PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/35133
名前:悪門 善気 (あもん よしき)
種族:旅人(人間)
性別:男
年齢:(葵の一つ下)
一人称:俺
二人称:(呼び捨て)、君
口調:~だ、~だって、~っしょ!
特徴:陽気、積極的、チャラい、かなりの味音痴

設定:
「チーッス、俺は悪門善気!これからよろ~!」
「リョウはちょっと考えすぎなんだって、絶対先にやってみた方が良いって!」

悪門兄弟の双子の弟。いつもヘラヘラ笑ってる明るい青年。
陽気で直感的、考える前にとりあえずやってみような行動派。
基本的には優しくフレンドリーで気さくな態度だが、
相手が無能だと判断すると途端にバカにした態度を取る。そういう意味ではちょっと性格が悪い。
悪門兄弟はいつも一緒にいて、兄の良平を「リョウ」と呼んでいる。たまにケンカするけどすごい仲良し。

葵の所属するサッカー部のチームメイト。
MFがメインポジション。足は右利き。
豊富な運動量と平均以上の総合力で、1年下ながらスタメンとして中盤を支えている。
興奮すると周りが見えなくなる欠点があり、兄が何とか抑えている状況。
ついたあだ名は「ハイド」。
混沌での戦闘スタイルは、両手剣の二刀流。
手数と攻撃力で圧倒するのを得意としてる。
傭兵で兄と一緒に、荷物の護衛や遺跡探索などの仕事をこなしながら生活している。
混沌産の道具に興味津々。今日もまた兄弟のシェアハウスにガラクタが増える。

女好きな一面があり、スキあらば女性をナンパしようとする。
その甲斐あるのかラサではちょっとだけ顔が広い……とは言ってるがどれくらいかは不明。
名前:キュール・クーディメル

種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):22歳
一人称:アタシ
二人称:キミ
口調:だよ、だよね、じゃない? 等の砕けた女性口調
特徴:黒い髪に紫のインナーカラー。色白なちょっと地雷系ギャル。

設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3637

設定:
 竜宮城の『竜宮嬢』の一人。竜宮城に存在する『社交場』の一つである『海底に輝く満月(ディープシー・フルムーン)』店にて、人々に一夜の夢を与える、深海の月である。
 接客のプロであり、現在一応、彼ピ持ち(らしい)。それをキュールは一切隠していないが、それでも男性には絶大な人気を誇るあたり、彼女の魅力のほどがうかがえよう。

「恋ってさー。してる間は楽しいけど、それを目的にしたら滅茶苦茶になっちゃうよね。結ばれたらちゃんと、相手のこと想ってあげなきゃだめだよ」
 恋には駆け引きが必要である。押すだけでは面白くない。時には引いて、時には尽くして。キュールはそう言った『恋の駆け引き』に関しては熟知しているといえる。故に『竜宮嬢』と呼ばれるにふさわしい人物なのであるが、決して男をたぶらかす魔性の女、というわけではない。魔性の女では、『竜宮嬢』にはなれないのである。ここが難しい所。
 キュールはとても良い子なのである。なので、現在の彼ピとも、良い関係を築けている、とキュールは語る。

 エルスとキュールの会話は、『海底に輝く満月』の一席でよく行われている。キュールを独り占めできるのはエルスくらいで、それはキュールが自らの意思で、エルスをVIPとして招き入れているからだ。
 エルスにとっては、(実年齢はどうであれ)『恋のテクニックを教えてくれるお姉さん』である。エルスの知らないような、エルスでは思いつかないような『恋の駆け引き』を、エナドリ片手に教えてくれるだろう。それをきくたびに、エルスはカルチャーショックを受けたり、がーん、みたいな顔をする。
 果たしてキュールのテクニックが、エルスを通してエルスの想い人に効くのか……は、わからない。エルスの相手は、相当に『難しい』相手だろう。キュールはそれを知っているから、
「エルスちゃんも大変だよね。大丈夫? エナドリ飲む?」
 と、結構本気でエルスの事を応援しているし、それをエルスは理解しているから、二人の仲は実に良好だ。恋の先輩後輩という関係だけでなく、二人は確かに、友達でもあるのだから。

 今日も二人は、深海で恋華(コイバナ)を咲かせる。

※他設定はお任せ、アドリブ歓迎。
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68142
名前:國崎 花菱(くにさき はなびし)
種族:精霊種(八百万)
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):37歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろう?
特徴:几帳面、ちょっと怒りっぽい
設定:
 豊穣出身。國崎と呼ばれる代々は大蔵省に役人を輩出する家系であり、花菱は國崎家の三人兄弟の長兄に位置する人物である。國崎家を継いでおり、事実上の当主と見て相違ないだろう。
 長兄らしく責任感がある人物で……というよりも奔放な末っ子・國崎芥子に散々手を焼かされているからという説もあるが……とにかく仕事第一な人物であり、彼に会いたければ大蔵省に行けば大体いつでも会えると言われている。

 そう言われる程はあってか実務能力は非常に高い。
 特に計算能力に優れており、かなりの桁の暗算ですら瞬時に出来るとか。更に膨大な書類の中からの計算間違いなども素早く見つけるなど判別能力にも優れている。
 其れ故か次代の大蔵卿の一人としても名が挙がっているようだが――本人は「余計な責務が増えるだけ」と些か乗り気ではない様だ。それよりも趣味の時間が欲しい。家の庭で仕上げている盆栽を弄っている時間は至福なのだとか……

 八百万の一人ではあるが獄人への差別意識はほとんどない。
 というよりも目前の仕事を片付けられるかが(その能力があるか)を最重要視している為に、能が在るのならば鬼であろうとも彼は起用するだろう――
 そういう点で言うと末っ子の芥子のサボリ癖には非常に困っている。
 やれば出来る奴だと分かっているから尚更に……
 なお、基本的には山の様な仕事があっても黙々とこなしていくのだが。時々我慢の限界が来てブチ切れるとめっちゃ怖いとは大蔵省で有名な噂である。芥子ー! どこだー!
 ただ兄弟間の仲が悪い訳ではなく、むしろ実際は良好との事。

 ニルとは、またサボッている芥子を探している途上で初めて出逢った。
 ただそれ以前に芥子経由で「『おいしい』を探してる奴がいるんだよな~」と、話には聞いていた様である。稀に、芥子が渡す菓子の中には彼が選択したのも混じっているとか……
 八ツ橋(堅いタイプ)とか煎餅が好きだったりする。
 趣味や食べ物の傾向があまり若くない……とかいうとキレるので気を付けよう!(by大蔵省の下っ端面々)

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3691
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58060
名前:エヴァルト・フリッツ
種族:スカイウェザー
性別:男性
外見年齢:30代後半
一人称:俺
二人称:呼び捨て、お前/(敵相手)貴様
口調:~だ、~だな、~だろう?
特徴:呂色の髪、銀色の瞳、厳格、正義感が強い、仲間思い
武器:紅玉が嵌め込まれた"剣"を、魔術の媒介としていた

設定:
エヴァルトは飛行種のみで構成された『渡り鳥』──そして『ある事件』後に三つに別れた派閥の一つ、《否定派》の指導者で"あった"オオワシの男性である。
現在の《否定派》はフィン・シルヴェスタ(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1557715)が指導者に就いており、彼自身は鬼籍に入っている。
事件前は、彼の友人であり一族の長でもあったルイス゠フェドーの補佐役を務めており、自他共に厳しい性格だが身内や仲間には甘く気配り上手であった彼は、仲間からの信頼も厚かった。
魔術の腕は勿論の事ながら、剣技の実力にも長けており、よく慕われていた。

事件後に《否定派》を作ったのも、理不尽に死に追いやられた仲間達の無念を思っての事だった。
正しき道では無いと知りながらも、仲間達の為に──。


エヴァルトに番は居ない。自身に必要ないと感じていた為、実子も遺していない。
しかし彼はある時から、両親を失ったツグミの少女・シュティーナ(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1559133)の世話役を担っていた。
その為、彼女がそう思ってくれているのなら、彼の家族と呼べる存在は唯一彼女と言っても良いだろう。
シュティーナには沢山の事を教えた。親の居ない彼女が一人ででも生きていけるようにと生きてゆく術を伝授し、その過程で見出した弓使いの才能も伸ばせるようにと助言を重ねた。
自分のような男は師にはなれても親にはなれないだろうと思い、只管に模範となるべく行動で示してきた──つもりだ。

所有するギフト名は『天際の大鷲』。滑空を得意とする翼は、羽撃かずとも滞空時間が他の飛行種よりも僅かに長い。
そのギフトは羽根一つ一つに宿っており、彼の身から離れた後も効果は持続する。


派閥が分かたれた時はシュティーナにも誘いを掛けたが、彼女は断り、エヴァルトも彼女の意を尊重し、それを受け入れた。
「例え歩む道が違おうとも……お前の行くべき未来が良きものであるよう、願っている」
小さなツグミが大空へ羽根撃くのを見守っていくつもりであった。


──しかしエヴァルトは、その道分かれからそう長く経たない内に、何者かの謀略によって殺されてしまう。
以降、彼の愛剣は見つかっていない。



---*---

赤く、赤く、視界が染まる。
薄れゆく景色の中、最期にひとつだけ像を結んだ。
ぎこちなくも笑みを浮かべる、彼女のことを。

---*---



──ああ、シュティーナ。
どうか。どうかお前だけは、



(イラスト)
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59144

(設定委託)
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3055
名前:【エルフレームTypeGaruda】ルベライト=エルフレーム=リアルト
種族:魔種(秘宝種)
性別:なし(女性型)
年齢:不明
一人称:あたし
二人称:あんた、~っち
口調:~だね♪、~だよ?、~だよね!
特徴:パリピ、未来風、トリックスター、エゴイスト、お調子者
設定:
一昔前に作成された対魔種用決戦兵器「エルフレームシリーズTypeGaruda」
航空偵察による哨戒機として作成された。
その長距離移動で世界を飛ぶ事で魔種の居場所を特定、他のエルフレームシリーズへの出撃を要請する役目を持っていた。

覇竜領域にて魔種と接触。その際に呼び声に触れて暴食の魔種となる。
以後は各地の手駒として情報を様々な魔種に渡すようになっていた。
エルフレームシリーズが反転したきっかけをもたらした犯人。TypeTiamat達の集団叛逆の中にはおらず、影から操っていた。TypeSINを除き呼び声を各シリーズに送り、叛逆に成功。しかしTypeSINによって叛逆したシリーズ達は全滅。一人封印からは逃れ、以降は練達に滞在する。

食う物は人や獲物だけではなく、情報も喰らう。
現在、練達に潜みaPhoneで正体不明の超人気自撮りフォトグラマーとなって、練達から来る自分の讃えるリプライやいいねを喰らって腹を満たしている。

「あー、あー……Hey,聞こえます?
 おーけーおーけー、いつものいくよ~?
 
 はーい、こんにちわ、エルフレームの皆ー? MCはあたし、ルベライト! いつものルベライトの定時放送始めちゃうよ~。
 今最もホットな話題は覇竜領域かな~? あたしも『反転』した場所だからね~。厳密には、入り口で魔種の人に遭遇して呼び声貰っちゃったんだけどね。

 何であたしが覇竜領域を目指してたか――ってのはそうだね、じゃあここで明かそう衝撃の真実! あたしは「エルフレームシリーズTypeGaruda」、哨戒機にして警戒機、空はあたしの場所だ飛ぶんだ、どこまで行っても軽快に。
 元々あたしの役目は偵察、いわばお空を守る警察? 魔種を見つけてみんなに報告、けれども世の中いつでも唐突。見つけた先でヤバいの遭遇! けれども追うぜ、あたしは闘牛!
 まー、此処でおっちゃったのが運の尽き、見事に呼び声で反転貰っちゃったってわけ。ま、良いんだけどね~。
 で、まぁ、封印から目覚めた皆に、呼び声送って片っ端から反転させちゃったってワケ。今に至る。ウケる~♪

 というあたしの定時報告、今のところ世界は順調。昔のエルフレームシリーズの反乱は、まぁ、下手うっちゃって失敗したけど、今回は成功させたい所だよね。
 え、お前あんときいなかっただろって? そんなそんな、ちゃんと裏で扇動してあげたじゃない!? とくにオリオスっち辺りはちょっと煽ったら結構ノリノリで――おっとおっと、これは秘密。ブランシュっちは今回も仲間外れだけど、まーあの子いい子ちゃんだし? 仲間に入れてあげなーい。

 今何してんのかって? 今は練達のSNSでバズってる。情報って、食べ応えあるんだよね~、あたし暴食の魔種だし? 情報偵察機だし? 情報大好き。
 ネットに踊る、玉石混交、まとめて食べるぜ出発進行! ちょっとバズってリプ貰って、称賛も嫉妬もいいねもクソリプも、全部おいしくいただいてるってワケ。

 あ、もう時間だ。じゃ、また次の定時放送でね~。
 お相手はMCルベライトでした。ばいばーい♪」 

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65407
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3689
名前:イザベル・サレイア
種族:カオスシード
性別:女
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:私
二人称:呼び捨て
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:【騎士風】 【全身鎧】【無口】【自制心が強い】 【ドライ】 【神出鬼没】
設定:ガストロ騎士団に所属する騎士の1人。
古代から続く「食の簒奪者」との戦いを継承し続けている。
ガストロリッターは称号であり誓いでもあり識別名でもある。
この世界の【食】を守る。
その為の任務は多岐に渡り、絶滅寸前の食材の保護、育成なども任務の1つである。
イザベルはそのガストロリッターの中でも実働部隊の1人であり、各地での情報収集担当。
修めているガストロ帝国槍術は、そうした場合に必要な多彩な状況に対応できるものだ。
塩対応と言われる程度には感情の動きが鈍いが、感情抑制の訓練の賜物である。
同じガストロリッターのアヴェルとは同僚関係ではあるが、互いに機械的な関係であり必要であればいつでも互いを切り捨てられる。
亡国の騎士であるガストロリッターは、それを冷酷とは判断しない。全てを誓いに捧げた、それが彼女たちの騎士道なのだから。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3690
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68120
名前:メルル・メリーナ
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):21歳
一人称:私
二人称:キミ
口調:~よ、~だよね、~だし、~しょ? というような、砕けたギャル風口調
特徴(外見):オッドアイ・アホ毛・巨乳・ギャル・バニー
特徴(内面):小悪魔・計算高い・根は真面目・面倒見がいい
服装:(当然のように)燕尾スカート付き水着バニーガール
髪型:青に黄色のインナーカラーの入った、ふわっふわのロングヘアー
設定:
竜宮のカジノ、ドラゴンズドリームのキャストの一人。カードゲームのディーラーも務めており、その小悪魔風の蠱惑的なキャラクターから、ファンも多い女性である。
内面は結構真面目な所もあり、同じキャストメンバーからもよく慕われている。メルルは年長組でもあるため、特に年下組からは、頼れるお姉さんとして身内からのファンも多い。

