PandoraPartyProject

ギルドスレッド

日陰の居処

幻想の裏路地

幻想のどこかの町並み、人気の少ない裏路地の一角。
そこには誰が持ってきたのか、木箱や古ぼけた毛布、灯りなどが置かれている。

立ち入る者もあまりいない静かなこの場所。物好きか、あるいは日向を好まないものか。そんな誰かが出入りするようになったらしい。

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(首を横に振り)いいや。別にあんたが謝ったりする必要はない。
仮にそうだったとして、出自に嘆こうが何が変わるわけでもない。
それに、本当に不愉快になっているのならわざわざ自分から言う必要がないさ。
何より……旅の者と扱われるなら、それは気楽でいいものだ。

今、王都で起きてるようなことがある世界になら、余計に厄介だな。
何か要因がある、らしいが。ああいうことが伝播したら……
引き寄せられた側は簡単に壊れるだろうな。きっと面倒極まりない。
とはいえ、そういう機会があるのなら待ち侘びることも悪くはないな。

……冷え切ると手が何かを触っているのか分からなくなるが。
それに近いものか?それなら、何かを手に取るどころじゃないか。
治療する羽目になるくらいなら控えるといい。無駄な痛みは、ただの損だ。
傭兵の方からも事件が来ているようね……。
ますます混沌としているわ。……引き寄せ過ぎじゃないかしら、混沌。

感覚を切ったら怪我してるかが見ないと分からないのよね。
怪我を知るという意味では必要な痛みよ。
……ただ、まぁ、見よう見まねでやったことに関しては控えるわ。
…そうですか。少々安心しました。出自に囚われる者は少なからず、居ますから。私はそうではなく、自由でありたいものですね。無論、みなさんがそうであると良い。
…でないと旅の資金集めに苦労しますから。(冗談めかして微笑む)

事件続きですね。あのサーカスには特に怪しむべき点は見受けられませんでしたが…次々とこうも猟奇的なことが続くと訝しくも思うもの。しかし証明する手立てはおろか、繋がりそうな情報も現状なし。…ま、こちらは一先ず、各地の依頼の解決に努めるしかありませんか。(どこか他人事のように肩を竦めて見せ)

痛みのみを遮断できればまたいろいろと使い所はありそうなのですが、感覚のみとなると難しそうですね。…全く感覚のない手というのは、私には判りかねる感覚ではあるのですけど。
ま、分からないでもない。全てがそうではないだろうけど、貴族なんかがいい例か。
血統にこだわるやつとか。結局の所は自身次第でしかないものなのに。
なるほど、確かにそいつは大事だ。何をするにも金は必要になる。

仮に原因があるとして今の始末を付けない手はない、が……
ああいう行為に駆り立てる外部要因があるとしたら、相当にタチが悪いな。
ある意味どんな怪物よりも醜悪だ。吐き気さえしてくるくらいには。
とはいえ、言う通り始末していくのが現状の俺たちが取れる手、だな。

なるほど。あまり認めたくもないけど、痛覚は確かに重要だな。
怪我を知ればやり返す相手も忘れずにいられる。
……まあ、だからこそ余計な怪我はあまり好かないんだけど。
何かを掴んでいても分からないんじゃ、手をまともに動かせるかも怪しそうだな。
始末する……後は大きな戦いに備えて鍛えることぐらいかしらね。
ローレット主催のトレーニングとかあったわけだけど、相当な人数が集まったらしいわね。

感覚遮断しても動かせるけど、見ないと動かせないわね。
視覚があって初めて腕って認識できるのよ。
見なかったら動かそうって思っても上手く動かないのよね、面白いことに。
(目を瞑って)例えば、感覚遮断して手を私の頬に当てようとするわよ。(頭の上でぴょこぴょこ動く手)
…気持ちはわからないでもありませんけど。成功者の跡を継ぐというのは、常に成功者と有能な周囲と比較され、また意識してしまう立場です。血筋に拘ったりしてしまうのは、おおよそが周囲の環境と自身を比較し続けたために自分自身に自信が持てない状況にあるのでしょう。
尤も、それが彼らの家以外のものを軽視して良い理由になどはならないのですが。(少し棘を含め)

トレーニングはかなり有意義なものとなりましたね。一先ず力を蓄える意味では大成功なのでしょう。この勢いでさらりと解決できれば良いものですが…噂では厄介なモノが絡んでいるそうですし、また大きく都合が変わって来そうですね。

……行き過ぎですね。ですがそれを判断する感覚自体がないとあれば、修正も効きませんか(頭の上を行き来する腕を眺める)。
私は痛いのは嫌ですから、少々羨ましくも思いますが、無条件に遮断していれば良いというものでもないわけですね。
難儀な話だ。同じ道を辿るっていうのも、楽なことじゃないらしい。
……そういう見方もあるか。無駄に自信満々じゃない分、楽なんだか面倒なんだか。
どうあれ、なんでも軽んじて見下すのは、まったくもって馬鹿な話だな。
そう嘲笑っていたやつに足下を掬われた時の顔を、拝んでみたいものだ。

……皆殺し、というわけではなかったさ。おれの知る限りでは、だけど。
あんな調子の手合いばかり相手だと、それはそれで踊らせ続けてるようで気に食わない。
ギルドから流れてくる話じゃ、魔種がどうとか呼び声がどうとか聞くけれど……
ああ、血の匂いが常に蔓延してるのもあまり良い気はしない。
状況が変わりうる切欠があれば、またおれたちが駆り出される……だろうな。

……?自分の体のくせに感覚一つ無くなるだけで……(訝しげに手を見て)
ああ、なんだ……腕があること自体が分からなくなってる、のか?
……だとしたら、なるほど。こいつは不便極まりない。
流石にただ便利、というわけにもいかないんだな。異界の技術も。
(見下してたやつに足下掬われる、ねぇ。)(耳の痛い話に自省する)

