シナリオ詳細
<鉄と血と>人民のための大地
相談期間中
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オープニング
●作戦名「人民のための大地」
古代遺跡を利用して作られた地下鉄道を、何台にも及ぶ列車が走り抜けていく。
それらはゆっくりと停車し、各々の扉がガタリと開く。
スライドする扉たち。先頭の車両からまず姿を見せたのは革命派の精鋭イレギュラーズたちである。
「ついに、この時が来ましたわね」
「ええ、先輩」
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)とアミナは二人並び、メイスと小銃を構えて顔を見合わせる。
もう怖いものなんてない。そんな顔で笑い合うと、ホームへと歩み出た。
「皆さんも、一緒に来てくれてありがとうございます!」
どこか強気に笑うアミナに、リュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)が首を振る。
「友達だからね。派閥なんて関係ない。一緒に戦うよ」
「僕はヴァリューシャのためだけどね!」
「何のためでもいいさ。それがこの国の未来を救う」
「先輩。やりましょう!」
彼女たちの左右に広がるように姿を見せるのはマリア・レイシス(p3p006685)、シラス(p3p004421)、ブランシュ=エルフレーム=リアルト――といった錚々たる面々だ。後に革命派の同志たちも集まり、それは巨大な力となって地下道を進んでいく。
ルブラット・メルクライン(p3p009557)、楊枝 茄子子(p3p008356)、イロン=マ=イデン(p3p008964)……数えればきりがないほどの精鋭たちの中で、茄子子が代表してマップを広げた。
「歩きながら聞いて下さい。私たちは首都を軍事的に支配してるグロース師団を倒すため、その参謀本部を目指して侵攻します。
そのために、私たちは派閥の垣根を越えて手を取り合います」
「派閥を越えて、か。もはや革命派だけの問題ではなくなったということだな」
「グロース師団と敵対しているのは、ワタシたちだけではないのです」
ルブラットとイロンが振り向けば。茄子子も頷いて振り向く。
「北辰連合、南部軍、アーカーシュ、帝政派、ラドバウ独立区。全ての勢力から援軍が駆けつけてるわ」
「勿論、ローレットからも」
言われてまず車両から進み出たのはイアソン・マリー・ステイオーン。
独立複合民族アルゴノーツの族長であり、精鋭のラピテースやエリンたちも古代兵器を手に左右に続く。
彼女たちを仲介したのは善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)、ルナ・ファ・ディール(p3p009526)たちだ。
「グロース師団のハウグリン一家には随分手を焼かされたからの。決着を付けるには丁度良い舞台じゃ」
「その通り。これもまた天命というべきでしょう」
更にフランセス・D・ナウクラテーと、その友となったシャルティエ・F・クラリウス(p3p006902)。
そこへ北辰連合からの援軍たちが続くが、特にギラギラとその存在感を見せつけたのは鳳自治区と呼ばれる地方から集まった癖の強すぎる精鋭たちだ。
通称、鳳圏勢。
榛名 慶一を初めとする鳳圏軍服に身を包んだ兵たちが強敵相手の戦いに飢えた目をして突き進む。
仲介役兼領主としてその先頭を歩かされる加賀・栄龍(p3p007422)がガチガチだ
「グロース師団。そしてその支援を受けていた『黒百合の夜明け団』を捨て置くわけにはいかない。そうだね?」
「いかにも」
咲花・百合子(p3p001385)が獰猛かつ清楚な笑みでそれに応える。
続いては独立島アーカーシュより、戦闘用ゴーレムや戦闘精霊、そしてアーカーシュから駆けつけたローレットイレギュラーズたちが車両からホームへと降り立った。
彼らが天空から直接降りれば目立ってしまう。秘密裏に地下道へ運び込んだのは九頭竜 友哉率いる九頭竜商会の流通網を利用したものだ。
「チッ、損の多い取引になっちまった。代金は払えるんだろうな?」
「えっ!? ちょっとそのお金は……」
「なら、また『仕事』だな」
「そんなあ」
雑賀 千代(p3p010694)を小突き、そしてククッと安堵したように笑う友哉。
エル・エ・ルーエ(p3p008216)もそれに続き、ふとこの先にいるであろうメリナという魔種のことを想う。
悲しい演目。誰かに伝えようとして潰えた想い。ちゃんと、聞いてあげなくちゃ。
続いてこちらは帝政派。
車両から降り堂々と先頭を歩くのは鉄帝の政治家として名高いアントーニオ・ロッセリーノ。
「グロース師団との因縁もこれにて決着、となればよいのだが。今回も働いて貰うぞ、アーティストたち」
それに苦笑を返すのはベルナルド=ヴァレンティーノ(p3p002941)、イズマ・トーティス(p3p009471)たちだ。
優れたアーティストは優れたトラブルシューターになるというアントーニオの思想はそのままローレットへの敬意となり、対グロース師団連合という計画に帝政派からいち早く賛同し手勢を送り込んだのだった。
故に、帝政派に属する兵士たちもここには大勢つめかけている。
更に南部戦線ザーバ派。
ディートリヒ・フォン・ツェッペリンとダヴィート・ドラガノフを先頭とした南部軍の面々が揃い、グレン・ロジャース(p3p005709)とディートリヒは深く頷き合った。
「この前はうまく使っちまったからな。これで貸し借りはナシにしたい所だ」
「どうだかな」
シラスと視線を交わし合うダヴィート。
「軍事力を濫用して村から略奪をしかけるなんて許せませんわ! グロース師団、ぶっ飛ばしてやりますわ!」
ギベオン・ハートが拳を掲げてやる気をみなぎらせている。ですわよね! と振り返られ、オニキス・ハート(p3p008639)が肩をちょっとだけすくめて見せた。
そしてラドバウ独立区。
グロース将軍からインガ・アイゼンナハトが供給を受け、ラドバウからドロップアウトした闇闘士たちを抱え込んでいるという噂はいくらかの闘士たちをこの作戦に動員するきっかけを作った。
夜式・十七号(p3p008363)が進み出て、彼らと共に前を向く。
中でも異彩を放っていたのは、鎖を取り出し拳に巻き付け殺気をむきむきに出しているウサミ・ラビットイヤーである。
「うおー! やったるぴょん! 地下ファイター(アイドル)の底地からみせたるぴょん!」
「がんばろうねウサミちゃん!」
「やる気!? てことは今度こそユニット――」
「KUMANAI!」
先んじてアイドルユニット化をブロックする炎堂 焔(p3p004727)。
そんな人々の中で、清水 洸汰(p3p000845)がふと一緒に歩くカルネ(p3n000010)へと目を向けた。
「あのおかーさん、やっぱりこの先にいるのかな」
「多分ね。あの人は絶対に諦めない」
「けど、向き合うためには……」
三國・誠司(p3p008563)、イーハトーヴ・アーケイディアン(p3p006934)がそう続いて、カルネは少しだけ寂しそうに笑った。
「僕も、ホントは怖いよ。これから一生関わらずに、逃げていきることだってできると思う。けど、向き合おうって決めたんだ。皆がいたから……決められたんだ」
だから、一緒に来てくれる? カルネは手を差し出してそう言った。
そんな中で、レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)がグッと拳を天に向けて掲げる。
「グロース師団にはいろんな人が苦しめられたっす! キャトルさんたちだけじゃない、みんなっす! みんなで、その暴挙を止めるっすよ!」
「他派閥と協力体制を……とは言ったけど、全派閥から来るとはね」
リア・クォーツ(p3p004937)が感心したようにヴァルフォロメイを見る。ヴァルフォロメイはどこか居心地が悪そうだ。
代わりにというべきか、『オリーブのしずく』のクラウディア・フィーニーが微笑みかけた。
「グロース将軍に困らされていたのは、何も私達だけではありませんからね」
「『共通の敵』ってやつは、結束するにゃ充分なネタってわけだな」
ブラトン・スレンコヴァがニッと笑う。
長月・イナリ(p3p008096)、ンクルス・クー(p3p007660)、フラーゴラ・トラモント(p3p008825)たちがその様子に表情を緩めた。
「『人民軍』はまだ後方に待機させてるよ。あるべきときにこそ、切り札を使わないとね」
「私達が戦うことで、みんなに被害が及ぶことを防げるってわけだね!」
「いい考えだわ。けど、敵の戦力も把握してるだけとは限らない。油断は禁物よ」
一丸となり、『対グロース師団連合軍』と化した皆は地下道を通り、地上を目指す。
作戦名は、『人民のための大地』。
●作戦名『衝撃と畏怖』
グロース・フォン・マントイフェル将軍は憎々しげに参謀本部のテーブルを叩いた。
会議室の重厚なテーブルについているのは、アレイスター・クロユリー、メリナ・バルカロッタ、インガ・アイゼンナハトといった常軌を逸した者たちだ。
それに加えヘルマン大佐をはじめとする強力な将校たちが席に着き、グロースの言葉を待っていた。
「どうやら、我々は最後の決戦を強いられているらしい。喜ばしいだろう鉄帝国のウォーモンガーたちよ。血湧き肉躍るというやつだ。まあ中には、本当に血を沸騰させて死んだ者もいるようだが?」
ブラックなユーモアを交えて語り出せば、グロースはその調子を取り戻す。
「東西南北、大規模派閥の連合軍によって囲まれている。中央部からはラドバウ独立区の連中が立ち上がり、地下道からは革命派を中核とした連合軍が侵攻を図っている。逃げ場などもはやなく、袋のネズミだ。
つまり――我々こそが戦場の華!」
立ち上がり、凶悪な笑みを浮かべるグロース。
「命令だ。地下道へと攻撃をしかけ、地上部へ広がらんとする連合軍を食い殺せ!
クロユリー、メリナ、インガ、ヘルマン。貴様等も全員出動だ」
「貴様はどうする?」
クロユリーの問いかける口ぶりに、グロースは小さく肩をすくめた。
「せいぜい奥の手でも用意しておくとする。師団を率いる将軍として先陣を切れないのは残念きわまるがね」
将軍こそが先陣を切るという風習は、皇帝ヴェルスが先陣を切って戦争をしかけた頃にもあった鉄帝らしさの一つだ。グロース将軍もその例に漏れず何度か前線に飛び込んでは暴れていたものだが、どうやら今回はそれができない状況であるらしい。
「では、此度の先陣は私が務めましょう」
ヘルマン大佐が立ち上がり、会議室から出て行く。
その表情は、堅く険しいものだった。
「ローレット……この戦いに勝利した側こそが、国の未来を決めることになるだろう。
バルナバス陛下の支配を認めるか、全てを壊し作り直すか。いずれにせよ、破壊と戦いは免れぬ」
かくして火蓋は切って落とされる。
グロース師団との、壮絶な戦い火蓋が。

- <鉄と血と>人民のための大地Lv:20以上相談期間中
- GM名黒筆墨汁
- 種別ラリー
- 難易度HARD
- 依頼公開日時2023年03月02日 21時05分
- 第3章募集中5人
- 総採用数236人
- 参加費50RC
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第3章
第3章 第1節
フラーゴラ・トラモント(p3p008825)の号令によって集まった難民部隊、通称『人民軍』はなんと一個師団規模にまで膨れ上がっていた。
「皆、これは生きるための戦い。決して命を投げ捨てたりしないで。
勝って、生きて、皆で明日を勝ち取ろう!」
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※システムアナウンス
●Danger!
第三章ではパンドラ残量に拠らない死亡判定が有り得ます。
予めご了承の上、参加するようにお願いいたします。
●章解説:第三章(最終フェーズ)
革命派、北辰連合、南部戦線、アーカーシュ、ラドバウ、帝政派と六派閥から代表者と兵たちが合流したことで完成したいわば連合軍とでも言うべき味方の軍勢に、ついに革命派の難民部隊『一個師団規模』が加わりました。
無尽蔵かのごとく投入され続けるグロース師団の兵力を押さえ込んだことで道が切り開かれ、ついにグロース将軍との決着を付けることができます。
・グロース・フォン・マントイフェル将軍(融合体)
古代兵器と融合した魔種グロースは、かつてないほど強大な力を奮っています。
戦闘力は未知数。もてる力を全て叩き込み、この戦いに終止符を打ちましょう。
●パートタグ
【アタッカー】
グロースへの攻撃を主体とするパートです。
仲間に防御と回復を任せ、とにかく攻撃に集中します。
このパートの活躍によって、グロースを撃破するまでの時間を短縮することができます。
【ディフェンダー】
グロースからの圧倒的な攻撃を引き受けるパートです。
敵があまりに強力なため一人二人ではしのぎ切ることが出来ません。
防衛力(防御や治癒など防衛全般をさす)に自信のある精鋭たちで交代しながら猛攻を凌ぎましょう。
このパートの活躍によって、全体の戦闘不能率が低下します。
【ヒーラー】
後方にて簡易拠点を作り、ダメージを受けた他パートの仲間を治療し、戦線に復帰させます。
また、戦闘不能者となった味方(難民部隊を含む)を収容し治療する役割も担っています。
このパートの活躍によって、他パート及び難民部隊の重傷率、死亡率が低下します。
【クラッシャー】
別名戦端クラッシャー。難民部隊や各派閥の支援部隊と共に天衝種だらけの戦場を切り拓きます。
グロースとは戦いませんが、その代わり難民たちを守ることができます。
このパートの活躍によって、難民部隊及び支援部隊の戦闘不能率、重傷率、死亡率が大幅に低下します。
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第3章 第2節
- 寒櫻院・史之(p3p002233)
若木
【クラッシャー】
【寒桜】2名
守るためにならいくらでも戦えるよ、これ以上悲鳴は聞きたくない
なにより、人民軍をこの戦いで損耗させたりしない
生きて帰るんだ
いこう、カンちゃん(冬宮さん)
背中は任せたよ
名乗り口上で天衝種を引き付け、カンちゃんごと人民軍を守るね
物近範の秘技「秋霖」でまとめてぶったたくよ
もしカンちゃんや人民軍、仲間を巻き込むようならH・ブランディッシュに切り替えるね
副行動は移動の必要がなければハンズオブグローリーで手数を稼ぐよ
もうこの国は、明日は待ってるだけじゃこないんだ
だから立ち上がったんだ、そうだろ?
なら運命の加護を受けた俺たちイレギュラーズが立たないのも、変な話じゃないか
負けるもんか
- イーハトーヴ・アーケイディアン(p3p006934)
オフィーリアの祝福
【クラッシャー】
アミナ、カルネくん、凄いね。
こんなにも多くの人が、戦場に立つことを決めたんだ……。
――戦場にいる人間は、それが諦念にしろ、死ぬ覚悟を持っている。
それでも俺は、この人達に死んでほしくないよ、コウ。
副行動は広域俯瞰+エキスパート+携行品活用で主に移動
域・範スキル時極力多くを巻き込む
初手は糸切傀儡
以降は光翼乱破と糸切傀儡を交互に使用
状況に依り衝撃の青で敵の分断も図る
味方HP5割切でミリアドハーモニクスでの回復優先
味方BSには光翼乱破
行くよ! メアリ、オフィーリア!
守ると決めたものの為に、この戦争を必ず最後まで戦い抜く。
悲しみも悔恨も足を掴むな。
圧し潰されるならこの戦いが終わった後だ!
- 冬宮・寒櫻院・睦月(p3p007900)
しろがねのほむら
【ディフェンダー】
【寒桜】2名
「勝利とは生存、生き残ること。やってみせます、必ずや」
勝ちましょう、生き残りましょう、そのためのすべての力をこれへ。しーちゃん(史之さん)、僕の夫さん、僕の刃、僕の盾。信じてるよ。生きて帰ろうね、みんなでさ。そこにはしーちゃんも、含まれてるんだからね?
識別付のサンクチュアリでHPを、同じく識別付のクェーサーアナライズでAPとBSを回復させていきます。識別の範囲内にはもちろん人民軍の皆さんも含まれていますよ。
だって、くやしいじゃん。こんなところで終わるなんて。誰もが明日への希望を抱いているのに。
僕たちで、できることを精一杯やりたい。人々のために、人民の未来のために。
- 祝音・猫乃見・来探(p3p009413)
祈光のシュネー
【クラッシャー】
僕だって、小さいけど…皆と一緒に戦えるから。
誰も、死なせない…皆と一緒に皆を守って戦う…!
シムーンケイジで敵達を攻撃
副行動のクェーサーアナライズで皆のAPやBSを回復するよ
移動の必要がある時は主行動はシムーンケイジにする
「熱砂の嵐、敵達に吹き荒れて…皆は、やらせない!」
皆(難民部隊や支援部隊含む)のHPやBSは
コーパス・C・キャロルや熾天宝冠、穢サレシ天使ノ口ヅケで回復
僕のAPは女神の口付けで回復するよ
「死なせない、皆を生かす…その為に僕は癒します。みゃー」
皆、皆、強いんだ…頑張って生きてる、戦ってる
ただ敵を生み出すだけの、強いだけのグロースとは全然違う
僕は頑張る皆を癒す…!
- 秦・鈴花(p3p010358)
秦の倉庫守
【クラッシャー】
ひゃー、すっごい増援
世の中こんなにたくさん人がいるなんて、フリアノンに居た頃は思いもしなかったわ
これだけ味方が居れば百人力!
空戦から地上に突入して、もうその辺の敵全部ぶちのめすわよ、カルネ!
あ、ワイバーンは急に止まれないから手綱をグイってしてキキーって感じで――あっ
天衝種たちめ!カルネになんてことを!(八つ当たり
グーで殴りかかるのが性に合う友軍はついてきなさい、このチームは難しいことは考えない!
一つ!「グーは最強!」
一つ!「殴れば勝てる!」
一つ!「自分たちの未来は、自分たちで掴む!」
魔砲でご挨拶したら、切り込んで黒顎魔王で大暴れ
囲まれたらH・ブランディッシュでいっくわよー!
グロース師団の軍勢と、蜂起した難民たちの軍勢。その違いがあるとすれば、つまりは心である。
「ひゃー、すっごい増援。
世の中こんなにたくさん人がいるなんて、フリアノンに居た頃は思いもしなかったわ。これだけ味方が居れば百人力!」
『秦の倉庫守』秦・鈴花(p3p010358)は両手のガントレットをがつんと拳にして打ち合わせると、隣で銃を抜いたカルネと顔を見合わせる。
「行くわよ! 舌を噛まないでね」
「舌を? うわ!?」
後ろから飛んできたワイバーンに飛び乗る鈴花。爪で掴まれるカルネ。
一度急上昇しぶつかり合う軍勢を見下ろす位置をとると、鈴花はワイバーンと共に低空をかするような機動で突入した。
当然けずられるように放り出されるカルネ。
「うわー!?」
「天衝種たちめ! カルネになんてことを!」
鈴花はワイバーンから飛び降り並み居る天衝種たちをボコボコに殴りつける。
一方のカルネはというと、『オフィーリアの祝福』イーハトーヴ・アーケイディアン(p3p006934)が開いたケースから飛び出すメアリの糸によって軽やかにキャッチされていた。
「アミナ、カルネくん、凄いね。
こんなにも多くの人が、戦場に立つことを決めたんだ……」
イーハトーヴは天衝種に銃を撃ちまくるカルネと共に、指輪の魔法を解き放った。
――戦場にいる人間は、それが諦念にしろ、死ぬ覚悟を持っている
その言葉を思い出し、けれど……。
「それでも俺は、この人達に死んでほしくないよ、コウ」
呟きは願いとなり、願いは力となる。
「行くよ! メアリ、オフィーリア!」
守ると決めたものの為に。
悲しみにも悔恨にも、もう足を掴ませない。
『ちゃんと悲しむ』のは終わった後でだ。
「勝利とは生存、生き残ること。やってみせます、必ずや」
「守るためにならいくらでも戦えるよ、これ以上悲鳴は聞きたくない。
なにより、人民軍をこの戦いで損耗させたりしない。
生きて帰るんだ。
いこう、カンちゃん」
今のところ、天衝種に個体戦力でこそ劣るものの難民部隊の中から重傷者や死傷者が出てはいない。それも、『若木』寒櫻院・史之(p3p002233)や『しろがねのほむら』冬宮・寒櫻院・睦月(p3p007900)たちが率先して戦い、怪我をした味方をすぐに後ろへ下がらせる余裕を作っているためだ。
「勝ちましょう、生き残りましょう、そのためのすべての力をこれへ。しーちゃん」
睦月の展開する治癒の力に守られながら、史之は敵陣へと突入する。
太刀『衛府』を抜刀し、秘技『秋霖』にて切り拓くその様は勇猛果敢。
(僕の夫さん、僕の刃、僕の盾。信じてるよ。生きて帰ろうね、みんなでさ。そこにはしーちゃんも、含まれてるんだからね?)
そんな祈りを背に受けて、史之は巨大なギルバディアを真っ二つに切り裂いた。
「もうこの国は、明日は待ってるだけじゃこないんだ。
だから立ち上がったんだ、そうだろ?
