PandoraPartyProject

ギルドスレッド

ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キャラクターID
名前:レディ・ノワール
種族:人間種(?)
性別:女性
外見年齢:20代半ば
一人称:わたくし
二人称:あなた様
口調:です、ます、でしょう(機嫌が悪いときはやや言葉が乱れる)
特徴:幻想貴族、本名は不詳、ぬばたまの眸が印象的な美女
設定:
 黒く濡れた眸を有する美女。黒いドレスを身に纏い、社交界に一度現れては笑みを振り撒く女。
 レディ・ノワール――それが淑女の呼び名だった。
 身に纏うドレスは美しいマーメイドライン。波間を思わせる布の一枚一枚が蠱惑的に揺れる。
 波打つような美しい紺碧の髪は夜空を思わせる。その神秘的な美貌でパトロンの居る娼婦や芸術家のひとりであるとも噂されてきた。
 本人は「わたくしは名乗るほどでもございませんもの」とはぐらかし笑うという。

 実年齢も正確な爵位さえ定かではない彼女の事を時折サーシャと呼ぶ者が居るという。
 決まって、そう呼んだ者の傍でレディ・ノワールは微笑み続けるだけだった。彼女は、本来の自身を直隠し、道化のように仮面を被る。
 ある者曰く、レディ・ノワールのその呼び名となった眸は作り物なのだそうだ。本来の眸は美しく柔らかな金色であり、あのような夜色ではなかったと。
 わざと、眸の色を隠した娘は全てを語る事はしない。レディの秘密は胸に秘めておく者だから。

 ――彼女がいつから社交界に現れたかは定かではなかった。
 産まれは『北部戦線』の程近くだと言い、決して恵まれた暮らしをしてきたわけではないと彼女は告げる。
 餓えに苦しむ日々から抜け出すための努力は相応に行なったとも告げる。露命を繋ぐ為に夜露を舐め、のし上がったのだ。
 一見すれば穏やかで理知的な彼女にも裏の顔が存在している。努力の裏には、並ではない犠牲と悔恨があったから。
 美に取り憑かれたように女は過ごした。歌い、踊り、享楽の徒であるかのように。

 ええ、だって。
 わたくしだってそうやって、そうやって、何かを犠牲にして生きてきたのですもの。
 恵まれる事って、大層難しいことではないでしょうか。……人の努力をいとも容易く踏み躙る気持っていかがなものなのでしょうね。

関係者委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4990
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81324
名前:ロス・キューブラ
種族:人間種
性別:男性
年齢:75歳
一人称:僕
二人称:お前
口調:~かな、~だね、~だよね
設定:
 綜結教会支部長の一人。
 練達を管轄している。
 現在は『中央』に呼び出されており、何らかの企みの中にある。

 自身の『金儲け』と『健康』に目がない。
 いつも金勘定をするなど子悪党じみているが、目的のためには仲間であろうと平然と切り捨てるドライな悪辣さも併せ持っている。
 またひねた性格であり、仲間を信用しない秘密主義者の一面も持つ。

 少年のような外見だが、年齢的には高齢者である。
 しかし外見だけでなく肉体年齢も若く健康そのものだ。
 これは教団内で施された、薬物を利用した治療のお陰である。
 不治の病に悩まされていた老人であったが、今の肉体を手に入れたことを切っ掛けに入信した。

 元は商人であり薬師もであった。
 しかし教団の技術力に感服し、今では教団内で先進的な研究なども手がけている。
 また戦闘能力は皆無だが、商人時代の人脈や物流を生かし、教団の財政や情報もサポートしている。

 以前は自らが死と隣り合わせの生活に恐怖していた。そのためこの世界から『死という概念をなくす』ことを目的に、協力する立場である。
 仮に今は死を克服出来ずとも、未来にはやがて可能となるといった希望を抱いている。
 ある種の理想主義者であり、けれど実現のためには手段を選ばないといった人物でもある。
 問題はその研究成果を受け取る者よりも、築いた屍山血河のほうが大きいという点であろう。

 練達では『健康と環境の持続可能性を科学するウェルネス・クラフト・テクノロジー・ハートフル・ソリューションズ株式会社(WCTHS)』の『希望ヶ浜支店』なる胡乱な組織を形成した。
 自称『健康食品』などを売る組織だが、多くはさほど害のない(民間療法上は普通に有益と思われるような)ものを主体として取り扱っている。その裏では非常に危険な薬物などを、特定少数の会員に販売するなども行っている。
 これは研究の産物から生じた廃品を利用して、教団のための金銭を得ることを目的としている。
 またある種の人体実験も兼ねている。
 こうした被検体が度重なる肉体的精神的負担によって通常の社会的活動を送ることが困難となるケースがある。その際には教団本部に送り、更なる実験に利用するらしく、そういった手引きも行っているようだ。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5057
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80537
名前:因史・イオリ
種族:獣種(式神)
性別:女性
年齢:-
一人称:私
二人称:貴方
口調:~ですねぇ、ですかぁ、
設定:

「杜」の主戦力であるハイローミックスの『ロー』に相当する狐兵。
その一個体に「杜」の獲得した最新技術による改修処置を行った試作型の個体。
狐兵達の高性能化を目的とした次世代個体開発プロジェクトで生まれた一人である。
尻尾の数は2本。

尻尾の機能と肉体組織の一部に敵対組織との交戦で回収、解析した「吸血鬼」のデータを採用しており、一般の狐兵と比較した場合、段違いのスペックを獲得している。また、演算機能も拡張され、狐達が獲得した戦闘経験値を式神・稲荷神を通さずに自己分析する事で自身の戦術に反映させる事が出来る。なお、この戦闘データにはローレットで活躍する有力者達(仲間達)の戦闘データも反映されている。狐達は彼らの戦闘経験値も秘密裏に獲得しようと暗躍しているのが、実害は今のところは無いから安心だ。
狐兵達は能力こそ高くないが、狐達同士のネットワークを利用した連携と戦術・戦略面で効率的に戦う事を得意としている。この個体はそれに反して高スペックと独立性が高い個体となっている。
肉体面では『ハイ(前期型)』の部分に同等~劣る部分はあるが、分析や演算など肉体に依存しない部分に関しては『ハイ(前期型)』の個体を凌駕している。
武装面でも、シュペルの設計思想に影響された通称『シュペル工学』を元に製造された攻撃・支援・防御の役割がある三種の神器(剣、勾玉、鏡)の装備品を自由自在に使いこなして戦闘を行う。こちらも試作品で今後は量産を前提で計画されている品物である。
現在は、新技術の導入による不具合観察の為に、限定的に運用されており、低脅威度の外部組織との局地戦、式神・稲荷神のメッセンジャー的な役割で各地を回っている。
性格は艶やかで冷静な大人の女性、といった感じ。狐達のネットワークで膨大な情報を学習しており、豊富な知識を有している……が、今の性格はその様に装っているだけ、理想の自分を騙っているだけである。本来の性格は低年齢の少女で、膨大な記録は読んでも経験は圧倒的に不足しているので想定外の状況には滅法弱い欠点がある。

「ほら、私って試作品でしょ?試作品っていったら敵に奪われたり、不具合起こして敵対したりするのが相場じゃないですがぁ。そんな事になったら私を生み出してくれた仲間達に申し訳なくて死んでも死にきれないわねぁ。まぁ、私達にとって死は、一回休み、みたいなものなのだけどねぇ。あははははぁ♪」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79803
名前:アルアズラーァ・ウルジュワーニー
種族:幻想種
性別:男性
年齢:Unknown ※お酒は呑めるらしい、実年齢は20代かそれ以上と思われる
一人称:オレ
二人称:君(きみ)、~君・さん
口調:~だねぇ、~だよぉ、~かなぁ? ※「~だね、~だよ、~かな?」の時もある
特徴:ラサ・幻想・物語領の関係者・踊り子・妖艶・猫好き・実は貴族嫌い・物語領を守りたい
設定:
 ラサ方面から幻想・ヨゾラ領地『エアツェールング領(通称:物語領)』にやってきた幻想種の踊り子の青年。現在はヨゾラ(と物語領執政官達)に雇われ、領内各地や宿屋・酒場等で踊りを披露して過ごしている。ヨゾラからの通称は『アルアさん』。
 幻想種ではあるが魔法はからっきしで、「それよりは体を動かすほうが得意だねぇ。踊りとか」と語る。深緑出身ではなく、深緑に行った事もないらしい。

 妖艶でミステリアス、話してみれば気さくで親しみやすい話し上手。猫好き。
 好き嫌いは「特にないねぇ、物語領は美味しい物多いし」。
 特技は踊りで、しなやかに踊るその姿におひねりを出す客も多い。物語領で踊る時には領地の猫達がじゃれついてきてしまうが、美しいダンスと愛らしい猫達のコラボレーションの評判は高いようだ(たまにヨゾラも見に行く)。

 自身の仕事には余念がなく、見目麗しき姿を保つ為の美容や運動や踊りの練習等も影で行っているようだ。軽やかに戦う事もできる様子。
 本人曰く「綺麗なネックレスや首飾り、腕輪等は好きだけど…は絶対にごめんだねぇ」
 後半を語る時の彼の目に光はない。その後はいつも通りの彼に戻るのだが…。

 幻想種である彼は長命である。それゆえに彼の過去を知る者は殆どいない。
 そして彼もまた語らない…幻想種として奴隷にされた母の子として生まれ、恐らくその父は下卑た人間種の悪徳貴族(恐らくは幻想貴族の可能性が高い)である事を。自身もまた道具として扱われ、奴隷商人に売られ、ラサに流れ…生きていくためなら何でもやった事も。
 本質は現実的でドライ、生きる為なら何でも利用し必要に応じて切り捨ててきた。立場を変え、名を変え、変装で姿を変え…切り捨てる度に付随する過去も姿も捨ててきた。
 奴隷と貴族の子・道具や奴隷として扱われた幼少期だけは根底に刻まれて捨てられないが。それ故に内心では幻想の貴族、特に悪徳貴族を嫌っている。

 今回も幻想の裕福な地域で過ごし、必要あれば利用し、何かあれば逃げるか去るか切り捨てる…
 物語領に来てからの日々、彼自身も予想外に気に入ってしまったのだ。ここで平穏に過ごせるなら今の名と姿で一生を過ごしても良い位に…物語領の人々や猫等に何かあれば何をしてでも守りたいと思う位に。
 内心貴族嫌いの彼だが、ヨゾラやその親友達は例外のようで、妙な親近感を抱いているらしい。

 今日も踊り、日金を稼ぎ、休憩中に物語領の民達と話し…すり寄ったり膝に乗ってくる猫達を愛でる。そして練習等に時間を費やし、物語領の宿やヨゾラの館の客用寝室(毎日使っても良いんだよ?とはヨゾラに言われているがたまに宿泊するだけ)でぐっすりと眠るのだ。
 幼少期を悪夢に見る事、捨てた過去が追ってくる可能性、次の日が当たり前に来るとは限らないという不安を隠して。
 …悪夢の頻度が減っている事は彼にとって幸いなのだろう。

「名前はねぇ…適当につけられちゃったんだよ。アルでもアルアでも気軽に呼んで欲しいねぇ」
「さぁさぁご覧あれ、砂漠より来る男の踊りと…物語領名物、踊りにじゃれる猫達!」
「腐った貴族の争いなんて他所でやってろ。ここの連中を貴様等の玩具にさせてたまるか」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81489

改変・アドリブ歓迎。
名前:ハジーメ・エダ
種族:人間種
性別:男性
年齢:25歳
一人称:僕
二人称:貴方
口調:~かな、~だね、~だよね
設定:
ローレット本部の近くで住まう一般住民。
市民性と地域性を大切にする市民コミュニティの代表で、市民からの評判のそれなりに良い。
練達の技術にも精通しており、何処かで入手した端末で「インフルエンサー」の真似事すら行っている。最近では『健康と環境の持続可能性を科学するウェルネス・クラフト・テクノロジー・ハートフル・ソリューションズ株式会社(WCTHS)』の商品PRを行っていた。なお、性格は良いのだが、ちょっと陰謀論気味な所があり『魔種達を滅ぼした後、ローレットの連中は世界を支配しようとしている』『各地で発生した幾つかの事件はローレットの連中が仕込んだ自作自演だ』『ローレットの連中は闇市でパンツを見つけて喜び、自分のパンツを売りさばく変態集団だ』などの陰謀論を持っており、彼の信者達はその陰謀を信じている様子である。

その正体は綜結教会の思想を市民やネットに広めさせる人心掌握術に長けた工作員。
また、ローレット本部に出入りする人の動きや、物資の動きを観察、綜結教会に報告する連絡員でもある。同様に各支部の周辺には彼の様な工作員が多数存在しており、広報活動や監視任務を密かに遂行している。
本部から一声かかれば彼らは破壊工作、市民を扇動する後方要員に変化する。ローレットに偽情報を流したり、市民を扇動してローレットの活動を妨害したり、ローレットの物資を破壊したり、武装こそ貧弱で直接的な戦闘能力は低いが、その影響力は大きいだろう。
武装は単発式の骨董品の様なライフル銃。教団から支給された少量の爆薬や薬品など、市街地戦、及び市民を巻き込んだ戦闘が得意で、教団の為なら自爆すら行う狂信者。

「市民を巻き込んだ軍民混在という戦場、ローレットの方々は経験があるのですかね?今から、それを思う存分経験させてあげましょう。何人の民間人があなたの手で殺害さるのか……私はそれを見るのが楽しみです」

「我々の存在はガン細胞なのです。早く切除しなければ国家という身体の正常な部分を次々と喰らい、侵食し、書き換え、身体を壊死させていく。貴方達が気付いた時には既に手遅れでしょう。大人しく我々の祝福を感受しなさい」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81461
名前:ヨツバ(夜翼)
種族:ドラネコ(亜竜)
性別:女の子
年齢(或いは外見年齢):にゃー
一人称:あるのかな……?
二人称:あるのかな……?
口調:にゃ、にゃー、にゃん、にゃ?、にゃー?
特徴:毛色が白と茶色、黒い二股の尻尾、黒の羽、青い目
設定:
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン (p3p000916)についてきたドラネコ。
普段はヨゾラの領地で自由に飛行したりお散歩したりしている。
普通の猫とも仲が良いようで、合わせるために歩いている様子も見受けられる。
性格は結構な甘えん坊でヨゾラに結構べったり。ヨゾラが何か作業しているならばそれの上に座り込むくらいならばお手の物。
飛べるドラネコにとっては簡単なことですにゃん。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5058
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81445
名前:マリーン
種族:魔種
性別:女性
年齢:20台後半
一人称:私
二人称:あなた
口調:です、ます、でしょうか
特徴:聖女、博愛主義

『氷の聖騎士様』から聖骸布を下賜された遂行者。聖女と呼ばれ、優れたヒーラーとしても知られる。
誰かの特別になりたくて、間違えて、ただの他人になっていた。そんな、からっぽの聖女様。

・出生と献身
天義の寒村に位置するシナモン村の教会に生まれ、ごく普通のシスターとして生活を送ることから人生が始まっている。
そんな彼女が自分が『特別じゃない』と気付いたのは村の権力者の息子に恋をした時だった。
恋は実ったかにみえ、幸せな青い春は流れたかのように見えたが、それは一時だけの夢だった。相手の男は予め決まった婚約者と結婚し、自分は教会のシスターとして祝福する未来が待っていた。
自分は特別じゃなかった。そんな想いは彼女の深い傷となり、誰かの特別になることに執着し始めるようになる。
だがそれは彼女の大きすぎる乾きと癒えぬ傷に、いつまでも献身という名の水を注ぐだけの時間だった。
誰かの特別になるべく献身を重ねた結果、多くの人に感謝され、時に尊敬され、冠位魔種ベアトリーチェ災害を受けた首都やその周辺へのボランティアを続ける中で彼女はいつしか聖女様と呼ばれるようになる。
だがそれは、彼女の求めた特別なんかじゃなかった。