私もちょっとは力戻ったわ。……魔種に関しては、私ちゃんと知らないのよね。
とりあえず敵の認識ではあるけど。

触覚が完全になくなるということは、私が腕自体を認識できないということよ。
目を閉じてる今、認識する方法は服がこすれる音だけ。
(髪が触れられたので目を開けて確認して)……こういうことよ。(明らかに頬より上である)
理由はともあれしていることが良いわけではありません。いずれにしても一度痛い目を見ていただきたいと感じるのは同感、ですね。

魔種は……私も見たことはありませんが、また魔物とは異なった厄介な種であることは知識として知っています。なんでも、他者に影響して狂気に走らせる、とか。…思い起こせば今回の事件群にも、そのような傾向が見受けられましたね。
運命特異座標にとっても、当然ながら敵ですが、私たち自身がああなってしまう可能性もあるのかもしれません。警戒を強めていかないと、ですね。

触覚は当然ながら大事として、痛覚自体も、なければ少々の怪我にも気づかず、そのせいで大事に至るかもしれませんね。なければ良いというものでないのが、歯がゆい部分です。
結局、手痛い被害を被るのが効きの良い薬、だからな。

よほどの化物でも、あの手の殺戮を短期で大量に起こすのはそういない。
切欠があるかどうかはさておき、あの数を駆り立てる辺り、病気みたいだな。
さあ、やられる可能性があるのなら、急いで元を断ちたいところだけど。
何かに動かされて勝手に動くくらいなら、いっそ死んだ方がましだな。

ふぅん……そいつはヒト……いや、生物自体の感覚か。
感覚を失わせる魔法の一つでもあれば、なかなか強力な武器になっていそうだ。
確かに、傷も放っておけば毒の元になる。なるほど、重要なわけだ。

しかし、なんだ。こんな時でも生物は腹を減らす……か?
食べ物の祭りとは……なかなか興味がある。(祭りのビラ眺め)
他者に影響して狂気に走らせる、ね。一種の扇動者って奴かしら。厄介で仕方ないわ。
対策は……あるなら当然やってるわよね。
まぁ、シェンシーの言うとおり、元を潰すのが一番楽よね。

感覚を失わせる魔法、ね。平衡感覚を狂わせるのはあったわね。
私、使われた側だけど、本当に初見じゃ対策できないものあれ。

グルメフェスタ……ねぇ、ちょっと用事あるからいけないけど。
色々食べてきなさいな。胃薬は用意しておくわよ。
私自身そのタイプなので、少々耳の痛い話でもありますね。一度失敗しないと成功しないといいますか。いずれ成功するなら、失敗も命さえあれば安いものですね。

伝染病のようだと言えば、全くそのようにも思えますね。大元を断たなければいけないのも、しっくり来ます。…狂気に駆られたまま、そのまま生を終えるなんていうのは、私はお断りですけど。仮に他者を害してしまうとしても……いえ、もちろんですが、そうならない方が良いことに間違いはありません。

戦時中だからこそ、体調は万全としておかないとですね。普段よりエネルギーも使いますし、お腹が空くのも生物としては自然なのでしょう。……食べられるものだと良いですが。
ゼロから全て成功する話があるなら、それは羨ましい限りだな。
……ま、生物である以上それが当然の姿、なんだろうさ。
生きていればどうとでもなる、違いないな。

倒すなり……元を叩いて終わりなら、シンプルで分かりやすい、ありがたい話だけど。
もちろん、そんな死に方は御免さ。ただ、そんな強制をされるのはそのくらい屈辱だ。
良い事、悪い事、そいつは知らないが……自分は自分でいたいものだな。

腹が減ってはなんとやら……だったか?戦いも作業も、空腹じゃやってられない。
奴隷運用ならいざ知らず、戦力として見なされてるならありがたく食べさせてもらう。
……食えないようなものを出す馬鹿がいたら、おれなら一発蹴るな。
その気遣いは素直に礼を言う、けど。まさか食べ過ぎを疑われてはないな?
そうでないならいいけど……ま、どんなに酷くても、泥水なんかよりはきっとましだろうさ。
自分が自分らしく生きて死ぬ。「命よりただ一つ大切なのは人生である」
って言葉が私の世界にはあったけど、まさにそれね。

あら?私、シェンシーはいっぱい食べるイメージだったのだけど違ったのかしら?
はい。生きていられればどうとでもなります。そもそも同じところに居着くことはありませんし…所詮は旅先での恥、ということです。(いたずらっぽく微笑む)

…状況が動きましたね。こんなにあちこちで同時に蜂起されるとなると、しばらく幻想からは離れられなさそうな雰囲気です。元々根の深い確執はあったとは思いますが、これもきっかけは件の狂気の感染が関わるのでしょうか?状況を理解していない貴族に任せきるわけにもいかないですし……はやいところ私は違う国へ渡りたいのですけれど。

…良く食べることは悪いことではありませんし、ね?
悪くない言葉だ。生き方はそいつのことを明確に表してくれる。
……なかなか言うな。いない場所じゃ関係ないと、違いない。
ま、他の評価を気にしている間に、自分を磨く方が建設的だものな。

蜂起したヒトに気を向かせて懐を突くのか、あるいは純粋に殺させたいのか。
……まあ、少なくとも絡む要素の一つにはなってる、んだろうな。
少なくとも今の一件が落ち着くまでは……だな。下手に動けそうもない。
その他の国は情報が入ってくるどころじゃないな。どうなってるんだか。

…………そうか。いや、否定はしないけれど。食べれる時に食べておけ、だ。
好物を満足するまで食べるのも、気分を落ち着けるのには最適だ。
……しかし、そうか。おれはそう見えるのか……(どこか複雑そうな様子)
蜂起ね……まぁ陽動で本命は当然有るでしょうね。
本命を知るには、情報は足りないけど。
本命が分かったらローレット全員で突撃とかしそうよね。