なら運命の加護を受けた俺たちイレギュラーズが立たないのも、変な話じゃないか。
負けるもんか!」
そんな二人の間を駆け抜け、『祈光のシュネー』祝音・猫乃見・来探(p3p009413)もまた魔術を天衝種たちへとぶつけていた。
「僕だって、小さいけど…皆と一緒に戦えるから。
誰も、死なせない……皆と一緒に皆を守って戦う……!」
『シムーンケイジ』の魔法で砂嵐を引き起こすと、竜巻となったそれを刀をもったヘイトクルーの群れめがけて解き放つ。
「熱砂の嵐、敵達に吹き荒れて…皆は、やらせない!」
返す刀ならぬ返しの魔法で治癒魔法の『穢サレシ天使ノ口ヅケ』を唱えると、負傷した難民兵を治癒。立ち上がった彼に下がるようにジェスチャーする。
「死なせない、皆を生かす……その為に僕は癒します。みゃー」
成否
成功
第3章 第3節
- イーリン・ジョーンズ(p3p000854)
天才になれなかった女
【クラッシャー】
【単独参加】
【対アドラステイア潜入姿】
「遅れてごめんなさい。弟子が大法螺を吹いた作戦は了解したわ。それじゃあ……クラッシャーで行かせてもらいましょうか」
一人の女として、戦場に出る。
・前衛
・R2光輝抵抗+20
「シスターよ!フォークロアを知ってる者たちも此処に居ると聞いて参じたわ! シスターであれば、やることは一つ。私が皆を守るから、皆はもっと多くの皆を助けて!」
天眼と大激励、夜花で存在感を出し、指揮。
銀狐で気力を回復させ、母鴉で妨害、福音で治癒し、月神狩で一匹でも倒すために前へ、前へ
馬上で掲げる旗は、迷いを少しでも減らすため。
戦場で迷わずに済む。彼らにとって、これ以上の福音は無い
- ベルナルド=ヴァレンティーノ(p3p002941)
鳥籠の画家
【クラッシャー】
大多数の敵の目を引けってんなら、そいつは芸術家の得意分野だ
さぁ、刮目してみよ、『七色Alex』の弟子が演出する最ッ高のドリームシアター!
空に絵筆を走らせ極彩色の幻を見せ、敵の目を引き他部隊が動きやすい状況を作って支援を行う
ハイパーマニュピレート時付与 切れたら再付与
ブレイズハート・ヒートソウルで味方部隊の導線にいる天衝種を引きつけ、チェインライトニングで感電付与。痺れさせたところでワールドエンド・ルナティック
手強い個体にはフルルーンブラスターをぶちかますぜ!
パトロンの期待に報いようと思うほど、創作への情熱が漲って来る
クリエイターと支援者の絆、見せてやろうじゃねぇかアントーニオ!
- モカ・ビアンキーニ(p3p007999)
Pantera Nera
【クラッシャー】
敵と接触する前に陣地構築を使用し、攻防有利な陣地を構築しておきたい。
当初は黒豹疾駆撃を使用し中~遠距離に存在する、可能な限り最大多数の敵を巻き込めるよう撃ちまくり、ダメージを与える。
「駆けよ黒豹! 民の、我らの敵を屠れ!」
APが切れて使用不能になったら、前に出て流星破撃で戦う。
「私はまだ戦い続ける!」
「私は主役って柄じゃない。助演……いや、踏み台で構わない!」
「私たちを踏み台にして、必ず民衆の敵を倒してくれ!」
必要に応じてエネミーサーチで敵の位置を把握し、視認できる範囲で遠くにいる味方にハイテレパスで戦場の情報を送受信する。近くの味方とは声またはハイテレパスで。
※アドリブ歓迎
- シルキィ(p3p008115)
陽だまりの白
【クラッシャー】
すごい、これだけの援軍が……!
わたしもまだまだ頑張らないとねぇ、もうひと踏ん張りだよぉ!
人民軍の参戦で、さらに敵味方が入り乱れる戦場になる。これまで以上に誤射には気をつけないとだし、人民軍の皆への援護も意識したい。わたしたち皆で、勝利を掴むんだよぉ。
人民軍と戦闘中の天衝種を対象に、攻撃を始めるねぇ。
主行動は対象から中距離まで移動した後、『天糸糸切傀儡』で【識別】付きの範囲攻撃を。
これで【体勢不利】を付与出来れば、畳み掛けるチャンスができる。
EX級の天衝種には遠距離から『ソウルストライク』をお見舞いするよぉ。皆の思いがひとつになったこの戦場、心の弾丸はきっとより輝く……!
- 刻見 雲雀(p3p010272)
最果てに至る邪眼
【クラッシャー】
ここが運命の分岐点。
皆の望む未来の為に、皆の勇気に応える為に、俺は俺にできることを。
邪魔するなら押し通るまで、絶対に思い通りにはさせないよ。
常時気配遮断を使用、移動の際は忍び足。
副行動でダニッシュ・ギャンビット。
広域俯瞰で敵の布陣の状況を常に観察し、特に敵の密集している地帯を狙い【流星流転】死兆将来を叩き込む。
完全に交戦したら仲間や敵の影に隠れて不意打ちができる体勢を作った上でワールドエンド・ルナティック。
至近に迫る敵は副行動桜花破天と主行動金色夜叉(偽)を叩き込んで距離を取る。
常に一定の場所に留まらず、広域俯瞰で適宜戦況を確認しつつヒット&アウェイで動いて封殺をばら撒くよ。
「遅れてごめんなさい。弟子が大法螺を吹いた作戦は了解したわ。それじゃあ……クラッシャーで行かせてもらいましょうか」
『天才になれなかった女』イーリン・ジョーンズ(p3p000854)が「これが言いたかった」という顔で振り返ると、何を言われたのかわからない難民兵たちがAK片手に沈黙していた。
咳払い。
「シスターよ! フォークロアを知ってる者たちも此処に居ると聞いて参じたわ! シスターであれば、やることは一つ。私が皆を守るから、皆はもっと多くの皆を助けて!」
イーリンが魂へ響くような声で兵たちを激励すると、兵たちはそれならわかるとばかりにAKを掲げ、そして敵軍へと突撃していく。
馬上で掲げる旗は、迷いを少しでも減らすため。
戦場で迷わずに済む。彼らにとって、これ以上の福音は無い。
そう、戦場で生き残る人間は三通りいる。遠く離れた場所で怯えて縮こまるヤツか、迷わず突撃できるヤツだ。
残った三通り目は……『Pantera Nera』モカ・ビアンキーニ(p3p007999)のように純粋に強い者だ。
「駆けよ黒豹! 民の、我らの敵を屠れ!」
モカの繰り出す必殺技のひとつ、『黒豹疾駆撃』。褐色黒肌の彼女が戦場を縦横無尽に駆け抜ける様は、確かに黒豹のたとえに相応しい。
それも野生の黒豹ではない。大地の精霊として信仰される黒豹だ。
「私はまだ戦い続ける!
私は主役って柄じゃない。助演……いや、踏み台で構わない!
私たちを踏み台にして、必ず民衆の敵を倒してくれ!」
その勇猛さに心をうたれた兵たちが、勇敢に天衝種を撃つ。
「ここが運命の分岐点。
皆の望む未来の為に、皆の勇気に応える為に、俺は俺にできることを。
邪魔するなら押し通るまで、絶対に思い通りにはさせないよ」
駆け回るモカと勇敢に撃ちまくる兵たち。その中へと飛び込み、『最果てに至る邪眼』刻見 雲雀(p3p010272)は自らの血を無数のスローイングダガーへと変化させる。それらを両手にしっかりと握り込むと、一斉に投擲。
兵たちが削った天衝種たちに突き刺さり、その全てを打ち倒す。
そして素早く自らの気配を消すと、群衆の中に自らを紛れ込ませた。
雲雀のアンブッシュスタイルは乱戦でこそ効果を発揮する。今こそがその好例だ。
あちこちでぶつかり合う兵と兵。その剣戟に、あるいは銃声に足音を潜ませ、突進する兵と吹き上がる血に身を潜ませる。
そして――。
「『そして運命は流転する』」
いつの間にかダガーが首に突き刺さったヘイトクルーたちをはるか後方に残し、雲雀はパチンと指を鳴らした。血でできたダガーが一斉に破裂し、ヘイトクルーたちがばたばたと倒れていく。
「こりゃあなかなかだな……」
「わたしもまだまだ頑張らないとねぇ、もうひと踏ん張りだよぉ!」
『鳥籠の画家』ベルナルド=ヴァレンティーノ(p3p002941)と『陽だまりの白』シルキィ(p3p008115)が腕まくりをして周りを見回す。
ベルナルドはニッと不敵に笑い、彼の横にアントーニオが並び剣を構えた。
「やれるな? トラブルシューター(アーティスト)」
「ああ。大多数の敵の目を引けってんなら、そいつは芸術家の得意分野だ。
さぁ、刮目してみよ、『七色Alex』の弟子が演出する最ッ高のドリームシアター!」
ベルナルドが絵筆を振りかざし『世界』に描いて見せたのは極彩色の幻である。
戦場に突如現れたそれに、敵兵たちはつい注目した。それこそが純粋にして確実。古来から人類に受け継がれた色の魔法である。
その間に駆け抜けたアントーニオが、その剣で敵兵を切り裂いて回った。
「クリエイターと支援者の絆、見せてやろうじゃねぇかアントーニオ!」
「全く、パトロンがいのあるヤツだ」
一方で、シルキィは自らの糸を強大なギルバディアやオートンリブスたちへと飛ばし自らと接続させると、白い魔法の電撃を流し込む。
糸など引きちぎってやろうと握ったギルバディアがその意外な強度に苦戦し、そして流された電撃にびくんとはねて地面に転がる。
「さあ。わたしたち皆で、勝利を掴むんだよぉ」
その上を難民部隊の人民軍たちが乗り越え、アサルトライフルによる乱射をしかけるのだ。
今やシルキィと人民軍の心はひとつだ。
魔法の糸によって紡がれた弾丸が、ガトリングガンを両手に装備した巨大パワードスーツを貫いていく。
「皆の思いがひとつになったこの戦場、心の弾丸はきっとより輝く……!」
成否
成功
第3章 第4節
- 結月 沙耶(p3p009126)
奪うは人心までも
【クラッシャー】
【砕慄】5人
アミナは――あの様子ならとりあえずは大丈夫そうだな。
となれば……向こうにいるなじみの顔ぶれと共に露払いといくか!
トール、今私を呼び捨てに……?
いや、今はそういうの考えてる暇はないな。ああ、誘導は任せるがいい!
広域俯瞰と超視力で戦況を確認しつつ、敵の誘導に勤めてノアの攻撃になるべく多くの敵を巻き込めるようにする。
具体的にはR2に捉えた敵にアッパーユアハートで怒りを付与、そのターンの副行動でアブソリュート・ワンを使い回避を上げる。
離れた敵はソニック・インベイジョンの【飛】で他の皆の範囲攻撃に巻き込める位置に飛ばす。
これの繰り返し。
露払いは私達が行う!
グロースは任せたぞ!
- 佐藤・非正規雇用(p3p009377)
九歩必殺
【クラッシャー】
【砕慄】5人
いよいよ大詰めか……みんな、命を大事に。死ぬ気で生きるぞ!!
アタッカーやディフェンダーのために、道を拓くんだ!!
結月さんも来てくれて心強いな。その戦い方、参考にさせてもらうぜ。
ノアさんの火力も期待してるぞっ。
妙見子さんは毎朝俺に味噌汁作って欲しい。
敵の誘導はトール君がやってくれてるから、俺は味方の護衛をしよう。
ハイセンスで敵を察知し、朧月で封殺、ブルーコメット・TSで撃破だ!
俺の反応速度なら先手を取れるだろう。その攻撃、遅過ぎるぜ!!
(フルムーンによる不意打ち回避)
APが足りなくなってきたら、光合成パンチの出番だな。
うおおおおおお!俺の太陽を落とさせるかーーーっ!!
- ノア=サス=ネクリム(p3p009625)
雪花の燐光
【クラッシャー】
【砕慄】
戦場まではメタル・カオス・ワイバーンに騎乗して迅速に向かいます。途中騎乗戦闘も合わせて雑魚を轢き逃げします
「祭りの場所はここかしらぁ!!どかないと跳ね飛ばしちゃうわよ!」
基本的に敵を狙い撃ちやすい場所に陣取ってトールの誘導に釣られた敵を魔砲を撃ち抜く形。
トールに守りを任せながらチェインライトニングでHPの削れている敵は掃討する。その後もH・ブランディッシュと合わせた範囲攻撃2種で敵を掃討します。
「魔砲、撃ちます!!射線上に入ると巻き込まれるわよ!!」
HPが減ってきた場合ブレイクフィアーで回復。その際トールが近くにいたら一緒に回復します
「誘導、頼んだわよ、トールちゃん!」
- 水天宮 妙見子(p3p010644)
北辰より来たる母神
【クラッシャー】
【砕慄】5人
…佐藤様の言う通り、ここで私たちが倒れるわけにはいきませんね!
今回は回復と付与をメインに盾役を
戦闘前にトール様と沙耶様、自身に聖躰降臨を。ノア様と佐藤様にプロトコル・ハデスを付与します
またシステムアイギスIIを使い防技を少し上げておきますよ!
「あら…佐藤様?任されちゃったので頑張りましょうね!ふぁいと♡」
佐藤様が攻撃を受けそうになったら傾国を使って庇います
自分も危なくなったらエンピリアルローサイトで対応
HPが30%以下になったらサンクチュアリ、BS付与されたらクェーサーアナライズを使って回復
救済を求める人の子の力にならなければいけません…だって妙見子、神様ですから!
- トール=アシェンプテル(p3p010816)
女装バレは死活問題
【クラッシャー】
【砕慄】5人
私達が、人々が平和に歩める道を必ず繋いでみせます!
常に広域俯瞰で敵の布陣や戦況を把握して仲間や友軍を統率して戦う
ノアさんの盾役を務める(最優先で庇う
「沙耶は私と一緒に敵の誘導を!後ろは任せます、妙見子さん!佐藤さん!」
離れた敵にはジャミル・タクティール
R2に捉えたらブレイズハート・ヒートソウルで怒り付与
かつ敵が物理主体なら副行動でルーンシールド(効果切れで再使用
沙耶と一緒に仲間の魔砲の射線上に敵を誘導、発射直前で呼吸を合わせて退避
「魔砲が来ます!射線上から退避を!ノアさん、お願いします!!」
敵が残っていたらH・ブランディッシュで殲滅
以後、怒り付与+射線誘導の繰り返し
「いよいよ大詰めか……みんな、命を大事に。死ぬ気で生きるぞ!!」
咆哮をあげ、青銅ゴーレム型の天衝種を殴り倒す『九歩必殺』佐藤・非正規雇用(p3p009377)。
『北辰より来たる母神』水天宮 妙見子(p3p010644)は鉄扇を広げると、再び皆に狐バフを展開した。
「佐藤様の言う通り、ここで私たちが倒れるわけにはいきませんね!」
うむ! と佐藤は頷き剣を握りしめる。
「結月さん、来てくれて心強い。その戦い方、参考にさせてもらうぜ。
ノアさんの火力も期待してるぞっ!
妙見子さんは毎朝俺に味噌汁作って欲しい!」
言葉を向けられ、『雪花の燐光』ノア=サス=ネクリム(p3p009625)と『奪うは人心までも』結月 沙耶(p3p009126)がいやいや、と謙遜したような顔をし……かけて、『おや?』と停止した。
「最後になんて言いました?」
『女装バレは死活問題』トール=アシェンプテル(p3p010816)が問いかけると、意味を察した全員が妙見子を注目する。
「あら、佐藤様? うふふ」
意味がわかっているのかいないのかイマイチわからない答えを返し、ぱたぱたと扇を振る。
それを受け、トールは早速敵陣へと突撃した。
「沙耶は私と一緒に敵の誘導を! 後ろは任せます、妙見子さん! 佐藤さん!」
「任されちゃったので頑張りましょうね! ふぁいと♡」
「えっ? う、うむ!」
妙見子が蒼き炎を放ち、非正規雇用が剣で斬りかかる。
その一方でトールは輝剣『プリンセス・シンデレラ』を横一文字に振り抜いた。
巨大にブーストされたオーロラ状の刀身が細く長く延長され、眼前の天衝種たちを風景もろともスパンと切断した。
それらの後ろから、巨大な魔術砲台を継いだオートンリブス戦車が砲撃を開始。
「魔砲が来ます! 射線上から退避を! ノアさん、お願いします!!」
「祭りの場所はここかしらぁ!! どかないと跳ね飛ばしちゃうわよ!」
ノアはここぞとばかりに背部の『禁断ノ奇跡』の力を解放。『メタル・カオス・ワイバーン』との合体状態のまま高く飛行し射線を確保すると――。
「撃ちます!! 射線上に入ると巻き込まれるわよ!!」」
あわせた両手を突き出しピンク色の魔術光線を解き放った。
砲撃を浴び、爆発炎上するオートンリブス戦車。
「アミナは――あの様子ならとりあえずは大丈夫そうだな。
となれば……なじみの顔ぶれと共に露払いといくか!」
そこへトールの指示で突撃しダガーを突き立てた沙耶……は、ふと肝心なことを思い出した。
「トール、今私を呼び捨てに……?」
ぷるぷると首を振り、『怪盗リンネ』の予告状カードを四方八方に投擲する。
意識を誘引されたヘイトクルーたちが密集するのを確認すると、仲間全員に一斉砲撃の合図を出す。
「露払いは私達が行う!
グロースは任せたぞ!」
沙耶は叫びと共に効果範囲から高速離脱。トールのオーロラ、佐藤の太陽剣、ノアのピンクビーム、妙見子の青い炎。全員の攻撃が光となって収束し、天衝種たちへ叩き込まれ爆発する。その光のすさまじさに、沙耶は小さく口元をほころばせたのだった。
成否
成功
第3章 第5節
- ラダ・ジグリ(p3p000271)
天穿つ
【クラッシャー】
生きるためにやってきた者達をむざと死地へ送るわけにはいかない。
お膳立てなら任せておけ。
周囲の各部隊の様子をハイセンスで伺いつつ火力支援を行う。
進路上に敵が多く詰まっているようならLBL音響弾を、
敵から集中攻撃を受けているようならデザート・ファニングSSを撃ち込み、敵陣へ穴を空けよう。
味方に当てないようにだけ注意だな。
敵の圧力が弱まった隙に押し込むなり、一旦退いて立て直すなりご随意にだ。
とは言えこれまで戦ったことのない者も多いはず。
カリスマでまとめあげ、孤立しないよう数人ずつ組み互いを助けながら動くよう指示を。
敵が恐ろしいままでいい。ただ、隣の奴が死なないように助けてやってくれ。
- メイメイ・ルー(p3p004460)
ちいさな決意
【クラッシャー】
様々な想いを背負って、あるいは胸に宿して…この戦場に立つ人たちと共に。
…誰も、これ以上何も喪わないように。
『明日』を、夢見るだけじゃなくて…その手で、掴みに。
なんて、勇気なのでしょう……わたしも、強くあることが出来そう、です。
さあ、行きましょう…!
味方の支援に集中
飛行天衝種に注意しつつ、ファミリアーの鳥たちで空から戦場を見渡し、ハイテレパスで味方に状況を知らせます
敵の動き、味方の状態…フォローを行い易くすれば、こちらの消耗も軽減出来る、筈
オールハンデッドで命中強化
シムーンケイジ、神翼の加護で纏めて敵の動きを牽制
リーダー格には界呪・四象で負荷をかけます
白き薫風は必要な人へ届けます
- カイト(p3p007128)
雨夜の映し身
【クラッシャー】
副で『雨帳』準備してからの域スキルでのゴリゴリ攻勢。
副が空くようなら摂理の視、更に空くなら攻撃集中。
域スキルは
味方巻き込まないなら『凍獄愁雨』を最優先。巻き込みそうなら『黒顎逆雨』。
そして『浄護白雨』でBS効果を延長しながらBSと封殺を多数に撒き続けるぜ。
グロース狙っても良かったんだが、ありゃ図体デカすぎて『アレしか入らねぇ』からな。
ま、カスらせらせるなら考えるが基本は取り巻きを抑え込むのがメインってトコ。
此処の連中は死ぬのが怖いのは当然として、その先の『みんなで笑う為に』集まってんだ。
なら眉間の血管ブチっとしそうになってる奴の末路は簡単、だろ?
