PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:瑠璃
種族:人間
性別:女性
年齢:不詳(自称。外見は20代前半)
一人称:私
二人称:あなた、~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴(外見):【故人】【褐色肌】【銀髪】【美人】【年下に見える】
特徴(内面):【善人】【悲観的】【絢爛舞踏】

志屍さんが最初にギフトを使った死体にして、最初に出会った人間らしい大人。
当時まだ幼く、自我の薄い志屍さんが密度の濃い記憶に触れたことで記憶の混濁を起こし混乱した事になっていたが、実際には志屍さんの脳内で再生された記憶が瑠璃の人格を再構築していた。子供を犠牲にしての疑似的な蘇生を彼女はよしとせず、自我の薄い志屍さんの補助人格となって、組織の部品として自らを使い潰さないよう少女の自我を育てた。
R.O.Oのアバターであるラピスラズリの外見は、まさに彼女の生前の姿である。幼い志屍さんが見た死体は手と頭部の一部のみであり、他の部分は記憶からの再現に他ならない。

故郷の世界の公安系組織と契約する、軍人上がりの請負人。能力は上位に位置し、犯罪組織の賞金首になったこともあった(知ったのちに賞金を懸けた組織を解散させ、支払能力を無くして指定解除した)。
投擲術の達人で、手に収まる程度の道具をなんでも武器にする。お気に入りの武双はシャープペンとボールペン。必要とあればそれで刺し、切り、罠を突破し、図を書き、そしてエンジンを爆発させることもした。
なお、日常生活においては生活圏の整頓が苦手で衣装のセンスが独特(露出度高めのコスプレ趣味)であった。苦手は志屍さんに伝染しなかったものの、着衣のセンスに関しては完全に影響している。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/75834
名前:フィー
一人称:ちゅん
二人称:ちゅちゅ♪
口調:ひよこのような鳴き声
特徴:見た目はひよこ、頭脳もひよこ
設定:
メイメイ・ルー (p3p004460)が海洋にて出逢った不死鳥(仮)の幼体。
黄色いふわふわした羽毛に覆われており、体温は高い。また、嘴は金属質なもので体温が上昇するにつれて赤熱する。最大まで熱くなった場合は、煙草の火と同程度の温度となる。
見た目はひよこ、頭脳もひよこ。手の平サイズの小さな体で好奇心は旺盛な方。

不死鳥(仮)の生態について、詳しいことは判明していない。例えば、死亡した場合は数十秒から数分で発火し、炎の中から再生することが確認されている。
不死鳥(仮)に遺体を、複数に分割した場合も同様で酸素に触れると発火し、再生する。その際、再生した個体はひよこの姿を取り、また分割された肉片それぞれが一個の個体となる。
メイメイと意気投合した当個体“フィー”も、分割された肉塊から再生したうちの1羽である。
なお、正しくは再生ではなく“再発生”と言った方が正しいようだ。死亡前と死亡後では、完全な別個体である。

フィーは普段、王都メフ・メフィート郊外にあるメイメイの領地で咲き誇る花や野鳥と共に、穏やかかつ自由気ままに過ごしている。
フィーが特別なのか、或いは不死鳥(仮)の幼体の性質なのかは不明だが、成長速度は非常に遅い。ひよこのままの姿で、体格だけが少しずつ大きくなるようだ。メイメイはそれを、不死鳥(仮)が成体となるには、何らかの条件が必要であるためだと予想している。
だが、決してフィーは無力なひよこなどではない。例えば、時折フィーは自力でメイメイの住むメフ・メフィートの下宿へ遊びに来ることがある。
誰かに連れて来られたわけでも無いし、メイメイが下宿に連れ帰ったわけでもない。フィーは自力で飛んで来たのだ。例えば、ある日の深夜、メイメイは夜空を翔ける赤い流星を目撃したと証言している。その翌朝、メイメイの部屋にはフィーがいた。
メイメイがフィーを抱き上げると、その体温はまるでさっきまで炎の中にでもいたかのように熱かったという。
赤い流星とフィーの関連は不明だ。だが、メイメイは「不死鳥(仮)は燃えながら空を舞う」のだと予想している。では、どうしてフィーは普段、飛ぶことが無いのか。

「たぶん、疲れるからでしょう……めぇ」
人前で飛ぼうとしないフィーの生態について、メイメイは上のように証言している。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4785
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80245
名前:クロエ

種族:幻想種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):不明
一人称:このクロエ
二人称:名字+様、(対ジャンヌ:お嬢様、ジャンヌ様)
口調:です、ですな、でしょうぞ
特徴:社交的、メイド、味方

設定:
 ジョルダンのメイド長。
 ジョルダンの当主とは同胞で、昔からの縁からメイド長を任された。

「このクロエはメイド長のクロエと申します。メイド長とでも、クロエとでもお好きにお呼び下さいまし」
「お嬢様、お勉強のお時間でございますよ」
「このクロエはお嬢様の幸せだけを願います」

他不明点任、アドリブ任

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80287
名前:パラディーゾ『ドウ』
種族:パラディーゾ
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:~君/~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:電脳廃棄都市ORphanの住人
設定:
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
ドラマ・ゲツク(p3p000172)のアバターであるドウ(p3x000172)を元にデータが構築されている。
知的探究心を満たすが為にバグ塗れの電脳廃棄都市ORphanで過ごしている。この地に至った理由は単純明快『知らないことが知れそうだから』
コピー元にあった同族への愛情はこの地に住む同じパラディーゾ達に向けられており、コンピュータウイルス相応である自身達はいつか消し去られるモノだとしても、せめて彼女達だけでも延命させる方法を探っていた。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/58650
名前:パラディーゾ『ビブリオフィリア』
種族:パラディーゾ
性別:女性
年齢:不明
一人称:私
二人称:~君/~さん
口調:です、ます、ですか?
特徴:電脳廃棄都市ORphanの住人
設定:
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
ドラマ・ゲツク(p3p000172)のアバターであるドウ(p3x000172)を元にデータが構築されている。
元は『ドウ』と設定されていたが、コピー元との差別化の為リネームをした。
知的探究心を満たすが為にバグ塗れの電脳廃棄都市ORphanで過ごしている。この地に至った理由は単純明快『知らないことが知れそうだから』
コピー元にあった同族への愛情はこの地に住む同じパラディーゾ達に向けられており、コンピュータウイルス相応である自身達はいつか消し去られるモノだとしても、せめて彼女達だけでも延命させる方法を探っていた。
『ジェーン・ドゥ』のデータを読み取り作られた境界<ロストシティ>『黄金色の昼下がり』にイレギュラーズと共に訪れ、最初の彼女と交流をし、花(奇跡の因子)をもらい受けた。
ビブリオフォリアにはその延命効果はなく、データは激しく損傷し、後は消え去るのみの状態ではある。
――だが、ビブリオフォリアは見たかった。
こんなバグ塗れの自分たちでも、何かが成し遂げられる未来を。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70349
名前:ビジュー
種族:晶獣(キレスファルゥ):元人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):15歳
一人称:わたくし
二人称:あなた。~さま
口調:~ですわ。~ですわね。~かしら。
特徴:紅結晶の顔と角。赤味が買った白いドレス。
設定:
 ラサの宝石商の娘。ジュエリーモチーフの衣装を纏っており、美意識は高い。


 生まれた時から宝石はあふれたものだった。
 店だけでなく、裏でもお父さまの好意もあっていくつもの宝石に触れていた。
 宝石はそれ自体の美しさもさることながら、それは聞かざる人を彩り、飾り、引き立てる至高のアイテム。
 ビジューはそう教えられ、育ってきた。
 その考えを彼女が一層強く感じたのは、昨今出回り始めた出回り始めた紅血晶なる宝石だった。
「こんな美しい宝石があるのですわね……」
 一目見た時からビジューはその虜となってしまった。
 どの宝石もしばらく見ていれば他の宝石に目移りしてしまうが、この紅血晶はずっと……それこそ一日中みても飽きさせない何かがあることをビジューは感じていた。
「お父さま、わたくし、これが欲しいですわ」
 最初は渋っていたが、お父さまも根負けしてビジューへと紅血晶を与えてくれた。
 ビジューは紅血晶を肌身離さず持ち続け、夜寝る時ですら握りしめていた。
 だからこそ、彼女は他の人より数段早くその兆候が……。
 徐々に伸びる赤い角。そして、顔が徐々にてかり始める。
 最初は何だろうと考えていたが、ある日、顔が完全に硬質化したのを感じ、ほぼ同時に顔の部位が完全に消失した。
 人型を保ってこそいたが、それは己が宝飾品だということを強く意識していたからかもしれない。
「主が……女王さまが呼んでいますわ……」
 この身は月の王国の主である女王を飾る為に。
 ビジューは店にある紅血晶の在庫を全て持ち去り、店から去っていったのだった。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79536
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4889

※設定変更・アレンジ歓迎
名前:『転寝竜』オーリアティア
種族:竜種(将星種『レグルス』)
性別:女性
年齢:大凡250歳
一人称:ぼく
二人称:きみ、呼び捨て
口調:だ、だぜ、だろうな?
特徴:『微睡竜』オルドネウムの系譜、寝る子はとっても育つ
設定:
 黄昏の地、ヘスペリデスに棲まう竜種の子供。竜としては年若く、小柄な竜。
 人間の姿をとった際には黒い翼と尾を有するが、竜としての姿は暗褐色に近い。曰く「ご先祖様が薄桃色の竜だったんだぜ」
 薄桃色の竜になるのが夢であり、寝所は桃色の花で埋め尽くしごろごろとその場所で眠ることがオーリアティアの日課である。

 長い時間を眠ることで知られる『微睡竜』の系譜であり、オーリアティアもよく眠る。三度の飯より眠るのが好き。
 ちょっとやそっとの事では起きず、起こされると不機嫌を丸出しにする――が、未だ幼い竜であるためご機嫌もすぐ直る。

 覇竜領域では伝承や御伽噺に語られるオルドネウムはオーリアティアの憧れ。
 オルドネウムを知っていたイレギュラーズに対しても「ぼくのご先祖様を知ってるなら、きみ達は良い奴かも知れないな」とご機嫌に笑う事もある。
 R.O.Oでは『亜竜姫』琉珂の友人であったオルドネウムを現実に当て嵌めればオーリアティアなのだろう。
 オルドネウムは勇者王と共に世界を駆け巡った竜種だと伝えられている。その伝承の真偽は定かではないが、オーリアティアは「そういうのもアリだと思う」と告げる。
 人間に対しては嫌悪感はないが、面白い玩具程度に認識している(つまり、対等な存在というわけではなく『遊び相手』と言うことだろう)
 比較的有効な個体とも言えるが、敵対していないだけ。あくまでも中立的な個体である。

 戦う事は余り好まず、未だ年若い竜であることから発展途上とも言えるが、眠り続ける為に堅牢な肉体を有する。
 防御に優れ、ちょっとやそっとのことでは怯まない。ただし、其方に能力を振った為か攻撃に関してはからっきしである。
「ぼくはいいんだよ。空を飛べるし、眠れるし、それにご先祖様だって『ユーシャ』って奴らを背中に乗せて旅したんだぜ。
 攻撃したとかそういう伝説は残ってないんだし、絶対よく寝てただけ……えっ、オルドネウムの戦い方を知ってるのか? ずりぃーんだ!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79504
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4882
名前:むぎ
種族:アーカーシュ原産の豚(名称不明)
性別:メス(?)
年齢:unknown
特徴:アーカーシュで発見された新種の豚、レリッカ村では『ふわふわぶた』と呼ばれていた。
設定:
 天川がアーカーシュで行われたレリッカ村での宴にて土産を探していた際にレリッカ村の住民達が紹介してくれた頭に謎の触覚の生えている豚。
 当初は土産代わりに豚の写真を携えて帰還した天川だが、晴陽が気に入り「ぶたさん」と呼び飼育したいと水夜子にぼやく事があったらしい。
 流石にアーカーシュと再現性東京では気候の違いなどがあるのではないかと水夜子は晴陽に進言した。晴陽は「確かに」と言いながら諦めきれず――天川に直接飼育を打診したらしい。
 勿論、ペットを飼う為の時間もなければノウハウもない晴陽に水夜子は簡単に言ってのけたのだ。
「天川さんの使い魔にしていただけばいいのでは? ファミリアーなんかでよく可愛い動物飼育している方居ますよ!」
 そんなアレコレで晴陽ご期待の「ぶたさん」は天川の飼い豚になったのであった。
 命名時に『べーこん』と付けようとしていたのは晴陽、水夜子と天川だけの秘密なのである。流石に可哀想だという理由で「むぎちゃん」に落ち着いた。
 ……筈だが、時々『べーこん』と呼びかける辺り、『べーこん』という名前にも未練があったのかも知れない。

 魔法的な力でふわふわと飛行し「ぶ」と鳴いている様子が良く確認される。どうやら再現性東京でも何処にでも馴染める種であるらしくのんびりと過ごしている。
 餌は普通のミニブタなどと変わりはない。アーカーシュ産であるためある意味雑食とも言える。好物はりんご。

 むぎの首には可愛らしいリボンが巻かれることがあるらしい。
 最初に送られたのは赤色のリボンに花の飾りが付いていたものであった。(多分、大凡)メスである事が判明して晴陽が意気揚々と選んできた首輪代わりの品である。
 花飾りには「むぎ」と刺繍が施されており迷子札代りなのだそうだ。
 二つ目の贈り物はちょっぴりシックな青いリボンのシンプルなリボンである。
 スカーフのように着用させましょうと晴陽が提案した理由は天川とセットでも『可愛すぎないように』という配慮なのだそうだ。(ちなみに、その気遣いは水夜子のものだった)

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71739
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3702
名前:アルフス・アノレー
種族:カオスシード と、されている
性別:男
年齢(或いは外見年齢):42
一人称:吾輩
二人称:貴様 貴様等、人類
口調:~だ、~だな、~である、~だろう、~ちがうか?
特徴:メカクレ 暗黒微笑 黒を好む がっしり 幻想貴族 誇り高い 気が短い 神出鬼没 旅行好き 二刀流(意味深)
設定:

「アルフス・アノレーである。なに、知らない? けっこうなことだ。吾輩の名を、冥土の土産とするがよい。愛しているとも、人類」

 とある幻想貴族の次男坊と名乗る男。
 本当にそうなのかは本人のみぞ知る。金回りは妙に良く、高価な錬金道具や魔導具を買い漁ってはすぐ飽きて売る、という散財を繰り返している。
 ごたぶんに漏れず、精神的に腐敗している。搾取は当然の権利であり、民草は雑草くらいにしか考えていない。コネクションを作るのが得意で、他人の弱みへつけこむのもうまい。そんなところで幻想貴族らしさを発揮しなくていいのだが。

 幻想の地理に詳しく、常にひとつところにとどまることなく、渡り歩く。
 各国へも出張するが、基本的には幻想国内へいることが多い。

 二刀流である。
 酒と甘いものを愛し、清潔と猥雑を愛し、女を愛し男を愛する。さらに魔法と剣による連続攻撃は目を見張る物がある。アーマデルとその恋人や関係者のことも、こよなく愛している。彼にとって、美しいものはすべて愛の対象なのである。しかしながらその審美眼に、首を傾げることも多々あるだろう。

「食らう」という行為へ執着する傾向にある。
 愛したものを食らう。空腹を嫌う。
 恋したものを食らう。空漠を嫌う。
 生きることを楽しんでおり、退屈を嫌う。
 彼はこの世界へ生まれたことを神とやらへ感謝しており、この世のすべてを愛している。
 ひるがえって、すべてのものへ関心がない、ということでもある。愛しているとうそぶくが、ただ愛でるだけなのだ。愛玩するだけなのだ。猫のように。犬のように。金魚のように。
 そんな彼の心を震わせたのが、アーマデルである。俗っぽい言い方をするならば、一目惚れだろうか。

 魔眼の持ち主であるがゆえに、普段はフードを被っており、素顔を見せることはない。
 目を合わせるな。危険だ。とりこまれる……。

「見たまえ、この汚穢と腐敗にあふれたきらびやかな宴を。これぞ貴族の遊戯。幻想、その名に恥じぬ絢爛さでもって、アーマデル、吾輩は今宵、貴様の頭蓋を盃にせん」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79566
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4909
名前:ケルル・オリオール
種族:獣種
性別:女性
年齢:不明(10歳程に見えるが成人している)
一人称:わたし
二人称:きみ、スティアちゃん、ティナリス君、ロニ君
口調:だよ、かな、かも?
特徴:大きなネズミの耳に細い尻尾。大戦斧を持った幼い見た目の少女。
設定:
天義聖騎士団グランヴィル小隊所属の騎士。
幼い見た目をしているがティナリスやロニの先輩にあたる。
四年前の戦いで生き残ったグランヴィル小隊の一人。

彼女が10歳ほどにしか見えないのは、手にした大戦斧の祝福によるもの。
聖人と共に悪しき者と戦った戦士が使っていたとされる聖遺物なのだ。
これは、オリオール家に伝わる大戦斧で、当代の中で一番能力の高いケルルを聖遺物が選んだらしい。
大戦斧を軽々と振り回す様から、相当な力の強さが覗える。

本人の性格はおっとりとしていて、小隊のマスコットのように扱われる。
心優しいので、マスコット扱いをされてもふわふわと笑っている。
自分が戦場に出ないで良い状況は、まだ平和である証拠だからとケルルは微笑む。

しかし、ひとたび大戦斧を手に前線へ飛び出して行くと、力尽きるまで止まらない。
聖遺物の闘気に身体が引っ張られてしまうのだ。
付いた二つ名は『フェアリーブラッド』。
彼女を戦場に出すのは、最終手段であるのだろう。
そんな自分を少し嫌悪している。
人当たりも良く、後輩を大事にする優しい先輩が、豹変して悪鬼のように暴れ狂うのだ。
四年前の戦いでも多くの敵を『殺して』しまったことを後悔している。
心優しいからこそ、思い悩んでしまうのだろう。
ティナリスやスティア達には見せたくないと思っている。

スティアとは家が近く、幼い頃はよく遊んでいた。
あの頃は自分の方がお姉さんだったのに、今ではスティアの方が随分と大きくなってしまった。
何だかむず痒いような寂しいような気持ちにさせられてしまう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71564
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4921
名前:フェネリー・エセルバート
種族:人間種
性別:男性
年齢:31歳(セオドリックと同年)
一人称:僕、私
二人称:君、~さん、セオドリック、ジャレッド、ティナリスちゃん
口調:だね、かな、かもね、かい?
特徴:白に近い銀髪と赤い瞳。優しげな表情を浮かべる男性。
設定:
 天義貴族グランヴィル家の傍流、エセルバート家の子息でティナリスの叔父セオドリックの友人。
 セオドリックやティナリスと遠い血縁関係にあり、特にセオドリックとはよく兄弟と間違われる。
 苦労性のセオドリックは年齢より年上に見える為、フェネリーが弟と思われるのだ。
 エセルバートに家に養子として迎えられたジャレッドは生まれた月が遅いのでフェネリーの方が兄になる。
 基本的にジャレッドと行動を共にしている。

 エセルバート家はグランヴィル家の暗部を担う。
 グランヴィルを守るため諜報や情報操作、時には暗殺なども行うのがエセルバートの役目である。
 その事実はグランヴィル家当主以外には秘匿されるため、セオドリックが知ったのも当主を継いだあとだった。
 フェネリーの柔らかな微笑みの裏に隠された真実にセオドリックは苦悩しただろう。
 セオドリックが貴族の集まりに出席する時は必ずついていく。
 いざとなればその身を使ってグランヴィル当主(セオドリック)を生かす為だ。

 幼い頃からエセルバートの役目に従って生きている男である。
 作り物の笑顔を張り付けて、当主の弟であるセオドリックの影に潜み存在を薄くする。
 自分が囮になり、ジャレッドが暗殺を行う事もあった。

 本来は優しい性格であり、笑顔の裏で涙を流すタイプである。
 だからだろうか。嘘に塗れた自分の自我が失われてしまうような幻覚に悩まされている。
 そんな時にいつも支えてくれるのがジャレッドだ。
 ジャレッドの前でなら、少しだけ泣くことができる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70823
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4919
名前:デファクト
種族:飛行種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:ぼく
二人称:あなた
口調:~です、ます、でしょう、ですか?
特徴:【無表情】【儚い】【長髪】【天然】【慇懃】【マイペース】

設定:
 ニルと同様の出身――即ち、『マグナム・オプス(大いなる業)』の一環で生み出された実験体……「ではない」存在。
 その姿は黒い翼と長髪を携えた、紅眼の少女である。

 そも、「デファクト」と言う名前の実験体は上述された『マグナム・オプス』に於いて既に名付けられた個体が居り、この設定欄で述べているデファクトは同名個体との差異をデータとして記録するため、「デファクト」と類似した能力を与えられた一種の使い捨ての個体であった。
 その能力、「デ・ファクトの重把」は習慣や慣例に対する依存を齎すと言うもの。
 能力の使用中、対象者は自身が日常的に行っている行動を第一とし、またそれを妨げる要因を排除するようになると言うことだ。
 これだけを聞けば用途が掴みにくい者も居ようが、この能力は使い方次第でいくらでも悪用が出来る。
 例えば目の前で同じ町の人間が攫われようが、それが自身に関係する、または自身に累の及ぶ可能性のある人間でない限り、能力の対象者は自身の家事や仕事などを優先するようになる、と言った具合に。
 ……本設定欄のデファクトが同様に与えられた能力が、上記のそれに比べ何処まで差異を有しているのかは、未だ判明していない。

 既に死亡が登録されている「デファクト」に対し、此方のデファクトは行方が知れぬまま、またその捜索も打ち切られている。
 余人が知る由もないが、構成員の間では『無辜なる混沌』で何らかの大きな事件が起こるたび、彼女が巻き込まれて死んだのだと言う噂が都度流れている。
「『砂蠍』に殺された」「リヴァイアサンの巻き添えに遭った」「神威神楽で呪われた」「吸血鬼に刻印を受けた」等々――
 未だ頻繁に囁かれている噂は、逆に言えば「そう在って欲しい」という構成員たちの願いの証左でもある。

 それが何故か、などと。最早語るべくも無かろうが。
 彼女は構成員たちを恨んでいたのだ。「生きていれば必ずや復讐に来るであろう」と思わせる程度には。
 故にこそ、もし、黒翼と紅眼の少女を貴方が見かけたのであれば――或いはその瞳の裡に、昏い炎が覗けたかもしれない。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79407
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4915
名前:ジャレッド・エセルバート
種族:旅人
性別:男性
年齢:31歳(セオドリックと同年)
一人称:俺
二人称:お前、君、~さん、セオドリック、フェネリー、ティナリス
口調:だ、だろ、だろう?
特徴:黒髪紫瞳の黒づくめの男。
設定:
 天義貴族グランヴィル家の傍流、エセルバート家の養子でティナリスの叔父セオドリックの友人。
 10歳の時に異世界から召喚されて彷徨っていた所をエセルバート家に拾われた。
 エセルバート家はグランヴィル家の暗部を担う。
 諜報、情報操作、時には暗殺なども行うのだ。
 その為には『身元の分からない旅人の子供』は都合が良かったのだろう。

 エセルバートに伝わる魔道具との契約により、グランヴィル家の為に力を行使する時、黒霧を纏わせる事ができる。
 黒霧は闇に身体を潜ませるには有効であった。
 元々、暗殺者としての適性があったこともあり、ジャレッドはエセルバートに養子として迎えられた。
 同い年のフェネリーとは少しだけ生まれ月が遅いので、ジャレッドが弟である。

 他人に期待もしなければ執着もしないので、基本的に人当たりは良い。
 ティナリスの父パーセヴァルが死に、セオドリックが当主となった時に友人から『自分の命よりも大切にしなければならない者』となってしまった事には少しだけ悲しさを覚えた。セオドリックとは何のしがらみも無い友人で居たかったからだ。

 フェネリーが本当は優しい性格であるのを知っている。
 それ故に、エセルバートの役目に苦悩していることも。
 だから、少しでもフェネリーの心が軽くなるように自分が率先して汚い仕事を引き受ける。

 ふと思い出すのは、学生時代。
 セオドリック、フェネリーと一緒に何気ない日々を送った。
 馬鹿みたいな会話で笑い合った、あの校舎に反響する声がいつまでも続くといいと思っていた。

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71753
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4920
名前:ロレッタ・ディ・バレス
種族:人間種
性別:女性
年齢:17歳(ティナリスと同年)
一人称:私
二人称:貴方、~さん、ティナリス
口調:です、ます、ですか? 友人にはくだけた口調。
特徴:青銀の髪に青い瞳。黒い手袋と群青の衣装の女性。
設定:
 天義聖騎士団グランヴィル小隊所属の騎士であり、ティナリスの友人。
 神学校時代は生徒会長のティナリスの傍らで副会長を務めていた。
 グランヴィル家と交流の深いバレス家の次女。
 か弱そうな見た目をしているが、ティナリスと肩を並べる事が出来る程の神聖魔術と剣技の腕前。
 ティナリスにかなり傾倒しており、神学校時代に悪意を持って近づく者あらば、秘密裏に『接触できない』ようにしていた。その方法を聞いても不敵に笑うだけである。

 イレギュラーズには『ティナリスの憧れ』であるからとても好意的。
 しかし、ティナリスに悪意を持って近づく敵には好戦的になる。
 ロレッタ自身はティナリスの事が大好きで、確固たる善意で行動する。

 黒い手袋をしているのは火傷の痕があるからである。
 幼い頃、暖炉の前で長女と喧嘩していた時に出来たもの。
 小さな子供同士だったから二人とも慌てて動けなかった時に、水場へ連れて行ってくれたのがティナリスだ。
 痛みで泣きじゃくるロレッタの手を水で冷やし続けたのだ。
 ロレッタにとってその時のティナリスは救世主のように思えた。

 何でも一人で出来て、しっかり者のティナリスにロレッタは憧れた。
 けれど、四年前の夏に両親が死んで『普通の女の子』みたいに泣くティナリスを見て失望し。
 同時にティナリスへしっかり者の救世主を押しつけていた自分に愕然とした。

 ――ティナリスは救世主なんかじゃなかった。
 自分と同じ、弱くてすぐ泣いてしまうような女の子なのだとロレッタは考えを改めた。
 救世主じゃない、ティナリスを自分が守らなければ。
 頼って憧れているだけじゃ彼女を守れないと、魔法に剣術、学業も頑張った。

 ティナリスを守ることがロレッタの行動指針となっている。
 たとえ、この身が裂けようとも。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/76572
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4849
名前:グレイ
種族:人間種
性別:男性
年齢:16~24歳程に見える
一人称:僕、私
二人称:君、あなた、~さん、ちゃん、正純さん
口調:だよ、かな、かも?
特徴:黒髪赤瞳の美しい見た目の青年。少年のようにも見えるし成人男性にも見える。
設定:
「え? 僕の名前? 何だと思う? うんうん、そう正解! グレイくんです!
 いやー嘘じゃ無いよ。だって正純さんが付けてくれた名前なんだから。
 ……それで、ごめん正純さん。お金貸してくれない?」

 天義国におけるリンバスシティ事件に際し、正純の前に現れた青年。
 気さくな性格とだらしのない恰好で猫のような印象を受ける。
 自称、情報屋であるのだが、いつもお金に困っている様子だ。
 少年のように子供達に交ざって遊んでいたり、大人びた恰好で女性を口説いている所を目撃している。
 飄々とした性格で、基本的に楽しげにしているところを見かける。
 正純の事を大変気に入っているようで、たびたび見かけるようになった。

