。そんな女性。
曰く、「過去を捨て慣れてるんだよ、アタシはね」。

元々は21世紀現代地球に似た世界から召喚されたウォーカーだったが、バグ召喚によって豊穣の民へ。
しかしあまりになじめなかった彼女は豊穣を離れ、助けた亀に連れられる形で竜宮城を発見、棲み着くようになった……と本人は語っている。
だが実際いつから竜宮城にいるのかわからないし、40歳くらいのバニーが『私がちっちゃい頃からビバリ姉さんはこの見た目だったよね?』と言っている。
それなりに面倒見がよくまあまあ愛想もいいのだが、色々謎の多い女性である。

●竜宮城と乙姫と、はるか昔の物語
『絶望の青』から廃滅病が消え去り、島を外の人々が開拓し始めた。
貿易によって潤った島は急速に発展し、人と物が激しく入り込んでいく。
ビバリーはその流動に紛れるように、密かに島へと潜入していた。
この町が見せる都会性を好んだから――というのもあるが。
それ以外に、どうやら理由があるようだが……。

●出身世界と並行世界
バルガルが元いた世界とよく似ているが若干違う、ごく僅かに枝分かれした並行世界の住人であった。
そんな彼女にはよく懐いてくれたが、それゆえに命を落としてしまった部下がいた。
バルガルは、そんな彼によく似ている……。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69633
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3971
名前:マキシーン
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):32
一人称:アタシ(わたし)
二人称:オマエ(きみ)
口調:〜だ、だな、だろ/〜だよ、〜だね、だよね
特徴:元警官、人妻、母親、復讐者

設定:
ゼシュテル鉄帝国出身。
鉄帝国に存在した警察組織のひとつ、特殊警察『タングリスニ』の元・隊員。
『タングリスニ』は『タングニョースト』と呼ばれる部隊と対になっている。鉄帝国の過酷な荒野に最適な改造を施された特殊車両を操り、違法な改造車両を操り暴力や略奪に勤しむ暴走族を追跡し処分する。言わば暴走族専門の警察だった。

『タングリスニ』『タングニョースト』は新皇帝のバルナバス・スティージレッドの勅令の直後、勅令を受けて勢い付いた複数の暴走族グループで構成された連合軍の襲撃を受け壊滅させられている。居合わせた隊員は全員死亡。部隊が使用していた特殊車両は暴走族に鹵獲された。
マキシーンは偶然非番で難を逃れた。緊急無線を受け現場に駆け付けたが一足遅く、隊の中でも特に親しかった相棒が生きたまま炎に包まれる様を目の当たりにする。

その後、首都に戻ったマキシーンを待っていたのはさらなる悲劇であった。
自宅が略奪目的の暴徒の襲撃を受け、幼い息子は死に、夫は奇跡的に一命を取り留めたが昏睡状態。
たった一日で全てを失ったマクシーンは失意の果てに復讐を決意する。
「アタシは強者でも弱者でもない。ただの復讐者だ」

マクシーンは悪人を殺戮することに歓びを感じる。自らが抱く狂気を自覚しているが、簡単に呼び声に応じるような事は無いだろう。
「何も救えなかった負け犬は、自分の意思ではどこへも至ることは許されない。アタシは立ち止まっちゃいけないし、何も選んじゃいけない。死後の平穏も、反転による開放も、負け犬には過ぎた贅沢だ」

 ●

たった一台、整備中で難を逃れていたV型8気筒エンジン搭載『タングリスニ』仕様の特殊車両を卓越したドライビングテクニックで操る。
戦闘スタイルは物理至近アタッカー。手にする剣は部隊の標準装備で、『乗り物』の破壊に特化した特殊な術式がかけられている。それ以外は普通の剣と同等。
勅令前はよく暴走族の車両をすれ違いざまに上下にスライスしていた。

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70081
名前:ヴィヴィアンヌ・ヴィクトワール
種族:人間種
性別:女性
年齢:27歳
一人称:アタシ
二人称:アナタ、アンタ
口調:~だわ、~なのよ、~ね
特徴:冷静沈着、リアリスト
設定:
自治集団“マァト”の指導者を務める女性。
仲間たちからは“ヴィヴィ”の愛称で呼ばれている。
彼女の率いる“マァト”の始まりは、故郷を失った難民たちによる自警団だった。初めはほんの数人によるグループだった“マァト”だが、いくつもの村や集落を転々としながら活動を続けていくうちに次第に規模の大きな大集団となっていった。現在では自治集団と呼ばれるほどの規模となったが、発足時のメンバーはヴィヴィ以外残っていない。
“マァト”という集団は「法」「真理」「正義」の3つを特に重視し、声高に叫ぶ。大勢の人間を1つに纏めるためには分かりやすいお題目が必要だからだ。
ヴィヴィが所有する巨大な天秤が“マァト”の旗印となっている。

現在はバルナバスの勅令に対応し、鉄帝の各地に散って自治活動を続けている。鉄帝が無法地帯にならないよう戦闘行動や難民支援に駆けまわっているが、思うように結果は出ていないようだ。それでも“マァト”の活動に賛同の意を示す者は多く、現在も集団の規模は拡大中。部下たちをなるべく死なせないための食糧調達や、戦闘能力、自衛能力の向上がヴィヴィの悩みの種となっていることを、仲間たちのほとんどは知らないでいる。

ヴィヴィは決して善人ではない。敵対者には容赦なく牙を剝くし、庇護の対象や助けた難民たちにもきっちりと報酬を求める性質だ。それは彼女の掲げる「与えられ、守られるだけで生きていけるほどこの世界は優しくない」という信条が関係しているらしい。

彼女がいつ頃、エクスマリア=カリブルヌスと関係を持ったのかは定かではないが、情報の共有や、鉄帝各地におけるコネクションの構築などといった方向での協力関係を結んでいる。もっとも、お互いに完全に信頼し合っているわけではなく、状況次第では敵対する可能性もあるだろう。

「強いものは勝手に生きて、弱いものは勝手に死ぬ」
「でも。強いものが勝手に生かすのも、弱いものを勝手に死なさないのも自由でしょ」

彼女はきっと、弱者を嫌っているのだろう。より正確に言うなら“弱者であり続けることを容認している者”を嫌悪している。
それはきっと、彼女自身がかつては搾取されるだけの“弱者”であったことが関係していると思われる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63282
名前:スメールィ
種族:海種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):25
一人称:小官
二人称:貴君
口調:です、ます、であります!
特徴:カニ
設定:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/67846
「スメールィ」は、ロシア語で「勇敢な」という意味の形容詞(Smelyi)。
蟹の海種。
海洋出身の鉄帝軍人。こちらにきたのはスカウトされたから。
スチールグラード北の海から帝都に直接強襲をかけられないよう哨戒任務にあたるが、着任してからそのような事態はおきておらず、
実際のところは密猟の取り締まりが日課となっている。

性格は直情にして勇敢。爽やかに突撃命令を連呼する。
ヴェルス帝に心酔しており、彼の治世こそが民のよりよい暮らしにつながると信じている。


アドリブOK
名前:ベルトゥルフ
種族:魔種(元カオスシード)
性別:男性
年齢:24
一人称:俺
二人称:オマエ、呼び捨て
口調:だ、だな、だろう?
特徴:傭兵団『宵の狼』団長、強欲の魔種
設定:
 ルカ・ガンビーノの幼馴染みであるラサ出身の青年。幼少期にルカと共に「赤犬の群れを超える傭兵団を作ろう」と約束をした。
 非常に快活で感情豊かであったらしい。ルカが識っている『ベルト』は笑顔が似合い、竜種にも負けやしないと剣を振り上げる肝っ玉のが座った男であった。
 共通の友人に言わせればどっちもどっち。まるで兄弟のように良く似た幼馴染み同士であったらしい。
「クラブ・ガンビーノ」団長の長子であったルカを羨み、追い越せ追い抜けと切磋琢磨をし続けた――が、それも昔、今は強欲なる魔種と成り果てた。
 傭兵団を結成したは良いが団員の手酷い裏切りを受け、目前に迫った死を受け入れられず反転した経歴を持つ。
 ルカとの約束は忘れてしまったが「強い傭兵団を作る」という衝動だけが残っている。戦闘狂。

 凶暴で冷酷な魔種である男の有するギフトはルカと同様の効果を持つ『鬨の声』
 バトルクライ、ウォークライとも呼ばれる。雄叫びを上げる事で味方の士気を鼓舞し、敵の士気を挫く。ギフトによるそれは通常のウォークライと違い呪い地味た効力を発揮する。ただしその効力は対象の心の強さに左右される。
 ――が、今や強烈な呼び声としてしか機能していない。

 傭兵団『宵の狼』は複数の最高幹部にて方針を決定する合議制をとっている。
 だが、まともに議論するのではなく、ぶつかり合えば殺し合い生き残った奴の論調が正しいと言った様子。
 ベルトゥルフを死の淵に追いやった元凶なども既に死亡しており、限られた数人が血を傷付け合いながら方針を決定している。
 しかし、此処最近の動向は『リリスティーネ・ヴィンシュタイン』と名乗る狂った旅人の娘の私兵として活動しているらしい。
『砂の都ラサ』を奪うために暗闘を繰り広げる女の強欲さがベルトゥルフは嫌いではない。
 夜の王ヴァンパイアである彼女はそれでも始祖である義姉に本来の力では適うまい。
 その様子が『クラブ・ガンビーノ』の長子であったルカに嫉妬していた己に良く似ていると男は感じていた。

 ――いいぜ、リリス。俺達の深紅の女王。進む道を真っ赤に染め上げ、あの砂の都をこの手に落としてやろうじゃないか。

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3647

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37111
名前:ブリード
種族:旅人(狂気)
性別:不明
外見年齢:unknown
一人称:オレ
二人称:テメェ、呼び捨て
口調:だ、だぜ、だろ?
特徴:剣の形をした旅人、傭兵団『宵の狼』ベルトゥルフと同居している
設定:
 剣の形をしている旅人であり狂気に身を落としている。嘗ての世界では『持ち主に強大な力を与える代わりに対価を奪う魔剣』として畏れられていた。
 混沌に召喚され、ただの剣と成り果てたそれは絶望し、砂の都でピオニーと名乗った男にその身を委ねることとなる。
 本来ならば混沌では発揮されなかった能力は何の因果か作用するように変化し呪われた魔剣としての強大な力を身に宿すこととなった。
 ピオニーはブリードを握るべきは自分ではないと告げ、リリスティーネ・ヴィンシュタインの元に身を寄せた狂った魔剣は数奇な運命を辿った。

 元より他者に寄生してこそであったブリードの能力は弄くり回されて狂気を孕んだ怪物と成り果てた。
 寄生主に強力な力を与えるが、記憶を喰らい続ける。喰らう記憶は旧いものから奪い、感情や衝動だけを残し寄生主をただの獣へと落として行く。
 手にした者は強い狂気に当てられ続け、自我をも奪われ暴虐の限りを尽くす事となる。
 故に、寄生主となった者は本能的にブリードの力が必要になった時のみしか彼を握ることはないらしい。
 剣はけらけらと笑いながら話続ける。オレの力を借りろ、と。オレを握ればあんな奴らひとたまりもねぇぞ、と。
 その声は力を求める者であればある程に心の中に響き渡る。悪魔の囁きのような魅惑の誘い。
 何れだけの代償を求めようとも、力を求めた者にとってはブリードを所有することは垂涎ものであろう。
 リリスティーネと協力することに決めた『宵の狼』ベルトゥルフは傭兵団を強くし、身を立てるためにと敢えてブリードを手にした。
 戦闘能力の増幅は捧げる記憶の多さによって変化する。ベルトゥルフはいざとなれば、何を犠牲にしてでも戦う事を選ぶ筈だ。

 ブリードは愉快犯とも呼べる。けらけらと笑い続ける未熟な願望器アーティファクト。
 万人に畏れられ続けた魔剣は今や人を絶望に落とすだけの存在となった。だが、剣にとっては其れで良かった。
 剣が一番に畏れることは所有者が喪われることだったのだから。記憶を奪い続け寄生主が廃人になろうとも、剣を振るってくれさえすればそれでいいのだ。

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3648

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/37112
名前:アルカ・イル
種族:人間種
性別:女性
年齢:12歳
一人称:わたし
二人称:〜ちゃん
口調:〜なの、〜かな、〜だよね等、少し幼い

髪色:金
瞳:オレンジ
体型:普通
身長:130cmくらい


設定>
モニモニ・プー(p3p010585)の家族であり、大好きなご主人様

病弱で穏やかな気候と長閑な場所で療養中であり、現在モニモニとは離れ離れ
アルカ自身もモニモニと離れ離れになって少し寂しく感じている
元々は明るく素直な性格なので、病気を克服する為に療養先の先生と共に治療に励んでいる