――躙った分、笑えなくしてやる。
- ラムダ・アイリス(p3p008609)
灼極光
【クラッシャー】
「難民部隊ねぇ…うん、大した熱量だね。思わずお仕事抜きで全力をもって助太刀してあげようなんて思うぐらいにはね?それじゃあ、推し通る道開いて征こうか」
行動
難民部隊の被害を減らすべく彼らのもとに現れその思いを遂げさせるべく天衝種の殲滅し道を開く
戦闘
基本行動はプロトコル・ハデス&SSSガジェット3.0bでの自身強化で封殺と追撃能力を得、対軍殲滅術式「無尽無辺無限光」での敵群行動を封殺及び追撃による損耗を図る
近接戦では桜花破天を使用
戦闘スタイルは高めEXAを活かした連続行動での戦闘
各集団と情報共有、連動。
自身の消耗が激しければ一時後退、治療回復を受けた後戦線復帰
アドリブ絡み等歓迎
「此処の連中は死ぬのが怖いのは当然として、その先の『みんなで笑う為に』集まってんだ。
なら眉間の血管ブチっとしそうになってる奴の末路は簡単、だろ?」
『雨夜の映し身』カイト(p3p007128)はにやりと笑うと氷戒凍葬『浄護白雨』を発動だせた。
神聖さすら感じさせる優しき白雨が降り注いだかと思うと、カイトはすぐさま氷戒凍葬『黒顎逆雨』を発動。
ほぼ同時に白雨が地面から吹き上がるように降るという異常状態が天衝種たちを包み込んでいく。
「――躙った分、笑えなくしてやる。今だ、やれ!」
カイトの号令に伴い、後方でアサルトライフルを構えていた難民兵たちが一斉射撃。
中でもスマートライフルのスコープを広げた兵が、天衝種の頭を撃ち抜いた。
ピッと親指を立て、感謝を示す兵。カイトはそれに親指を立てて応えた。
『咎人狩り』ラムダ・アイリス(p3p008609)は『是空』こと隠密機動装甲を纏いボロボロになった敵陣へと侵入。ど真ん中で魔導機刃『無明世界』を抜いた。
「難民部隊ねぇ……うん、大した熱量だね。思わずお仕事抜きで全力をもって助太刀してあげようなんて思うぐらいにはね? それじゃあ、推し通る道開いて征こうか」
ラムダが刀を振り回せば、黒い刃の跡が空中に幾度も生まれ敵が次々に切り裂かれていく。
「さて、もう一太刀」
対軍殲滅術式『無尽無辺無限光』。これまで幾度も猛威をふるってきたラムダの剣が、巨大な戦車型天衝種とパワードスーツの集団に着弾、広域にわたって灼滅の光が広がる。
当然反撃は起こるものだが、『ちいさな決意』メイメイ・ルー(p3p004460)が発動させた治癒の力が降り注ぐ砲弾からの被害を軽減していた。
「様々な想いを背負って、あるいは胸に宿して……この戦場に立つ人たちと共に。
誰も、これ以上何も喪わないように。
『明日』を、夢見るだけじゃなくて……その手で、掴みに。
なんて、勇気なのでしょう……わたしも、強くあることが出来そう、です。
さあ、行きましょう……!」
大空をハイペリオンが飛んでいくのを見上げつつ、メイメイはタクトを高らかに掲げた。
メイメイに守られた難民部隊が更に突進。グロース師団の天衝種たちを切り拓いていく。
そんなメイメイを落とそうと空から大鷲型の天衝種が急降下し襲いかかる――が、その直前でズドンというライフル弾の銃声が響き、その頃には天衝種の身体が撃ち抜かれていた。
「生きるためにやってきた者達をむざと死地へ送るわけにはいかない。お膳立てなら任せておけ」
『天穿つ』ラダ・ジグリ(p3p000271)がライフルをリロード。空薬莢を放り出すと、敵の中でも特に強力な個体や大型の敵の影に隠れ狙撃使用鵜としている個体を狙って撃ちまくる。
が、それだけではない。
「総員、準備はいいか」
ラダがハンドサインを出すと、難民部隊の中でも狙撃を得意とする猟師たちで編成された部隊が一斉に身を乗り出し、構え、そして発砲した。
一人一人の狙撃はやわらかいものだが、集まれば凄まじい威力となる。
「孤立はするな。群で戦い、負傷者を下げることで損耗を下げ、増援によって循環させろ」
「ニルは、まもりたいのです。おだやかなじかんを、おいしいごはんを。だから、がんばります」
『あたたかな声』ニル(p3p009185)はそんな風に一つの群れとして戦う難民部隊の中核に入るようにして、『天上のエンテレケイア』を発動。
魔術の砲弾が次々に撃ち込まれる中を突進すると、反撃とばかりに『ケイオスタイド』の魔術を解き放った。運命を塗り替える黒き魔術が、敵陣を包み込んでいく。
成否
成功
第3章 第6節
- 赤羽・大地(p3p004151)
彼岸の魔術師
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
友人が頑張っているのに、黙ってみているなんてできない
手を貸すよ、フーガ
この赤羽様と大地クンを存分に使い倒すといイ
俺達は主に拠点保持、そして重傷者の対応に務めよう
救護拠点にオルド・クロニクル&保護結界を展開
流れ弾等で救護テント等が破壊されないよう守る
「たとえ戦火が降ろうと、人命を繋ぐこの場所だけは守ってみせる!」
撤退してきたイレギュラーズや、各派閥の人々、難民部隊の穢サレシ天使ノ口ヅケを
周辺の味方のAPが枯渇しないよう、副行動でクェーサーアナライズ
「気ィ抜くなよお前等、戦いはまだ終わっちゃいねェ」
それにしても、現在の鉄帝では医者は引く手数多と聞いていたが
ここまでとはな……
- クロエ・ブランシェット(p3p008486)
夢みるフルール・ネージュ
【ヒーラー】
【青薔薇隊】11名
負傷者も多くなっているけれど、生きるためにこの国の人も戦っているんだよね……。
それなら尚のこと死なせるわけにはいきません。
仲間の指示に従いながら負傷して拠点に来た人を診ます。
医者のクラス補正とホワイト・クイーンをフル活用です。
重傷の人優先で大天使の祝福をかけて治療するね。
複数いればコーパス・C・キャロルで回復します。
スキルで治療しきれない所は神無月の医療鞄から必要な道具を取り出して治療を行います。
どうか懸命に生きる命に希望を……!
ファミリアーで時々周囲の状況を気にしておくね。
負傷者の捜索に行っている仲間との連絡手段にもできればと思います。
- アルフィンレーヌ(p3p008672)
みんなの?お母ちゃん
【ヒーラー】
【青薔薇隊】【ママ】
アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)とタッグを組んで、怪我人の治療にあたる
単体→大天使の祝福
複数→サンクチュアリ
特に重篤な患者には、二人で分担して、回復スキルと手術を同時に行う。
恐慌に陥っているものが居たら、優しく語りかけて落ち着かせる。(ママ適性)
怪我の回復には栄養も必要なので、療養食の手配もする(料理、呈茶)
万が一、治療拠点を襲い来る敵がいたら、神気閃光で蹴散らす。病ほ院を攻める悪党に慈悲は無用。降伏するならば、患者としてうけいれてもよい
- ジュート=ラッキーバレット(p3p010359)
幸運の女神を探せ
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
ラッキーボーイ&ラッキーガール、待たせたな!
この強運の亜竜種が来たからには、屍累々とは言わせねぇ。一人でも多くを救うんだ!
◆方針
叡智たるツァラトゥストラで味方を支援
拠点内でレイザータクトとしての知見を活かし、統率でヒーラーの元へ怪我人の振り分けを効率よく行う
俺の回復力で治せそうな人は、その場で勿論手当てするぜ!
BSが無ければサンクチュアリ、BSが付いていればクェーサーアナライズ
仲間のAPが切れそうならクェーサーアナライズを使用
難民部隊には幼い子もいるかもな。心細そうにしていたら、
ドラネコごしに挨拶したり、おまじないをかけてあげて元気づけよう
大丈夫、希望はいつもすぐ傍に!
- 秋霖・水愛(p3p010393)
雨に舞う
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
運ばれてきた人をエキスパート付きの医療知識でさっとチェック(でも礼儀作法で礼儀は忘れず)
簡単な治療やヒールで済みそうな人なら近くで待機
重傷の人はミリアドハーモニクスでのヒール、集中治療できる場所で医療技術や手術を使って命を助けるね
重傷の人が来ない間に近くに待機してもらっている軽傷の人をまとめて天使の歌で癒すよ
動かない間に副行動でクェーサーアナライズを使って、みんなのAPを回復したりBSを受けている人を治していくね
またファミリアーを使って周辺を確認
対応が間に合ってない箇所がないか探すと同時に仲間の指示を聞き逃したりしないようにするね
だーいじょうぶ、みんな治してみせるよ
- アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)
青薔薇救護隊
【ヒーラー】
【青薔薇隊】【ママ】
アルフィンレーヌ(p3p008672)とタッグを組んで、負傷者の治療に当たる。
単体→大天使の祝福
複数→コーパス・C・キャロル
特に重篤な患者には、二人で分担して、回復スキルと手術を同時に行う。
恐慌に陥っているものが居たら、優しく語りかけて落ち着かせる。(ママ適性)
怪我の回復には栄養も必要なので、療養食の手配もする(料理、呈茶)
万が一、治療拠点を襲い来る敵がいたら、クリュミネルブリュレで焼き尽くす。病院を攻める悪党に慈悲は無用。降伏するならば、患者としてうけいれてもよい
- フーガ・リリオ(p3p010595)
ふもふも
【ヒーラー】
【青薔薇隊】11名
*全体方針
・集中治療が出来るように拠点整備や準備
・戦闘不能者、重傷者を優先的に治癒し、死傷者数を多く減らす
*個人
新人でも活用できそうな医療知識を共有しつつ、
信仰蒐集と統率で負傷者を安静出来る所に誘導
軽傷→メガ・ヒール
重傷→幻想福音
負傷者が大多数→サンクチュアリorコーパス・C・キャロル
AP回復→クェーサーアナライズ
神秘スキルで治癒出来ない負傷者→集中治癒出来そうな所で手術
おまじないで青薔薇のマーチを口ずさむ
音楽は嘘をつかない。楽器の音も…心臓の音も。
人民達の心音が途絶えない為に、そしてこれ以上人民達が犠牲にならない為にも、
特異点座標が、『青薔薇隊』がいるんだ!
- 佐倉・望乃(p3p010720)
希望の花
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
※フーガの全体方針に従い行動
可能であればエレメント・マスターで周囲の精霊達に呼びかけて、負傷者捜索のお手伝いをお願い
ドレイク・チャリオッツで医療拠点へ搬送し治療を行いますが、
速やかに治療が必要な場合は保護結界を展開してその場で応急手当てを行います
万一処置中に攻撃を受けた際には、
決死の盾で負傷者を庇いながら光翼乱破で応戦
混乱の隙をついて安全圏へ避難するくらいの時間は稼ぎます
軽傷→ミリアドハーモニクス
重傷→大天使の祝福
複数→サンクチュアリ。状態異常があればクェーサーアナライズ併用
医療知識や技術も活用し、ひとりでも多くの命を救えるよう頑張ります!
- 灰燼 火群(p3p010778)
歩く禍焔
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
※フーガの全体方針にも従う
要治療者や運搬担当者に庇う構えをしながら救護地点と戦地を行ったり来たりする感じ。
俺も行ける範囲で運搬の手伝いする感じだな。役割としては人間担架みてーな感じ。
即席ですぐ直せる場合はミリアドハーモニクス撃って治療。
誰かといるときは味方に【エキスパート(弱)】付与。
そうでない場合はヴァイス&ヴァーチュを軸に各種攻撃スキルを使い分けて露払いしつつ、かな。
行って帰るだけで障害に何もしないのはマズイしな。
そうして放置して後方に被害が出るのが一番マズイ。
俺自身は……まぁ丈夫だし?
死ぬに死ねないケースもあるからな?
ま、普通の人らを助ける事を優先しときたいよな。
- 常田・円(p3p010798)
真なる強者たち
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
・【医療知識】【医療技術】で患者の状態を判断。医療救護活動マニュアルも参照にする。
・軽傷者やスキルでの治療が必要ない人の場合は「救急バッグ」を用いて手当を行う。
・スキルが必要な場合も怪我の程度によって【ハイ・ヒール】【メガ・ヒール】を使い分け、BSが付いている患者は一度集合させて【シェルピア】【ブレイクフィアー】を用いる。
・現場はかなり混乱すると思うので【人心掌握術】【接客】を活かしてできる限り落ち着いた状態にするように努める。
「僕はもう医者のタマゴじゃない。タマゴのままじゃいけないんです」
「動ける人はこちらに! 重傷者は無理に動かさないでください!」
「必ず助けます!」
- 玄野 壱和(p3p010806)
黒のイツワ
【ヒーラー】
【青薔薇隊】
なるべく鉄帝のゴタゴタには関わらねぇようにはしてたガ……
まぁ、青薔薇隊として呼ばれたからにはやってやるサ。
行動
主に担ぎ込まれてきた負傷者ドモの治療だナ。
一人ずつ確実に治療してくゼ。
軽傷には治癒符とメガ・ヒールで対応
重症にはライフアクセラレーション
BS、AP回復にはクェーサーアナライズ
それでもAP欠になってきた場合はライトヒール
スキルで賄えない程の場合は神無月の医療鞄を用いた治療
また、連絡手段として[たま]や[RaS](ファミリアー)も行使
ほれ、生きる為に戦ってんだロ?だったらこんなとこで倒れんナ。
ったく、さっきからキリがないネェ…。
前線は余程激戦区とみえル。ほい次ィ。
一方こちらは後衛拠点。
人民軍に重傷者や死者は出ていないと述べた理由が、ここにある。
「人民達の心音が途絶えない為に、そしてこれ以上人民達が犠牲にならない為にも、特異点座標が、『青薔薇隊』がいるんだ!」
『青薔薇救護隊』フーガ・リリオ(p3p010595)の一声によって集まったのは、かつて『青薔薇救護隊』と呼ばれた栄えある面々である。
彼らはこの戦場でも救護隊としてその力を奮っていたのだ。
そう、アーカーシュで鉄帝の兵たちを治療して回った、あのときと同じように。
フーガの口ずさむ歌は人々の希望を思い出させ、生きることを思わせる。それはフーガが戦いの中で見いだした、『死傷者を減らす』という強さだ。
そしてそれは、彼だけの強さではない。
「友人が頑張っているのに、黙ってみているなんてできない。手を貸すよ、フーガ。
この赤羽様と大地クンを存分に使い倒すといイ」
保護結界によってテントを守った『彼岸の魔術師』赤羽・大地(p3p004151)は、早速運ばれてきた人民軍の負傷者を治癒魔法によって治療する。
「たとえ戦火が降ろうと、人命を繋ぐこの場所だけは守ってみせる!
気ィ抜くなよお前等、戦いはまだ終わっちゃいねェ!」
腹に銃弾をくらったらしい兵士が青い顔をして担ぎ込まれてくるが、その傷口に手を当て、魔法によって傷口を縫合した。
「それにしても、現在の鉄帝では医者は引く手数多と聞いていたが。ここまでとはな……」
「戦争なんだから。どれだけ手があっても……」
『雨に舞う』秋霖・水愛(p3p010393)も同じく担ぎ込まれた兵士を治療用の簡易ベッドへと寝かせる。獣に腕を食いちぎられそうになったようで、痛ましい傷にアルコールをふりかけ素早く消毒した。痛みに呻く相手を、強く……しかし優しく押さえる。
「だーいじょうぶ、みんな治してみせるよ」
薄めをあけた男はただの農夫だ。だが、彼は水愛の優しい微笑みを見て『天使』と呟いた。きっと、彼はなんとか生き延びて水愛にまた会いに来たいと思うことだろう。
「ラッキーボーイ&ラッキーガール、待たせたな!
この強運の亜竜種が来たからには、屍累々とは言わせねぇ。一人でも多くを救うんだ!」
『幸運の女神を探せ』ジュート=ラッキーバレット(p3p010359)が怪我人を抱きかかえるようにしてテントへと飛び込んでくる。彼の抱えていたのは銃を抱えた少女だ。こんな少女まで戦う現状を嘆くべきなのか、そうさせる新皇帝派の悪逆こそを憎むべきなのか。
だがジュートはあくまで、今この瞬間を愛した。
「大丈夫。怪我を治そうな。そうしたら、好きなことを好きなだけやらせてやる」
ジュートはウィンクをしてドラネコを少女に抱かせると、『夢みるフルール・ネージュ』クロエ・ブランシェット(p3p008486)に治療を任せた。
「あとは頼む。次行ってくるわ」
手をかざし、外へと飛び出すジュート。クロエは頷き、少女の傷口に手をかざした。
「負傷者も多くなっているけれど、生きるためにこの国の人も戦っているんだよね……。
それなら尚のこと死なせるわけにはいきません」
『人民軍』とまで呼ばれた難民部隊の戦力はなにも銃を持った農夫たちばかりではない。
医者や看護師、あるいはその手伝いができる女性たちがこの救護テントには集まっている。
クロエの医療知識はそんな彼女たちに伝播し、治療をひとまず終えて休憩する負傷者たちのケアを任せるにたる状態であった。
『そっちは大丈夫?』
『ああ……けど薬が底を突きそうダ。配達部隊はそろそろ到着するから、受け入れの準備を』
『青薔薇救護隊』玄野 壱和(p3p010806)にファミリアーで通信を入れると、同じくファミリアーや式神を使って周囲の状況を把握していたらしく答えてくれる。
「なるべく鉄帝のゴタゴタには関わらねぇようにはしてたガ……まぁ、青薔薇隊として呼ばれたからにはやってやるサ」
フッと苦笑し、壱和は周りをあらためて見た。
女子供が水やタオルや薬を手に駆け回り、ここもまた一つの戦場なのだと思わされる。
そしてなにより彼らは、ただの市民だ。
壱和にはそれが、『鉄帝のゴタゴタ』には見えなかった。目の前の誰かを救う、ただそれだけに見えた。
そしてそれこそが……。
「ほれ、生きる為に戦ってんだロ?だったらこんなとこで倒れんナ。
ったく、さっきからキリがないネェ…。
前線は余程激戦区とみえル。ほい次ィ」
ドレイクチャリオッツには次々と負傷者が担ぎ込まれていく。
「皆さん無理はしないで! 怪我をした方は馬車に乗ってください! 援護はこちらで行います!」
『ふもふも』佐倉・望乃(p3p010720)が手を振り、そしてよたよたと歩いてくる負傷者に肩を貸しては馬車へ誘導していく。
そんな負傷者を卑劣にも襲おうと迫るヘイトクルーの集団。
空から投下された彼らは着陸装置を使ってふわりと地面におりたつと、赤い憤怒の手斧を振りかざし走り出した。
が、望乃がそれを許すはずがない。なにせ愛する夫から頼まれたのだ。仮にそうでなくても、この場は――!
望乃の放つ光の翼がヘイトクルーへと叩きつけられ、更には炎の蹴りが叩き込まれる。
『歩く禍焔』灰燼 火群(p3p010778)が間に割り込み、彼女たちをかばったのだ。
「先にいけ、ここは俺らがなんとかする」
「……ありがとうございます!」
ご無事で! と望乃が馬車を走らせるのを背中で感じつつ、火群はザンッと足を踏みならした。地面が焦げるのではと思うほどの美しい炎が舞い上がる。
「ま、フーガに頼まれちゃあな。放置して死傷者でまくるってのもマズイし?」
飄々と構えるが、しかし敵に囲まれた状況なのは変わらない。
火群は苦笑し、自らの負った役目の重さを再確認する。
「倒れるな。退くな。ついでに戦い続けろ……か。ひでえオーダーだけど、やりがいってヤツはあるよな!」
馬車が到着し、『青薔薇救護隊』アルフィオーネ・エクリプス・ブランエトワル(p3p010486)と『みんなの?お母ちゃん』アルフィンレーヌ(p3p008672)は怪我人を丁寧に運び出していく。
「アルフィンレーヌ!」
「任せて。その人はこっちに」
二人は力をあわせながら怪我人をそれぞれ重さに応じて振り分け、適切なスタッフへと受け渡していく。
すぐに治療が必要なら、医療知識と治癒魔法がそれぞれ使える仲間へ。そうでないなら治療魔法が使える仲間へ。治療が簡単な軽い傷や疲労なら看護スタッフへ。
そんな中、青い顔をして両手をあげ、こちらを見つめる男がいた。
「あら、あなたは?」
アルフィオーネの問いかけに、男は自らの軍服の胸についたバッジを示す。
「帝国陸軍グロース師団第七連隊所属、ベルデル准尉……です」
はっきりと敵だ。
軍人でも敵と味方に分かれて戦っていただけに、これまで誰も気付かなかったようだ。
周りの人々がざわつき、中には殺気すら放つものもあったが……しかしアルフィンレーヌはそんな彼との間に入って手をかざす。ここは任せてというシグナルだ。
「ここは『怪我をした帝国市民』を受け入れる場所よ。あなたはだあれ? 帝国市民? それとも市民を襲う敵?」
男は力なく肩をおとし、そして泣きそうな顔でうつむいた。
「家族が……師団の宿舎で暮らしてるんだ。抵抗すれば処刑される。けど、娘と同じくらいの若いやつらに銃を向けろと命令されて……それで……」
アルフィオーネがゆっくりと歩み寄り、ブランケットを肩にかけてやる。
「あなたも『市民』よ。泣き止んだら、こっちへきて手伝ってくれる?」
アルフィオーネの微笑みに、男は泣きながら胸のバッジをむしり取った。
「僕はもう医者のタマゴじゃない。タマゴのままじゃいけないんです」
重傷を負った患者が運ばれてくる。『青薔薇救護隊』常田・円(p3p010798)はその状態を見極め、簡易ベッドに寝かせて治療薬の瓶をとる。
傷口の消毒。そして魔法の薬による再生治療。元いた世界ではありえなかったような治療法が、この世界には溢れている。そしてもとした環境では直面しなかったような死と隣り合わせの時間が、ここにはあった。
「動ける人はこちらに! 重傷者は無理に動かさないでください!」
立ち止まっていたら、目の前で人が死ぬ。手を動かせば、人を生かすことが出来る。
円は必死に薬を混ぜ、投与し、そして看護スタッフへ患者をパスしていく。
それは例えば敵の群れへと刀一本で飛び込み切り結びながら突き進むさまに、どこか似ていた。
その勇敢さこそ……。
「必ず助けます! だから、生きることを諦めないで!」
成否
成功
第3章 第7節
- キドー・ルンペルシュティルツ(p3p000244)
社長!
