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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:チアキ
種族:夜妖
性別:女性
外見年齢:12歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、~さん、明煌さん、廻さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:儚げな美少女。銀の瞳。美しい黒髪。前髪は切りそろえられ、後ろ髪は長い。所謂姫カット。
設定:
 煌浄殿の呪物の一人。
 人々の姿を映し出した『鏡』に魂が宿った夜妖。
 姿をそのまま反射するだけだった鏡が人々のほんの僅かな願いによりカタチを持った。
 <千晶>という名は幾千もの願いの輝きだ。

 彼女が煌浄殿に封じられたのはコウゲツよりも前なのは確実だという。
 封じられてからの殆どを呪物殿の中で眠っているチアキを見た事のない呪物も多かった。
 前回起きたのは明煌が煌浄殿を継いだ時だ。
 優しく微笑み、言葉を交す事もなかったチアキを明煌さえ忘れていてしまっていた。

 されど、つい先日彼女は眠りから覚めた。
 呪物殿を出て道の真ん中で佇んでいたチアキを明煌は訝しげに睨んだのだ。
「明煌さん、お久しぶりですね」
「お前は……」
「ふふ、覚えていないのも無理はありません。以前お会いしたのは貴方が煌浄殿を継いだ時ですから」
 チアキはゆっくりと明煌に近づき微笑む。
「大丈夫ですよ。私はここの呪物です。貴方の所有物」
 いつの間にか手にしていた『鏡』をチアキは明煌に差し出した。
「この鏡には貴方の大切なものや見たいものが映ります」
「は?」
 突拍子も無い言葉に明煌は警戒を露わにする。
 夜妖というものは気を抜けば陥れようとしてくるもの。
「貴方には何が見えますか?」
 チアキの持つ鏡に映り込むのは、『廻の背丈ほどの暁月の姿』だ。
 幼少期でもない。大人でもない。
 暁月が燈堂に行って数年経った、ある年末の久し振りの――少し成長した姿。
 何も無かったみたいに話しかけてきたあの日の。

「黙れ……ッ」
 赤い縄で鏡を払った明煌は激情のままチアキを殴ろうとして。
 歯を食いしばり、踵を返した。殴っても意味なんて無い。
 チアキに悪気なんて欠片も無いのだから。
「二度とそれを見せるな」
 去って行く明煌の背を見つめ、チアキは優しく微笑む。
「……さて、今回は少しだけ長めに起きていましょうか。色々動きがありそうですし」
 暁月が映り込んだ端に僅かに誰かの影が見えたのだ。 

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70468
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3927

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