いっぱい食べる女性は好まれるわよ。適度にという言葉は付くけどね。
……あー、食べて寝るのが幸せ、みたいな印象が……。
遠からず忘れ去られる者の記憶に残す印象に、拘り過ぎる必要はありませんよね。って。

…陽動、ですか。確かに、私たちは仮にそうと知っていても、この状況から目を逸らすことなどできません。…ここまで後手に回り続けますが、今が耐えるとき、でしょうか。芽を摘むことを続けていくのも無駄ではないはず、です。
…幻想は十分に回りました。今の状況が落ち着き次第、他の国の情報も入ってくるようになると良いですね。

気持ちよく眠ることは私も幸福感を感じますね。旅の中途だと、あまり無防備にしっかり眠れませんが、集落で宿を得たときは早くよりぐっすりです。
そういう考えもある、か。そうだな、そんなことを考慮するよりは……
気にするくらいなら、後にそいつに強烈なものを刻みつけてやれば勝ち、だな。

ローレットが対応に追わされるのを織り込んでいる、か。面倒な話だ。
今はこの案件を片付けて、やれることをやるだけ。片っ端から目論見を折るしかないな。
おれたちがこうして動いているんだ、当然無駄じゃない。
まったく。そろそろ幻想に缶詰なのもなんだ、空気を入れ替えたいな。

好まれる……はあ、そういうものか。そういうの、興味はないけれど。
家畜か、おれは。確かに食事も睡眠も嫌いじゃない、いや好みだが。
美味い食事と質のいい休息は、生物問わず重要だからな。
そういえば良い食べ物はそれなりに見たけど、寝ることで特筆するものはないな……
やることやってるのはいいことよ。ええ。
幻想から別の所行くとして、よそからの依頼が入ってき始めているから、
そっちに移動かしらね?

あら?色恋沙汰には興味なし?
色欲は食欲と睡眠欲と並んで三大欲求なんて言われていたわよ、私の世界。
食欲はこっちに来てから、満足するものも多いけど、確かに睡眠は……
……シェンシー、あのわたあめは寝心地良かったんじゃないかしら?
…強烈…ですか。むしろ、シェンシーさんが何を例に考えているのかが気になるところですね。私自身は目立ちすぎて良い経験をしたことがありませんので、それはなかなか抵抗がありますね。

…近い内に渡るとしましょう。別の国…練達も気になりますが、やはり新緑に行ってみたいですね。依頼で訪れることができると良いのですが。

…温泉は気持ちよかったですが、たまには寝具を比べるような依頼があってもよさそうな気がします。あるいは、宿を回ってみたり……ふむ、良いかもですね。今度してみましょう。
ん、ああ……なんだ、別に大したことじゃない例えばの話、だけど。
たとえ記憶の彼方に置き去りにする相手だとしても、嘲笑われるのは腹が立つ。
おれはそうされたとしたら、そう思ったことを大いに後悔させてやりたい、と思うのさ。
もちろん、あんたの考えだって間違いじゃないだろう。
……流石に覚えておく必要もない程度の相手だと話は変わるけど。

ま、戦っていれば事が収まるのなら楽な話さ。
武器を叩きつけてやればどうにかなるなら、単純でいい解決法だ。
良い場所があれば、だな。日当たりが控えめで、涼しくて、喧しくなかったら悪くない。

確か森林に作り上げられた国家、だったか。過ごしやすそうな環境ではあるが……
あの国の話はあまり流れてこないな。外部との関わりが控えめなんだったか?
おれも興味がある。今の幻想でのようなことが他でもあれば……機会が訪れる、かもな。

(手をひらひらと振り)冗談。そういうぬるいのはパスしてる。
ま、生物の基本的な欲求だものな、それらは。
より良いものを食べるために家畜を育て、本能の欲求を満たすために奴隷を躾け……
質を高めるための努力は大したものだ。ああ、あれは確かに硬い地面より良い感触だった。
とはいえせっかくの飛行物体だ……そっちを満喫しなきゃ勿体なかったさ。

温泉?熱湯に身を沈めるとかいうものがあると聞いたことがあるけれど、それか?
水で体を流すならともかく、全身焼け爛れそうに思えるが……そうでもないらしい。
随分気の抜けそうな依頼だな、それ。なんなら、商人や鑑定士がやっていそうだ。
シトリンクォーツ……私達のところのゴールデンウィークかしら……ちょうどいいものが来たわね。これで見に行きましょうよ。どこがいいかしらね……。

恋沙汰には興味ないのね、覚えておくわ。
……たしかに飛ぶ方に興味がいくわよね。んー、睡眠の依頼なんて来ないわよね……。
(嘲笑われるのは腹が立つ、に小さく頷く)
なるほど。確かに良い気分ではありませんね。どう思われようと気にならない相手ならばともかく、同意です。そのことに違いはありません。
きっと、どう思われても気にならない範囲が広いか狭いかの違いでしかなさそうです。

深緑は外との関わりが希薄である以上、排他的でもありそうですね。互いに干渉をしないという意味では、心地よいものではあるのですが。…どうにも、私にとって街や人の多いところはあまり心が休まらない環境みたいですから。

(幻想でのようなことが他でも、に苦笑し)
不謹慎なことを言いますね。…私自身も本音を言えば、それで旅を続けられるなら控えめに同感ですけど。(悪びれず微笑み)
それより前に、少々の機会ではありますが、気楽に別の国へ訪れられる依頼が来ましたね。シトリンクォーツ…時期が等しい以上、どれか一方…とはなりそうですが。

色恋なんて、本人の好む好まないに関わらず、気づけば当事者になってたりするものです。数週間後には気になる相手の1人や2人、居るかも知れませんよ?
……そういえば同性同士でそういったことをする夢を見せられる依頼に参加した覚えがありますが、未だにあのときの私自身の行動は理解に苦しみます。実際に恋や愛というのは、制御できないモノなのかもしれませんね。