表向きの仕事はカジノのディーラーだが、乙姫メーアを守るための護衛部隊の一員も務めている。彼女の魔術は結界や拘束を軸とした、いわゆる『カウンター系』を得手としており、守ることにかけては同期の中でも一歩抜きんでている。半面、「攻撃的な魔術」は全く扱えない。非常にピーキーな特性を持っているが、それでも彼女が護衛部隊の一人として頭角を現しているのは、自身の特性を理解したうえで、それを汎用的に扱えるように努力していることの結果だ。
「んー、でも、私もまだまだだしさー。努力してると言えば、皆努力してるからね!」
とは彼女の言。

アルテミアとは、シレンツィオにこっそり出かけた時に遭遇している。アルテミアの『チョロさ』に気づいたメルルは、ひとしきりアルテミア『で』遊んだ……いや、意気投合した後に、こう言った。
「この水着さー、私達は結構いつも着てるし(嘘は言ってない)、きっと今年の夏にブレイクするはずなんだよね。着てみない?」
訝しんでいたアルテミアだが、舌戦ではメルルにかなうわけがない。あれよあれよと、アルテミアは気づいたらバニー水着を着せられていたのである!
「ちょろ」
と笑うメルルに、アルテミアはこう叫んだ。
「私はちょろくない!!!」
と。

メルルはアルテミアの事を気に入っていて、竜宮城に遊びに来てほしいと思っているし、竜宮城の危機には手を貸してもらいたいと思っている。
……もし遊びにきてくれたら、竜宮城の秘蔵の素敵な衣装をたくさん着せて遊ぼう、とも思っているのであるが。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3631
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68141
【R.O.Oデータ】
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68045
名前:ギャラクシーインベーダー
種族:宇宙人
性別:女
外見年齢:20代
一人称:私
二人称:呼び捨て、貴方
口調:~だね、~だわ、~なのね
特徴:宇宙みたいな髪、ボディースーツ、ちちしりふともも

設定:
・Galaxy invader(略称:Gi)
Health: ■■■■□□
Armor: ■■■■□□
Attack: ■■■■□□
Speed: ■■□□□□
Skill:ワイドレーダー
Story:
インフィニティを撃破し世界に平和が訪れてからしばらくして、
突如として現れた謎の巨大な飛行物体から降りてきた一人の女性。
宇宙のパワーで各地で破壊行為をし、この星を支配しようとする。
「なーんてのが出てきたら面白くない?」というただの想像上の存在……のはずだった。

「実に住み心地の良い星ね、この星は私がいただくわ!なーんてね♪」
「あぁ、ここではシャドウウォーカーって呼んだ方がいいんだけ、ごめんごめん」

というのがアバターの設定。
シャドウウォーカーと同様「サイコウォーズ」のプレイアブルキャラクターの一人。
2980円で購入出来るDLCの追加キャラ。
中のプレイヤーは可賀美 憐(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1571898)。
基本的な性格は中の人が反映され、いつもニコニコと楽しそうにしている。
Swと同じく依頼をこなすというよりはゲームとして楽しむスタンス。
アーマーブレイク!が発動すると、一際露出が多めな衣装になる。

アドリブ、アレンジ可
名前:『青槍の』ファクション
種族:アオミノウミウシの海種
性別:男
年齢:20代後半
一人称:僕
二人称:貴方、~さん
口調:です。でしょう。ですよね?(敬語)

設定:
 ラド・バウのA級闘士。
 礼儀正しい良い人。というのは闘技場で人気を持つための『キャラクター』であり、本性は毒舌家でサディストという二面性の持ち主。
 趣味は新人を分からせること。態度だけ大きい実力不足の闘士を見ると打ちのめさずにはいられない。一方で後輩の面倒見は良く、毒を吐きながらも積極的に指導を行っては的確な助言を与えている何だかんだで優しい男。特に子供には甘い。

 今でこそ身なりを整え、紳士然としいるが元々は孤児であった。腕っぷしで生きるために闘士という道を選んだのだが、それまでの帰る場所もなく、愛する人もいない、ただ生きるための空虚な生活から一転して情熱をラド・バウに注ぐようになったのだ。

 ファイトスタイルは二つ名にもなっている得意の槍術を基本とした格闘に独自の毒術を組み合わせたもの。BSを得意としたハイバランスな能力の持ち主である。

「こんにちは。今日の対戦相手は貴方ですか? 僕はファクション、どうぞ宜しくお願いしますね」
「一応この名前には誇りを持っているんだけどなあ……やれやれ!」

その他:
 ファクションは事実(fact)と虚構(fiction)とを織り交ぜた意味の造語であり、彼にとっては大切な名前であるとか何とか。

(設定変更、アレンジ等ご自由にお願いします)

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65524
名前:シレーナ・セレーネ
種族:ディープシー
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):27歳
一人称:うち、わっち
二人称:あんた、~はん
口調:京言葉:~やわぁ、~やろ?、~やねぇ
特徴:巨乳、妖艶、遊女風、和風、バニー
服装:遊女風水着バニーガール
髪型:ロング系(前髪あり)

竜宮城に暮らすごく一般的かつ真面目な女性。
故郷を救うためにやってきたシラスに対しても礼を尽くす。
豊満な胸と甘く囁く話し方から竜宮城外の者から誤解をうけることも多い。
あるウォーカーからは『キャバクラみたいな髪型してんね! SNSやってる!?』と言われたことがあるが意味はわからない。

●竜宮城の一般的な常識
竜宮城ははるか昔に現れたあるウォーカーによって文化の礎が作られた。
女性比率の非常に多い竜宮城は正装(フォーマルスーツ)として水着バニーを着用し、歓迎する相手にはムーディーな店でソファに並んで座りシャンパンや水割りを提供するなどして話を聞く。
また、握手に相当するほどの一般的挨拶として相手の腕を抱き胸を押し当てる仕草をとる。
ビジネスシーンでは名刺交換も一般的に行われており、長細くて香水を垂らし口紅をチュッてした名刺が用いられる。
洗練された竜宮城の女性略して『竜宮嬢』は卓越した交渉能力をもつとされ高い地位に就くことも多いという。

●シラスとの関係
竜宮城を救うためにやってきたシラスに礼を尽くすべくRYUGUで接待をし、打ち合わせのため名刺交換も済ませている。
静寂の青を手に入れる戦いでも優れた戦歴をもつシラスと良好なビジネスパートナー関係を築くべくアフター(打ち合わせ後の極めて真面目な交流)を欠かさず、再び竜宮城へやってくる際には同伴(取引相手を迎えに行くのはビジネスとして当然)も欠かさない。

シレンツィオの港にやってきたシラスの腕を抱き耳元で『会いたかったわぁ』と甘く囁くその様を、もしかしたら依頼に同行したアレクシア氏は見てしまうかもしれない。かも、しれない!

設定依託:
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3627

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68505
名前:テオロジーア
種族:獣種(狼)
性別:男
年齢:35歳
一人称:私
二人称:君、お前
口調:だ、だろ、だろうな
特徴:練達研究者、『秘宝種の専門家』
設定:
 練達の想像の塔に所属している研究者。余り表だって活動する事はなく、籍は置いているが研究に関しては何処で行われているかさえ分からない。
 所謂マッドサイエンティストと呼ばれる存在であり彼の専門分野は『秘宝種』である。
 果ての迷宮にて可能性を帯びた無機質な存在が、魂を有し、世界に人種として認められた――とは知りながらも男にとっては秘宝種は只のモノでしかなかった。
 誰かの思いが作ったビスクドールであろうが、嘗て遺跡の守人であった存在であろうが、生まれも製造理由も様々である秘宝種達はテオロジーアに言わせれば『モノ』だ。
 造って、使って、壊して、組み替えて。
 そうしてパーツを取り替えることの出来る秘宝種達は食う、寝るといったヒトには有るべき生存の過程を必要としないことから彼の中では『モノ』でしかなかった。
 だが、世界がヒトであると認めた以上は、ヒトには出来ぬ実験を秘宝種に行えば良いだけだと男の思想は傾いた。

 一般的な倫理観を当て嵌めることは出来ないが、作成された命を有意義に使用して何が悪いのだというのが本人の弁である。
 非人道的な実験であれど、それが痛みを感じることは『痛覚を認識できる機能=ヒトに近しい存在』であるというだけの話。
 モノであることには変わりはないと考えているために良心の呵責といったものは存在しない。
 秘宝種と人間を見分けることにも長けており、ボディの質感や人間に程近い外見をしていてもそれがモノであるかヒトであるかを直感的に理解している。
 ――勿論、練達では彼の非道な研究を非難する者も居たが「造られたモノを有効活用し、人の為になるのだ。何が悪い?」と言われてしまえば誰も答えることは出来なかった。

 練達に訪れることの多いニルにとっては記憶には残っては居ないが知った存在である。
 ナヴァン・ラグランの元へと向かう際にテオロジーアと出会い、実験体にされかけたのだ。
 それはナヴァンのお陰で未遂に終わったが、酷い衝撃はニルの防衛本能を刺激し、関連記憶には残されておらず、認識もされていない。
 ナヴァンはテオロジーアの居る場所には近付くなと意味も分からぬままのニルには何度も言い含めているという。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3713
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65010
名前:務史・翠生(むし・すいせい)
種族:旅人
性別:男
年齢:58歳
一人称:ワタシ
二人称:アナタ、オマエさん / レトゥムには「我が妻」
口調:だ、だろう、だろうな / レトゥムには優しい口調
特徴:静羅川立神教『死屍派』、再現性東京:希望ヶ浜在住
設定:
 再現性東京202X街希望ヶ浜地区に存在する静羅川立神教の『死屍かばね派』に属する女性。
 死屍派でに所属しており、序列として数えられることはないが神体である真性怪異のレトゥムの傍付きである。

 翠生は妻と子を『夜妖』の事件で亡くした後に死屍派への尽くすことを決めた『よくある』運命を辿った男だ。
 だが、その時より己は死しているようなものだという実感からふわふわと夢遊病のように生きていたためレトゥムに酷く気に入られた。
 レトゥムの『腕』を分け与えられており、その力を使い果たすと死する運命にあると言う。
 真性怪異を深く信仰し、その思想に感銘を受けた男にとってそれ程に素晴らしきことはない。
 レトゥムを己の妻であるかのように扱い、愛情深く真性怪異に接している。
 レトゥムの力を施行する際にはその眸は紅色の潜まり、猿を身に纏うように変化するとされているが視た者は居ない。

 男が有しているレトゥムの権能の一つは簡便な言葉を使えば『猿の手』である。
 持ち主の望みを3つだけ叶えてくれるとされるそれは男が大切に抱えているキューブ上の『レトゥムの檻』に閉ざされてその姿を直接見ることは適わない。
 だが、中には干涸らびた木乃伊となった腕が存在し、願いを叶える度に指がぼきりと折れて霧散するらしい。
 レトゥムが男に其れを渡したのは気紛れである。男ならばレトゥムの為に身を骨にしてでも動くと考えられていたのかもしれない。
 死屍派の者達を扇動し、レトゥムの為を信条に掲げて日々を過ごし続ける。
 もしも、レトゥムに危機が及ぶならば『猿の手』は歪に願いを叶えることだろう。

 ――アイツを殺してください。

 ――アイツを呪ってください。

 ――アイツを……。

 全ては死という救済のために。レトゥムが与え給う優しき死を誰にも害させないために。
 そして、何時か己も妻や子と同じ場所に行けるようにと彼は日々、秘密裏に活動し続ける。

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/30774
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3720
名前:【エルフレームTypemelt】ラピスラズリ=エルフレーム=リアルト
種族:魔種(秘宝種)
性別:なし(女性型)
年齢:不明
一人称:僕
二人称:君
口調:~だ、~だな、~だよね
特徴:ネガティヴ、未来風、嫉妬、クール
設定:
一昔前に作成された対魔種用決戦兵器「エルフレームシリーズTypeMelt」
前衛による突撃支援兵として作成された。獲物はパイルバンカー。

その性質上、自分は常に何者なのかと問い続け人間ではなく機械である自分を認めなくなかった。
しかし、反転し魔種となった事で自分が人間であると認められた事に歓喜。
以後、typeTiamatの側近として露払いをし続ける。

 自分と何だろう。生み出されたそれは、少なくともその時は、『対魔種用決戦兵器』という、ヒトではない、兵器にしか過ぎなかった。
 エルフレームシリーズ。ヴィンセント=ラダリウス =リアルトの迷妄と復讐心の下に生まれた、ヒトで無しの兵器群。
 ただ憎き怨敵を滅ぼすために生み出された、鋭き刃。それがやがて、世界に認められレガシーゼロとなった時――されど、ラピスラズリの胸中に生まれたのは、不安。

 ラピスラズリは、世界にヒトとして認められてなお、自分が『魔種と戦うための兵器』にしか過ぎないのではないか――という懐疑に己の心を支配されていた。
 イレギュラーズ、つまりは世界に認められた世界を救う救世主とは、彼女にとってはそれも『与えられた役目』としか思えず、畢竟、それは『対魔種決戦兵器』という与えられた役割と、大して変わらぬように思えたのである。

