PandoraPartyProject

ギルドスレッド

泪雨

【相談】シスターと黒猫。

あたたかな陽射しの中にも、冬の訪れを感じる乾いた空気。

───窓辺に黒猫が一匹。
いつもの光景…のはず…が、不思議と飼い猫の大きさよりも、やや大きい。
首元には、赤い花。

たまには、戻りたい日だってあるのだ。
庭を眺めながら、招待した彼女を待っていた。
驚かせてしまうだろうか、否、きっと彼女なら大丈夫──。

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
・クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)ちゃんとの2ピン相談場所。
・お誘いした方以外の書き込みはご遠慮下さい。

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此処までの地図は送ったし…玄関の鍵も開けてある。
お茶と菓子の用意はしとるし、あとは…この格好見て驚かんかどうか。
こっちの世界の種族と、あんまり差はないのやろけど…。

(近づいて来る訪問者の音に、耳をピンと立て。トン、と下に降りる)

──…いらっしゃった。
(手にしているのは椿柄の便箋と、赤い和封筒。同封されていた地図を何度も眺めながら、
あちこちをきょろきょろしつつ辿り着いた先には、1件のお家)
「多分こちらで間違いない筈。初めて訪れるはとてもどきどきしますね…」

ええと、呼び鈴はどこかしら。
玄関先でお呼びかけしたらご迷惑かしら…。ええと

「御免下さいーーー」
(床よりも少し高い畳部分に作られた、丸い障子窓。
 小さな段差の下は、土足で歩ける床の部分からなるフロア。)
(玄関の戸口まで行くと、前足でそっと戸を開ける。
 隙間から顔を覗かせると、客人の顔を見上げてから…小さく頭を下げた)

クラリーちゃんやね、いらっしゃい。
こないな辺鄙な場所へよお来てくれました。…って、うちや。うち。
飼い猫やない、これがうちの…もいっこの姿やの。(小首を傾げて、いつもの仕草を)

お外、寒かったやろ?…お部屋入って。あったかいお茶も、淹れてあるよって。

(いつもと変わらない口調で、上機嫌に喋る黒猫。
 部屋には小さな暖炉。客人を迎える前から焚かれていたのか、部屋はとても暖かい。
 床には四角いテーブルと椅子が二脚。テーブルの上には、紅茶のポットが置かれている)
(からり、と開かれた入口。家主の優しい声はすれども姿は見えず…いや、
下の方から…?と視線を落とすと、そこには綺麗な毛並みの黒猫さんが)

…。
そういえば黒猫を飼っていらっしゃった筈、ですが…。

(もう一度黒猫さんをまじまじと見つめてから、はた、と)
蜻蛉さん…ですか?
こんにちはです。お招きいただきありがとうございます。
(言うと、軽く頭を下げて。蜻蛉さんにお部屋へ案内していただくと、
お部屋のあたたかさにほっこり)
お茶の準備、ありがとうございます…。冷めないうちに、いただきますね。
蜻蛉さんのぶんもお注ぎして宜しいでしょうか?
(客人が勝手に人様の家のものに触るのは…と思いつつも、猫のお姿な以上、こちらがやるべきかな?と判断)
………あ、そやった。この姿やと、手が使えんのやった。

(小さく頭を下げて、面目なさそうに)

クラリーちゃんなら、大丈夫やと思て。
この姿でお迎えしたかったん、お招きしといて注がせてしもて、ごめんね。
お人の姿の時間が長かったよって、つい…忘れてしもてた。

驚かんとお話してくれて、おおきに。うちは、この格好やで大丈夫。(首を左右に振って)
冷めてしまわんうちに、飲んで頂戴な。…あ、それから。

(向かい側の椅子に、ひょいと飛び乗って。ちょこんと行儀良く座る)
(口には、海洋での催し物のチラシを咥えて。それを客人の目の前に置いた)

ついで…と言うたら何やけど、これ一緒に行かん?冬の買出し兼ねて。
(ふわりと笑みを浮かべつつ)
いいえ。人のお姿も今のお姿も、どちらも蜻蛉さんご自身ですもの。
見せて頂いたこと、嬉しく思います。
それは、いただきますね。
(いうと、二つのカップに紅茶を注ぎ、ソーサーに乗せて一つは蜻蛉さんのところへ
もう一つに口を付けて、ゆっくりとひとくち)
と。これはお土産です。被ってしまいましたが紅茶なのですよ。
入れ物がとても可愛いのでお持ちしました。
(ティーパックの入った和紙で作られた小さな入れ物を、どうぞ、と)

