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泪雨

【相談】シスターと黒猫。

あたたかな陽射しの中にも、冬の訪れを感じる乾いた空気。

───窓辺に黒猫が一匹。
いつもの光景…のはず…が、不思議と飼い猫の大きさよりも、やや大きい。
首元には、赤い花。

たまには、戻りたい日だってあるのだ。
庭を眺めながら、招待した彼女を待っていた。
驚かせてしまうだろうか、否、きっと彼女なら大丈夫──。

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・クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)ちゃんとの2ピン相談場所。
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”目隠し…?”(一瞬、きょとんと呆気に取られた表情をしてから)

…何やら、やっぱり思てた通り、クラリーちゃんは不思議な子やわ。
なかなかそんな言葉、人にかけられん。…嗚呼、今のうちは猫やけど。

(そんな事を言いながら、暖炉の火に視線をやって。揺れる炎を瞳に映しながら)

…雲に隠れたお月さんやないけど、己の心ほどよお分からんなってしもて。
目ぇそのものを隠してしまう、か。今は、これでええやろか…心が軽うなりました。

返しも上手い事してくれて…うち、甘えてしもてて、ごめんね。
そしたら、いったんお出掛けして…帰って来てから、出掛けた日の事振り返りつつ、相談しよか。

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