彼女は気付いてしまった。かつて恋した男の妻に、『私の息子があなたのファンなのです』と言われたその時に。
誰かの特別になろうとして、ありふれた他人に成り下がっていたという事実に。
それは彼女に二度目の傷を負わせた。

・反転
誰の特別にもなれないと絶望した彼女はその時、ある呼び声を聞いた。
傲慢なそれは彼女に新たな知見をもたらしてくれたのだ。
『神は全てを平等に愛してくれる』
全てが平等な、誰も特別じゃない世界を作り出せば、自分の傷は消えて無くなるのだと。
彼女は苦しみの中でせめて救われようと手を伸ばし、反転し魔種となることを選んでしまったのだった。
そして特別になりたかった彼女の夢と絶望は、歪んだ形で発露した。

・反転後
反転した後は『氷の聖騎士様』に出会い、聖骸布を下賜されたことで星灯聖典の遂行者となる。
それまで名乗っていたオルトリィ・クロネという名前を捨て、洗礼名マリーンを名乗って。
「神様は私たちを平等に愛してくださいます。
 だから『誰かの特別になれなくても』不安に思うことなどないのですよ」


設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5035
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81541
名前:カシュ・ウル
種族:ブルーブラッド
性別:男性
外見年齢:10代後半
一人称:僕
二人称:呼び捨て、キミ
口調:だ、だよ、だろうね、~かい?
特徴:薄翠の瞳、小さな山羊角、もふもふ
設定:
 幻想王国の片隅、鉄帝と隣接した北部の山岳地帯を移動する流浪の民。
 集落を築き、険しい季節を乗り越えるために移動をして帰り着く――メイメイの生まれた村の村長の子がカシュ・ウルである。
 幼い頃から民達を導く為にと両親から学び、賢く物知り。まだまだ年若いが村人からの信も厚く、次期村長は確定している青年である。
 本人曰くはまだ成長期ではあるが背が小さく、幼く見えがちであるのがコンプレックス。
 同じく小柄な幼なじみのメイメイの頭をぽすりと叩いては「小さい」と揶揄うことも多い。幼なじみであるが故に遠慮も無く「駄メイメイ」と揶揄うことも。
 だが、それも村の一員である彼女を大切にしているが故なのだ。

 カシュはギフトを得ている。その名も『またたきの夢見』と言い、彼の意志に関係なく発動する。
 眠っている最中に発動するこのギフトは精巧ではないが予知夢のようなものである。刹那のひときわ、ただの一瞬を切り取ったように夢を見る。
 だが、それは詳細情報を知る事が出来るわけではなくあくまでも予感や断片的な情報を得られるのみである。
 このギフトでカシュが得たのは『なんだかいやなもの』が村の近くに現れること。そして、メイメイがそれに関わっている可能性があること。
 ――夢で、何かの黒き影が村に迫ってくる。それから逃れるように走り去る小さな仔羊は彼の幼なじみで間違いが無いだろう。
 その危険から彼女を遠ざけるために『啓示がおりた』『村の掟だ』とメイメイを村から追い出し、戻ることも近付くことも禁じた。
 メイメイの家族にも大雑把な説明をしており、村人達はメイメイ・ルーを護り助けるために、彼女を村から追い出したのだ。
 ……だが、メイメイはその説明を受けてはいない。突然、仲の良かった幼なじみに村から追い出され戻る事を禁じられて故郷を喪ったのだ。

『村の外に出て旅をしなさい』――その啓示を受けたメイメイが空中神殿へと召喚されたことをカシュは知らない。
 村より追い出した幼なじみが元気に生きていることを願い、彼は今日も村を護る為に日々を過ごしている。



あれから数年が経過し、彼も立派な青年に成長した模様。
故郷を離れて久しいメイメイはその姿を知らない。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/2955
イラスト(過去の姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/26774
イラスト(現在の姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81536
名前:アルト
種族:魔種(獣種)
性別:男性
外見年齢:20代後半
一人称:俺
二人称:呼び捨て、お前
口調:だ、だな、だろう、~か?
特徴:狼の耳と尾、歪んだ大きな角、黒い髪、赤い瞳
設定:
 北方戦線の最前線に立ったことのある青年。特殊部隊に配属され、幾重もの人の死を見てきた。
 明るく、心優しい好青年は、幾重もの戦の中で擦り減り、国家への忠誠も、矜持もかなぐり捨てた。
 保身の為に鉄帝国より逃げ果せた青年は深い傷を負っていた。幻想王国へと逃げ果せ、洞窟に隠れ住んでいた所を近隣の村の子供に発見されて匿われた。
 幼い羊の獣種は事を荒立てないように、村の大人には内緒にし、青年を介抱し続けた。

 傷を癒しながら少しずつ心を通わせた青年の傍らで子供は何時だって笑顔であった。
 辛く、悍ましい出来事から目を背ける青年に仔細を問うことはなく歌を歌い、食事を与え、日々を穏やかに過ごせるようにと願っていた。
 だが――
 執拗な追手が放った攻撃が青年を庇った村の子供の命を奪った。
 平穏を与えてくれた唯一を失った絶望が、青年を変貌させた。平穏など何処にもないとせせら笑った絶望よびごえは彼を『暴食』へと変えた。

 魔種へと成り果てた青年は恐ろしい程の空腹に襲われた。自身を庇い、微笑んでくれた子供の亡骸へと食らい付いた。
 優しく哀れな羊の子は、とても美味しかった。
 人を喰らうた罪悪感も嫌悪感もない。空腹感を満たしてくれた子供が愛おしくて堪らなかった。
 喰らった証であるかのように、彼の頭からは羊の如き角が生えた。狼には似合わぬ其の角は彼の罪を知らしめるかのように。
 晴れ渡った空のような蒼い瞳はギラつく熱を帯びた紅色の瞳へと変貌した。
 喰らうても、喰らうても彼には足りなかった。
 腹を満たすためには食わねばならない。そこに倫理も、理性も何もなく――彼はついにはただの『獣』と成り果てた。
 信じても、何時かは奪い去られるならば、もう何も信じず喰らうてしまえば良い。
 人も、家畜も、分別無く唯の『肉』だとそう認識しながら。

 それから時折、近隣で人や家畜が消えることがあったが、人々は「きっと性質の悪い『獣』の仕業なのだろう」と考えた。
 ――彼がかつて食らった羊の子に良く似た匂いの少女に出会うのは、長い年月の後……。

 それがメイメイ・ルーにとっての村に戻れぬ理由であった。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/1713
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/30666
イラスト(反転前):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/77679
SS:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4900
名前:「化け猫女王」ソフィア

種族:旅人
一人称:私(わたくし)
二人称:貴方
口調:〜かしら、〜ですわ、〜ですことよ
罪:愛情 罰:傲慢

20代前半の儚く美しい貴婦人の姿をした女性。
赤い宝石のついたティアラを身につけている。
正体は化け猫であり、ペルシャ猫の姿に変化する事ができる。
クウハの元いた世界で共に長く旅をした仲間。

見目と所作は美しいが気位が高く、傲慢で我儘な女王様気質。
気質通り、自身のことを「女王」と称し、他人が自分に仕えることを当然と考えている節がある。
反面、縁を結んだ相手には面倒見が良く、愛情深い。

イレギュラーズとして実力があり、高反応、高回避、高火力の強力な物理アタッカー。
元の世界でクウハは彼女に勝てた試しがなく、現在も勝てない。

クウハとは言い争う事も少なくないが、その実信頼し合っている。
だが、恋人としてはお互い願い下げ。
ある意味クウハが一番心を許せる存在。

尚、クウハを「自分の家臣」つまるところ「自身の所有物」であると認識しているせいか、彼の主人である武器商人(p3p001107)とは少々仲が悪く、互いに微笑み合いながら牽制し合う事があるもよう。
有事の際は協力し合う意思があり、嫌っているわけではないのだが。

……ソフィアと二人きりの時のみ、クウハは彼女を「ソフィー」と呼ぶ事がある。
それは女王として、姉代わりとして、何処か強がりで甘え下手な部分があるクウハを案じる彼女への甘えの発露。
「ソフィアだけは自分を絶対に見捨てない」とクウハはそう信じている。

イラスト: https://rev1.reversion.jp/illust/illust/67989
名前:ナジュド
種族:飛行種
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):22歳
一人称:私
二人称:貴様、お前
口調:だ、だな、であろう

天義、ルスト陣営に属する遂行者。
聖骸布を下賜され超人的な力を獲得している。
カイト(風読禽)によって人生を狂わされ、そして自らも狂ってしまった男。

天義の海沿いに位置するケルパルという港町に生まれた青年ジョルジュ・ディヴァナには夢があった。
ここより南にある海洋王国の領海を手に入れ、港町をより豊かにするという夢だ。
資源も豊富で暖かな海洋の海を手に入れることはどこの国から見ても素晴らしく魅力的で、ケルパルを治めていた地方領主もまたその野望を夢のキャンディにくるんで喧伝していたのだ。
町には『南の島を手に入れよう!』『豊かな海は我等のものだ!』といった過激なイラスト交じりのポスターが張られ、地元の少年たちもまたそんな思想に染まっていた。
南の島を手に入れろ。ネオフロ(当時流行った略語)どもをやっつけろ。……と。

やがて港町にも軍船がやってきて、兵士を募った。
一も二も無く兵に志願し、自分もまた南の島をめぐって戦うのだと厳しい訓練にも耐えた。
同じ町から志願した同年代の者たちと切磋琢磨し、やがて彼は立派な海の騎士へと成長したのだ。
そしていざ、戦場へ。南の島は我等のものだ!

結果は、散々たるものであった。
領海を遊撃していたたった一隻の船によって彼らの船は沈んだのだ。技術も練度も、あまりに違い過ぎた。
ケルパルの領主が周囲や国に対し独断で攻撃的な行為を行ったこともわかり、事件は過激派のテロとして処理された。
だがそんな事情は若いジョルジュには分からない。いや、分かりたくなかった。
夢は壊されたのだ。そのために、今まで生きてきたのにと。
そんなジョルジュが沈み行く船の上で見たのは、赤い鷹の船。当時より異名を持っていた『風読禽』カイト・シャルラハが大空を舞う姿であった。
多くの者が勇姿ととらえるそれを、彼は憎しみによってにらみ付ける。
憎しみと絶望は彼から感情の波を奪い去り、薄紫の相貌に静かな憎しみだけをたたえるようになった。

もはやひとりぼっちになってもいい。あの風読禽を撃ち落とすのだ。
そう決意を固めた彼の前に――『氷の聖騎士様』が現れた。
反撃のチャンスが、剣の形をして授けられたのである。
洗礼名ナジュドの名と共に。

イラスト https://rev1.reversion.jp/illust/illust/31097
設定委託 https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5064
名前:雪風
種族:エクスギアエクス
性別:-
年齢:-
一人称:私(機械音声)
二人称:あなた、~さん(機械音声)
口調:です、ます、ですか?
特徴:-
設定:
ROOでの玲(秋奈)が駆るエクスギアエクス
パイルバンカー(弾数少量)とレーザーブレードの剣豪アセンブル。
格納予備武装はライフルだが持ち替えることが無いんだよなあ。
機械音声さんは割と辛辣。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70963
名前:レディ
種族:旅人
性別:女性
外見年齢:20代前半
一人称:私
二人称:キミ
口調:ね、よ、さ、だろ?

観光客の女神であり、アト・サインの製造者。
創造神マルドゥークの分霊の一柱。

マルドゥークの分霊は全員イェンダーの魔除けと呼ばれる神の能力を行使する力の源を持っていた。
しかし、マルドゥークと敵対する破壊神モーロックは分霊たちよりイェンダーの魔除けを盗み出し、運命の大迷宮と呼ばれるダンジョンの奥に隠した。
それぞれの分霊たちはマルドゥークより教わった生物創造の秘術により力を失った自分の代行である人間を作り出し、運命の大迷宮へと送り込む―――

というのが大まかなアト・サインがそもそもいた世界の成り立ちである。
曲がりなりにも神であるレディは相応の力を持っているのだが、如何せん観光客の女神という、珍妙な存在である。
なぜ観光客なんかを司っているのかは本人はとんと知らないし、上司であるマルドゥークですらよくわからないときた。
とはいえ、モーロックに魔除けを奪われたままでは癪に障るので、同僚の分霊と同じく、秘術を行使して人間を作ろうとした。

しかし、レディは人間を作る過程で大いに悩むこととなる。
マルドゥークより伝えられた秘術は人間の男を作り出すものである。
だが、その人間の素となる土人形は自分に似せて作らなければならない。
レディにそっくりそのまま似せた素材で男を作ろうとすると、いくつもの不都合に直面した。
結局顔は自分に似せたが、体は男という、歪な人間を作り出すことしかできなかった。
そうやって生まれたのがアト・サインである。

アト・サインを手元より失っておおよそ4年が経過。
彼女は混沌に召喚されることになる。
だが彼女は他のイレギュラーズのように精力的に働こうとしなかった。
ローレット支給の日銭を酒場で使い切る毎日である。

彼女にギフトという形で残された僅かな神の権能。
それが世界の滅亡が確定的に到来するという予言が真実であることを彼女に告げた。
(少なくとも彼女は予言が確実であると信じているのは間違いない)
故に無駄に足掻かず、いつか来るその日まで享楽的に過ごそうと決めたのである。

性格は能天気で、人をからかうのが好き。
酒場では人気者。
だが時折、人の心を透かすような、不思議な眼差しを向けることがある。
アト・サインに対しては何故か憐憫の情を抱いているようである。

イラスト https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81583
名前:スレッジハンマー(自律型砲弾)
種族:砲弾
性別:男性(仮)
年齢:半年(初運用日から)
一人称:ワタシ
二人称:キサマ
口調:~デス
設定:

人工知能を搭載した自律型砲弾(簡易ドローン)
(※画像は対構造物用のスレッジハンマー1200)
鉄血の戦役時に開発・生産された砲弾だが、前線で運用される前に戦役が終戦。倉庫に管理された大量の砲弾は管理下に置かれる前に空っぽになっていた。どの組織がそれらの砲弾を回収したのかは不明、一部は民間に流れている、という噂だが詳細は不明。

スレッジハンマーはソフトターゲットを標的とするスレッジハンマー300、装甲車両を標的とするスレッジハンマー600、建造物を標的としたスレッジハンマー1200の3種類がある。砲兵用砲弾として開発されているが、携帯性に優れた装薬入りの専用発射筒から迫撃砲の様に発射する事が出来る。
発射筒から発射された砲弾は制御翼を展開した後、砲弾後部にロケット・モーターを点火、一定距離を滑空飛行し、搭載された人工知能が先端部のセンサーで目標を索敵、目標を補足した後、目標近辺に自爆特攻する事でダメージを与える。
添付された取扱説明書には被害を最大化する方法が記載されており、地表のソフトターゲットを標的にしたエアバーストモード、建造物の構造体を貫通侵入、目標内部で炸裂する遅延信管モード、イレギュラーズ等の脅威度の高い目標を標的に直撃ダメージを狙う精密誘導モード、対人用のボールベアリングカートリッジを取り付ける事で対人殺傷能力を強化したIED(即席爆発装置)モード、先端のセンサー部以外を地面に埋設した状態の埋設地雷モードがある。基本は運用側が発射前に設定するが、搭載された人工知能が自身(砲弾)の種類・目標の状況に合わせてモードを自動で切り替える事で被害を最大化する。