 グレイと名付けられた青年の、本当の名はグレイビー・エセルバート。
 天義貴族グランヴィル家の傍流、エセルバート家の養子だ。
 エセルバート家はグランヴィル家の暗部を担う。
 諜報、情報操作、時には暗殺なども行うのがエセルバートの役目。
 エセルバート家には同じように拾われた子供が沢山居る。
 其れ其れがエセルバートに伝わる魔道具との契約により、役目に縛られる代わりに特異な能力を得る。
 グレイの場合は見た目をある程度変えられるというもの。
 時には女性に見えるように美しく着飾り、貴族から情報を得る。

 彼の事情を知らない正純から見ると、ただのだらしない困った青年である。
 グレイはそれが、楽しくてたまらないのだ。
 役目に縛られている自分とは大違いの正純を、純粋に眩しいものだと思っている。
 横に並び立つ事なんてできないけれど、少しぐらい困ってる顔が見たいと願うのだ。
 グレイにとって正純は夜空に輝く眩い星なのだ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68041
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3801
名前:ライアン・ロブルス
種族:人間種
性別:男性
年齢:26歳
一人称:俺
二人称:お前、君、~さん、ロニ、ティナリス
口調:だ、だな、だろう?
特徴:黒髪黒瞳の美形の男性。
設定:
 天義聖騎士団グランヴィル小隊の騎士。
 四年前の戦いで生き残ったグランヴィル小隊の一人。
 大部分を失ったグランヴィル小隊にとって貴重な戦力である。
 神聖魔術、剣術共に優れた才能を持つ。
 グランヴィル小隊の実質的なリーダーのような存在である。

 天義聖騎士団の中でもグランヴィル小隊は強力な部隊だった。
 代々グランヴィル家から小隊を率いる為に士官が送り出される。
 四年前に殉教したパーセヴァル小隊長は類い希なる才能を持ち、小隊を率いていたのだ。
 ライアンはその才覚を買われパーセヴァル直属の前線部隊に配属されていた。

 四年前の戦いの最中、幼馴染みのロニ・スタークラフトを敵影に見つけた。
 アストリア枢機卿が持つ幾つもの聖銃士隊のうち、末端部隊に配属されていたのだ。
 応戦したグランヴィル小隊の攻撃もあり、その部隊は壊滅した。
 見知った顔が何人も居た。
 アーデルハイト神学校で同期だった奴も、巡回の途中でたまに見かける銃士も。
 所属していた場所が違っていただけ。
 そんな彼らを、自分の手で殺したのだ。

 戦って行く中で、進軍したライアンの目の前に血塗れのロニがいた。
 震える手で壊れた銃をライアンへと向けたロニ。
 けれど、引き金は引かれなかった。
 目の前に居るのが幼馴染みのライアンだと気付いたのだろう。
 一瞬躊躇したロニは、諦めたように、死を受入れた顔で「俺を殺してくれ、ライアン」と零した。
 ライアンは咄嗟に自分の黒衣のマントをロニに被せ聖銃士の服を隠した。
 小隊の仲間に隠れて、ロニを逃がそうと思ったのだ。
 しかし。
「――何をしている」
 その言葉に振り向けば、パーセヴァルがこちらを見つめていた。
「……だめ、だ。ライアン逃げろ」
 ロニのうめき声と眩いばかりの光に包まれた視界。

 その瞬間何が起ったのか。そんな問いかけにライアンは口を閉ざす。
 ロニも語ろうとはしない。
 けれど、事実として。
 尊敬していたパーセヴァル・ド・グランヴィルはこの戦いで命を落した。

 ――あの日から四年経った今でも、何が正解だったのか分からずにいる。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79748
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4852
名前:ジュリア・フォン・クレヴァンス
種族:人間種
性別:女性
年齢:24歳
一人称:私
二人称:貴方、~さん、ティナリス、ロニ、リースリットさん
口調:です、ます、ですか?
特徴:銀髪碧眼の妙齢の女性。
設定:
 天義聖騎士団グランヴィル小隊の騎士。
 四年前の戦いで生き残ったグランヴィル小隊の一人。
 大部分を失ったグランヴィル小隊にとって貴重な戦力である。
 ニコラ・マイルズ とは同室で仲が良い。

 気性の荒いニコラとは正反対で冷静沈着な視点で物事を見極める人格者。
 天義貴族であるクレヴァンス家の出身で、神聖魔術や剣術にも優れている。
 小隊の騎士達から頼られる事も多く、その優しく包み込むような笑顔から『聖母』と呼ばれている。
 聖母と呼ばれるのは少し気恥ずかしいが、それで隊内の空気が円滑になるのなら構わないと思っている。
 しっかりとした安定感に騎士達は安らぎを覚えるのだろう。

 ジュリアとて、最初から聖母のようだった訳では無い。
 四年前は正しく在らねばと、もう少し冷たい印象を与えていただろう。
 それを変えたのは、ティナリスの母メレイアとの出会いだ。
 激戦の一途を辿る大戦の中で、メレイアは多くの仲間を癒した。
 助からない命には痛みを取り払った。それは、味方も敵も関係無く。

 母親が瓦礫に埋もれ、逃げ遅れた兄妹の『妹だけ』をメレイアはジュリアに託した。
「必ず、妹さんを安全な場所へ……それが彼らの願いですから」
 ジュリアは妹を連れてその場を後にした。
 よく頑張りましたね、とメレイアの声が遠く聞こえ。四方から響く銃弾の音に掻き消された。
 振り向いてはならなかった。足を止めてはならなかった。
 腕の中の命を安全な場所へ送り届けなければならないのだ。

 戦いが終結し、メレイアが殉教した事を知った。
 最前線で戦っていた隊長のパーセヴァルは、妻であるメレイアが殉教した事を知らずに逝ってしまったのだろう。
 それはメレイアも同じだったはずだ。それでもその身を挺して戦った。未来の為に。

 あの時の判断が正しかったのか、ジュリアは苦悩した。
 けれど、あの時メレイアから託された少女が、彼女と交流のあったリゴールを通じて、ロルドリックのシスターパウラの元で元気に過ごしていることは、何よりの肯定に思えた。

 ――聖母(メレイア)のようにありたい。
 そう、ジュリアは自分に課しているのだ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79721
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4851
名前:レイチェル・バーナー
種族:魔種(色欲)
性別:女
年齢(或いは外見年齢):70代に見える
一人称:わたくし
二人称:あなた (年下へ)弟妹 (年上へ)兄上姉上 (同年代へ)兄弟姉妹 イザベラのみ呼び捨て
口調:~です ~ます ~でしょうか? / (イザベラへ)~の ~よ ~かしら ~でしょう?
特徴:高齢 深い哀惜 苦労人 包容力 シスター風 絶望の味を知っている 敬虔な信者だった 逃避 共依存 趣味は昼寝 さみしがりや
設定:

「レイモンド、自殺もほどほどに。わたくしは横になります。お好きになさい」

 元は幻想貴族のお嬢様であり、信仰心にあふれた無私の人であった。
 いまや「森の洋館」の本来の主、レイモンド・パムゴラスが惚れこんだ女であり、魔種である。

 若い頃は幻想の名もなき孤児院の院長をしていた。
 そこで巡り合ったのちの孤児院院長イザベラの、いつも笑顔で、喜怒哀楽を分かちあう姿勢に共感。長じた後、レイチェルの母校となる修道院へ入ったイザベラと、姉妹の契りを交わした。
 その頃は、敬虔なシスターであり慈善活動へも積極的だった。私財を投じて貧困層を助けようともがいていたが、いつしか怠惰で無知な市井の人々へ失望し、反転。自分なら人々を救う救国の聖女となれると、どこかで考えていたフシがある。傲慢でもある彼女が、なぜ色欲へ落ちたかは、やはりイザベラへの執着であろう。
 姉妹の契りを交わしたイザベラのことを、「黒き聖女」と呼び、大事にしていた。今も彼女の反転を心待ちにしている。

 魔種にしては珍しく、包容力に溢れ、優しく、仲間思いでありつつも、炎のごとく前進するタフネスも持ち合わせる。ふだんはおとなしくしく慎み深いが、一度こうと決めたらゆずらない頑固な性格。
 どんな相手であれ、まずは受け入れ、対話するという姿勢を取る。相手が筋が通っていると感じれば、引くという潔さも持つ。
 しかしその性根は魔種であり、どこかしら「聞いてやっている」「引いてやっている」といった態度が感じられるため、彼女と相対すれば、不愉快な思いをすることもあるだろう。

「……だまりなさい、レイモンド。これは、わたくしとイザベラの会話です。あなたが入り込む余地などない」

 リリコを敵視しているが、それがなぜかは現時点では不明である。

「なぜ、その子を手元へ置き、愛を注いでいるのかしら。イザベラ。わたくしはあれほど、止めたでしょうに……」


ソレのスタンスとしては、仮にリリコ、更にはリリコの大事な母親代わりであるシスターイザベラに反転も含めて害が及ぶ様なら彼女らを守護しようと積極的に動くだろう。とはいえ、その銀の尾を踏まぬうちはシスターイザベラに配慮した言動もしっかりと取る。明るく、強く、いつも子供たちを想うシスターイザベラ自身も、ソレにとっては好ましいモノの1つに数えているからだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4933
姿:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80318
名前:ドランキュラス
種族:竜種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):不明
一人称:ボク
二人称:キミ
口調:~だ、~だよね、~だろう?
特徴:傲慢、気まぐれ、ふわ毛(白)、青い目、青い角、竜鱗(黒)、猫好き
設定:
竜種にして明星種『アリオス』。比較的若い竜であり、その中でも更に若いほう。
『人の姿を取る事は出来ない』が、それでも竜種として非常に強力な力を宿している。
外見の特徴を並べ立てると可愛く聞こえるが、一軒家以上の大きさを持つ辺りは流石竜種といったところ。
ただ、何処となく動きに猫っぽいところがあり寝ている姿などは香箱座りする猫のようでもある。
覇竜に猫はいないと思われるので、何処かでドラネコを見たことがあるのかもしれない。
背中から尾の白い毛並みもどことなく猫を思わせるのが猫っぽさに拍車をかけているが、竜種であることを忘れてはいけない。
その本質は竜らしく傲慢であり、人のことなど歯牙にもかけていない。ドラネコのことはちょっとかけているかもしれないが、その行動を大きく変質させるほどではない。
ドランキュラスの周囲に浮く青い光球も非常に強力な浮遊砲台であり、それが複数浮いている光景は文字通りの恐怖だろう。
こと竜種においては「かわいい」=やさしい、や慈悲深い、ではないことを示す良い例とも言えるだろう。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4929
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80427
名前:『ブーケ』
種族:人間種……?
性別:女性
年齢:10歳
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:です、ます、でしょう、等とても気弱な口調
特徴:カフェ『鳥籠』の従業員、孤児
設定:
 聖都フォン・ルーベルグに存在するカフェ『鳥籠』の従業員。元は孤児であり、店主であるロイブラックに拾われたという。
 ブーケと呼ばれていることから彼女の名前として認識されているが、それは名というわけではなく只の呼び名であるらしい。
 本来の名は有ったが捨て去った。もう二度と呼ぶ者も居ない上、執着する必要も無いはずだと。
 天性の歌声を有している。だが、とある事件のショックから声を発することが出来なくなった。
 ロイブラックは一先ずは様子見としてブーケを庇護下に置いているが――声が出るようになったならば……?

 彼女には兄が居た。ライと呼んでいた兄の事を愛しており、彼と再会することだけを願っている。
 ロイブラックは兄の居場所を知っているという。だからこそ、ブーケは彼と共に行動すると決めて居た。
 未だ幼い少女に善悪の判別はない。ロイブラックの遣いとして出掛けることもしばしばあるが、決まって彼の元へと帰る。
 最近はロイブラックが管理している地方の屋敷に棲まう『グラヨール夫婦』の元に出入りしているらしい。
 彼等の世話をし、歌を覚えて帰ってくるのだ。夫人はブーケを可愛がってくれていた。彼女は離れて暮らすことになった子供達を思って居るらしい。
 優しく、本当の母のように慈しんでくれる夫人のために、ブーケは考えた。
 彼女の本当の子供を探そう。そして、『ライお兄様』の事も探そう。皆で暮らせば、これ以上幸せなことはない。
 叶わないなんて考えたくはなかった。考えたくはなかったからこそ、少女はとある女の声に耳を貸した。

 ――貴女の不幸は、全て偽りの歴史の上にある。

 ああ、そうですね。聖女様。
 だから、わたしは此処から旅立つのです。この歌声をご主人様に捧げるその日まで。
 わたしは……ただしきことを、続けなくてはならないのですから。

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80346
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4937
名前:『枯蝕の魔女』エヴァンズ
種族:精霊
性別:女性
年齢:unknown
一人称:わたくし
二人称:呼び捨て
口調:です、ます、ですわ などの穏やかな口調
特徴:御伽噺の『魔女の魔法』、魔力喰い
設定:
 混沌世界で時折、発見される『魔女の魔法』と呼ばれる奇病の原因とされる精霊。
 気紛れに世界を飛び回るエヴァンズは年端もいかない子供に悪戯を仕掛けるのだそうだ。
 それは、人の体に深く種を埋めるということ。種は芽吹き、寄生主の体に救う。種は、魔力を好むが故に『魔女の魔法』と呼ばれている。
 魔力欠乏症と称する状況に陥った子供は、満足に体を動かすことが出来なくなる。虚弱体質になり、種が無理矢理魔力を作り出そうとするため魔法の素養が無い子供は死に至ることもあった。
 この奇病に適応することが出来る物の多くが、幻想種であるという。幻想種達は大気中のマナやファルカウの加護を身の内の魔力に変え、奇病をある程度抑えることができたのだそうだ。
 魔女の魔法は、長い時間を掛けて育って行く。体の中に深く根付いたそれがどの様にして消えるのかは分からない。