 ラピスラズリの心の迷宮を開いたのは、皮肉にも、自身の使命の上で敵として規定された魔のもの、つまり魔種の身に反転したという事実であった。
 少なくとも、呼び声に答えたのは、彼女の自由意思であった。それが、如何に悪意によって舗装され、引き返すことも留まることも別の道を探すことができなかった、強制された自由意思だったとしても――彼女は、己が意思で、世界にNOを突きつけた。
 それが、彼女にとってどれほどの救いとなっただろうか。自由意思。ヒトが当たり前に持っている、ヒトとしての当然の権利と思考。それを、本当の意味でヒトで無しになった瞬間に、彼女は自分がヒトであるのだと自覚した。
 彼女は、ヒトであったのだ。

 魔種となった彼女は、TypeTiamat・ルクレツィアの側近として、その身を侍らせている。元来の役割、突撃支援兵しての力は一切衰えておらず、それどころか魔種と化した故にさらにその力は向上している。
「僕は、僕がヒトであると教えてくれたもののために戦おう。
 そのために世界が滅んだとしても。
 世界を滅ぼすという可能性を見いだせるのも、その上で自らのエゴを満たそうとすることも。ヒトにしかできない事だから」
 彼女は今、間違いなく、満たされている。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3707
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65882
名前:【エルフレームTypeTitan】ショール=エルフレーム=リアルト
種族:魔種(秘宝種)
性別:なし(女性型)
年齢:不明
一人称:私
二人称:貴方、~さん
口調:~です、~ですよね、〜ですか?
特徴:スタイル抜群、慌てん坊、ツインテール、奉仕好き、武人
設定:
一昔前に作成された対魔種用決戦兵器「エルフレームシリーズTypeTitan」
前衛による白兵攻撃機として作成された。

無刀流と呼ばれる手刀での一撃は全てを切り裂き、粉砕する。
だが本人はその力を嫌っており、誰かの為のメイドでありたいと思っている。
心穏やかな性格だが、強い敵を見ると武人として相手をしたくもなる衝動が抑えられなくなる。
typeGaruḍaの呼び声によって反転させられた後は、各地の魔種達にメイドとして仕えている。
無刀流こそ最強とは言いたいけど、それよりも紅茶をご主人様に注ぐ方が私は好き。穏やかな時間の中で、滅びを迎えよう。

「は、はい! 【エルフレームTypeTitan】ショール=エルフレーム=リアルトです! な、何か御用ですか?
 え、私のことですか? 自己紹介、ですか?
 は、はい! わかりました。自己紹介させていただきます。
 
 先ほど申し上げました通り、私はエルフレームTypeTitan。はるか昔、練達のある科学者によって生み出されたエルフレームシリーズのうち一体です。
 元々は対魔種用兵器……だったのですが。ルベライトの声で反転してしまいまして……ええと、ルベライトっていうのは、これもエルフレームシリーズで……それは、知ってますか? はい。

 私は、こんなでも前衛攻撃タイプでして。この手は、刃よりも鋭く、無刀にて敵を断滅せしめます。
 ……けど。私、この手、嫌いなんです。
 繊細なことができない、大きなだけの手。何かを壊す事しかできない、それだけの手。
 嫌だったんです。怖かったんです。私の手が。何かを壊すためだけに生まれたのも。その為に、誰かを壊して、何かを壊したいと、心の中で思ってる自分も。こんな私も生み出した奴も。
 嫌い。
 きらい。
 嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い!
 大っ嫌い!

 ……だから、私は今は、メイドとしていろいろな魔種のお方にお仕えできて、満足しているんです。
 きっと、ヒトの間にあれば、私は魔種と戦う兵器として運用されていたのです。
 そんなのは嫌です。
 私はただ、今の穏やかな生活が好き。
 今の生活が好き。そんな生活を壊そうとするならば、イレギュラーズとだって、戦えます。
 守るべきもののために、私は力を揮えるのです。
 ……でも、本当は、そんなこともしたくなくて。
 ただただ、穏やかな時間の中、滅びを迎えたいのです。
 それが今のところの私の……夢、でしょうか。

 こんな風で良いですか? ありがとうございます。
 では、ご主人様。お茶をお入れしますね。
 穏やかな時を、私と一緒にお過ごしくださって、本当に、ありがとう――」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65884
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3705
名前:フォルトゥーナ(本名不詳)
種族:旅人
性別:男性
外見年齢:14歳
一人称:ボクちゃん
二人称:キミ、~ちゃん
口調:だよ、だよね、かな?
特徴:静羅川立神教『死屍派』教徒、再現性東京:希望ヶ浜在住、東浦区住民
設定:
 再現性東京202X街『希望ヶ浜』の東浦区を拠点として活動している可愛らしい少年。
 静羅川立神教『死屍かばね派』に所属しており、希望ヶ浜市立東浦中学校に通っている――らしい。
 らしい、というのはその実年齢も本名も不明であるからだ。実際はもっと年長であり、成人はしているはずではあるが彼自身は中学生だよと胸を張り続ける。
「フォルちゃん」と名乗っている彼は希望ヶ浜でもよく見かける存在である。
 P-tuberのひとりであり、SNS上でも人気が高い。その愛らしい外見ところころと変わる表情、天真爛漫な仕草が若い女子に大人気なのだ。

 ――つまり、フォルトゥーナは死屍派では広告塔のような存在だ。最も近づきやすく、最も油断させ易い存在でもある。
『希望ヶ浜の裏側教えちゃいます!』と掲げたチャンネルでは夜妖の姿をまざまざと映しだし、多くの人々に隠されていた現実を見せ付けることで信徒を獲得してきた。
 フォルトゥーナ自身も戦闘能力を有しているために『夜妖に襲われる可哀想なボク』をアピールした後、自分で勝手に夜妖の事故処理をしているがそれはヒミツなのだ。
 静羅川立神教が助けてくれたのだとアピールをし、慈善団体である事を大袈裟に告げるフォルトゥーナの口車に乗せられる若者も多いのだという。
 影響力の高い存在であるとして希望ヶ浜学園でもフォルトゥーナの話はよく目にすることがある。
 アーリアなどは学生の引率で訪れた夜妖退治の現場でフォルトゥーナと鉢合わせたことがあるだろう。

「おねーさんたち、悪性怪異モンスター倒せるのー!? すごぉい、ボクちゃん、ほんと怖くって……!」
 甘えたように告げる彼は一見すれば、怪異に忌避感のない一般人だ。アーリアもそう感じたことだろう。

 彼が活動する理由は定かでは無いが、ただ、生きていることが面倒になった程度の軽い考えなのだろう。
 だが、その心に付け込むようにして真性怪異『レトゥム』は優しく語りかけるのだ。
 ――ならば、もっと楽しい世界にいこう? と。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3722
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63803
名前:築・翔相(ちく・しょうそう)
種族:亜竜種
性別:男性
年齢:55歳
一人称:俺
二人称:オマエ、テメェ、お前さん
口調:だ、だろ、だろうな
特徴:無口、亜竜集落フリアノン在住、玉髄の路整備担当
設定:
 亜竜集落フリアノンでは代々、建築関係に携わってきた一族『築』に生まれた男性。築家当主は実の兄、次男坊として創意工夫をこらしてきた。
 次男坊であったことから建築だけではなく幅広い技術を継承するべく幼少期から鍛冶を学び、覇竜の伝統的な鍛冶技術に誇りを有している。
 ――が、玉髄の路が開かれたことにより流入してきた鍛冶の技術には対抗心を燃やし、負けてなるものかと研鑽を継ぐ努力の人。
 フリアノンを良くして行くには更なる高みを目指さなくてはならない。技術者、職人として学ぶ姿勢を見せ続けるのが翔相の良い処である。
 伝統技術を大切にする彼はより技術について耳にするために開かれたばかりの玉髄の路の整備を担当している。
 交易拠点の設営や警備などにも精を出し、現在の目標はフリアノン等の亜竜集落をより過ごしやすい場所にするべく交易拠点の整備を拡充させることだ。

 幼少期に、跡取りにはなれない事に気付いてから様々な技術を囓り極めることを目標としたこともあり、旧い知識にも造詣が深い。
 里長達の会議にも度々呼び出しをされるが、曲がったことが嫌いであるために「俺は俺の信条に合わねぇ仕事はしない」と言ってのける。
 非常に無口であるのも言葉が少し厳しいという自覚があるが由縁なのだ。一寸厳しく言いすぎた後は己が未熟だったのだと反省する優しさも持ち合わせて居る。
 良く弟子を取らないのかと問われるが自身こそ未だ未だ中途半端な職人であるという自認により弟子を取ることはない。
 勿体ないとの声が聞こえるが男は大して気にしていないのだ。勝手に着いてくるヤツは着いてくるとの認識の元、彼は玉髄の路で今日も努力を続けて居る。

 尚、職人一筋でありながら筋力には自信があるためにある程度の自衛は出来る――が、傭兵達に頼るときには確りと頼る。
 何故ならば、それで作業が滞っては職人としての名折れであるからだ。


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3729
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/60716
名前:トレミア
種族:幻想種
性別:女
年齢:25歳
一人称:あたし
二人称:あんた
口調:だ、だろ、だろうね?
特徴:『隠れ里クスィラスィア』在住
設定:
 亜竜集落フリアノンへと繋がっている竜信仰の里『隠れ里クスィラスィア』に住まう幻想種。
 クスィラスィアの住民でありながら、籠もってばかりでは得れるモノがないので拠点を転々とし情報蒐集を兼ねて居る。
 幻想種ながらクスィラスィアにその身を寄せているのは先祖に『何か』あったらしい。
 傭兵としてその日暮らしをしているトレミアは資金が尽きれば故郷のクスィラスィアに戻る。だが、其れまでの間はクスィラスィラに支援物資を届けるために日夜努力を続けて居るのだ。
 ――と言うのは里の『おばば』こと長である巫女『スィアリェア』の談である。

 実際のトレミアは楽しいことや新しいことが大好き。発見や経験を生き甲斐とし、多趣味そのものである。
 幻想種の身の上ならば其れなりに絡まれ狙われで大変であったが持ち前の腕っ節で何とかしてきてしまった彼女は『おばば』には綺麗なことを言いつつラサの遊牧民ライフを満喫している。
 愛らしい外見をしているが粗暴で豪快、暴れん坊である事から里の皆も心配はしていない模様である。
 鍛冶などを得意とし、拾った獣の骨を加工する技術に長けている。そうした品々をサンドバザールへと出品し、日銭を得ては『おばば』達に美味しい食事を提供することもトレミアにとっての趣味の一つだ。
 なんだかんだで故郷を大事にするトレミアを『おばば』達はそれはそれは可愛がっている。幻想種にしては若いトレミアを我が子のように慈しむおばばの様子を見ていると里の者達はおばばが死ぬまでには帰ってきてくれよと願わずには居られないのだった。

 また、そうした商いを行う為に『玉髄の路』が開かれた今は積極的に亜竜種達との交流を行おうとも考えているらしい。
 折角の交易路である以上はしっかりと利用したいというのが彼女の談だ。護衛仕事でも何でも怖いもの知らずで乗り込んでいくのはクスィラスィアの住民達にとっては恐ろしいことなのかもしれないが……。


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3728
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/59440
名前:ドクター・レイジ
種族:不明
年齢:不明
性別:おそらく男性

・設定
生物学、遺伝学を研究するマッドサイエンティスト。自分以外の全ての生命体を馬鹿だと思っている節がある。
純種旅人魔種肉腫竜種その他原生生物すべてに手を伸ばし、時折自然界に存在しない怪生物を生み出し、世に送り出している。
最終目標は自らが生み出した生物による世界救済。
言動もやり方も人となりも全て怪しいが大義はある傍迷惑な人物。

郷田貴道が領地にする以前から郷田領に住み着いており、生み出された生物はそこから発信されている。
【マッドビースト】ハナコ(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1329280)はその一例。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41106
名前:ヴォレニク
種族:アンデッド
性別:?
年齢(或いは外見年齢):28(没年)
一人称:私
二人称:御身、わが主(対リースヒース)
口調:~だ、だな、か?、であろう、……。
特徴:【ネガティブ】【ロマンチスト】【残酷】
設定:

「どうしたのか、旅人よ。しばし羽を休めるが良い」
 共同体『黎明告ぐ鐘の狩人ら』の指導者。物腰は穏やかに思える。
 寡婦や子供を失った親、敗残兵、みなしごなどが寄り集まって、穏やかに自給自足の生活を送る理想郷……。
……というのは表向きの話で、実際は親しきものを失った悲しみを背負った者たちをおびき寄せてはアンデッドにし、自身の兵力に加えている。

「さあ、わが主よ、号令を。地の下のものは、すべてが御身のもの――」
 ヴォレニクは幻想に名を遺す、『煤闇衣の狩人』の影だった男である。
 かつて、『煤闇衣の狩人』に心酔し、村々を襲ってはアンデッド兵を増やしていた。
 ところが、唯一の例外が起きた。
 主に「手を出すな」と言われた村があったのだ。
 ある日、ヴォレニクがそこを覗いてみると――死んだ赤子を抱いた女が泣いていた。
 リースヒースの恩人ならば、じぶんにとってもそうである。
 主を気の毒に思ったヴォレニクは死体を持ち去ってやり、切り刻んでアンデッド兵にした。
 起き上がった子は見事に一泣きすると、ヴォレニクを貫いて亡くなった。
 ヴォレニクは己の未熟さ――つまり死霊術師としての腕前を悔やみ、自主的に墓を掘ると眠りにつくことにした。

 ヴォレニクにとって大切なのは、『頭の中の』煤闇衣の狩人、リースヒースのみである。
 途方もない時間の後、……頭の中の主は、ついに「許す」と言った。

 かつての栄光を取り戻し、生きとし生けるものすべてをアンデッドとするのが使命である。
 かつての『煤闇衣の狩人』の関わり合いのある「縁者」を探してはアンデッドにし、死者の軍団に加えている。
 すべては「主」のために……。

 男であってはならぬ、女であってはならぬ。
 彼になるため、彼を近くに感じるために「不完全」な部分は切り取った。
 ゆえに性別はない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3724
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66712
名前:桜衣 瑠依(さくらい るい)
種族:電子の妖精さん
性別:女性
年齢:???(外見年齢17歳)
一人称:私
二人称:あなた
口調:~なのだわ?~なのだわよ
特徴:電子機器の中にしか存在できない、おっとりぽわぽわ、ちょうちょ追いかけてそう
関連地域:主に練達