ふふ、温泉は火傷するほどの熱湯ではありませんよ。冷水に浸かることに比べて、体の疲れが良く取れるんです。血行がどうであるだとか、理論については詳しくありませんが、そういう風に人の身体はできているようです。
…旅人であることを最も誇れる依頼なのですけれど。普段からいろいろなベッド使ってますし。睡眠は人にとって大事なものですから、重要なことでもあるはずですし…
(残念そうにため息を付き)旅人を雇っても、運命特異座標を雇ったりはしませんか。
そこまで懐の深い方じゃないと自覚している。……ま、それだけのことさ。
どうでもいいと流せる方が遥かに生きやすい、間違いないだろうな。

あまり排他的なのも視野が狭まる、と聞いた。そういう環境は嫌いじゃないけど。
さて、こっちの住人はともかく、おれたちみたいなのはどうなるか。
人混みは嫌いか?……いや、そういうところが落ち着くのも希少な話か。

(肩をすくめ)無いとは言えないし、言ったからって何が変わるわけでもないさ。
シトリン……前々から思っていたけど、どれもこれもいまいち馴染みのない名称だな。
へえ、ぶい、あーるとかいう戦闘訓練……覚えてはおくか。
海洋で船に乗るのには興味がある。……暑いらしいのが難点だ。(表情を曇らせ)

人の感情はよく分からないな。心を許せる相手は意外な形でできる、とは思うけど。
同性?……女同士でその、色恋をか?あんたもあんただけど、どういう依頼だ、それ。
理解するのも難しい概念だ。戦いとかけ離れたモノだから余計にな。

ふうん……なるほど。そういうところは便利というか。効率の良い休息か。
一度試す機会があれば価値はあるな。……ぬるま湯程度のものがあれば。
流石に詳しいだけある。寝具の店で売り子をやらせたら良い客引きになりそうだ。
おれたちは世界を救え、と呼ばれているものだからな。妙な依頼もあるが……
……それが世界を救うことに繋がるのならあり得ない、とはいえないのか……
人混みで落ち着く……は無いわね。
人混みは慣れているかそうでないかでしょう。

鉄帝で流星群とコンサート。練達でVRの戦闘体験。海洋で航海と観光……
一番特別感があるのは鉄帝かしら。私にとって、だけど。海洋もいいわね。

女同士の色恋沙汰はあったわね……(目線を逸らしながら)

睡眠が世界を救う……街の人がみんな不眠症になったから解決とかかしら……。
…はい。とても気楽です。反面、私みたいな者は、成功者、とはならないのでしょうけれどね。世間一般で言うそれら成功者に興味があったわけではないので、これで十分です。
生きて、笑って、感動して…それらが当たり前にできるなら十分です。

(考える仕草を見せ)
…そうですね。人混みは得意ではありません。おそらくすぐに飛んで別の道を行くでしょう。あるいは、人が少なくなるまで離れているかもしれません。
その…好む好まないもあるのですが、どうにもあまり、人混みに紛れていて良いことに出くわしたことがないものでして。スリでしたりに遭うことはあるんですけども。

シトリンクォーツは海洋へ行くつもりです。コンサートやぶいあーるの技術に興味自体はあるのですが、これも人がよく集まりそうですから、気疲れしてしまいそうです。のんびりと、休暇を得られるところへ向かうことにします。

(どういう依頼だ、に肩を竦めて見せ)
実際に、夢とは言え体験しましたが、今となってみれば、恋とはやはりよくわからない感情です。覚めてしまえば夢は夢、抱いた感情が嘘であるとは思いませんが…うーん、なんと言いますかあまり実感がありません。相手が女性であったこともあるのかもしれませんけど。
…多分、実際に感じるまで理解のできる感情ではなさそうです。そして、感じたとしても、全て理解することも難しそうです。尤も、人間の感情というものは全て、そういうものなのかもしれませんけれど。

商売に関しては、あまり経験はありませんが、パフォーマンスはそれなりに経験もあります。寝具のお店で売り子、旅の途中でできるようなものなら、是非させて頂きたいですね。
…不眠症ですか。それで私自身が気持ちの良い寝具を体験できるのはありがたいですが、気楽にできるものではありませんね。精神的に休まることがなさそう、といいますか。できるのであれば、もっと気楽であることを願います。
贅沢ですけれどね?
人の言う、普通の生き方っていうやつか。
勝者か敗者かの二極はハイリスクだ。仮に負ければ、死ぬまで笑い者だ。
……そう出来るのなら、人はその方がいいだろうな。

ま、おれもその手の場は好まない。居る事自体は別にどうでもないが……
何より動きづらくてかなわない。誰かを気にしながら動くのは面倒だ。
うん?なんだ、スリ以外に、ということか?
女なら思いつくものはあるが……いや、あまり言うべきでもなさそうか。

ルミリアと大体同意見だ。サーカスの時もそうだったが、あの手のものは疲れる。
と……今こいつの名前を出すのは不味かったか?
ま、暫く期間は残っている。気長に考えるとするさ。

夢の依頼……夢だから、と言ってしまえば実感が無いのも当然だろうが……
聞いておいてなんだが、なるほど。分からないものだな。
当の人でさえ解明できない人の感情は、ある意味世界で一番の謎、なのかもな。
……しかし、そういう夢を見せる、というそれも大概奇妙なものだ。

いくら致命的な症状とはいえ、そんなことで救われる世界も一言言いたくなる。
その手の役割は女がやると映える、らしいな。催しであってもおかしくなさそうだ。
不眠の解決、というのに詳しいわけじゃないが、寝具でなんとかなるものなのか?
寝れない、というなら後頭部を一発やればいいと思うんだが……(握り拳を作り)
スリねぇ……なんだかんだ治安良かったからあったこと無いのよね……まぁあった所でなんとかできたでしょうけど……。
スリ以外……ああ、それならあるわ……。