モニモニとはお互い幼い時から一緒なので、きょうだいのような、しまいのような…(ほんの少しアルカの方が)対等に話せる相手と思っていて、とても仲がいい

大の動物好き
特に猫ちゃんが大好き
ふわふわの猫しっぽを作って貰い、いつも身に付けているくらいに好き(サプライズで貰った時は倒れるくらい狂喜乱舞した)
猫耳フードもお気に入りの品
療養先に旅立つ前にモニモニから貰った名もない花をドライフラワーにして病室に飾っている(とても大切な物)

体調がいい時は、こっそり病室を抜け出して、お散歩する事がある(後でしっかり叱られるコース。でもそれもアルカは楽しい)
昼のお散歩や日向ぼっこは先生や看護の人が付いてくれるので落ち着くけれど、ちょっと退屈かも…?とも思っている

年相応の冒険心とちょっと夢見がちな思考

将来の夢は赤い屋根の大きなおうちに家族とモニモニと暮らすこと
職業で言うならケーキ屋さんか絵描きさんになりたい

※モニモニ・プーの【味方】です

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70079
名前:ナガレ
種族:夜妖
性別:男性
外見年齢:23歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、~様、明煌様、廻様
口調:です、ます、ですか?
特徴:美青年。薄紫色のストレートの長髪、前髪はアシンメトリ、夜に輝く橄欖石の瞳。
設定:
 煌浄殿の呪物の一人。
 古い『煙管』に魂が宿り夜妖となったもの。
 揺蕩う<流>の名を持つ。
 その名故に各地を転々としていたが、煌浄殿に封じられ留まる事となる。

 性格は温厚で常に微笑みを浮かべている。
 煌浄殿の暮らしはナガレにとって幸せそのものだからだ。

 以前はその紫煙で人を惑わす魔性であった。
 積極的に人を殺す事は無かったが、魔性故に堕ちて行く者が後を耐えない。
 優しい色香を纏い、柔らかな微笑みを浮かべるだけで人は魅了された。
 ナガレを取り合う者同士で、彼の周りでは常に争いが起き、血が流れていたのだ。
 そうなればナガレはそっと姿を消す。
 ただ火種と紫煙だけを残して去ってしまうのだ。

 生きているだけで魔性であるこの身を呪った事もある。
 いっそ誰かが殺してくれるなら、それで構わないと自暴自棄になった。
 その時の魔性の紫煙は多くの人に影響を及ぼした為、明煌によって封じられた。

 煌浄殿の暮らしは快適そのものである。
 自分の紫煙に惑わされる者も、争う者も居ないからだ。
 不自由を強いる訳でも無い。
 この煌浄殿はナガレにとっての優しい揺り籠だった。
 だから、ナガレは明煌にとても感謝をしているし、彼の命令なら何でもきく。

 最近入ってきた廻は明煌にとって『大切な預かり物』らしい。
 自分のテリトリーに他人を入れる事を嫌う明煌が本殿に住まわしているのだ。
 相当に特別なものなのだろう。
 ナガレはいっそ興味が湧いてきた。
 もし、廻を惑わせたなら明煌は怒るのだろうか、喜ぶのだろうか。
 他の呪物も興味を持っているようだし、一度つついてみるのも悪く無い。
 楽しい余興はこの煌浄殿には必要であるのだから。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70161
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3920
名前:タバサ
種族:人間種
性別:女性
外見年齢:16歳
一人称:私
二人称:あなた
口調:~です、~でしょう?
特徴:儚げ、貧しい、軽度の栄養失調
設定:

彼女は貧しい暮らしをしていた。
幼い頃に戦争で両親を亡くした彼女は小さくボロボロな孤児院でひもじい思いをして育ち、独り立ちしてからも日雇い労働で辛うじて生活を繋いできた。蓄えは殆ど無く、隙間風の吹く家で日に質素な食事を一度だけ食べる様な生活をして…それでも自分よりもっと辛い思いをしている孤児院の子達の為に仕送りまで行っていた。
彼女は貧しい暮らしをしていたが、それでも清廉潔白である事が彼女の誇りだった。

ある日、とある中流家庭の家で強盗殺人があった。
運悪く当日近くで仕事をしていた彼女は誤認逮捕を受け、周囲の人々も貧乏人なら強盗もするだろうと偏見に満ちた目で彼女を見た。
彼女は被疑者として留置される事となったが、その毅然とした態度に警察も徐々に彼女の無罪を信じ真剣な事件調査を開始していた。だから、彼女の無罪が証明されるのはもう時間の問題である……筈だった。

新皇帝バルナバス・スティージレッドの勅令により警察機構は解体された。
これにより無罪の証明を待つまでも無く、彼女は元の生活に戻る事を許された。
彼女の無罪が証明され世間に知らしめられる機会は、永遠に失われた。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70188

アドリブ、アレンジ歓迎です
名前:ヴァンデラー
※放浪者・徒歩旅行者等の意味を持つ偽名
種族:旅人? ※本当は鉄騎種
性別:男
年齢:不明 ※本当は23歳
一人称:私(わたし) ※素が出てしまった場合は俺
二人称:君(きみ)、貴様、呼び捨て
口調:~だ、~だな、~だろうか?
特徴:謎の男・クール・弱者の味方・イレギュラーズ(ローレット非所属)・【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)
設定:

鉄帝に立ち寄った、外套を身にまとう謎の黒髪の男。
ローレット未所属のイレギュラーズ、旅人ウォーカーであると自称する。
冷静で口数少なく…しかし非道は許せないと身を張り戦う事もあるようだ。

剣技を習得しており相応の戦闘能力を有する。
両腕含む上半身に鎧を纏い、剣を手に戦う姿はただの放浪者ヴァンデラーとは思えないが…。

鉄帝の弱者が蹂躙されるのを見過ごせず、弱者を助ける為に動く。
ローレットやイレギュラーズに助けを求める事も、共闘する事もあるかもしれない。
…正体はばれたくない、というのが彼の本音ではあるが。1人で魔種の思惑に乗る愚者達に勝てるとは思っていないのだ。
原罪の呼び声は断固拒否する。明確に拒否する理由があるらしい。

ヨゾラも現時点で(ヴァンデラーとの)面識はなく、その正体は知らない。
しかし…ヨゾラは「どこか親近感があるというか悪い奴だとは思えない」という感想を持つだろう。
ヴァンデラーはヨゾラにそっけなく対応するが、内心は…信頼してるが心配なようである。


実はヨゾラの友、ライゼンデ・C・エストレジャード(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1579997)が正体を隠して活動する為に変装した姿。
(ヨゾラ含め誰にも未だ明かしていないが)イレギュラーズである為空中庭園経由の移動が可能であり、海洋と幻想以外で動く時は基本この姿である。

長い黒髪は変装用のウィッグであり、両腕含む上半身の鎧も自身の正体に繋がる機械化部分を隠す為。剣も正体を隠す為普段の物とは別の剣を調達し使用。
ライゼンデの時より低めに抑えた声で控えめに喋る傾向があるが、万一の時には素が出てしまう可能性もある。

彼はかつて幼少期に幻想でひどい目に合っているが、その原因の1つに『幻想の敵国である鉄帝に多く存在する鉄騎種だから』という偏見と理不尽がある事を知っている。
鉄帝自体には愛や理想は持たないが前述の経緯で複雑な感情を抱く。
鉄帝が弱体化するか滅んだほうが幻想の為…とは思っても、幻想の一部が今以上に腐らない為には脅威・敵国たる鉄帝が存在したほうが良いかもしれないとも考えるのだ。
なにより…鉄帝やアーカーシュが滅ぶ事はヨゾラが望まない。彼が悲しむ事は避けたいのだ。

…しかし、魔種に乗っ取られ愚者の狂乱に・弱者の地獄に陥った鉄帝は今の幻想をも下回る愚国にされつつあると考え(そしてそんな『魔種の支配する愚国』が幻想や海洋を含む他国を攻め落とそうとするなら憤慨しかねない)、虐げられる弱者を少しでも助ける為に尽力する。
必要があれば幻想か海洋に戻り、正体ライゼンデとしても何らかの支援やサポートを行うかもしれない。

原罪の呼び声は断固拒否する。
大切な友ヨゾラとの約束もあるが…別の理由もある。
『魔種の支配する愚国』に堕ちる気は彼にはないのだ。

「…『ヴァンデラー』。私の事はこの名で呼ぶと良い」
「貴様等が簒奪して良いものなど何もない。…失せろ、力だけの愚者」
(ヨゾラ…死ぬなよ。俺もこんな愚国の為に死ぬつもりはない…!)

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70215
正体(変装なしの姿):https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1579997

改変・アドリブ歓迎。
名前:マルセル・マズルカント
種族:人間種
性別:男
年齢:27
一人称:本官(素は俺)
二人称:
口調:~であります、~でしょうか?といった基本敬語(素はだな、じゃないか?口調)
特徴:軍人風、銀髪、インテリ風、実直、眼鏡
設定:鉄帝の若き士官。鉄帝に数少ない文化系というか事務系を得意とするインテリ系。指揮系統としては宰相バイルの部下にあたる。
本人は指揮官志望だが、諸事情によりつい最近まで警察に出向していた。

性格はインテリ系でありながら割と実直で高慢ではない、部下の意見をよく聞き熟考するが上の言う事に振り回されやすい苦労人タイプ。中間管理職にまでなら上がれて分隊長ぐらいには上がれるが班長ぐらいで重宝されるタイプ。あと油断してたり同様していたりすると素が出やすい。

シフォリィの父方の祖母……その妹が祖母であり、実の所シフォリィの従兄に当たる。父親も軍人ではあったが一般市民の出なので特に高貴な出自ではない。父方の祖父と祖母の出会いにはとてつもないロマンスがあったらしいが割愛。

現在は鉄帝の新皇帝、バルナバスの勅命により警察が解体されたため、その時に出向していた関係で処理に奔走している。当人としては国家に従うのが正しいのはわかっているが、国家を作るの市民を護るのが信条であるため、いまだ軍には戻らずなんとか治安を維持しようと奔走中。戦闘能力は並みの軍人程度。

シフォリィとの面識はないが名の売れたローレットの人間であり血縁であることは知っている事、ローレット自体にもイレギュラーズが鉄帝の危機を救ってくれたことも多々あったことから好意的。所為地域密着型の人間なので警察の方に適正があるのは本人も知る由はない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70238

「本官の為すべきことは国を護る事、ですがそれ以前に国を作る市民を護る事であります!」
「俺に出来ることならば何でもお申しつけを!」
名前:聖天坂くくり
種族:旅人
性別:女
年齢(或いは外見年齢):23歳
一人称:うち、あたし
二人称:あんた
口調:や、やね、やないん?、やろ(関西弁)
特徴:再現性大阪出身、上京して東京へと訪れた
設定:
 再現性大阪出身。下町で知られる区域の出身であり、路面電車が走り抜ける喧噪に人情の詰まった町で生まれ育った。
 明るく押しの強い人間性で知られる区域の出身であるために住民達に負けず劣らずで非常に気が強い。が、面倒見が良く姉御肌。
 年の離れた妹のくもみは夜妖憑きの治療を行う為にくくりと同居している。くくりが上京した理由は秘密なのだそうだ。
 眞田にとっては居候先の大家さん。普段から留守にすることが多く「くもみの事はあんたに任せるから」と眞田に言い残すくくりが何処で何をしているかは分からない。
 くもみに聞けば「お姉は私の為に、頑張ってくれてんねん」との事である。

 その実、くもみの澄原病院での治療のためにくくり自身は夜妖の情報収集など情報屋の真似事をしている。表向きにはナース見習いである。
 始末屋・掃除屋の見習いであり、生活費を稼ぐためにカフェ・ローレットでも時折日雇いアルバイトをしている。
 戦闘はそれ程得意ではないが、此れも妹の為。良いお姉ちゃんなのだ。