…と、チラシですか?見せて頂きますね。
(チラシを手にしてないように目を通す)
はい!喜んでご一緒致します。何を買いに行きましょうか。
それとも目的無く歩いて、現地で見つけたものを買いましょうか。
……!淹れてもろて、おおきに。せっかくやで…いただきます。
でも、もう少し冷めるの待ってから。(”猫舌やの”…何て言いながら、クスっと笑って)

あと、手土産までもろてしもて…気遣いもありがたく。
人の形を取っとる事に、少し疲れて言うか…思うことがあって。
…そう言うて貰えて、良かった。

少しやり辛いとこはあるものの…調子が戻るまでの間、この姿でおりたいの。
うちの我が侭、許しとくれやす。

(綺麗な和紙に目を細めて、にこっと微笑んだ)

一緒に行ってくれる?…嬉しい。ほな、せやねぇ。
こんなんで…どやろ?

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-(300/300字)-*-*-*-*-*-

クラリーチェ・カヴァッツァ (p3p000236)ちゃんと

ギフトを使用して、本来の黒猫の姿になっています

海洋のお店を、クラリーちゃんと回ってお買い物
ベンチに腰かけて一休み
「今日は付き合うてくれて、おおきに。おかげさんで楽しかった」

彼女との出逢いは春の桜の下、猫に慕われる優しい娘子
大人びて、不思議と…魅かれとった
そんな彼女ならと、本来の姿で

「そや、今日のお礼…」

ごそごそと袋の中から取り出したのは
黒いシックなレースがついたストール

「朝のお祈りの時、良かったら使て?」

渡すと満足したのか、歩き疲れたのか…うとうと
いつの間にか、シスターの膝に頭を預けて寝入ってしまいます

撫でられる手に、安らぎを感じながら

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
なるほど。猫さんのお姿だとやはり熱すぎるものは駄目でしたか。
ならば少し冷ましてから、ですね。
(言うと、もう一口。香りを楽しみながら紅茶をいただき)

『…生きているものは「ただ生きているだけなのに」そのことに疲れる時があります。
自分の心が楽になるように、何かを背負っていらっしゃるならば今ひと時だけ…
その荷物の上に目隠しをしても良いのです。背負う時が来れば自然と手が伸びますから』

…職業柄、人さまのことについてはこんな風にお声掛けできるのですが。
自分含めて「こころ」というのは御せないものですね。

……では。
私はこのような感じで参りますね。
(300/300字)
蜻蛉(p3p002599)さんと

両腕に、黒猫さんを抱っこしてのお買いもの。
艶やかな毛並みの、とても上品な黒猫さん。私の憧れの女性の、もう一つのお姿。
「寒くないですか?」
お声掛けしつつ、日常品や雑貨などあれこれ買いまわる『いとおしいひととき』。

ひとしきり歩いて、陽の当たるベンチで小休止。
次はどこに行きましょうか…とお声掛けしようとしたのですが。

「これを、私に?」
蜻蛉さんが見せて下さったのは、黒のストール。ゴテゴテしすぎない装飾に、程よい光沢。
「…ありがとうございます。使わせて頂きますね」

目蓋が落ちたお体を膝に乗せてその身体を温めるようにそっと撫で。
微睡の中、どんな夢を見ていらっしゃるのでしょうか
”目隠し…?”(一瞬、きょとんと呆気に取られた表情をしてから)

…何やら、やっぱり思てた通り、クラリーちゃんは不思議な子やわ。
なかなかそんな言葉、人にかけられん。…嗚呼、今のうちは猫やけど。

(そんな事を言いながら、暖炉の火に視線をやって。揺れる炎を瞳に映しながら)

…雲に隠れたお月さんやないけど、己の心ほどよお分からんなってしもて。
目ぇそのものを隠してしまう、か。今は、これでええやろか…心が軽うなりました。

返しも上手い事してくれて…うち、甘えてしもてて、ごめんね。
そしたら、いったんお出掛けして…帰って来てから、出掛けた日の事振り返りつつ、相談しよか。
何か一つ、大切なものがあったとして。
その「大切なもの」だけを真っ直ぐ見続けていると、自分の傍を通りすぎていくものが目に入らない。もしかしたら、通り過ぎたものの中にヒントがあるかもしれない。