【クラッシャー】
行くぜ野郎共!ここが俺らの名の売り所だ。だから盛り下げるような真似は絶対にするんじゃあねェぞ
死んだら葬式は祝勝会と纏めてやる!片手間に弔われたくなかったら全力で戦いやがれ!
合流したルンペルシュティルツのスタッフと共に邪魔者全てぶち壊そう
率いるスタッフの先頭に立ち、範囲攻撃でBSバラ撒いて下拵えと洒落込もう
こいつらが俺の群れだ。群れたゴブリンの恐ろしさを教えてやるぜ
SSSガジェット3.0bを自付与し、基本はワイルドハントをけしかける
味方の攻撃に合わせられるならフェアリーズゲイムで【恍惚】付与
いい具合に敵がBS漬けになったら十字路の女妖精の【呪い】でBSを長引かせつつ呪殺で刺そう
- ンクルス・クー(p3p007660)
山吹の孫娘
【クラッシャー】
こんなに沢山の人が!
一人は皆の為に!皆は一人の為に!
なら私も皆の為に全力を尽くすよ!
皆に創造神様の加護がありますように‼︎
ブラトンさん達は人民軍の統制や救助をお願いするよ!
私も最前線に立ちながら皆にスピーカーボムで呼びかけたり、後光で導になりながら統治で人民軍を統率するよ‼︎
後は地形情報や周りの情報聞いて戦略眼で相手の罠や奇襲を先読み出来れば被害が減らせるかな?
私自身は名乗り口上で引きつけて不撓不屈の祈りで自己回復しながら範囲攻撃!
進軍に邪魔な物ははいぱーじゃっじめんとSPっ!で壊すよ!
強敵相手にはG・L・B!
人民軍が攻撃されそうな時は庇って出来る限り被害を減らすね!
- 観音打 至東(p3p008495)
破竜一番槍
【クラッシャー】
死ではなく命を覚悟する彼ら難民部隊の姿を、まなことこころとに焼き付け……。
「――さよですか。では皆様、私が、お先に参りますゆえ――」
……そして私は彼らよりも前に出ます。
対するは彼らの敵。あれらはわれの敵ならずして、しかしなればこそ、これはわれを擲つに足る戦。
即ち、誰かのために。懐かしい感覚ですネ。
名乗り口上で敵をひきつけ、【復讐】を乗せた攻撃で速やかに敵を討ちます。
勝算があります! タンク役には及ばずとも、素人さんよりは避けられるし耐えられます!
それに――私はこういう戦さをすると、私を知る者はみな、よく知っておりますゆえ。
全ては勝って還る為! わかったら進軍! 我に続けーーッ!
グロースの暴力的な『爆発』から逃れた建物軍では、今も敵味方がぶつかり合っている。
建物内の戦闘ゆえ天衝種は主に人型。ヘイトクルーによる質より量の兵力が主であった。
そんな連中に対抗するのは『劉の書架守』劉・紫琳(p3p010462)。
対物ライフルをリロードすると、カバーに使っていた装甲車両の脇から身を乗り出し発砲。
紫晶重力弾(アメイズ・グラヴィティ・ヴァレット)が接近していたドローン戦闘機型天衝種に着弾し、激しい重力爆発を起こす。墜落し爆発したことでサブマシンガンを連射していたヘイトクルーたちも吹き飛び、紫琳はそれを眼鏡の奥の瞳で確認して素早くカバーに戻った。
フウ、と小さく息をつく。
「今です!」
「よっしゃ! 野郎共いくぜ!」
『社長!』キドー・ルンペルシュティルツ(p3p000244)は集まっていたごろつき共改めルンペルシュティルツ社員たちが爆撃の危険が無くなった野外へと飛び出していく。
「ここが俺らの名の売り所だ。だから盛り下げるような真似は絶対にするんじゃあねェぞ。
死んだら葬式は祝勝会と纏めてやる!片手間に弔われたくなかったら全力で戦いやがれ!」
釘バットでヘイトクルーを殴り倒し、なんとも言えない声をあげるスタッフたちを眺め、キドーはククリナイフを別の天衝種に突き立てた。
「こいつらが俺の群れだ。群れたゴブリンの恐ろしさを教えてやるぜ」
ゲラゲラと笑うキドーの背後からはワイルドハント狩猟団が飛び出していく。どちらが敵かわからないような光景に、『破竜一番槍』観音打 至東(p3p008495)は小さく苦笑した。
そして、刀を手に滑るように別の屋内へと突入。扉を蹴りあけ中で待ち構えていたヘイトクルーの首を一刀のもとに切断する。
「――さよですか。では皆様、私が、お先に参りますゆえ――」
口に出すのは敵への怒り(ヘイト)ではなく、死ではなく命を覚悟する者たちへの敬意。そして、自らがその先をゆくという覚悟。
「対するは彼らの敵。あれらはわれの敵ならずして、しかしなればこそ、これはわれを擲つに足る戦。
即ち、誰かのために。懐かしい感覚ですネ」
建物内を駆け回り、アサルトライフルによる集中砲火を浴びせようとするヘイトクルーをモノともせずに斬り伏せる。いや、当然のように傷だらけなのだが……それでもだ。
「勝算があります! タンク役には及ばずとも、素人さんよりは避けられるし耐えられます!
それに――私はこういう戦さをすると、私を知る者はみな、よく知っておりますゆえ。
全ては勝って還る為! わかったら進軍! 我に続けーーッ!」
「お前ら! 俺らが守ったやつらに後れを取るヤツがいたら、ハニーへのラブレター朗読の刑だ!」
ブラトンが部下たちに怒号を飛ばし、自らも率先し敵へと突っ込んでいく。
『革命の用心棒』ンクルス・クー(p3p007660)はそんな様子を穏やかに、しかし勇敢に笑った。
「こんなに沢山の人が!
一人は皆の為に! 皆は一人の為に!
なら私も皆の為に全力を尽くすよ!
皆に創造神様の加護がありますように!!」
人民軍を統率し、自分もまた先陣を切って突っ込んでいくンクルス。
この規模で動かす今こそ戦略眼が活きるときだ。自らを戦略的に活用し、自軍の損耗を押さえつつ敵陣を引き裂きナポレオン時代からお決まりの各個撃破で潰していく。
そして潰すに当たって頼りになるのが、大火力の味方。
誰在ろう、大和型戦艦 二番艦 武蔵(p3p010829)である。
「ここが一つの正念場。
民を守り、戦に勝利すべく、武蔵が征くぞ」
大砲の脇からスライドして現れた格納式の鞘から柄が飛び出し、抜くとそれはふたふりの剣であった天叢雲剣、天羽々斬。大砲の狙いをつけつつ、武蔵はその両刀を大上段に振りかざすと嵐を纏って振り抜いた。
着弾したエリアが纏めて吹き飛び、ヘイトクルーたちがポップコーンのごとく弾けていく。
そして、開いた敵陣へ突っ込むように自らの全艤装に呼びかけた。
「全砲門、開け! 目標、敵天衝種群! 一斉射!」
戦場に、炎の華が咲き乱れる。
成否
成功
第3章 第8節
- 長月・イナリ(p3p008096)
狐です
【ヒーラー】
さて、残骸(大回天~)の回収と解析は後回しにして戦況を良い方向に進ませましょうか。
グロースの古代兵器を調べたいけど、最前線はしっちゃかめっちゃだろし……まぁ、また機会はあるでしょう。
そろそろ負傷者も多くなって来た頃だろうし、後方支援かしらね?
医療拠点で味方の治療
戦闘要員を最前線に素早く復帰させる
拠点上空に【ファミリアー】の小鳥を旋回飛行、上空からの視界の確保
負傷者の応急処置、手術は【ホワイト・クイーン】活用
小鳥の上空視界を利用し、地上の他の医療関係者を【ハイテレパス】で連絡、指示
指示する際には【統治】を利用、人員を効率的に運用
【ギフト】使用
複数の事象の同時処理能力を向上させて対処
- 星影 昼顔(p3p009259)
陽の宝物
【ヒーラー】
強者だけが生きれる国なんてゴメンだ
誰より強いから誰かの痛みが理解できない奴より
弱いからこそ誰かの痛みが分かる方がきっと尊いんだ
もう此れ以上、誰かが死ぬのはゴメンだ
だって僕は絆の花言葉が名前の、誰かが死ぬのを見るのが嫌な奴なんだ
「もう誰も死なせるもんか!」
僕は戦線の維持を
皆だって思う存分、アイツを殴りたいんでしょ?
任せて
主行動は天使の歌でHPを
副行動で暁風神火でAPとBSの回復を狙う
もし、死にそうな人が居た場合は
幻想福音使用、光輝を与える事でより回復出来るようにしたい
必要なら重症者を庇う
敵を舐めるつもりは全くないけど
一発は受け止められるはず
「さぁ僕も誰も死なない未来を掴みに行こう!」
- ルナ・ファ・ディール(p3p009526)
黒き流星
【クラッシャー】
アミナのカバー。
よう。ちったぁいい顔つきになったじゃねぇか。
一度は手を伸ばして焚き付けたんだ。少しくらいは手伝ってやるよ。
つってもな。連中と一緒に自分の足で、地に足つけて進みたいかもしれない。
無理に背にのれとは言わねぇさ。
ルーンシールド、マギ・ペンタグラムを貼って。露払いだ。
本人が望む望まないに関わらず、今このとき、アミナは旗印だ。
目立つほどに士気を高め、自らの死期を近づける。一度狙われてるんだ。頭の切れる指揮官様がほっとくとも思えねぇ。
この戦の間くれぇは守ってやるよ。
共に死にたいっつー願いは、悪いが聞けねぇな。
俺ァ別に全てを背負えとはいわねぇ。ただ、生きろ。それだけだ。
- ガイアドニス(p3p010327)
超合金おねーさん
【クラッシャー】
ふふ、ふふふ!
すごいのだわー!
ニンゲンさん達!
小さな小さなニンゲンさん達!
おねーさんが護ってあげなくちゃなニンゲンさん達が!
空も大地も揺るがさんばかりなのだわー!
小さいのに。儚いのに。か弱いのに。
なんて、なんて、大きいのかしら!
おねーさんの両手にも収まらないわね!
だったらかばうよりも突撃ね!
誰よりも速く、遠くまで!
せっかくの数から突出したアルティメットレアなおねーさんは目立つわよね?
いい的よね?
永遠の愛も合わせてとにかく引き付けるわ!
その上で護られるだけではない人民軍さん達に、ストラテジーで見出したタイミングで共に戦う仲間として激励も込めた指示を!
今よ! やっちゃいなさいなー!
- セレナ・夜月(p3p010688)
夜守の魔女
【クラッシャー】
こんなにも沢山の民が戦うために立ち上がって……
他ならぬわたし達が奮起しない訳にはいかないわね
さあ、切り開くわよ!
ーー祈りと願いはこの地にも。これは全ての人々の希望となる流れ星
vis noctis。彼らを護って!
前線へ出て名乗り口上で敵を引き付け、狂ウ満月で攻撃する
特に強大そうな敵個体には殲光砲魔神を撃つ。人民軍・支援部隊含む仲間を巻き込まないよう注意
空を飛ぶ天衝種が来るなら撃ち落とす目的でも
人民軍へ大きな被害が出そうな広域攻撃が来そうなら祈願結界『vis noctis』の能力を使ってかばう
彼らもまた共に戦う仲間よ。護ってみせるわ、皆で笑顔の明日を迎える為に
わたし達は負けないわ!
「さて、大回天事業の残骸の回収と解析は後回しにして戦況を良い方向に進ませましょうか」
『狐です』長月・イナリ(p3p008096)は腕まくりをし、医療拠点から前線の様子をファミリアー越しに観察していた。
ズンと胸に刺さるようなショックの後、ファミリアーの接続がきれる。おそらく敵航空戦力によって撃ち落とされたのだろう。わざわざ手間のかかることをよくするな、と思いつつも運ばれてきた味方の兵への受け入れを進める。
外へ出ると、敵と味方の航空戦力が格好な距離で戦闘を繰り広げているのが見えた。
「あれは……」
見覚えのあるイレギュラーズだ。そう、『人類の盾』セレナ・夜月(p3p010688)である。
「こんなにも沢山の民が戦うために立ち上がって……。
他ならぬわたし達が奮起しない訳にはいかないわね。
さあ、切り開くわよ!」
箒に跨がり敵パワードスーツの肩から放たれるガトリングガンの砲撃をバレルロール機動で回避。すれ違いざまに月の魔術を解き放つ。
一方、空を飛ぶ複数の砲台型天衝種たちがガチガチと合体し、巨大な砲台を形成する。狙いは後衛拠点だ。
「祈りと願いはこの地にも。これは全ての人々の希望となる流れ星――vis noctis。彼らを護って!」
祈願結界『vis noctis』が展開。凄まじい規模に巨大化したセレナの結界が後衛拠点を包み込むバリアへと変化する。
「野暮な真似してんじゃねえぞ天衝種!」
『探す月影』ルナ・ファ・ディール(p3p009526)は空へとライフルで撃ちまくり無理な砲撃でショートした砲台型天衝種を撃墜すると、馬に跨がり走るアミナと共に前線へと飛び出していった。
「よう。ちったぁいい顔つきになったじゃねぇか。一度は手を伸ばして焚き付けたんだ。少しくらいは手伝ってやるよ」
「あのとき以来、ですね。なんだか大昔のことみたいに思えます」
苦笑するアミナに苦笑を返し、そして二人してライフルの狙いを敵へとつける。
「本人が望む望まないに関わらず、今このとき、アミナは旗印だ。
目立つほどに士気を高め、自らの死期を近づける。一度狙われてるんだ。頭の切れる指揮官様がほっとくとも思えねぇ。
この戦の間くれぇは守ってやるよ。
共に死にたいっつー願いは、悪いが聞けねぇな。
俺ァ別に全てを背負えとはいわねぇ。ただ、生きろ。それだけだ」
生きろ。あのときかけた言葉もそうだった。逃げたいなら逃げても良い。戦いたいなら――。
そんな中飛び出していく『超合金おねーさん』ガイアドニス(p3p010327)。
「ふふ、ふふふ!
すごいのだわー!
ニンゲンさん達!
小さな小さなニンゲンさん達!
おねーさんが護ってあげなくちゃなニンゲンさん達が!
空も大地も揺るがさんばかりなのだわー!
小さいのに。儚いのに。か弱いのに。
なんて、なんて、大きいのかしら!
おねーさんの両手にも収まらないわね!」
守るべきニンゲンさんたちを前に、ガイアドニスのテンションは高まる一方だ。敵を自らに引きつけ、集まってきた敵を攻撃させる。
「今よ! やっちゃいなさいなー!」
シンプルだが有効な作戦だ。おかげで味方の損耗は非常に小さい。
少なからず出る損耗は、駆けつけた『陽の宝物』星影 昼顔(p3p009259)によって防がれる。
「回復おねがい!」
「任せて」
ガイアドニスの呼びかけにこたえ治癒の魔法を展開する昼顔。
状況を魔性の直感で完璧に理解し、周囲の味方へと放つ火風。その名も『暁風神火』。
吹き抜けた風が敵の凶弾によって倒れ駆けた難民部隊の兵たちのスタミナを回復し、続けて放たれた治癒の力が傷を回復する。。
それも、通常の治癒能力を大きく上回る力でだ。
(強者だけが生きれる国なんてゴメンだ。
誰より強いから誰かの痛みが理解できない奴より。
弱いからこそ誰かの痛みが分かる方がきっと尊いんだ。
もう此れ以上、誰かが死ぬのはゴメンだ。
だって僕は絆の花言葉が名前の、誰かが死ぬのを見るのが嫌な奴なんだ)
抱いた想いは、叫びとなって放たれる。
「もう誰も死なせるもんか! さぁ僕も誰も死なない未来を掴みに行こう!」
成否
成功
第3章 第9節
- グドルフ・ボイデル(p3p000694)
山賊
【クラッシャー】
「ゲハハハ、窮鼠猫を噛むってえやつだね。
こうでなきゃいけねえや。やられっぱなしは──面白くねえからなあ!」
失ったものは二度と戻らない。
この戦いに勝ったとて、彼らの大切なものは返ってこない。
だが、今、戦うのは。私と同じく『もう二度と奪われない為』だ。
私と違うのは、きっと彼らのその目が明日を向くからだ。
ならば、私がするべき事は──
「手ェ貸してやるよ。この最強の山賊、グドルフさまがな!」
クエスタータイム+真・ぶった斬りをガンガン叩き込み広範囲に怒り付与、敵の攻撃をあえて引き受けてHPを40%以下にする
そこからが本番、クエスタータイム+ぶった斬りで一匹ずつ、地道に、確実に敵を潰していく
- ウォリア(p3p001789)
戮神・第四席
【クラッシャー】
戦場を破壊する___心がなんとも躍る響きだ
将軍の命は譲っておこう
やるべき事は十全に天衝種を迎え撃ち、討滅する事のみ
斬れ、進め、斬れ、進め___さぁ___オレと戦え!
同戦場に味方やNPCがいればそこに助太刀
同時にエスプリ効果で狙われやすいため、これを利用して単体攻撃を引き受けるヘイト操作を狙う
攻撃そのものはHP鎧で強引に受け、BS緩和で抑えながら戦っていく
基本的にはH・ブランディッシュで味方と識別しながら敵だけを切り刻み、単体だけが狙える状況ならデア・ヒルデブラントで叩き切る
燃え盛り苛む審判の炎が如し「棘」をも兼ね備えた此の鎧は傷つく事など厭わない、ただ天衝種どもへ死を与えよう!
- パーシャ・トラフキン(p3p006384)
召剣士
【クラッシャー】
【MAP】
「こんな大群…逃げたくなるくらい怖いけれど…
でも、きっと、ここで逃げてしまったら──自分が許せなくなってしまうから!
お願い、ウルサ・マヨル……皆を守って!」
まずはウルサ・マヨルでアンジュちゃん、みるくちゃん、このパートにいる方々全員に支援を。
可能であれば、人民軍の皆さんにもウルサ・マヨルの光が届けば。
これで、先にこちらが動けます。
アンジュちゃん、みるくちゃんにソリッド・シナジーやセプテントリオンで付与、敵の動きを遅くして、被害を少しでも減らせれば…!
BSを受けた方が居ればクェーサーアナライズで回復を。
私達は、負けません!
- アンジュ・サルディーネ(p3p006960)
海軍士官候補生
【クラッシャー】
【MAP】
「一人ひとりの力は小さくても、みんなが集まれば大きな力に。いわしと同じだね」
幻想纏い付与。少しは人民軍のみなさんの壁になれるかな。
アンジュ・デシュで広範囲に石化をばら撒いて、敵の動きを少しでも止めて。
背水時はナイトメアユアセルフで攻撃モード!
APが半分以下ならアルクル・レトワールで回復。
私は絶対に倒れない。諦めない。
私が立っている、それだけでこの戦いに負けは無い!