 精霊エヴァンズは混沌世界の何処かを彷徨っているらしい。その姿は美しく、見る者の視線を奪う。
 魔女帽子を被った精霊は自らが『枯蝕の魔女』と呼ばれていることを知っている。
 魔女帽子を被った精霊はその由来こそ自らの業であると知っている。
 魔力を好み、魔力を喰らう精霊が通った野は枯れ果てる。生気を奪い、魔力を奪い、鮮やかな花の一つも残さない。
 彼女が過ぎ去った後は黒く濁った気配と、腐り落ちた草花だけが残っているのだという。
 それが精霊の持ち得た不運な能力であり、彼女の存在そのものを表すのだという。

 彼女ならばきっと『魔女の魔法』を解く方法を知っているのだろう。
 身の内の種は、エヴァンスのマーキング。魔力の花が咲く頃にエヴァンスは全てを攫いにやってくる。
 その花が咲く前に彼女を捕えることが出来たならば、屹度――

 ……けれど、エヴァンスのことだって、御伽噺のひとつなのだと人は言う。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80433
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4874
名前:エーヴェルト・シグバルソン
種族:人間種
性別:男性
年齢:29歳
一人称:俺
二人称:お前、呼び捨て、父上、兄貴(ベルノ)
口調:だろ、だな。だろう?
特徴:プラチナ寄りの金髪に水色の瞳
設定:
「俺はサヴィルウスのシグバルドの子、エーヴェルトだ」

 ギルバートの仇敵ベルノ・シグバルソンの異母兄弟。
 ノーザンキングス連合王国統王シグバルドの子にあたる。

 鉄帝国ヴィーザル地方の村『サヴィルウス』に住んでいる勇猛なる戦士。
 性格はサヴィルウスに住んでいる者としては『比較的』冷静で物事の機微をよく読む秀才派であるが、血気盛んであることに変わりは無い。獰猛で狡猾な性格であろう。

 兄であるベルノを信頼しつつも、いつか自分が次期ノーザンキングス連合王国統王になると野心をもやしている。
 ベルノは腕っ節が強く折れることのない剣ではあるが、それでも人間である。
 いつか果敢に戦い怪我を負って命を散らしてしまうかもしれない。
 そういう事態に備えるのも、次男である自分の役目だとエーヴェルトは思っている。

 このサヴィルウスでは強さが一番尊ばれる。
 それは過酷な状況で生きながらえるための信仰に近いものがあるだろう。
 脆弱な肉体を持つものは長生き出来ず、いずれ死んでしまう。
 自然の淘汰に近い場所でもあるのだろう。
 だから、この村では強靱な肉体を持ち、力の強い者が支配者であるのだ。

 村の後継者とされる兄ベルノが村はずれに住む弱きドルイドと子を成したことは一族の恥だが、幸いにもその男児は村の一員として迎えることになった。
 統王シグバルドの血を受け継ぐ、一族の子として兄ベルノのように勇猛に育ったので安心している。
 もしも、ドルイドの血が濃く弱き者だったなら、慢性的な食料問題を抱える村の為にも殺さなければならない所だったからだ。

 数年前のリブラディオンで『鳥籠の雛』を殺したように。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80492
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/3346
名前:クアイラ
種族:獣種(?)
性別:女性
年齢:UNKNOWN
一人称:此方
二人称:貴方
口調:です、ます、ですか?
特徴:スタイルが良い ケモ耳 覆面
設定:
 常に顔を隠しており、表情を窺えない底知れぬ人物。
 頭頂部のモフふわとしたケモ耳が特徴的な一方、尻尾のような形跡が見られない。
 かと思えば、ブーツを履いている脚はその形状から蹄のようにも見える、と。
 一応、獣種を思わせてくるものの、確証が得られていない。
 その理由は覆面と、携える大太刀に起因する。
 どう見ても機械的な細工が施された太刀は天義の一般的技術水準からは生まれえぬもの。
 どちらかというと、練達のそれを思わせるだろう。
 唯一言えば、肉体的な丸みから女性であろうことは確実視されている。
 その正体があまりにも不透明な理由は、彼女の職業に起因する。

 クアイラは天義の懲罰執行者を務めており、その仕事は確実にして峻烈、流麗にして苛烈と評される。
 ここでいう懲罰執行者とはいわゆる異端審問官よりも暗部が多く、かつ『仕事が早い』存在である。
 異端かどうか、不正義か否かの裁量などさておいて、速やかな断罪を果たす暗殺機構であるという。
 聖騎士ではないが聖騎士の黒衣にも似た衣装を身に纏うのも、不正義が齎す穢れから身を守るためである。

 不正義とあらば即断即決で動かねばならないその職業柄、彼女のような懲罰執行者は『過去を捨てる』。
 それまでの来歴は懲罰執行者となることを受け入れた時点で意味をなさない。
 何故ならば、彼女達は既に死んでいるからだ。
 もちろん生死の話ではなく、来歴的な話ではあるが。

 自らの命を信仰に捧げ、最早人ではないと顔を奪い。
 それでもクアイラは、彼女のような者達は戦い続ける。
 その生涯を以って信仰が正しいことを証明するために。

 現在、クアイラはある一族の生き残りを監視している。
 天文学、占星術を専門分野として、過去には宮廷占星術師も輩出したパーパゼット家の生き残りだ。
 幼少故に助命されたパーパゼットの生き残りカニュラが密教『ウーティス』に預けられたことで、警戒しているのだ。
 彼女が――というより、あのサマエルが何をするつもりで彼女を庇護下に置いているのか。
 その目的が不正義ならば、即座に断罪を為すために。

 脅威的な神速の大太刀を操り、高度な空間把握能力を持つ。その射程、反応速度、命中精度は恐るべきと呼ぶほかない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79540
設定委託本文:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4948
名前:ニコラ・マイルズ
種族:人間種
性別:女性
年齢:24歳
一人称:私
二人称:貴方、君、ロニ、ティナリス、ジュリア、マルク君
口調:よ、わ、なの?
特徴:薄茶色の髪に紫の瞳。内腿に大きな傷跡を持つ。
設定:
 天義聖騎士団グランヴィル小隊の騎士。
 細剣で敵を突く手数の多い戦い方をする身軽な騎士。
 神聖魔術にも長けており、最前線では重宝される戦力を持つ。
 ロニと同じくティナリスより年上であるが、部下に相当する。
 ジュリア・フォン・クレヴァンスとは同室で仲が良い。

 四年前の戦いで生き残ったグランヴィル小隊の一人。
 大部分を失ったグランヴィル小隊にとって貴重な戦力である。
 今でこそ落ち着いたが、四年前は前線で飛び回るお転婆な行動が散見された。
 他の隊では手に負えないと、当時の小隊長であるティナリスの父パーセヴァルが引き受けたのだ。
 じゃじゃ馬な自分を拾ってくれたパーセヴァルを尊敬し、彼の為ならどんな辛い戦場も駆け抜けた。

 だから、四年前の夏、強くて誰にも負けない隊長が死んだと聞かされた時は嘘だと思ったのだ。
 最前線を駆け抜けていたニコラは内腿に大きな傷を負い、戦線から離脱していた。
 グランヴィル小隊の救護室に駆けつけたジュリアが告げた「隊長の殉教」に頭が真っ白になった。
「嘘よ! 隊長が死ぬ訳ないじゃない! あの誰よりも強い隊長が、私達を置いて……っ!」
 太ももから吹き出す血が止まらない。零れ出す涙が滝のように流れた。
 ジュリアに押さえつけられていなければ、そのまま飛び出してしまっただろう。
 戦いが終わった後も、到底受入れられるものではなかった。

 数年が経ち、ようやく心の傷も癒える頃。
 パーセヴァル小隊長の娘ティナリスがグランヴィル小隊へと入隊してきた。
 彼に似て真面目で誰よりも強い眼差しを持つ少女。
 きっと、ティナリスなら立派にパーセヴァル小隊長の後を継いでくれるだろう。
 ニコラはそんな予感に胸を膨らませる。

 ――パーセヴァル小隊長の娘が、『失敗』するはずないのだから。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/77630
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4850
名前:狐達(名前は様々、狐兵達とも呼ばれる)
種族:獣種(式神)
性別:女性
年齢:Unknown
一人称:様々
二人称:様々
口調:様々
設定:
獣種の少女を素体として、稲荷神が作り上げた式神の狐。
量産機に相当する集団であり、式神の機能中枢である尻尾の数は1本。
謂わばハイローミックスの『ロー』に相当する。
尻尾の機能もイナリ達より安定性と生産性を高める為にデチューンされており、魔術的な機能が制限されてしまっている。その為、この狐達は物理兵器を中心に運用している。

兵科:水兵
狐兵の兵科の一つ、いわゆる水兵。
狐達の主な活動地域である、街や杜以外で長期間活動している珍しい兵科の狐達。
特徴的な能力として、水中呼吸、水中行動など水中での活動に特化している点。
尻尾に蓄積している魔力を消費する事で水圧を軽減し、水面下から深海までの幅広く活動する可能になっている。
基本武装として爆裂する小型の銛を連続発射するハープーン・ガンを自衛用に装備している。

その他、海上活動用の船舶として秘匿ドックに潜水艦を用意している。
外見的には異世界のUボート(参考:U31型潜水艦)という旧式潜水艦に似ており、構造も異世界の潜水艦も大きな変化は無い様である。
一応、魚雷は装備しているが少数で予備弾は無い。この世界では利用価値は薄いが、艦首の魚雷発射管はロマンという事で取り付けた物らしい。
その他、狐達を水中に放出する為の専用発進口が複数装備されている。

彼女達は海洋を主体に秘密裏に活動している。
理由はこの世界の海底資源の調査、ついでに滅海竜リヴァイアサンとの戦闘海域の調査。
水竜様の封印なんて、面白そうな現象は観測しないと勿体ない!という理由らしい。
なお、現在捜索中。急ぐ理由も無いのでのんびり活動している。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79910
名前:エリー
種族:デザイナーベビー(人工生命体)
性別:女性
年齢:14歳(肉体年齢)
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:~なのだわ、~なのだわよ(おっとり、間延びした口調、ひらがなが多い)
特徴:好奇心旺盛、超記憶力、貧弱、ちょっとへっち

【設定】
とある人工生命体研究施設で生まれたデザイナーベビー。
無謀とも言える“量産型イレギュラーズ”を造り出す計画の極めて貴重な『完全成功体』。

電子の妖精である桜衣瑠依のデータを元に作成された。
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1576850
スペックの殆どを頭脳に割かれており、特に記憶能力に異常に優れている。
肉体的には貧弱で、守られなければ生きていけない。

【経緯】
施設の機密情報を暗記させる生きたHDDになる筈であった。
肉体的に貧弱に作られているのは、もしもの時に簡単に処分できるようにである。

現状で既に、いくつかの機密情報を握っている。
人格を形成する為の情報は不足しており、無垢な人物となっている。

【性格】
おっとりした性格であるがやや子供っぽく無垢である
これからの学習内容次第で、善人にも悪人にも育つだろう
非常に好奇心旺盛で世の中に対する警戒心が低く、危険な所へふらふらと行ってしまう

【人間関係】
誰にでもすぐよく懐き
世界の誰もが自分の事を好きで、自分も世界の誰もを好きだと思い込んでいる
ちょっぴりへっち、好奇心旺盛

【戦闘】
各身体能力は低く、特に足の遅さと筋力の無さが顕著
戦闘は不可能で一般人の子供と比較してもやや弱い
自力で危機を回避する事は難しく、手を引いて逃げようとしても足の遅さが枷になる

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80320
名前:レイモンド・パムゴラス
一人称:僕
二人称:君、おまえ、貴様 など感情によって移り変わる
口調:~だ ~だろう ~かい?
特徴:若い男 自称文学者 超弱気 ネガティブ 希死念慮 迷惑な趣味 態度がでかい 矛盾が多いが、本人は気づいていない 生へ執着する 気が多い
設定:

「……死ね。死にたい。死ねば。死のう。……僕と心中しておくれよ。美しいお嬢さん」

 レイモンドは「死」に魅入られた幻想貴族である。
 居所は「森の洋館」。そう、クウハが住んでいる楽しいお化け屋敷の、本来の所有者だ。

 彼は五人兄弟の末っ子であり、本来継承権はなかったが、家族が次々と不幸に見舞われ、ただひとり生き残った彼が当主の座についた。それ以降も執事、メイド、フットマンなど、周囲の人間が早死にし、いつしか「寿命食いのレイモンド」と呼ばれるようになる。それは彼の密やかな趣味によるものであった。

 レイモンドは、耽美的破滅主義者でありる。
 しかし彼自身は己の嗜好の異常性へ気づいておらず、自身の感性こそ素晴らしいものと信じて疑わない。
 さらに孤高の文学者気取りで、年がら年中自殺したがっている。
 彼は小説を書くものの、完成させたことは一度たりともない。死と破滅を至上の美と考えており、館内へは顔をしかめたくなるような曰く付きの品々が並び、地下室には古今東西から集めたあまたの拷問器具が並べられている。
 それらがすべて、使われた形跡がある。

 館へ在りし日のレイモンドは常に心中相手を物色しており、いかにも彩りある死を魅せてくれそうな女を見つけると、洋館へ招き入れ、防音の効いた部屋で殺害する。
 手口は様々だが、豪奢なもてなしで油断させ、毒杯を煽らせるのがお気に入りだ。毒には激しい痛みと苦しみを伴うものを好む。醜い死に顔こそ、美だと思いこんでいるからだ。
 そのくせ現世へひとり残された自身の不運を悲劇と感じ、おおいに嘆く。 

 用済みの死体は森へ投げっぱなしである。
 そのせいか、洋館はお化け屋敷と化し、周囲の森には悪霊や小鬼がうようよするようになった。

 噂によると、年上の女へ惚れこんだレイモンドは、館を捨てたらしい。どんな女か、想像するだに忌まわしい。

「なにするんだ! よせよ、死ぬところだったじゃないか!」

設定委託: https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4932
名前:ペリドット・ハート
種族:旅人
性別:女性
年齢:15(外見)
一人称:ボク
二人称:キミ、呼捨て
口調:~だね、~だよ、~かい?
特徴:目隠れ、スレンダー、クール、軽度中二病