逃げとか諦めとかじゃなくて。それを必要とする時まで布をかけてそっと脇に置いておく。
そんな考え方も、悪くないと思うのです。

……私にはまだ、何かを強く思うような出来事はありませんので、いざ自分の番となったら慌てふためくかもしれませんね
(ふわりと笑みつつ、揺れる炎に目をやって)

お出かけの結果を待つ間は、のんびりお茶を頂きましょうか。
ひといき、ひとやすみ、です。
(そっと眸を閉じて、その言葉ひとつひとつに耳を傾ける──)
(ふと、口もとが少しだけ…小さく笑みを浮かべたように見えた)

…そんな事あらへん、慌てふためくやなんて。
きっと、うちより…ものの深い所、ちゃんと見据えてられるかも…しれへんよ。

その時まで…か、そうしとこか…。

(椅子からトンっと下りると、隣りの部屋の方向へ)

…そろそろ、人の姿に戻るわ。戻る…気持ちになった…言うか。
それに、お客さんにお茶淹れれんのは、辛いわ。
……元に戻ると、服着てへん格好で戻ってしまうよって、その瞬間は内緒やの。
クラリーちゃんにやったら、見られてもええのやけど…なんて。

(隣りの部屋から、ひょいと顔を出して。普段の格好に戻って、元の場所へ)
(椅子に腰かけると、報告書を手にしながら)

人の姿に戻る事から逃げとった、でも…いつまでも、猫のままでおれへんし。
一回、こっちの世界を知ってしもたら、いくら化け猫やっても…こっちがええ。

ほな…絵姿の話、決めてこか?
ええと…決めたい事、決めなあかん事…は。
・「お願いする風景」
 …は、お出掛けした報告書の一場面…ベンチで休んでいるクラリーちゃんと、うち。
・2人ピンナップの縦横、サイズアップの可否
・お互いの個人部分の指定
・お願いする絵師様

こんな…とこやろか?足りひんことがあったら、遠慮なしに言うてね。

(普遍な一日:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1283)
(人の姿に戻る、と仰るのを聞き)
その理由がお茶でしたらお構いなく…なのですが。分かりました。
こちらで待たせて頂きますね。

(言うと、窓の外に目をやりながら紅茶を楽しみつつ暫しの時間を過ごす)
おかえりなさい。
…和服、というのでしたか?お着物、着るのが難しそうなつくりだなと常日頃思っておりましたが、慣れている方はやっぱり着るのは早いのですね。
(微笑みながら)
猫と人、二つのお姿。どちらも蜻蛉さんには変わりありませんから……。
過ごしやすいほうでその日を過ごせばいいのかなと思います。

……そうですね。では、絵姿のお話を。
・2人ピンナップの縦横、サイズアップの可否
 景色を含めてであれば横。人物ピックアップならば縦でしょうか。サイズアップOKです。
・お互いの個人部分の指定
これは個別に
・お願いする絵師様
リクエスト文が固まった時点で、窓があいている方にお願いでしょうか。
急がないならば伊砂さんがあくのを待つのもありかな?と思いましたが、タイミングがシビアかなとも(窓開け期間短めですしね)
【リクエストたたき台】
2人ピンナップのリクエストとなります。
どうぞよろしくお願い致します。

・状況
 昼下がり。公園のベンチで一休みする一人と一匹の猫。
 買い物帰りなので、傍らには紙バッグ等の「買ってきたもの」があります。

・構図
 クラリーチェの膝の上で、安らいで眠る蜻蛉さん(猫)。
 眠っている彼女を起こさないよう、クラリーチェは優しく身体を撫でています。
 背景は公園と分かれば詳細はお任せ。上記の状況が分かれば構図もお任せいたします。
*(普遍な一日:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1283)の一幕ですが、参照の必要はございません。

以下、それぞれの指定部分です。

・蜻蛉さん

・クラリーチェ
やっぱり……長い事、この姿でおると、逆に猫の姿に戻ると色々と不便やなぁって。
お手数かけてしもて…ごめんなさい。

…大丈夫、おかげさんで、曇った景色も…晴れ間が見えた気ぃします。
どっちの姿もうち、ただ…迷いがあって、悩んどったけれど、もう平気やよって。
(軽く頭を垂れて礼を伝えると、本題に戻る)

---

>縦・横の指定
うちとしては…せっかくやし、周りの風景も入ったらええなぁって思てました。
景色含めの…横で行かん?うちもサイズアップで、大丈夫。

>絵師さん
嗚呼…伊砂さん。タイミングが合えば、それまでお待ちしてみましょうか?
あとは、ちろりるらさん…可愛らし絵柄されとって気になるとこやけど。

たたき台もおおきに…状況の所も、構図の部分も、分かりやすうて助かります。
…ほな、個人部分。……!(手をぽんと叩いてから)お願いした絵が出来上がって来たら、挿絵に…申請しよか?