 時折怪我をして帰宅するが、くもみは「お姉は気にされるんイヤやと思う」と眞田に忠告するために詳しい事は彼自身も知らないままである。
 気が強く、面倒見が良い彼女は心配されたり、気遣われることが苦手である。故に、自分が何をしているのかは秘密なのだろう。
 蜘蛛女アラクネに憑かれた妹の代償を探るべく日夜、忙しなく動き回っており自宅に帰還するよりも直ぐに仕事に赴けるからと澄原病院近くに拠点を有している。
 夜妖に関しては余り良い感情を懐いて居らず、大切で可愛い妹に取り憑いた異形の存在を好けと言われる方が難しい。
 それ故に他の夜妖憑きに対しても余り良い感情を懐くことはない。何時、中に存在する異形が仲良くなった相手を取り殺すかさえ分からないからだ。
「バケモンである事には変わりないやろ」と呟く彼女はそれでも、大切な妹や夜妖を倒す誰かの為に尽力し続ける。
 其れが何時の日か、くもみが憧れた学校に通える未来へと繋がっていると信じているから。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3907
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63284
名前:『夢幻の友達』ドリームベル
種族:旅人(妖怪)
性別:女性
年齢:不明
一人称:ワタシ
二人称:あなた、呼び捨て(ただし鏡禍のみ名前ではなく『鏡の』と呼ぶことがある)
口調:~ね、~なの、~かしら?
特徴:弱々しく大人しい印象、成長しない、金髪碧眼、無口
設定:
イマジナリーフレンド(空想の友人)という概念から生まれた妖怪。
心理学や精神医学のおいてのイマジナリーフレンドは、あくまで架空の存在だ。
しかし、ドリームベルの場合は少々事情が異なる。
時には自分にしか見えない幻の友達として現実に、時に親しい友達として夢の中に現れる。ドリームベルは、誰の前に現れたとしてもその姿形は変わらない。そして、ドリームベルが現れるのは、決まって孤独な子供の前だけだ。
ドリームベルと子供たちは、現実で、或いは夢の中で共に遊び、語り、仲良くなり……時には気まぐれに魂や肉体をどこかへ連れ去ってしまう。

……というのがドリームベル本来の性質だ。しかし、混沌に召喚されてからは混沌肯定の影響もあり“イマジナリーフレンド”としての在り方を失ってしまった。なぜなら、混沌において“ドリームベル”という存在は、誰にでも認知できるのだ。
かつては“孤独で寂しい子供の友達”であったドリームベルだが、現在は“幼女の姿形をした子供好きの妖怪”といった存在となっている。
子供相手にはよく話すが、一定以上の年齢の者と会話するのはあまり好きではないようだ。そのためか、彼女のことを無口であると誤解している者も多い。
外見は非力な幼女だが、長い年月を生きている。そのため、外見に反して常識的で理性的だ。また、自衛程度の戦闘能力も有しているため、現在はユニコーンに乗り、運び屋の手伝いをしながら情報屋の真似事をして糧を得ている。

いつも一緒にいるユニコーンのぬいぐるみ“ヴィジョンベル”はドリームベルの半身であり、離れることは出来ない。ヴィジョンベルは、彼女の最も古く、最も親しい友人であり、家族である。

水月・鏡禍とは既知の仲。
混沌へ訪れる以前の鏡禍は、孤独であった。鏡の中で孤独に過ごし、弱って消滅しかける鏡禍の姿をずっと見ていたこともあり、心配しているようである。しかし、年齢が関係しているのか、鏡禍に対する態度は冷淡に見えるだろう。
なお、妖怪としてはドリームベルの方が先輩にあたる。
「あら、鏡の、久しぶりね。あなたが肉体を持ってるなんて何があったのかしら?」

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3983
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69908
名前:レトゥム
種族:真性怪異
性別:なし
一人称:あたくし
二人称:あなたさま
口調:不定
特徴:静羅川立神教『死屍派』神体
設定:
 再現性東京202X街希望ヶ浜地区に存在する静羅川立神教の『死屍かばね派』が信仰する神体たる真性怪異『レトゥム』そのもの
 異界よりやってきたカルト教団『幸天昇』の教主であり始祖であった地堂 孔善に加護を与え、その肉体へと取り憑いている。

 その姿は依り代である孔善にも良く似ているが、本来の姿は猿である。
 レトゥムそのもののの姿は目に映してはならず、一度レトゥムを視認したモノは死に至る直前に「赤い瞳孔から血のような涙が流れていた」と言っていたそうだ。
 ヒサルキやキヒサルと呼ばれる怪異にも酷似しており、憑き物の一種であるとして死屍派では認識されていた。
 真性怪異の中では直接的な害が存在しており、非常に獰猛で周囲に死を撒き散らす事から静羅川立神教の中でも要注意とされている。
 レトゥムは人々の心の中にある希死念慮への救済のために存在していた。死をもっての救済、そしてその際の無数の死を養分とする神体である。
 通常はレトゥムの依り代(巫女や其れに類する存在)となった者は死屍派では奥座敷に安置され木乃伊となるまで外に出る事が出来ないと言われている。

 ――だが、地堂 孔善との相性は良かった。呪われた『ギフト』を有する孔善は『自身と同じ思想の人間』の心を揺さぶる。
 彼女(便宜上、彼女と呼ぶ)は『死こそ救済である』という教義を掲げ、レトゥムは『人々に無数の死を与える』事こそを求める真性怪異である。
 故に、孔善という相性の良すぎた肉体に取り憑いたレトゥムは大々的に死屍派としての活動を始める。
 孔善の口を借り、死屍派を扇動し続ける。希望ヶ浜と呼ばれた揺り籠に隠された無数の真実に絶望した人々へと言葉巧みに声を掛けて。

「死こそ救済。死こそこの狂った世界から抜け出すための唯一の方法。
 帰り道がない等とは全くの嘘。世界は表裏一体。こんな場所だから『何も恐れのない場所』へと向かえば良いじゃあないか」

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3717
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70280
名前:『道楽家』リカルド・ビアンコ
種族:獣種
性別:男性
外見年齢:40程度(年齢不詳)
一人称:私
二人称:キミ、~君、~さん
口調:基本は慇懃な態度。キレさせるとコワイ。
「ようこそビアンコ新聞社へ。私が所長のリカルドだよ」
「所員も少なく、しがない瓦版屋だがお茶程度は用意があるよ。お茶請け代わりに面白い話を聞かせてもらえるとありがたいね」
特徴:理性的な瞳、時々刃の様に鋭く瞳孔が動く
設定:
イグナートの兄弟子。鉄火仙門下の高弟で門下一のお金持ち。門下の男子は大体一度は借金をして痛い目にあったことがある。
物腰は柔らかで理性的で穏やか……に見えるけれどキレるとコワイ。
門下一コワイ。紳士の皮を被った人喰い虎。昔は『赤毛虎』とか呼ばれて畏れられていたらしい。

現在は道楽で鉄帝で新聞社を立ち上げて細々とやっているそうで、色々な噂話を集めることを楽しんでいるらしい。
識字率がお世辞にも高いとは言えないスラム街でも瓦版を配っており、字ではなく漫画で世の中のアレコレを暴いて広く知らしめるのが楽しいらしい。
「無知の知、何て言った男も居るそうだね。私はね、知恵を身につけた者が世の中を変える様を傍目に観ることが出来る瞬間が何よりの楽しみなんだよ」
どういうことなんだろう?頭のイイ人の考えることはワカラナイ……

本人は泥臭い仕事をする気は全くないので、新聞社では主に所員のゲンジロウが情報を集め紙面をまとめて頑張っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/32044
名前:ゲンジロウ
種族:旅人
性別:男性
外見年齢:29歳
一人称:あっし
二人称:兄さん、姐さん。(イグナート兄さん等)
口調:あっしは~でやす!、~ですぜ!
「へへっ!いいネタがありやすよイグナート兄さん!耳よりな情報!安くしときますぜ!」
特徴:健脚、苦労人、弱い
設定:
イグナートの兄弟子が開いているビアンコ新聞社の所員。
新聞社の情報収集から紙面のまとめまで大体をゲンジロウが手掛けている。識字率が低い地域にも瓦版を出すのでイラストまで描かされている。

混沌世界に召喚されて鉄帝に住み着いた旅人3世。ゲンジロウ本人の生まれは鉄帝。
種族として非力で魔力も無いので鉄帝ではとても苦労して育ったらしい。
現在でも自分に力が無いことを卑下する面が多々ある。
「非力なあっしじゃ兄さんの脚を引っ張るだけでやす。あっしのことはほっといて兄さんは賊を片付けてやって下せぇ……」

本人の自己評価の低さに対して、多彩な才能や鉄帝中の噂話を集めて来る能力などへのイグナートやリカルドの評価は高い。

イグナートは鉄火仙から受けた歴史教育から、いずれは拳よりも言葉が力を持つ時代が来ると考えており、自分は拳の時代と共に死ぬ人間だと思っている。
ゲンジロウの言葉の力は、いずれは新しい時代を支えていける能力だと思っているので一目も二目も置いているし、彼のことが評価されるような鉄帝にして行きたいと思っている。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/25713
名前:ブラトン・スレンコヴァ
種族:鉄騎種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):52歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:〜だ、だな、だろ
特徴:元警官・義理人情に厚い・狂犬
設定:
ゼシュテル鉄帝国出身。
鉄帝らしい豪快さはあれど気が良くて力持ちな特に特筆する必要のない真面目で普通の警察官…だった。バルナバスが警察機構を解体するまでは。
警察機構を解体すると聞いたブラトンはそれはもう猛烈に反発。上司に全力で抗議したが当然聞き入れられるはずもなく、それでも納得いかなかったブラトンは「ああん??いいぜ?つまり強ければ何したっていいんだろぉ??」と上司を殴り飛ばした(比喩抜き)後に、その場で「特殊鉄帝自警団」を宣言。警察内のやる気のある人材を引きこみ自費で警察みたいな事をし始めた。
「特殊鉄帝自警団」は元々の警察と比べると組織力は落ちてる為全てをカバーする事は出来てないが、結果として質とモチベが非常に高い少数精鋭になったために、手が届く範囲では治安維持に貢献している。
個人の能力としてはあらゆる面で追い込まれれば追い込まれるほど時間が立てば立つほどエンジンが温まるタイプ。最も普通の警察官をやってる時はその能力を発揮する機会は無かったが。

ンクルスとは警察時代に一緒に悪い事してた人を協力して捕まえた仲で、特殊鉄帝自警団を結成した際にンクルスに協力をお願いして手伝って貰ってる。

アドリブ、アレンジ歓迎

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70331
名前:サルサ
種族:人間種
性別:男性
外見年齢:32歳
一人称:私
二人称:~殿
口調:「~であります(上司向け)」「~だろう?(対等以下向け)」
特徴:効率主義、鉄帝軍人、落ち着いた佇まい、忍耐力が強い
設定:

ザーバ・ザンザ卿の命を受けヴェルス帝の捜索を行う鉄帝軍人。
今までは警察機構に携わっていた人物だが今回の勅令で職場を失ったため、次の仕事としてザーバ・ザンザ卿にこれを命じられた。同様の状況にある軍人が他にも一定数居ると考えられる。
普段から目立つ実績は少ないが基本に忠実で堅実な働きぶりに一定の信頼を受けている。

前衛として刀を振るうファイターのスタイル。
基本に忠実な戦いぶりで、小技を苦手とする。
勝てる相手には確実に勝てるし、勝てない相手には確実に勝てない。
鉄帝軍人としてはやや珍しい、勝てない相手との遭遇で退く事をすぐに選べる人物。
特に今回は敵を排除する事ではなくあくまでヴェルス帝を探す事が目的であり、不必要な戦闘は徹底して避けるだろう。


個人としては仕事とプライベートははっきり切り分けており、職場の人間にはあまりプライベートを明かさない。
その実態としては、結構ズボラな生活態度をしている。
可愛いものが好き、甘いものが好き、そういった物をプレゼントすると喜ばれる。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70186


※アレンジ等お任せ致します
名前:『雷帝』ティセ・ティルマノフ
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:22歳
一人称:私
二人称:あなた、~さん
口調:ね、だよ、かな?
特徴(公):冷静沈着、容赦ない、多彩、万能、流麗、物静か
特徴(私):おっちょこちょい、優しい、ぽんこつ、生活力がない、ふわっふわ、早口
設定:
 ラド・バウのA級闘士であり、また鉄帝国の軍人でもある。
 機械部は左目。本来は右利きだが、右手以上に左手が使える訓練済。
 視力や動体視力、洞察力や推察力が極めて高い優れた剣士である。要するに『見切り』の達人。
 相手の予備動作や戦いの癖から次の行動を予測する『後の先』『先の先』の使い分け得手としており、命中回避能力とカウンター攻撃を得手としている。
 けれどそれは彼女の一端に過ぎない。優美でしなやかな肢体からは想像出来ないほどの驚異的な膂力を誇る上、雷帝とも呼ばれる自慢のスピードはもちろんのこと、タフネスすら尋常ではない。
 こうした二面性は戦略にも表れる。相手の事前調査を欠かさない『データ派』でありつつ、同時に『臨機応変』でもあるという訳だ。
 そうでなければA級闘士など務まらない。
 彼女は闘士として、まごう事なき『完成品』であるが、未だ実力が『伸びている』というから恐ろしい。

 軍人としては特殊部隊員に相当するが、所属小隊は彼女一人である。
 集団行動では、他の兵士が彼女の足を引っ張ってしまうことが原因。
 つまり彼女一人で一部隊に相当する戦力だとカウントされている事になる。