設定:
この世界ではないどこかから、データだけがコピーされてきた電子の妖精。

電子の妖精である彼女はCTRL+C→Vによって用意されたデバイスの数だけ増えていく事が出来る。
それと引き換えに彼女は物理的な肉体を持たず、電子機器の中にしか存在できない。
またセキュリティを突破する様な技術は無い為、使用者等が許さなければ入り込むことは出来ない。
スペックも高くはなく、その電子機器の機能を補助する程度の事しか出来ない。
上記の特性から、その殆どは練達もしくは練達で開発されたデバイスの中に存在している。
またコピーされた桜衣瑠依は、それぞれ別個体として別の意志を持ち行動する。
別個体同士で喧嘩する事もあるかもしれないので、デバイス同士を接続したらるいるいバトルが出来るかもしれない。
やめてやれ。

この世界ではないどこかの世界に、本体が居るらしい。


人物:
おっとりぽわぽわ、ちょうちょ追いかけてそうな人物。
基本的に悪人ではないが、正義に燃える程でもない。
基本的に観測者であるので、デバイスの所持者が要求する以上の助けも邪魔もしてこない。
毒にも薬にもならないようなお喋りは、結構仕掛けてくることがある。

百合を非常に好みそれに類するものを見せたり該当デバイスに入れてあげると非常に喜ぶ。
ペンギンも好み喜ぶ。センシティブも興味ないふりをしてめっちゃ喜ぶ。
百合に挟まろうとする男を蛇蝎の如く嫌う。

「まあ…何かしら?なるようになるのだわぁ……。」
「お手伝いして欲しい事があったら、お声がけして欲しいのだわよ。」


関係者イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/67905
名前:フリュ・クロイゼルング
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):28歳
一人称:アタシ
二人称:キミ
口調:〜わ、〜よ、〜よね等、女性的な口調
特徴:大人な女性……けど少し、子供っぽい所も見せてくれる、ミステリアスなディーラー・レディ
設定:

 竜宮城に存在するカジノ、ドラゴンズドリームの名ディーラー。カードゲームなら初めてのゲームでも、すぐにルールと解法を理解することができるという。
 すぅっと通った栗色の長い髪は艶やかに目を引き、すらりとした手足と確かな主張を行うバストと、実に美しい体をしていることも特徴的と言えるだろう。もちろん、バニー風水着を着ているのも、竜宮のお嬢さんとしては当然のことだ。

「ようこそ、お客様。一夜の夢と、栄光。キミにつかみ取れる?」
 そう言って笑う彼女はディーラーとして有能である。故にほとんどの客には『本気を出さない』。カジノは「ひと時の夢を与える場所」であり、フリュはそのキャストである。故に、ほどほどに勝たせて負けさせる。イカサマではない。実力で、適切に対応しているのだ。それに気づかせない所も、彼女が名ディーラーである証拠である。

 彼女が本気を出すとしたならば――それは、カジノに害をなす相手か。或いは、『真にその腕を認めた相手』のみであろう。前者は文無しとなって、海上へと叩きだされるはずだ。後者は――はて、どうなるか? 己のすべてを賭けて、挑んでくるだろうか? 或いは絶対に越えられない壁に、心折られるのだろうか?
 目下、彼女が興味を示す相手は、ニコラス・コルゥ・ハイドというイレギュラーズだ。それが、『いいお客さん』としてなのか、『ライバル』としてなのか? 彼女の胸の内は分からない。
 ただ、ニコラスがドラゴンズドリームに訪れるたびに、フリュは姿を現し、その相手をするのだ。勝つときもあれば、負ける時もある。それは、ニコラスがフリュの掌の上で踊っているからなのか? それとも、実力が拮抗しているが故なのか――艶やかに笑うフリュの顔からは、それはやはり、うかがい知れない。

「……たまに、スロットの方にいるのよね、彼。カードゲームの方が面白いのに」
 たまに、そう言って口をとがらせるフリュの姿を、目撃することがあるそうだ。それは営業トークなのか、それとも彼とのゲームを楽しんでいるからなのだろうか……?
 確かなことは、彼女はニコラスの来店を待っているという事だ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3630
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68698
名前:ライナ
種族:飛行種
性別:男性
一人称:私
二人称:貴方
口調:です、ます、ですか?
特徴:【男の娘】【綺麗】【歌手】【歌が上手い】【声真似が上手い】【元奴隷】

インコの飛行種の青年…とは言え美しい少女にしか見えない、男の娘である。
ただし身長は青年並みである。

過去の経歴は不明であるが、彼は昔奴隷であり『大奴隷市』が各地で開かれていた。
ティラシアと言う地域で悪徳貴族に買われると思われていたが依頼を受けていたオウェードに買われ、そのままランドマスター領に預けられていた。
名前のライナは今後をどうするか考えてる時にオウェードや仲間(セスカ?)などが話し合って付けた模様らしい。

ある日「シレンツィオ・リゾート」の話を聞き、執政官「季彰」の許可を得てそこへ向かった。

歌と声真似の才能があり、現在はシレンツィオ・リゾートで五番街を中心に歌手として活動している。(アイドルかどうかは想像にお任せらしい)
子守唄などといった大人しい歌ばかり歌っていて、活発な歌はあまり歌わない。
もしかしたら彼からの依頼が来るかも知れない…

●オウェードとの関係
恩人であり、彼に懐いている。
またオウェードの頼みがあれば手助けに行くだろう。
ただしライナはイレギュラーズではない為、遠くには行く事は困難と思われる。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66210

登場リプレイ
<ヴァーリの裁決>Gentle lullaby(GM・桜田ポーチュラカ様)
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/5486

●アドリブ・改変アレンジOK
もうすぐお盆ですね。ここになすびが居ます。

名前:なすび
種族:精霊種……?ㅤ旅人……?ㅤ魔物……?ㅤまぁなすびだよ、なすび
性別:なすび
年齢:個体別
口調:なすび
生息地:練達を中心とした混沌全域
特徴:浅漬けにすると美味い。よく漬け込まないと不思議な加護で刃が通らない。
設定:HP鎧巧妙特化光輝持ち。気付いたらそこにいる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68757

煮るなり焼くなり漬け込むなり好きにしてください!!
名前:ユリアン
種族:人間種
性別:男性
年齢:19歳(2022年時点)
一人称:俺
二人称:お前
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:赤毛の冒険者
関連地域:深緑(アルティオ=エルム)、傭兵(ラサ)、幻想(レガド・イルシオン)
設定:

 幻想出身の青年。
 シラスが家族を失った後に彷徨いついたスラムで出会った強かな少年。
 共に過酷な日々を生き抜くことになる。

「シラス。俺は、こっち側で幸せに生きて見せる。そのためなら、なんだって……たとえ世界から、とんでもない悪党だと罵られるようなことだって、やってやる」
「俺は家族って奴を知らない。だが、ここで家族を作ることは出来るかもしれない。親とか、きょうだいとか、夫婦とか、そう言うんじゃない。共に生きていく、ファミリーを」

 しかし、その性格は行き当たりばったりでアンダーグラウンドの掟すら守れないほど。
 それが災いして、シラスが召喚を受ける前に幻想の街を追い出された。

 不幸な生まれであるが、そのことを欠片も気にしておらず、誰かを恨むこともない。
 どこか憎めない雰囲気の持ち主だが、盗みや殺しを何とも思っていない悪党でもある。

 その無軌道な性分を支えるかのように、非常に勘が良く、逃げ足も速い。
 過去には砂蠍にも加わっていたが、逃げ果せたようだ。
 そのため首に蠍の入れ墨があり、普段はマフラーで隠している。

 現在は深緑で密猟等を行い、それを傭兵の闇市に流しながら国境付近で生活中。
 危険な猟を単身でこなす程度の実力の持ち主であり、幾度となく警備とも衝突している。

 ユリアンに関わる依頼は、彼による密漁の阻止や彼の捕縛などが考えられる。
 シラスを己の同類と見ており、彼からの協力要請(悪属性依頼)もあるかも知れない。

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68568

登場リプレイ・SS:
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2064
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/2906
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/373

その他の関連人物:
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1571804
名前:リモーネ=コン=モスカ
種族:魔種(海種)
性別:女
年齢:Unknown
一人称:僕
二人称:君
口調:~だ、~だよ、~だよね

 絶望の始祖。はじまりのモスカ。
 その真の姿。或いは誰かの空蝉。もう彼女にも、本当の姿は思い出せないだろう。それを知るのはただ一頭の龍のみである――勿論、覚えていれば、そもそも存在を認識していればの話。
 モササウルスの因子を持つ彼女は、強大な海種の魔術師であった。モスカというのは”蠅”という意味。かつて絶望の海に住んだ者達は、リヴァイアサンに蠅のように纏わりつく彼女をそうやって蔑んだ。気の遠くなるほど昔。そんな由来も忘れられ、モスカが貴族の名となり果てるほど昔の話だ。
 彼女が波濤を従えるのではない。全ての波が自ら彼女に従う。彼女は歌うのが好きだった。歌と波が彼女の友だった。雄大な海、そしてその化身であるリヴァイアサンの傍にいても生きていることができる数少ない者。
 そんな彼女の黄金期は、唐突に終わりを迎える。どこからか現れた”嫉妬の魔種”という男の病によって偉大な海は死の海に堕ちたのだ。それでも彼女は一人揺蕩いながら安堵していた。あの方が、きっとリヴァイアサン様が、無礼者を討ち取って下さる。
 その期待は、裏切られた。存在を良しとし、共に在る者として認めたリヴァイアサンはアルバニアに手を出さなかった。自分は、天秤にかけられて振るい落とされたのだと思った――そもそも天秤にすら乗っていなかったのではないか? そうも思った。
 斯くして憎き存在そのものによって魔種となった彼女だが、冠位は未だ強大。だが彼女は焦っていなかった。波濤魔術を極めた少女は、自己を1と0の波として情報化することすら可能だった。そして既存の肉体を捨て、新たな肉体に入り込むことも。そして得た肉体の持つ力をまた波濤と化し、己の力と化すことも。そうして力を得て、いずれは冠位魔種を超える為に。その為に彼女は、彼女の一族を陰に日向に支援した。乗っ取る身体は己の波濤に近しいほど馴染む。空の器とは、竜の心を呑み込む波濤であり、同時に"人の痛みがわからない"彼女の性質を受け継ぐものだ。人より精霊に近い心を持つ海の申し子。不幸だったのは、海竜に"恋"をしてしまったことだろう。身の程知らずにも、人のように。

 元より最強の波濤魔術師。そして歴代の器の力。彼女にとって現代の波濤魔術は、彼女にとってみれば海面に起こる水飛沫に過ぎない。己に並ぶものなどなかった。”彼女”が、リヴァイアサンの一撃を鎮めるまでは。
 海竜の力の間隙を縫ってずっと生きてきた己に無かった、"真正面から、海竜と相対する力"。それが何としても欲しくなった。
 問題は、"彼女"は海の藻屑になってしまったこと。そして、"彼"は海に封じられてしまったこと。その問題を解決する為に、カンパリ=コン=モスカの人格を被ったリモーネは暗躍する。
 いよいよ己の望みが叶うか。
 それともいよいよ追い詰められるか。
 そうなれば彼女は、その真の姿を、イレギュラーズに見せるだろう。

「今度こそ、今度こそ、僕は彼と添い遂げるの。
滅海竜(あの人)のお側に居られるのは、僕だけなんだ。
そう——今度こそは」

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68076
名前:ニューディ
種族:不明(精霊か? 謎生物。)
性別:不明(無性だと思われる)
年齢(或いは外見年齢):不明(少なくとも先々代の乙姫の時代にはすでにいた)
一人称:……。
二人称:……。
口調:……。
特徴:竜宮の乙姫に、代々受け継がれる『神獣』。精霊だと思われるが謎生物の域を出ない。
設定:
 竜宮城において、乙姫とは代替わりするものである。乙姫は、適正として優れた竜宮の民から男女を問わずに選ばれ、『儀式』を経て先代よりの力と知識を継承して乙姫となる。今代の乙姫はメーア・ディーネー。メーアの姉であるマール・ディーネーは、適性が足りずに乙姫足り得なかったため、非常時のバックアップにあたる。
 さて、そんな乙姫に代々受け愚がれるのは、力と知識のみではない。竜宮の乙姫の傍に代々侍る、謎生物ことウミウシのニューディくんもまた、歴代の乙姫に受け継がれてきた遺産だ。
 少なくとも先々代の乙姫の時代にはおり、先々代の乙姫も先々代には居た、と語っている。つまり先々代の先々代くらいまではいたことになり、多分先々代の先々代の先々代にもいたのだろう。同一個体であるかはわからないが、とにかく、ニューディくん、或いは同一種族は常に乙姫の傍に侍っていたことになる。
 ニューディ君はそう言った逸話から、別命『竜宮の玉座』とも呼ばれる。実際、背中に乙姫を乗せるのが好きらしく、今代の乙姫であるメーアも、時折ニューディ君の背中に乗ったり座ったり寝そべったりして余暇を過ごしている。

 ニューディ君は乙姫というシステムを構築する安全弁であるともいえる。というのも、乙姫はあらゆる『欲望』を持つことを基本的に禁じられている。が、欲望と人とは切っては切れないもの。些細なものは日々生じ、些細なものでも放置していては、それを増幅されることとなる。そうなれば、乙姫が封じている『海の悪魔』に力を与えかねない。
 そこで活躍するのがニューディ君である。ニューディ君は、乙姫と接触し、その『欲望』の種を喰らう。例えば竜宮の外に出たいとか、乙姫を止めたいとか、普通の女の子に戻りたいとか、そういうった『叶えられるはずもなく、されど消し去ることのできない欲望』を、彼は食らうのだ。
 これは残酷なことでもなく、乙姫の心の安寧を保つのには、どうしても必要なこととなる。
 竜宮の玉座は、今日も乙姫の傍にある。彼が何を思うのかは――その表情からは、うかがえない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/34151
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3766
情報のアップデートがあるため、差し替えいたします。

名前:【指輪の悪魔:陽】モガミ
種族:旅人・不明
性別:不明
外見年齢:20歳代
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:穏やかで緩やかな女性口調
特徴:拘束具のような眼帯とチョーカー、両手全ての指にある指輪

関係者企画:マクスウェルの悪魔(https://rev1.reversion.jp/character/album_detail/p3p005192/1)

設定概要:
美咲の魔眼を抑制していた13の拘束具のうち5つ、
右手五指の指輪に封じられていた神秘存在が人型で顕現したもの。

設定委託抜粋:
人物像は比較的『人類に対して優しい』。
バグ召喚にてカムイグラに呼ばれたのちに、漁村の依頼で海生怪物の退治を行っている。
その際大渦に飲まれ、竜宮に至った――このため、混沌での事件報告等はなかった。
竜宮では外縁のトラブルに対する用心棒として過ごし、特に突如現れた深海魔に対しては一種の切り札ともなっている。

しかしこの人当たりの良さは、美咲には適用されない。
自身を封じていた者であり、あくまでも敵。どこまでも憎悪の対象なのだから。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/16256
設定委託(美咲への憎悪):https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1547
設定委託(竜宮での立場):https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3769
名前:ドラセナ
意味は幸福の木
種族: ガイアキャンサー(肉種)
性別:女
年齢:不明
身長:154cm
一人称:私
二人称:貴方
口調:です。ですね。でしょう?