基本的な発射手順として

発射筒を地面に据え付ける

発射筒の保護カバーを外し、中から自律型砲弾を取り出す

射表を用いて発射筒の設置角度を調整

自律型砲弾のセンサーカバーを外して人工知能を起動、目標の情報を入力

砲弾の安全ピンを外す

発射筒の安全ピンを外す

発射筒に砲弾を装填する

起爆トリガーを外し、安全距離まで離れたらトリガーを押し込み、砲弾を発射する

以上の流れで発射を行う。
一連の動作は素人でも10~15分程度で準備可能であり、熟練者なら5分程度で砲弾を目標に打ち込む事が出来る。発射後は発射音と閃光により位置が特定される恐れがある為、発射筒を回収せずにその場から離脱する事が推奨されている。
発射筒本体に取扱説明書が書き込まれているが、不明点があれば砲弾の人工知能に尋ねても操作方法を教えてくれるので、初心者でも安全に運用が可能。

この砲弾を開発した設計者は「必要なものを」「必要な時に」「必要な量を」「必要な場所に」、これは優秀な兵器を開発する上で重要な要素だが、私は「必要に応じて使える」事も重要と考えている。優秀な兵士ではなく、簡易的な説明書を読んだ子供でも使用出来る、武器さえ持った事の無い市民が百戦線魔のイレギュラーズすら倒す事が出来る、そんな兵器こそこの世界に必要なのだ、そう語っていた。その名の通り、この砲弾は人工知能の補助もあり、武器を持った事が無い市民でも使用可能な兵器として完成されている。

大量に流出したこの製品が何処で使用されるのか、今は誰も知らない。ただ、最後にこの砲弾が使用された事件は幾つかすでに発生している。

事件1:鉄血での戦役から逃れた難民キャンプに2発のスレッジハンマー600が撃ち込まれた。1発目は食料配布で集まっていた民間人の頭上で炸裂、2発目は地面に着弾後に負傷者の救出の為に民間人が集まって来たタイミングで炸裂、死者7名、負傷者20名の大惨事となった。攻撃を行った組織は不明。

事件2:ゼシュテル鉄帝国の要人にスレッジハンマー300が使用された犯行。民間車両で移動中に、路肩に設置されていた対人ボールベアリングのオプション装備のスレッジハンマーが爆発。ターゲットにされた要人は重傷を負い病院に搬送れた。また、付近にいた民間人1名が軽傷になった事件。帝政派の残党が犯行声明を出した。

事件3:ローレットへの情報提供者を狙った犯行。1発のスレッジハンマー600が使用された。スレッジハンマーは情報提供者の木造住居に突入したものの、情報提供者が不在だった為、搭載された人工知能が遅延信管モードにシステム変更した模様。情報提供者が帰宅、部屋に入室した事を感知して起爆。情報提供者、及びその家族3名が爆風で吹き飛ばれて2名死亡、2名重症になった犯行。攻撃を行った組織は不明。

台詞「コンニチワ、ワタシハスレッジハンマー1200デス。モクヒョウヲオシエテクダサイ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/76485
名前:アトリー・アヴェリナ
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):22歳
一人称:私
二人称:あなた、~さん
   (チェレンチィに対して)アンタ、もしくはチェレン(愛称)
口調:です、ます、ですか?/ね、よ、なのね、なのよね?
特徴:気が強い、委員長、色素の抜けた髪
設定:
 チェレンチィの数少ない「昔からの友人」。
 元は幻想出身の孤児であり、現在は天義のザヴェリューハ領で孤児院の経営を手伝いながら、平和に暮らしている。
 孤児院にはアドラステイアより保護された子供たちも多数おり、彼らに親身に寄り添い心のケアをしつつ、いつかしっかり独り立ち出来るようにと勉強を教えたり等もしている。
 しっかり者のリーダータイプで、物怖じせず意見を言える強さを持つ。聡明で頭の回転も速い。

 チェレンチィと共に人買い(ドゥイーム)に捕らわれていた子供の内の一人であり、彼女も同じように首に煙の輪のような印を付けられていたが、
 幼い頃からリーダー気質だった為、子供達をまとめて何とか生き延びようと必死だった。チェレンチィもそんな彼女に一目置いていて、さり気なく手助けをしていた。
 身体を操られて他の子供を傷付けてしまったり、自身も痛めつけられたり。その壮絶な経験が原因で、綺麗な赤い色をしていた髪はいつの間にか白くくすんでしまっていたが、決して絶望はせず、チェレンチィが人買いを殺すまで命からがら生きていたのだ。

 人買いの魔手から解放され、皆散り散りになって逃げてからは、幸運なことに天義より旅行に来ていた貴族の老夫婦に拾われ、共に天義へと向かった。
 「自分のような子供を一人でも無くしたい」との思いから、孤児院を経営することを夢見るようになり、老夫婦に頼み込んで猛勉強を続け、彼らが亡くなってからは持ち前の気の強さであらゆる機会を逃さんとし、今に至る。

 チェレンチィは、頑張りすぎるアトリーのことを心の内では心配に思っているが、アトリーは、殺し屋という危険な仕事に手を染めなければならなかったチェレンチィのことを心配していて、尚且ついつか根掘り葉掘り問いただしたいと思っているので、もし再会したらあれこれ口うるさく言われるのは必須だろう。

※改変、アレンジ歓迎です!

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/54263
名前:ガルボイ・ルイバローフ
種族:魔種(元は飛行種)
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):51歳
一人称:俺
二人称:お前、名前呼び捨て、(敵に対して)貴様、(チェレンチィに対して)シーニー
口調:だな、だろ、だろう(落ち着いた感じの男性口調)
特徴:鋭い眼光、口数少な目、隙を全く見せない立ち振る舞い、娘思い
設定:

 かつて幻想に存在していた殺し屋一団『ルイバローフ』の頭目の男。
 チェレンチィの実の父親で、種族も同じ、カワセミの飛行種。
 殺し屋になる前は、幻想の騎士であった。その際に出会った娼婦の女性と関係を持ち、彼女との間にチェレンチィをもうけるものの、仕官していた貴族が没落し、そのごたごたに巻き込まれるなどの等不運が重なった結果、生き別れとなってしまう。

 その後、騎士としての生き方を捨て、殺し屋一団『ルイバローフ』を結成。その活動の傍らで、チェレンチィとその母を探し続けていたようだ。
 二人の再会は、とある人買いの市場でのこととなる。市場で売られていたチェレンチィを発見したガルボイは、彼女を買い戻した。だが、自らを父と名乗ることはできなかった。チェレンチィより、自らの半生を語られたガルボイは、その過酷な環境に追いやったの原因が自分であること、そんな自分に親を演じる資格はないことを苛み、チェレンチィの養育を部下に任せた。自分は、せめて穏やかに、チェレンチィの成長を見守れればよいと思っていた。
 だが、今の彼の一団に育てられるということは、必然、暗殺の家業に片足を突っ込むこととなる。その選択が、ガルボイの二つ目の失敗であったといえる。

 チェレンチィが受けた暗殺の仕事が失敗、チェレンチィは監獄に投獄されることとなる。その結末を見、ガルボイの心に激しい動揺が走った。再び、自分が、娘を不幸に突き落としたのだ。最初は、不可抗力もあっただろう。だが、今は、今回は、自らの手で、娘を奈落へと叩き落とした。
 すべてが間違いだった。その心の隙をつかれた彼は、とある魔種の呼び声を受けて反転。姿を消すこととなる。

 その後は、自らを反転させた魔種と手を組み、娘を自らの手に奪還すべく暗躍を続けている。また、ルナリアと名乗る魔種とも、協力体制をしいているとされる。
 彼の心にあるのは、今度こそ自分の手で、娘とともに生き、幸せにすること。
 ――それがあまりにも歪んだ思いであることを、本当は彼は理解している。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5042
参考:https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1634571
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/73290
名前:多脚戦車AIT-1
種族:-
性別:-
年齢:-
一人称:-
二人称:-
口調:-
設定:
古代遺跡からの出土品を元に、生産が計画されていた蒸気式戦車。
後に鉄帝国の新皇帝派が計画を練り直し、新たな目的を付与して再開発した。
だが第一次生産分のみで戦役が終結、行き場がなくなった兵器である。
なぜならば『AIT』とは『アンチ・イレギュラーズ・タンク』であり、そんな代物は新皇帝派以外には意味のない兵器であったため。
(元の構想は南部戦線に配備するための対人戦車だったが、幻想の兵士や騎士などを相手するには、あまりに高コストかつオーバースペックであるため開発が停滞していた)

武装は連装の大口径主砲、連装機銃、及び近接防御兵器としてSマイン(榴散弾地雷)を軸としていくらかの装備変更が可能。
車体後部には輸送コンテナを持ち、戦況に応じた換装運用も可能。

特筆すべきは精霊力駆動の無人兵器であることがあげられる。
索敵から戦闘、そして帰還までの一連のタスクを自己完結させることが出来る。
(古代遺跡からの特定の出土品が必要不可欠なため大量生産がしにくいといった欠点はある)

イレギュラーズの戦闘傾向として、運命への干渉力――可能性への対処方法が考慮されている。
そのため小口径の機銃を囮として主砲をあて、命中後は即座にライフル弾を同じ対象に放つといった、通常の対人兵器としては考えられないような(あまりにオーバーキルな)挙動を行う。
(そもそも戦車砲を個人に撃ち込もうなどといった所から異常な発想ではあるが)

何よりの問題は、これを綜結教会のロス・キューブラが買い取り、教団へ持ち込んだことである。
何両渡っているのかは不明だが、おそらく相当な数である(全てに近いだろう)。そして設計図などの整備量産の土台も購入されたであろうこと、ロス・キューブラの伝手として練達の高度な技術が存在すること――といった各要素の結びつきも厄介である。

また本件には、ベデクトにおける帝国軍海兵隊の元新皇帝派将校ガハラ・アサクラの関与も疑われる。
おそらく開発や運用についてはガハラの主導のもとで行われている。

これらの情報を元に世界各地へ広がろうとしている『神の国』案件において、鉄帝国への介入が予測されている。
情報は現在『杜』『練達復興公社』および『練達政府筋』と『ローレット』が知り得たものである。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/65916
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5074
名前:ラピス・フィロソフィカス
種族:旅人
性別:女性
年齢:11(外見)
一人称:私
二人称:~さん
口調:~です、~ます、~ですか?
特徴:無表情、クール、小柄、マイペース、たまに口が悪い

『零式機動魔法少女』、すなわちオニキスと同じロボ魔法少女である。
 クールでマイペース。感情をあまり表に出さず抑揚なく淡々と話すが、時々口が悪い。
 というのも、儚げな外見だが割とふてぶてしく肝が据わっているのが原因であると思われる。
 敵対システムへの掌握といった電脳戦や自動攻撃ドローンの多数制御を得意としており、「このくらい簡単ですよ。私、超有能天才美少女なので」と言うのが決め台詞である。
 全ての機動魔法少女の基になった原初の一機であり、異世界に存在していた万能の触媒『賢者の石』を核としている。
 しなしながら出自や能力の特異性から『三十五式電子戦型機動魔法少女』ラピスラズリ・ハートとして偽装されていた経緯がある。
 召喚前は数多の並行世界の歴史や技術を観測・閲覧する能力を有していたが、混沌世界では使用不能となってしまっている。
 だがラピス本人は特に気にした様子もなく、これまで外から一切検知・観測できなかったため全てが未知の混沌世界に割と興味津々だとか。
 そんなラピスだが様々な世界の歴史を観測してきたことからか、『偽りの歴史を修正する』と公言する遂行者を敵視、調査している。
「歴史とはその世界の人々が歩んできた足跡。生きてきた証明。正しいも間違いもありません。それを書き換えようとか、バカなんじゃないですか」
 ……とのことらしいが、同じような相手が現れればラピスはやはり同じことを言うだろう。
 つまるところ「そういうの」がラピスなのである。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/78252
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5072
名前:『廃滅の月』秋永 理一
「温かくて、胸の奥に響いて。そんなお前の優しい音が――嗚呼、大嫌いだよ」

種族:肉種(膠窈or複製)、または魔種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):36
一人称:僕、父さん
二人称:君、~さん、貴方(弾正の事は「久秀」)
口調:~かい?~だね、~だよ
特徴:家族と同じ赤い電子の輪と光の翼
設定:
秋永久秀(冬越弾正の本名)の実父。元・音の因子の精霊種。
妻・松永 千代音(まつなが ちよね)が行方不明になった後、男手ひとつで久秀と永頼(弾正の双子の弟/死亡)を育てていた。

大黒柱としては少し頼りないものの穏やかで、久秀に悪戯されても怒らないほど心優しい性格だったが、
ある時、郷から外への交易をしに下山している最中で肉種に会い、感染してしまう

自我を保ったまま肉種になった理一は、子供を傷つけないようそのまま行方を晦ました

長い年月をかけ肉腫の本能に蝕まれた心は、自分の生まれである音を憎み、子供への愛情も殺意へと歪ませてしまっている

「父さんは、全ての音が憎い。このまま無響に全て、沈んでしまえば――」

『秋永一の弓取り』と呼ばれるほどの弓使いで、弦を弾いて奏でながら放つ弓矢には音の力が装填される

(/アドリブ、設定変更OK。弾正の父親である事のみマストでお願いします)

外見:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/66237

秋永一族:
https://rev1.reversion.jp/character/album_detail/p3p007105/1
名前:ミリィ・ティア
種族:人間種
性別:女性
年齢:56歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:~ですか? ~ですね
設定:

街に住まう一般人の女性。
どこにでも居る普通の主婦で、料理上手、その手料理は天下一品の母の味、という代物らしい。
今日も近所の主婦の井戸端会議で楽しそうにお喋りする平和な日々を過ごしている。

そして、その正体は金で動く暗殺者。
何処かで入手したサプレッサー付の拳銃を主装備、外見に反して体術もそれなりに出来る。イレギュラーズと比較した場合は、ちょっと強い雑魚敵だがそれは正面戦闘の場合、彼女の本領は市街地などの限定された場所での暗殺、奇襲。その限定された戦場では手強い相手になるだろう。そして勝てない戦いにはしない主義、逃走に徹した彼女を撃破するのは厄介極まりないであろう。
現在はカルト教団の下部組織が「ローレットの情報者狩り」という依頼を裏社会で発表したので、その依頼を請け負っている。イレギュラーズは強敵過ぎて依頼料金が莫大でも割に合わない被害になってしまう。しかし、「ローレットに各地の情報を提供している情報屋」はそこまで強くは無く、一般人並みの場合もある。その下部組織が提示している金額は、依頼の難易度に比べてなかなか良い金額を提示であり、情報提供者を生け捕りにすればボーナスも貰える、なかなかに稼ぎの良い。
彼女は考える、イレギュラーズ本体と正面戦闘になった場合、彼らは最強だ、だからこの依頼を出している連中は「ローレットの情報網」を下から削るつもりなのだろう、情報網が薄くなれば連中の動きが鈍る、強敵だろうが情報が流れて来なければ、あいつらは満足に動けないのだから。
今日も彼女は井戸端会議しながら、情報屋達の行動を蒐集している。