 公私をはっきりと分ける主義であり、プライベートの雰囲気は驚くほど異なるらしい。
 そのため闘士や軍人としての彼女を知っていても、街で見かけた時には全く気付かないとか。
 またプライベートではほとんどの場合は左目を隠しており、軍務においても重大な場面以外ではアクセサリーで覆っている。これは眼精疲労が理由。
 闘士としては常に両目で戦っているのだが――

 そんな彼女は、悩みもまた眼精疲労や肩こりであり、温泉やマッサージに通うのが趣味。
 A級闘士はほとんどがスターであり、彼女は美しい容姿も相まって、記したとされる温泉巡りの本(なんと写真がついている)は相当売れたとか。とはいえ取材もまた仕事であり、彼女の『駄目な姿』を知っている者は、ごく親しい友人などに限られるのだろう。

 仕事人としてあまりに『完璧』すぎる彼女は常に二面性を持ち――だとすればどんな私生活なのか。


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3992
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69746
名前:パフ・モルモフィネ
種族:獣種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):17
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:です、ます、ですわね
特徴:もふもふ、性癖が壊れてる、ヤンデレ
設定:メタリカ女学園に通う乙女。
親が鉄帝軍人であることから自然と(軍事的)英才教育をうけ、メタリカ女学園へと入学。
しかし受けてきた教育が軍人としてオーソドックスなものであったことをメタ女の個性的な乙女たちを見ることで実感する。
己もひとかどの乙女となるべく学業(物理)に励んでいる。

武術のみならず植物学にも長けており、毒草を使った搦め手にも優れているほか、お茶会で彼女が淹れるハーブティーは絶品と評判。

ある日学園で『恋する乙女』騒動が起きた最、『ちゃろ子さま』の活躍を目にしたことでときめきを覚え、それ以来『ちゃろ子さま』の正体を探るべく動き出す。
結果としてチャロロの存在を認識し、「ちゃろ子さまが……男……!?」という衝撃をうけるが、むしろそれがパフの性癖を歪めてしまったらしく女装少年への執着が生まれてしまう。
『ちゃろ子さま』を妹(弟)にして飼いたいという屈折しまくった欲望をもち、なにかしらのタイミングでチャロロを女装させようと企んでいる。

彼女のクローゼットには密かにチャロロ(ちゃろ子さま)のサイズに合わせたドレス、拘束具などがいろいろと隠されているらしい…

鉄帝国が修羅と化したことで新皇帝派閥が学園内に蔓延る中、自らが最もときめき最も信頼するちゃろ子さま(チャロロ)を頼ろうとするが……その深層心理には女装したチャロロが自らを助けに現れる願望があったことは、やはり否定しきれまい。

設定委託: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3999

イラスト:(獣種の姿) https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66060
(変化姿) https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66062
名前:アリー・ブルーブリッジ
種族:飛行種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):17
一人称:僕
二人称:君、(目上に対しては)あなた
口調:〜だよ、〜だよね?、〜おくれ
特徴:マイペース、温厚、好奇心旺盛
設定:鉄帝の鍛冶職人の下で修行を積んでいた職人見習い。孤児だった自身を引き取り、惜しみなくその技術を伝えてくれた鉄騎種の師匠を尊敬している。恩に報いようと、技術を磨くことに励み、才能を開花させたことで師匠からも目をかけられていた。しかし、アリーの才能を妬んだ兄弟子たちからは疎まれるようになる。次第に武器よりもおもちゃを作ることに没頭するようになっていく。
居場所がないと感じたアリーは、師匠に対して後ろ髪を引かれる思いはあったが、誰にも理由を告げずに出奔する。チャロロの領地まで流れつき、宿屋で住み込みの仕事をしながらおもちゃ作りを楽しむ生活を送るようになった。
鉄騎種、一部の秘宝種や旅人のようにメカチックな人物を見ると造形欲を刺激されるらしく、見境なく「すばらしい造形をしているね!」、「モデルになっておくれ!」と突撃してしまう。領地周辺で、サイボーグ化した姿で鍛錬をしていたチャロロを見かけた時も、情熱的にアプローチを仕掛けてきた。今まで作ったおもちゃやフィギュアを紹介したり、おもちゃ作りの技術を教える内に、チャロロとも親しくなる。
細部にまでこだわるあまり、「もっとよく機体を観察したい」、「ちょっとそこでM字開脚しておくれよ」と当たり前のように言ってはモデルのチャロロを困惑させた。そんなモデルの苦労を経て作られたアリーの作品――チャロロの超合金フィギュアは、隠れた特産品となっている。
おもちゃ作りに情熱を傾けるあまり、暴走してしまうこともあるが、根はいい子で努力家。父親のように慕っていた師匠のことを思い出しては、時々ホームシックになっている。

設定委託: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1703

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41485
名前:【金剛矯正監】フローレンス・スノードロップ
種族:幻想種
性別:女
年齢:unknown
一人称:私
二人称:貴様、フルネーム、(セチアなど親しい者に対しては)名前呼び捨て
口調:だな、だろ、だろう?
設定:
「フローレンス・スノードロップだ。鉄帝の矯正監をしている。――本当の更生を、全ての囚人に与える為に」
「厳罰よる更生は簡単だろう。だが、それが蔓延る刑務所は果たして正常か?誰かの悪を見つけては正義を持って暴力を振るう事が正しいか?私は全く思わない。だから私はあるべき刑務所に、更生にするだけだ。私の人生をかけてでも」

セチアの義母にして鉄帝の矯正監。
『暴力なき本来の更生を全ての囚人に齎す』という理想を掲げる者。
更生と称して刑務官が囚人に暴行する事が蔓延っていた『鋼鉄製の地獄』と呼ばれた刑務所に勤務していた経歴を持ち、其処が破壊された事件での数少ない生き残り。

幻想貴族の生まれという恵まれた環境と勤勉さ故の豊富な知識。
囚人の為と自ら仕事を増やし、それをこなすタフネス。
常に妥協を一切許さない不寛容さや厳しさ。
誰が相手でも全く怯まない意志の強さや行動力、果敢さ。

自分が持つ全てを理想に費やし、その為なら稼いだ金を囚人達の為に使うなどは当然
必要なら実家を脅したりコネを使う、時には躊躇いなく戦いで捻じ伏せるなど手段など惜しまない苛烈さ。
決して弁解せず、誰かの弁解も聞き入れず。
何時誰が何を言ったかを一字一句いつまでも覚える程度に人の話を聞き、その上で無視して自分が正しいと思う道を突き進む。
…結果、何があろうとも壊れぬ精神から『金剛矯正監』、苛烈さから『バーサーカー矯正監』と呼ばれたりする。

囚人がお勤めを果たし、刑務所を出る時に握手をする事が最上の幸福。
そして其の時だけ、仏頂面ではなく笑顔を浮かべるのだ。
例え、何度も”また囚人が罪を犯して刑務所に舞い戻り”裏切られても。
「底から這い上がる事も人が変わるのも容易い事ではない。ましてや此処は鉄帝だ。罪を犯せば食べる事も住処も手に入るのなら尚更だ。――だが、それがどうして諦める理由になる?」
「セチア、覚えておけ。刑務官という職業は恐らく1番報われない職業だ。心を砕いた囚人達に裏切り続けられて理想や希望は摩耗するだろう。それでも目指すのなら、強くなれ。何度も裏切られようと決して折れる事がないように、心を強く」

セチアから見れば育ての親。
矯正監という立場や望みを突き通す為に更に仕事を増やす事から、多忙で親子の時間などほぼ無いに等しいものの
それでも母として、目指すべき理想の看守としてフローレンスを「お母様」と呼び慕い、彼女の行動を大体肯定している。

フローレンスからみれば
セチアは、唯一無二とも呼べる親友”リリー・ザヴァリー”から託された子で自分の大事な娘。
表情に出る事はないもののリリーに似て、諦める事なく突っ走る様に心配する事も多い。
(セチアのミドルネームである、リリーが母の名前だという事は伝えているがセチア本人が完全に忘れてしまっている)
「セチア。確かにその英雄的行為は看守として満点だろう。だが、私の娘としては0点だ。…私を心配させるな」
「本当、セチアはお前に似ているよ。リリー」

姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70284
アドリブ大歓迎
名前:コキヒ
種族:夜妖
性別:不明
外見年齢:15歳ほど(実年齢は不明)
一人称:僕
二人称:君、呼び捨て、明煌、廻
口調:かな、だね、なのかな?
特徴:深緋の瞳。銀髪。ふわふわのウェーブで前髪と襟足は長め。少しレイチェルに似ている。
設定:
煌浄殿の呪物の一人。
縁を断ち切る『糸切り鋏』に魂が宿った夜妖。
漆黒の鋭い刃と持ち手に巻かれた深い血の色から<深緋>と呼ばれるように。
中性的な見た目で性別は不明だが、立ち振る舞いは無垢な子供のよう。

元は縁起りで有名な神社に祀られていたご神体。
人々の様々な願いを受けて力を宿した。
されど、無垢な魂の中に入り込むのは怨嗟や憎悪、それに懇願だ。
その辛い思いはコキヒの中に溜り、やがてコキヒ自身も怨嗟に変わってしまった。
誰かの縁は切れても、自分の糸は切れない。
悪しき存在となってしまったコキヒの悪性を断ってくれたのが明煌だ。

「だからね、僕は明煌のために此処に来たんだ。
 もし、明煌が誰かとの縁を切って欲しいと願ったらすぐに叶えてあげられるように。
 その機会は全然訪れないんだけどね。明煌は誰にでも優しいから何時か潰れてしまわないか心配だよ」
 コキヒは廻に僕が言ってたのは内緒ねと微笑む。
「優しい……」
「ふふ、意外そうな顔だ。まあ、目つきも態度も悪いから、廻にはまだ怖く映るかもしれない。
 あー、まあ実際の所、廻はかなり八つ当たりされてるしね。同情するよ」
 コキヒの前で明煌と会話した事があっただろうかと廻は首を傾げる。
「何で知ってるんですか?」
「え? ルカもシジュウもコウゲツも教えてくれるよ。皆知ってる!
 あ、これ言っちゃいけないんだっけ? まあ、いいや。話しを戻そう。
 ……明煌は優しいよ。廻には怖いかもだけど。でもね、自分と似たような子を見捨てられないんだ」
 誇らしげに微笑むコキヒの思い描く明煌と、自分が見てきた彼のギャップに混乱する廻。
「明煌には内緒ね。怒られちゃうから」
 手を振って去って行くコキヒを見つめ廻は『優しい明煌』に思い馳せた。


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3922
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70355
名前:レイチェル・キャヴァルリー
種族:オールドワン
性別:女
年齢(或いは外見年齢):26
一人称:あたし
二人称:お前、呼び捨て
口調:~だろ、~だろう、~だろうね?
特徴:【クール】【サッパリしている】【冷徹】
設定:
ゼシュテル鉄帝国の特務少尉。特務と名がついてはいるが、アーカーシュにおいて知られた特務諜報機関ゲハイムニスではなく、数ある特務機関の1つ「特務潜入機関ローゼンベル」の所属である。
具体的な任務内容は他国への潜入と情報収集。その性質上、国際問題にならない範囲での実力行使権限も持っている。
鉄帝のとあるスパイからシェヴァリエ家が押収していた一丁の銃である深層夜銃『トゥール・カン』は、幻想貴族でもあるシェヴァリエ家が「とある事件」の際にレイチェルと交戦し、投降したレイチェルを拘束した時に押収したものである。
レイチェル本人はその後ほぼ全ての証拠を残さず逃亡し、この件も両国間の関係を考慮し書面にすら残らない秘匿事項となった為、当時を記憶するのはこの銃とシェヴァリエ家の者のみである。
なお、レイチェル本人は非常に模範的な鉄帝軍人であり、仕事の冷徹なイメージのみ知る者からは、プライベートでの愛想の良い姉御肌なレイチェルは「顔が同じでも本人と中々認識できない」らしい。


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3991
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58675
名前:『好事家』リチャード・マクグレガー
種族:人間種
性別:男性
年齢:61歳
一人称:僕
二人称:君、~君
口調:さ、だよ、だね、かな?
特徴:好事家(ディレッタント)、富裕、ひょうきん者、多趣味、裏表はあるが善人
設定:
 彼の人生は波乱に満ちている。
 少年の日にイローの絵画に憧れ冒険者を志したことがあるが、腕前はからっきしだった。
 鉄騎種に産まれなかったことを、気に病んだこともあったという。
 その後は遺跡探索のギルドを経営し、発掘品を軍に卸す形で商人として頭角を現す。
 発掘品に詳しかった彼は軍部の問題点を洗い出し、主に南部戦線における防諜活動の強化を提案。特務機関ゲハイムニスの立ち上げに出資した。そういった生き方をしたため、政財界へのパイプは太い。