「本当に本当に本当に、愛してるわ」

アドラステイアのシスターでありガイアキャンサー。魔女、絵本の悪女、ファムファタールそういったものが形を持った姿である。悪女の肉腫と言い換えてもいい。彼女の存在は周囲へ悲劇をもたらす。
彼女は全てを愛している。

とある少年の話をしよう。
物心ついた頃には親と呼べる存在はなく孤独。そんな彼を拾ったのがドラセナである。
ドラセナは少年を愛した。食事を与え入浴し清潔に。清潔な衣服と暖かい居住区を与えた。住居には自分と同じような子供やあるいは大人の姿があった。
少年がドラセナを好きになるのに時間がかからなかった。
少年はドラセナを独占したいと思った。
ところが彼と似た考えを持った者は複数人いた。
話し合いは口論へ。口論は取っ組み合いの喧嘩へ。喧嘩は殺人へ。気が付けば幸福で愛の満ちた家は破滅へと向かった。
ドラセナは人々が死んだ時に心から涙した。

ドラセナはそんな生活を繰り返しながら各地を転々としていた。
金銭は不思議なことにドラセナに使って欲しいという物好き──あるいは信者、あるいは恋人が後を絶たない。

ある日アドラステイアに辿り着き、どうしてか破滅をコントロール出来る術を身に付けた。
今はドラセナと何人かの従者がいる。
従者同士が睨み合っているのはきっと気のせいだろう。ドラセナはそう思っている。

ドラセナは愛したものと寝た。老若男女、種族や年齢、性別を問わず寝た。それが彼女の愛し方である。

「どうして! こんなにも愛しているのに!」

イラストhttps://rev1.reversion.jp/illust/illust/68787
名前:【エルフレームTypeLeviathan】ディアスポラ=エルフレーム=リアルト
種族:魔種(秘宝種)
性別:なし(女性型)
年齢:不明
一人称:我
二人称:汝、~殿
口調:言い捨て
特徴:ロリ、眠たげ、大和の巨砲、ぼうっとしてる、怠惰
設定:
 かつて、とある男により作り上げられたとされる、対魔種用決戦兵器、エルフレームシリーズ。そのひとつ。
 過剰なほどの砲塔は、とある世界の軍艦のデータより着想を得たのだとされる。軍艦の名を知るものも居るだろう。その名を――長門型戦艦陸奥。地球世界は日本にて、実在した艦船である。
 ディアスポラの装備は、その陸奥のデータを参考に生み出された。45口径41cm連装砲4基、50口径14cm単装砲6門、その性能を混沌法則の下に調整しつつ、しかしサイズは人間大にダウンサイジング。威力は決して侮れぬものではなく、のちに生み出された5号機Titan、6号機Kira、7号機Sinにも活かされることとなった。

 ――もういいか。そういうの、聞き飽きた。

 いや、まだ紹介途中なので、そこでポーズをとっていていただきたい。

 ――いやだ。飽きた。眠い。我は眠る。

 ……ご本人は寝てしまった。とにかく、彼女はこの世に生まれ、エルフレームシリーズの反乱に与し、ブランシュによって迎撃された。そのまま封印され、現代によみがえった彼女は秘宝種として目覚めるも、ルベライトにより反転させられ、魔種とかしてしまう。
 その性質は、見た目通りに怠惰。めんどくさい、やる気がない、というか我がやる必要があるのかこの仕事。眠い眠い、一生寝て過ごしたい……。
 タイミングが合えば、真っ先に怠惰の魔種あたりに反転させられていただろうが、運命のいたずらというものである。まぁ、「あくなき怠惰への欲求」は、ある意味で惰眠を貪っている――暴食、と言えなくもない。目的は自身の安寧と人類の停滞である。
 
 現在は他のエルフレームシリーズから離れ、独自行動をとっている。具体的には、ダガヌ海域にて、深怪魔を率い、海上を航行している姿が目撃されているらしい。
 未だ深怪魔の招待はつかめないままであるが故に、彼女がなにをたくらんでいるのかは不明である。深怪魔を兵力として手懐けたか、或いは深怪魔を率いるものに協力しているのか。
 いずれにせよ、彼女はもはや人類の敵である。その強力な力は、いずれ我々へと向けられるのだろう。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3767
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66664
名前:白砂・青(はくしゃ・せい)
種族:旅人
性別:男性
年齢:54歳
一人称:私
二人称:君、~さん、~くん
口調:だ、だろう、だろうね
特徴:カフェローレット店員、『掃除屋』、『始末屋』
設定:
 再現性東京202X街・希望ヶ浜に存在するカフェ・ローレットの古株店員。店長代理を務めることも多く、アルバイトの面接には彼が携わっている。
 アルバイター達からは『青さん』や『白砂おじさん』と呼びかけられ、カフェの常連達にも非常に好かれている。
 特に彼が入れる珈琲は絶品であり、青が居るかどうかを事前に電話確認してくる常連客がいるほど。
 非常に穏やかな物腰であり、青さんがいると落ち着くと平穏の象徴のように扱われることが多い。

 彼の本来の姿はイレギュラーズの協力者の一人であり、夜妖の痕跡を消す『掃除屋』であり、『始末屋』である。
 イレギュラーズの手を必要としないような夜妖の案件をカフェ・ローレットのアルバイター達と協力し始末し続けて居る。
 その戦闘方法は外見からは想像できないが拳である。元世界では名のある格闘家、傭兵であったらしい。
 戦わなくては生きていけない世界からやってきたために夜妖に対しても痛烈なパンチをお見舞いする……そうだが「お恥ずかしい」との事で戦闘行動は余り他人に見せたがらない。
 掃除の腕前は高く、夜に潜み隠密に活動する事を得意としているがその手法については秘密なのだ。

 カフェ・ローレットに身を寄せるアルバイター達や、イレギュラーズ達を眺めていることが彼の楽しみの一つであり、我が子のように優しく接している。
 各種情報提供者が持ち寄った情報を仕分け、ひよの達に伝達させる中間管理職的な作業も好んで行っている。
 最近は老眼が始まったのだと戦場に出るよりも、内勤をしている方が楽だと言うのが彼の談。
 実際は「戦う事には飽きてしまって戦いたくないだけ」なのかもしれないが……。
 何時だって彼はカフェ・ローレットでイレギュラーズ達の帰りを待っている。美味しい珈琲に軽食を用意して、疲れを癒やしてくれるのだ。
 その声は人を落ち着かせる作用でもあるかのように眠気を誘う。曰く、大人の余裕が子供達を安寧に誘っているのだとか、いないのだとか。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3719
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/47125
名前:『赫灼の蛇』サマエル
種族:旅人(ウォーカー)
性別:女
年齢:不明
(外見年齢:20)
一人称:妾
二人称:汝、呼び捨て
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:意地悪、浮世離れ、裏表がある、残酷

新規で衣装が増えたから、改めて追加で載せさせてもらうね。
原文のURLも貼っておくので何かの足しになれば!

天義にて活動する密教「ウィーティス」。
その教祖として活動し振舞う為の、それらしい衣装に着替えたサマエルの姿。

司教というにはあまりにも目に毒な服装ではあるが。
元より神としての座を追われた彼女が、本気でまともに奉じる者などある筈もなく。
ただ拠り所を求め、居場所を失って尚も祈る、そんな人間達の信仰に気まぐれに応える為だけの服である。

サマエルの言葉を借りるのであれば。
服の一つや二つを変える程度で酒や娯楽が得られるのならばそれも一興、といった所だろうか。

実のところ彼女からしてみれば動きやすい以前の服の方が好みではあるのだが。
些細な祈りでもそれなりのブーストにはなるらしく。戦闘時の出力も若干の向上がある模様。

邪であれ清らかであれ問わず人に何かを請われそれに応える。
それは天上にいては叶わない、彼女にとっては愉快かつ得難い楽しみの一つ。

「必要と言われればそれ相応の服ぐらいは用意するとも」
「ただし私の好きなように弄らせては貰うが」

「許しが欲しいのか、罰が欲しいのか、人間の願いは随分と曖昧だな」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68421
初期設定文:https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=862819
名前:モール・アルヌーヴォ
種族:カオスシード
性別:男
年齢(或いは外見年齢):20代
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だね?~だろう
特徴:真面目、世話好き、意識高い系、美声、
設定:
「ああ、リースヒース。ソイツはアヤシイものではないよ! そして俺もまた怪しくはない……見ての通りだね?」
 リースヒースが身を寄せる墓所の管理人。
 墓場を守り、死者に誠実に仕えて安らぎを守っている。
 生を全うした身体こそが美しいという独自の感覚を持ち、やかましく口うるさいが、態度に反して仕事ぶりはごく真面目であり、禁忌に手を染めたことはない。奇妙な死に出くわせばイレギュラーズを頼むこともある。
 連れている骨の白蛇の名はギズモ。優秀な助手である。

「焼けて死ぬのは最悪だ。身体が欠けても面白くない。となれば溺死なりなんなりということになろうけれどもね、まあ……いなくなってくれるなよ! 全部で戻ってこい!」
 骨格フェチで、とくに骨盤と指先が好き。
 死後にはリースヒースの体……というより骨を譲渡してもらうように頼み込んでいるが……。実際、モールはリースヒースよりも、自分が先に寿命に達しそうなことは薄々勘づいているのだった。
 その際は魂の友、白蛇ギズモを譲りたいのであるが、このトーテムは一族に受け継がれていくものである。というわけで、リースヒースにはことあるごとに婚姻届けにサインさせようと迫っている。なぜか養子縁組ではできないらしい。
 生きているものを好きになったのははじめてで、恋心を抱いているなどとは認められないのだ。
(素直に好きって言えばいいのに……)とはギズモ談である。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/67888
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3777
名前:シエル
種族:旅人
性別:不明
年齢(或いは見た目年齢):20歳前後
一人称:私(わたし)、僕
二人称:君(きみ)、貴方 / 人物名を知る場合はファーストネーム+くんの場合もある。
口調:~ね、~かな?、だよ / または敬語
特徴:美形、高身長、使い魔を使役している、風を操ることができる

 アルヴァに協力し『風』の扱い方を教えた師匠的存在。
 空を翔け、高い機動力と回避力を誇る謎の人物。
 基本的な表の性格は穏やかに見えるが、中性的な言葉遣いで風の如く飄々と確信をはぐらかすタイプ。
 猫型の精霊のような存在とヴェールに包まれた透明の存在を使役する術士であり、風を操ることの出来る美丈夫である。

「どうしたんだい? 君があの盗賊に追いつけたのは結局、君の実力じゃなく仲間達のおかげだったのかな?」
 なお、アルヴァに対しての特訓については非常にスパルタかつ辛辣だった。
 それは本来的に高機動による飛行・機動戦闘が得意とは言い難い獣種であるアルヴァを鍛え上げるのは相当以上の無茶であったから――と、少なくともアルヴァは思っている。
「うん、センスがいいね。やっぱり血筋かな?」
 修行中に独り言のようにそう言ったことから、
 まるでアルヴァ――というより、ド=ラフス家を知っているようだ……。



 その実態は直接的にド=ラフスに関係する人物ではない。
 ミリア=オリーヴェと言う女がいた。
 ド=ラフスの夫妻によって一族が暗殺の対象となり、密かに生き延びた女である。
 彼女は自らを殺しに来た男と愛に落ちて一人の少女を生んだ。
 シエルという存在はミリアとの間に絆を育み、その忘れ形見を見守る異界の大精霊である。
「ミリアを殺そうとした挙句、子を産ませるなどはらわたが煮えくり返る。
 けれど、ルリアが生きて兄を望んでいる以上、私には彼を殺す選択肢は取れない」
 憎い、殺したいほどに憎い。けれど――殺さない。
「――全く、危なっかしい。その程度でルリアが守れるか」
 憎い――けれど、いつかあの子と出会った時にあの子を守れるように。
 実のところ、シエルがアルヴァを鍛えたのはそう言った利己的な思考であったのだ。

 だがもしもアルヴァがシエルに両親の事を問うのなら――
「あいつらの今? 知らないよ――あぁ、でも。
 君が何も知らないでいた数年以上は、私はあいつらを知ってるね」
 ――いつか、あいつらを今度こそ殺すために。
 言外にそう告げるだろう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/35106
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3742
命名:カカポン
種族:原生生物
体格:大柄
脚力:とても素早い
特徴:好奇心旺盛
生息地:覇竜(リーベルタース近辺及び樹木の多い場所)

カカポとグリフォンを足したような生物。
その見た目に基づいて、似たような生き物を知る旅人に命名された原生生物。

大型の種でありながら肉質は非常に美味であり。
他の野良亜竜や原生のモンスターに狙われることもあるとか。
空から狙われる危機を回避するため、穴倉や森林地帯等、身を隠せる所に巣を作る性質を持つ。