「これが……いわしの力だーっ!!」
- 時任 零時(p3p007579)
老兵は死せず
【クラッシャー】
グロース本人との戦いは他の人達に任せて
僕は兵を率いて天衝種達を相手にするよ
人民軍に被害を出すわけにはいかないし
そうでなくてもグロースとの決戦を邪魔させるわけにはいかないからね
人民軍ともしっかり連携を取っていこう
可能なら一部は統治を生かして僕の方で指揮しようかな
一個師団規模だと流石に少数で指揮するのは難しいし
そもそも戦には慣れていないだろうからね
広域俯瞰を使って戦場の状況を逐一把握
自軍が有利になるように立ち回ろう
僕自身はオールハンデッドと英雄奇譚ラグナロクで強化しながら指揮
折角の数の利なんだから無駄にせずに活用しないとね
この戦場で戦う命、その塵一つ分だって奴らにくれてやるものか
この戦場で戦う命、その塵一つ分だって奴らにくれてやるものか。
『老兵は死せず』時任 零時(p3p007579)はその一心で戦場を走り、刀をふるう。
退役した老兵として戦場を遠くに見るのはもうずっと前にやめた。
そして今、彼に触発されたように老人たちが銃を持ち戦場に集まっていた。
退役した元鳳圏陸軍兵も、その中に混じっている。実際の所、彼らは零時そのものに触発されたクチだ。
「若いモンが命はって、この先も生きるために戦うってんだ。俺らが戦わなくてどうするよ」
「そうだね。けれど……」
零時の『分かっているよね?』という目に、突撃銃を構えた老人が煙草をくわえたまま笑った。
「安心しな、『老い先短い命から』なんて言やあしねえさ。あんただって、そんな考えしちゃあいないんだろ?」
こくりと頷き、零時たちは走り出す。統率された群は軍となり、敵陣に決定的な穴を穿つ。
「ゲハハハ、窮鼠猫を噛むってえやつだね。
こうでなきゃいけねえや。やられっぱなしは──面白くねえからなあ!」
そこへ飛び込んだのは『山賊』グドルフ・ボイデル(p3p000694)。
彼の目には、はるか過去が映っていた。
失ったものは二度と戻らない。
この戦いに勝ったとて、彼らの大切なものは返ってこない。
だが、今、戦うのは。私と同じく『もう二度と奪われない為』だ。
(私と違うのは、きっと彼らのその目が明日を向くからだ。ならば、私がするべき事は──)
目の色をかえ、今を見つめる。
その表情は世界で一番有名(?)な山賊だ。
「手ェ貸してやるよ。この最強の山賊、グドルフさまがな!」
大上段から叩き込んだ斧が、戦車をぶった切り爆発させる。
その爆風を突き破るように突入するのは『海軍士官候補生』アンジュ・サルディーネ(p3p006960)たち仲良し三人娘である。
「一人ひとりの力は小さくても、みんなが集まれば大きな力に。いわしと同じだね」
「いわしと同じかしら? あ、今回ばかりはそうかも」
召喚したいわしの群れの幻影が煌めき、ミサイルとなって敵兵団へと殺到していく。
かつて誰かの願いだったもの。かつて誰かが願った未来。その残滓であり、幻だ。
『いわし』は過去でありながら、未来なのである。
「これが……いわしの力だーっ!!」
砲撃によってボロボロになったのは、天衝種の中でもひときわ大きな青銅巨人タロスだった。
巨大な剣を大上段に構え、叩きつけるタロス。
しかし『月輪』を上段でブロックした『月輪』久留見 みるく(p3p007631)一人によって、その斬撃は受け止められる。
普段ではまずやらないようなパワープレイは、きっと『彼ら』に触発されてだろうか。
「今の貴方達──本当にカッコいいわ。
クールとか、スタイリッシュとか……そういう事じゃなくて。
あたしは……貴方達の心に寄り添う事が出来ないかもしれないけど……でも、力を貸すことはできる。
きっと、貴方達を生きて帰すことができる!」
側面から回り込んだ『召剣士』パーシャ・トラフキン(p3p006384)が、『サモナーズ・タクト』を振り抜く。召喚するのは当然『双星剣・ウルサ・マヨル』。
「こんな大群…逃げたくなるくらい怖いけれど……。
でも、きっと、ここで逃げてしまったら──自分が許せなくなってしまうから!
お願い、ウルサ・マヨル……皆を守って!」
いわしの群れと共に空を泳ぎ、タロスの胸へと直撃する。
群れは力。軍は強さ。そこへ難民部隊の人々が一斉に射撃をしかけ、タロスの胸に巨大な穴を穿った。
「このまま行くよ、皆!」
「勝つわよ!」
「私達は、負けません!」
グロース師団は今や真っ二つだ。
中央を穿つように切り拓かれた戦端を、グロースと戦うべく集まった仲間たちを通すために左右に展開し耐え凌ぐ。
「戦場を破壊する――心がなんとも躍る響きだ
将軍の命は譲っておこう
やるべき事は十全に天衝種を迎え撃ち、討滅する事のみ
斬れ、進め、斬れ、進め――さぁ――オレと戦え!」
そんな戦場で壁のように立ち塞がるのが、『戮神・第四席』ウォリア(p3p001789)であった。
敵兵の放つ無数の銃弾が彼の鎧の上ではねるが、それだけだ。強固な装甲は革命派が組み立てた聖なる力を宿したパワードスーツ。その内側から魂の炎を燃え上がらせたウォリアは、白と金、そして鮮烈な赤いロザリオによって彩られた鎧で吠える。
「ここは通さぬ。押し通るならば、死を与えよう!」
成否
成功
第3章 第10節
- 日向 葵(p3p000366)
紅眼のエースストライカー
【アタッカー】
おっと……騒ぎを聞いて駆け付けたら何スかアレは
いかにもラスボスって雰囲気っスね、アイツをぶっ潰せばゲームセットって訳か
事情なら後で追えるし、来たからには仕事してかねぇとな!
広域俯瞰で上から敵の全体像を確認
背後にも武装あったら嫌じゃないスか
戦闘は後衛
オレは古代兵器の性能を落とす、あわよくば無力化を狙うっス
敵の横に回り込んで、視線から外れるようにポジションを取る
最初は深層領域で強化
敵の攻撃を見て、潰すポイントを見極めてそこを重点的に攻める
脚部を狙って機動力落とすとか、砲身狙って弾詰まり起こすとか、そんな感じ
移動以外は、全てラフィングで攻撃
距離が近ければ代わりにミラージュチャージを使用
- 清水 洸汰(p3p000845)
元気の盾
【ディフェンダー】
いってー……まだ全身ビリビリするかもー……
だけど、ここに来た皆はやる気だ
それなのに、オレが折れる訳にはいかねーじゃん?
「へへっ、まだまだオレは元気だぞ、グロース! そっちはどうだ、まだやれんのか!?
オレの頭を割ったって、オレの腕を折ったって、皆の心までは砕けねーだろ?」
ピンチな市民の声を人助けセンサーでキャッチしたら、パカパカーで急行!
OSKでわざとオレの位置を知らせて、グロースの攻撃をオレに引き付ける
決死の盾でグロースの攻撃から市民をかばって、イモータリティで自己回復するぞ
「ちゃんと帰って『ただいま』を言うまでが戦いなんだ。こんなところで命を捨てちゃダメだぜ、にーちゃん」
- ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
【アタッカー】
個にして軍…か。そこに『民』は、大切な人はないんだね。
貴様のいくらでも生み出せる雑魚敵より
革命派の…『人民軍』の皆の方がよっぽど強いよ、心も願いもね!
最初のTで副行動は煌めく星空の願望器で自付与、
主行動はケイオスタイドでグロース攻撃し不吉系列BS付与
次のTは副行動で移動し
主行動に星の破撃でグロースをぶん殴る!
APが続く限り、星の破撃で何度でも何度でも何度でも殴る!
殴って吹き飛ばされても葬送曲・黒で攻撃しつつ最接近だ!
「遍く煌めく星空の、願い叶える星の一撃!その身で食らえーーーー!!」
グロースのBSが切れたらケイオスタイドで再攻撃
自付与が切れたら副行動の煌めく星空の願望器でかけ直す
- アンナ・シャルロット・ミルフィール(p3p001701)
剣の麗姫
【ディフェンダー】
さすが鉄帝の民、と言えばいいのかしら。私達が霞そうなくらい頼もしいわね。
勿論負けてはいられない。イレギュラーズとしての責務を果たしましょう
●戦闘
副行動は移動以外ファンタズム・ステップ。AP切れ後は防御集中。
最前線。この身を少しでも盾として使う。
怒りが付与されていない場合は幻妖舞踏。
解除されても多少でも効果があるなら維持するわ。
それ以外はナイアガラデッドエンドで【滂沱】狙い。
既に付与されていたらソニック・インベイジョン。
…少しでも長く耐え、少しでも多く削る。強大に見える敵も、決して無敵でないことを私達はよく知っているわ。
「そんな兵器で…私達を一人だって殺せると思わないことね!」
- 天之空・ミーナ(p3p005003)
紅矢の守護者
【アタッカー】
最後の手段って訳か…だけど知ってるか?
巨大化は、敗北フラグだってことを、よ!
ナイアガラデッドエンドによる出血系列付与を優先。出血BSがあるならばEXAによる行動回数次第で攻撃切り替え。
行動回数が2回以上あればオーラレイ・ピアースによる回避減衰狙い。行動回数が1回なら紅による恍惚付与
自分の手番になり、相手に恍惚が付与されたままなら残影百手による一撃を
自分のHPが半分以下になるか、耐性のないBSが3つ以上ある、または重圧があるなら絶気昂による回復を行う
戦略眼で相手の状況を観察。弱いところがないか、守りが薄いところはないかを探り、弱点を突く
師団規模の難民部隊と30名あまりによる精鋭イレギュラーズの奮闘によって、グロース・フォン・マントイフェル将軍とその師団はほぼきっぱりと分断される形となった。
今『理想のにーちゃん』清水 洸汰(p3p000845)と『舞将』アンナ・シャルロット・ミルフィール(p3p001701)の眼前にあるのは、完全武装のグロースとそれによって焼け野原となった参謀本部跡地のみである。
「さすが鉄帝の民、と言えばいいのかしら。私達がかすみそうなくらい頼もしいわね。
勿論負けてはいられない。イレギュラーズとしての責務を果たしましょう」
「だなー! ここに来た皆はやる気だ。それなのに、オレが折れる訳にはいかねーじゃん?」
バットを構える洸汰と、水晶剣を構えるアンナ。
それを、グロースはサディスティックな笑みで見下ろしている。
「二人だけでこの私を抑え込めるとでも?」
「無理でしょうね。けど、『二人だけ』だと思ってるなら油断が過ぎるわ」
直後、グロースの融合した古代兵器から光線が放たれた。シンプルだがあまりに強力なそれは、地面を右から左に薙ぐように放たれた直後に大爆発を引き起こす。
「うおっ!」
仲間にダメージがいかないようにカバーにはいった洸汰がそれを受け、吹き飛んでいく。
空中をぐるぐる回転し、バウンドまでする破壊力だ。消し飛ばなかっただけ洸汰の頑丈さが知れる。
そしてなにより頑丈なのは……。
「へへっ、まだまだオレは元気だぞ、グロース! そっちはどうだ、まだやれんのか!?
オレの頭を割ったって、オレの腕を折ったって、皆の心までは砕けねーだろ?」
次の瞬間、速報から回り込み剣を繰り出すアンナ。グロースは砲台を一つそちらへ向けると、拡散したビームを発射。
アンナは走りながらビームを次々回避すると、常人ではまず回避不能な集合ビームを跳躍と宙返りによって無理矢理回避。最後の一発を剣で受け――そして吹き飛ばされる。
「全て受けきるか。二人とも、少々侮っていたようだなならばここで確実に――」
全ての砲台を解放しようとしたその時、『紅矢の守護者』天之空・ミーナ(p3p005003)と『【星空の友達】/不完全な願望器』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)が左右双方から襲いかかった。先ほどの爆発やアンナの華麗な回避の影に隠れ接近を果たしていたのである。
「個にして軍…か。そこに『民』は、大切な人はないんだね。
貴様のいくらでも生み出せる雑魚敵より、革命派の……『人民軍』の皆の方がよっぽど強いよ、心も願いもね!」
「その古代兵器。最後の手段って訳か。だけど知ってるか? 巨大化は、敗北フラグだってことを、よ!」
ヨゾラの拳が星の輝きを爆発させる。
「『夜の星の破撃(ナハトスターブラスター)』!」
「紅――」
一方でミーナのオリジナルスキルが炸裂。紅蓮のオーラが巨大な鎌となってグロースへと襲いかかる。
直撃する――その一瞬。まるで糸を通すような精密さでサッカーボールがグロースのブロックを抜ける。
『紅眼のエースストライカー』日向 葵(p3p000366)の込めた紅蓮のオーラが回転を速め、通常ではあり得ない蛇行機動によってグロースの顔面を直撃した。
「おっと……騒ぎを聞いて駆け付けたら何スかアレは。
いかにもラスボスって雰囲気っスね、アイツをぶっ潰せばゲームセットって訳か。
事情なら後で追えるし、来たからには仕事してかねぇとな!」
跳ね返ったボールをトラップし、葵はにやりと笑う。
成否
成功
第3章 第11節
- 茶屋ヶ坂 戦神 秋奈(p3p006862)
音呂木の巫女見習い
【アタッカー】
話は聞かせてもらったぁー!
私ちゃん!1名師団参陣!ってな?
ちゃんアミナマジさんきゅ!後でいっぱいかまってあげよう
うんうん、強いぞーかっこいいぞー!そしてかわいい
目標:グロースを全力で撃破する
貴女も戦いの中に生きる者?むしろ、そういうことなら話が早い
先輩兵器から言わせてもらうけど、ろくなことになんないぜ?
ま、それでもっていうのなら…見せてもらうぜ貴女の力を
好きに生きたんでしょ、理不尽に死ね!
副行動でブルーフェイクIIIを叩き込む!主行動で猪鹿蝶で追撃してぶったおす!
オッケ、たよりになるとこ見せてやんよ!
「戦神が一騎、茶屋ヶ坂アキナ!有象無象が赦しても、私の緋剣は赦しはしないわ!」
- ルチア・アフラニア(p3p006865)
高貴な責務
【ディフェンダー】
【ローマ】2名
さて、攻勢を耐え抜く我慢のしどころというわけね。やってやろうじゃないの。鏡禍を落とすような無様を晒すつもりもないわよ
鏡禍と行動を共にするわ
メイデンハートの強化は切らさないように
ディフェンダー(とアタッカー)の皆をコーパス・C・キャロルと熾天宝冠で回復していくわよ
被ダメージが大きくて、戦闘不能になりそうな人から優先して回復。できるだけ多くの味方を、できるだけ長く戦場に留まらせる事を最優先に考えて動くわ
それから、鏡禍が捨て身で動いているようだから、彼のことも気にかけておくわよ。必要ならグロースにDeus Vultをたたき込んで、一時的にターゲットも引き受けるわ
- 水月・鏡禍(p3p008354)
君の盾
【ディフェンダー】
【ローマ】2名
困難そうな相手ですが何とか耐えきってみせましょう
少なくともルチアさんより先に倒れるわけにはいきませんから
ルチアさんと一緒に行動です
アタッカーの方々を決死の盾で二人までかばいます
なるべく大きなダメージを受けている方を優先してかばい、回復までの時間を稼ぎます
僕自身は主行動に余裕があれば命中重視で鏡面召喚術による攻撃の援護を行い、副行動でもブルーフェイクIIIで攻撃してきます
回復は特に考えません、EXFでの耐久力を信じて立ち続けます
ただしルチアさんのHP3割以下である場合誰よりも優先してかばいます
ルチアさんが立っていてくれたらその回復能力で皆さんを癒せるはずですから
- 天目 錬(p3p008364)
陰陽鍛冶師
【アタッカー】
兵器をその身に宿す、実に結構な発想だ
だが武器なんてもんはなんでもかんでも増やせばいいってもんじゃない
デッドウェイト、可動域、接合部の強度……拠点防衛特化なら機動力や旋回性能はどうかな?魔種の身体の時のままか?
弱点やリスクもきちんと考慮しないと立派に戦術兵器として利用出来てるとは言えないな!
アタッカーとして攻撃に参加
無機疎通、職人魂、工業技術、アーカーシュ・ブランチ、更に遺物調律師としての知識をフル動員してG3とやらの脆弱部を暴く!
式符・殻繰で自己強化したら兵器としての弱みを突こう
攻撃は最大火力の式符・相克斧か脆弱性を突ける場合は五行占陣での妨害
回復も防御も味方任せだ!
- ダリル(p3p009658)
輝きを目指して
【アタッカー】
ほうほうほう。何じゃできるではないか!
して堕ちたな。ならば遠慮はいらん。全力で鉄槌を下すのみよ!
攻撃役として只管爆撃。
自身は被弾を避ける為、飛行し上空に移動してから攻撃。ないしは盾役にかばってもらいながら攻撃を徹底。
副行動は移動、不要時は攻撃集中。
敵は単体ならば遠慮はいらん。
魔閃光熱波で焼き切るのを主軸に攻撃。味方を巻き込む位置でないならば、破式魔砲を放たん。
気力が尽きれば通常攻撃で少しでも削ろう。我が生命もパンドラも尽きようと構わぬ。
堂々と現れた敵は下すのみ。勝てぬとも少しでも破壊し、尽くすが我が堕天で選んだ行為よ。
終結はもうすぐであるからな!諦めてたまるか。
「話は聞かせてもらったぁー!
私ちゃん! 1名師団参陣! ってな?
ちゃんアミナマジさんきゅ! 後でいっぱいかまってあげよう。
うんうん、強いぞーかっこいいぞー! そしてかわいい」
言いたい放題叫びながら突っ込んでいく『音呂木の巫女見習い』茶屋ヶ坂 戦神 秋奈(p3p006862)。初弾として飛び込んだ仲間たちが損耗をさけるべく下がる動きと交代するように、自らをまるで一発の弾丸とするかのようにグロースめがけ突っ込んでいく。
振りかざされた巨大な『脚』と秋奈の剣が激突する。
「貴女も戦いの中に生きる者? むしろ、そういうことなら話が早い。
先輩兵器から言わせてもらうけど、ろくなことになんないぜ?
ま、それでもっていうのなら……見せてもらうぜ貴女の力を」
ガギギッと火花をちらし、そのまま勢いで押し込みにかかる。
「戦神が一騎、茶屋ヶ坂アキナ! 有象無象が赦しても、私の緋剣は赦しはしないわ!」
当然、一発の弾丸に気を取られれば別の攻撃から気が逸れる。
「ほうほうほう。何じゃできるではないか! して堕ちたな。ならば遠慮はいらん。全力で鉄槌を下すのみよ!」
『輝きを目指して』ダリル(p3p009658)が傷だらけの翼を広げ、赤黒い魔術の砲撃を解き放った。
「くっ――!」
苦しげに振り返り、砲撃によって相殺を狙うグロース。
「堂々と現れた敵は下すのみ。勝てぬとも少しでも破壊し、尽くすが我が堕天で選んだ行為よ。
終結はもうすぐであるからな! 諦めてたまるか!」
ダリルとグロースの砲撃は相殺され――たかに見えたが、潜ませるようにして放ったもう一発の魔術弾がグロースの兵器に命中。
『陰陽鍛冶師』天目 錬(p3p008364)が地面にドンと足踏みをすることで追撃にかかる。
「兵器をその身に宿す、実に結構な発想だ。
だが武器なんてもんはなんでもかんでも増やせばいいってもんじゃない。
デッドウェイト、可動域、接合部の強度……拠点防衛特化なら機動力や旋回性能はどうかな? 魔種の身体の時のままか?
弱点やリスクもきちんと考慮しないと立派に戦術兵器として利用出来てるとは言えないな!」
瞬間鍛造した『相克斧』を握りしめ、殴りかかる錬。
ついにグロースの古代兵器の脚の一本が、びきりとヒビを入れ始める。
「鬱陶しい連中だ、貴様等は! 本当に!」
グロースは叫び、そして口の端で思わず笑っていた。
「認めるしかないようだな。貴様もまた強者であると……!」
ガチンと二つの砲台が合わさる。その様子にダリルと錬が同時に危機感をあらわにした。
「まずい! 防御を――」
「「まかせて!」ください!」
青い妖力と赤い魔力が左右からがちんと合わさり、『君の盾』水月・鏡禍(p3p008354)と『高貴な責務』ルチア・アフラニア(p3p006865)が防御の構えをとる。
「さて、攻勢を耐え抜く我慢のしどころというわけね。やってやろうじゃないの。鏡禍を落とすような無様を晒すつもりもないわよ」
「困難そうな相手ですが何とか耐えきってみせましょう。少なくともルチアさんより先に倒れるわけにはいきませんから」
二人が互いを支え合うかのように、巨大な鏡の障壁を呼び出す鏡禍。
ルチアもまた障壁を作り出し、それらを何重にも連ねていく。
並の攻撃などものともしないだけの障壁と治癒能力を獲得した二人に、グロースの砲撃が叩き込まれた。
魔術式の実弾として撃ち込まれたそれは障壁を何枚も破壊し二人に命中。
が、二人は互いを支え合うような姿勢で攻撃に耐えきった。
成否
成功
第3章 第12節
- チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)
炎の守護者
【ディフェンダー】
遅くなっちゃってごめん!その分、守れるだけ守るから…
古代兵器との融合…こんなことができるなんて
でもなんかおぞましいような…まあ、サイボーグのオイラが言えたことじゃないんだけどね
とにかくこれ以上の暴虐は許さないよ!