 一人の好事家として、また帝国における問題点の認識も近かった事から若きパトリック・アネルと意気投合した。これが陸軍士官だったパトリックがゲハイムニス所属を志願した切っ掛けでもある。
 その後リチャードは大きくなった会社の経営を息子に引き継ぐ形で引退し、冒険者の冒険譚などを書籍化、あるいは戯曲化する小さな会社を趣味で経営しながら、妻と共に悠々自適に生活していた。
 また絵画や音楽、書などを愛する文化人でもある。

 浮遊島アーカーシュ探索の際に、ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)は『怪しいクソ軍人』であるパトリックの調査をしていたが、リチャードはいくつかあった情報源の一人でもあり、主に『人となり』について、かなりの助言を得ていた。
 パトリックは確かにクソ軍人には違いなかったが、それ以外の面を見いだすことが出来たのは確かだ。

 最近ではヤツェクの『飲み友達』でもある。
 またアーカーシュの事態解決後には、ヤツェクと共にパトリックの墓を訪問した。

 鉄帝国に政変が発生してから、彼はアーカーシュの機動力を中心とした国防を提案。
 アーカーシュに関わりの深い政治家である歯車卿エフィム・ネストロヴィチ・ベルヴェノフ、レリッカ村長のアンフィフテーレ・パフ(少佐のままになってしまった)などと、水面下で接触を図っている。
 成功した商人の常として海千山千のくせ者ではあるが、根は善人であり国の状況を憂う気持ちは本物だ。
 魔種などというやつらに、この国を滅茶苦茶にされてはかなわないと、イレギュラーズとの協力によって、再び平和を取り戻そうと『暗躍』しているのだ。
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4004
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59367
名前:生徒『Y』山下萌黄
種族:旅人
性別:女性
年齢:17歳
一人称:遘
二人称:雋エ譁ケ
ゆいに対しては:ゆい

設定:
両親がウォーカーである、そんなごく普通な女の子。
再現性東京、希望ヶ浜学園高等部、新聞部所属。
イメージカラーは黄色。

最近親友の様子がおかしい。
ゆいは元々も長髪だったんだ。
綺麗に染めていたのかもしれないけれど、確か黒でもあった気がする。
あの時、保健室の先生が悲鳴をあげたのは如何して?
人間の頭ってあんなにも柔らかかっただろうか。

……彼女が原因に決まっている。
あの、名状し難い、彼女の仕業に決まっている。
私が、私が暴かなきゃ。
そして、戻さなくては。
――あの日のゆいを。これまでのゆいを。

オラボナ=ヒールド=テゴスに加工される。赤城ゆいの手で『要らないものを抜かれ、元通りになる』、出来が悪かったのか病院へ。一命は取り留めたものの【言葉が上手く喋れない】【全て文字化けになっている】【ゆい、だけは発音可能】



――險?闡峨′荳頑焔縺剰ゥア縺帙↑縺?シ



ゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆいゆい



SS:襍、縺ォ貅「繧後◆蟄ヲ譬。逕滓エサ
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3036
SS:特別授業【人体模型と現実の乖離、及び正しき真実について】
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3386
赤城ゆい
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1517756
イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63360
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70390
名前:『羽衣教会教祖』カロス・メナイサ
種族:魔種(カオスシード)
性別:男
年齢:不詳(100は超えている)
一人称:私
二人称:貴方
口調:敬語
特徴:面倒くさがり、超効率主義
設定:
ㅤ怠惰の魔種。めんどくさいことは先に終わらせてだらけたいタイプの怠惰。滅びのアークで世界が滅ぶのはとてもめんどくさいので先に滅ぼそうとしている。
ㅤ背中の翼は魔種になった際に生えたものであり、元はカオスシードである。

ㅤ練達の新興宗教『羽衣教会』の教祖。約100年程前に羽衣教会を立ち上げ活動していたが、5年程前に会長職を茄子子に引き継ぎ姿をくらました。立ち上げ当時から見た目が一切変わらず、まるで現人神のような扱いを受けていた。

【羽衣教会の解説】
・翼を手に入れるためにがんばる宗教、転じて自身の形を変容することによって「原罪の呼び声」に対抗出来る肉体と精神を手に入れることを目的とする宗教。
・神を信仰している訳ではなく、自分自身が翼を持つものに至ろうとする仏教等に近い宗教。
・茄子子的には「なりたい自分になる宗教」だと認識している。
※羽衣教会の発祥等は公認設定に解説あります。

ㅤ上記の羽衣教会を作った理由は、頃合いを見て纏めて反転させ、自らの配下にするため。結束のあるチームであれば宗教じゃなくても何でも良かった。

ㅤ性格は狡猾で怠惰。起こりうる事象に対して先回りして仕掛けを施すことが得意。投げられる仕事は全て出来る者に丸投げし、実行段階では自分は何もせず見ているだけにできるのがベスト。
ㅤしかし、誰かの下につくことに対して否定的な訳ではなく、自分を効率よく使える者になら仕えることもある。その場合は指示された結果になる最短の過程を踏むよう行動し、任務を遂行したら次の指示が来るまで何もしない。いわゆる「指示待ち人間」の最上級みたいな存在になる。


「ああ、憂鬱、憂鬱ですね。いつまでも今日は続かない。運命の輪は、その実ただの一方通行の直線でしかない」
「滅びゆく世界を滅ぼすことが悪だとは、私には到底思えないのです」
「羽衣教会を貴方に託します。何、貴方にならできるでしょう」

ㅤ茄子子の“運命”を気に入っているらしい。

ㅤ現在消息不明。どこに居るかも分からないのでどこに居てもいいです。
ㅤまた、アドリブ等も歓迎ですので好きに捏造してください。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65822
名前:真城 祀(ましろ まつり)
種族:旅人
性別:男性
年齢:25
一人称:僕
二人称:君
口調:だ、だろ、だろう?
特徴:希望ヶ浜在住、澄原病院所属
設定:
 静羅川立神教の調査を行うべく潜入を行って居る青年。本来の立場は一応は澄原病院に所属している。
 澄原水夜子の母方の親戚筋(晴陽と龍成は父方)であり、水夜子からすれば晴陽や龍成とは別の『従兄』である。
 ……と、云っても水夜子は晴陽や龍成に向ける愛情と比べれば、非常に冷淡。彼を余り好ましく思って居ないらしい。
 幼少期から非常に水夜子をそれはそれは可愛がってきた祀は水夜子が嫌がるような『かわいがり』を行い続けたそうだ。
 何れだけ可愛いかというと、水夜子が夜妖に食い殺されることがあるならばそれを間近で見ていたい程度に可愛いらしい。
 ある意味で歪んだ好意であり、夜妖に対する恐怖心が薄く父の傀儡のように育てられた水夜子の有り得るかも知れない未来を期待している水夜子曰く『クソヤロウ』
 祀自身は澄原家の親戚筋に当たる水夜子が晴陽と龍成に近づき『良い立場の確立』が行えるようにと父から厳しく躾けられている事を不満に思っていた。
 それ故に、晴陽と龍成への水夜子の接触を妨害し続けていた(勿論、水夜子は父の期待に背く為に祀のこの行いを強く非難していたが……)

 水夜子と晴陽が静羅川立神教の調査を行おうと話していることを小耳に挟み我先にと潜入捜査に向かった。
 待っていれば水夜子が遣ってきてくれる上に、彼女の友人達も現れて酷い目に遭って二重にハッピーなのだ。
 もしも水夜子が静羅川立神教ではなく音呂木に向かうとしても祀は意気揚々と先回りすることだろう。

 一言で言えば『いじめっこ』。悪く言えば歪んだ愛情の持ち主である。生育環境の影響であるからか、その在り方を可笑しいとは彼は感じていない。
 其れ処か、これだけ愛情を発露している事が素晴らしいことであるという認識でもあった。
 その愛情は、幼い頃に見た水夜子が余りにも『かわいそう』であったからこそ『もっと可愛がってあげなければ』と感じた事がはじまり。
 彼女が『かわいそう』になる為ならば、なんだってする。
 ――だって、かわいそうはかわいいのだから
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3995
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68675
名前:ガシュカ
種族:鉄騎種
性別:男
外見年齢:20代、実年齢も然程変わらないと思われる
一人称:俺
二人称:あんた
口調:~だぜ、~だろ
特徴:常に抜き身の剣を持っている
設定:
鉄帝国の流浪剣士。両足が機械の鉄騎種。
時折ラド・バウに現れては、そこそこの戦績を上げて去って行く男。
素行が悪く、ラド・バウ以外でも剣士に決闘を挑む姿が目撃されている。
腕前は素人に毛が生えた程度なので、小競り合いだろうと警察機構にも相手にされない。

かれがあらゆる人間に決闘を挑む目的は“剣の捜索”。
かつて彼は鉄帝の軍人であった。が、とある戦闘で敗北し、愛剣“ガシュカ”を奪われた。
其の時に彼は全てを失った。
名前を忘れ。
ガシュカを奪われ。
そして剣の腕すらも奪われた。
相手は尋常の者ではない、と知るのが余りにも遅すぎた。

目覚めた彼が覚えていたのは愛剣の“ガシュカ”という名前だけ。
そして残されていたのは、愛剣ではない誰かの残したなまくらの剣だけだった。
ガシュカは激怒した。
まるで情けのように置いて行かれた剣を手に、必ず復讐してやると心に誓った。

彼は以来、己の剣を奪った男を探している。
判るのは“ガシュカを持った男”という情報だけ。
だが、会えば判ると己の本能が告げている。きっと、会えば判る筈だ。
だが、……あの男に再度まみえたとして。
今の己の腕前で太刀打ち出来るのだろうか?
勝って愛剣を取り戻す事が出来たとして、今まで通りの生活が遅れるのだろうか……?

 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4003
 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69258
名前:『魔女』ヘザー・サウセイル
種族:人間種→魔種(憤怒)、自称旅人(ウォーカー)
性別:女性
外見年齢:十代半ばから後半(実年齢不明「聞くものではない」)
一人称:わたくし
二人称:あなた
口調:です、ます、ですか?
特徴:謎が多い、復讐したい
設定:
 ヴィーザル地方ハイエスタ出身の魔女だった。
 ノーザンキングスに村を焼かれた際に脱出、以後はあちこちを点々として暮らしていた。
 ノーザンキングスへの深い憎しみから憤怒の呼び声に答え、反転した。

 身体的特徴は、反転前と全く異なるらしい。
 耳がとがり、コウモリのような小さな翼や、悪魔のような尾を持つことから、種族を訪ねられた際には両親共に旅人(ウォーカー)だがイレギュラーズではないと自称しているらしい。
 鉄帝国ではなんらかの目的から反主流派の軍人に接触し、彼等が目指す浮遊島アーカーシュへ現れた。

 ヘザー・サウセイルはいかにもハイエスタ風の名だが、本名のままである。
 おそらく既に縁者が生存していないため勘づかれる心配がないことか、あるいはなんらかのこだわりがあり誤魔化していないと推測される。
 新皇帝バルナバスによる統治を心から歓迎しており、これを機に自身の為すべきを為そうとしている。
 軍人ではないため軍部それ自体からは距離を置いているが、今のところは彼等へ協力姿勢を見せている。
 軍部への協力は帝国臣民として当然の務めだとは彼女の弁であり、周囲は『鉄帝国生れゆえ』だと素直に捉えているが、裏に潜んでいるのは『バルナバスの臣民』という意味であろう。
 特務派の軍人達は、ヘザーの実践的な占いや魔術を役立てているらしい。

 魔種としての能力は不明だが、彼女が魔種であると判明した際には、魔術であると推測される。
 ともあれ現状での彼女は、少々危ういながらも上手く立ち回ることが出来ているようだ。

 ジェック・アーロン(p3p004755)とは、最近アーカーシュで一度だけ顔を会わせたことがある。
 謎めいてはいるが、物腰穏やかな人物に思えた。
 もちろん原罪の呼び声は聞こえなかった。
 多少引っかかったのは、どことなくジェックを(というよりイレギュラーズを)避けているような雰囲気を感じたことだ。といっても不自然だと思えるほどでもなく、なのに心に棘のようなものを残した。
 それはジェックの勘違いか、あるいはなんらかの予感か。
 まだ何も分からないけれど――

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58790
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4008
名前:チアキ
種族:夜妖
性別:女性
外見年齢:12歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、~さん、明煌さん、廻さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:儚げな美少女。銀の瞳。美しい黒髪。前髪は切りそろえられ、後ろ髪は長い。所謂姫カット。
設定:
 煌浄殿の呪物の一人。
 人々の姿を映し出した『鏡』に魂が宿った夜妖。
 姿をそのまま反射するだけだった鏡が人々のほんの僅かな願いによりカタチを持った。
 <千晶>という名は幾千もの願いの輝きだ。