『十三式隠密型機動魔法少女』、すなわちオニキスと同じロボ魔法少女である。
斜に構えた態度、回りくどい言葉、芝居がかった表現を多用する中二病ロボ魔法少女だが、そんな目立ちやすい態度とは真逆に機械的・魔術的検知をすり抜けるマジカルステルス、顔を自在に変えて変装するマジカルディスガイズ、大鎌マジカルグリムリーパーを用いた隠密、潜入、暗殺を得意とする。
「ボクは此処にいて何処にも居ない。誰かであって誰でもない。『貌のない死神』なのさ」
 そう嘯くペリドットだが、実際のところどう思っているのかはペリドットしか知りようがない。
 もしかすると、その事実こそがペリドットを唯一のもの足らしめているものなのかもしれないが。
 武装は前述したマジカルグリムリーパーの他に近接連撃用の装備であるマジカルビームカタール、そして汎用性の高いマジカルビームダガーを装備している。
 現在は天義の聖騎士団に外部協力者として所属。
『遂行者』や魔種の情報収集、ローレットとの連絡係、異言都市や『神の国』への潜入といった隠密活動を行っている。
「『死神』のボクが聖なる神の代理人とはね。皮肉なものだと思わないかい?」
 などと言ってはいるが、死神自身が神であり魂の保護者ともされることを考えれば、ある意味で「合っている」のかもしれない。
 優秀であり正義感も強いペリドットは、その変なキャラも含め「愛されやすい」一個人であるのだろう。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68789
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4964
名前:レプロブス=レヴニール
種族:カオスシード
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):50歳
一人称:私
二人称:貴様 グドルフ(アラン)、リゴールに対しては『~君』
口調:~だ、~だろう?
特徴:【新世界】所属悪役NPC
設定:
新興組織【新世界】にて【再来(レヴニール)】の名を冠していたやせぎすの男。
見た目からは想像しにくいが、かなりの激情家で熱っぽい男。
本名はレプロブス・ハリストフォル。
かつては天義の聖職者で、リゴール・モルトンとアラン・スミシー(現:グドルフ・ボイデル)の同期の神父であり、アーデルハイト神学校で同窓の関係にあった。
3人はそれぞれよき理解者であり、よき友だったという。
病弱な母を救いたいと、聖職者でありながら薬師や医師としての勉強もしていた。
いつかは故郷に帰り、医者兼聖職者として人々の身体を癒し、心も救う事を目標とするほど、穏やかで慈愛深き青年であった。

アランの死の一報を受けた後、リゴールと共に悲しみを乗り越えるために(もしくは忘れるためか)努力に励み、彼もまた司祭としての階級まで上り詰めた。
このまま行けば『聖人』としてこの世界に名を刻むはずだったと思われるが、故郷の村にさる旅人が訪れ、謎の奇病で滅んでから一変。
すべての『旅人(ウォーカー)』がこの世界に病や病原菌を撒き散らすキャリアであると本気で信じ込むようになり、いつからか非常に過激な旅人排除活動を行うようになった。
そしてあまりに過激な抗議活動の末にレプロブスは投獄。
リゴールも、かつての友のあまりな末路に投獄や処刑の撤回を求めるもあえなく却下。
迎えた処刑前日にある男──【新世界】リーダー・メビウスに救われ、脱走。
勧誘される形で志同じである組織、【新世界】に所属することとなる。

戦闘時はペストマスクを装着し、回復術式による治癒、魔薬の投与によるバフ・デバフ付与をメインで行う。
体力や腕力はないが、【再来】の名の通り、恐るべき執念深さで戦場にあり続ける。

【新世界】が解体し失踪したと思われたが、今は【遂行者】に関与していると思われる。

この男は、魔種の狂気や呼び声に晒されていない。
『正気』である。

「私は【再来(レヴニール)】! 使命を果たすまでは斃れぬッ!」
「救うのだ! 旅人の『瘴気』に冒された人々を! この国を! ──この世界を!」
「リゴール君、アラン君……君たちだけは、私の崇高な使命を理解してくれると思っていたんだがね……。
フフ……もう戻れんのだな……あの頃には」
「ああ、ならば間違った歴史を修正してみせよう。
今の世界は……全てまやかしであると」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80779
素顔:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/18995
まとめ:https://rev1.reversion.jp/guild/676/thread/9550
名前:オリム・ギナー・エーディ

種族:大百足の獣種

性別:女性

年齢:非常に若く見えるが高齢

身長:3m前後

一人称:わたくし

二人称:貴方、呼び捨て

口調:~ですわ、~なさい、~だろ(基本的には穏やかだが、感情が高ぶると口調も乱れる)

特徴:おでこの触角、貴族衣装、巨躯、常に獣化させた下半身

設定:
ピリムの実母。善悪を問わずあらゆる手段を駆使することで幻想貴族に成り上がった成金性悪女。



表向きは心優しい領主を演じているが、本質は金と地位と美しさに固執する極めて利己的かつ、自分が幸せになる為ならば手段を選ばない冷徹で狡猾な人物である。

元々は廃れた村の出身だったが、言葉や“女”を巧みに使い、時には暴力の行使さえ厭わず成り上がった。それゆえ、彼女の本性を知る者からは“血塗れ貴族”と揶揄されているが、本人は「ただ努力をして来ただけ」と嘯いている。

最終的に娘の1人を貴族に嫁がせることで、貴族の血族へと成りあがる。その後、事故に見せかけて当主と当主の息子、合わせて2人を暗殺したことで今の地位を獲得した。

現在は更に地位の高い者と婚約することで、地位の向上を図っている。行く行くは他の娘達も貴族に嫁がせ、幻想を手中に収めようと画策してるようだ。

種族柄か非常に子沢山。また選民思想が強く、金と美しさに執着しているが、本人の実力と地位も相まって何者も表立って彼女を悪しく言うことは出来ない。

利用価値のない者は例え実の娘であっても容赦なく切り捨てるほどの合理主義者。例えばピリムは、醜いという理由で幼い内に孤児院に売られている。

反面、容姿や運動神経の優れた娘に対しては自身の手駒とする為に愛情深く洗脳紛いのスパルタな教育を施している。



娘達は大きく3つの組に分けられ、管理されている。容姿の良い者は貴族とのコネに、戦闘力のある者は暗殺や護衛に、残りは雑用や使い捨ての駒に……という具合だ。

ピリムを追って家を出たエリムからは恨まれており、現在は頻繫に腕を狙われている。なおオリムに恨みを抱く娘達は幾人もいたが、だいたいは行動に移す前に始末されている。

なお、大きく頑丈な体躯は、効率的に出産をする為に魔術で肉体を変化させた影響によるものらしい。



戦闘時には娘達を剣や盾として扱うほか、体格や毒牙を活かした格闘術や、“凶悪”と称されるほどに卓越した魔術を行使する。なお、何らかの魔術の代償により“矢”による攻撃を非常に苦手としている。


イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80418
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4579
ピリムの姉 エリム:https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1586510

敵味方どちらでも可
アレンジ・改変歓迎
名前:エイリス・リデル
種族:不明
性別:不明
外見年齢:10代前半
一人称:ねこ
二人称:きみ
口調:~なの、なのね、~よ
特徴:猫耳、自堕落、お日様の香り
設定:
練達のとあるデザイナーベビー研究所で手に入れた、意思のないデザイナーベビーをベースに玄野 壱和 (p3p010806)が製造した存在。
成功例が少なく、厳密には“人”と呼べない存在であるデザイナーベビーの扱いに壱和は苦労したようだ。少なくとも、エイリスが稼働し始めるまでに10日近い時間を要しているし、エイリスが自由に歩いたり、喋ったりできるようになるまでさらに数日の時間がかかった。

元来、備わっていなかった意思の代わりに[ねこ]を利用し、自我を与えている。
そのため、正確にはデザイナーベビーと[ねこ]の融合体。
※[ねこ]とは黒の教団により造り出された不可思議なる霊体であり「世界と自己を繋ぎ、生きるための手助けをしてくれるトモダチ」と定義されている。

個体としての名前はエイリス・リデルであるが、[ねこ]としての名……つまり、デザイナーベビーを依代とする自意識の名はジャバンダスナーク(JabBandaSnark)。
本来[ねこ]は他者に使役される存在であり、自意識を持たない者がほとんどであるが、絵イリス・リデルは単体のみで自律し自意識が確立している。黒の教団においてはエイリスのような[ねこ]を【第十相:乾栗陀耶識】と呼称している。
自意識を持つが[ねこ]であるため、基本的には使役者である壱和の命令により活動し、それを遵守する。命令以外の部分については、エイリスの自主性に任されているため普段は『茶屋:猫之森』の店番をしながら、日向でゴロゴロ微睡んでいる。

性格は自堕落で、感情の起伏も少ない。自身の誕生および再調律に携わった壱和に対して親愛に近い思いを抱いている。エイリスの壱和に対する言動は、傍から見れば王と忠臣のようにも見えるだろう。無論、王が壱和で、忠臣がエイリスだ。
また、壱和自身もエイリスに対して好意的に接している風である。

壱和とエイリスの仲は決して悪くないように思われる。だが、意識的なものか、無意識的なものかは不明ながら互いに1歩、線を引いている節がある。例えば、壱和はエイリスに自身の生まれとは異なる国家の言語による名前を付けたところからもそれが窺える。
もっとも、エイリス本人はそのことに何の疑問も不都合も感じてはいないようだ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79350
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4982
名前:ルメヴィリア
種族:ハーモニア
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):不明
一人称:私
二人称:あなた
口調:~よ、~ね、~だわ
特徴:退屈を嫌う
登場シナリオ:<13th retaliation>ビューティフルアフターワールド
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/7707

「おかげで分かったわ。退屈なんて、きっとどうにでもなるのね。人生は、『素晴らしき暇つぶし』だわ」

 『眠りの世界』に捕らわれていたところをヴェルミリオたちに助け出された深緑のハーモニア女性。
 長い人生の退屈に飽いた彼女は眠りの中にすら退屈に苦しんでいた。
 しかしヴェルミリオたちが見せた『素晴らしき暇つぶし』を体感したことで世界観が変わり、今では自分なりの趣味を見つけようとあれこれ始めているらしい。
 彼女にそんな視点を与えてくれた『ビューティフルアフターワールド』を、彼女は今も時折夢に見るのだ。

 特にヴェルミリオの世界観を気に入った彼女は、深緑を抜け出してファントムタウンへと遊びに行くことがある。
 とくにアドベンチャラーバレーを気に入っており、距離的にだいぶ無理があるにもかかわらずヘビーユーザーと化している。そのため幻想への移住も真剣に考えているようだ。

・退屈だった人生
 霊樹を守る一族の末裔として、遠い祖先の代からずっと霊樹の観察と保護を続けてきたルメヴィリアは、その繰り返ししかない毎日にいつしか飽いていた。
 しかし自分が霊樹を守り続ける意義も理由も理解している彼女はその人生を投げ出すことが出来ず、しまいには『ビューティフルアフターワールド』を抱くようになってしまったと推測されている。
 無論深緑にかかった呪いゆえのものではあるが、彼女に一因がなかったわけではないのだ。
 現在は自分の自由を作るために人を雇い、以前よりも色々なことができるようになってきたらしい。
 時間を作れるようにした一番の理由はやはりヴェルミリオのファントムタウンへ通うためで、旅費を稼ぐためにか徐々に俗っぽい性格になりつつある。
 最近は霊樹からとれる特産品を売ってお金にする方法や森林迷宮のガイドなどの事業に手を出し徐々に資産を増やしているらしい。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71593
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4888
名前:リリア・アリアーヌ
種族:幻想種
性別:女性
年齢:17歳(ティナリスと同年)
一人称:私
二人称:あなた、~さん、くん、ちゃん、ティナリスちゃん、ロレッタちゃん
口調:だよ、かな、かも?
特徴:幼い見た目の幻想種。可愛らしい恰好を好む。
設定:
 天義の神学校に在籍する学生。
 ティナリス、ロレッタと神学校で共に学び、当時は生徒会の書記をやっていた友人。
 二人が飛び級で居なくなったあと、現在は最高学年で生徒会長をやっている。
 こう見えて神聖魔術師としての腕は学年でも随一である。
 しかし、ティナリスとロレッタの凄さを知っているので、自分はまだまだだと思っている。
 学生としては素直で優秀で真面目な良い子である。
 先生方にとってはティナリスやロレッタよりは扱いやすい生徒であろう。
 ティナリス達が在籍していた時は二人に振り回されていたが、今はそれが懐かしく少し寂しい。

 先に大人になってしまった二人に早く追いつきたくて、天義聖騎士団グランヴィル小隊への入隊を希望している。
 神聖魔術師としての腕前はグランヴィル小隊の中でも噂になっており、学生でありながら先んじて後方での回復支援部隊への派遣が検討されている。
 四年前の戦いで多くの騎士や部隊を無くした騎士団にとって、再び国内に広がる不穏な気配に対応できる人材の確保は最優先なのである。
 リリア自身は、緊張はするけれどまたティナリスやロレッタと肩を並べる事が出来ると胸を膨らませている。