「勝てない戦いはしない、私はそんな主義さ。イレギュラーズが来る前にここから逃げさせてもらうよ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81601
名前:曼珠沙華・アヤメ

種族:鬼人種
性別:女性
年齢:20(純種換算)
一人称:私(わたくし) 二人称:貴方(イーリンのみ「貴女様」)
口調:ですわね、ますわ、ですわね、ですわよね?
特徴(外見):【儚げ】【柔和な表情】【和装】【ショートカット】
特徴(内面):【ネガティブ】【欲望に忠実】【執念深い】【照れ屋】【マゾヒスト】

【設定】
『概要』
・カムイカグラに住む角持つ鬼の少女。儚げな外見とは裏腹に、その膂力とタフネスは文字通り化け物の領域。短刀を使うのはあくまで「相手を壊さずに血肉を啜るため」の道具。
・戦場において白を纏うのも、自分の鍛錬のためだけ、であった。しかし、イーリンと豊穣で出会い、恋し、それを追いかけ、海を超え幻想国にまで至った。
・そしてその力と根性と美貌を見込まれ、イーリンを知っている者と襲いかかった『高貴なる番犬』ライラ・クラナーハ、に気に入られ、食客として招かれるのだった。

『特徴:人物像』
・しとやかで知見にも富んでおり、詩も嗜む。人を喰ったような性格をしているが、それは己の血と膂力による傲慢にも似た自信によるものである。
・イーリン・ジョーンズ(p3p000854)に対して異様な執着心を抱いており。述べさせれば日が暮れるか夜が明けると言われるほど。
「あれはいつぞやの……戦場でのお話でございます。戦場の匂いに惹かれて立ち寄って見れば。ああ、居るではありませんか。うまそうな人間が。明星の紫にも似た髪を輝かせ、健気にも馬上で戦旗を振るい、声を張り上げる小娘が。ああなんと美味そうな、と脚を進めようとしたのですが。なぜでしょう、脚が動きません。ただただ、私の目だけがあの方を追っていたのです。
ええ、私の体が、私の心に気づいたのはその少し後のことでございます。生まれてはじめて――あの方に私は恋をしたのでございます。食い、飲み、暴れ。それだけで満たされていた私は、気づけば寝食を忘れてこの白無垢を仕立てておりました。角をつややかに磨き、髪を切りそろえ、爪を磨き。なんと、なんと素敵な時間だったか。嗚呼――」
 即ち、今の彼女の最大の関心事は、イーリンそのものである

『特徴:行動方針』
・メフメフィートを拠点にイーリンのストーキング
・彼女への情報提供(ライラのお使い)
・ライラの命令により暴れる事
本来の名前は曼珠沙華であり。暴力装置の名前であった。アヤメはイーリンのために自分でつけた名である
『夢』
・イーリンを看取る、もしくは己を看取ってもらう

【アドリブ、改変可】
好き放題お願いします

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/26468
名前:『暗澹舞踏』ヒナ
種族:純種?
性別:女性
年齢:不明
一人称:ヒナ
二人称:キミ
口調:なの、なのかな、
特徴(外見):【スタイル抜群】【長身】【無表情】【鋭利な目】【長髪】
特徴(内面):【無感動】【執念深い】【甘えたがり】【ドライ】【天然】

【設定】
『概要』
・イーリンの運営する「文化保存ギルド」の本拠地である「書庫」の本来の持ち主である幻想貴族、クラナーハ家における『宝刀』
・長身に全身拘束服の異様な風体の女で、背負った二刀流の刃は抜くことさえできない。しかしその戦闘力は本物であり、空を舞うと呼ばれるEXA特化のライラをして、宝刀と呼ぶにふさわしい能力を持っている。
・普段は無口で頷くか、首をふるかの二択でコミュニケーションを取る。もっぱら密書の伝令やライラの後詰めとして動く


『特徴:人物像』
・その正体は「練達の実験で兵器として生み出された実年齢10歳の少女」である
・外見は20歳を超えているが、あらゆる薬理的、技術的、洗脳手段等を以て改造された女。
・全身の拘束服は、その痛ましい躰を隠すためであり、不安定な精神を押さえつけるものである。
・なのでオフの時(飼い主のライラ、何故か好かれたイーリンなど気心のしれた相手のみが周囲にいる場合)に限り、驚くほど幼く、甘い声で話し、甘え、はしゃぐ。


『特徴:行動方針』
・命令は絶対であり、矛盾した命令は厳格な順位によって優先度が決定される。命令中は己の意思、他者の意思を一切介さない。命令中断は本人の命令か、本人がその命令に設定した特定のキーワード(代理コード)のみである。
・オフのときは少女と子犬を足して2で割らない大型犬のような存在。庭先でお花を摘んだり、一生懸命文字を覚えたりして本を読もうとしたりする。

『特徴:戦闘スタイル』
・彼女の一張羅は「拘束服」である
・長身を活かした蹴りと、想定外の位置と角度から飛んでくる二刀を活かした異形の二刀流スタイル。
・能力としてはHP、EXA、CTに優れ、その他は損害無視と言っても良いほど低い。しかし拘束服が破れる(HPが減る)ほどその本能(復讐)は高まるだろう

【アドリブ、改変、一部のみの採用でもOK】

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81730
名前:『鳴山童子』シュリ
種族:獣種
性別:女性
年齢:14
一人称:僕
二人称:貴方
口調:だよ、だよね、そうかな
特徴(外見):【下半身がすごい】【低身長】【自信たっぷりな顔】【鋭利な目】【隈取】
特徴(内面):【いたずら好き】【執念深い】【甘えたがり】【生真面目】【常識人】

【設定】
『概要』
・イーリンの運営する「文化保存ギルド」の本拠地である「書庫」の本来の持ち主である幻想貴族、クラナーハ家に仕える獣種の少女
・同家における実働部隊の実質的な指揮官。といっても脳筋の主人と、その脳筋の命令を受ける弾丸のヒナ、あわてんぼうのリーフ、ヤンデレストーカーのアヤメといった『バカども』のオーダーを破綻させない中間管理職
・二つ名の鳴山童子は苛烈な銃撃以上に、ヒナの教育や一家の暴走を防ぐために早口で言葉をまくしたてる様から。「あーもう!」は彼女の口癖。

『特徴:人物像』
・元々どこかの名のある貴族が作った妾の子。母親が死の間際にクラナーハ家を頼って預けられた。
・4歳の頃から妾の子としての渡世術、貴族社会、スラム、そして他人を支える事の難しさをよく知っている。
・そうして10年来ライラに仕えた忠臣であり、浮世離れしがちな彼女の感覚の調整弁としてよく働く。イーリンに文化保存ギルドを貸し与える進言をしたのは彼女が8歳のときであるから、その聡明さは言うに及ばず。一種の天才である。

『特徴:行動方針』
・ライラの命令は絶対であるが、出る前にも後に諫言を言える一人。
・イーリンはライラと同レベルで信頼しており、何かに付けて愚痴を言い合える仲。甘え下手なのは二人の共通点か。
・故に彼女は、最終的に納得した命令ならば。あるいはライラならそう考えると決断したなら。身命を賭して実行しようとするだろう。

『特徴:戦闘スタイル』
・彼女の一張羅は「幻想貴族からかけ離れた練達の姿」である
・ボックス呼吸、弾幕を展開する制圧射撃、CQCなどライラいわく「ハイカラ」で堅実な戦い方を得意とする
・能力としては「足止め」や「不調」といった相手の戦術を機能不全に陥らせるBS付与と、それを成功させる命中の高さ、確実な支援を約束するFBの低さが強み。

【アドリブ、改変、一部のみの採用でもOK】

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81728
名前:アンバー・キリードーン
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20台
一人称:私
二人称:あなた、~さん、~先輩
口調:です、ます、ですよね/だね、だよね、かのかな
登場リプレイ:<天使の梯子>みんなみんな、ずっとずっといっしょだよ(https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/9621)

天義・星光教会聖騎士団唯一の生き残り。仲間達との死別をひきずり心を閉ざしていたが、ピリアたちとの出会いによって再び前に歩き出す決意を固める。
と同時に、自分に優しい夢を見せてくれた『天義の敵』に今こそ立ち向かうことを決めた。

●概要
星光教会聖騎士団の新米騎士。といっても彼女だけがこの教会に残った騎士なので新米とは言っていられない状態。
教会がフォローしていた街はベアトリーチェ災厄によって激しいダメージを受け多くの人々は別の街へと移り住んでおり、アンバーの仕事はないに等しい。そのため新米のままでいられたとも言えるし、仲間の死をひきずり続けることになったとも言えた。
彼女は騎士であり正義の代弁者だが、しかしまだ一人の女の子でしかないのだ。

●経歴
星光教会聖騎士団はおよそ30名弱からなる騎士団であり、それなりに大きな街の治安維持その他を担っていた。
街の生まれであったアンバーにとって騎士団は憧れの存在であり、大人になったら騎士団に入るのだという夢も当然持ち合わせていた。
かくして夢の第一歩は叶い、共に歩む同期の仲間や厳しくも優しい先輩たちに囲まれ騎士として成長していく。
そんな折に冠位魔種ベアトリーチェによる災厄が降りかかり、天義は国家的な危機に陥った。
星光教会聖騎士団も彼らのもつ正義を胸に魔種たちとの戦いに挑み、そして善戦する。
そんな中彼らは逃げ遅れた一般市民を守るべく身を挺して戦い、その中でも特に新米であったアンバーほか数名を一般市民と共に逃がす形で命を落とした。
その先でも市民の中に紛れていた敵の手引きなどもあって同僚達を失い、なんとか市民の一部を守ることができたものの自身だけが生き残ることとなってしまった。
その後、『神の国』に核として囚われることとなるのだが、ピリアたちに救われ前を向く決意を固めた。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81784
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5014
名前:怪盗テンショウ
種族:旅人
性別:女
年齢:20
一人称:オレ
二人称:お前
口調:~だ、~だな

設定:
結月沙耶=怪盗リンネの元々いた世界での同門で同じ師の下に怪盗となった者同士。
「可愛く、カッコよく、えげつなく」をモットーとしている。

怪盗リンネが弱者のために強い悪を挫く義賊的主義なのに対し、怪盗テンショウは所詮怪盗は私利私欲のためだろうという考えを持っており殺しや弱者からの略奪も平気で行う、盗賊まがいのことも行う怪盗である。
そのためもとの世界から怪盗リンネとは度々口論でも喧嘩でも対立してきたまさにライバル。

依頼主の善悪や国にもこだわらず、自身と依頼主の満足のためなら(へっち案件以外とかなら)殆どなんだってしようとしてしまうため、善悪どちらかというと悪の部類。
堂々と黒い予告状を出し、黒ゴスにマント姿で身軽な身のこなしで闇を翔け、お宝奪取や要人暗殺(生命の奪取)などを行う。
性格的に意地悪であり、依頼や怪盗行為の邪魔として立ちはだかるなら殺しさえも厭わない。毒なども平気で使う。
依頼主からの報酬(金銭など)の有無にはこだわらない模様。ただし怪盗リンネ(結月沙耶)が関わる案件になるとライバル心出して食いついてくることが多い。
また、自分の腕に自信を持っており、かなり自尊心やプライドが高い。しかし逆にそこを折られると結構簡単に泣いちゃう。地団駄とかも割と出ちゃうタイプ。

ちなみに黒ゴスの下の体は意外とスタイルが良いが、それを見せたり使ったりするのには恥じらいがある。
特に胸はかなり衣装で押さえてるが見た目と裏腹に意外とあるのだが、それが逆にコンプレックスの模様。
へっち案件にあまり乗り気にならないのもこれが大きい。

口調はいわゆる俺っ娘で一人称も「オレ」。
ただ雰囲気とかも相まって可愛い妹って印象がつい出てしまいそうな存在。
あくまで本人は「可愛く、カッコよく、えげつなく」を貫こうとしているのだが。

戦闘スタイルはその場にあるものを何でも使ったり短剣で攻撃したりするトリックスタータイプ。
手数勝負や必中気味の攻撃、毒などによる弱体や的確な攻撃を組み合わせたりして臨機応変に戦っていく。

「可愛く、カッコよく、えげつなく!オレに盗めない物はない!」
「所詮怪盗なんて私利私欲のためだろう?」
「全くリンネ、お前は変わんねぇな……そういうとこも嫌いなんだよ!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81786
名前:航空開発機構(FAXA)担当狐 ロロ
種族:獣種
性別:女性
年齢:-
一人称:私
二人称:貴方
口調:~です、~ですね
設定:

街、杜からかなり離れた辺境地帯に作られた秘密基地、そこの担当者で名前はロロ。
狐兵を素体に改修を施した狐で、能力を全て演算能力に回しているので戦闘力は皆無、非力で狐民達にすら敗北しそうなレベル。肉体維持の栄養素すら不足しているのか、いつも眠そうにしており、栄養補助食品を食べる事でかろうじて健康を維持している状態である。
そんな彼女の担当部署、FAXA(Fox Aerospace Exploration Agency)。航空開発機構、現在開発が難航している飛行技術関係の専門部署である。杜の技術部門の一つだったが施設の増築に対応する形で移転、狐達のネットワークを利用して杜と連携しながら技術開発している。施設は広大だが、担当職員は少なく少数の研究員と施設維持管理要員、警備小隊のみ、杜との連絡は資材の補給目的の輸送車両が週1便のみ、と交通の便も最悪である。なお、この施設の建設場所の候補地として「月の王国」の跡地が検討されていた、周辺に民家が無く、周辺環境に配慮する必要が無い、というのが理由だったが、「月の王国」の空間が崩壊した結果、この計画は白紙になったが……。
この基地では量産可能な飛行機械の技術開発と試験運用を中心に研究されており、施設の倉庫は整理整頓が出来てなく、失敗作となった飛行機械が無造作に放り込まれている。滑走路には次の試験を待つ飛行機械が待機しているなど、まるで航空博物館の様な惨状となっている。そして、この施設最大の特徴は現在建造中の打ち上げ場である。こちらもまだ実験段階ではあるが、将来的には使い捨て型のローンチ・ヴィークル(打ち上げロケット)に挑む予定である。ロロの自室には将来的に打ち上げ予定の機体の書きかけの設計図が転がっている。そのロケットの名称は「天魔5号」、名称は異界のサターンとアポロの物語にあやかっている。基本設計も流用しており、この世界でも稼働出来る様に大幅に書き換えている途中である。
あの空に浮かぶ月に私達の旗を突き立ててやる、彼女は眠い眼を擦りながら空に浮かぶあの月を眺めているのだった。

「この世界の空は何処まで広がっているのか楽しみですね。たとえ片道切符の旅になったとしても、私達は本来その様な存在。未知を観測する、未地を航海する探査機、それが私達の本来の姿なのですから」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/79995
名前:ライゼンデ・C・エストレジャード
※Cはシエロ(空)の略、海洋商人の家での名
種族:鉄騎種
性別:男
年齢:23歳
一人称:俺
二人称:君(きみ)、呼び捨て
※ヨゾラはお前、ヨゾラと呼び捨て。客等は~さん・様。
 敵(悪徳貴族含む)は貴様か呼び捨て
口調:~だ、~だな、~だろうか? ※客等には敬語 
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)・クール・海洋の商人・幻想貴族の子・幻想に愛憎と激情を抱く・ローレット所属のイレギュラーズ(2023年6月より所属)
設定:

見目麗しき鉄騎種の青年。機械化部位は右腕(肩から先全てが機械の義肢のようになっている)。
海洋の商人の家で育ち、礼儀正しく商人としての才覚や信頼に恵まれる。
2022年7月初めに幻想王都近郊に引っ越し、以後は幻想王都周辺で活動している。

性格はクールで冷静、情熱的で仲間思い。
商人としての知識を有し、機械の操作技術や修理技術も持つ。
剣技を習得しており相応の戦闘能力を有する。

趣味は読書(特に冒険譚)とお茶会。紅茶と菓子には拘りがある。
猫好きで、猫を愛でるのも好き。
隠し趣味は冒険の準備を行う事で、ヨゾラや友達のみ知る。

料理下手(本人も自覚あり)。
念入りに火を入れ煮過ぎ焼き過ぎ火力超過。目玉焼きや煮物が焦げ付き鍋が噴き荒れる。

ヨゾラが『ライゼ』と呼ぶ親しい仲。ヨゾラの『友達』。
引っ越し後に『エアツェールング領』(物語領)を訪れて知り合い、猫話や冒険譚等を語り合う仲となった。ヨゾラが自身の館の隠し部屋に招く・ある2人(リュシアンとブルーベル)以外で明確に『友達』と思う貴重な相手。
ヨゾラが「もし1年前に知り合えてたらタワーオブシュペルの探索に呼んでたのにー!僕とライゼとフィールさんとファゴットさんと組みたかった!」という位には心を開いている(ヨゾラ+関係者チームになるので無理だが)。
彼自身も心を許している。『ライゼ』呼びを許すのは一部の親しい者だけなのだ。

そんな彼だが、ヨゾラへの隠し事がある。
彼の出自…『実は幻想貴族の子であり家から追放された』事。
幼少期は母に「貴方は体が弱い・右腕を隠すように」と言われ屋敷の中で過ごしていたが、ある時屋敷を訪れた父(幻想貴族/人間種)に事実が発覚して母ともども家を追放され、周囲に蔑まれ母からも罵倒され捨てられ奴隷商人に売られ…
海洋商人の家に引き取られ育ててもらえたのは奇跡だと思っている。

幼少期から冒険譚の本を読んで憧れ、今でも心の支えになっている。
幻想国や幻想貴族には本人も割り切れない程の愛憎両方を…偉大な勇者の国として立派な・良い国になってほしい理想と、(一部例外以外の)人間種でない者を支配層に入れず腐り続ける悪徳貴族への失望・憤怒の両方を抱く。

彼にとってもヨゾラは数少ない『友達』、共に冒険したい仲。
だが…打ち明けられない事もある。
彼はヨゾラにとって『親しいと思った者達がルール違反をして裏切る・特に自身の名や大切なものに傷つける』事がトラウマ兼地雷であると知っている。ヨゾラが今はその者達の事を大嫌いだと思っている事も。
幻想での暗躍や蜂起はヨゾラへの裏切り・地雷を踏む事と同じであり…しかし自分自身の幼少期に起因する激情をいつまで抑えきれるかわからないのだ。

彼はヨゾラとの約束で、原罪の呼び声の全てを断固拒否する。
しかし…心が揺らぐほどの何かがあれば、友の願いすら守れないかもしれない。
最後の最後までヨゾラの友で、共に過ごす者でありたい。だから何事もないでほしいと友との日々に縋るのだ…平穏はいずれ壊れるという予感があっても。

「ヨゾラ、その品物は不良品だ。このまま使えば壊れるぞ…貸してみろ、直すから」
「貴様が…貴様等が!幻想が!一部の旅人と人間種以外なら能力を見ずに貴族から追放し蔑むから!不甲斐ないから、腐っているから…!」
「もし俺に何かあったら…自分のせいだと思うなよ、ヨゾラ。俺はお前が…不完全じゃないって知ってる」

※2023/07/02追記
2023年6月に親友の1人・フィールホープと会話し(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5002)、ローレットに所属する事にした。
以前にイレギュラーズへの覚醒はしており、ローレット非所属で密かに活動していた…が、今ではヨゾラ達にイレギュラーズだと打ち明けている。さすがに変装姿は明かしていないが…。
以降はヨゾラを含む【星空の友達】の面々で遊びや依頼に行く事も多くなる…かもしれない。

イラスト(普段の姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/68916
イラスト(水着姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81320

更新再投稿。
アドリブ・改変OK。
不明点等はおまかせします。
名前:『白き毛並みの猫令嬢』フィールホープ ※本名か偽名かは不明
種族:獣種
性別:女性
年齢:不明 ※10代~20代?
一人称:私(わたくし)
二人称:~様
口調:~です、~ます、~かしら?
特徴:【星空の友達】(ヨゾラ関係者専用タグ)、幻想国、ミステリアス、誇り高い、猫好き、高貴なおねこさま(おねこのおひめさま)・ローレット所属のイレギュラーズ(2023年6月より所属)
設定:

彼女曰く『生まれながらに幻想(レガド・イルシオン)の者であり、誇り高き獣種』。
可愛らしく美しく誇り高き、白き毛並みの猫令嬢。
高貴な出身らしき、ミステリアスなおねこさま。

物腰が柔らかく、高貴にして礼儀正しく、身分や種族や出身等に関わらず平等に接し交流する。
紅茶とお菓子を好み、ダンス等もたしなんでいるという。
(動物の)猫は好きなようで、愛でたり撫でたり懐かれたり、お茶会の席で膝に乗る・傍で寝るのを許容する姿もしばし見られる。
暖かな日差しと穏やかな平穏をこよなく愛する。夜の星空も好きだとか。

フィンブルの春・ヴィーグリーズ会戦を経て、ヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』のフォルモーントの森(現:モーント森林騎士区)を執政官ルシールが管理するようになってしばらくしたあたりから物語領に姿を見せ始め、時折同領を訪れては各所を巡る・短期滞在するようになった。
物語領の執政官の面々や領民達からも高い信頼と好感を得ている…というか仲が良い。
幻想国内の他の地域を巡り、姿を見せる事もあるようだ。

現在ではヨゾラに『友達』(かそれ以上の感情)を抱かれ、自身も親しく思う仲。
ヨゾラの館の隠し部屋に招かれる友(【星空の友達】)の1人。他の2人・ライゼンデとファゴットの事も友だと思っている。

幻想国の人物らしき事以外は詳細不明。聞いてもやんわりはぐらかされる。
もしかしたら幻想国の下級貴族か地方領主、あるいはその関係者なのでは…というのがヨゾラの予想だが、幻想国内において彼女がどういう階級・立場なのかはまだわかっていない。

初対面のヨゾラ(宴席からの帰りで軽く酔ってたらしい)に『おねこさま』と呼ばれた事から、彼にだけは(物語領の中でだけ)そう呼ぶ事を許している。
ヨゾラも彼女の事は好ましく思っている。獣種の人・親愛なるお嬢さんとして接しており、さすがに猫吸いとかはしない。

そんな彼女だが…ヨゾラは実は少し心配している。
ある時、幻想国内の他地域で彼女が賊に襲撃されて助けた事があり…賊の不意打ちを軽やかにかわし、ヨゾラと共闘して可憐に舞うように戦った彼女にはある程度の戦闘技術があるとみられるが、それよりも重要な懸念事項がある。
その際、賊から種族に関する罵りを受けた彼女は一瞬だが『憤怒とも憎悪ともとれる激昂の表情を見せた』のだ。

ヨゾラよりもずっと長く幻想国で過ごす彼女。幻想のかつても良しも悪しも深く知らざるを得なかったかもしれないおねこのおひめさま。
その時の会話で、魔種ではないし呼び声にも応じないとはっきりと言った『おねこさま』は…しかし、もしもの提案を寂しさと悲しさとともに告げたのだ。万一の時は、と。

何事もなければいい。幸せに過ごしてほしい。何かあっても助けたいとヨゾラは願う。
謎多き彼女の事情を知る時は、願いのどれかを叶える為に手を伸ばす時は…いずれ訪れるのかもしれない。

「ふふ…可愛らしい猫達。自分らしく愛らしく誇り高く在りなさいね」
「私にも幻想の者としての、獣種としての誇りがあります。魔に呼ぶ声になど応じません」
「ヨゾラ様。この地で魔に堕ちた者を見たならば…親しき者でも、討って下さるかしら。
 …お願いね、親愛なる猫好きの勇者様」

※2023/07/02追記
2022年夏頃にイレギュラーズに覚醒しており秘密にしていたが
シトリンクォーツの出来事を経て、2022年06月に親友の1人・ライゼンデと会話し(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5002)、ローレットに所属する事にした。
また、2023年6月頃から、人間姿(変化姿)にもなる事が多くなったようだ。

イラスト(獣人姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/63463
イラスト(人間姿・水着姿):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81082

更新再投稿。
アドリブ・改変OK。
不明点等はおまかせします。
名前:マキナ・マーデリック
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:20代~30代
一人称:私
二人称:君
口調:だ、だね、だろう、かい?
特徴:鉄帝、軍人、インテリ、家族想い、練達
設定:

 同名関係者のスーツの姿。

 学者志望だったが、家計を支えるため軍人となった。
 病弱な母と複数の弟妹に仕送りをしている。父については語りたがらない。

 裏の顔は練達の諜報機関00機関国外諜報室所属、美咲の同僚である。
 ごく最近までゼシュテルの現地協力員だった。
 鉄帝国産まれの鉄騎種であり愛国心自体はある。
 だが同時に国を売った金で家族を養おうとしている人物でもある。
 鉄帝国動乱の際には、ラトラナジュの火を監視するために独立島アーカーシュに潜入していた。

 博識かつ用意周到な人物だが、好奇心が抑えきれないことがあるのが玉に瑕。
 またアーカーシュでは技術班として兵器の保守整備開発などに携わり、古代技術の解析や、イルドゼギアエアフォースの整備に大きく貢献した。
 これらの行動には多分な私情が含まれており、余り諜報員向きの性格ではない。
 機関もまた「やりすぎ」と評価している。
 ※単純に、イルドゼギアエアフォースは軍事的な脅威となり得るため。

 動乱の後、彼女は機関に残ることを選択した。
 美咲は遠回しに歯車卿やリチャード老などとのパイプを利用して、鉄帝国で新たな仕事を見つけてはどうかと提案している。しかしマキナはそれを断った。
 最大の動機は、マキナが復興中の帝国から得られる資源や金銭を信用していなかった点がある。
 だが実際には練達の技術などに純粋な知的好奇心があったことは疑いようもない。

 いずれにせよ機関は彼女に対して、鉄帝国動乱においては高い評価を下さなかった。
 しかし機関への貢献があったことも事実で、見習い待遇に過ぎなかった点も鑑みれば悪評価ではない。
 そこで機関は、マキナのメンタルチェックを行った後に昇進させ、天義への『異動』を命じた。
 マキナは素直に従った。
 充分な金銭が得られる上に、世界中を見て回ることは彼女自身の望みにも叶うものだったからだ。

 現在における表向きの立場は練達復興公社の技術営業国外担当となっている。
 練達における技術は、練達国内においては陳腐化したものであっても他国にとって有益なことが多い。
 そうしたものを対価に様々な組織とコネクションを形成したり、販売提供する機器にあらかじめバックドアを仕込むなどを行っている。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81743
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4993
名前:クレール・ノクトゥルヌ ※自称であり偽名でもある
種族:魔種(元は海種)
性別:女性
年齢:Unknown ※外見は10代の少女
一人称:私(わたし)
二人称:あなた、~様 ※家族のみ名前呼び捨て。恋愛対象には『愛しき方』『貴方様』とも呼ぶ
口調:~です、~ます、~かしら?
特徴:幻想国内で活動?、恋に恋する人魚姫、色欲の魔種、海洋出身、実はヨゾラの親友の養母(が反転した姿)
設定:

毛先が夜色の金の髪に碧眼、柔らかなドレスに身を包んだ
温和で美しい、人魚姫のような海種の少女…に見える人物。
幻想国内、特にヨゾラの領地『エアツェールング領(物語領)』近辺で姿を見かける事があり、他者との接触を避けて遠くから何かを見守っている様子が多い。
双眼鏡などは使っていない為、超視力や超聴力の類を持っている物と思われる。

性格は温和で明るく優しく、柔らかな雰囲気で礼儀正しく振る舞う。
お茶とお菓子を好み、恋に恋するその姿はうら若き海種の令嬢にも思える…のだが。
時折、どこか大人びた…年上の落ち着いた女性のような、子を愛する母親をも思わせる様子を見せる事がある。

…その正体は色欲の魔種。
ヨゾラの親友・ライゼンデ(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1706168)の養母である女性(ライゼンデを養子とした海洋商人の妻)
『クラルテ・N・エストレジャード』(※Nは『ノクトゥルヌ』の略)が
数年前(大規模召喚よりも前)に行方不明になった後、反転し若き日の姿に変化した状態。

クラルテは心優しき海種の女性で、海洋の裕福な家の令嬢であった。
ある時、幻想国へと赴き見目麗しき高貴なる男性に初恋を抱いたらしい、のだが…
…数年後、悲しみに泣きくれながら海洋へ戻った彼女の姿があった。

何年も何年も泣き続ける彼女に、両親は海洋の商人との縁談を持ちかける。
心優しき商人の男性は、他の誰かを好きなままでもいいと縁談を受け入れ
彼女も失恋の苦しみを抱きながらも縁談に応じた。

その後は夫である海洋商人と、ある事情で引き取った(夫婦どちらとも血の繋がらない)養子のライゼンデ、夫との間に生まれた息子(ライゼの義理の弟)と仲睦まじく暮らし、子供2人には分け隔てなく同じ位の親愛を持って接していた…のだが。
数年前に実家の付き合いで客船に乗り海に出た後、船が難破し行方知れずに。
その時に死亡したとみなされているが、彼女の亡骸は発見されていなかった。

色欲の魔種クレールは、その心に2種の愛を抱いている。
報われる事のなかった高貴なる男性への恋心と、夫と2人の子への深く暖かい親愛を。

クラルテライゼの養母としての理性と記憶が残っている内は、魔種である事も正しく理解し
他者との接触を最低限に留めてその身を潜め、遠くからそっとライゼンデを見守る事だろう。
大切な我が子を心配して…親友達と過ごす彼の姿に安堵して、愛おしく思い、幸せを願う。
血は繋がらずとも、息子を愛する母親として。

しかし…色欲の魔種としての狂気が、恋心と親心の2つを混ぜるかのように狂わせる。
若き日の彼女が恋した幻想の高貴なる男性はだったのだ。
そして、ライゼンデもまた金髪碧眼の見目麗しき男である。

狂気に呑まれゆく彼女は、かつて恋した男とライゼンデ親愛なる養子を徐々に区別できなくなりつつある。
家庭を持った後母親としての記憶』が『若き日の幻想で恋する乙女の記憶』の中に徐々に溶けていき、母としての自分を少しずつ思い出せなくなっていっているのだ。

色欲恋心に呑まれ狂いきり、クラルテとしての記憶が溶け切って
色欲の魔種恋する乙女クレールでしかなくなったならば、ライゼンデに近づかない事を止めてしまう。
愛しき彼と二人きりになるように動き、告白を…原罪の呼び声プロポーズを行う事になるだろう。

しかし、間違いなくその告白は断られる。
ライゼンデにとって彼女はであり、恋愛対象ではない上
大切な親友ヨゾラを裏切りたくない彼は原罪の呼び声を断固断る事になるからだ。