 彼女が煌浄殿に封じられたのはコウゲツよりも前なのは確実だという。
 封じられてからの殆どを呪物殿の中で眠っているチアキを見た事のない呪物も多かった。
 前回起きたのは明煌が煌浄殿を継いだ時だ。
 優しく微笑み、言葉を交す事もなかったチアキを明煌さえ忘れていてしまっていた。

 されど、つい先日彼女は眠りから覚めた。
 呪物殿を出て道の真ん中で佇んでいたチアキを明煌は訝しげに睨んだのだ。
「明煌さん、お久しぶりですね」
「お前は……」
「ふふ、覚えていないのも無理はありません。以前お会いしたのは貴方が煌浄殿を継いだ時ですから」
 チアキはゆっくりと明煌に近づき微笑む。
「大丈夫ですよ。私はここの呪物です。貴方の所有物」
 いつの間にか手にしていた『鏡』をチアキは明煌に差し出した。
「この鏡には貴方の大切なものや見たいものが映ります」
「は?」
 突拍子も無い言葉に明煌は警戒を露わにする。
 夜妖というものは気を抜けば陥れようとしてくるもの。
「貴方には何が見えますか?」
 チアキの持つ鏡に映り込むのは、『廻の背丈ほどの暁月の姿』だ。
 幼少期でもない。大人でもない。
 暁月が燈堂に行って数年経った、ある年末の久し振りの――少し成長した姿。
 何も無かったみたいに話しかけてきたあの日の。

「黙れ……ッ」
 赤い縄で鏡を払った明煌は激情のままチアキを殴ろうとして。
 歯を食いしばり、踵を返した。殴っても意味なんて無い。
 チアキに悪気なんて欠片も無いのだから。
「二度とそれを見せるな」
 去って行く明煌の背を見つめ、チアキは優しく微笑む。
「……さて、今回は少しだけ長めに起きていましょうか。色々動きがありそうですし」
 暁月が映り込んだ端に僅かに誰かの影が見えたのだ。 

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70468
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3927
名前:足代あじろ 理人りひと
種族:旅人
性別:男
年齢(或いは外見年齢):22
一人称:僕
二人称:貴方、~さん
口調:~です、~ですね、~ですか? 全般的に丁寧
特徴(外見):【丸眼鏡】【優等生】【和装】【柔和】【弱気】
特徴(内面):【バトル中毒】【サディスト】【文系】【意識が高い】【慇懃】

設定:
 足代 理人は、朔と出身世界を同じくする旅人である。朔と理人は、元の世界では交流を持っていた。きっかけは、図書館で車椅子の理人には取れない本を、通りがかった朔が取って渡したことだ。
 元より障がい者と言うこともあり、あまり活動的ではなかった理人にとって、朔は数少ない知己の一人となった。朔は面倒くさがりながらも、理人を追い払いはしなかったため、二人の交流はそれなりに長く続いた。
 この時の理人を端的に言うならば、世界は平和であるべきで、弱者は保護されるべきと言う理想主義者だった。世界で起こる様々な問題に対し、理人が熱っぽく理想論を語っていたのを、朔は今でも覚えている。ただ、朔が察していたかどうかは不明ではあるが、そう語る一方で理人は心の中に鬱屈したものを抱え込んでいた。
 そのうち、理人は朔の前に姿を見せなくなったが、去る者は追わない朔はさほど気にすることはなかった。

 朔よりも先に混沌に転移させられた理人は、クラースナヤ・ズヴェズダーの革命派に保護され、両脚を機械化する手術を受けた。
 自由に動ける脚を得られた理人は、それをもたらしてくれた革命派への恩義と元より有していた理想主義とによって、革命派の主張に傾倒していった。
 また一方で、機械化された脚は理人の身体を車椅子から解放しただけでなく、心の闇を理性と言う檻から解き放ってもいた。これには、理想のためには過激な行動も時には厭わない革命派の性質も作用していた。
 かくして、理人は革命派の一員として行動する中で、暴力の味を覚えた。自分から喧嘩を売ることはないが、売られた喧嘩は必ず買い、完膚なきまでに叩きのめし、加虐欲求を満たす。また、革命派の「敵」には喧嘩を売られずとも容赦がなかった。
 そうしている間に、理人の服は紅に染まっていった。この紅は返り血ではとの噂は立ったが、鉄帝人には珍しい普段の弱気で柔和な様子から、信憑性のあるものとはなっていない。だが、この噂は真実を言い当てていた。

 ――朔は、理人が混沌にいることも、その現状も、未だ知らない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4011
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50224
名前:ラケク
種族:不明
性別:不明
外見年齢:10代
一人称:私
二人称:君、呼び捨て
口調:言い捨て(淡々)
設定:

境界図書館館長のクレカ同様、“アーカーシャ”を知る者。そして彼女以上に“アーカーシュ“を知る存在。
旅人か、幻想種か、精霊種か。あるいは彼(と仮に呼称する)自身もクレカ同様秘宝種か。いずれにせよ永い時を混沌で生き、その歴史を知る存在。

アーカーシュのとある遺跡で眠りについていたが、アーカーシュが暴かれ、そして此度紅冠の矢が放たれたことで目覚めた人物。

矢はすでに放たれた。
けれどその初弾は、その威力と比較してあまりにも稚拙な成果しか得られなかった。
それはある軍人の最後の理性だったのかもしれない。
だがあるいは、あの兵器を正しく理解し御することができていなかったのでは……? いまとなってはそれはもう分からない。
しかし、今の不安定な鉄帝とローレットに、あの兵器を正しく解し導ける者はいるのだろうか。
強すぎる兵器は使われず眠りにつくことが先の世界にとっては有益だ。
一たび使えば、この矢は全てを穿つだろう。大地も。そこに生きる全ての命も。そこに在った歴史も。芽吹くはずだった未来も。
そして矢を使うことで、このアーカーシュの力も失われるかもしれない。
それは古代の力、あるいは精霊の活力の損失という意味かもしれない。
または自衛の力を失い、他者に暴かれるという意味かもしれないが。
それでも、君たちはこの力を欲するの?

彼らに真に矢を担う資格が。放つ覚悟があるのだろうか。

兵器は、それがもし使われるならば、正しく使われるべきである。
それが「造られた者」にとっての望みであろう。

※詳細おまかせ、アレンジ可
 アーカーシュ、紅冠の矢、クレカさんに関連したNPCさんをと思って投げてみました。
 名前はクレカ(kureka)のアナグラムとしていますがアレンジ可。

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66196
名前:ルビエット・バタンデール
種族:人間
性別:女性
外見年齢:60代
一人称:私
二人称:貴方
口調:です、ます、ですか
設定:

バタンデールを名乗っているが、クリスチアンとは遠縁の分家筋にあたる貴族女性。
夫もすでに他界。
子は実子か養子か、いずれにせよすでに成人し、爵位やささやかな領地もすでに本人の手を離れているが、仮にもヨアヒムやレイガルテらと同じ時代を生きた貴族夫人。
彼らのことも、他の貴族たちのこともよく知っているし、実質的な力はなくとも、そのパイプは侮れず。

ノブレス・オブリージュを体現したような女性。
ただし、貴族の仕来りに厳しい反面、それに縛られて苦しんだ経験もあるので、貴族故に苦しんでいる者には影でひっそりと手を回す老獪。
特に望まぬ政略結婚や身分故に叶わぬ愛などに苦しむ者、家に縛られる者、あるいはそういった人を助けようと動く者には微力ながら“貴族らしく”力を貸すことを厭わない。
その人が自ら選び、立ち上がり、立ち向かう。そういった思いがあれば。

幼少からクリスチアンを知る者。
故に『シルク・ドゥ・マントゥール』以後、彼の行動の変化には違和感を憶えてはいたが、自分が触れることではなく。
むしろあまりに優秀すぎたかつての彼よりも、それだけ優秀でありながらいつまでも好いた女性をその胸に抱くことも叶わない男よりも、昨今その女性のために手を回しその結果手傷を負った今の彼の方が好感を抱いている。
もしクリスチアンが救出に動くのであればそのサポートを。彼の行動の結果サリュー全体がなんらかの代償を払う必要があるのであれば復興の支援を。それくらいはするのもやぶさかではないと思っている。
どこか変質してしまっていても、優秀すぎても、歳を老いてみれば可愛い血縁者であり、老いさらばえようとも、自分はバタンデール夫人であるから。

詳細アレンジ可。
貴族の性質上分家で家名を変える必要があればアレンジお願いします。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66198
名前:『陸軍少尉』リュドミーラ(リューダ/リン)
種族:獣種(クロヒョウ)
性別:女性
年齢:18
一人称:私
二人称:あなた、~さん、エヴァ(リーヌシュカ)
口調:です、ます、ですか?
特徴:軍人、文官、腹黒い
設定:


 本名はリュドミーラ・エルセヴナ・エフシュコヴァ。
 南部戦線にて2歳の頃に拾われ、エフシュコヴァ家の養子となった。
 当人は『リン』とだけ名乗ったらしい、両親、本名共に不明であるため、リュドミーラと名付けられた。
(エフシュコヴァ家では愛称のリンと呼ばれていたが、学校の友人などからはリューダと呼ばれていたため、当人も家外の親しい相手にはリューダと名乗るようになった)
 旅人(ウォーカー)の血が混じっていると思われ、拾われた時には異世界地球の『日本風』の衣装(着物)を身につけていたらしい。リューダは自身を育ててくれたエフシュコヴァ家と、身につけていた衣装(文化)のどちらのルーツも大切にしており、帝国風の衣装と和装のどちらも好む。

 エフシュコヴァ家では娘として育てられたが、一家に義妹であるリーヌシュカが産まれてからは姉としての自覚を持った――つもりだった。
 しかしその方向性は少しだけ変わっていた。なぜかメイドの真似ごとをし始めたのだ。
 当然両親は困惑したが、あくまで姉としても振る舞うことを条件に許されていたらしい(義母が可愛い衣装を好んだというのもある)。
 軍人の家で育ったため、彼女もまた軍人となるため軍学校に通っていた。しかし歩兵としての才能に乏しく(鉄騎種に合わせたカリキュラムなのだから当然だ)、もっぱら作戦立案や、特殊部隊的な訓練で成績を残した。義両親との死別後は寮に入り、義妹であるリーヌシュカとは離ればなれとなった。
 その後は南部戦線へ配属されたため、ほとんど会うことは出来ていなかった。
 姉妹仲は良好で、リーヌシュカからは「リン」とか「お姉ちゃん」などと呼ばれている。

 筋肉質な社会の中で上手く立ち回る術を学ばざるを得なかったためか、少々腹黒い所がある。身軽さを生かした拳銃やナイフ格闘術などは一通り高度に身につけているが、得手は裏方勤務の参謀タイプである。

 新皇帝騒ぎがあった際に、義妹の安否を確認するために戻ってきた。そして『イレギュラーズと仲が良い』という噂を聞き、偶然にも話しかけたのがすずな(p3p005307)だったのだ。

 リーヌシュカ(義妹)が居たのは――


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4007
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70260
名前:ペレダーチア団長
種族:人間種
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~なのだ、~なのです
設定:
鉄帝国首都スチールグラードを一世風靡したサーカス団『大回天事業』。
その団長にして皆の人気者、それがペレダーチア団長である。
本名不明、彼を知る人は『ペレダーチア(歯車)団長』あるいは『ハカセ』と呼んでいる。
機械仕掛けの演目は大迫力、普通の人間では不可能な演目すらも軽々とこなすダイナミックな姿を見る為に、彼のサーカスは毎回の様に満員御礼である。

「私は皆さまが大好き!大好きなのです!貴方が、子供達が、動物達が、生き物達が大好きなのです!彼らを切開し、彼らを暴き、彼らを書き換え、彼らを創り出す、生命の神秘はこの程度ではない、もっと賢く、もっと強く、もっとダイナミックに、もっと理想的にコントロール出来るはず、この世界を理想郷にする事が出来るはずなのです!」

そんな彼の正体は、鉄帝軍により極秘で行われていた機械化兵士作成計画の主任研究員。
かつてギアバジリカ事件によって大量に発生した改造人間を解析し、それを意図的に作成することを目的とした彼は……ついにその実験を成功させてしまう。
だが機械化した改造人間は人格に大きな悪影響があるとして軍は研究を凍結。反発した主任研究員である彼は全てを没収し投獄される……はずだったが、当時完成していた改造人間、通称『サーカス団』を使って脱走する。

彼は自らの脳にも機械化を施し、その能力をブースト。
人類世界への愛は歪み、人類を改造しよりよい機械に置き換えるという思想を抱き始める。
そうして始めたサーカス団『大回天事業』。
小型飛行円盤である『ハウニブⅤ』に乗って大演説をしながら機械じかけのサーカスを見せつける日々。
活動を好意的に見る者も現れ、仲間も増え、規模は膨らみ――やがて軍にその活動が見つかって投獄されることとなる。