【蜻蛉個人部分】
・指定全身図参照、猫の姿になっています(日本猫)
・動物の成人猫のサイズよりもやや大きい・70cm(尻尾含む)ほど
 黒い毛は紫がかっており、瞳もそのままの金色(イラストセキュリティより抜粋)
・首元に装飾のついた赤いリボン
(お互い一杯目を飲み干したので、2杯目を注ぎながら)
確か、一杯目は香り。2杯目は色と味。3杯目はミルクを足して…でしたでしょうか?
1人で夜こっそり楽しむ紅茶も良いですが、お慕いする方と一緒に飲む紅茶は格別に美味しいなと思うのです。
(言うと、少し恥ずかしそうに蜻蛉さんの傍へカップとソーサーを)

--------------
では、横長。サイズアップ有。絵師様はちろるりらさんに一度お願いしてみる。
という事にしましょうか。挿絵申請はよろこんで。

【クラリーチェ個人部分】
・基本は参照通り。眼鏡は必須です。
・ただしシスターベールは外して、黒いレースのベールをかぶっています。
 (総レースのマリアベールのようなものです)
・膝に蜻蛉さんをのせ、優しい表情で彼女を撫でています。
リクエスト文まとめました。
加筆修正などあればお願い致します。
----------
2人ピンナップのリクエストとなります。
どうぞよろしくお願い致します。

・状況
 昼下がり。公園のベンチで一休みする一人と一匹の猫。
 買い物帰りなので、傍らには紙バッグ等の「買ってきたもの」があります。

・構図
 クラリーチェの膝の上で、安らいで眠る蜻蛉さん(猫)。
 眠っている彼女を起こさないよう、クラリーチェは優しく身体を撫でています。
 背景は公園と分かれば詳細はお任せ。上記の状況が分かれば構図もお任せいたします。
*(普遍な一日:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1283)の一幕ですが、
参照の必要はございません。

以下、それぞれの指定部分です。

・蜻蛉さん
指定全身図参照、猫の姿になっています(日本猫)
動物の成人猫のサイズよりもやや大きい・70cm(尻尾含む)ほど
黒い毛は紫がかっており、瞳もそのままの金色(イラストセキュリティより抜粋)
首元に装飾のついた赤いリボン

・クラリーチェ
基本は参照通り。眼鏡は必須です。
ただしシスターベールは外して、黒いレースのベールをかぶっています。
(総レースのマリアベールのようなものです)
膝に蜻蛉さんをのせ、優しい表情で彼女を撫でています。

517/1000字
ほんに、お茶の減る加減も…いつもよりも早い気ぃします。
お紅茶には、楽しみ方がよおけあるんね?…覚えとかんと。
せやねぇ…いつまでも、こうしとりたいわ。

(カップとソーサーを、自分の手元に引き寄せて。
 注ぎ終わったカップを口もとに寄せると、静かにひとくち)

個人部分に少しだけ、加筆させて貰いました。
ほしたら…絵師さんは、ちろるりらさんにお願いする形で。
…色々お世話かけました、宜しゅうお願いします。

-------

2人ピンナップのリクエストとなります。
どうぞよろしくお願い致します。

・状況
 昼下がり。公園のベンチで一休みする一人と一匹の猫。
 買い物帰りなので、傍らには紙バッグ等の「買ってきたもの」があります。

・構図
 クラリーチェの膝の上で、安らいで眠る蜻蛉さん(猫)。
 眠っている彼女を起こさないよう、クラリーチェは優しく身体を撫でています。
 背景は公園と分かれば詳細はお任せ。上記の状況が分かれば構図もお任せいたします。
*(普遍な一日:https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/1283)の一幕ですが、
参照の必要はございません。