泡に消えない人魚の少女は、恋に溺れて狂いゆく。
二度目の告白を断られ、失恋の深き痛みを再び味わったならその先は…。

「ええ、ええ、幻想国へは久しぶりに来たのです。前に来たのは…何年前だったかしら?」
「…そうでした。私は、血の繋がりがなくとも愛しき我が子を心配して…。愛しき…あの方…」
「大好きです…ずっと前から愛しております、麗しく高貴なる貴方様。どうか『今度こそ』私の手を取って…!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81866

アドリブ・改変歓迎。
名前:Pumpkin=Dumpty(パンプキン=ダンプティ)
種族:旅人
性別:なし
年齢:不明
身長:160cm
一人称:ワタシ
二人称:キミ、~クン(男女問わず)
口調:~たまえ、~だろう、~である(紳士ぶったエレガントな口調)
特徴:筋肉質な人間の手足が生えた卵
設定:機界という世界から召喚された糧人(りょうじん)と呼ばれる種族の自称王子
料理や食べ物に焦点を当てた筋トレ法を確立し、機界の筋トレ文明向上に大きく貢献した偉人
糧人は機界の種族階級としては下位に位置するが、彼は上記の功績を認められ特別にRoad=Roller含む機人以上の地位を獲得した

混沌に召喚されてからは召喚前のノウハウを活かして、現地の純種や自分と似た食べ物の姿をした種族の旅人を筋トレで心酔させ従えている。既に【鉄帝】の一部地域は彼の支配下である
ゆくゆくは混沌全土を支配する王になることを夢見て徐々に筋肉勢力を拡大している

性格は紳士ぶり穏やかな王子を自称するものの、支配欲や自己顕示欲に溢れ常に他人を見下す態度をとっている
また、過信や油断、軽率な性格が災いして自身の地位が少しでも脅かされると途端に下劣で残念な小悪党に成り下がる
Road=Rollerからは一方的に(主に筋肉的な意味で)毛嫌いされており、「上腕二頭筋の鍛え方が甘い」「大腿四頭筋が中途半端」等とダメ出しされている
その程度の挑発であれば何とか耐えられるが、自称している『王子』を『玉子』と呼び間違えてしまうと簡単にブチギレる。キャラが崩壊するくらい手が付けられなくなる。

戦闘:機界の文化では基本的に筋肉による破壊は美しくないという理由で物理的な戦闘は避ける傾向にあるが、彼は過程や方法に拘らず邪魔者は排除すべきとしている
上記でPCに筋肉についてダメ出しを受けていたが、そんなに言われるほど悪くないんじゃないかな、多分……おそらくきっと!
筋力は並以上あって、そこそこ体格のある男に腕相撲で勝てるし、フルマラソンも完走できるし……十分ですとも!
ただちょっと前線に出るのが怖いとか、そんなん無いし?ちょっと体の殻部分が割れて中身が出るのが怖いだけだしぃ?
ということで戦闘では基本的に彼の配下が前線に出ることとなる
指揮の腕だけは一流で、戦闘時は姑息な策や手段を用いて見事に戦況を左右する(高い椅子に座って)

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/70184

敵味方どちらでも可
アレンジ・改変歓迎
名前:ランボル=ギーニ(種族名)
種族:旅人
性別:なし
年齢:不明
全長:二階建て旅客機と同じくらい(約70m)
一人称:不明
二人称:不明
口調:世界法則によって意思疎通は可能ではあるがその意思は無い。発するのはジェット音のようなけたたましい鳴き声のみである
特徴:鳥の翼と足の生えた旅客機
設定:機界という世界から召喚された機鳥(きちょう)と呼ばれる巨大な野生動物
召喚時は世界法則によって縮んでいたが、成長して本来の大きさを取り戻した
機鳥の中では最大種で、機界ではその巨体により食物連鎖の頂点に佇んでいた

習性や基本的な能力は地球の猛禽類とほぼ同じだが、単体で巣に卵を産んで繁殖する
彼らにとってあらゆる金属は餌であり、巣の材料である
その為金属でできた種族も捕食対象であり、積極的に襲いにくる
元の世界でRoad=Roller含む機人達は筋肉による破壊は美しくないとしており、外敵に襲われた時の抵抗はマッスルポーズで威嚇するのみである為、体格で敵わない機鳥は気にせず襲ってくる天敵
元々獰猛な上非常に縄張り意識が強く、卵や雛がいる時期は更に気性が荒くなり、巣に近づく者を見つけると例え捕食対象でなかったとしても襲い掛かる
刷り込みを行えばよく懐くとされるが、親の目をかいくぐって卵を手に入れるのは至難

この個体はRoad=Rollerを捕食する寸前に混沌に召喚されており、お預けされた経験から機会があれば食べたいと思っている
現在は新鮮な金属が豊富にある【練達】に巣を作り産卵し、活きのいい鉄騎種がいる【鉄帝】を主な狩場にしている
勿論その習性から両地域では害鳥に指定され、何度も討伐作戦が行われているものの全て失敗している
非常に知力が高く罠や攻撃を学習・看破してくるので一筋縄ではいかない

戦闘:主な武器は
鋼鉄の嘴(?)や爪による攻撃、巨体を活かした体当り、飛行能力を持たない者には空に連れ去ってから地上に落とす等の肉弾戦
巨大な翼で起こす突風
全身が鋼鉄できた巨体な為、生半可な攻撃では歯が立たない
見かけによらず空中では機動力が高く、一人で相手取るのは危険

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80367

敵味方どちらでも可
アレンジ・改変歓迎
名前:ニコラ・フォーリーン
種族:人間種
性別:女
年齢(或いは外見年齢):14
一人称:私
二人称:貴方(敵対対象には、お前、貴様など)
口調:~です。
(敵対対象には、~だ。~なのか。~だろう?)
特徴:白銀の鎧。銀髪ミディアムヘア。
設定:かつて、独立都市アドラステイアにて、マザー・マリアンヌの元、都市の為に活動していた少女。
 アドラステイア解体後は、過去の贖罪の為、同じくアドラステイアで過ごした仲間と共に天義の人々を主に救うべく活動している。


 レイリーは依頼の合間を縫って、とある少年少女の小隊と共に行動していた。
 天義の国内に現れる影の集団……黒き終焉獣に影の天使。
 ワールドイーターとも呼ばれるそれらは、天義国内はもちろんのこと、他国にまで出現している。
 連中の目的はさておき、ニコラ小隊は天義騎士団の代行として一般市民に襲い掛かるそれらの討伐に当たる。
「ニコラ殿、そちらは任せたわ」
「了解です。……皆、一気に行くぞ!」
 ニコラが終焉獣を相手取る間に、ニコラ小隊が一気に影の天使へと斬り込む。
 統率のとれた子供達の攻めは実に鮮やか。
 ニコラを中心として戦線を切り開き、影の天使を1体ずつ打ち倒す。
 レイリーも負けてはいない。
 信条である不倒をその身で体現すべく子供達にその背を見せ、終焉獣の攻撃を白い大盾でしのぎ、創造した魔剣で一気に滅していく。
 瞬く間にその場の敵を倒したメンバー達は微笑み合い、ハイタッチを交わすのである。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81917
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5052
名前:アスワド
種族:飛行種
年齢:10歳
一人称:ぼく
二人称:あなた、~様、~さん(同年代の子は呼び捨て)
口調:だよ、だね、かな?/目上の人には敬語
特徴:漆黒の翼、濡羽色の髪、つり目がちの黒曜の瞳、見た目で誤解されやすい、いたいけ、半ズボン、ソックスガーター
設定:
 天義のとある村の孤児院に居た少年。人間種が九割を占め、そして白が尊ばれていた天義において、アスワドは忌み嫌われていた。親の顔は知らない。どこかの大きな町の修道院前に、籠に入れられ捨てられていた赤子であった。
 鳥種はカタカケフウチョウと思われる、背に生えたほぼ全ての光を吸収する漆黒の翼。それは異質に映ったのだろう。拾われた後も彼は孤児院を転々とし、その都度同じ立場の子どもたちとも仲良くなれずにいた。
 しかし、そんな生まれでありながらもアスワドは素直に育つ。全ての人が自分を嫌っている訳ではないと知っているし、最後に落ち着いた孤児院の院長先生は分け隔てなく愛情をくれ、助け合う事を教わった。……孤児院の子たちもやり場のない憤りや悲しみを抱えている事を知っていた。彼等はアスワドにとって『家族』であった。
『ぼくが皆を守るから』
 そう胸に誓ってあの日、飛び立った。

 悲劇に巻き込まれた事からジルーシャ等と知り合う事となったが、彼にとってこれは良い転機となった。
 あの日、アスワドは憧れを抱いた。自分も人を守れる存在になりたい、と。
 天義騎士団が『純粋なる黒衣』を纏う事を知った。自分もそうなりたいとアスワドは願った。報告でそれを知ったジルーシャに何度も「何とかならないかしら」を聞かされた雨泽はアスワドの庇護者を探し、ジルーシャは街々を回って香で人々を助ける最中に勇敢な少年の話を広めた。
 ある日、彼はお使いに出た先でひとりの少女を救った。貴族の娘であった。
 事前のジルーシャの働きとその縁から、彼は貴族の家に引き取られる事となった。
 貴族は娘の恩人として彼の衣食住の補償、そして神学校へと通わせてくれる。
 養子としてではないが、しかしいずれ立派に成長し、正式な聖騎士とる頃には――。

 また、ジルーシャが黒を纏う時、従者(雑用係)としてマントのない見習い騎士服の着用が認められる。
 支給された日は嬉しすぎて、汚したくないと袖を通す事を恐れ……けれどもジルーシャの「着てみせて」に押されて黒を纏った。その日の夜は興奮しすぎて眠れなかったそうだ。

✽イラスト
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81918

✽設定委託
https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4962
名前:マリー・ド・ケルグレ
種族:人間種
性別:女性
年齢:80歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:~か? ~だね
設定:

街に住まう一般人の老婆。
趣味は自宅の掃除、縁側でゆっくりお茶を飲む。掃除好きなだけに、綺麗好きだが口が煩く、ご近所のゴミの出し方、庭の手入れなど、自分の自宅外の家庭まで頻繁に口出ししてくる、そんな近所の厄介お婆さんである。

そして、その正体は金で動く元傭兵。
武器は鉄血戦役で流出した武器で最新式の自動小銃。装甲車両の装甲を貫徹して内部に損傷を与える事が目的の大口径の強装炸裂弾を叩き込む代物。強烈な反動を誇り連射すれば照準がずれて命中精度が大幅に低下してしまう。本来は鬼人など化け物クラスの連中が使用する代物だが、この婆さんはその反動を難なく抑え込んで距離が離れていても銃弾を叩き込んで来る。しかも怪力で接近戦も可能なパワフルお婆さんである。
現在はカルト教団の下部組織が「ローレットの情報者狩り」という依頼を裏社会で発表したので、その依頼を請け負っている。上記の様な自動小銃を購入したので、老後の資金が怪しくなり、小遣い稼ぎで依頼に参加している。
生け捕りにすればボーナスが出るが武器の特性上生け捕りは難しいの。無傷では、とは言われていないので手足でも吹っ飛ばして動けなくすればいいかな、と思っている様子。

「うーひひひひひ、今日の獲物はお前か!静かにしていれば、手足の一つが吹っ飛ばされるだけで済ませてあげるからね!前の奴みたいに、脳天を吹っ飛ばされて綺麗な脳髄が、こんにちは、したくないならね!」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81859
名前:ズル・ゲルズゲ
種族:人種
性別:男性
年齢:20歳
一人称:俺
二人称:キサマ
口調:~か? ~だね
設定:
各地で活動している裏社会の仕事を請け負っている小悪党の一人。
金で悪事に手を貸す男性で、イレギュラーズには叶わないが腕前はなかなか良い。また、情報屋としても行動しており、下請け6割・情報屋4割、といった感じで仕事を請け負っている。危険を感じる嗅覚も鋭い逃げ足も速い、そんな感じでオールラウンドにほどほどの活躍が出来る便利な奴、それが彼である。
性格はずる賢く狡猾、自己保身が最優先で、仲間も平気で見捨てる小悪党の典型的な性格。武器は投げナイフ。近接距離は苦手で中距離からの攻撃が主体、ナイフには麻痺毒が塗られており、ダメージを与えた対象の動きを鈍らせる事が出来る。また、ただ直線に投げるだけでなく、フォークやカーブ等の変化球、どんな原理なのか不明だが、ブーメランの様に投げたナイフが戻って来る投擲も出来たりする。
現在はカルト教団の下部組織が「ローレットの情報者狩り」という依頼を裏社会で発表したので、その依頼を請け負っている。情報を集めるのは得意なので、対象の行動パターンを把握した後、寝込みを襲い掛かる戦法が主体。ボーナスが入るので即効性の麻痺毒で対象を捕縛するのが目的であるが、最悪は殺しても良いと思っている。
カルト教団の噂は良く耳にしており、あの最強最悪のローレットの連中相手に裏でこそこそ動き回っているらしい。面倒ごとには巻き込まれたくないと思いつつも金払いが良いので、2~3人の連中の情報屋を仕留めてこの依頼から逃げた方が得策だな、と最近考え始めている。

「あぁ、抵抗しないでくれ。怪我をさせるのは嫌いなんだ。君は大切な商品だからね、出来れば五体満足でお客に引き渡したいんだ」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81861
名前:トゥールーン
種族:人間種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):20代半ば
一人称:私
二人称:アンタ
口調:です、ます、ですよね
特徴:苛烈、目が病んでる、シスター服
設定:

元は天義の教会で働いていたシスター。
神を愛していた、神を信仰していた者を慈しんでいたはずの、全てを捨てた少女。
「きゃは……アーリアお姉ちゃんに相応しいのはアンタなんかじゃないよメディカ。アタシが全部貰うんだ!」

・星灯聖典
ルスト陣営、星灯聖典に属する遂行者。
『氷の聖騎士様』によって聖骸布を分け与えられ、『トゥールーン』はその際与えられた洗礼名であり、本名はミア・ハミルトンという。
濃密な力を与えられたことで常人を遥かに超える力を手にしているが、自らの願望や感情が増幅されたために力の制御はまだ安定していない。

・概要
元異端審問官であり、巨大なメイスを武器に戦うパワーファイター。
自らを聖なる術によって堅い防御を固め、その力をそのまま破壊力に変えて叩き込む物理スタイルでの戦い方を得意とする。
天義の提唱する正義を否定し、『氷の聖騎士様』の提唱する真なる正義を実行すべく世界を破壊使用としている。
ただその目的は、『憧れの美しいお姉ちゃん』を自分のものにするという極めて利己的な理由によるものである。

・経緯
天義の教会でメディカと共に働いていたシスターでいわゆる幼なじみ。
共に正義を愛し正義に殉じ、異端審問官として正義の執行を行っていた。
しかし心の中ではメディカの姉であるアーリアに恋心と独占欲を抱いており、メディカからその座を奪いたいという業を抱えていた。
その欲望は、メディカがアーリアたち家族を破壊したことによって爆発し、メディカへの深い憎しみと恨みを同時に抱え込むこととなる。
彼女が月光人形事件において昏睡状態に陥った際は幾度か抹殺を試みているが、スナーフ秘密教会の場所を突き止められず失敗。目を覚ました今こそ彼女を消すチャンスだと考え――。
そんな中『氷の聖騎士様』より願いを叶える力が与えられた。
真なる世界では憧れのお姉ちゃんは自分のもの。あとはそれを邪魔するあの子さえいなくなれば……。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5013
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/82033
名前:ジョルジュ・ヒューベルト
種族:旅人
性別:男
外見年齢:50歳程度
一人称:僕、あるいは私
二人称:貴方、あるいは旦那、奥方、お嬢さん、お兄さんなどどことなく商売人風
口調:~です、~ます、でしょうか?砕けると~でさぁ、ますぜ、等やはり商売人風
特徴:トリックスター、慇懃無礼、スリル中毒、商人風
設定:神の国の協力者の一人。遂行者と同じ白い服に身を包み、商人を自称する食えない男。
「私ゃ商人なんで荒事は苦手でしてねぇ」とうそぶき、基本裏工作を専門とする。
何かと胡散臭い口調で物事を煙に巻き、一方で油断ならずに腹に一物を抱えているような雰囲気を持つ。