危険のない場所では基本的に大人しく。
見たことのない生き物や人間にはずいずい近寄ってくる程には好奇心旺盛。
上手くいけば共生も可能かと思われる。

ちなみに空を飛ぶ能力が乏しい分、脚力が非常に発達しており。
何らかの殺気を感知すると一目散に身を隠せるだけの木陰や巣に逃げ帰るのだとか。

彼らの主食は高カロリーな木の実や食用に適した花の蜜が多い。
カカポンが居住とする場所には、人間の食料に適したものもあるかもしれない。

イラストURL:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68716
名前:ジェラルド・ハイバーク
種族:海種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):24歳
一人称:俺
二人称:キミ、オマエ、名前呼び捨て
口調:だ、だな、だろ、等、気の好いアニキ風
特徴:面倒見の良い強気イケメン。分け隔てなく、誰にでも優しい頼れる竜宮男子。
設定:

 女性向け社交場である『真珠と珊瑚(パール・コーラル)』店の『竜宮男子』。竜宮男子とは、つまり『竜宮嬢』の男性版であり、対人スキルに非常に秀でた男性である。
 真珠と珊瑚店では五本の指に入るといわれている名キャストであり、女性からの人気はもちろん、意外と男性からの人気も高い。もちろん、友人や、頼れるアニキとしてだ。竜宮ではフォーマルに分類されるバニー衣装(もちろん男性用の)を華麗に着こなし、多くの者を虜にする彼は、まさに理想の竜宮男子の一人と言えよう。

 迷惑なお客様を退散させるスキルも身に着けており、その体から繰り出される格闘技は見事の一言と言える。『深怪魔』を撃退したこともあり、乙姫直属の護衛ではないが、それでも竜宮を守る頼れる存在の一人だ。

 ちなみに、竜宮の人間なので、当然のように距離感は過剰に近いバグっている。
「俺の前に立ったオマエは、俺の大切な家族なのさ。この暗い深海で、俺たち竜宮の民は、身を寄せ合って暮らさなきゃならなかった。
 お互いの、暖かさを感じられる距離。それが、俺たちの、家族の距離ってことなんだよ」
 ……とのことらしい。実際のところ、竜宮の人間の距離感の根底には、こう言った理由がある。
 深海は暗く、寂しい所だ。そこで心が冷えないように、少しでも、相手の事を感じられるように、自然とお互いの距離は近くなっていったのだという。

 帳とは、フェデリアに買い出しに出かけた際に出会ったらしい。些か体の弱い帳の事を初対面ながら察した彼は、やや強引に、彼のエスコートを申し出た。帳の事を心から心配し、しっかりと身体を支えてくれるジェラルドに、帳は何を思っただろうか。少なくとも、嫌悪は抱かなかっただろう。彼は100%の好意と善意で帳に接してくれたことは事実であるのだから。

 現在も竜宮に滞在し、竜宮男子として、そして頼れる兄貴分として、深怪魔の復活に混乱する竜宮城で、その存在感を発揮している。
 仲間の、身も心も守る存在の一人として。彼は海底に咲く、強く美しい、一輪の華男子なのだ。

設定委託 https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3642
外見  https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68818
名前:アルマダ・アンカー
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):24歳
一人称:私
二人称:キミ
口調:だ、だね? だろう? ――等、中性的なイメージ。
特徴:王子様系竜宮嬢。カジノのマネージャーの一人。もちろん距離感はバグっている。
設定:
 竜宮の大手カジノの一つ、ドラゴンズドリームの元ディーラー。元、という事で、現在は裏方でマネージャーを行う一人。才女である。

 ディーラー時代のアルマダは、勿論正装にあたるバニーモチーフ衣装を着て、日夜客とのカード・ゲームに興じていた。竜宮では、『会話』を良く重視する文化があり――これは、昏く、隔絶した深海において人とのつながりをしっかりと保とうとしたが故であるが――アルマダもご多分に漏れず、『会話』でよく人の心をつかんだ。それは男女問わず、多くの人々を魅了し……いや、何か女性の方が多くないか? と店が気づいたのはある日のことで。良く視れば、7:3くらいで女性ファンの方が多い。

 店側は色々と協議した結果、アルマダをマネージャーに配置替えした。こうするとどうなるかというと、ピシッとしたフォーマル・スーツ(これは陸上世界におけるフォーマル・スーツと同じものである)を着ることになる、そうなると女性客がめっちゃくちゃ喜んだ。
 詰まる所、店側の経営陣の全会一致で「こいつは男装させて女性の相手をした方がが喜ばれる」となったわけである!

 そういうわけで、アルマダはマネージャーではあるが、半ばホールスタッフのようによくドラゴンズドリーム内を見回っている。時に客に声をかけ、女性とも男性ともよくふれあい、客の声をよく聞いて、ついでに幸福度も上昇させた。

 シラスと出会ったのは、ドラゴンズドリームのスロットエリアで。ギャンブルとして真面目に攻略に取り組むシラスに対して、
「肩の力を抜いたほうがいいんじゃないかな? そう怖い顔をすると、幸運の女神も逃げてしまうものだよ?」
 とさわやかに声をかけてきたのが出会いだったとか。
 シラスにとっては、妙に気さくな裏方の人間という事で当初警戒していたが、裏も表もない、ただ妙にさわやかな奴という事で、その警戒心も薄れている。
 二人並ぶと、まるで兄弟のようだ――と周りから言われるが、その評価にシラスがなにを想うかは、本人のみぞ知るだけだ。

 あ、あとそういう評価なので、一緒にいてもだれかさんも誤解しないはずだよ! よかったね!

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68845

設定委託:
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3658
名前:ビビ
種族:原生生物
体格:小型
特徴:好奇心旺盛
生息地:覇竜(リーベルタース近辺の水辺)


設定:覇竜を探索していたルナールが小さな池で見つけた珍獣。
時折鱗から光を発しており、とても人懐っこい。

発見したルナール自身も少しちょっかいをかけただけで懐かれた。
服の裾を咥えて離さないので名前を付けてペット扱いしているようだ。

名前は「びぇぇ!」とか「びぇびぇ!」とか鳴くので適当にルナールが付けたもの。

関係者イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68829
名前:神宮レイ
種族:人間種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):12歳
一人称:ぼく
二人称:~さん
口調:~です、~ます、~ですよね
特徴:美少年、ショタ、甘えたがり、積極的、手先が器用、耳が弱い

ROOにて『マニエラの夫』なる存在が界隈に衝撃を与えてからのこと。
現実で暫くのあいだ同名の存在が確認できていなかったが、竜種による被害からの復興を果たしつつある練達の仮設孤児院にてついに同名の存在が発見された。

名は神宮レイ。
この世界に生まれた人間種であり、ウォーカーの父と人間種の母の間に生まれた。
練達階層都市のなかでも地下の施設でサーバーインフラのメンテナンス技師を務めていた父。それに付き添って奥まった環境に暮らしていたため練達の調査網に引っかからなかったもよう。
といっても、竜種による被害の跡は凄まじく、マザーAIの暴走と時期がやや重なったこともあり様々な記録や機材が失われていた。神宮レイに関する記録もロストしており、彼の名前や経歴は仮設孤児院でのインタビューからとられたものにすぎない。つまりは完全自己申告である。

母は彼の出産の際に亡くなっており、シングルファーザー家庭で育っている。
マザーAIの暴走直後のことだったので技師である父は当時サーバーのメンテナンスにかかりっきりであり、そのさなかに竜種による襲撃と街の大規模な破壊が起きていたため生死は不明。かなり絶望視されている。

父につきそって暮らしていたためサーバー構築やプログラミングといった技術に秀でている。それらの技術を使って一人で生きていけるようになるため、落ち着き次第孤児院はすぐに出て行くと述べている。

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68910
名前:ライゼンデ・C・エストレジャード
※Cはシエロ(空)の略、海洋商人の家での名
種族:鉄騎種
性別:男
年齢:23歳
一人称:俺
二人称:君(きみ)、呼び捨て
※ヨゾラはお前、ヨゾラと呼び捨て。客等は~さん・様。
 敵(悪徳貴族含む)は貴様か呼び捨て
口調:~だ、~だな、~だろうか? ※客等には敬語 
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)・クール・海洋の商人・イレギュラーズ(ローレット非所属)・幻想貴族の子・幻想に愛憎と激情を抱く
設定:

見目麗しき鉄騎種の青年。機械化部位は右腕(肩から先全てが機械の義肢のようになっている)。
海洋の商人の家で育ち、礼儀正しく商人としての才覚や信頼に恵まれる。
シレンツィオ・リゾートにも関わりそうな立場だが…何故か今年の7月初めに幻想王都近郊に引っ越し、以後は幻想王都周辺で活動している。

性格はクールで冷静、情熱的で仲間思い。
商人としての知識を有し、機械の操作技術や修理技術も持つ。
剣技を習得しており相応の戦闘能力を有する。

趣味は読書(特に冒険譚)とお茶会。紅茶と菓子には拘りがある。
猫好きで、猫を愛でるのも好き。
隠し趣味は冒険の準備を行う事で、ヨゾラや友達のみ知る。

料理下手(本人も自覚あり)。
念入りに火を入れ煮過ぎ焼き過ぎ火力超過。目玉焼きや煮物が焦げ付き鍋が噴き荒れる。

ヨゾラが『ライゼ』と呼ぶ親しい仲。ヨゾラの『友達』。
引っ越し後に『エアツェールング領』(物語領)を訪れて知り合い、猫話や冒険譚等を語り合う仲となった。ヨゾラが自身の館の隠し部屋に招く・ある2人(リュシアンとブルーベル)以外で明確に『友達』と思う貴重な相手。
ヨゾラが「もし1年前に知り合えてたらタワーオブシュペルの探索に呼んでたのにー!僕とライゼとフィールさんとファゴットさんと組みたかった!」という位には心を開いている(ヨゾラ+関係者チームになるので無理だが)。
彼自身も心を許している。『ライゼ』呼びを許すのは一部の親しい者だけなのだ。

そんな彼だが、ヨゾラへの隠し事が複数ある。
1つは『特異運命座標(ローレット未所属)』である事。
数ヵ月前に覚醒し空中庭園に召喚、しかしローレットに所属せずに密かに活動(ばれないよう変装して)。
空中庭園経由の移動で鉄帝等にも密かに訪れた事がある。

もう1つは彼の出自…『実は幻想貴族の子であり家から追放された』事。
幼少期は母に「貴方は体が弱い・右腕を隠すように」と言われ屋敷の中で過ごしていたが、ある時屋敷を訪れた父(幻想貴族/人間種)に事実が発覚して母ともども家を追放され、周囲に蔑まれ母からも罵倒され捨てられ奴隷商人に売られ…
海洋商人の家に引き取られ育ててもらえたのは奇跡だと思っている。

幼少期から冒険譚の本を読んで憧れ、今でも心の支えになっている。
幻想国や幻想貴族には本人も割り切れない程の愛憎両方を…偉大な勇者の国として立派な・良い国になってほしい理想と、(一部例外以外の)人間種でない者を支配層に入れず腐り続ける悪徳貴族への失望・憤怒の両方を抱く。

シレンツィオ・リゾートの中心になった国々に幻想の名がない事で『不甲斐ない幻想国に対して』絶大な失望と憤怒を抱きかけたが、三番街に幻想貴族の共同出資によって経営されるホテルがあると知り感情は一時収まっている。
完全に幻想が携わっていなければ、怒りのままに幻想で暗躍したかもしれない(この事も隠し事の1つ)。

彼にとってもヨゾラは数少ない『友達』、共に冒険したい仲。
だが…打ち明けられない事もある。
彼はヨゾラにとって『親しいと思った者達がルール違反をして裏切る・特に自身の名や大切なものに傷つける』事がトラウマ兼地雷であると知っている。ヨゾラが今はその者達の事を大嫌いだと思っている事も。
幻想での暗躍や蜂起はヨゾラへの裏切り・地雷を踏む事と同じであり…しかし自分自身の幼少期に起因する激情をいつまで抑えきれるかわからないのだ。

彼はヨゾラとの約束で、原罪の呼び声の全てを断固拒否する。
しかし…心が揺らぐほどの何かがあれば、友の願いすら守れないかもしれない。
最後の最後までヨゾラの友で、共に過ごす者でありたい。だから何事もないでほしいと友との日々に縋るのだ…平穏はいずれ壊れるという予感があっても。

「ヨゾラ、その品物は不良品だ。このまま使えば壊れるぞ…貸してみろ、直すから」
「幻想が……動き方が違っていれば、シレンツィオに関わる主要国の1つとして名を連ねていたかもしれないが」
「貴様が…貴様等が!幻想が!一部の旅人と人間種以外なら能力を見ずに貴族から追放し蔑むから!不甲斐ないから、腐っているから…!」
「もし俺に何かあったら…自分のせいだと思うなよ、ヨゾラ。俺はお前が…不完全じゃないって知ってる」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68916

改変・アドリブ歓迎。
名前:『白き毛並みの猫令嬢』フィールホープ ※本名か偽名かは不明
種族:獣種
性別:女性
年齢:不明 ※10代~20代あたりじゃないかというのがヨゾラの予想
一人称:私(わたくし)
二人称:~様
口調:~です、~ます、~かしら?
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)、幻想国、ミステリアス、誇り高い、猫好き、高貴なおねこさま(おねこのおひめさま)
設定:

彼女曰く『生まれながらに幻想(レガド・イルシオン)の者であり、誇り高き獣種』。
可愛らしく美しく誇り高き、白き毛並みの猫令嬢。
高貴な出身らしき、ミステリアスなおねこさま。

物腰が柔らかく、高貴にして礼儀正しく、身分や種族や出身等に関わらず平等に接し交流する。
紅茶とお菓子を好み、ダンス等もたしなんでいるという。
(動物の)猫は好きなようで、愛でたり撫でたり懐かれたり、お茶会の席で膝に乗る・傍で寝るのを許容する姿もしばし見られる。
暖かな日差しと穏やかな平穏をこよなく愛する。夜の星空も好きだとか。