以下、それぞれの指定部分です。

・蜻蛉さん
指定全身図参照、猫の姿になっています(日本猫)
動物の成人猫のサイズよりもやや大きい・70cm(尻尾含む)ほど
黒い毛は紫がかっており、瞳もそのままの金色(イラストセキュリティより抜粋)
首元に装飾のついた赤いリボン
休憩を取るうちに、気付けば膝の上を借りてすやすやと夢の中。

・クラリーチェ
基本は参照通り。眼鏡は必須です。
ただしシスターベールは外して、黒いレースのベールをかぶっています。
(総レースのマリアベールのようなものです)
膝に蜻蛉さんをのせ、優しい表情で彼女を撫でています。

(537/1000字)
(こそり)
受理頂いてましたね。納品までゆっくり待ちましょう。楽しみです。
(こそり)
ええ、頂いとりました。描き上げていただくのを、楽しみに待ちましょか。
せや…クラリーちゃん、ついでと言うたら何やけど…。

(何かを思いついた顔で、話を切り出す)

どして、教会で猫の世話を…してるんやろうて、前から聞いてみたかったん。
恵まれん子、行き場所のない子…捨てられてしもた子…。
もちろん、クラリーちゃんが優しいから、言うのは重々分かってるつもりやけど。
何か、他に理由があるんやろかって、ふと思い出して。

(一度、揺れるカップの水面に視線を落としてから。
 ”無理にとは言わんよ”と、一言付け足して。その眼鏡の奥にある菫色を覗く)

(不思議そうな顔をして、蜻蛉さんのお話を聞き…)

…始めは、一匹の子猫が迷い込んできたんです。
その頃の私はまだ年齢が二桁にも届かない、見習いでした。
1人教会を任される生活にも慣れてきたので『猫一匹くらいなら世話できるだろう』と思ったのがきっかけですね。
灰色の、やせ細った子猫は洗うと白い毛並みになり、元気に育ち…。
今では教会で気ままに過ごしていますよ。

…気づいたら猫が猫を呼んだのか、溜まり場みたいになってしまいましたが。
日々賑やかで、楽しいです。それに。信者さんたちも猫を大事にしてくださいますし。

(言うと紅茶を一口飲んで微笑みつつ)
たったひとりであの場所を任されて…。
幼いころの私は、寂しかったのかもしれませんね。だから捨て置けなかった。
寂しかった……。

(”……そう。”それだけ呟くと、しばらくの沈黙。
 そこから何かを言おうとして、唇が動いたような…そんな風に見えたけれど)

ほな、うちもクラリーちゃんの教会に迷い込んだ猫、やろか。
桜が導いてくれたご縁、忘れてへんよ?これも天の思し召し…やろかて今…思てた。
その子も、きっと…人の言葉は喋れんやろけど、クラリーちゃんに感謝しとるはずや。
猫が猫を……せやね、猫の世界でも噂は広がるんかもしれん。
人も猫も…一人で生きて行ける子もおる、せやけど……寂しがりな子も居てて。
誰かと一緒におりたい…そう願わずにはおられへん。

(そう言って、紅茶の最後を飲み干す。”ふぅ”と、ひと息吐いてから)

今日、此処に…居てるのも、その”願い”のうちの一つかも…しれへんね。
信者さんや関係者の方達は幼い私に良くしてくださいましたが、一人で食事を撮り、眠る日々でした。だから「常に一緒にいてくれる存在」が欲しかったのかもしれませんね。

ああ、そうですね。さくらの時期にふわりといらして下さった。
あれからもう少しで季節が一回りするのですね。早いものです……。

人は一人で生きていけますし、一人では生きていけません。
動物も同じようなものでしょう。
一人でいたいと思う時も、誰かと一緒にいたいと思う時も。どちらも紛れもない、自分の心。
なれば心のままに動かれれば宜しいかと……思います。

縁は何が切欠で結ばれるか、切れるか分かりません。
ですから繋がっている今を大事にしていけたらいいですね。
(今まで他者の道行きを見守り、または道を示してきた修道女としての物言い。自分が誰かと紡ぐ縁のことは、敢えて考えないようにしている故の語り口調)
あら奇遇…クラリーちゃんも寂しがり、やのね。

(少し大人びた…どこか悟りきったそんな語り口。そう感じたけれど、敢えて触れずに)
(ふっと笑うと…そう切り返して。深くは踏み込まない、踏み込みはしない)
(──すると何を思いついたのか、懐から赤い糸を取り出す)

……これが、ご縁の糸やとして。こっちがうち、反対側はクラリーちゃんな?