実はシフォリィをかつて貴族と共謀し売り払った人売りであり、シフォリィにとって因縁の相手。
ギャンブルにスリルを求めてハイリスクハイリターンな物に手を出す異世界出身の男。元々どのような人間だったかは不明だが、ギャンブラーではあったらしい。
彼にとって金儲けや商売すら、勝利あるいは破滅というスリルを楽しむためのものでしかない。
シフォリィが特異運命座標となって姿をくらましたのを契機に手を引くべきだと判断して行方をくらまし潜伏。
世界情勢をみつつ神の国が動き出したところで、遂行者と接触。協力者として取り入り暗躍する。
今の彼の興味は世界の行く末というギャンブルであり、彼は冠位陣営である神の国にベットしているに過ぎない。
一方で自分の手から離れたうえで成長したシフォリィには思うところがあるらしく、勝利の暁にはギャンブラーらしからぬ個人的な戦利品として得たいとも考えているらしい。

戦闘力はほとんどなく、もっぱら借り物の天使や致命者を用いるスタイル。一方で損切りはうまくちょうどいいところで逃げに徹する厄介さも持つ。

アレンジ自由でばっちこいでございます。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/80693
名前:元『帝国軍強襲揚陸戦隊 戦隊長』ガハラ・アサクラ少佐
種族:人間種
性別:女性
年齢:30歳
一人称:私
二人称:貴様
口調:~だ、~だな
設定:
鉄帝国において『新皇帝派』とされた軍勢の残党。当時の階級は少佐。
帝国軍強襲揚陸戦隊、通称アサクラ隊の戦隊長だった。
いわゆる海兵隊であり、強襲揚陸作戦を中心に打撃力の高い陸戦部隊として編成されていた。

結局のところ、新皇帝派は外国へのアプローチまでは達成出来なかった。
そのため実際には国内において虐殺、拷問、軍法会議による処刑。民兵への督戦隊などを行っていた。

新皇帝派敗戦のおり、彼女等は新体制に投降しなかった。
理由は多々あるが大きな所ではいくつか。
部隊はマフィアや死刑囚などの重犯罪者を多く抱えていたこと。
また戦時中に数多くの重大な戦争犯罪に手を染めていたことなどがある。
つまり投降した場合、彼女を含めたほとんどが処刑対象と推測出来た。

ならずもの上がりの集団であり軍規は悪いが、ガハラの統率力は高い。
そのため多くの実戦経験を積み、練度の高いベテラン集団となっている。彼女等がイレギュラズを憎む理由はある種の逆恨みにすぎないが、それが集団としての結束を高めている。

戦後、アサクラ隊は天義側に脱出。綜結教会と手を結んだ。
部隊の装備は旧式が多いが、彼女自身の武装は教会から与えられたものになっている。
巨大な魔道書の試作品である。
超高出力の魔術エネルギーを放出可能なものだ。練達的な表現では核融合に近しいとされる。
長期間の使用には大きな欠陥があるが、彼女自身気にしておらず、知ろうともしていない。
仮に自身もろともに吹き飛ぶような欠陥であったとしても、本望である。
彼女はきっと、はた迷惑にも死に場所を探しているのだ。願わくば敵を道連れにして。

部隊が保有する最大戦力は、帝国脱出時に奪った陸戦兵器である。
多脚戦車AIT-1と呼び、教会内でも解析、生産が始まりつつある。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/45945
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5111
名前:黒羊
種族:ウォーカー
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:わね、わよ、かしら?

星灯聖典に所属する遂行者。氷の聖騎士様より聖骸布を下賜され、超人的な力を獲得した。
洗礼名を与えられる筈だったが、彼はそれを拒み黒羊と名乗った。
『舞台』や『演出』という言葉にこだわりをもち、神の国を作り出す際もそれを巨大な舞台に見立てる。

あるところに一人の男がいた。
男はいつまでも生きていたかった。だから、自分の複製を作ることにした。
作られた複製に名前は与えられなかった。死の運命を肩代わりするための黒羊(スケープゴート)――それを略して、黒羊とだけ呼ばれていた。
黒羊は己の存在意義を世界に問うた。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが運命は残酷だ。
そんな彼を、召喚という形でこの混沌世界へと呼び出してしまったのだから。

彼は、名も無き黒羊は世界に再び問うことになった。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが彼に身代わりの運命はもう訪れない。本物のいないこの世界で、自分はもう偽物ではありえない。
だから試すことにしたのだ。この世界が本当に、自分を本物たらしめるのかどうかを。

そんな折、彼は『氷の聖騎士様』に出会った。
彼は自分に舞台を与えてくれた。舞台を作り出す力を、それを制御するすべを。
いくつもの舞台を作り出し、かき回し、試し、そして世界に問う。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが世界はいつもこう答えた。
『知ったことではない』と。

世界に絶望しつつあった。世界は自分の問いにきっと答えない。
だが彼に、もうひとつの出会いが訪れる。
彼は偽物みたいな目をして、身代わりみたいな空気を纏って、けれど本物のように生きていた。
いや、違う。
彼は『本物』であることを諦めたのだ。彼に、その執着はない。

ああ、ああ、なんて愛らしい感性だろう。
黒羊は――偽物に恋をした。
彼ならきっと、自分の問いに答えてくれるだろう。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。

イラスト→https://rev1.reversion.jp/illust/illust/43632
設定委託→https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5109
名前:浅間 文
種族:飛行種
性別:女性
年齢:15歳
一人称:ワタシ
二人称:君
口調:~です、~ですね
設定:
個人製作のゴシップ新聞『ローレットタイムズ』を発刊している少女。
元気一杯、後先考えない突撃取材でイレギュラーズの活躍をスクープして記事にしている。最初の頃はイレギュラーズと一緒に戦いたい、という願いを持っていた少女だったが、自分には戦う力が無かった為、せめて彼らの活躍を世に広めたい、と考えて『ローレットタイムズ』を発刊している。内容は素人同然、同業者が見れば鼻で笑われる様な新聞だが、愛読者は存在しているらしい。なお、自費出版で経済的にもギリギリなので兼業でローレットの情報屋もやっている。情報の精度はB級である。
今日も彼女はローレットの活躍を見つめ続ける、きっと彼らがこの世界を救ってくれる自分達の大英雄であると信じて。


その正体は式神メタトリアの手駒。
ベス・ロブタス(https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4269)と同様に精神ハックにより認識や疑似記憶を埋め込まれている。ローレットの人達に憧れを抱いているのも彼らの警戒心を無くす為、深層心理に埋め込まれたメタトリアの命令によるものである。
その目的はローレットの監視、依頼動向の調査である。どこにどんな連中が、何しに来るのか依頼動向を見ればある程度は把握出来る、場合によっては彼女(浅間)を利用して偽情報を流す目的もあるが、こちらの手段は駒(浅間)の信頼が失墜するので現時点では使用されていない。まぁ、信用が失墜した場合は今の人格を消去した後、戦闘人格に書き換えて市街地でのゲリラ要員として使い潰すか、等と思っている様である。
ここ最近、自分達(狂神陣営)への妨害が激しくなって来ているので、メタトリアは彼女の視覚経由で情報収取し始めている、らしい。内部情報が漏洩している状況でローレットがどんな行動を取るのか、どんな策略で彼らを叩き潰そうか、メタトリアは静かにほほ笑むのだった。

「イレギュラーズの皆さん、今度の戦いも勝てますよ!だって貴方達は連戦連勝の大英雄、この世界を滅ぼす悪い奴なんて皆さんの敵じゃありません!」

「この写真もいいな、あの人の写真もいいな、皆(イレギュラーズ)かっこいいなー……私もあんな風に戦いたかったけど、こうして彼らの活躍を見つめ続けるのも悪くないわねー」

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/82113
名前:戦闘ドロイド PL1
種族:-
性別:-
年齢:-
一人称:-
二人称:-
口調:-
設定:
古代遺跡からの出土品を元に生産が計画されていた機械人形。
この人形に興味を持った商人が練達に解析を依頼、解析結果を元にして、小規模ながら生産工場が作られている。構造が単純で格安で生産が可能、製造ラインも小規模かつ安価に作る事が出来るのが最大の特徴となっている。
長引く戦乱で兵員の確保が難しくなった諸外国に売りに出されている様で、一部の勢力では導入を検討している様である。兵員に給料を払うより格安で、文句も言わない、それでいて補充も利く、ので良いこと尽くしである。
ただ、格安な分、性能もほどほどで、装甲は薄く正面装甲が拳銃弾に耐えられる程度、内蔵武器も無く、本体購入時にセットで付属して来た対人レーザー銃だけである。一応、オプション装備で携帯ロケット砲とシールドを装備した重装備型があるが、こちらは少し手間が発生するのか、購入する場合は別途料金が発生する。
思考能力は低く、融通も利かずに指示された内容を忠実に守るのみである。一応、通信装置は存在しているので、遠隔制御は可能となっており、運用にあたっては指揮者が後方からリアルタイムで指示を飛ばす事が推奨されている。
大規模な戦闘が発生した場合、明らかに性能不足。数で押すしか対抗手段が無い。イレギュラーズ相手では時間稼ぎが精一杯であろう。それでも人的資源を消耗しない歩兵という利用価値は大きく、各国に流通すれば国際情勢に大きな影響を及ぼす事だろう。

イラスト(通常仕様):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/64946

イラスト(重装備仕様):https://rev1.reversion.jp/illust/illust/69674
名前:かさね (※仮名)
種族:旅人
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):25歳 ※2023年7月中旬現在。祝音と13歳差
一人称:僕
二人称:君(きみ)、~君・さん
口調:~だ、~よね、~かな? ※ぼんやりと話す
特徴:ぼんやり・猫好き・特異運命座標(ローレット所属)
設定:

金髪ゆるふわロングウェーブで金色の眼をした、ぼんやり女性。
普通の?地球の日本出身らしいが何故か金の猫耳尻尾が生えている。
過去の記憶を殆ど思い出せないようだが、ピンポイントでぽつりと何か言う事も…。

やや無表情(たまに顔に出る)、マイペースで気まぐれ。基本的には温和で優しい。
ぼんやりしており、時折どこかを彷徨っている。
猫が好きで『猫さん』と呼んで撫でる等するのは日常茶飯事。
趣味は猫な雑貨やグッズ等を探す事、文章やイラストを書く事。
生活費等を稼ぐ為にイレギュラーズとして依頼を受け共闘する事もある。

戦闘面は神秘攻撃型でステータスは平均的、回復もできる。
敵…特に平穏を脅かす・誰かを嘲笑う存在にはキレる事があり、その時には一切の容赦がなくなる傾向がある(共闘しているイレギュラーズの指示を聞く程度の分別はあるようだが)。

正体は祝音と同世界出身、祝音の年の離れた双子の姉の1人、本名『芽琥弥 笠音(めくみ かさね)』。祝音とは元世界の時点で13歳差。
元世界ではかつて超存在『けもの』として覚醒し、ある人物に切り分けられて2人の人間として残留した片割れ。
猫耳尻尾は『けもの』要素が中途半端に発現した為と思われる(権能は使用済み+混沌法則で他の力は使えない)
※関連…祝音公認設定『金銀猫』

元世界の2020年12月に大規模人災に巻き込まれて両親と同時に即死。
彼女単独で混沌に召喚されて生きている。
両親は混沌に召喚されていないが、双子の姉(=祝音関係者のヤーガ・メクミ)は別の時間に混沌に召喚されている。

祝音やヤーガとは(混沌召喚後)現時点で互いに遭遇していない。
もし出会えば、互いに親しみを覚えるに違いない…のだが。
かさねはぼんやりしながら、少しずつ記憶を取り戻している節がある。いずれ大切な片割れや弟の事も思い出すかもしれない。
…悲劇を思い出した時、平静でいられるか、敵への怒りで暴走するか。それは本人にもわからない。
一部なりとも家族の事を思い出したなら、大切な片割れや弟に会う事を望むだろう。

また、彼女は気まぐれである。空中神殿経由の移動も何も考えずに行う為、混沌のどこかに現れる可能性もある…彼女の性質上、混沌や住民に害を為す存在は敵とみなすだろう。ローレット所属である為、ローレットの特異運命座標には基本的に協力的である。

「僕は…かさね、です。よろしく…。」
「害成す敵は…殲滅、する。そうしないと…!」
「祝音、君…もしかして。本当の名前…違う、のかな…?」

イラスト:
https://rev1.reversion.jp/illust/illust/51139

設定一部更新の為再投稿。祝音の味方(姉)。
改変・アレンジ歓迎。
名前:越智・五百瀬
種族:水の精霊種
性別:男性
年齢:不明
一人称:俺
二人称:(目上には)貴方、(それ以外には)お前
口調:だろ、だよな
特徴:元黒蛇衆、元刑部省

■ギフト
名称:水鏡の呪
内容:姿を水に映したかのように、相手の姿を写し取って擬態できる。自身で呪を解くか、相手に攻撃されると元に戻る。黒蛇衆であった頃は、このギフトを使用して獄人の拠点に潜入して、密偵や暗殺をしていた。

■設定
カムイグラを拠点に活動する傭兵
商人の用心棒や、賞金首や魔物を倒しての賞金稼ぎ、ついでに通りすがりの人助け等、気ままに働いて日銭を稼いでいる。刑部省の仕事(密偵等)も、時々受けているとのこと
テンション低めで人生に疲れたような顔をしているが、意外とよく喋るし仕事もちゃんとやる。頼まれたら余程でなければ嫌とは言わない、優しくお人好しな性格。特に子供に優しい。
水の精霊種だけあって、水の巫術を駆使した戦闘が得意。剣術の腕も悪くないとのこと。

かつては黒蛇衆の一員として宮様(https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4058?id=1645529)に仕えていたが、宮様が遠津国へ配流されるにあたり、辞職して傭兵となった。
黒蛇衆としては支佐手の同期にあたり、単に同僚というだけでなく友人でもあったため、支佐手は五百瀬の辞職を特に残念がったという。

黒蛇衆として先祖代々仕えており、宮様との関係も良好であったはずの彼が辞職した理由を、彼はあまり語りたがらない。
しつこく問えば、「カムイグラ生まれカムイグラ育ちの俺が、あんな田舎暮らし耐えられるわけないだろ」とでも言うだろうが、実際の理由は別にある。
疲れたのだ。獄人から住み慣れた土地や資源を奪い、抵抗するものがあれば見せしめに討伐する生活に。
元より疑問は感じていつつも、それで誰かが救われるのであれば仕方がないと思っていた。それだけならまだ耐えられたが、蛍様が殺害された後、八百万達が獄人へ過剰とも言える報復をし、奪わずとも良い多くの命を奪った……それに自分も携わってしまったことが許せなかった。
同族を救うためという大義は分かる、復讐に至る気持ちも理解できる。だが、それは自分のしたかったことではないと、もうこれ以上は出来ないと、そう思ってしまったのだ。