 ふんわりとした雰囲気を纏っているが、生徒会長を務めているだけあっていざという時の決断力がある。
 それは、戦場において大きなアドバンテージとなるだろう。

 オフの時はティナリスと同じように、年頃の女の子にしか見えない。
 可愛いものを集めたり、お菓子を作るのが好きな普通の少女なのだ。
 外見から幼い子供に見られてしまうのが、たまに哀しいらしい。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/31023
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4912
名前:ファフニール(自称)
種族:竜種
性別:男性
年齢:不明
一人称:ワイ
二人称:自分、~ちゃん、呼び捨て
口調:や、やん、やろか?
特徴:小物?将星種?
設定:
ドラマがラドンの罪域付近のピュニシオンの森で遭遇した胡散臭い関西弁で喋る竜種。
2mに満たない体躯の小竜とも言える姿なのだが、自身を偉大なる大将星種ファフニールを称しており、かつては天帝種にも勝る偉大なる竜であったがとある出来事で住処を追われ、今は再起を図って力を蓄えているらしい。
曰く自身が偉大過ぎたが為に周囲から妬み嫉みを買い、多勢に無勢、騙し討ちのような形で襲撃を受けたとのことで、他の竜種とは仲が悪いようだ。
全てこの小さな竜が聞いてもないのに喚き散らかしたことであるため、真偽の程は不明。
その姿に威厳はない。
金銀財宝集めが趣味なようで、それらに近付くと威嚇行動を取る。
ドラマはキーキー甲高く吠える様子、光り物を集めるその習性からカラスか何かの類縁だと思っている。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71834
名前:カリア・クリア・アリア
種族:海種
性別:女性
年齢:15歳
一人称:あたし
二人称:君
口調:だ、だよ、だよね(監視長や偉い人には慣れない敬語を使う)
特徴:おっとりとしていてマイペース、二足歩行がちょっぴり苦手、練達特製の空飛ぶクッションを利用する
設定:
ふわふわと、空に腰掛ける人魚姫。練達で特注した『水まんじゅう』こと空飛ぶクッションに腰掛ける終焉の監視者『クォ・ヴァディス』。
幼い頃、両親を魔種によって殺された。二人の弟も同時に死んでしまった。生き残ったのは偶然だった。
その頃に自身を拾ってくれた海洋軍人も大号令で帰らぬ人になった。そんな不幸の星。
「それなら、いっそ、人が来ないような場所で死を一手に引き受けてのびのび生きてやるんだから!」
捻じ曲がった思考回路と共に、終焉の監視者になることを挙手したばかりの新米監視者。

手にした本は日記帳だった。幼い頃から綴られたそれは次第に楽しいばかりの思い出に満たされる。
果ての果て。酔狂な夢想家達の集合体でカリアはテーマパークを練り歩く子供の様に喜びを連ねる。
伝説的な存在であった魔種が現実の物だった。それを知ったからこそ、来たのだ。
母を、父を、弟たちを殺したのは魔種と呼ばれた存在だった。
銀色の髪をしていて、鎌を持ったあのひとは、死神なんかじゃなかった、元は屹度ヒトだったのだ。
……きれいだった。
カリアは恐怖心が欠落してしまった。終焉の欠片とも言うべき者達を見て、最初に感じたのは恐れではなく、強い探究心であった。
その心の揺れ動きに対して理由なんて存在しない。終焉を覗く絶対的権利が監視者にはあった。
終焉と対峙したとき、自分の生きている理由が分かるような気がして、堪らなかったのだ。
……きれいだった。
もう一度見ることが出来たら、伝える言葉は決まっている。
「ヒトの家族を、玩具のように殺して楽しかった?」
復讐なんかじゃない。ただの、好奇心だ。恐れを無くしたって、倫理観だけは持ち合わせているから。
『あたしじゃ辿り着かない場所からの景色』だ。

「理から外れてしまえば、何だって唯の我楽多なんだよ。
だからね、あたしはそれを見て居たい。一度は死んだようなものだから、偶然生き残ったなら、世界の深淵を覗いてみたいんだ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65635
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4991
名前:『翠の一撃』エメリオ・グリューン
種族:人間種
性別:女性
年齢:16
一人称:私
二人称:あなた、~さん ※敵のみ呼び捨て
口調:~です、~ます、~でしょうか?
特徴:礼儀正しい・素直・真面目・料理は少し苦手・猫大好き
設定:

◆特徴・性格
終焉の監視者『クォ・ヴァディス』所属。緑の髪と目を持つ美しい人間種の少女。
性格は心優しく、立ち振る舞いは凛として、真面目で素直で礼儀正しい。実は猫大好き。
真面目過ぎるが故に休憩時でも鍛錬や勉学を行おうとする欠点がある。

料理に不慣れで時々少し失敗する(焦がす・煮過ぎる)のが彼女の悩み。
終焉の監視は強い意志を持って行っているが、たまに猫が恋しくなる…のを我慢している。

◆経歴
元々は幻想のとある地方領主の娘。
愛する人々と領民を守る為、日々鍛錬や勉学を怠らず…いずれは領主を継ぐか次代領主の補佐を行うと、そう信じて疑わなかった。
しかし、叔父が魔種に反転して襲撃してきた事で家族を喪い、彼女だけは逃がされ辛くも生き延びた。
領民の信頼も失った彼女は家や領地を継ぐ事もできず、冒険者になり、日々を生き続けた。

「叔父を恨んでいない…といえば嘘になりますが。
 諸悪の根源は叔父ではなく、彼を呼び声で反転させた魔種でしょう」
そして、魔種達の領域である終焉もまた脅威であると。
本当ならローレットの特異運命座標になりたかったが、彼女は運命に選ばれなかった。
それでも彼女は諦めきれなかった…魔種に対処する術を、その為に少しでも力になりたいと。

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』の事を知った彼女は、迷うことなく一直線に、自らも助けになれればと思い監視者に志願した。
この世界に滅びをもたらすもの、それ等が本格的に動けばあの日以上の…世界規模の惨劇が起こる。
終焉で何かあったなら、少しでも食い止めたいと思っているのだ。
それがあの日を生き延びた自分の務めであると。

◆現在
主な役割は監視・見回り・戦闘員。
暇な時は術の勉学や鍛錬を行っている。たまに猫をもふりたくなるが我慢。

戦闘面では術を用いる前衛神秘型。
軽やかに動き跳んで敵の攻撃を回避し、一撃を叩き込むスタイル。
右手に装備した手甲は、自身の家の家宝であり……右手と手甲に魔力を込めて殴るように放つ術『翠の一撃』は高い威力を保有する。回復も使えるが攻撃の方が得手。
監視者として、ファミリアー等の使用も可能なようだ。

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』の面々の事は信頼しており
内心、どうか誰も欠けることなく…とも願ってしまっている。
かつて家族を喪ったエメリオは、大切な人達を喪う事を恐れているのだ。
率先して前衛で戦うのは、誰も失いたくないからでもある。

「エメリオ・グリューンといいます。気軽にエメリオとお呼びいただければと」
「私は…イレギュラーズにはなれなかった。それでも、できる事をしたいんです」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81020

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』について
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1664

アドリブ・アレンジ等歓迎。
名前:ドゥイーム
種族:魔種(元精霊種)
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):不明(外見は20~30代くらい)
一人称:僕
二人称:君、男性名+くん、女性名+ちゃん(名前が長い場合は適当に縮める)
    性別不明もしくは無しの場合は外見で適当に判断
   (チェレンチィに対して)チェレちゃん
口調:だね、だよ、かい?
特徴:長い三つ編み、常に煙管を所持、何処からともなく漂う煙
設定:
 傲慢の魔種。元は「煙」の精霊種であったとされる。
 愉悦を第一とし、「自分が楽しければそれでいい」という自分勝手極まりない考えの持ち主。
 彼にとっての愉悦とは、他人の苦しみや恐怖、絶望、或いはそれらを跳ね返そうと足掻く姿、それを更に上から踏み潰すこと。
 「楽しいこと」の為なら何だってするし、ある程度なら自身の犠牲も厭わない。「楽しいことになりそう」という予感を察知するのが非常に得意。
 知略に長け、甘言で懐に取り入ったりなども得意とする。
 自身の持つ煙管、もしくは身体から常に発せられている煙を用いて、幻覚を見せたり、精神に影響を与えたり、一時的に実体を持たせ攻撃を仕掛ける・防御に用いる等、バリエーションに富んだ戦法を取ることが可能。
 極め付きは、その煙を相手に刻み込み、「一度に実行させることの出来る命令は一つまで」という制約こそあるものの、身体や時には精神までをも恣に操る術である。
 全てひっくるめて「煙術」と本人は呼んでいる。魔種が故に、魔術だけでなく素の戦闘力も高い。
 「簡単に同族にする反転させるのはツマラナイよね~」という独自の考えの元、自身が発する「原罪の呼び声」は常に煙術で紛らわせ、影響が出ないようにしているようだ。

 かつては幻想の裏社会にて、人買いや情報屋等、様々な顔を持っていた。
 チェレンチィが言う「人買い」とは彼のこと。主に孤児を攫っては商品にしていたが、気分次第で様々な扱いをしていたようである。
 チェレンチィ自身も子供の頃に攫われ、商品にされていたという因縁がある。
 ……否、単に「商品にされていた」どころではなく、共に商品にされていた子供達を痛めつけたり、操って殺し合いをさせたり等、彼女にとって絶対に許しがたい所業を積み重ねていた人物である為、「ルイバローフ」に買われ殺しの術を身に着けた彼女の手により暗殺された……筈であった。
 魔種であるためそう簡単に死ぬ訳が無く、表向きは死んだことにして潜伏、様々な企みを巡らせては実行していたようである。
神出鬼没であり現在の所在は不明。

 煙を刻み込んだ相手とは繋がりが出来るらしく、監獄島に居た筈のチェレンチィが召喚により外に出た特異運命座標となったことを感知しており、再びの邂逅を楽しみにしているようだ。
 一度は手放したが、彼女への執着はかなりのもの。

 ――あの子を弄ればまた楽しいことになりそうだからね?

※改変、アレンジ歓迎です!

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/41847
名前:灰鉄 銀路(はいがね ぎんろ)
種族:旅人
性別:男
年齢(或いは外見年齢):22歳(※2023年6月時点)
一人称:俺
二人称:名前呼び捨て、あんた、(敵には)てめぇ
    ※祝音や外見子供な対象へは「坊主」「嬢ちゃん」と呼ぶ事もある
口調:~だ、~だろ、~か?
特徴:無愛想・ぶっきらぼう・実は優しい・面倒見がいい・猫派
   罪:忍耐 罰:憤怒 弱点:不器用

設定:
ローレット所属の特異運命座標。
2020年8月頃に召喚された日本人。
幻想や練達で冒険者(再現性東京では何でも屋)として活動中。

無愛想で荒っぽくぶっきらぼう。
鉄パイプ等を持ち、我慢強いがブチ切れると怖い。
実は結構優しくて面倒見がいい。そして猫好き。

ギフト『馴染む物ならその辺にある』
自身が武器を手にしていない時に「手に馴染む物がない」と感じると
周辺に金属製の棒または近い形状の金属製品が1つ召喚される。
条件一致で即発動、どんな物が召喚されるかは選べない。

祝音の召喚直後に幻想で彼と出会い、『祝音・猫乃見・来探』の仮名をつけた。
以降、たまに面倒見たりしている。
放っておけない猫のような坊主、というのが彼から祝音への印象。
祝音も彼を慕っている。

実は祝音と同世界の出身(元世界での面識は皆無)
元世界を『世界地図等が他所と違う所もあるが普通の・現代の地球』と認識しており
元世界に秘密裏に存在していた不思議現象等の事は一切知らない。

突如現れ、祝音と暮らし始めた祝音の自称おじの事をある理由から疑い、訝しんでおり
また、祝音の事は放っておけないし守らなければという思いが強くなっており、祝音に会う為足を運ぶ機会が(会える会えないを問わず)目に見えて増えていた…のだが。
最近はその男の事を見かけなくなり、代わりに或葉 伊都羽という女性を見かけるようになる。
彼女の事も訝しんでいるが、祝音が慕っている女性という事もあり一応交流はしている。
祝音の名を付けた者であるが彼の事を一部しか知らない彼が、伊都羽の口から真相を聞く事になる日も近い…。

また、2022年10月以降は祝音の練達の外での活動も気になっており、独立島アーカーシュに自分も協力できないかと考えていたようだ。
それ以外でも、祝音の為に何かしら力になりたいと考えている。
ローレットのイレギュラーズである彼は空中神殿経由で支部への移動も可能だろう。できる事は戦闘や見回りなどである。

「坊主…祝音。お前結構ぼんやりしてるから…その、騙されないよう気をつけろよ」
「俺が混沌世界であいつ(祝音)に付けた『猫乃見』の名を、元世界の親族がなんで最初から名乗ってるんだ?
 召喚前に知れるわけがねぇし、どう考えても偽名だろ…!」
「祝音…お前に何があろうと、俺は力になりたい。それに…困った時は、力を貸してくれ。頼む」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/38862

一部修正更新の為再投稿。祝音の味方ポジション。
アドリブ・改変OK。
名前:アンネマリー=ライラック
種族:精霊
性別:女
年齢(或いは外見年齢):不明
一人称:私
二人称:あなた
口調:ね、よ、なのね、なのよね?
特徴:薄布で体を覆い、羽衣を使って浮遊も可能
設定:
 アンラック家(表向きはラッキーバレット家)の先祖と関係があった『幸運の女神』。
 アンラック家が一族代々薄幸になる呪いを背負った原因であり、ジュートの先祖とラブロマンスを繰り広げた末に、初代女神様の怒りをかった女神様。
 初代女神から与えられた罰で、ジュートの先祖にまつわる記憶全てを奪われてしまっている。
 ある日、初代をこえる豪運を彼女が身につけてしまった結果、初代女神が事故にあい、"幸運にも"報復が叶ってしまうが、それも本人は覚えていないようだ。


 混沌には、幸運の女神様と呼ばれる女性が存在する。
 主に貴族や富裕層によって豪運を振りまく女神の名は噂にはなっていたが、なかなかその存在は掴むことができない。
 理由の一つは、女神様と接触する者が存在を隠蔽するから。
 もう一つは、女神様がふらりと別の場所へと向かってしまうからだ。
「グズね。そんなこともできないの?」
 大人しそうな見た目に反して、「幸運の女神」アンネマリー=ライラックは加虐癖を持つ。
「幸運の女神の微笑みは勝利のためだと、本当にお思いで?」
 アンネマリーの性格もあって、接触できた者から敬遠されたり、アンネマリー自身が愛想を尽かしたりと一所に留まらず、混沌中をさすらっていたようだ。
(どうして……)
 アンネマリーは以前から、どこか空虚さを覚えていて。
 心の中にぽっかりと穴が開いたような寂しさ。
 その理由がわからず、彼女はずっと苦悩してしまっていた。
 長く思い悩む間に、アンネマリーは性格を歪めてしまったのだ。
(思い出せない)
 その度に感情がかきむしられるように感じ、彼女はまた新たな人と接触をはかる。