なるほどねぇ……確かに混みそうと分かっていて行くのもあれよね……。

眠り姫かしらねえ。確かに劇でありそうね。
……物理的に寝かすのはやめなさい、シェンシー。
当たりどころが最悪なら、永遠の眠りについてしまうわよ。それ。
普通…そうですね。私はそうなりたかったのでしょう。
…気を張って生き続けるのでは、疲れてしまいますからね。

(ため息をつき)
…察して、あとは心にしまっておいてください。別段よくあるわけではないのですけど、あるかもしれないと思うとあまり気乗りしないものです。行きたい気持ちは、あったのですけど、またいつかの機会ですね。(残念そうに微笑む)

また同じような依頼があれば、次は検討してみてはいかがでしょうか?仮初めなれど、あの感情自体は、あのときは嘘というわけではなかったはずですから、知らぬものを知ることができるかもしれません。

(考える仕草を見せ)
私自身は、販売員の方が男性であれ女性であれ、気にならないものですが…男性として何かを行ったこともないですし、女性の方が良いというのはいまいちわかりかねますね。望まれるなら、もちろんしますけど。
…不眠症が解決するなら荒療治かとも思いますが、毎回殴らなければ眠っていただけないのは根本的に解決になっていなさそうですね。(苦笑する)
違いない。可能なら、合った生き方をするのが一番自分のためになる。

ああ。悪いな、口が過ぎた。けど、それであんたが諦めるのも勿体無いと思うぞ。
護衛でもつけてみたらどうだ?集団を作れば虫もそうそう寄らないと思うが……
それはそれで落ち着かない可能性はあるから、なんとも言えないけれど。

気が向いたら、としておこう。色恋沙汰にはとんと興味は湧かないが……
ソレを知ることでおれにとって意味が出来るなら……ま、ありだな。

聞いただけの話さ。男より女の方が見栄えが良く喜ばれやすい、と。
乱暴な言い方だが、要は見世物として男より優れてるんだろう。
邪な発想が含まれていなきゃ、そこまで穢れた意図も無いとは思うが。
不殺の技を使えばその調整はなんとかなるが……流石に雑すぎるか、これは。
だったら睡眠薬なり……どこぞの奥地にある品を回収したり、となりそうだな。
みんなで行けば怖くない……かもしれないわね(周りを見て)
……3人は集団かしら?

男と娘に見せるなら美女を、女に見せるなら美男子を。
だから、結局美女になるのじゃない?まぁ邪といえば邪よ。
不殺なら大丈夫……という問題……なのかしら……(困惑しながら考える)

ラサからキャラバンがやって来たって話題になって来たから、
ちょっと見に行って色々買ってみたけど……。
あるのね、掘り出し物って……(クリティカルナイフを見せながら)
んー……女性3人の集団…お二人はわかりませんが、私はどういう格好をしてもあんまり圧力与える印象には程遠いですし…連れ子に見えるやもしれませんね。(冗談交じりに)

ええ。ひとまずは一時、刺激にはなると思います。恋愛の感情は人を狂わせることもあるほど、とか。私たち詩人の語るもので、民衆に特に人気なのは恋と英雄の物語ですけれど、恋の物語は大概、おかしくなってしまう登場人物もいらっしゃるのですよね。

ああ、いえ。そうであるならば、理に適っているのかもしれません。男性はお金持ちだったりする方が割合として多そうですし、興味を惹くという意味でも…なるほど。女性が映えることのイメージがなんとなくつきました。
…そういう意味合いではパフォーマンスを行うものとして女性であったことは運が良かったのかもしれませんね。お金を持つものの足をいかにして止めるかは常に課題です。

なんだか取り扱って良いものなのかどうか疑問に思うようなものもいくらか見受けられましたが…ひとまず、戦力の強化には務められましたから、みなさん良い買い物になったのではないでしょうか?
ま、所詮ただのヒトの姿じゃ、か。もう少し強そうな見た目なら良かったんだけど。
……そう見られるのもあんまりだな……忘れてくれ。(手をひらひら振り)

依頼でも似たような話を聞いた覚えがある。そういうのに限らず、強い感情は確かに侮れないな。殺意なんかもそうだけど、強く抱けるモノは、良し悪しあれそいつを動かすんだろう。
人の世は勇者様をお望み、っていうわけだ。ま、確かに……人が善を為す物語に、その恋っていう一つの要素を付け加えるのは、きっと受けが良いんだろうな……

なるほど。そういう理屈というわけか。性別故の性はどうしようもないな。
にしても、前向きに考えるな、あんたは。そういう目で見られる側面もあるわけだが。あくまで利点を活かしていく、ということか。なかなかに強かだ。

もう一つ手があるなら、限界まで疲れさせることか。限界まで体を酷使すれば嫌でも休息を求めるものだ。それでも意識を落とせないとなると、地獄を見るわけだけど。

希少品も確かにあったけど、呪われた品もいくつかあったな。文字通り闇市というわけだ。けど確かに、見た目が武器に見えない武器や、単純に優れた性能の装備が手に入るのは悪くない。専らイレギュラーズの稼ぎは闇市に流れそうな気がするな。
……まぁ私達で行くのが厳しいだけよ……(目線をそらして)

人は勇者よりも受け入れられる正義をお求めよ。そしてその正義が成功するのを見たいの。恋なり勝利なりで。……そして受け入れられない正義が負けるのが見たいのよ。

女性がパフォーマンスをするのは足を止めて貰えていいわよね。
おひねりも多めに入れてもらえるし(珍しく端ない顔で)

確かに疲れさせるのは効果的ね。……でも寝具が固いと地獄よ……身体が動かすたびに痛いの……。

気が狂ったように闇市の買い漁りをしてた人がいたけど、身を崩さないようにしたいわね……。……(乙女のパンツってどういうことかしら。)ボソッ
ふふ。シェンシーさんはさすがに14の子供を持つと思われるには早いですね。(くすりと)

