PandoraPartyProject

公認設定一覧

ルブラット・メルクラインが公開している公認設定の一覧です。


鉄帝Ⅱ(全員に公開)
鉄帝動乱では革命派に協力。
大衆を救うと嘯きつつも、本心では事態の収束を信じ切れていなかった。
だが、己の弱さに苦しみながらも人々を導こうとする『彼女』に、共感と敬愛と希望を抱いてしまう。
――普通の人間になってもいいだなんて、微塵も望めなかった。ただ、共に戦い続けてほしかった。いつか願いが叶った世界で、彼女にも笑っていてほしかった。

そして春が訪れ、自分の理想が既に届いていたのだと聞いて、彼は悟った。
叶わぬ願いの前にもがいていた過去の自分が、その瞬間、確かに救われたということを。

今も「患者の面倒を見る必要がある」と理由を付け、革命派には頻繁に姿を見せている。
なお、宗教的には決して靡いてないらしい。
(299文字)

過去の話(全員に公開)
今となっては昔の話。
まだ清廉な医師であった頃、神は世界を見放したのだと誰かが言った。

いとも呆気なく崩れ倒れる人々を見た。救えずに零れ落ちる命を見た。穴に投げ込まれる遺骸を見た。群衆の歓声に迎えられる刑死を見た。自分の胸ぐらを掴み上げながら流す涙を見た。数多の死を見た。死を。死を、死を、死……。

死は等しく万人に訪れる。
ならば、なぜ我々は死を嘆いてしまうのだろうか?
どうして人々は自らの感情に苦しんでしまうのだろうか?
本当に、死とは悲しいものなのだろうか?

『死』に微笑みを浮かべる程度には狂い切ってしまった今でも、その悲願だけは常に清廉で在り続けている。
……ただ、皆が涙を流さずにいられたらいいのに。
(299文字)
瀉血信奉者(全員に公開)
大学に在籍し、正式に医学を修めていた。……中世ヨーロッパな文明レベルの世界で。
しかし【医療技術】【手術】のスキルは正常に機能する。おそらく勘がいい。

「ふむ、この症状には――瀉血だな!」
(92文字)
鉄帝Ⅰ(全員に公開)
鉄帝の六派閥では革命派に所属している。
「無辜の大衆を救う」という理念に共感を覚えた為である。
ただし、信教としては異教徒に違いなく、宗教的な事柄に関してはまったく同調する気がない。
宗教的行事の時間になるといつの間にか消え去っている。

現在は特別な依頼が無い限り、革命派の医療活動に従事している。
たとえ日の当たる仕事でなかったとしても、本人はどこか満足げ。

……血に染まった両手が人を救ってはならない、という決まりはこの世に存在しない。
善行とはそれ自体が報いであって――同時に、それ以外の何物でもないのだから。
(251文字)

PAGETOPPAGEBOTTOM