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79706
名前:『白き毛並みの猫令嬢』フィールホープ ※本名か偽名かは不明
種族:獣種
性別:女性
年齢:不明 ※10代~20代?
一人称:私(わたくし)
二人称:~様
口調:~です、~ます、~かしら?
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)、幻想国、ミステリアス、誇り高い、猫好き、高貴なおねこさま(おねこのおひめさま)
設定:

彼女曰く『生まれながらに幻想(レガド・イルシオン)の者であり、誇り高き獣種』。
可愛らしく美しく誇り高き、白き毛並みの猫令嬢。
高貴な出身らしき、ミステリアスなおねこさま。

物腰が柔らかく、高貴にして礼儀正しく、身分や種族や出身等に関わらず平等に接し交流する。
紅茶とお菓子を好み、ダンス等もたしなんでいるという。
(動物の)猫は好きなようで、愛でたり撫でたり懐かれたり、お茶会の席で膝に乗る・傍で寝るのを許容する姿もしばし見られる。
暖かな日差しと穏やかな平穏をこよなく愛する。夜の星空も好きだとか。

フィンブルの春・ヴィーグリーズ会戦を経て、ヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』のフォルモーントの森(現:モーント森林騎士区)を執政官ルシールが管理するようになってしばらくしたあたりから物語領に姿を見せ始め、時折同領を訪れては各所を巡る・短期滞在するようになった。
物語領の執政官の面々や領民達からも高い信頼と好感を得ている…というか仲が良い。
幻想国内の他の地域を巡り、姿を見せる事もあるようだ。

現在ではヨゾラに『友達』(かそれ以上の感情)を抱かれ、自身も親しく思う仲。
ヨゾラの館の隠し部屋に招かれる友(【星空の友達】)の1人。他の2人・ライゼンデとファゴットの事も友だと思っている。
つい最近(今夏)イレギュラーズに覚醒したが、そのことはヨゾラや他の2人にもまだ打ち明けていない。

幻想国の人物らしき事以外は詳細不明。聞いてもやんわりはぐらかされる。
もしかしたら幻想国の下級貴族か地方領主、あるいはその関係者なのでは…というのがヨゾラの予想だが、幻想国内において彼女がどういう階級・立場なのかはまだわかっていない。

初対面のヨゾラ(宴席からの帰りで軽く酔ってたらしい)に『おねこさま』と呼ばれた事から、彼にだけは(物語領の中でだけ)そう呼ぶ事を許している。
ヨゾラも彼女の事は好ましく思っている。獣種の人・親愛なるお嬢さんとして接しており、さすがに猫吸いとかはしない。

そんな彼女だが…ヨゾラは実は少し心配している。
ある時、幻想国内の他地域で彼女が賊に襲撃されて助けた事があり…賊の不意打ちを軽やかにかわし、ヨゾラと共闘して可憐に舞うように戦った彼女にはある程度の戦闘技術があるとみられるが、それよりも重要な懸念事項がある。
その際、賊から種族に関する罵りを受けた彼女は一瞬だが『憤怒とも憎悪ともとれる激昂の表情を見せた』のだ。

ヨゾラよりもずっと長く幻想国で過ごす彼女。幻想のかつても良しも悪しも深く知らざるを得なかったかもしれないおねこのおひめさま。
その時の会話で、魔種ではないし呼び声にも応じないとはっきりと言った『おねこさま』は…しかし、もしもの提案を寂しさと悲しさとともに告げたのだ。万一の時は、と。

何事もなければいい。幸せに過ごしてほしい。何かあっても助けたいとヨゾラは願う。
謎多き彼女の事情を知る時は、願いのどれかを叶える為に手を伸ばす時は…いずれ訪れるのかもしれない。

「ふふ…可愛らしい猫達。自分らしく愛らしく誇り高く在りなさいね」
「私にも幻想の者としての、獣種としての誇りがあります。魔に呼ぶ声になど応じません」
「ヨゾラ様。この地で魔に堕ちた者を見たならば…親しき者でも、討って下さるかしら。
 …お願いね、親愛なる猫好きの勇者様」

追記。基本的に獣人姿で過ごす事が多い彼女だが
2023年6月頃から、人間姿(変化姿)にもなる事が多くなったようだ。

イラスト(獣人姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63463
イラスト(人間姿・水着姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81082

水着姿追加の為更新再投稿。
アドリブ・改変OK。
不明点等はおまかせします。
名前:ヤーガ・メクミ ※本人曰く偽名
種族:旅人
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):25歳 ※2023年6月現在。祝音と13歳差
一人称:僕
二人称:君(きみ)、呼び捨てまたは~さん ※祝音や妹(後述)の事は呼び捨て
口調:~だ、~よね、~かな?
特徴:クール・猫好き・特異運命座標(ローレット所属)
設定:

銀髪天然パーマショートヘアで金色の眼をしたクールな女性。
普通の?地球の日本出身らしいが何故か銀の猫耳尻尾が生えている。
召喚以前の記憶は覚えているが殆ど語らない(気が向いたときに話すよ、との事)

やや無表情(たまに顔に出る)、クールで現実主義で気まぐれ。猫好き。
趣味は写真撮影や風景スケッチ、そこにある今を写真等として残したいタイプ。
混沌各地を旅し、風景や猫の写真撮影等を行う。
生活費等を稼ぐ為にイレギュラーズとして依頼を受け共闘する事も。

戦闘面は物理攻撃型でステータスは平均的。回復スキルも若干習得。
敵…特に平穏を脅かす・誰かを嘲笑う存在にはキレる事があり、その時には一切の容赦がなくなる傾向がある(イレギュラーズの指示を聞く程度の分別はある)。

正体は祝音と同世界出身、祝音の年の離れた双子の姉の1人、本名『芽琥弥 萱音(めくみ かやね)』。祝音とは元世界の時点で13歳差。
元世界ではかつて超存在『けもの』として覚醒し、ある人物に切り分けられて2人の人間として残留した片割れ。
猫耳尻尾は『けもの』要素が中途半端に発現した為と思われる(権能は使用済み+混沌法則で他の力は使えない)
※関連…祝音公認設定『金銀猫』

元世界の2020年12月に大規模人災に巻き込まれ、両親と妹は即死。自身も瀕死の重傷を負い、弟(後の祝音)に看取られ死亡。
その後単独で混沌に召喚されて生きている。
(後の時間に双子の妹=かさねや祝音もそれぞれ単独で召喚された)

祝音やかさねとは以前は敢えて会わず、遠くから眺め、密かに助けていた。
もし出会えば、互いに親しみを覚えるに違いない…のだが。
祝音が強くなった事と彼が敵に対し怒りを抱き警戒している事、かさねが徐々に記憶を取り戻している事に期待と不安が入り混じった感情を抱いている。
もし2人が悲劇を思い出して暴走したなら…そうなる可能性を心配しているのだ。
何かが起こる前に、大切な片割れと弟…かさねと祝音と会って真実を伝えなければならないかもしれないと考えている。

『<シトリンクォーツ2023>蜜色に誘われて』(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9572)にて、色々あって家族の事を思い出した祝音に追いつかれて再会。その際、かさねもまた混沌に召喚され生きている事を明かした。
以後は祝音の姉として行動しているが、ヤーガ自体が別のマンションを借りている事もあり住まいは別にしている。

彼女は空中神殿経由の移動も必要なら行う為、かさねが混沌のどこかに現れれば助けに行く可能性もある。
勿論祝音が必要とするなら助けにも助力にも行くだろう。

「やぁ…僕はヤーガ。君達が今回の同行者かな?」
「敵は殲滅…したいけど、協調とハイ・ルールは大事だ。君達の指示に従うよ」
「祝音君…ううん、祝音。僕もできる範囲で手伝うよ」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51140

設定一部更新の為再投稿。祝音の味方(姉)。
改変・アレンジ歓迎。
名前:マキナ・マーデリック
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:20代~30代
一人称:私
二人称:君
口調:だ、だね、だろう、かい?
特徴:鉄帝、軍人、インテリ、家族想い、練達
設定:
 学者志望だったが、家計を支えるため軍人となった。
 病弱な母と複数の弟妹に仕送りをしている。父については語りたがらない。

 裏の顔は練達の諜報機関00機関国外諜報室所属、美咲の同僚である。
 ごく最近までゼシュテルの現地協力員だった。
 鉄帝国産まれの鉄騎種であり愛国心自体はある。
 だが同時に国を売った金で家族を養おうとしている人物でもある。
 鉄帝国動乱の際には、ラトラナジュの火を監視するために独立島アーカーシュに潜入していた。

 博識かつ用意周到な人物だが、好奇心が抑えきれないことがあるのが玉に瑕。
 またアーカーシュでは技術班として兵器の保守整備開発などに携わり、古代技術の解析や、イルドゼギアエアフォースの整備に大きく貢献した。
 これらの行動には多分な私情が含まれており、余り諜報員向きの性格ではない。
 機関もまた「やりすぎ」と評価している。
 ※単純に、イルドゼギアエアフォースは軍事的な脅威となり得るため。

 動乱の後、彼女は機関に残ることを選択した。
 美咲は遠回しに歯車卿やリチャード老などとのパイプを利用して、鉄帝国で新たな仕事を見つけてはどうかと提案している。しかしマキナはそれを断った。
 最大の動機は、マキナが復興中の帝国から得られる資源や金銭を信用していなかった点がある。
 だが実際には練達の技術などに純粋な知的好奇心があったことは疑いようもない。

 いずれにせよ機関は彼女に対して、鉄帝国動乱においては高い評価を下さなかった。
 しかし機関への貢献があったことも事実で、見習い待遇に過ぎなかった点も鑑みれば悪評価ではない。
 そこで機関は、マキナのメンタルチェックを行った後に昇進させ、天義への『異動』を命じた。
 マキナは素直に従った。
 充分な金銭が得られる上に、世界中を見て回ることは彼女自身の望みにも叶うものだったからだ。

 現在における表向きの立場は練達復興公社の技術営業国外担当となっている。
 練達における技術は、練達国内においては陳腐化したものであっても他国にとって有益なことが多い。
 そうしたものを対価に様々な組織とコネクションを形成したり、販売提供する機器にあらかじめバックドアを仕込むなどを行っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70492
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4993
名前:シーナ
種族:獣種
性別:女性
年齢:35歳
一人称:アタシ
二人称:アンタ、呼び捨て、娘は『ボンクラ』『ポンコツ』呼び。夫は『先生』
口調:だ、だろ、だろう
特徴:傭兵団『サンセットスイーパーズ』三代目団長、しにゃこの母
設定:
 ラサ生まれのラサ育ち、両親は傭兵。傭兵にしてなるべく育てられた傭兵団『サンセットスイーパーズ』三代目団長。
 性格は傭兵らしくサバサバとしており雑、粗野で攻撃的。気性が荒くついたあだ名は『餓えた紅蓮』。
 暴力こそが全てだと言いたげな女性ではあるが見た目や服装はある程度気にしているのか華美なモノを好みやすい。
 餓えた紅蓮と呼ばれているが愛らしくフリルやレースを好む。ある意味で二つ名との乖離が激しいため傭兵として名も売れ、クライアントの印象に残りやすいのだそうだ。
 練達文化をこよなく愛しており、特にパンクファッション、ゴシックロリータ等をこよなく愛している。
 猫耳美少女を求めて練達から飛び出してきた漫画家と趣味が合い意気投合、その後、結婚に至った。
 当時は「ももいろぱるふぇ」と名乗った男に「何色だってェ?」と顔を顰めてみたが、彼の漫画の尊さに目覚めてから一番のファンを豪語する。
 一番のファンではある為に「先生」と呼ぶが、放っておくと愛娘しにゃこを甘やかすため尻に敷いている。ももいろぱるふぇは喜んでいるため良い夫婦関係なのだろう。
 娘であるしにゃこを厳しく鍛え傭兵団の四代目団長に、と考えて居たがしにゃこの性格と戦闘センス、スパルタ過ぎるシーナの教育方針が致命的に噛み合わず、突如として娘に家出された。
「ボンクラ娘!」「ポンコツ!」と叫び、追掛けようとした母に向かってしにゃこが叫んだ「煩い! 傭兵コスプレババア!」と言う捨て台詞は未だに根に持っている。
 ももいろぱるふぇがしにゃこの無事と活躍を確認しているため、現状で何処で活動して居るのかを把握しているが「生きてるならそれで良い」と半ば放任している。
 其方の方が彼女の成長に繋がるという考えもあるが、問題発言を根に持っているため死ぬほどボコボコにして謝罪を求めて仕舞いかねない。
 その様な事をしては二度と家に帰ってきてくれないのではと不安を訴える夫の発言に納得した為、積極的に連れ戻そうとは考えて居ない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69974
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4835
名前:ももいろぱるふぇ
種族:旅人
性別:男性
年齢:39歳
一人称:僕
二人称:君、~さん、娘&妻は「シーナちゃん」「しにゃこちゃん」
口調:です、ます、ですか
特徴:漫画家、傭兵団『サンセットスイーパーズ』の裏方事務担当
設定:
 希望ヶ浜で嘗て『美少女漫画家』として知られていたももいろぱるふぇ先生(現在絵本作家)
 作風は日常モノ、魔法少女モノ。代表作は『らぶりー魔法少女しぃちゃん』『はっぴー・らっきー・はろー・らいふ』
 本名はとっくの昔に忘れた為、現在もペンネームを名乗っている。
 希望ヶ浜出身であるため『リアル猫耳少女』と出会ったことが余りになく、リアル猫耳少女を求め単身で練達を飛び出した結果、妻となる『シーナ』と出会った。
 結婚後、シーナの耳が猫耳ではなかったことに気付いたが、「まあ、可愛いからいいや……」と難なく受け入れている。
 妻こと『シーナちゃん』は天使だと認識しており、その娘である『しにゃこちゃん』は超絶プリティラブリー大天使なのは間違いがないのである。
 とんでもない親馬鹿パパだが、しにゃこに嫌われる事は極力控えるため良き父親と云えるのではないだろうか。