…皆様のいらっしゃった世界はわかりませんが、こちらの世界では何かしらの不安は誰でも持っています。英雄譚が望まれるのは、ある意味神頼みに近い願いなのかもしれません。それに、助けてくれるかわからない神様より、英雄様の方が、お願いしやすいですからね。
…そうですね。単純に勇者はわかりやすい偶像に過ぎないのでしょう。人は物語に憧れを投影し、共感したいのだと思います。それが近しい正義の成功か、敵対者の失敗か、あるいはその両方か。…皆様もあるいは、彼らにとっての娯楽となっているかもしれませんね。

…パフォーマンスの妨げにならないようになのか、まるで見えない壁があるように、私と彼らの間には空間が自然に生じます。距離があれば、さほど落ち着かないこともありません。
加えて、それだけ人の目がある場所で良くないことを働こうとする者もまた、居ないというわけです。ある意味、どこよりも安全な場所かもしれません。

…力尽きて眠るのは気絶と同様のようにも思います。それで良いものかと聞かれると、半々ですね。私も医学には詳しくないので、全く解法は思いつかないのですが…そもそも人はなぜ不眠になるのでしょうね。

時々商人の命の安全を疑うようなものも取り扱っているみたいです。まさに闇市ですね。しかしどこで仕入れてきたのやら。
そりゃそう……うん?14の子供?(面々をじっと見て)……ルミリア、あんたか?

広義でいう悪だな。ああ、それが役目だから、間違いない。そうして人を追い詰めていずれ喰い尽くす。力のないやつは安息を求めて何かに縋るってわけだ。何、きっとこっちの世界でも変わりはしなかったんだろうさ。
願望、か。ヒトの最終的な勝利を信じて疑わないと。侮れないものと理解しているが……
イレギュラーズが、ね。ヒトの味方にとってはある意味都合がいいだろうが、そうでないやつは……どんな顔をするんだろうな?

その方がよく見えるから、だろうか。それらの妨げはどんなものであれ、無粋でしかないものだな。違いない。よほど神経が太いか、単なる馬鹿か。上手く出来ているな。
……女であるのも得であり損であり。バランスは取れている、というわけか。

せめて藁は敷いておくべきだな。休息が不十分じゃヒトは基本、死ぬ。
……どうでもいいようで案外面倒な話だ。ヒトにはあまり詳しくはないが……眠れないわけ、だけでいえば恐怖然り……要するに、休息を求める以上に眠りを妨げる何らかの心理的な要因でもありそうだが。それこそどうしていいか分からないな。

なんなら、体をいじくり回して体格なんかを変えてしまうような飲み物もあったな。
冥死なんとか……ミルク、だったか?まるで毒薬みたいな色合いだった。
……旅人御用達の道具に、よく分からない下着なんかもな。
出処も何も一切分からないからこそ文字通りの闇市、なんだろう……多分。
ちょっと待って……14?(ルミリアを見て)……一応私36だから親に見られないかしら。

どこも変わらないのね。……味方じゃないなら、避けるか押し通るか懐柔するかでしょうね。他に手段あったかしら。

こっちじゃちゃんとパフォーマンスした訳じゃないけど、ちゃんとマナーが良いのね。なら安心してできそうね。
女で得である部分で生きていくのが一番楽なのよね。結局。

不眠の原因って色々ありそうよね。周りの環境で大きく変わってしまうと思うわ。

ホント闇市は出処分からないし何でもあるわよね……。
…?(首を少しかしげて見せ)
はい。私は14の子供ですが…なんです?その反応は?

ふふっ…そういうお話でお金を頂いているのですから、私自身も悪魔かもしれませんね。
…確かに時々、特異運命座標に割り当てられる依頼の中には、言うなれば悪事と呼べるようなものもあると伺ったりします。私たちは全体としては、人々にはどのように映るのでしょうね。

…経験上、1人である時以上に危険なことはありませんからね。私自身は、誰のことも気にせずに、1人でゆったりとしていたいんですけれど…1人でぼんやりしているのは不意をつかれてもしかたがないですし……(小さくため息)昔は2人旅でしたから、その頃は気楽だったんですけれど。
…女性も男性も、性で得意不得意があるならば、それを活かして生きるのが一番ですよね。

不眠は言い換えれば不休ですよね。…私は疲れちゃうと起きていられないので、不安であっても不眠にはならないのでしょう。そう考えると体質もあるのかもしれませんね。
…私の思いつくのは子守唄か…その辺りなのですけれど…本当は原因を解消するのが一番良いのでしょうね。
はあ……いや。見かけで判断するのは良くないことだが……子供の割に、随分と落ち着いているな。人の子はもう少し煩いものだと思っていた。
親というには……(見比べ)似ていないな。それに、まだ若い方じゃないか。

味方じゃないなら大抵は敵か、そうじゃないか。……衝突がないならそれまでだろうが、結局は押し通ることが多いだろうさ。
そうだとしたら、随分と白い悪魔もいる。さあ、望みを叶えてもらうやつには都合の良い存在、そうでなければ目の上の瘤、或いは得体の知れない異物……かもな。
おれたち個々が当たる事は違っても、一つの群れとしてみたらきっとこの上なく異端だろうさ。どうとでも映り得る、が一番近いのかもな。

自分の領域を作らなきゃ、それはどこでも厳しいな。寝首を掻こうとするやつは少なくない。……徒党を組むのは確実かつ実行しやすい手段だ。
多くのことに言えるだろうけど、自分の強みを活かすのが勝手が良いわけか。

環境……休まなきゃ体が保たずに死ぬようなところなら、あるいは矯正が利くのかもしれないが。けどこれじゃ過酷過ぎるな。……睡眠矯正なんて依頼が来ないことを祈る。案外難題だ。