狂気のサーカス団は牢屋の中。もう町は安全なのか?
いや、そうではない。
鉄帝国が乱世へと転じ、全ての囚人が釈放されてしまったのだから。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4015
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/45900
名前:クラウン
種族:???
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~なの、~なのね
設定:
『ペレダーチア団長』によって生産された改造人間にしてサーカス『大回天事業』の玉乗りピエロ。
いつも笑顔で演目を演じている。サーカス団員に共通して、力量は確かであり、高難易度の技を軽々とこなしている。
戦闘能力も高く、防御寄りの戦闘が得意。乗っている蒸気式機動装甲球『ライド・オン』は鉄壁の重装甲を誇り、高速回転して移動する高い走破性能を有しており、蒸気を噴霧して短時間のジャンプも可能となっている。
基本はナイフ投げなどのアクロバティックな方法で戦うが、装甲球内部へと搭乗し一体となった時そのポテンシャルは最大に発揮される。

量産個体は全て機会仕掛けだが、オリジナルとなる最初の個体はマイク・ヘンダーソンという16歳の少年が素体となっている。
彼は団長の甥であり、最初の改造人間であった。
足が不自由なためラド・バウ闘士の夢を諦めた彼に『ペレダーチア団長』が与えた完全なる自由の肉体がこの『クラウン』であった。
マイクはそれゆえに団長に心酔し、自らが笑顔のピエロ『クラウン』となることで彼の思想を助けることに決めた。
過激な日々は次第に彼の精神を蝕み、やがて『クラウン』の仮面を脱ぐことができなくなっていく。
もう彼はマイクに戻ることはできない。
歩けない自分にも、団長の敵となった人間達を手にかけてしまったあの夜にも。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4016
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/46841
名前:ヴィゴーレ
種族:???
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~だな、~だぜ
設定:
『ペレダーチア団長』によって生産された改造人間にしてサーカス『大回天事業』の怪力男。
豪快に笑う巨躯の男で、外見に似合わず大雑把で細かい事は気にしない性格、かつ乱暴者でもある。その腕力は異常であり、鉄骨を簡単に捻じ曲げ、巨岩を捻り潰す程である。
戦闘能力では蒸気機関(ガラド)で更に強化された腕力を武器とする。鉄骨などは粘土の様に捻じ曲げ、巨岩を粉々に砕く程である。腕部の一部は蒸気を噴出させる事で射出可能で、離れた対象に掴み掛ったり、腕部に接続されたワイヤーを回収する事で引き寄せたり、といった事も出来たりする。腕部(ワイヤー含み)は非常に強固に出来ており、多少の攻撃では損傷しない防御性能を有している。
武器としては破砕用亜鈴『ゴードン』という鉄アレイ型の武器を使用する。特殊な構造を有していないが、圧倒的な大重量を誇っている。

『ペレダーチア団長』が作り出した第二の改造人間であり、病によって握力を失ってしまった軍人に義手を与えるという名目でこの『ヴィゴーレ』が作られた。
後に量産化の基本となった機械であり、腕部だけの改造でありながらかなり効果的なパワーを発揮できている。
素体となったのは南部戦線を怪我によって退役した軍人ドン・チャイフー。
両手の握力を失った彼は日常生活すらままならず病院で残りの人生を消費するはめになっていたが、『ペレダーチア団長』によって第二の人生が与えられた。
だが与えられた人生はすぐに危機を迎える。
団長の実験は極めて非合法なものであり、鉄帝国はその続行を許していなかった。
研究所は閉鎖。研究員も高速され、機材や研究結果も没収されることとなった。
当然チャイフーの義手も没収されることになったが、彼はそれを拒み脱走。他の改造人間たちと共に回収部隊を撃滅した。
この日より彼は『怪力男のヴィゴーレ』となることを決め、それまでの人生を捨て去ったのだった。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4017
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50187
名前:グラニット
種族:???
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~ですね、~ですか
設定:
『ペレダーチア団長』によって生産された改造人間にしてサーカス『大回天事業』の火吹き男。
物静かで多くは語らい静かなスーツ姿の男性。彼の行う火を扱う演目は大胆かつ、美しく多くの人々を魅力している。物静かだが、愛想が無い、というわけでもなく観客に対するサービスも旺盛で、たまに子供達をアドリブでステージに招いて一緒に演目を演じたり、など行ったりしている。
戦闘では蒸気機関を組み込んだヘルメット『ドクーン』を着用、そこから放つ超高熱の火炎放射器を武器とする。なお、この火炎放射を収束する事でレーザーの如く対象を溶断させる事も可能。この火炎放射は異常な温度を誇り、弾丸などの高速弾すら自身に到達する前に溶かし切る事すら可能である。その為。部分的には防御にも転用する事が出来る。
両腕の袖にも小口径の火炎小放射器を仕込んでおり、こちらは頭部の様に大火力ではないが、対人で用いるには十分な攻撃性能を持つ。
戦闘では上記の複数の火炎放射器を用いて戦闘を行う、装備の大重量に反して身軽で、ヘルメットに仕込まれた暗視装置で夜間でも十分に活動する事が出来る。弱点は背後の大容量燃料タンクだが、本人も弱点は十分に把握しているので、燃料タンクは用意に狙わせてくれない。

鉄帝国で消防員を務めていた男性ミハエル・ヴェンラッハは勇敢さと無謀さ、そして不運をもった男だった。
彼はある教会でおきた火災から人々を救助すべく突入したが、当時実験的に導入されていた防火スーツが故障し彼の身体に張り付くかたちで燃え、そのことから彼は消防員としての人生はおろかまともな人間として生きることすら許されなくなった。
そんな彼を病院から拉致し、このスーツに改造したのが『ペレダーチア団長』であった。
もはや国から追われる身となり被検体すら得られなくなった彼と、人間的人生を再び与えられたミハエルの間で利害は一致し、それからミハエルは『火吹き男のグラニット』として彼の不気味なサーカス団に加わることとなった。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4018
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50814
前:リーナ
種族:人間種
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~なのね、~だわ
設定:
『ペレダーチア団長』によるサーカス『大回天事業』の紅一点のバレリーナ。
高飛車で自信家、どんな状況でも尊大な態度で相手を見下す様に語り掛ける、故にサーカスのメンバー内でも評判は悪い。しかし、バレリーナとしての技量は確かで、多くの観客をその演技で楽しませている。
戦闘では蒸気駆動脚部『バイラリン』を使用する。この巨大な脚部は下部の駆動輪を動かす事で非常に高い速力を発揮、防御力も高く一定の攻撃は無効化する事が出来る品物である。攻撃性能に関してはキックや回し蹴りなどの足技の他に、上記の駆動輪を用いて、装甲板などを容易に切り裂く事も出来たりする。射撃武器としては両踵に仕込まれたニードルガン、超高圧蒸気を用いて脚部全体を砲身の様にして発射するので超射程かつ、圧倒的な貫通力を有している。

煌びやかな舞台を夢見た平凡なバレリーナがいた。彼女は名をヨミコ・ホウライといい、田舎から首都スチールグラードへと上京し夢のバレエ団へと入団した。
しかし彼女を迎えたのは煌びやかな舞台でも、まして美しいバレエダンサーの衣装でもなく、暗く淀んだ人間以下の生活であった。
実力ある者は脚光を浴びる舞台、そうでない者はその日の食事すら得られないという格差のなか、不器用な彼女は人間関係すら満足に気付くことが出来ず転落していった。
そんな彼女が足首の捻挫という小さな理由でバレエ団を追放された時には、もはや何も残ってなど居なかった。
賑やかな首都の大通り。建物と建物の間にできた饐えた空間に座り込み見つめたのは、機械仕掛けのサーカス団『大回天事業』。
よろめく脚で、彼女は求めた。次なる人生は、ここにしかないのだと確信して。
それは側面的な事実であり……ある意味、彼女の夢を叶える唯一の方法であったのかもしれない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4021
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59416
名前:ベスティエ
種族:人間種
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方
口調:~なのだな、~なのだ
設定:
『ペレダーチア団長』によるサーカス『大回天事業』の猛獣使い。
ハイテンションでイケイケなサングラスを着用した男性で、どんな猛獣でも操って見せる!と豪語している。だが彼の操る動物はすべて機械仕掛けかあるいは魔物であり、ひとつとてマトモな動物はいない。
戦闘では蒸気機関のライオン『アニマール』を操って攻撃を行う。この蒸気仕掛けのライオンは高い防御性能と攻撃性能を両立した物で、武装は対象を嚙み砕く牙、対象を切り裂く爪が搭載されている。これらは攻撃時に高温で発熱し対象を焼き切るように攻撃する。
ベスティエ本人も高電圧のムチを操り攻撃して来るので、『アニマール』とコンビネーション攻撃はなかなかに厄介である。なお、この『アニマール』は大量生産が可能な工業製品であるので多数の個体が存在している。もちろん、ベスティエは多数個体を同時運用する事も出来る。

『猛獣使いのベスティエ』は改造人間ではない。
本名をヤロミール・グレコといい、鉄帝の広告代理店に勤めるごく普通の男性であった。
彼が普通と異なるところがあるとすれば、幼いころから人生を共にしてきた大型犬のアニマールを深く愛していたことだろう。
だがそんな彼にも別れの日はやってきた。病によって食欲を失い、痩せ細り浅く呼吸するだけとなったアニマールを抱え、仕事も休んで三日三晩泣き続けた彼の――その部屋の窓を、『ペレダーチア団長』はかち割って現れた。
「君の親友に永遠をプレゼントしよう。引き替えに君は何を出せる?」
ヤロミールはイベント用にと作成していたハットとサングラスを手に取り、「私の全てを」と答えた。
アニマールは機械の身体を手に入れ、これまでのどの瞬間よりも元気に振る舞った。
その対価としてヤロミールは、『猛獣使いのベスティエ』となったのだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4020
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/54209
名前:大回天事業零号
種族:???
性別:???
年齢:???
一人称:ワタシ
二人称:キサマ
口調:~なのだな、~なのだ
設定:
ペレダーチアの頭脳(脳髄)、グラニット「ドクーン(頭部)」、ベスティエの「アニマール(胴体)」、ヴィゴーレの「ガラド(腕)」、リーナの「バイラリン(脚部)」、クラウンの「ライド・オン(尻尾)」――複数の蒸気機関が組み合わさった超蒸気機関。
人格はハカセが主体なのだが、複数の人格が混じり合っているのか、言葉遣いや性格が変わったりする。
武装は各蒸気機関に搭載された武装が使用可能で、一部の装備は威力が強化されている。防御力も機動力も高い為、敵対するとすれば非常に厄介な敵となるであろう。また、量産されている蒸気機械は交換可能で破損した部分を交換する事で戦闘能力を維持する事が可能。なお、脳髄の収まった頭部すら予備があるらしい。

サーカス団『大回天事業』は鉄帝国にて一世を風靡し、そして突如として消えた。
それは当然といえば当然のこと。鉄帝国軍が停止させた実験をペレダーチア団長が無理矢理に続け、その成果を人々に見せつけてまわっていたがためである。
彼らは軍の襲撃を受け解体。投獄された。

改造人間はもういない。
本当に、そうだろうか?
彼らが仮に消え去ったとしても、彼らの意志を焼き付けた機械仕掛けのサーカス団は、今でもまだ動き続けているのではないか……?