フィンブルの春・ヴィーグリーズ会戦を経て、ヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』のフォルモーントの森(現:モーント森林騎士区)を執政官ルシールが管理するようになってしばらくしたあたりから物語領に姿を見せ始め、時折同領を訪れては各所を巡る・短期滞在するようになった。
物語領の執政官の面々や領民達からも高い信頼と好感を得ている…というか仲が良い。
幻想国内の他の地域を巡り、姿を見せる事もあるようだ。

現在ではヨゾラに『友達』(かそれ以上の感情)を抱かれ、自身も親しく思う仲。
ヨゾラの館の隠し部屋に招かれる友(【星空の友達】)の1人。他の2人・ライゼンデとファゴットの事も友だと思っている。
つい最近(今夏)イレギュラーズに覚醒したが、そのことはヨゾラや他の2人にもまだ打ち明けていない。

幻想国の人物らしき事以外は詳細不明。聞いてもやんわりはぐらかされる。
もしかしたら幻想国の下級貴族か地方領主、あるいはその関係者なのでは…というのがヨゾラの予想だが、幻想国内において彼女がどういう階級・立場なのかはまだわかっていない。

初対面のヨゾラ(宴席からの帰りで軽く酔ってたらしい)に『おねこさま』と呼ばれた事から、彼にだけは(物語領の中でだけ)そう呼ぶ事を許している。
ヨゾラも彼女の事は好ましく思っている。獣種の人・親愛なるお嬢さんとして接しており、さすがに猫吸いとかはしない。

そんな彼女だが…ヨゾラは実は少し心配している。
ある時、幻想国内の他地域で彼女が賊に襲撃されて助けた事があり…賊の不意打ちを軽やかにかわし、ヨゾラと共闘して可憐に舞うように戦った彼女にはある程度の戦闘技術があるとみられるが、それよりも重要な懸念事項がある。
その際、賊から種族に関する罵りを受けた彼女は一瞬だが『憤怒とも憎悪ともとれる激昂の表情を見せた』のだ。

ヨゾラよりもずっと長く幻想国で過ごす彼女。幻想のかつても良しも悪しも深く知らざるを得なかったかもしれないおねこのおひめさま。
その時の会話で、魔種ではないし呼び声にも応じないとはっきりと言った『おねこさま』は…しかし、もしもの提案を寂しさと悲しさとともに告げたのだ。万一の時は、と。

何事もなければいい。幸せに過ごしてほしい。何かあっても助けたいとヨゾラは願う。
謎多き彼女の事情を知る時は、願いのどれかを叶える為に手を伸ばす時は…いずれ訪れるのかもしれない。

「ふふ…可愛らしい猫達。自分らしく愛らしく誇り高く在りなさいね」
「私にも幻想の者としての、獣種としての誇りがあります。魔に呼ぶ声になど応じません」
「ヨゾラ様。この地で魔に堕ちた者を見たならば…親しき者でも、討って下さるかしら。
 …お願いね、親愛なる猫好きの勇者様」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63463

一部修正とタグ追加の為、前投稿削除・再投稿。
アドリブ・改変OK。
不明点等はおまかせします。
名前:『気まま巡りしぬいぐるみ』ファゴット・ベアベア
※上記は偽名(本人自己申告)。元世界での名を語る事はない
種族:旅人(今の体はぬいぐるみ。魂は元世界の人間)
性別:男性 ※魂の年齢
年齢:Unknown ※魂の年齢は20代
一人称:僕
二人称:~君、~さん ※ヨゾラの事は親しみを込めて『ヨゾラ』と呼ぶ。敵へは基本呼び捨て
口調:だね、だよ、なのかな?
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)、特異運命座標(ローレット所属)、ぬいぐるみ、魂は人間、善良、猫好き、冒険大好き、実はヨゾラの体の元の持ち主
設定:

ヨゾラと同世界出身の旅人。
愛らしいくまのぬいぐるみ…に人間の魂が憑依した状態で召喚された。
混沌世界の各地を気ままに巡り、ヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』にも時々訪れては猫を愛でたりヨゾラや人々と過ごしたりしている。

現在ではヨゾラに『友達』(かそれ以上の感情)を抱かれ、自身も親しく思う仲。
ヨゾラの館の隠し部屋に招かれる友(【星空の友達】)の1人。他の2人・ライゼンデとフィールホープの事も友だと思っている。

身長は立った状態で100cm程。体重は大きいサイズの縫い包み相応。
普段は飛行スキルでふわふわ浮いて移動している。
不思議な事に物を持てるし飲食も睡眠も行える(お風呂も入れるがトイレだけは行く必要がないらしい)。

性格は優しく礼儀正しく善良、冒険好きで猫好き。遺跡とか心躍るよね!
楽しいひゃっほい!な時はドジったり天然ボケな所を見せたりすることもある。
趣味は冒険と旅と(主に冒険系統の)本を読む事、猫を愛でる事。あと色んなものの飲食。
端的に言えば『(礼儀正しさ等の一部例外を除くと)色んな面がヨゾラにとても似ている』。

戦闘面は命中と回避がやや高めの物理系。
手に持つステッキ(お気に入り)で攻撃する他、べあべあぱーんちとかべあべあきーっくとかノリノリでやる。

ギフトは『不思議で自由なぬいぐるみ』
ぬいぐるみのままで喋り・五感・飲食・睡眠等を可能とするギフト。口が開かなくても物を食べ(食べた瞬間に全部消化吸収する)、指がなくても物が持てる(ぬいぐるみの手にくっつけてるような見た目になるが人間同様に保持できる)。
ぬいぐるみに合わなさそうな事(色欲方面とトイレ)はしなくてもいい便利仕様。

実は(魂は)ヨゾラの体の元の持ち主。
(本来の姿は、ヨゾラとうり二つで伊達眼鏡とタトゥー風部分がない中性的な青年である)
元世界ではそれなりに有能で善良な下級貴族だったが、両親や貴族の腐敗等に嫌気がさして魂と体の接続を断って出奔、元の名も身分も既に捨てている。
自身の屋敷の隠し部屋に手紙を残して、己が体に憑依するであろう魔術紋=ヨゾラに自分の体を間接的に託していた。ヨゾラの伊達眼鏡は手紙と一緒に残してあった彼へのプレゼントである。

魂だけで出奔し旅に出た後、同じく魂だけで旅をする一団と合流し楽しく過ごしていたが
魂を食らう異形に遭遇、一団によって逃がされるも食われかけ…死を覚悟した直後に混沌召喚され生き延びた。
今の体…くまのぬいぐるみは、一団の少女が大事に持っていた『ベアちゃん』。
逃がされる直前に少女当人から託されたのだ…大切にしてね、と。

ヨゾラはつい最近自身の領地に訪れたファゴットと出会い、意気投合。
元世界でファゴット(らしき人物)に会った事はないが、妙に親近感を感じている。

ファゴットの方もヨゾラや彼の領地の人々、混沌の面々等には好意的。
ヨゾラとの関係性は未だ誰にも打ち明けていないが、必要があれば打ち明ける事だろう。
なお、彼は元の体(今のヨゾラの体)に未練はない…既に託し終えているし、ヨゾラも自分も大切な体があるのだ。

ヨゾラが幸せに過ごせていれば僕も嬉しい。このまま僕もヨゾラも皆も幸せに過ごせればいい。
そう願っている彼は、ヨゾラの天敵『禁呪紋』の存在を未だ知らぬままである…。

「やぁ、初めまして!ファゴット・ベアベアだよ」
「猫は良いねぇ…ぬくぬくでふわふわしていてにゃあにゃあで、あっでも布は引き裂かないでー!」
「僕自身も、大切なものを託した相手(ヨゾラ)も、こうやって自由に生きている。混沌世界、良い所だね」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66460

一部修正とタグ追加の為、前投稿削除・再投稿。
味方ポジション希望です。
改変・アレンジ歓迎。
名前:ヴォイテくん
種類:着ぐるみ
鳴き声:ゔぉゔぉ、ヴォ、ヴぉー

設定
鉄帝のヴィーザル地方に生息する野生動物、鉄帝ヒグマの一匹をモチーフにした
レッド・ミハリル・アストルフォーン領地の着ぐるみマスコットキャラクター!
領地のアチコチにいてどこでも見掛けられることが出来るよ。
会話は出来ないけど意思疎通はできる。可愛い二足歩行のクマさん♡
時おり人目のつかないところで人間とは思えない熊っぽい動きするけれど……着ぐるみの中身は知らないほうがいいかも♪

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68866
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/64712
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3712

名前:鬲虫
種族:怪異
特徴:カフカの元世界に存在した怪異、同様の存在が再現性東京にも存在している
設定:
 現代日本によく似た国に存在していた蟲の怪異。地を這い蹲り、糸を吐く巨大な蟲。
 一つ一つの力はたいしたことはなく、何処にでも存在するようなそんな存在。弱虫にゃくちゅうと呼ばれる事もあった。
 弱虫は一つ一つが花弁のように小さく群れている。知らずの内に人の肉体へと入り込み、軽い病を起こさせる性質を有していた。
 病と共に肉体へと襲い来る眠気は回復の効果を齎し、人々は軽い風邪程度であると認識する。

 だが、カフカが出会ったその蟲は気の離合集散によって『伸』の状態に適していた鬲虫達が『融合』してしまった巨大な姿。
 路地裏で大怪我をした青年を餌と見做した鬲虫は通常ならば霧散し、元へ戻る=『住』の状態に至るはずがカフカの肉体へと潜り込んだ。
 端的に言えば青年は蟲に呪われた。
 散じたはずの蟲達は青年の肉体内部を喰らうように這い回り、その肉体に死すること亡き飽くなき生の渇望を与える事となった。
 ある種の呪いだ。蟲は青年の生命力を喰らう。だが、元の性質故に青年の肉体を回復させるようとしたのだ。
 それが青年の『元の世界』での出来事だ。その仔細を彼が知っているかは定かではない。
 混沌世界の召喚を経て蟲の力はカフカの生命力(EXF)という形で顕現することとなった。

 カフカの肉体から毀れ落ちていく弱虫達は再現性東京や各地で人々の肉体に入り込み、そして静かに数を増やす。
 蟲そのものも旅人と呼べるのだろう。異界より持ち込まれた怪異はとある教団に認知され、その存在を希望ヶ浜の怪異として公認されることとなる。
 保護された鬲虫は自身らの同胞はらからである弱虫達を各地へとばらまき続ける。
 カフカが未だそれに出会っていないのはそれらはほんの小さな存在であるからだ。
 鬲虫の形となるのはほんの一握りでしかなく、混沌世界でもそれは無数に存在しては餌を求めて蠢き続ける。
 青年は何時の日か気付くであろう。路地の裏に、ビルの谷間に、ネオンライトの下に、自分が出会った蟲と同じものが存在していると――
(アドリブ及び改変はお任せします)

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/61444
名前:チューバ
種族:魔種(精霊種)
性別:なし(男性型)
年齢:不明
一人称:ワタシ
二人称:あなた様
口調:丁寧な紳士口調。
特徴:異形頭。楽器。冷静。丁寧。包容力。魔種。色欲。
設定:『混沌解放楽団』に所属する『色欲に属する魔種』。元々は音を司る弱く小さな精霊種であったが、楽団の団長と出会うことで演奏家兼楽器としての役割と名前を与えられた。


『混沌解放楽団』とは、団長である色欲の魔種【ケイオステラー】を指揮者として置いた楽器頭の魔種達による豊穣を除く大陸全土を旅する交響楽団である。魔種の演奏家たちが奏でる音楽は全て『呼び声』となる。反転に至らずとも、魂への影響は計り知れず、熱心な信者(ファン)となる。大きなコンサートイベントでの全身全霊の演奏をもってして大量の観客を『反転』させることを狙っている。
楽団は人々の『解放』を目的としている。滅びに向かう混沌に住む人々を『反転』させることで滅びに向かう世界で生きる苦しみや恐怖から『解放』することが出来る。魔種として生きれば世界が滅ぶその時まで幸せに生きることが出来ると信じている。
楽器頭の演奏家たちは全員、元々は小さく弱い音の精霊種であり、混沌のバランスが崩れれば一番最初に消えてしまうような存在だった。役割を与え混沌に生まれた意味を与えてくれた団長のことを敬愛している。

戦いを嫌うが弱くはなく、むしろ元々が小さな精霊種であったことを考えれば異常な強さを持つ。音の波による肉体への直接攻撃は防御を無視し、長い手足を使った格闘技は生半可な実力では抑えられない。
それでもやはり暴力は野蛮と考えており、【ケイオステラー】の指揮のもとに行う音楽による『解放』が最も素晴らしい手段であると考えている。

「聴こえませんか、素晴らしい解放への響きが」
「ごきげんよう聴衆の皆様方」
「気分はいかがですか?胸を突くような心地よさでしょう『解放』の音色は」
「ああ、ワタシの敬愛する【ケイオステラー】様の御元こそワタシ達の居場所である」
「これは失礼をいたしました。しかし、先に仕掛けてきたのはそちらの方ではありませんか」
名前:ポーリィ・シーンズ
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):23歳
一人称:ワタシ
二人称:オマエ、名前呼び捨て
口調:だ、だろう、だな、と言ったぶっきらぼうな口調
特徴:小さい(って言うな!)けれど素敵な竜宮嬢。ボーイッシュな言動が多くを魅了する、深海の王子様(女性)。
設定:

 カジノ「ドラゴンズ・ドリーム」の用心棒兼、乙姫護衛部隊の切り込み隊長。手にしたポールアックス風の武器は伊達ではなく、彼女のいる所大渦が巻き起こるといわれるほどの、苛烈な歩く台風娘である。
 用心棒とは言え、それはほとんど建前。実際、竜宮は平和で純粋な場所なので、用心棒が必要とされる場面などは、(少なくとも、外との交流が本格的に開始されるまでは)ほとんどない。では彼女がなにをしているのかと言えば、おおむねフロアでぶらぶらし、気に入った客に適当に(距離感をバグらせながら)話しかけ、『パトロール』をしているのみだ。
 とはいえ、これが非常に重要で、彼女はルックスはよく、ボイスは低音で心地よく、そして言動はスタイリッシュ。その中性的な魅力には男女ともに興味を引き、必然としているだけで客を楽しませるキャスト、となっているわけだ。そこが実に、竜宮嬢らしい才覚である。