故に、獄人が安心して暮らせるようになった現在を、彼は歓迎している。
もう、自分を誤魔化しながら剣を振るう必要がなくなったのだから。
唯一気がかりだったのは、遠津国へ配流された宮様や友人達のことだったが、処遇が改善されてカムイグラに戻って来たと聞き、彼は独り祝杯を挙げた。
このまま、誰にとっても全てが上手く行けばいいと、そう願いながら。
「よう、戻って来たんだってな。安心したよ。出奔した俺が言うのもなんだが、ずっと気になってたからな。これで枕を高くして眠れるってもんだ」(出かけた先で支佐手を見つければ、声をかけて)

一番苦しい時期を共有しなかった野郎がどの面下げて戻れようかと思っていることもあり、黒蛇衆に戻るつもりはないが、宮様や、黒蛇衆の仲間を好ましく思う気持ちは、今も変わっていない。
遠津国へ配流となって以降は疎遠になってしまったが、何かしら宮様や支佐手達に危機があれば、馳せ参じたいと思っている。


アドリブ・アレンジOK

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/82018
名前:アリシア・フィンロード
種族:魔種(元カオスシード・色欲)
性別:女
年齢(或いは外見年齢):20代前半に見える
一人称:私
二人称:あなた ~様 愛無にだけ、そこな怪物
口調:です・ます・でしょう?
罪:正義
罰:色欲
弱点:不適合/鈍感
特徴:虚乳 ちちしりふともも? 盲目 青みがかった灰色の髪 嘲笑 ぼろぼろで色っぽい黒衣 長いシスターヴェール 愉快犯 ケケケと笑う
設定:

「そこな怪物、どうして私の邪魔をするのでしょうか。私は憐れな聖職者ですよ、ケケ」

 遂行者のひとり。聖痕はもみじの葉。
 彼女の色っぽい肢体は、すべて「神の国」ことルストによる権能で成り立っている。つまり、虚構であり、本当の彼女の姿は、愛無しか知らない。

 特技は取り入ること。
 口車と色香で対象をハニートラップにかけることを得意とする。自分の真の姿を知っている愛無へはなみなみならぬ憎悪を抱いており、機会があれば抹殺したいと常々考えている。彼女にとって愛無は目の上の瘤であり、みじめで醜い本来の自分を思い出させる忌々しいイコンである。

 じつは豊穣へバグ召喚された幻想のとある貴族の次女。唯一の家族である父からは政略結婚の道具としてしか扱われていなかった。だがある日、父が発した「私達は神に愛されている」という言葉に天啓を受ける。神に愛されれば父にも愛される。彼女の色欲が目覚めるきっかけだった。以降、外聞と政治活動を餌に父から許可をもぎ取り、信仰の道へ入る。敬虔・純潔・清貧を旨とした修道院で暮らすようになるも、彼女の苛烈さは増していくばかりだった。彼女は「敵」を求めた。教導し、己の正しさを証明する相手としての敵を求め、孤立していった。
 神の愛を求めるほどに、周りの皆が、そして父が遠ざかっていく。

 さらにバグ召喚、頼る先のない豊穣では遊女になるしか道はなかった。突然未開の地へ召喚され、徴無(しるべなし)と罵られ、あれほど神聖視していた貞節を売るはめになった彼女の信仰はへし折れた。「神の国」の遂行者となったのも、その辺に理由があると考えられる。

 愛無との出会いは幻想に居た頃に遡る。彼女の擬態、作られた表面だけの美しさに心打たれたのだ。愛無のように美しくなれるはず、それもまた彼女の歪んだ色欲からくる。

「私は満たされていなくてはならないのです。神の寵愛を得て遂行者となった今なら、お父様も私を認めてくださる。そうでしょう?」

設定依託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5125
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/76669
名前:トリシャ・フェリン
種族:人間種
性別:女性
年齢:26歳
一人称:私
二人称:貴方
口調:~です、~でしょう?
特徴:温和? 苛烈、笑顔、二面性、気品がある
設定:
 幻想貴族フェリン家の次期当主。
 『次期』というように現在の当主はまだ、父であるフィザルデン・フェリンなのだが――彼は近頃重い病を患っているらしく、長子であるトリシャがほとんど当主として行動している。
 フェリン家は派閥としてはバルツァーレク派に属しており、更にかつてバルツァーレク家先代『ミハイル・ロウ・バルツァーレク』より何か恩義を受けた事があるらしくバルツァーレク――ひいては現当主であるガブリエル――を支えんとする気概が特に強い。
 トリシャもまた同様に。だが彼女の瞳には時折不穏な色が宿る事も……?
 なおフェリン家は(バルツァーレク派の中ではという前提は付くが)比較的大きな私兵戦力を持っており、いざと言う時の有事に対する備えは強いようだ。それが故かフェリン家の領地では魔物や賊の発生率は低く、平穏な領地とも謳われている。

 トリシャは誇り高い教養と確かな知性を携えている人物であり、性格も温和である――表面上は。
 しかし内には苛烈な一面も宿っており、自身や家に対して敵対的な者には容赦のない事も。
 ただ先述の私兵を無暗に動かすような浅慮はしない。まずは相手次第でもあるが、政治力や根回しをもって片を付ける。
 彼女の『苛烈』が爆発する事はまずないだろう。少なくとも、現時点では。

 また、美しき金色の髪と蒼き双眸は――社交界などの場において――実に注目を浴びており随分と人気も高い様だ。 
 ただ一説によると彼女は『男嫌い』であるともされている。
 それは彼女の周囲に控えている側近などのほとんどが女性である事や、あらゆる男性からの『お誘い』をやんわりと、しかし必ず断る事に起因しているようだ。ただ側近や執事に男性が全くいない訳でもないし、また、一度ガブリエルにダンスを申し込んだ事がある(実現はしなかったらしいが)との話もあり、男嫌いの話はあくまで噂の範疇である。

 総じて彼女はバルツァーレク派の中で有力貴族の一人である。
 ガブリエルにとっても有力な味方の一人だろう――
 ただし。何か、上手く言えないが――彼女には何か『含み』があるようにも見受けられる。
 外に向ける顔。内に潜ませる苛烈さ。
 それが示すモノとは――はたして。

設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5152
イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/81491
名前:リスティア・ヴァークライト
種族:幻想種
性別:女性
年齢:20
一人称:私
二人称:~さん
口調:だね、だよ、だよね?
特徴:聖騎士団所属、『罪過のヴァークライト』長子
設定:
 父が不正義により断罪された過去を持つ娘。しかし、その断罪執行を幼い娘であったリスティアが執り行うことで家門は存続された。
 実父を殺害したという汚名を背負い続けながら実父の背を追って聖騎士となった。
 ヴァークライト家はリスティアの弟であるアリスティが継ぎ、母のエイルが17歳のアリスティを支えている――

 つまり、これはスティアを出産したときに亡くなった母エイル・ヴァークライトが生存しているスティアの『IF』を表した存在なのだろう。
 叔母エミリアに剣を習い、聖騎士として神学校に通った。後ろ指を指されることもあったが、幼馴染みで聖職者であったオウカの正義感がリスティアを支えてくれた。
 オウカ曰く「聖騎士となるならば、私にとって都合の良い存在はリスティアちゃんになるはずですから」という打算込みの関係だが、「それでいいよ」と強かに応えている。
 何かを護る為には、何かを犠牲に為ねばならないと知っているからだ。
 実父殺しの聖騎士と呼ばれる少女はヴァークライトを名乗るが、家の事は全て弟に任せ彼に仇為す不正義を破壊しつくすと決めて居る。
 性格はスティアと比べれば穏やかで、落ち着いており何処か厭世の気配を醸し出す。
 体が咄嗟に動く事も多いが、それでも尚も『スティア・エイル・ヴァークライト』と比べれば落ち着いているだろう。

 外見そのものはスティアそのままではあるが、騎士としての衣服に身を包み髪型なども動きやすいようにアレンジを加えているなど本来の彼女とは懸け離れている所も見受けられる。
 リスティアは自身が『作られた何か』であることを理解している。『遂行者』が信じる神が何者であるかも理解している。
 それでも、生れ落ちて直ぐに死した母を、そして、本来ならば生まれてくるはずだと知ってしまった弟を。
 二人を『嘘』だと言わしめる世界を認めることは出来なかった。
 神が作り出したというならば、屹度意味はあったはずだ。
 ならば、私は――二人を護るよ、だって、その為に剣を握ったのだから。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83138
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5089
名前:オウカ・ロウライト
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:21
一人称:私
二人称:~君
口調:です、ます、ですか?
特徴:バトルジャンキー、シスター
設定:
 天義の名門貴族ロウライト家の末娘。鉄帝の軍人家門ソフィスト家の血を引いており、母ソフィーリヤの影響が強く良く似ている。
 ラド・バウの『紅桜』と呼ばれていた母に憧れ、母のように強くなると鍛え続けた。
 お転婆な少女ではあったが、母ソフィーリヤが厳しく躾たためシスターとしての所作や立場、丁寧な言葉遣いを身に着けることとなった。
 本来的には『サクラ・ロウライト』と同じく明るく気易い性格の少女ではあるが、それは『聖職者らしからぬ』と穏やかな娘であるように心掛けているようだ。
 ソフィーリヤの教育の賜か、それともロウライトという家門の力であるかは定かではないが神学校は主席で卒業したといわれている。
 本来ならば騎士となる家門ではあるが母と当人たっての希望で聖職者となり、聖教会で聖句を唱える日々を送っている。
『ロウライト』という家門に相応しく、非常に正義感が強く、正義とは神の意志であり即ち神の意志を害することは不正義であると他者を糾弾する。
 彼女が聖職者となった理由は、不正義を炙り出すためである。つまり、騎士である祖父を支えるべく聖教会の中にパイプを得ておこうと考えてのことだ。
 正しく『ロウライト』らしい考え方を有しており、神が意志の為ならば、幼子でも切り伏せるという強い覚悟を有している。

 尚、『オウカ』と名付けたのは両親ではなく、セツナとフウガという双子の兄である。
 本来はサクラと名付けるつもりだったそうだが「お義父さんに似てるからそれでいこう」とソフィーリヤが決定したらしい。
 ちなみに、ソフィスト家側では『セシーリヤ』と命名したかったと口々に言われているのだとか。
 幼馴染みであったヴァークライトの娘・リスティアの父を不正義であると認識して居たが聖騎士となった彼女は利用価値があるため交流を行って居る。
 互いに打算塗れではあるが、全ては『遂行者』たるあの方のため――神のご意志を、尊重せよと囁きかけるのだ。

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/83140
設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5088
名前:マリグナント
種族:旅人
性別:無性。現在の外見は女性。
年齢(或いは外見年齢):不明
一人称:私たち
二人称:あなた達(個人に対しても)
口調:です、でしょう、ですか(これはベースとなったAI初霜のそれを模している)
特徴:本来は『実態を持たない寄生生命』。現在の外見は、雪風の最後の僚艦であった航宙駆逐艦・初霜のAIのそれをコピーしている。
設定:

 とある世界の宇宙空間に突如として発生した『寄生生命』である。元々はほんの数ミクロン以下の細胞だったと思われるが、誕生から多くのものに寄生、取り込むことで長大・群体化した。
 彼らはその世界の地球人類と接触。多くの航宙艦を破壊し、そのうちに取り込んで見せた。この最悪のファーストコンタクトから逃れたのが、雪風と名付けられた航宙艦とAIである。
 その悪質性の高い生体から、『悪性』を意味するマリグナントと名付けられた本個体は、太陽系内のあらゆる生命と星々を食らいつくしながら侵攻したという。
 人類は決死の反撃を試み、その多くの艦と、AIと、命を犠牲にしながら、外太陽系までに追い返すことに成功した。

 外太陽系まで押し返されたマリグナントは、地球軍唯一の艦艇ともいえた雪風と初霜による最終攻撃にさらされることとなる。初霜を破壊し取り込んだところで、雪風による特攻を受けたマリグナントは、その強烈なメイン・エンジンのエネルギーの奔流に巻き込まれ、ついに消滅の時を迎え――なかった。彼(あるいは彼女)は、見知らぬ場所に、空中庭園にいた。最後に取り込んだAI、初霜の外見と情報をベースとした姿で。

 イレギュラーズであるものの、本質的には大元と同じく無垢である。取り込み、増殖し、世界を覆いつくして死ぬことしか考えていない。がん細胞のように。狂気に落ちている、と定義しても何の差支えもない。彼女(あるいは彼)は間違いなく敵である。
 とはいえ、混沌肯定の結果、取り込み、同質化する能力は発揮できなくなっている。そのため、現在は雌伏の時を過ごしている状態だ。
 現在は――その衣装からも察することができるように、どうにも天義にて潜伏しているようである。また、遂行者たちと行動を共にしている様子が見られたとされる。
 なお、彼女はこれまでに取り込んだデータと意識、思考を持ち合わせているようである。つまり、これまで彼が食らったAIの。雪風を置いて逝った仲間たちの、それを。

 イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/76570
 設定委託:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4613
名前:徘徊さん
種族:悪性怪異 夜妖<ヨル>
特徴:再現性東京202X希望ヶ浜地区に存在している噂の一種。

設定:
 さて、怪談の話しを致しましょうか。ええ、ええ、葛籠 うつしよがお相手致しましょう。
 どうぞ、聞いていって下さいましな。

 徘徊さん、という名前と噂は聞いたことありますやろうか?
 徘徊さんは夜に一人で歩いていると後ろからぺたぺたと足音を立てて着いてくるらしいんですわ。
 これは聞いた話ですよ。当時女子大生だったAさんがね、暗い住宅街を一人で歩いてたんですって。もう終電も終った時間。空気がひんやりしてましたわ。
 そんな道をAさんは慌てて歩いて行く。いやだなあ、君が悪いなあなんてねえ。
 すると、後ろからぺたぺた、と足音が聞こえてくる。不審者か、それとも。Aさんは振り向こうとしたらしいんですが唐突に嫌な感じがして無視して走り出したらしいですわ。
 そしたらねえ、足音が着いてくる。ぺたぺた、足音を立てて『重なってくる』
 足音まで完璧に揃うのだから、これは人間じゃあないとAさんは慌てて近くのコンビニに入りました。
 リズミカルな音楽がして、コンビニの入店ミュージックが安心させてくれます。よかったとため息を吐いてから何となく軽食を購入したんですって。
 ええ、不審者なら諦めるだろうという時間をちょっとだけ稼いでね。
 店から出る前に硝子張りのそこから外をそっと覗いたんですわ。……するとね、居たんですよ。
 まるで大輪の花のようなものを持った何かがそこで待ってたんですね。Aさんは思わず驚いて店を出るのを少しばかり遅らせました。
 後から入店し、直ぐに煙草を買って出て行った男の人が居たんですが、『それ』は男の人に着いていきました。
 Aさんは何が起るんだろうかと追掛けたんですね。
 そうするとね、男の人はくるっと振り返って『それ』を見たんだそうです。『それ』はいきなり笑い始め――頭から――……

 それから? それからの話しは分かりませんなあ。
 話してくれた人がそれ以上は教えて呉れなかったんですもんねえ。
 ああ、知っていますか。徘徊さんはね、外だけじゃあないんですよ。丁度こんな暗いサークル棟なんかでも――……ほら、ね?

イラスト:https://rev1.reversion.jp/illust/illust/72014
委託設定:https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/4592

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