(何の説明もないまま、糸の端を目の前の少女の指に結ぼうと身を乗り出して)
(反対側は、既に自分の小指に結ばれている。くいくいと、キラリと赤が光る指先)

よし…これで結ばれた…!目に見えると実感わかへん?
…て、うちはいたって正気やよ。……切れんように、大事にしてこ。
「縁」は…自分だけ大事にしとっても、どっか行ってしまう…「糸」も、片っぽだけが強すぎても、解けてしまうよって。

(わざと大げさに子供っぽく、彼女に笑って欲しくて。女が出来る精一杯の気持ち)
(そして、最後…投げかけられた言葉に、自分の想いを返す)

”心のままに”……ん、上手くやれるかわからんけど…頑張ってみます。
子供の頃は、普通に両親と兄弟がいて、一緒に食卓を囲むような家庭に憧れました。
信仰の道に入るのは自分の意思ではなく生きる為だったので、昔は反発心もありましたし…。
(一瞬、昔を懐かしむように目を細め)
今はどうでしょうね。一人が当たり前になって長いので寂しいのも慣れたのかもしれません。

…?
(おとなしく糸を巻かれると、珍しそうに小指を眺めて)
蜻蛉さんの世界では、人同士のご縁を糸に例えるのですね。赤い糸。綺麗。
結ぶ糸の色に、意味とかあるのでしょうか?

(言うと二人に繋がれた糸を再び眺めると微笑み)
糸も…縁も。自然に結ばれ、いつかは解けていくもの。
ですができれば細く長く繋がっていたらいいと願わずにはいられないもの。
お互いがそう思える間柄で居られたら、素敵ですね。

(頑張る…という言葉から何かを察し)
もし蜻蛉さんが大事にしたいと思える縁がおありなのだとすれば、きっと。
長く繋がるように尽力される事でしょう。
その尽力が報われますように。
("一人が当たり前…"その言葉に、尖った耳が反応する。
 少し驚いたものの、ふっとすぐ柔らかい表情を浮かべて)

クラリーちゃんは、兄弟は?お兄さんや…妹さん、おらへんの?
今までの話を聞くに…出てこおへんかったよって…一人が当たり前…いうことは、一人娘なんやろか。
一人に慣れて、寂しいのにも慣れて……やけに落ち着いて見えるんは、そのせいか。

赤い糸…ほんまは、男と女の間に結ぶもんやけど…そも、目に見えんもんや。
でも、こやって目に見える糸で結ぶと、よお分かる…言うだけ。

(片目を瞑って得意げに笑うと、結ばれた指先を見つめて)

おなご同士やって、こないして結ばれとるかも分らんし?
それに赤い糸は…お守り代わりにされたり、力を与えてくれるらし。
赤色がうちの好きな色っていうのも、大いにあるけど。
せやね…うちの、お守り代わり……や。

支えるんも、やけど…(くいっと糸を手前に引っ張る)
引っ張り上げるのも、手を差し伸べる事も…出来る。

…あ、せや…ちょっと待っとってね?

(結んだ糸、自分の指の方だけ解くと、何かを思い出したのか席を立って──)
(自分にとっては終わったことだけれど、どうしたものか…と少し考えたのち)
今の生活に入るまでは、両親と、歳の離れた兄との4人家族でしたよ。
両親は既に天に還りました。
兄は生死不明ですが、訃報がない以上どこかで生きているのでしょう。
身寄りがない子供は孤児院や修道院に引き取られることが多いのですが、私もそうだったという事ですね。
…おかげで今の私の生活があり、今の私がいます。
(明るい話ではないので聞く相手が困らないように、淡々と。微笑みを交えて)

男女の間柄で結ばれるのが、赤い糸…。目に見えないもの。
…ふふ。不思議なものがあるのですね。でも、繋がっていたらいいなと思いあえる相手がいるのは素敵な事だと思います。

(席を立った蜻蛉さんを見送り、自分の手に結ばれたままの赤い糸を眺める)
修道女となったからには、誰かと結ばれる事は原則ありませんが、
こうやって結ばれた糸を見ると、そういう未来もあるのかしら?と思えるのが不思議ですね
そう…兄上さまが。…そうとは知らず、辛い話をさせてしもた…ごめんなさい、堪忍。
…今までのクラリーちゃんが、どんな道を歩いてきたんか…知りたかったんよ。
兄上さま、どこかで逢えるとええね。……この世でたった一人の血の繋がった人。