 最近の趣味は、外から持ち込まれた珍獣『ネコ』の世話。ドラゴンズ・ドリームの休憩ルームに君臨するネコ『リュッツ』は、かつて船に密航し逃げ出し、うっかり海に投げ出されて竜宮にたどり着いた存在なのだが、その珍しさから珍重されている。ポーリィはそんなリュッツの世話をしつつ、きりっとした顔をにやにやさせている。そんなニヤけた顔を見るのも、彼女のファンにはご褒美となっている。

 ヨゾラとは、そんな『ドラゴンズ・ドリームのリュッツ』を通じて知った仲。猫好きのヨゾラが、リュッツと遊びに来た際に、同じ猫好きのオーラを感じ取ったが故に、色々と話しかけた結果意気投合したわけである。
 ポーリィは割とぶっきらぼうだが、しかし猫好きの友達なので、ヨゾラのことも気に入っている。

 そんなわけで親しみやすいポーリィなのだが、一つだけ禁句がある。彼女は背が小さい事を殊更に気にしているため、彼女を小さいと形容するのはNGだ。実際そんな所が受けているところもあるが、小さい小さいなどと連呼すれば――
「だから小さいって言うなってんだろうが!」
 ――こうなる(頭にたんごぶを作りながら)

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3824
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68483
名前:アリカ・トオノギ
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):外見年齢21歳・実年齢不詳
一人称:私(わたくし)
二人称:(名前)様、貴方様
口調:です、ですか、でしょうか、落ち着いた丁寧口調
特徴:竜宮にて数少ない『弔い屋』。役目を終えた友を送るモノ。ちょっとダジャレ好き。
設定:

 ルーツは『遠野儀』と呼ばれる豊穣の一族であったとされる。海種である通り、バグ召喚から現地に居ついた一族であり、その『骨の透けたような身体』から死を連想され、ある意味で穢れと接する『弔い屋』を生業としていた、長寿の一族の出だ。
 とある事情から(彼女はそれを語らないが)自ら死を選び入水した彼女は、神の気まぐれからか竜宮へとたどり着く。そこでの奇妙で妙に距離感の近い住民たちと交流したアリカは、いつしか自らが死のうとした理由を『忘れた』。そして、この地で再び、仲間である竜宮の民を『送る』仕事を始めることに決めた。

 送るとは、死と向き合い、死と離別する行為である。竜宮の人々は人とのつながりを重視する。それは良い事であったが、些か『死者』とも距離を近くしてしまうような危うさはあった。それを『断ち』、『送り』、『別れ』とする正常なステップを踏ませる。それこそが、アリカのなすべきことだと、信じたのである。
 ――或いは、自分のやるべきことを再確認し、竜宮の友を送るという生きがいを見つけたことは、彼女にとっても救いだったのかもしれない。或いは、もしあのまま海の藻屑と消えていた時、彼女は恐ろしい魔に転じていたかもしれないのだ。

 竜宮に住むものであるが、距離感はバグっていない。バニーも着ない。
「正直、ちょっと距離感おかしくないですか、皆様……いえ、心地よいのではありますが、その、近いです。胸を押し付けないでください」
 ……竜宮の良心と言ってもいいだろう。いや、竜宮にもそうなった理由はあるのだけれど!

 物静かな美人であり、竜宮の外れ、豊穣風建築の寺のような建物に一人で住んでいる。その裏には墓があり、『送った』友たちが静かに眠っている。
 寺には竜宮嬢がやってきて、恋愛相談やら井戸端会議やらをやっている。
「寺を何だと思っているのですか」
 とは彼女の談だが。
「……まぁ、にぎやかなのは良い事です。所で、お寺の鐘はどのようになるか知っていますか? ボーン、ってなるのですよ。骨だけに。ふふ」
 ……結構、ノリのいい人でもある。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68545
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3826
名前:真那伽(まなか)
種族:海種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):18歳
一人称:アタシ
二人称:アナタ、(親しいものには)名前呼び捨て
口調:~よ、~よね、~でしょ、という少女口調
特徴:その素敵な香りはアロマの香りか? 不思議な魅力のバニーガール!

【設定】

 竜宮のカジノ、『ドラゴンズ・ドリーム』のディーラーの一人。特にカードゲームを得意とする。ドラゴンズ・ドリームには名ディーラーを多く抱えている優良カジノだが、真那伽もその一人と言っていいだろう。また、特技としてトランプマジックも得意としており、休憩時間やゲームの合間にそれを披露することが人気を博している。
 マジックが得意、という事で非常に手先が器用である。もちろん、マジックによるイカサマなどをゲーム中に行うことはないのでご安心を。客もそれを信じているし、真那伽もゲーム自体は本気で行う事を誓い、それを破ることはないだろう。

 個人的な趣味として、アロマの収集が多い。海底という事もあり、中々収集は難しいが、それでも時に外に出る際にはアロマを買い求め、自室では自ら調香を行うほどこっているらしい。そう言った理由から、普段からとても良い香りを漂わせており、それが彼女に、どこかリラックスするような印象を与える理由だ。彼女の生まれ自体は竜宮なのだが、遠い祖先が豊穣から渡った際に、香木を持ち込み家宝としたことから、香りに興味を持ったようである。

 ちなみに、彼女はバニー衣装を心から愛しており、もっといろんな人が着ればいいと思っている。老若男女を問わず、皆バニーになあれ、と思っているのである。
 曰く、「バニーは心で着るもの」「似合うは似合う、似合わないは似合う」。それ以外の着せ替えも好き。どうしてもバニーを着たくない人は、彼女の趣味で素敵な衣装をプレゼントされるに違いない。

 戦闘そのものは得意とはしていないが、護身術くらいは身に着けている。『手』は仕事で使う仕事道具。攻撃には使わない。彼女の武器は、『脚』と、五本のヒレだ。その華麗な足技は、並の悪漢程度なら問題なく鎮圧できるだろう。

 慧とは竜宮で出会った仲である。竜宮に到着した慧を見た真那伽は、その姿を見てピンときた!
「バニーを着るために生まれてきたような人ね!」
 ……実際そうなのかどうかは知らないが、皆にバニーを着せたがる真那伽は、特に慧にバニーを着せたがっているらしい。逃げられると思うな。

・イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68370

・設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3825
名前:イー・シェンバオ
種族:旅人
年齢:不明(少なくとも30↑)
出身世界:不明
一人称:オレ
口調:(カタコトの語尾)~ダナ、ダロ、ダヨナ?
検索用タグ:ラサ、商人、オカルト、呪い

胡散臭い流浪の古物商
単なる美術品や曰く付きの武具など扱う品の幅は広い。
そういう逸話のある品だけではなく、本物の呪物についても造詣が深く、むしろ好んで仕入れているフシがある。独自の情報ルートを持ち、特に厄そうな噂話に関しては相当に耳が早い。

仕入れのため一つ所に留まることなく世界を巡っているため狙ったタイミングで捕まえるのは難しいが、仕入れた商品を捌くために、不定期ではあるもののラサのブラックマーケット、シレンツィオ・リゾート、再現性東京には比較的高い頻度で出没する。

素性含め謎めいた存在ではあるものの、本人曰く、強い異能や飛びぬけた戦闘能力を持っているわけではないとのことで、一人で出来る事には限りがあるらしい。
仕入れの障害の排除、呪物の移送や処理、はたまた刺客への対処など、彼がイレギュラーズたちに任せたいと思っている仕事は多い。きっと様々な厄介事を運んできてくれるだろう。

〇レーヴェとの関係
レーヴェとは古い付き合いで、『ブランク貿易』は頻繁に古物を卸す得意先。
ブランク貿易側としても、立ち上げ当初の信用が無い中で取引をしてくれた恩義があるものの、仕入れた品が原因で被った被害も多く、貸し借りトントンと言った所。
お互いにお互いを食えない人物と思っており、遠慮なく気安いやり取りはするものの、一定の距離感は保っているような関係。

レーヴェと初めて会ったときから歳をとった様子がなく、その実年齢も、元の世界での種族も伺い知れない。

〇備考
採用に際してのアレンジやアドリブ要素の追加OKです。
『ブランク貿易』については公認設定を参照ください。
URL: https://rev1.reversion.jp/character/authorize/list/p3p010731

〇イラストURL
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69085
名前:クラリッサ
種族:人間種
年齢:26
出身地:ラサ
一人称:私
口調:です、ます、ですが、でしょうか
検索用タグ:ラサ出身、スラム、幻想貴族、メイド、シーフ

とある幻想の貴族に仕えるメイド。
クールで落ち着いた性格。
愛想が薄いところはあるものの、仕事は完璧で礼節も弁えており、従者としてはほぼ非の打ちどころがない。

出身はラサのスラムであり、幼少時代は生来の身軽さを活かして盗みを働いて生きていた。
盗みのターゲットとして狙いを付けた観光に来ていた貴族の子供が人さらいに攫われるのをどうにも見捨てられず、衝動的に救い出したことがきっかけで、紆余曲折の末にその貴族にメイドとして仕える事になった。
坊ちゃま/お嬢様 相手には自然な笑顔が浮かべられる。
今が幸せである。

滅多に表に出すことはないが、素の性格もメイドの時と変わらずクール。
一見違いはないように見えるが、素の状態で喋る時は口調に容赦がなくなり、鋭い毒舌で相手を抉ったり斬って捨てたりする。

〇レーヴェとの関係
レーヴェの設立した『ブランク貿易』の前身、スラムの小さなコミュニティ時代の仲間。
前述のとおり、機会に恵まれたため、今歩む道は違っているものの、かつて共に生き足掻いた仲間として一定の信頼をお互いに抱いている。
レーヴェ相手には前述の素の状態で話すため、かなり容赦がなくちくちくしている。
が、それはある種信頼の証、甘えである。

しかしながら、表立っての繋がりは今ではほぼなく、ごくまれに思い出したように近況を連絡したりする程度。
貴族のメイドと武装商会の主の繋がりが深いことは、場合によっては彼女の主のウィークポイントにもなり得ることを憂慮したためである。

〇備考
採用に際してのアレンジやアドリブ要素の追加OKです。
仕える貴族は比較的善良であること以外は特に決まっていないため、メイドがご入用な場合はご随意にお使いくださいませ。

『ブランク貿易』については公認設定を参照ください。
URL: https://rev1.reversion.jp/character/authorize/list/p3p010731

〇イラストURL
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69083
名前:アルベルト
種族:人間種
性別:男
年齢:50代
一人称:私
二人称:(対部下)貴方、(対その他)〜様
口調:(対部下)だ。だよ、(対その他)です。ます
関係者企画:鉄帝国包囲網、海路同盟(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/13928)、鉄帝首都内戦(https://rev1.reversion.jp/guild/827/thread/14771

■設定
幻想の軍人
情報畑で長く活動しており、テレンツィオ(海路同盟関係者)との付き合いも長い
下級貴族の出身であるため高位の軍人には出世できていないが、用心深く敵の内部に入り込み、情報を収集・分析する手腕には定評がある

鉄帝国包囲網の形成にあたっては、外交官の補佐役を装って、スチールグラードを中心に諜報員として活動する
秘密工作を主任務とする者が望めば、その能力を活かして補佐にあたるだろう
過去にも鉄帝に『潜って』いたことがあり、ヴィクトーリヤ様(鉄帝首都内戦関係者)とも面識があり、心の内に抱く望みにも勘付いているため、それが生きる場面もあるかも知れない

「お任せを。この程度、数日もあれば十分でしょう」

「この館の主人は、元は高官でしたが先の戦争で没落し困窮しているようです。十分な報酬を提示すれば、協力者になってくれるかも知れません」

「夜分遅くに申し訳ありません。お客様が、どうしてもお会いしたいと。…クネヒト・ループレヒトのヴィクトーリヤ様(鉄帝首都内戦関係者)です」


幻想と鉄帝の関係が悪化し戦争が近づくにつれて、必要によりヴィクトーリヤらの協力を得つつ、危険度の高い秘密工作を担当、もしくはその補佐を行う
例えば、従属国の人間や、イレギュラーズの領地の人間が、幻想側と内通している旨の文書(「挙兵を決意して下さったことに感謝します」等の偽手紙)を流出させて鉄帝指導層の疑心暗鬼を煽る等
捕縛される危険が迫った場合は、これまでの拠点を捨て、移民街等に潜伏し秘密工作を続けることを提言する
状況によっては、ヴィクトーリヤの元へ一時身を寄せることを、提言する可能性もある

(拠点を捨てる際は名残惜しそうに)
「慣れ親しんだ場所との別れ、悲しいものですな」
(じゃあ残るか?と聞かれ)「はっは、御冗談を。鉄騎共に尋問される趣味はありませんよ」

「どうやら勘付き始めたようですな。ボロを着込み訛りも合わせたつもりでしたが、優秀なものです
……いささか危険はありますが、ヴィクトーリヤ様を頼るのは如何でしょうか
現段階では、あの方の願いが成就する可能性は高くありません。私達に手駒としての利用価値がある限りは、身の安全は保証されるでしょう。無論、その利用価値が無くなる前に身を隠す必要はありますが」


【その他秘密工作の例】
(1)居館の調度品を調達すると言って商人や職人を呼び寄せ、大口の取引をして彼らを懐柔しながら、鉄帝内の様々な噂や情報を手に入れる
(2)バイル等の要人の屋敷を作った職人を呼び寄せ、大金を見せながら『居館の改修をしたいと考えており、あれが気に入ったので、是非、設計を参考にさせて欲しい』等の理由をつけて要人の屋敷の図面を手に入れる事で、諜報や暗殺を行う材料とする
(3)協力者として取り込んだ商人等に依頼して、食糧を高値で買い占めてもらい鉄帝内の食料流通を混乱させて、鉄帝内の補給を圧迫して戦争を有利に進める


https://rev1.reversion.jp/illust/illust/28784


アレンジOK

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