全力防御と移動不要なら防御集中を重ねグロースの攻撃を受け続ける
アタッカーなどが近づきづらいようなら決死の盾でレンジ内の2人までかばいつつ攻撃を受けるよ
オイラはタフなのが取り柄なんだ、ギリギリまで耐えてやる!
HPが二千を切ったら一旦引き交代と回復を要請
ごめん…しばらく頼むよ!
五千~できれば一万まで回復できたら前線に復帰
攻撃する余裕があればレオパードヴァラーで削ってやる
- オリーブ・ローレル(p3p004352)
鋼鉄の冒険者
【アタッカー】
グロース師団の兵力が押さえ込まれていても、なおこれだけの暴威。
師団を保つのに兵力は不要であり、グロースただ1人があれば良いのでしょう。
……だから、お前を倒す!
狙撃戦で【呪い】を付与し、それから接近して鋼覇連閃を放てるだけ放ちましょう。
可能な限り【呪い】を維持し、APが尽きても至近戦で戦います。
倒れるまでにどれだけダメージを加えられるか、
そして置き土産の【呪い】を残せるかが全てです。
自分が倒れても味方がいます。きっと成し遂げるでしょう。
先行く味方を礎とし、そして自分もまた礎となれれば良いのです。
だからと言って容易くはやられませんよ。
生きる為に足掻く者の意地を見せてやります!
- 雨紅(p3p008287)
刑天(シンティエン)
【アタッカー】
戦というものは、物も人も心もボロボロになって、終わってからも続くもの
それでも、その戦後を乗り越える皆様を守り、心を奮い立たせる為に
「良い結末の為、幕引きの為、この槍と共に舞いましょう」
“闇の帳”と“奇襲技術”で初撃は不意打ち狙い
“デッドリースカイ”で足の関節部を狙い【停滞】【崩れ】で妨害を
古代兵器の力は未知、妨害の影響は些細でしょうが
たとえ小さな亀裂でも、そこに打ち込まれる楔の数が多ければ、割れて大きく広がるもの
私もその楔の一つ
“下剋上”で【加速】しつつ
“DD”の【防無】で、“キス・オブ・ストーク”の【追撃】で一点へ攻撃をひたすら繰り返します
「これ以上、踏みにじらせはしません!」
- イズマ・トーティス(p3p009471)
鉄帝十字勲章者
【アタッカー】
鉄帝国を壊した元凶を許しはしない。
悪意はない? ふざけるなよ。
悪気がなかろうがやった事が全てだ。
その報いを受けろ!!
《行動》
【反】撃し【復讐】を積むためにも被弾は厭わない。
グロースに迫るのに必要ならリオンに騎乗し『飛行』する。
初手は『ソリッド・シナジー』を使う。切れたら再使用。
攻撃はまず副行動で『ハンズオブグローリー』。
主行動は、敵の取り巻き対処や複数ヒットを狙えるなら『アヴァランチ・ダウン』か『DD』。味方を巻き込まない方を使う。
グロース単体には使用可能なら『雷切(真)』、不可なら『残影百手』。
主副でひたすら攻撃し、討伐を果たすまで攻め続ける!
人々の暮らしを取り戻すため戦うぞ!
- 陰房・一嘉(p3p010848)
特異運命座標
【ディフェンダー】
此処に至って、何とは語るまい。
望む結果に向かって、己が為すべき事を、ただ為すのみだ。
基本的には、近くに居るアタッカーをかばい、全力防御で攻撃を凌ぐ。
だが、グロースの攻撃が、こちらに来なかった手番は、攻撃を行う。
APが残っている内は、攻撃は、呪刻奪命剣で行ない、グロースにBSの付与を狙う。
まあ、BS付与はダメ元だし、HP吸収で、少しでも回復できればそれで良い。
【ヒーラー】達の回復支援に任せるだけでなく、イモータリティによる回復も、防御の合間に行っておく。
グロース将軍。この国は、強者が全て、弱者は不要と言っていたな。
ではオレ達に敗れる程度の、弱者の貴女は、この国に不要と言う事だ。
「グロース師団の兵力が押さえ込まれていても、なおこれだけの暴威。
師団を保つのに兵力は不要であり、グロースただ1人があれば良いのでしょう。
……だから、お前を倒す!」
『鋼鉄の冒険者』オリーブ・ローレル(p3p004352)はカバーにしていた壁から身を出すと、ボウガンによる射撃を浴びせ始めた。
極めて的確かつ強力な一撃が、グロースの脚の一本に突き刺さる。あれだけ堅い装甲を抜く一撃は、必ず次へと繋がるのだ。
つまりは――。
「遅くなっちゃってごめん! いくよ!」
『炎の守護者』チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)の燃え上がる『機煌宝剣・二式』が食い込んだ矢を更に撃ち込むかのように叩きつけられた。
「古代兵器との融合…こんなことができるなんて。
でもなんかおぞましいような……まあ、サイボーグのオイラが言えたことじゃないんだけどね。
とにかくこれ以上の暴虐は許さないよ!」
「許さぬならどうするというのだ? この私を止められもしないで!」
脚を強引にふり、チャロロを振り払うグロース。
だがチャロロは地面を転がってもその闘志の炎を消すことはなかった。
「オイラはタフなのが取り柄なんだ、ギリギリまで耐えてやる!」
「――そうらしいな!」
更なる一撃がチャロロへと突き込まれた。巨人の踏みつけのごとく鋭い脚が繰り出され、チャロロはそれを腕で受ける。ばきんと片腕が破壊された――が、その瞬間。
『刑天(シンティエン)』雨紅(p3p008287)の繰り出す槍がグロースの脚を撃ち弾いた。
(戦というものは、物も人も心もボロボロになって、終わってからも続くもの。
それでも、その戦後を乗り越える皆様を守り、心を奮い立たせる為に――)
ぐるんと槍を回し、構えてみせる雨紅。
「良い結末の為、幕引きの為、この槍と共に舞いましょう。これ以上、踏みにじらせはしません!」
雨紅の舞うような槍さばきとグロースの脚による連撃が正面からぶつかり合う。
そんな中、後方から迫ったのは『青き鋼の音色』イズマ・トーティス(p3p009471)の鋭い突きであった。
メロディア・コンダクターと呼ばれるイズマの細剣は、まるでオーケストラのような美しい音楽を作り出しながらグロースの融合された古代兵器の後方を襲う。
「鉄帝国を壊した元凶を許しはしない。
悪意はない? ふざけるなよ。
悪気がなかろうがやった事が全てだ。
その報いを受けろ!!」
咄嗟に翳した脚とぶつかり、グロースが挟み込まれることをさけて飛び退く。
イズマはそれを追いかけ、強力な斬撃によって脚の一本を切り払った。
「なっ――!」
驚きに目を見開くグロース。
砲台が外れドローン化してイズマへ砲撃が放たれる。が、それらに割り込みをかけたのは『特異運命座標』陰房・一嘉(p3p010848)だった。
「此処に至って、何とは語るまい。望む結果に向かって、己が為すべき事を、ただ為すのみだ」
自らの肉体によって攻撃を受け止める一嘉。
「グロース将軍。この国は、強者が全て、弱者は不要と言っていたな。
ではオレ達に敗れる程度の、弱者の貴女は、この国に不要と言う事だ」
「既に勝ったつもりか!」
砲撃をもう一つ重ね、一嘉へと放つ。二発分は流石に受けきれなかったとはいえ、一嘉はしかし殺されてはいない。
「少なくとも……オレたちを殺すことはできていない」
「くっ」
グロースが歯噛みする。状況の劣勢を、グロース自身が何より分かっているのだ。
成否
成功
第3章 第13節
- セララ(p3p000273)
魔法騎士
【アタッカー】
【魔法騎士セララ】2名
これだけたくさんの人々が一緒に戦ってくれてるんだ。
なら、負けられないよね。
人々の期待を、希望を、祈りを背負い。力に変えて悪を討つ!
聖剣であるラグナロクと連鎖行動。彼女からの付与や回復を受けつつ、グロースに突撃だよ。
融合体ならきっと、核となっているグロース本体部分が弱点。グロース本人の部分を狙って攻撃だよ。
おそらく巨体であろうから、必用に応じて飛行して高度を取り攻撃していこう。
戦闘ではまずセラフインストール、セララおやつタイム(ポンデ)で自己強化。
毎ターン副行動で全力全壊を使用し、攻撃力を+4700した近・扇で識別付きのギガセララブレイクで範囲攻撃していくよ。
- 炎堂 焔(p3p004727)
炎の御子
【アタッカー】
えっ、何あれ!?
いつの間にか何だか凄いのが出てきてるんだけど!
よくわからないけど、アレを倒せばここでの戦いも終わるんだよね?
それなら最後にもうひと頑張りしようか!
ほら、ウサミちゃんも!一緒にアレを倒しに行くよ!
ここで活躍すれば知名度も上がって人気者になれるよ!
・・・まぁ、アイドルとしてじゃなくて闘士としてかもだけど
まずは古代兵器に付いてた武器の部分とかがあれば積極的に狙って壊していこう
ボク達にとっても危険だけど、人民軍の人達に向かって使われたら大変なことになっちゃうもんね・・・
近づいて叩ける近接攻撃用の部分にはソニック・インベイジョン
遠距離攻撃用の部分は加具土命で溶かしちゃうよ!
- ミザリィ・メルヒェン(p3p010073)
ライカンスロープ
【ディフェンダー】
前線の維持を。
勇敢に戦う者たちのすぐ傍で支援を行うことこそ、私の癒し手としての役目です。
基本性能は未熟な私ですが、幸運(CT)だけには恵まれておりますので。
負傷者にはミリアドハーモニクスを。
BSを受けた者にはキュアイービルを。
APが尽きた者にはスーパーアンコールを。
BSを受けた者、APが尽きた者が複数いるならばそこまで自分の足で赴いてクェーサーアナライズを。
後方にはヒーラー部隊が控えていますが、まずは負傷者を出さないことが最優先事項です。
- ファニー(p3p010255)
Stargazer
【アタッカー】
さぁ、決戦と行こうぜ!
タイトルコール! これより始まるは最終章! 一瞬でも見逃したら勿体無いぜ!
副行動で指先の一番星!
主行動でも指先の一番星!
とにかくAPが切れるまで指先の一番星を撃ち続けるぜ!
変に頭使わずただ破壊するだけなら俺様にぴったりの仕事だ!
「おまえにBAD ENDをくれてやるよ!!」
- ラグナロク(p3p010841)
剣の精霊
【アタッカー】
【魔法騎士セララ】2名
「妾も力を貸そう。セララよ!聖剣の力を引き出し、悪を討つのじゃ!」
聖剣形態でセララに持たれて戦闘。連鎖行動でセララと共に行動じゃ。
風精の祝福により周囲に飛行を付与。これで巨体とも戦いやすくなるはず。
ソリッド・シナジーを使用しセララに能率付与。これで能率100超え、セララの技は全て消費APゼロじゃ。
付与が完了した後は天使の歌によるHP回復、クェーサーアナライズによるAPとBS回復で周囲を支援するのじゃ。
また、非戦の広域俯瞰と戦略眼を使用。
敵の武装を把握し、分かった事はすぐセララに伝達なのじゃ。
同様に敵の配置、行動を観察し、セララに立ち回り方等をアドバイスじゃ。
「これだけたくさんの人々が一緒に戦ってくれてるんだ。
なら、負けられないよね。
人々の期待を、希望を、祈りを背負い。力に変えて悪を討つ!」
「妾も力を貸そう。セララよ! 聖剣の力を引き出し、悪を討つのじゃ!」
『風精の祝福』を与え『魔法騎士』セララ(p3p000273)と共に空へ飛び上がる『剣の精霊』ラグナロク(p3p010841)。
「ありがとう、一緒に行くよ! セララブレイク!」
セララの強力な斬撃がグロース本体へと向かう――が、その途中でドローン化した砲台が阻み、激突。至近距離から放たれそうになった爆発はしかし――咄嗟に突き飛ばした『ファーブラ』プエリーリス(p3p010932)によって阻まれた。
「大丈夫よ、ママが守ってあげるわ。
だから貴方たちは遠慮なく攻撃を続けなさいな」
至近距離から砲撃を受けたことでかなりのダメージを負っていたが、七色の力がまだかろうじてプエリーリスを覆っている。
そして、残った力の全てを使って色の障壁を拡大。
なぜなら、グロースが全ての砲台を周囲の仲間たちへと向けたのだ。
「みんな! 危険だからママのもとへ集まって!」
グロースから放たれた砲撃から逃れるようにセララやラグナロクたちが障壁内へと転がり込む。
全ての攻撃をうけきったプエリーリスは、がくりと地面に膝を突いた。
「あいつ、みんなのママになにするぴょん!」
「みんなのママだったの!?」
壊れた障壁の中から姿を見せるウサミと『炎の御子』炎堂 焔(p3p004727)。
「アレを倒せばここでの戦いも終わるんだよね? ウサミちゃん!」
「間違いなくそうぴょん、将軍を倒せば軍は瓦解するぴょん!」
「それなら最後にもうひと頑張りしようか!
ここで活躍すれば知名度も上がって人気者になれるよ!(アイドルとしてじゃなくて闘士としてかもだけど)」
「本当ぴょん!?」
おっしゃーといってウサミが鎖を放ち、グロースの脚の一本へと巻き付ける。そこへラグナロクによる反応支援を受けたセララが超高速で迫った。
斬撃がもう一本の足に深いヒビをいれ、更に焔の槍が突き刺さりヒビを大きくさせていく。
(前線の維持を。勇敢に戦う者たちのすぐ傍で支援を行うことこそ、私の癒し手としての役目です――)
『ライカンスロープ』ミザリィ・メルヒェン(p3p010073)が素早く前に出ると、焔たちを撃ち払おうとぶつけた砲撃にカウンターヒールを叩き込んだ。
砲撃と治癒の力が拮抗し、最終的に砲撃が勝る――が、それだけ稼いだ時間こそが最大の勝機。
「おまえにBAD ENDをくれてやるよ!!」
二人の影から飛び出した『Stargazer』ファニー(p3p010255)が足を駆け上がり、セララたちのつけた決定的なヒビめがけてその拳を叩きつけた。
爆発するように燃え上がる青い炎が、ついにグロースの脚をへし折る。
「BAD ENDか……そうかもしれん。だが、貴様等も道連れだ!」
四つあったうちの二つを失ったグロース。彼女は残るふたつもパージしホバリング状態となると、ドローン化した砲台の全てを合体させファニーたちへと向けた。
直後、ラグナロクの回復支援を受けつつプエリーリスを限界まで回復させたミザリィが彼女の背に手を当てる形で構える。
「もう一発だけ、耐えさせて」
これまで何度も唱えた了解の言葉をファニーとミザリィは頷きとともに返すと、仲間たちをかばって前へ出る。
砲撃が、三人を包み込んだ。
希望の未来を、掴むための一ターンを稼ぐべく。
成否
成功
状態異常
第3章 第14節
- バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)
老兵の咆哮
【アタッカー】
誰も彼もが生きるために戦う
武器を取るのが初めてなやつも
何よりも前を向いて生きるために
「こりゃいい、これこそが自由ってもんだ!生きて勝って笑うぞ野郎ども!」
ラフィング・ピリオドで狙撃しながらガウス・インパクトで接敵
無明魘魅を副行動で攻撃した後で全力攻撃で三光梅舟で連撃
基本的に至近で戦う、何かしらの要因で引き離されたらガウス・インパクトで距離を詰める
最後に居寤清水で物攻をぶち上げてからの三光梅舟でぶっ壊す
「楽しめたかよ、ならとっとと散りな」
- アルヴァ=ラドスラフ(p3p007360)
航空猟兵
【ディフェンダー】
そんな気はしてたが、古代兵器と融合するとはな……
デカくなれば強くなったと思ってるなら、それは大間違いだぜ?
「前線の支持に回る。こんなバケモノ、何としてでも食い止めねばな」
初手、自分にソリッド・シナジーを付与
他のディフェンダーに対し黄金残響を付与して回り、前線の壁の大幅強化を狙う
EXAが回ればその分も味方の強化を優先、自身のHP5割以下で絶気昂で回復
「こっちは任せろ。怪我人は下がって回復してくれ」
付与中、HPが3割切った味方が居れば交代するように前へブロックに出る
前に出ている間は威風激魂で怒り付与を行い、自身のHPが2割以下で絶気昂で回復
アドリブ歓迎
- テルル・ウェイレット(p3p008374)
料理人
【ディフェンダー】
本来であれば後衛陣地で支援するのが定石でしょう。
ですが、目の前で重症や死亡するのを見過ごすのは許し難いです。
例え僅かな力でしかないとしても、諦める理由にはなりません。
中衛にて回復での防衛を実行します。自身の防御は捨て回復を徹底。
副行動はクェーサーアナライズ、主行動はミリアドハーモニクスでのHP回復を実行。
BS付与が多くなる攻撃をされたり、戦局が進行しAP減少が目立つ方がいたらクェーサーアナライズでAP回復支援。
普段の調理やお茶の道具は置き、杖を掲げ傷の負傷を。防御式による盾で以て皆様の支援を。
戦局に直接携わる事は出来ずとも、皆様の冒険と共に。私は、望んで此処に来たのですから。
- ヴェルグリーズ(p3p008566)
約束の瓊剣
【アタッカー】
さぁ、正念場だ。ここを乗り越えてみんなで明日をつかもうじゃないか
まずは自身に流星光底を付与して強化
その上でナイアガラデッドエンドとナイトメアミラージュでBS付与
斬影千手でダメージを重ねていくのが基本戦闘スタイルだね
これまで多くのものたちをその力で虐げてきたんだろう
ならばそのキミが数という力でねじ伏せられるのも因果というものだよ
キミの残酷な行いの結果がこれだけの人々の団結を生んだんだ
人は生きる為に戦う、俺を振るってきた主達はみんなそうだった
その中でも生きたいという願いは一際強いものだった
キミは皆を追い詰めすぎたんだよ、自身の行いの報いを今ここで受けるといい
- フリークライ(p3p008595)
水月花の墓守
【ディフェンダー】
最前線治癒役。
後方治療役ハ”ヒーラー”達 託シテ 対グロース 味方癒ヤシ続ケヨウ。
・副
可能時クェーサー AP回復 主行動前致命解除。
・主
ピンチ味方 穢サレシ天使ノ口ヅケ。
エンテレケイア BS解除。他行動阻害系解除優先。
他一番HP少ナイ味方 熾天宝冠。
回復間ニ合ワナイ時 対象カバウ。
HP回復不要時クェーサーor残存AP20%以下味方 女神の口付け。
ン。グロース バルナバス 目指シテイル。
強者 生キ残ル世界 実行シテイル。
自身 強者 思ッテイル。
ソウカ。
君 太陽相手デモ死ヌ気無シ。
君 命カケテイナイ。
グロース。君ハ 死 恐レテル。
弱者ナル 恐レテイル。
死 弱サノ証等デハ無イ。
- ジョシュア・セス・セルウィン(p3p009462)
変わる切欠
【アタッカー】
僕に愛国心と呼べるものがあるのか初めはわかりませんでしたが、
祖国を乱されるとどうにも落ち着かなかったもので……。
そんな日々はもう終わらせたいのですよ。
ディアノイマンで能力強化(副行動で維持)
ハイセンスを使って敵味方の動きをよく見て戦います。
スペクルム・ナルケーのBS付与を試みます。
水仙の花言葉、ご存知ですか?それがあなたを蝕む毒です。
効果があるなら合間を縫って付与したい所ですね。
人である部分や足の関節部分を狙ってデッドエンドワン。
ヒット&アウェーで、続く味方のために少しでも勢いを削ぎます。
体力が半分以下になったらクリムゾンファングを叩き込みます。
- セチア・リリー・スノードロップ(p3p009573)
秩序の警守
【アタッカー】
グロース・フォン・マントイフェル
看守としては生きて更生しろと言いたいけど
もうお前は救われない
そしてもうお前以外の死は要らない!
「私はセチア・リリー・スノードロップ! 鉄帝の看守として貴女の死刑を執行しましょう!」
副行動は刑務所五訓、復唱!
今こそ叫べ、看守に必要な心とは何かを!
看守の意志(抵抗力)を限界まで高める為
はいという素直な心
すみませんという反省の心
おかげさまという謙虚な心
させて頂きますという奉仕の心
ありがとうという感謝の心
そのどれもがない貴女が
どんなに強くとも私は負けない
レジストクラッシュでグロースに全力攻撃!