(席を立って、箪笥の引き出しから何かを取り出す。
 窓からの陽の光を受けたそれは、キラキラと輝いて──)

ね、クラリーちゃん、手ぇだしてくれる?
糸…その誰かと誰かを繋ぐ糸で紡がれた髪結い、それに…菫の花の飾りをあしらった髪飾り。
この紫色がその眸の色と似とるなぁて、作りながら思たんよ。
髪結いに願掛けしてあるよって…そやなぁ…お守り代わりみたいに思てもろたらええ、良かったら受け取ってくれるやろか?

(手のひらの中には、菫を模した透き通った紫色の花が咲いて。
 ──目の前の少女の瞳の中に映り込み、ゆらゆらと煌めいていた)

変な話やけど…これをうちやと思って…言うか…その、綺麗な銀髪に映えると思うんよ。
一人やない、そばにおるよって…思って貰えたら、ええなて。
そうですね。生きてさえいればそのうち巡りあえると信じる事にしましょう。
どのような生活をしているか、想像もつきませんがきっと…どこかで生きていると。

(手を出して、と言われると不思議そうな顔をして両手を出す。
そっと置かれたのは花飾り。細工の細やかさと、淡い優しい色合いに目を細め)
…これを、私に?

(言うと、少し間を置いて。頂いた気持ちにどう答えるべきか少し考え…)
ありがとうございます。
私の目の色と同じ、淡い色の…これは、髪飾りになるのですね。
そして、これ。蜻蛉さんが作ってくださったのですか…。

その。

…こんな時に、上手い言葉が出てこない自分が歯がゆくなりますね。
大事にします。蜻蛉さんのお気持ち込みで、ずっと大事に。
(両手に乗せたままのそれを見て、次に蜻蛉さんを見て、微笑みながら。
ひとことひとこと、伝えていく
生きてれば…ご縁があれば…願えば必ず叶います、きっと。
もしかしたら、向こうさんも…クラリーちゃんを探しとるかもしれへんし。

(部屋の丸い窓の外に目線を投げて、目を凝らす。
 …まるで何かが見えてるような、どこか企みを含んだ表情を浮かべる)

…そんな大層な…でも、喜んでもらえて、うちも嬉しい…伝わっとるよ。
大丈夫、そのお顔と声色でよおわかる。…うちの心も満たされます。

…と、ついでや…あっちあっち。あそこの鏡の前座ってくれる?
(部屋の半分、床から少し高くなった座敷を指差すと…そこには和風の鏡台。
 自分も席を立つと、履物を脱いで櫛や髪結いの道具を並べ始めた)

せっかくやで…その綺麗な銀色の御髪に、菫のお花つけさせて貰おかしらて。
クラリーちゃんが嫌やなかったら、やけど。
幼い頃のことはあまり覚えていませんが、私を引き取った教会関係者曰く。
両親も兄も、幼い私を慈しんでくださっていたそうです。
今も兄が生きていて、巡りあえたならば…きっと幸せなのでしょうね。

(蜻蛉さんと掌の髪飾りとを交互に見ながら話をしていると、移動を促され。
見ると自分の目には珍しいデザインの鏡台が。
蜻蛉さんのお着物やお部屋の雰囲気に似合う、落ち着いた色合いのそれを見て、
近くに移動。鏡の前に座ると、化粧気のない修道女が見える。)

ありがとうございます。お言葉に甘えさせて頂きますね。
装飾の類を付けることがほぼなかったので、嬉しいのですが…ちょっと照れてしまいます。
似合うといいな…なんて。
(はにかむと、眼鏡を外して、シスターベールも取る。
鳩尾くらいまでの長さの銀髪が、ふわふわとあちこちで遊んでいる)
向こうにおったころは、こないして…自分より下の娘子らの世話をしとったの。
懐かしいわ…ほんに綺麗な…銀の髪、柔らこうてキラキラして銀糸みたい。

(鏡の前、色んな枷を外した…紫の瞳の女の子の後ろに、腰を下ろして。
 立膝をつくと、銀糸の髪の毛を手に取ってゆっくり丁寧に櫛で梳き始めた)