……そう、温泉というもの、試しに行ってみたけど。アレは……拷問じみた熱さだった。効能を確かめる以前に……駄目だ、意識が飛びそうになった。(額に手を当て)
……成人してると思ってたわ……。その、振る舞いがね。
似てないのはこの際、目を瞑っての話よ。……私、若いかしらね?だいぶ老いてきた感じはするわよ。朝なかなかすっと起きられないとか。

強みを活かして楽にできるところが、頑張ったら結果が出るところよ。
私の場合は魔法だったわね。マジックとかも後から分かったけど。

全くね……>睡眠矯正は難題

温泉ってそんなに熱かったかしら……?ああ、でも熱いところはそうかしら。
えっ…成人…?!それは……人生5割増しで生きていることになりますよ…?(流石に驚きを隠せなくなる)…同世代をあまり知らないので、私自身は比較対象が居ないのですけど…
ふふ、そうですね。ペタルダさんは、14の子供が居るにしては若くも見えるかも、です。

…旅の便利屋、というのが一番しっくり来そうですね。必要なときだけ関わって、力を借りて、報酬を与える。用がなければ関わる必要もありませんし、興味がないとは言わないでしょうけれど。

残念な話ですが、そういう、危険と隣り合わせであるからこそ、こちらにも生きる糧を得る手段があるんですよね。…自分の領域ですか……定住の拠点を持たない身としては簡単ではありませんね。宿を取って、部屋で…というのも、やっぱり味気ないですし。
…深緑に行ってみたいのですよね。大自然の中なら、宿からの景色だけでも、十分楽しめそうなので。あ、海洋も楽しみです。運命特異座標となったとき、最初の依頼で一度行ったきりでしたが、陽の光と風がとても気持ちよかったものです。

子守唄……安心させるという意味では良いのでしょうけれど、見ず知らずの者に身体を預けて眠れるとも思えませんね。特に、元より不安で眠れないのであればなおのことです。精神論はあまり好ましくはないのですが、それでもこれ以上のことはできそうにありません。

あ、ああ…最初は驚きますよね。あの、熱さ。我慢して慣れれば、良さがわかるようになるはず……なのですけれど。しばらく浸かった後の表現し難い幸福感はとても好ましいものです。
自力で生きる術を得ているなら、そう間違いでもない気はするけれど。人と同様の数え方なら、おれも大体14になる……見知った範囲なら、ルミリアが一番落ち着きがあったな。
そうなのか?人は40だろうと50だろうと、衰える気配もないやつがいる、と話に聞いたことがあった。イレギュラーズなんて役割に巻き込まれたら、そう衰えたとも言ってられないだろうさ。

便利屋……ああ、確かにそうかもな。あちらは案件を片付けるためにおれたちを使い、おれたちは各々求めるもののためにそれに乗る。割り切った関係、ってやつか。

安穏とした環境で生きるサイクルを作り出せれば楽だろうが、そんなもの略奪されない道理がないからな。結局は、危険を承知で勝ち取れるやつが生き残る。……人が寄り付かないところに定着してしまう手もあるけど、これは好みの問題か。
海洋といえば、最近はそっちからの依頼をよく見るようになったな。幻想内が一旦落ち着いたから、なんだろうが。海には多少興味があるな。
得意分野というものは、大事にすべきだな。磨き上げた一つがあれば、そう簡単には負けないし、自身の証明にもなる。

……苦手なんだ。酷暑というやつも、熱湯なんかもな。秒で限界を感じた。確かに、良いと言われる理由も理解出来ないではないけれど……先にそれどころじゃなくなるな。おれには冷水の方が合っているかもしれない。……ああ、そういえば。海洋の方で何か催しがある、と話を聞いたな。
身体が機械になってても衰えは来るわよ……覚悟しておきなさい……。
あ、生体部品が古くなってきたのはあるかもしれないわね。……こっちで直せるかしら。

熱いよりも冷たいほうが良いのは分からないでもないわ。ただ私は温泉のほうが好きかしらね。
水着コンテスト・浴衣コンテスト……どこの世界も美貌を競うコンテストはあるのね。
……立ち居振る舞いを改めるべきでしょうか。少々悩みますね、子供で見られることも得であることは多いですし…別段、大人に見られたからといって得があったわけでも…なかったですし。
…え?シェンシーさんも14…?…本当ですか?…てっきり、20歳前後かとばかり。大人っぽい…ですし……何を食べたら、同じ14年でそうなるのでしょう…?
…老いを考えると旅も長くはできませんね。悲しい話ですが、生き物である以上仕方ありません。身体の自由が効くうちに、できる限りもっと広く世界を回ってみないと。…ペタルダさんのパーツの技術はわかりませんが、練達辺りなら、代用の技術もあるやもしれませんね。

こちらは依頼を選べばいいだけですし、余計なこと考えずに済むのですから、これ以上に気楽な関係もありませんね。運命特異座標はこれでよいのでしょうね。

…旅ができなくなれば演奏で生活費を得るのは難しくなるでしょうし、老後のことも考えておかないといけなさそうです。その、安穏としたサイクルを得る方法も、維持をする方法も、身体が動くうちに見つけておかないといけませんね。

海洋はやはり、居心地の良い場所ですね。幻想も街から離れた集落はなかなか好ましい場所もあったのですが、やはり足元すぐ下に広がる巨大な水の塊には高揚します。残念ながら私自身は自由に泳げる種ではありませんでしたから、思う存分海の中の探索、というわけにはいかないのですけれどね。