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4022
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/62033
名前:『人工知能の父』マゼン・ミスキー
種族:旅人
性別:男性
外見年齢:三十代(実際には相当な高齢)
一人称:私(公)/俺(私)
二人称:君、~君
口調:だ、だよ、だね?
特徴:ストイック、几帳面、好奇心旺盛、冗談好き
設定:
 出身世界は地球と呼ばれる異世界にある、二十一世紀時代前半の『アメリカ』という国。
 ミリタリーに従事した後に、大学で長年にわたり人工知能の研究をしていた人物。
 この世界には数十年前に召喚された。
(初めはここが『死後の世界』だと思ったらしい)
 肉体年齢は最盛期に戻っていたらしく、腕っ節も健在だが『鍛え直す』のは大変だったという。

 練達では実践の塔に所属し、魔式半導体や人工精霊に疑似知性を付与するなどの研究を行い、高い評価を得ている人物。専門は人工知能である。aPhone等の実現にあたり、彼の研究成果も礎の一つとなっている。
 人工知能の更なる発展を目指して狐達に接触し、互いに協力姿勢をとっている。
 式神と人工知能の類似性に、強い興味をもっている。
 練達の研究者としては珍しく外に出歩く人物であり、狐達の町に滞在することもしばしば。

 人物像としては明るく闊達であり社交的。非人道的な研究などを嫌悪する常識人でもある。
 この世界では『新しい生命を産み出す』ことが、(高度な範囲としては)さほど難しくない。そのためシミュレーション上や機械上の疑似生命や人工知能との差異にかなりの注意を払っている。
 結果として式神は人工知能に類似しながらも、きちんとした生命であると仮定することになった。
(彼の哲学上、知性ある生命を危険に実験などに晒す訳にはいかない)

 狐達にとってのメリットは、より下位(たとえばインテリジェントを持つ武装など)の式神を、上位の狐による術式的コントロールなく能率的に自律稼働させるテクノロジーを得たことである。
 具体的には、狐達がファイア・アンド・フォーゲット機能をもつ兵器などを得るに至った。

 竹駒・イナリや玉藻・草子あたりとは、長年の顔見知りである。

「やあお久しぶり、マッチャを頂けるかな。ニホンて国を思い出すんだ」
「私はなにも、生命とそうでないものの境界線を踏み越えたいわけじゃないんだ」
「ジェット機もロケットも作れやしないってのに、こいつはイケるときたもんだ。全くおかしな世界だよ」

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3964
関係者イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/55272
名前:華幡 彩世はなはた あやせ
種族:旅人
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:アタシ
二人称:アンタ、呼び捨て。狂歌に対しては、たまにふざけて狂歌チャン
口調:~だよ、~だねぇ、~かい?
特徴(外見):【おっぱい】【引き締まった体】【妖艶】【いいにおい】
特徴(内面):【超強気】【バトル中毒】【両性愛】【好色】【美声】

設定:
 和風世界『天華てんか』出身の旅人。
 天華は戦乱の最中にあり、彩世はその中で覇を争う勢力の一つ華幡家の姫として生まれた。
 天華においては姫であっても将となるのが常であり、彩世もその例に漏れず武人として鍛えられ、戦場に出た。結果、姫であることよりも将として戦場で闘うことに、魅入られたように夢中となる。勇猛果敢に敵陣に突入し、死体の山を築き上げる彩世を、周囲の勢力は『華幡の修羅姫しゅらひめ』と呼んで恐れた。

 混沌に転移させられた彩世が狂歌と初めて出会ったのは、狂歌が村を出てまださほど日が経っていない頃だ。
 その時には彩世は山賊団の頭領となっており、周囲の村々を荒らし回っていた。その被害を放っておけなかった狂歌が、山賊団の撃退を買って出たのだ。狂歌の活躍により山賊団自体は壊滅したのだが、頭領である彩世を倒すことは出来なかった。
 彩世はその後、徒党を組むことなくカムイグラを旅し、時に味方として、時に敵として、度々狂歌の前に現れた。もちろん偶然ではなく、そうなるように彩世が動いてのことだ。
 実のところ、見ず知らずの誰かを護らんとして山賊団に独り対峙した狂歌の善性に、彩世は眩しさを覚えて憧憬と恋慕の念を抱いている。戦乱の天華には――少なくとも、彩世の周囲には――そうした性質を持った人物はおらず、無数の敵兵を殺めてきた彩世自身もそんな性質は持ち得ない故だ。だが、彩世は自身のその感情を認識してはいない。

 狂歌がイレギュラーズとなってからは、彩世とカムイグラで遭う機会は減った。それに無聊を感じた彩世は、カムイグラを出て大陸に渡った。そして鉄帝に至り、ラド・バウの闘士となる。その闘いぶりから『修羅姫アヤセ』と呼ばれるようになった彩世は、短期間でB級闘士にまで駆け上がっていった。

 ――だが、冠位憤怒バルナバスが鉄帝の新皇帝となってから程なくして、彩世はラド・バウから行方を晦ませた。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4010
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70087
名前:リンダ・グリーナ
性別:女性
年齢:21歳
種族:鉄騎種
種族特徴:右手が銃器で構成
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:普段はフランク、公式の場や尊敬する相手には作法通り
特徴:超強気、誇り高い、ふともも

設定:
鉄帝の元貴族令嬢。
勢力抗争によりグリーナ家が亡くなり修道院に押し込められ、併設された孤児院のシスターとして子供たちと一緒に質疎な生活をおくっていた……一方で、自分の家を再興出来ないか情報を収集し、きっかけを待っていた。

そして、鉄帝動乱を機に革命派に近づいていく。目的は、グリーナ家の汚名を晴らすと同時に、孤児院にいるような身寄りもなく弱い子供達をと思ったためである。

礼儀作法などは覚えているが、普段はフランクな口調、動作。
ただし、尊敬する相手や公式な場でにはしっかりと応対することもやろうと思えばできる。

戦闘能力として左手にある銃器での攻撃が主でマシンガンのように弾をばらまいて攻撃するのが得意である

「あたいは目の前のガキが死んでいくのを、黙ってみることができないんだよ!」

〇イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/50643

(上記を基にアレンジや設定変更は歓迎)
名前:ジオルド・ジーク・ジャライムス(偽名)
種族:旅人(公称:鉄騎種)
性別:男性
年齢:40代~50代
一人称:俺
二人称:お前
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:練達、鉄帝、軍人、生真面目、アウトロー

設定:
練達の諜報機関 00機関の国外諜報室に所属する男性。いわゆるスパイ。
『ラトラナジュの火』の存在が確認された後、機関内における同国の警戒度が上昇。
既存の鉄帝担当とは別の追加要員として鉄帝国に派遣されたのがジオルドである。

……ジオルドには更に裏の目的がある。
それは造反が疑われる機関構成員、ローレット担当の佐藤美咲を監視する事。
もともと美咲は勤務意欲の高い人間ではなかったが、それを抜きにしても最近ローレット所属者に関する報告の精度が落ちている。
これをサボタージュではないかと睨んだ上層部は美咲より信頼できる人間を派遣することで、美咲の査定を行おうとしている。

召喚前は陸上自衛隊特殊作戦群第0部隊という部隊に所属し、伊藤 健一と名乗っていた。
左腕の義手は鉄騎種を偽装するために、元あった左腕を切断して取り付けている。
曰く「旅人だと、練達に結び付けられかねない」とのこと。

「俺も鉄帝国が好きだ。だが、私は祖国を愛している。祖国を写した練達も愛している。鉄帝国がこれらに勝ることは決して無い」
「内乱の現状には心を痛めることもあるさ。だが、俺の手を届かせるべきではない。俺はこの状況を利用してでもなすべきことがある」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70415
00機関初出(設定委託):https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2244
名前:花音 セチア(かのん せちあ)
種族:旅人(両親がウォーカーであった)
性別:女
年齢:unknown(16歳であろうと想定される)
一人称:あたし
二人称:あなた
口調:です、ます、ですか
特徴:侵略性エインセル患者、澄原病院に保護されて居る、記憶が無い
設定:
 再現性東京202X街、希望ヶ浜に存在する澄原病院の『夜妖専門・診療科』に保護観察されている少女。
 悪性怪異:夜妖<ヨル>である侵略性エインセルに憑依されていた元・夜妖憑き。昼顔に保護され、彼の支援を受けながら小さなアパートで生活をしている。
 澄原病院の院長である澄原 晴陽の支援を受けて、希望ヶ浜学園での生活(一般的な生活に戻るトレーニング)を継続して続けて居るらしい。
 生活用品などは澄原からの支援で成り立っているが、精神が安定した後にカフェなどでのアルバイトを行う事を目標としているそうだ。

 保護された当時は『空っぽ』としか称せぬ状態であり、記憶は夜妖に食い尽くされ自身の出自は愚か名前さえ分かっては居なかった。
 だが、保護をした昼顔が仮音(かのん)と仮に名前を与え、彼女と生活する中で改めてセチアと名付けた事で『これから』を見据える事が出来るようになった。
 ……が、未だに名前で呼ばれても少しばかり反応が遅れてしまい「かのん」と呼ばれる方が慣れているのかもしれないと彼女は困ったように肩を竦める。
 此れまでは淡々としており反応の希薄な少女ではあったが、冗談も言い合えるような明るさや揶揄いなどを滲ませるようにもなった。
 学習面では少しばかりの遅れが存在しているが非常に真面目であり直ぐに年相応程度に追い付くだろうと晴陽は云う。
 セチアは非常に努力家であり、名前を得た自分が昼顔の云う様に『目標に心燃やせるようになる』事を考えてきたらしい。
 今の目標は自信と同じような夜妖を支えるべく澄原病院の看護師になることなのだという。戦う事は流石に恐ろしかったのか始末屋や掃除屋は候補から外れていた。
 本当の自分は分からないまま。
 それでも、新しい自分になる事は出来る。そう信じて少女は前を向き続ける。何時の日か、夜妖に人生を狂わせた人を支えてあげられるように――

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/55356
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3994
名前:勘解由小路・フォンターナ
種族:旅人
性別:メス
年齢(或いは外見年齢):??
一人称:わたくし(あたし)
二人称:あなた(きみ)
口調:悪役令嬢らしい口調/かと思いきや普通の女の子な口調
特徴:美味しい
設定:
 勘解由小路・ミケランジェロの姉鶏あねうえ。王家にも縁が深い侯爵家の長女。所謂悪役令嬢である。
 何の因果か健鶏王国のフォンターナに転生してしまった普通の少女、田子ノ浦 有紀子はそれが自身が書いていた謎の小説の世界であったと識る。
 実際は美味しそうな鶏なんかじゃなくきちんと人間として書いたキャラクターであった筈だが、運命が大きく捻じ曲がったのかご覧の有様なのだ。
 有紀子の小説の中では側室の息子であり王位継承権を失ったミケランジェロ(主人公)が、ヒロインの子爵令嬢アリシアと出会うラブロマンスであった。
 障害となるのがミケランジェロの義姉となったフォンターナと第二王子のダビデである。
 ダビデはアリシアに横恋慕し、己よりも恵まれたように見えたミケランジェロを殺そうと策略を巡らせる。
 フォンターナは王妃になる事を夢見て育ったため、どうしても婚約者のダビデを王位に就かせなくてはならなかった。
 体の弱い第一王子は問題ではない。障害となるのは王位継承権を失ったとは云え有望だと囁かれていた元・第三王子のミケランジェロだ。
 義弟の王位継承権復活を声高に叫ぶ者達を却け、アリシアを虐め続けた。実はフォンターナは幼い頃からミケランジェロに恋しており……。
 そんな小説を書いていた有紀子はアリシアを虐めず、ミケランジェロを可愛がった。
 だが、どう足掻いてもダビデは止まらず理由を話せば新止す居てくれたミケランジェロと破滅に抗ったが運命は大きく変化はしなかった。
 フォンターナは第二王子ダビデの策略で油湖に落ちたミケランジェロは死亡したと認識しているが実際はミケランジェロは混沌へと召喚されただけである。

 ミケランジェロと良く似たふわふわと美味しそうなフォルムの羽毛を有したとりであり、チャームポイントは円らな瞳と一寸焦げた両翼おててである。
 本来(有紀子の小説)ならば栗毛の美少女であった筈なのに、とりである事を悔やみながらも楽しいとりライフを送っているのだそうだ。
 それでも転生前はフライドチキンが大好物であった有紀子には王国の住民全てが美味しそうで……あ、涎が……。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3966
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70606
【再現都市クン・ルン】
【パンク】
名前:ザ・パッチワーカー
種族:ウォーカー
性別:女
年齢:不明
一人称:あーし
二人称:あんた
口調:だよ、だよね、じゃん?

設定:
本名不詳/年齢不明。
分かっていること=彼女があくなき“カワイイ”の追及者であること。そして凄腕の電脳外科医リパードクであること。
本来は短命の種族だが、度重なる肉体拡張を行い長命を得ている。それは彼女の故郷では極めて自然な行いだったが、これほど人型を逸脱することは正気ではない。そして、彼女はその手術のほとんど全てを己の手で行っている。
正確は極めて刹那的で享楽主義。故に倫理に縛られず求められるままに対価を得て改造手術を施し、また惜しみなく知識を他人に分け与えることでこの崑崙の企業による支配を(結果的に)困難なものにした。自然な人間としての見た目にもあまり拘らず、求める性能に従って人体を機械化してしまうカワイくデコる
この街を作り上げた誰かさんに感謝しつつも、もっと気楽に生きればいいのにと思っているのでその傘下には付かないし、必要とあらば特異運命点座標にも力を貸す生まれついてのトリックスター。

刹那的であるが故に彼女は知っているのだ。
どれほど完璧に近づこうとも、ここは故郷と同じにはならないのだということを。

「ちょーちょー、あんたこの眼、試してかない? 眼窩にソケット敷設するだけでお手軽だからさ! 頭にチップも入れさせてくれれば他のドクが施術デコったとことも連携できるし! あーしが手術カワイくしたげるよー!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69910

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