「私は看守の意志が何よりも強いと信じる。だから貫いて見せるわ!」
- 綾辻・愛奈(p3p010320)
本と珈琲
【アタッカー】
グロース将軍に攻撃集中
ルーンシールド→オーラクラッシュ・オーバーレイ→狂イ梅、毒泉の順番で自己付与、維持の優先度もこの順番で
攻撃は全て将軍に
EXA・スプラッシュ・追撃を全て集中させ桜花破天と金色夜叉(偽)を振り敵APの枯渇を狙う
出来る限り戦場に居座り続け将軍の自由を制限する
また金色夜叉(偽)の致命効果は可能であれば付与を続け回復阻害及び後続の味方のBSの援護を行う
自身へのBSは重圧及び精神系列を貰った場合はヴァイス&ヴァーチュで解除を試みる
多少の傷はEXFで耐えるようにするが、必殺属性が乗った攻撃は盾役に頼り貰わないようにする
負け戦の責任を取るのが仕事ではないですかね、将軍殿?
- レオナ(p3p010430)
亜竜祓い
【アタッカー】
さて巨躯を超える存在感。だからこそ打ち倒すには丁度良く。
正々堂々と挑むには困難、故にその経験も糧にさせてもらう。
いざ尋常に。
攻撃役として行動。
戦闘不能上等。パンドラを使ってでも立ち上がり攻撃再開。
巨体故のHPはあろう。まずはそれを削る。
ルージュ・エ・ノワールにて猛毒と業炎を付与。
以降、残行動がある限り残影百手を叩き込む。只管。足を止め岩貫で切るのみ非ず、殴る叩く突く等打ち据える。
HPが半分切る程度からアームズ・オブ・レギオンでの回復兼補強を行い、そのまま残影百手での攻撃続行。
搦手も何もなく正面から受けて立つのみ。ディフェンダーがいなかろうと攻撃せよ、勝利を決して諦めるな。
稼いだ時間は命の時間だ。
『変わる切欠』ジョシュア・セス・セルウィン(p3p009462)はそれを、一瞬たりとも逃さない。
「僕に愛国心と呼べるものがあるのか初めはわかりませんでしたが、
祖国を乱されるとどうにも落ち着かなかったもので……。
そんな日々はもう終わらせたいのですよ」
祈りのように呟いて、ジョシュアは水仙の毒を作り出す。
民が立ち上がったのは国家のためじゃない。あるいは国家は自分達を押しつぶし、時には迫害までしたかもしれない。だがそんな彼らは普通の日常をこそ愛し、そのために銃をとった。
それは、ジョシュアも同じなのだ。
「負け戦の責任を取るのが仕事ではないですかね、将軍殿?」
ジョシュアの毒にあわせ、『本と珈琲』綾辻・愛奈(p3p010320)が飛びかかる。
至近距離で浴びせた『桜花破天』の術がグロースの砲台からエネルギーを徐々に奪っていく。
次の一撃を繰り出す時間を送らせるほどに。
愛奈は美しく微笑み、そしてグロースから大きく飛び退く。
逃げるためでは、勿論ない。
腕の仕掛けを解き放ちここぞとばかりに一撃を放とうとした『老兵の咆哮』バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)と、鞭を放つ『秩序の警守』セチア・リリー・スノードロップ(p3p009573)の攻撃に繋げるためだ。
(誰も彼もが生きるために戦う。
武器を取るのが初めてなやつも。
何よりも前を向いて生きるために)
「こりゃいい、これこそが自由ってもんだ!生きて勝って笑うぞ野郎ども!」
バクルドの砲撃が直撃し、セチアが砲台に鞭を絡める。
引っ張る力と砲台ドローンが反発する力はほぼ同じだが――。
「グロース・フォン・マントイフェル。看守としては生きて更生しろと言いたいけど、もうお前は救われない。
そしてもうお前以外の死は要らない!
私はセチア・リリー・スノードロップ! 鉄帝の看守として貴女の死刑を執行しましょう!」
セチアが刑務所五訓を吠えるように唱えると、逃げようとするドローンが僅かにずつ引っ張られていく。
「オーケー、今だ!」
「手足を徐々に切り落とす。ということですね」
バクルドと愛奈が砲台へと飛びかかる。
狙うのはグロースの枯渇。それも完璧に枯渇させることは難しいだろうが、とれる手段を徐々に減らしていくことはできる。
愛奈は手にした槍を砲台に突っ込み、バクルドがライフルを撃ちまくる。
すると砲台は爆発を起こし、残る一体だけがグロースのもとへと戻っていった。
「チッ――!」
グロースは舌打ちしつつ、砲台に残ったエネルギーの全てを費やして砲撃。
「そんな気はしてたが、古代兵器と融合するとはな……デカくなれば強くなったと思ってるなら、それは大間違いだぜ?」
アルヴァはそれを、自らのボディで受け流しにかかった。
アルヴァほどの卓越した防衛力をもってしても耐えきれないほどの砲撃が、彼の身体を徐々に蝕んでいく。これが常人であればゆうに十回以上は死んでいたことだろうに。
「前線の支持に回る。こんなバケモノ、何としてでも食い止めねばな。こっちは任せろ。怪我人は下がって回復してくれ」
「ン。グロース バルナバス 目指シテイル。
強者 生キ残ル世界 実行シテイル。
自身 強者 思ッテイル。
ソウカ。
君 太陽相手デモ死ヌ気無シ。
君 命カケテイナイ。
グロース。君ハ 死 恐レテル。
弱者ナル 恐レテイル」
このための回復要員として後方から駆けつけたのは『水月花の墓守』フリークライ(p3p008595)だった。
「死 弱サノ証等デハ無イ」
傷付いた仲間たちに治癒の力を放射するフリークライ。
直後。グロースの融合していたパーツがナノ単位で分離、変形しはじめ、彼女を包み込むパワードスーツへと替わっていく。
急接近し、剣の形に変えた腕がフリークライへと迫る。ばきんとボディを貫き破壊する剣――はしかし、更に後方から治癒の魔法を唱える『料理人』テルル・ウェイレット(p3p008374)によって抵抗された。
(本来であれば後衛陣地で支援するのが定石でしょう。
ですが、目の前で重症や死亡するのを見過ごすのは許し難いです。
例え僅かな力でしかないとしても、諦める理由にはなりません。
皆様の冒険と共に。私は、望んで此処に来たのですから!)
みるみる回復していくフリークライのボディ。
グロースは飛び退き、そして息を整えようと呼吸をした。
ぜえぜえと肩で荒く息をする彼女は、これまでの全てを見下したような態度にはほど遠い。
「最終兵器の割には、随分と脆かったな?」
30人ほどの戦力を叩きつけてやっと破壊できたというのは、脆いとは言えないが、アルヴァはあえて挑発のためにそう告げた。
フリークライとテルルも健在だ。こちらの戦力は見るからに優位。
だが一方で、『約束の瓊剣』ヴェルグリーズ(p3p008566)と『亜竜祓い』レオナ(p3p010430)は仲間たち同様油断していなかった。
「グロース将軍がこの段階で投入する古代兵器……それも防衛作戦に投入するような戦術兵器だ。ただの強いビームを撃つだけの機械とは思えん。何か心当たりはあるか」
「心当たり? うーん……」
レオナに問われて、ヴェルグリーズは鉄帝国に関する色々な記録を頭のなかでよぎらせた。
その中でピンときたのは、鉄帝国の地下に埋まっていた古代兵器を利用し実験を握るというギアバジリカ事件の裏にあった軍部の計画である。
当時の将校ショッケン・ハイドリヒが計画したというそれは、多くの命を犠牲に何かを目覚めさせるというもの。
結果としてそれはギアバジリカとなったが、あれは聖女の反転によってくみ上げられたものであって、意図したものではなかったと言える。
ならば本来意図したものは……?
そこまで考えたところで、グロースがパッと天空に手をかざした。
近くに放置されていた戦車が突然分解・再構成され、グロースの腕に大砲となって備わったのだ。
「あれは――!」
「下がれ!」
「守ル」
アルヴァとフリークライが飛び出した所に、通常ではあり得ないような戦車砲が叩きつけられた。
「全ての兵器を我が物とする兵器――つまりは『歯車の神』!」
ヴェルグリーズとレオナはそれぞれ剣をとり、仲間が作ってくれた隙をついてグロースへと襲いかかる。
(これまで多くのものたちをその力で虐げてきたんだろう。
ならばそのキミが数という力でねじ伏せられるのも因果というものだよ。
キミの残酷な行いの結果がこれだけの人々の団結を生んだんだ。
人は生きる為に戦う、俺を振るってきた主達はみんなそうだった。
その中でも生きたいという願いは一際強いものだった)
ヴェルグリーズの剣に力が宿り、グロースの戦車砲をたたき壊す。
「キミは皆を追い詰めすぎたんだよ、自身の行いの報いを今ここで受けるといい」
更に叩きつけたレオナの剣が、今度こそ戦車とグロースを分離させた。
「巨躯を超える存在感。だからこそ打ち倒すには丁度良く。
正々堂々と挑むには困難、故にその経験も糧にさせてもらう。
いざ尋常に!」
二人の剣が、グロースへと交差斬撃をあたえ、パワードスーツをバラバラに破壊し吹き飛ばした。
成否
成功
第3章 第15節
- リュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)
無敵鉄板暴牛
【アタッカー】
ここには友達もいるし、たくさんの仲間も、守りたい民もいる
やりたい事は山ほどあるけど、出来ることはひとつだものね
グロースを倒しに一番前へ。ボクが得意な事は、これだから
「死ぬ気で行きます。援護をお願い」
開戦直後に使用するのは鋼覇斬城閃
副行動に居寤清水。物理攻撃力に使用し全力を叩き込む
以降は覇竜穿撃、体力が減ったら崩滅呪王も使用しグロースの防御を崩しながら全力をぶつけ続ける
ボクだって頑丈なのが取り柄だから
どこか取れても鉄を繋げば動かせる。何度だって立ち上がり続けるよ
アイテムの四面楚歌
取り戻すための謳と力だ
「この戦いで楽しい事なんてひとつもなかった。ボク達の普通の日、返していただきます」
- レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)
赤々靴
【ディフェンダー】
■心情
鉄帝は強者が生き残る国
生きるに優しいとは言えない厳しい環境で戦時中なのに
此処の民はそれでも気丈に生きていく
隣人同士手を取り合い生きていく
抗ってでも生きていく
生きるのに強い人達が沢山いる…憧れの国と民達
「グロース個人の力が絶対強者じゃないってとこ見せてやろうっす」
■行動
回復と庇うことを優先に最前線へ
グロースの猛攻には気合のEXFで立ち続けて強制復活も繰り返す
「なぁにこれくらいじゃ死なないっすよ…!」
コーパス・C・キャロルで最前線戦線維持に集中
APを切らした【アタッカー】に救世と慈悲の歌を授けて戦闘継続力を高めよう
「折角ですから最後まで、果ては地獄まで付き合ってやんよっす」
- ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
【ディフェンダー】
俺ぁタンクとして参戦だ!
前線へは金銀蓮花の炯眼で睨みつつ突っ込み、『見られている』違和感と不快感を与えるぜ
「ぶはははッ!随分と『らしい』姿じゃねぇか!上等だ!砕けるもんなら砕いてみな、この豚をなぁ!」
続いてルーンシールドを張ることで物攻を無効化し、総合ダメージの軽減を狙うぜ
以後はルーンシールドを維持しつつブロック、
加えて積極的受動回復を活性化させて回復を受けることで少しでも長く前線を維持
平常心をもって士気を維持しつつ、冷静に攻撃を捌いていくとしよう
HP5000を切ったら【ヒーラー】 拠点へと退避して積極的受動回復を活性化させながら回復を受け、一刻も早く戦線復帰するとしよう
- 胡桃・ツァンフオ(p3p008299)
ファイアフォックス
【アタッカー】
コャー、すごいの
強者こそを正義とする新皇帝派に対して、これ以上ない援護なの
彼らの勇気に応えるべく、わたしもがんばるのよ
好機、わたしはグロース将軍へアタックをしかけるの
ことここに至れば、やるべきことは最早単純なの
すなわち、APを全て瞬付含めて自己強化に注ぎ、通常攻撃で殴り続けるの
携行品も使って連打するのよ
わたしは炎なれば。その憤怒も何もかも、燃やし尽くすの
それしかできぬけれども、そなたを倒して、みんなでご飯を食べる明日を作ることくらいなら、きっとできるの
- オニキス・ハート(p3p008639)
八十八式重火砲型機動魔法少女
【アタッカー】
ギベオンと一緒に前進して攻撃するよ。
まずは脚部を狙って体勢を崩させる。
関節部や味方の攻撃を受けた箇所等崩せそうな箇所を戦略眼で察知。
マジカル迫撃砲重力弾で速度低下させ味方の攻撃を回避困難にさせていく。
ギベオンや自身の被弾増えてきたらアルクル・レトワールで回復。
体勢が崩れたらマジカル☆アハトアハト・QBで一気に畳みかける。
全力攻撃+ティタノマキアの閃光のフルパワーの砲撃で撃ち抜く。
確かにお前は強い。でも一人だけ。国を作ってるのはお前が『弱い』と切り捨てた人たち。
だから私たちはそれを守るために戦う。それを傷つける敵を打ち砕く……!
これで最後だよ、グロース・フォン・マントイフェル……!
「ここまで……ここまでの力を得たというのに、貴様等は追いすがるか」
瓦礫と化したパーツを放り捨て、グロースは周囲にとまった戦車や飛行戦闘ドローンを召喚。分解し自らのパーツに作り替えると、全方位に砲台を向けた。
「後ろに隠れな!」
砲撃を察知した『黒豚系オーク』ゴリョウ・クートン(p3p002081)が叫ぶと、仲間たちがその後ろに隠れる。
「ぶはははッ!随分と『らしい』姿じゃねぇか!上等だ!砕けるもんなら砕いてみな、この豚をなぁ!」
盾を展開し防御構えをとるゴリョウ。撃ち込まれた砲弾の雨は彼の盾を一度吹き飛ばし、それでも頑強に防御の姿勢をとったゴリョウに激突する。
「ぶはははッ! もっとだ!」
もう一発を見事耐えきり、ゴリョウは口の端から血を流した。
その隙に『赤々靴』レッド・ミハリル・アストルフォーン(p3p000395)が『救世と慈悲の詩』、そして治癒の魔術によってゴリョウの体力を回復し始める。
(鉄帝は強者が生き残る国。
生きるに優しいとは言えない厳しい環境で戦時中なのに、此処の民はそれでも気丈に生きていく。
隣人同士手を取り合い生きていく。
抗ってでも生きていく。
生きるのに強い人達が沢山いる……憧れの国と民達)
レッドたちの後ろには、今を生きる人々がいる。
今を生きるために戦った人々がいる。
グロースへの道を切り開くため、彼らの銃は使われた。
ならば。
「グロース個人の力が絶対強者じゃないってとこ見せてやろうっす」
「はい! 死ぬ気で行きます。援護をお願い」
走り出す『無敵鉄板暴牛』リュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)。
ジェイビーとホランド、そしてカルネがそれぞれ援護射撃と防御を行い、リュカシスはただまっすぐ走ることにだけ全てを費やした。
「この戦いで楽しい事なんてひとつもなかった。ボク達の普通の日、返していただきます」
煙をふいて崩れた戦車の残骸を腕に装着し、巨大な腕へと作り替えたリュカシスのパンチがグロースへと直撃した。
「ぐうう……!」
大砲や戦車走行を集めた盾によってガードするグロースだが、その盾が無理矢理に破壊される。
(コャー、すごいの。強者こそを正義とする新皇帝派に対して、これ以上ない援護なの
彼らの勇気に応えるべく、わたしもがんばるのよ)
『ファイアフォックス』胡桃・ツァンフオ(p3p008299)がそうして開かれた僅かなスペースを滑るように抜け、グロースへと急接近を果たした。
盾を装着していたパーツごとパージし、素手で防御の姿勢を取るグロース。胡桃は容赦なく、あるいは当然のように至近距離からの収束火炎輻射術式(Blazing Blaster)をぶちかました。
「わたしは炎なれば。その憤怒も何もかも、燃やし尽くすの。
それしかできぬけれども、そなたを倒して、みんなでご飯を食べる明日を作ることくらいなら、きっとできるの」
衝撃――からの、もう一撃!
「ぶれいじんぐ・あふた~・ぶらすた~!(収束火炎輻射術式・後詰――Blazing After Blaster)」
全てのパーツが砕け、吹き飛ぶグロース。
しかし、グロースは呼び出したドローン戦車を分解、再合体させライフルと大砲を合体。――向ける。
と同時に『八十八式重火砲型機動魔法少女』オニキス・ハート(p3p008639)も呼び出したドローン戦車を分解、再合体させライフルと大砲を合体――向ける!
両者大砲が向かい合うその位置で。
「確かにお前は強い。でも一人だけ。国を作ってるのはお前が『弱い』と切り捨てた人たち。だから私たちはそれを守るために戦う。それを傷つける敵を打ち砕く……!」
「できるものならやってみろォ!」
両者砲撃。砲弾、交差。しかしてオニキスに迫ったそれは、割り込んだギベオンのシールドとそのボディそのものによって防がれた。直撃したのはグロースのみだ。
「これで最後だよ、グロース・フォン・マントイフェル……!」
成否
成功
状態異常
第3章 第16節
- 善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)
レジーナ・カームバンクル
【アタッカー】
我(わたし)に出来ることなんて限られているのだわ
ならば
それに集中するのが道理でしょう
ここまで血路を切り開いた多くの人々の為にも
なによりも
お嬢様とまた平穏な日々を取り戻すため
ここで災いはその一切を刈り取ってしまいましょう
▼戦闘
初撃は挨拶代わりの剣魔双撃
不意打ちにて敵の間接駆動部を狙って攻撃を叩き込む
相手の動きが鈍るような事がもしあれば
敵直下にスライディングしながらのカチ上げアルティメット・レイ
死中に活あり
ビビった方が負けって奴!
ある意味感謝なのかしらね
鉄帝が纏まる機会ができたんだもの
それがたとえ共通の敵を討つという刹那的な目的だとしても
この歴史は無くならない
無くなって欲しくないわね
- リア・クォーツ(p3p004937)
鉄血乙女
【ディフェンダー】
如何かしら、グロース閣下?
アンタが弱者と切り捨てた人達に追い詰められる気分は!
バスナバスに従うしかなかったアンタの方が、よっぽど弱者だったって事よね!
そう、アミナも難民の皆も、強い
最前線で人民軍を統率し、慈光でグロースに怒りを与え、安寧のアマービレで回復しながら可能な限り攻撃を引き受けるわ
あたしの言葉と行動で人民軍を鼓舞しつつ、グロースを抑えてみせるわ
あたし、強いんだから!
あたし達の革命は、此処に成される!
憤怒ではなく、勇気を以って自由を取り戻す!
っていうか、今までよくまぁウチのアミナを虐めてくれたわね!
彼女から借りたロザリオを握り締め、全力でぶち抜いてあげる!
- セレマ オード クロウリー(p3p007790)
性別:美少年
【アタッカー】
初見の相手にとって、ボクほど厄介な相手はないだろう
BSに対する強固な耐性、死した瞬間より蘇る奇怪な不死性
そして気を抜けば先手を取られる反応速度と、命中力だ
……だからボクにできることは、いかに『初見のうちに』成果を残すかにある
幸天秤が傾けば相応の報いを相手に負わせられるので、立っているだけでも仕事はできるが
だがその程度の仕事は誰にでもできる
ならば今回は対物破壊能力を生かそう
敵将は都合よく機械の四肢をもっているようだ
部位の破壊に注力すれば爪痕は残せるに違いない
工業技術や視覚補助も効率的破壊に一役買うだろう
こっちに移ってからこんなことばかりだ
贖いとして、お前も実績になり果ててもらおうか
- フラーゴラ・トラモント(p3p008825)
時には花を
【ディフェンダー】
クラウディアさん、アミナさん任せたよ…!
治療や人民軍はアナタたちに
ワタシはディフェンダーとして加勢に行くね…!
『迷宮への入口』を自分に付与
切れたらまた再度付与
『マリシャスユアハート』で敵を引きつけ
『天上のエンテレケイア』で自分や味方を回復しつつ耐える
【反】でちくちく反撃したり回避したりでタンクとして動く
道中『天上のエンテレケイア』をばらまく
『百花号令』は同じ【ディフェンダー】の仲間に
ワタシも仲間も人民軍も生きて帰ろう…!
立って、その脚で大地を踏み締めて守るんだ…!
- マリオン・エイム(p3p010866)
双影の魔法(砲)戦士
【アタッカー】
(※男性モード)
やあ、グロース将軍。ようやく相まみえられたかな。
とは言っても、お互いかわす言葉も要らないよね。
青空の精霊種、双影の魔法(砲)戦士マリオンさん。グロース将軍!ここで君を討つ!
【ヒーラー】の皆が、最後まで立たせてくれると信じて...肉を切らせて骨を断つ!