おなごに生まれたからには、こういう自由もあるんよ。
…まぁ、殿方やって女形があるように、関係なしに綺麗になるんやけど。ある意味…この世界で言うとこの”魔法”ていう術やろか?
まぁ…!眼鏡外したお顔も、可愛らしいやないの。

(普段は眼鏡とベールに包まれた彼女の素の顔、鏡の中を横から覗きこむと眼が合って。
 晒されたありのままの素顔に思わず、感嘆の声を漏らして)

……ん、クラリーちゃんの中の想いが、そうなんやったら…きっと大丈夫。
うちも、繋がった糸が引き合う日を、手繰り寄せることが出来る日を願ってますよって。
………せっかくやし、右と左、両側の髪の毛を少し編み込んで、一つ縛りにしよか?
髪の結い方は勿論、お化粧やお作法など学びつつ傍にいた…ような感じでしょうか?
ああでも。どちらかというと
『蜻蛉さんが好きだから慕う』方ばかりだったんだろうなって思います。
…そう、ですね。
(最後の一言はちょっと小さい声で)
今の私みたいに。

(髪を梳かれながら
偶々女に生まれついたからシスターとなりましたが、信仰の道に入った時点で
性別や個性はある程度捨てたようなものでした。
召喚されてからこちら、たまに修道服以外で外に出る事も許されましたが、
基本的には華美なものは身につけられないのです。

…そんな風に仰って頂くと、慌ててしまいます…!
(珍しく年相応の少女のような反応。少しだけ赤味を帯びた頬を両手でぺちぺちしながら)

綺麗になる、魔法…ですか…。
心をくすぐる言葉ですね。
(自分には縁がないものではあるけれど、素敵な言葉だと心の中に大事にしまいつつ)

髪、蜻蛉さんにお任せいたします。
お人形さんというと少し違和感がありますが、そんな感じでゆったり座っておりますので、
好きに弄って頂ければ。
うちらは…せやね、生きて行くために…生きてくための術、言うた方がええかもわからん。
(髪の毛を梳きながら、昔を懐かしむように目を細めて。ぽつりぽつり)

…もちろん、うちやからていう理由で好いてくれた子も、よおけ居てた。
ありがたい事やわ。

(櫛を一度咥えてから、左右の髪を編み込みにしたあと
 一度手元で抑えてから、紫色の髪飾りで銀糸の髪の毛を縛って。シャランと菫が揺れ音を立てた)

おなごは、誰かて…みーんな、可愛い。
”可愛い””綺麗”て言われるんが、一番よお効くんよ?(鏡の中の顔を見つめて、目を合わせて)
ほら、言うてる間に…その反応かて、うちにとったら可愛らしもんや、ふふ。
はいっ…お髪はこれで良し。うちの見立て通り、よお似合てるわ。

それから…そや、このまま帰すんは勿体ないよって、せっかくやしお化粧もしてき?
唇に、薄っすら紅さすくらいやけど、分からんように上手にしてあげる。
…───それくらいしても、神さん罰はあてへんと思うんよ?

(”にこり”と笑うと、鏡台の上にあった筆、紅の入った小瓶を取り出して。
 赤ではなく、薄桃色した紅。それは少女への気遣いと、彼女に似合う色を探した結果であった)
(幼い子が生きる術を探さねばならないという蜻蛉さんの言葉に、苦界めいたものを感じ取るも…そのことには触れず)
幼子は両親の庇護のもとで育つのが一番、とは悲しいかな…一概に言えません。
蜻蛉さんのもとで生きる術を学ぶことも目的だったのでしょうが、その子たちはきっと。
蜻蛉さんの傍や空気が心地よかったのでしょうね。

(髪を結われた自分を見る。邪魔な時にまとめ上げることくらいしかしたことがないので、
蜻蛉さんの手で綺麗に整えられた髪を見て、驚きつつも、目を伏せて)
自分の容姿や人さまから見たあれこれを気にし始めると、道から外れてしまいます…。
迷いなく自分の役割を果たさねばなりません。
…ですが。
蜻蛉さんがそう仰ると、少し気持ちが緩んでしまいますね。いい意味で。

お化粧…は、この格好だと浮いてしまわないでしょうか…?
折角のお誘いなので、そ、の。興味がないとは言わないのですが…
(信仰、という言葉でふたをしつつも、見え隠れする少女らしい憧れ。
本人は無自覚ながら…

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