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泪雨

【相談】シスターと黒猫。

あたたかな陽射しの中にも、冬の訪れを感じる乾いた空気。

───窓辺に黒猫が一匹。
いつもの光景…のはず…が、不思議と飼い猫の大きさよりも、やや大きい。
首元には、赤い花。

たまには、戻りたい日だってあるのだ。
庭を眺めながら、招待した彼女を待っていた。
驚かせてしまうだろうか、否、きっと彼女なら大丈夫──。

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・クラリーチェ・カヴァッツァ(p3p000236)ちゃんとの2ピン相談場所。
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………あ、そやった。この姿やと、手が使えんのやった。

(小さく頭を下げて、面目なさそうに)

クラリーちゃんなら、大丈夫やと思て。
この姿でお迎えしたかったん、お招きしといて注がせてしもて、ごめんね。
お人の姿の時間が長かったよって、つい…忘れてしもてた。

驚かんとお話してくれて、おおきに。うちは、この格好やで大丈夫。(首を左右に振って)
冷めてしまわんうちに、飲んで頂戴な。…あ、それから。

(向かい側の椅子に、ひょいと飛び乗って。ちょこんと行儀良く座る)
(口には、海洋での催し物のチラシを咥えて。それを客人の目の前に置いた)

ついで…と言うたら何やけど、これ一緒に行かん?冬の買出し兼ねて。

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