グロースの懐に潜り込んで、撃ち続けられる限り至近距離から破式魔砲を撃ち込み続ける!
まず狙うのは、蜘蛛の前脚!
胴体の付け根を狙って、吹き飛ばすまで破式魔砲を撃ち込む!
左右両方を吹き飛ばしたら、同じ要領で次は中脚!
その巨体、後ろ脚だけで支えるのも動かすのも困難な筈!
ならば後はグロース本体へ斬り込み、この曇り空を終わらせる!
「やあ、グロース将軍。ようやく相まみえられたかな。
とは言っても、お互いかわす言葉も要らないよね。
青空の精霊種、双影の魔法(砲)戦士マリオンさん。グロース将軍!ここで君を討つ!」
男性モードとなった『双影の魔法(砲)戦士』マリオン・エイム(p3p010866)はグロースへと迫り、各東洋セイバーを抜いた。
手近な戦車走行を一瞬で削り上げ、剣を作り出すグロース。
真正面から激突した剣と剣。
「この曇り空を終わらせる!」
勝利したのは、マリオンの剣であった。
装甲剣をそのままぶった切り、グロースの片腕を吹き飛ばす。
そこへ迫ったのは『性別:美少年』セレマ オード クロウリー(p3p007790)だった。
「近づくな――ッ!」
グロースは戦場に転がったものをかき集めて巨大な爆発物を作るとセレマへと叩きつける。
どんな相手でも一撃で吹き飛ばせると思えるほどの爆発がおきた――が、その中をセレマは悠然と歩いて行く。
「しまった!」
何が起きたのか、グロースは理解できる。推察できる。しかし出来たときにはもう遅いのが、セレマの戦術であった。
「『初見殺し殺し』だ、将軍」
セレマと契約した悪魔たちがグロースへと一斉に襲いかかる。
(それにしても、こっちに移ってからこんなことばかりだ。
贖いとして、お前も実績になり果ててもらおうか)
『もう遅い』と述べたのは、なにもセレマの反撃ひとつで済ますつもりではない。
「総員、一斉攻撃!」
「死中に活あり。ビビった方が負けって奴!」
『レジーナ・カームバンクル』善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)とアルゴノーツの戦士たちが一斉に攻撃を集中させたのである。
(我(わたし)に出来ることなんて限られているのだわ。
ならばここまで血路を切り開いた多くの人々の為にも。
なによりも。
お嬢様とまた平穏な日々を取り戻すため。
ここで災いはその一切を刈り取ってしまいましょう)
集中した砲撃の中を駆け抜けるレジーナ。その紅蓮の剣が、グロースへと直撃する。
「ある意味感謝なのかしらね。
鉄帝が纏まる機会ができたんだもの。
それがたとえ共通の敵を討つという刹那的な目的だとしても、この歴史は無くならない」
いや、無くなってほしくないのかしらね。そうレジーナが呟くと更に『時には花を』フラーゴラ・トラモント(p3p008825)が追撃を放つ。
というのも、クラウディア率いる『オリーブのしずく』とアミナたち僧兵部隊による一斉砲撃&一斉治癒である。
「クラウディアさん、アミナさん、任せたよ!」
「ええ、お任せを」
「一緒に戦いましょう、フラーゴラさん」
グロースが地面をがつんと殴った途端、飛び上がる無数の戦闘ドローン。全てが砲撃を放つが、それはフラーゴラを中心とした治癒のフィールドが押し返していく。
「ワタシも仲間も人民軍も生きて帰ろう……!
立って、その脚で大地を踏み締めて守るんだ……!」
ライオットシールドで弾丸を弾き、フラーゴラは勇ましく叫ぶ。
驚くべきことに、ここまでの死者はなし!
「如何かしら、グロース閣下?」
『鉄血乙女』リア・クォーツ(p3p004937)がこきりと拳を鳴らし、地を叩いたグロースを見下ろしていた。
「アンタが弱者と切り捨てた人達に追い詰められる気分は?
バスナバスに従うしかなかったアンタの方が、よっぽど弱者だったって事よね!」
「く……」
グロースは血を吐き捨て、よろりと立ち上がった。
「こんなことをしても、所詮弱者が蔓延りまた冬に飢える日々が戻るだけだ。
スラム街を見ろ。金もないのに野放図に子供を作り法を逸脱しギャング集団に搾取される構図を自ら作り出す帝国の黴だ!
革命派どもを見ろ。死すべき弱者どもに限界まで薄くした粥を配り『皆揃って一等賞』を最底辺で続ける帝国の癌だ!
強者だけが生き残る世界がどれほど豊かでどれほど安全かわかるだろう。これは、それまでの自浄作用にすぎ――」
「いちいち喧しい!」
リアの強烈なキックが、グロースの頬へ直撃した。吹き飛び転がり、そして驚きと共に起き上がるグロース。
「強者が生き残るなら、アミナも難民たちも生き残ってしかるべきよ。
あの子たちは強い。いいえ、強くなった。弱者はあなただけよグロース。自分の弱さから目を背け、魔種になんて下ったあなただけ!」
握りしめるのは赤いロザリオ。リアはアミナの想いを拳に込めて、グロースの顔面にそれを叩き込んだのだった。
「っていうか、今までよくまぁウチのアミナを虐めてくれたわね!」
成否
成功
相談掲示板
今まで鉄帝のゴタゴタには関わってなかった未所属だが、
まぁ、やってやるサ。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15278?key=6cef1c20
グロースの攻撃から一発でもヒトを守れるよう頑張るかんなー!
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15203?key=a14c06c0
おいらも改めて、こんな感じに。
https://rev1.reversion.jp/guild/1345/thread/22083
変更がない限り、19日に日にちが変わった時点で、
【青薔薇隊】の内容を確定させていただきます。
期間一杯までに提出したい方がいらっしゃいましたら、
自分の方に「手紙」をください。
【青薔薇隊】
恐らくこのプレイングで行くことになると思う。
改めてよろしくな。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15211?key=b29abaf5
【https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15275?key=18c6aaa8】
火群も望乃も、急遽だったにも関わらず、
来てくれてありがとうな!
運搬も、エキスパートも…後、万が一の対策も非常にあろがたいぜ。
【青薔薇隊】
こっそりとお邪魔します、ね。
えぇと、なんか、こう、イイカンジにお手当て頑張りますのでよろしくお願いします!
何かアドバイスがありましたら、びしばし仰って下さいませ。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15274?key=194aceca
つーわけで人間担架してまーす。
俺の近所にいるとエキスパート(弱)つくから同タグの人は好きに使ってなー。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15265?key=729067c6
仮プレができたから置いておくね。何か希望があれば遠慮なく。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15247?key=7490ac86
青空の精霊種、双影の魔法(砲)戦士マリオンさん!【アタッカー】で参戦だね!
赤羽と大地、参加してくれて本当にありがとう…!
とりあえず、【青薔薇隊】の全体方針を含めた仮プレを書いてみました。
ここから少しずつ手直ししていくつもりですが、
もし気になる点がございましたら何卒ご指摘をお願いいたします…!
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15223?key=3692f448
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15216?key=2bf2aad5
改めて、少しでも多くに手を届かせられるよう、守れるよう、頑張るよ。
皆、どうかよろしくね!
……それに、今の鉄帝には医者や癒やし手が幾らでも必要だろうから。
【ヒーラー】として【青薔薇隊】で動くつもりだよ。
最前線に行く皆もどうか気をつけて。
正義はあらず。ただ暴力のみが支配するこの世界に終止符を。
ポジションは各位得意位置で戦うべし。
全軍、突撃!
俺ぁ【ディフェンダー】で行くぜ!相手は将星蜘蛛娘!相手にとって不足なしってなぁッ!
仮プレよー
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15199?key=8ebb7b3a
特に『戦闘不能者となった味方(難民部隊を含む)を収容し治療する役割』を、
重点的にやろうと思っております。
その為、【青薔薇隊】チームを結成させていただきます。
もし一緒にできそうな方は何卒よろしくお願いいたします。
…特に、医療系、陣地構築のスキルを持っている方がいらっしゃったら、ありがたいです。
https://rev1.reversion.jp/guild/1345/thread/22083
とにかく攻撃してぶん殴る、削って削って削り切る!
だって、オレはちびっこのヒーローだかんな!
ってなわけで、オレは【ディフェンダー】で行くぜ〜!!
人が足りないようなので、私もそちらに行くよ。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15145?key=8f1f1dbf
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15140?key=d5b45cce
>ガイアドニスさん
ありがとう!きてくれてとても助かるよ。
連鎖行動も凄くありがたいんだけど、今見たらプレイングにもうGMが目を通しててたからちょっとこっちのプレイングの書き換えができなくてちょっと成立できるかわからないかも……!
もっと早くに気付けばよかったんだけど遅くなってごめんよ。
っと、出だしの陣には遅れたが、火力が足りねぇってんならこっちの方を手伝うとするぜ、人出は多いに越したことはねぇだろう?
…確かこう言うの、縁が無いって言うのだったかな?(溜息)
青空の精霊種、双影の魔法(砲)戦士マリオンさん。
防ぎきるには、火力が少し足り無さそうだから、【空戦】に参加するね。
ン。ソウイウコトナラ フリック 手伝ウ。
ヒーラー イナサソウダシ バランス良 思ウ。
AP回復可能。ミンナ ガンガン 連発OK。
人手不足みたいね!
おねーさんが護ってあげるのだわ!
雲雀くん封殺EXA、一嘉くんアタッカーだし、タンクなおねーさんお役に立てるかと!
ところで雲雀くん、反応は今の装備参照で良いのかしら?
おねーさん、携行品合わせて反応418、連鎖行動可能なのだわ!
封殺の範囲広げるためにも連鎖行動どうかしら?
ふたりとも感情抱いておくからお好きにどうぞなのだわー!
レオナ殿もフーガ殿もご参加ありがと!であるぞ!
カイト殿とフーガ殿のプレイングも見せて頂いたが問題ないと思う!
軍楽隊とか面白そうであるな!
乗っかりたいとこ色々あって文字数たんねーんだよって叫びながら詰めている。
こんなんでどーだろか。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15084?key=9dbde9d0
どうなるかわかりませんが、
自分もこちらにプレイングを提出させていただきました。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15036?key=394e262e
…「驚天動地!パンドラフィニッシュ!」が決まるといいですね…!(わくわく)
概ね仮プレイングのままで送信しておいたよ。
PPPの部分は次章があれば同様の文言を送ると思うが、もしも取りやめた方がいい場合は、素直に助言に従うつもりでいる。
それでは、よろしく頼むよ……。
祝音君と一緒に【グロース】へ向かう予定だよ。
少しでも、お力になれれば、と、【陸戦】で天衝種と戦うことにしまし、た。
…宜しくお願いします。
あっ、ソロ参加ですが、単独行動はせずに立ち回るようにしています。
それはそうと、自分も、今更ですが【指揮】【散華】に加わっても大丈夫でしょうか…?
プレイングはギリギリになってしまいますが…!
【指揮】の【指揮】に参加させて頂きたく。
同様に小細工は不得手、直接殴りに行くくらいしかできぬがよろしく頼む。
一応こんな感じで動こうと思ってるよ、ということで仮プレを置いておくね。
今のところ明確に表明してるのが2人だから、あと一人か二人はいた方が安心できるかな……?
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/14987?key=3625345f
プリン殿も参加ありがたく!
1章と違ってパートタグが【黒百合】から【指揮】に変わっておるので、その点注意!であるぞ!
吾の個人の動きとしては、クロユリーの陣地にカイト殿と突撃して、封殺決める下準備に瞬天三段べしべしする感じであろうか。
映え重視で「驚天動地!パンドラフィニッシュ!」とか持ち込んでみた故、
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/15010?key=0d526896
【黒百合】の
【散華】に参加するぞー!
とりあえず、まっすぐ行ってぶっ飛ばす!
ルブラット、戦いの記録をありがとう!
BSが通らない可能性もありそうだけど、相手の抵抗を下げる手段も積んで一応の対策は組んでおくから、皆と一緒に戦わせて貰えたら嬉しいな。
俺の現状のプレイングはこんな感じ。
調整も勿論可能だけど、プレイング確認済みになってしまった折はご容赦願えたら幸い!
https://rev1.reversion.jp/guild/990/thread/22057
参加の都合をやっとつけられたから俺も参戦させてもらうね。
ひとまず人手が薄そうな【空戦】予定で。
もし希望があったら行き先変更もするから遠慮なく言ってね。
敵は強大です。恐らくこの一回では終わらないと思います。
そこも踏まえてどのように自分のリソースを振っていくかお考えください。
後、怒り付与は多分効かないです。もし使おうとする人がいる場合はご注意を。
現状の私のプレイングを置いておくよ。調整してほしい点などがあったら遠慮なく。
https://rev1.reversion.jp/guild/1224/thread/22056?id=1668282
それから、過去にグロース将軍と対峙したときの資料も置いておこう。何かの参考になれば。
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/8921
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9033
となれば火炎系統のBSはあるでしょうね。耐性を付けておくと良いかもしれません。
BSの付与と回復での支援に当たらせて貰えたら。
覚えのある脚、真っ当とは思えぬ舞台、此度も止めに行かねば。
何度もやりあった相手、特にあの火を吹く仮面は2度も見ました。
決着を着けなければなりません。
入る代わりに皆の足になっちゃうから!
とりま今のプレイングはこんな感じー!
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/14962?key=a7a54b20
どこまでいけるか分からないが、鉄の人形には鉄の人形をぶつけてみる事にした
こっから盛れるところ盛ってくれ
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/14948?key=b327f728
アントーニオと共に【大回天】へクリエイターを伴って派手に暴れるぜ!
タグ【創作】で仲間を連れていく予定だが、どっか合流したい人がいたら自由に来てくれ
それと今更だが、一章で手助けしてくれたメンバーには感謝を。ラリーに参加している皆に武運があるように祈っている。
ブランディーヌ……カルネのカーチャンを新皇帝派引き込んだのはグロース師団って事を考えると、【グロース】のとこに突撃〜!!とも迷うけど……。
まあ、思う所も、なくはないが・・・。
オレは、【空戦】に向かうとしよう。
ルブラット・メルクラインだ。
ああ、面白そうじゃないか。私も命を賭そう。【天命】に参加させてもらうよ。
えーと、革命派やアミナが気になるし、そうなるとフラーゴラに乗っかって【陸戦】がいいか……?
【天命】
決着をつけます。死ぬ気でついてきてください。
ブランシュも『全部投げうってでも奴を倒す』つもりです。
【散華】
情報でたな。【散華】は【指揮】のネームドであるアレイスター・クロユリーを討伐するために動く。
アレイスター・クロユリーに対する対応は、セレマの連鎖行動でカイト殿の封殺ビシバシ当てながら殴る感じで変わらず。
連れて来た軍勢は指揮官を落とすための穴をあけるのに使う感じでどうであろうか、「使ってくださってるセレマ殿」?
【散華】……確認した。
利害も目的も一致しているし、反応を利用するのが最適解の動きであるからそうするが、「使ってやってるのはボク」であることを忘れんなよ調子乗んなよテメー。
・・・すまない、一章は出遅れた。
とりあえず、大回転事業零号の群れと、刃を交えて来ようと思うのだが・・・。
パートとしては、何処にあたるのだろう?
内容はこんな感じ。
「革命派の難民たちはあなたの言葉を守り決起の時を待っています。
シナリオ『<鉄と血と>人民のための大地』にて発動できます。発動することで控えていた武装難民たちの一斉攻撃が始まります。このとき、戦い方や撤退条件について指定することができます。」
戦い方は深追いをしない、などにしようかなと。
民が残って、いてこその鉄帝国だもの。
無理をしないような指示にしようかなと。
非戦で戦略をカバーしたりするつもり。
撤退は半数の壊滅かな。
パートタグは【ヘルマン連隊】を予定しているよ。
【ヘルマン連隊】
継続中(※特に終了の告知なし)
【コルキス連隊】
コルキス・ハウグリンの部隊は撃破。
パートタグ【コルキス】は終了。
しかしハウグリン一族には最後のひとりが残っている。
【エステバン連隊】
エステバン連隊は撃破。
パートタグ【エステバン連隊】は終了。
ディートリヒ・フォン・ツェッペリン、ギベオン・ハート、ダヴィート・ドラガノフ、加えてアントーニオ・ロッセリーノは次章にて引き続き別のパートタグへ参戦。
【黒百合】
アレイスター・クロユリーは地上へと撤退しました。
パートタグ【黒百合】は二章目にも継続しますが、その内容が変化します。継続参加の際はご注意ください。
【メリナ】
メリナ・バルカロッタは撃破。
【メリナ】パートは終了し、九頭竜 友哉は第二章にて別パートへ移動。
【インガ】
インガの闇闘士部隊は地上へと退きました。
第二章にて引き続き【インガ】パートが継続。
【ブランディーヌ】
ブランディーヌ隊の撃破に成功。
パートタグ【ブランディーヌ】は終了。
カルネは友達と一緒に別パートへと自由に移動。
【ヘルマン連隊】【黒百合】【インガ】がまだある感じだね。
【ヘルマン連隊】 継続中(※特に終了の告知なし)
【コルキス連隊】
コルキス・ハウグリンの部隊は撃破。 パートタグ【コルキス】は終了。 しかしハウグリン一族には最後のひとりが残っている。
【エステバン連隊】
エステバン連隊は撃破。
パートタグ【エステバン連隊】は終了。 ディートリヒ・フォン・ツェッペリン、ギベオン・ハート、ダヴィート・ドラガノフ、加えてアントーニオ・ロッセリーノは次章にて引き続き別のパートタグへ参戦。
【黒百合】
アレイスター・クロユリーは地上へと撤退しました。 パートタグ【黒百合】は二章目にも継続しますが、その内容が変化します。継続参加の際はご注意ください。 【メリナ】
メリナ・バルカロッタは撃破。 【メリナ】パートは終了し、九頭竜 友哉は第二章にて別パートへ移動。 【インガ】
インガの闇闘士部隊は地上へと退きました。 第二章にて引き続き【インガ】パートが継続。 【ブランディーヌ】
ブランディーヌ隊の撃破に成功。 パートタグ【ブランディーヌ】は終了。 カルネは友達と一緒に別パートへと自由に移動。
もっと人数あつめてこいやって煽られたのでチーム【散華】を結成するのである。
許可は取ってないが多分セレマが来るはずなのでアイツの連鎖行動(反応300くらい)にのって突撃するぞ。
ブランディーヌとはこれ以上戦う必要はなくなったし……【ヘルマン連隊】に合流するかどうか悩み中だー。
https://rev1.reversion.jp/scenario/show_playing/9293/14732?key=53b60e77
何発でも撃てるらしいし、とりあえず地上部隊がいるならそれを狙って撃ってもらうようにしたよ。
今回も頼りにしてございますわー!
ギア・バジリカで待っている皆のためにも、絶対に成功させましょうねっ!
上手く火災でも起こってくれればそちらに手を割かざるを得ないでしょうし、主砲は何度でも撃てるようなので、援護としては十分かとも思ったのだけれど、どうかしら?
或いは、参謀本部に攻撃を仕掛ける時まで取っておくのも良いかも知れませんわねっ!
GMコメント
※このシナリオはラリーシナリオです。仕様についてはマニュアルをご覧ください。
https://rev1.reversion.jp/page/scenariorule#menu13
●これまでのあらすじ
新皇帝派のネームド、グロース・フォン・マントイフェル将軍率いるグロース師団との決着を付けるべく、首都への侵攻を開始しました。
味方の軍勢は革命派を中核とした全派閥連合。対グロース師団という目的の一致から手を組んだ全派閥をまたいだドリームチームです。
戦いの状況は【パートタグ】によって異なりますが、主に地下道から首都へ侵攻し参謀本部基地を陥落させるまでが作戦の全容となります。
■■■プレイング書式■■■
混雑防止のため、プレイングには以下の書式を守るようにしてください。
一行目:【パートタグ】
二行目:【グループタグ】
三行目:実際のプレイング内容
書式が守られていないとお友達とはぐれたりすることがありますのでくれぐれもご注意ください。
■■■グループタグ■■■
誰かと一緒に参加したい場合はプレイングの二行目に【】で囲んだグループ名と人数を記載してください。(人数を記載するのは、人数が揃わないうちに描写が完了してしまうのを防ぐためです)
大きなグループの中で更に小グループを作りたい時は【大チーム名】【小チーム名】といった具合に二つタグを作って並べて記載ください。
※タグによってサーチするので、キャラIDや名前のみを書いてもはぐれてしまうおそれがあります。ご注意ください。
例:【ナントカチーム】3名
●特殊ドロップ『闘争の誉れ』
当シナリオでは参加者(プレイング採用者)全員にアイテム『闘争の誉れ』がドロップします。
闘争信望は特定の勢力ギルドに所属していると使用でき、該当勢力の『勢力傾向』に影響を与える事が出来ます。
https://rev1.reversion.jp/page/tetteidouran
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