 性格は温厚で、比較的何でも受け入れる。基本的には穏やかすぎて声を荒げることもなければ「まあ、いっか」程度で話を終える事がある。
 娘には激甘。しにゃこの性格構築に一番影響があったのは父であると母シーナが言う程度に甘やかし続けて居る。
 母からすれば「あのポンコツがポンコツになったのはアンタのせいだ!」との事だが、「しにゃこちゃんが可愛いならオールオッケー」だと考えて居るようである。
 甘やかしては居るが、女の子への理想は恐ろしい程高く、「しにゃこちゃん程に可愛い天使がシーナちゃんみたいな話し方をするのはダメです!」と口調や仕草に対しては厳しく躾た。その甲斐もあってか、しにゃこは丁寧な口調で話す事が出来ている。

 しにゃこが家出してしまってからも様々なツテ(漫画のファンなど)を使って様子を見て居ていた。
 何だかんだでサンセットスイーパーズでは交渉役や裏方作業を行なっているため顔は広いらしい。
 余談だが、直ぐにでも飛び出して『しにゃこちゃん』『カワイイ』とうちわを掲げたかったがそれはシーナに止められたらしい。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/71363
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4833
名前:『青眼飛虎』李黒晶
種族:旅人
性別:男性
年齢:51
一人称:俺
二人称:呼び捨て
口調:だ、だな、だろう、なのか?
特徴:泰然、謹厳、冷徹、弟子二人の事は可愛いと思っている

設定:
■人物
中華武侠の異世界出身のウォーカーにして日車迅の師父。
召喚されたばかりの頃はまだ若く、義を重んじながらも強敵を求めて暴れ回る獰猛な虎のような男だったが、現在は泰然自若とした穏やかな物腰の侠客。
魔種以外に拳を振るう事は必要最低限に留めているものの、ひとたび振るうと決めれば躊躇なく振るい、屍山血河を作り出す。虎の牙は今なお折れず、鋭く研がれ続けている。

かつては主に鉄帝、特にヴィーザルの地で活動していたが現在は終焉の監視者『クォ・ヴァディス』所属しており、鍛錬がてら境界をふらりと散歩する時以外は拠点から動かない。
混沌世界の最近の情勢などは弟子である郭奏天から主に仕入れていて、話の中に日車迅の活躍が出てくると楽しげに微笑む姿が見られるという。

■過去
迅との出会いは黒晶が十数年ぶりに鳳圏の地に戻ってきた時のこと。
強くなりたいと願う幼い彼を弟子に取り、武術を教える日々を過ごしていたが、ある日おとぎ話の中の存在のはずだった魔種と遭遇し、戦う事に。
魔種自体は簡単に倒せたものの、社会的地位のある面倒な奴だった為、初めて出来たかわいい弟子を厄介事に巻き込まないため何も告げずに鳳圏の地を去る。
その後は二人目の弟子である奏天との出会いなどもありつつ、最終的にはラサとラストラストの境にて終焉の監視者『クォ・ヴァディス』の活動を知り、組織に所属する事を決める。
「もしもこの先の大地が魔種とやらの住まいで、そいつらと戦が起きるのなら一匹残らず潰してくれよう」と。修行の途中であった迅を置いて出奔せざるをえなかった事に対する腹いせである。

以来十数年、かの地を見張りながら『その時』を待ち続けている。
大きくなったであろう弟子(迅)が振るっているであろう、彼だけの八閃拳に思いを馳せながら。

■能力
「その双拳密なるは雨の如く」と謳われる武術、八閃門拳法。
それを黒晶が元々修めていた武術と組み合わせる事で創始したのが門派『飛虎八閃拳』である。

戦闘では速さを主体とした戦い方で敵を翻弄する。
高い反応速度で先手を取り、攻撃は軽やかに躱し、怒涛の連続攻撃で一気に仕留めるタイプ。
デッドリースカイに似た拳撃『飛虎天翔連弾』が得意技。

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51116

終焉の監視者『クォ・ヴァディス』について
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1664

アドリブ・アレンジ歓迎
名前:ヴェルナー・ヴァレンチノ
種族:魔種(人間種)
性別:男
年齢(或いは外見年齢):UNKNOWN
一人称:私
二人称:貴様、呼び捨て
口調:~だな、~だろう、~なのだろう?
特徴:【悲観的】、【クール】、【冷徹】、【厭世的】
設定:
夜の魔術師の異名を持つ人間種の男……に見えるが、『強欲』の魔種である。
幻想や天義など、世界各地を放浪している。
すでに「壊れて」いるため、マトモに見えることもある……が、決して仲良くなどは出来ない。全ては上っ面だ。
夜の魔術師という名に相応しく、夜をイメージできる魔術を得意とする。
もう名前も顔も思い出せない「大切な誰か」を失い、もう2度と会えないと知ってしまい世界の全てがどうでもよくなり今に至る。
性質としては、知識欲の権化。大切な人のためだったはずの知識欲は、理由を失っても強欲の性質のままに求め続ける。
もう、何のためなのかヴェルナー自身が分からなくなっていても。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/31413
    :https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70624

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5016
名前:刻見・隼人
種族:ウォーカー
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):27歳
一人称:俺
二人称:お前
口調:~だ、~だろう、~なのか?
特徴:刻見・雲雀の『愛する人』である
設定:
 刻見・隼人は予知能力者である。正確には、予知能力者で“あった”という方が正しいだろうか。
 この混沌に召喚される際、世界のルールに則って其の能力は弱体化され、現在は“いつか来る滅び”を朧気に感じられる程度になってしまった。
 だが、隼人は其の事を後悔してはいない。かつて見た破滅の未来を諦念のまま、一族の掟として回避する事が赦されなかったあの頃に比べれば、今は自由だからだ。
 だが、自由と言っても何をすれば漠然と感じる“滅び”を回避できるのか、隼人には判らない。ただただ、愛する双子の弟――雲雀の為に何が出来るだろうかとばかり考え続けている。
 隼人は雲雀が彼より先に混沌に召喚されている事を知らない。だから先に自由になって『しまった』事に負い目を感じている。弟の為なら一族の掟も、破滅の未来も怖くはなかった。雲雀を愛していた。邪眼だと人が言う雲雀の瞳を愛していた。だから隼人は、雲雀を追放した一族が、そして己も――大嫌いだった。
 というより一種の人嫌いなのだ。故に隼人は基本的に他人には塩対応である。雲雀でない人間には殆ど興味もない。無用なトラブルを避ける為だけに事務的なやりとりはするが、其れだけだ。
 人混みを避けるように、彼は情報をやりとりする仕事をしている。出来るだけ人と触れ合わず、周囲に合わせて生きていたら自然と情報が手の中に入ってきていた。其れだけの事だ。

 ああ、弟の為だったら。
 雲雀の為なら、俺は、幾らでも何でも出来るのに。
 今日もそう悲しく思いながら、漠然とした破滅が空に漂うのを見詰めながら、隼人は混沌の中を生きている。
 さて、彼が雲雀に出会ってしまったら、一体どうするのだろう。破滅に立ち向かうのだろうか。共に受け入れるのだろうか。
 其れは、出会ってみなければわからない。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69811
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5017
名前:無し (通称:緋い鳥)
種族:不明
性別:不明
年齢:不明
一人称:(俺)
二人称:(お前、アンタ)
口調:(だ、だぜ、だな、だよな?)
性格:自由気ままで自己中心、気ままな性格

不気味な姿をした緋色の鳥。
心に住まい、心を喰うという噂がある。
人によっては信仰の対象、人によっては破滅の象徴。
緋色は罪の色であり、欲の色であり、狂気の色である。
そんな色を好む異端の鳥。

カイトの心に住みついた赤い鳥さん。
目的は狭い狭い心の世界を抜け出し、自由で広い、本物の空を飛ぶこと。
カイトの中に住み着いたことで多少は交流が出来るようだ。その際はカイトと同じような一人称や口調で思念を送ってくる。
カイトは時々夢を見る。緋色の鳥の夢を見る。餌を喰らう夢を見る。空を求める夢を見る。

本質は「夢」であり、「認識」である。いると思えばいるし、いないと思えばいない。
でもいると思わせられる、都市伝説に近いようなもの。
夢を操り、夢を見せ、夢すなわち記憶を喰らう。夢や記憶を喰われすぎると自己を失い狂ってしまう。故に狂気。

イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/53632

登場シナリオ、SS
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4880
https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9671

お好きなようにお使いください。(アレンジ、改変、設定追加大歓迎)
名前:ルナリア=ド=ラフス
種族:魔種(獣種)
性別:女性
年齢(或いは見た目年齢):30歳(実年齢45歳)
一人称:私(わたし)
二人称:あなた、(アルヴァに対して)アルヴィ
口調:お母様
特徴(身体):【火傷痕】【癖っ毛】【虚ろな瞳】(仮)
特徴(内面):【サディスト】【残酷】【執念深い】(仮)
設定:

 アルヴァ=ラドスラフの実母であり、暗中飛躍を生業とする幻想の下級貴族。ありていに言ってしまえば、凄腕の暗殺者、ということになる。もとよりその腕は達人の域に達していたが、魔種化によって完全な理外のそれへとなり果てている。前述したとおりに生粋の暗殺者であり、扱うものは諜報から暗殺技術まで。そのような家業を営みながら、下級とはいえ、幻想にて貴族の名を掲げることができているあたりが、その実力を物語っているといえるだろう。
 そんな彼女であるが、かつてローレットにもたらされた依頼により、当時のローレット・エージェントによって殺害された――と記録されていた。が、実際には身代わりを用意して逃亡。闇に潜伏していたようである。殺害を偽装した時点で魔種だったようであり、実子であるアルヴァすらだましながら、その命を長らえつつ、歴史の表舞台から姿を消した。

 実子であるニーア、そしてアルヴァをも反転させようともくろんだ彼女は、自身の反転に付随する形でニーアを反転。そのニーアの手によってアルヴァを反転させるつもりであったが、この段階で計画に狂いが生じる。ニーアの策略に対抗したアルヴァは、反転を選ぶことはなかったのである。
 加えて、アルヴァは実姉であるニーアを殺害した。この想定外の事態に、ルナリアは「母として叱らねば」という感情をアルヴァに向けることとなる。

 現状の潜伏先は不明のままだが、利害の一致しているガルボイ・ルイバローフと共謀しているとの情報が存在する。
 彼女が抱くものは、あくまでアルヴァへの愛である。母親としての、子へ向ける愛情。それが、如何に独善的で歪んだものだとしても、それは慈母であり、子が振り切るべき甘い魔である。
 だが、すっかり狂ってしまった魔女は、愛し子とのつながりである右手の火傷痕を撫でながら、愛し子との再会の時を待つのだろう。
 ――いや、彼女は待つまい。己の策謀が、時を進められることを知っているのだから。
 そしてアルヴァが真実を理解したときが、彼女の悲願の成就の時であるはずだ。

関係者委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5006
イラスト :https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70545
名前:ジアチンタ・オリージ
種族:グリムアザース(薔薇科)
性別:女
年齢(或いは外見年齢):26~28に見える
一人称:我等薔薇(われらしょうび)
二人称:貴殿 ~君
口調:~だ、~だな、~である、~であろう? 時代がかった硬い口調だがサバサバしている
特徴:友好的 男装 片目カクレ ロングヘア 長身 スレンダー 長命 享楽的 刹那的 鷹揚 心が広い 広すぎてたまにわけわかんないこと言い出す
設定:

「よきかな、この日よ。この日差し、この太陽へ祝福を。どうした、リースヒース君、さあ共に天へ手を掲げようではないか。なに、往来だから恥ずかしい? 気にするな」

 薔薇科の要素を持つグリムアザース。雨と日差しをこよなく愛する。天気がいいと上機嫌、雨が降っても上機嫌。旅を好み、吹き抜ける風を好む。旅先で厄介ごとを解決し、生きる手立てのない者へ活計の道を教えたりする。善性にあふれているが、どこか哀愁漂う瞳。
 薔薇科らしく、桃や苺、林檎などの果物をどこからともなく取り出すことができる。どこから出したと聞けば意地の悪い笑みがかえってくるだけだ。

 リースヒールは便宜的に彼女を「先輩」と呼んでいる。何故かと問われれば口を閉ざすが、彼女には多大な恩があるらしい。

 じつは死霊術を捨てたリースヒースへ、影編みの魔法と共に生きる術を教えた過去がある。人生経験豊富なジアチンタは、リースヒースへ手取足取り買い物の際のねぎりの仕方から世間から身を隠す方法、恋のおまじないまで教えた。
 気まぐれである、と本人は語るが、それ以上の好意をもってリースヒースへ接している。

 リースヒースのことは妹のように思っている。かつて彼女にはジーリオという弟がいたが、彼女の不注意で死なせてしまった。それ以来、真名を捨て、オリージと名乗っている。逆から読めば弟の名前になる。あの時の運命が逆転し、自分が変わってやれていたらという彼女なりの後悔のあらわれである。

 自分のもとを巣立ったリースヒースの茶飲み友達をしている。突然やってきて茶を要求することもしばしば。そしてそんな時はだいたい、リースヒースが思い悩んでいるときである。人助けセンサー的なものを持っているらしい。

「白黒つけるだけが人生ではないよ、リースヒース君。だが、貴殿の星のもとを思えばそれも仕方なきことか。ほら、大きく深呼吸、吸って吐いて、肩の力を抜いて、そう、その調子だ。楽しみたまえよ」



関係者委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4998
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79723

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