苦手でしたか。残念です。冷水……野宿になると、どうしても冷水でしか身を清められないのですが、私はそちらが苦手ですね。あまり身体も丈夫ではないみたいで、風邪を引いてしまったりもします。もちろん、しっかり身体を暖めて眠れば問題はないですけどね。
…水着に浴衣…全く縁のない衣服でしたが、これを機に、ということですね。何かしら用意してみたりするつもりです。
ああ、程々に警戒しておくさ。そう簡単に衰えてもらっちゃ、役立たずの体にも程がある。確かあそこは、そういうパーツとやらで全てが構成された人形、のようなものも作っているんだったか?詳しくはないが、人の体一つなら容易にいじくり回してしまいそうだな。
……別に歳を偽る趣味はない。というよりルミリア……あんたがそれを言うか。おれはそっくりそのまま同じことを返したいんだが。……まあ、なんだ。甘味というやつを不自由なく食べれるような育ち方をしていたら、もっと幼稚だったかもな。

異界の面倒をわざわざ背負うのは余程の物好きくらいだろうさ。好きにやっていれば世界は見事救われる、と。随分と虫のいい話だが。

気の長い話だ。数十年の単位じゃ何が変わってもおかしくないものだ。それこそ、いつ生きていつ死ぬかも。それこそ、全世界を統べれば約束されるのかもしれないけれど。

以前、水底を歩ける道具というものを試したな。泳ぐ、とはまた違うだろうが……探索、という点ではあれは十分だった。もっとも貴族の所有するものだから、そう使える機会もないんだろうけれど。

体質だろう、きっと。人であるなら、温かいモノに触れている方が正しいんだろうさ。……ボロ布に擦り切れた毛布なんかで慣れなきゃ、大多数の人は辛いものだな。水着に浴衣、どちらも聞き慣れないものだな。水着とやらは随分と肌の守りが甘いし、浴衣とやらは随分と動きづらそうだが……着飾って見せ合うもの、か。……熱に対しての対策になるなら、興味はあるが。
…案外、自分で思っている自分のイメージと、他者の見るイメージってココまで異なるんですね。私は子供のくせにって、いつも言われてましたし、そんな大人のように振る舞ったつもりもなかったのですけれど。……まさか成人とは。

私にとっては生まれ育った世界、ですが、それにしても、あまり世界を背負うなんて実感も湧きませんし、しようとも思わないですね。
…そうですね…手の届く範囲、限られた個を救うなら、できる限りはしたいとも思います。ですが釣り合わない危険に身を投じようとは思いませし、世界よりも他人よりも、私は私自身が最も大切です。

できることなら、長く長く、今の生活を続けたいですから、気の長い話であることを願います。世界の全てを旅するのであれば、統べるというのもありなのかもしれませんね。(冗談めかして)

…水底を歩ける…それは、非常に羨ましいお話です。泳ぐことはできても、それは海のほんの表層から、見える範囲を見ているだけ。それでも安全に行えるだけ贅沢なのですが、思う存分に歩くことができると知ってしまうと、少々物足りなくなりますね。次の機会があると嬉しいです。

水着自体は、濡れると重くなる衣服と違い、濡れても重くならず、水中での行動を妨げない目的もあるみたいです。それこそ、全身を覆うようなタイプもあるとか。
浴衣は着用も含め、かなり難しい印象がありますね。新鮮味のある可愛らしい装いだと思いますが、私はこういう衣服は、翼と干渉してしまうもので、頭を悩ませます。
仮にどれだけ近い種だろうと、自分の分身でもなければ少なからず思うことは異なるもの、だな。子供のくせに……そう言われたことがあんたにとってどうだったか。多少なりとも不愉快だったのなら、無意識にそうならない振る舞いをしている、のかもな。所詮傍から見た言葉だから、何の意味もないけれど。

そう考えるのは、余程の馬鹿か文字通りの英雄、あるいはそんな飛躍した発想が出来るのが英雄になるのか。そう考えるような奴も大半は消えていく。
なるほど、小さな英雄だな。小規模だろうとそう考え、そう動いて、成せるなら。そうして強く在れる奴がより称賛されればいい。……無謀に自己犠牲は下らないものだな。自分が消えれば世界も何も無意味でしかない。自分が最も大切、同感だ。

ま、管理となると旅からはかけ離れたものになってしまうさ。上の目が光っていなければ、いくらでも暴れようがある。……世界を救う、という今の案件。数ヶ月で終わるものでもないだろうし、今の環境で言えば、それなりに長くは持ちそうだ。これより悪くなるなら、どちらにせよ旅どころじゃなくなるだろうから。

ああ。深かったな、縦に体がいくつ並ぶか……魚をはじめ、海に生きるモノは逆にあっちの世界を好きなだけ見れるわけだ。どちらでも生活できる人種や、海に降りれる道具もあるんだが……地に足をつけている種の方が、得をしているな。海の国からの依頼も以前に増して増えている、海底に足をつけて戦うこともあるかもしれないな。

ふむ……水場での行動にうってつけだな、それは。ちょうどいい、一つ見繕ってみるのも悪くなさそうだ。動きやすそうなのもいい。
情報屋がそれらしいものを着ているのを見かけたが、特に翼に影響はなさそうだったな。……どういうからくりで着こなしているんだか。ああいうのを華がある、と言うんだったか、かなり派手だったな。かなり動きづらそうにも見えたけれど。
…まあ、嫌ではありませんでしたけど。気遣うような、そんな声音でしたから。…でも、そうですね。大人であるように見られるよう振る舞っているのは、そのとおりかもしれません。早く大人になりたかったですから。今となってはどうでもよいことですけど。

小さな英雄……そうですね。そう思っている方も、もしかしたら居るかもしれませんね。あるいは、人殺し、なんてことも…どこかでは思われているのかも。ま、そんなことはどちらでもいいんですけれどね。

良くて視察、悪ければ監視。…そんな重い責任を背負う覚悟なんてありませんね。旅は気軽に、統べることもなく、管理されることもなく、私自身の思うがままに。
今の状況がより悪化してしまうことは確かに懸念ですね。世界を救う、これは気乗りしない責任ですが、残念なことに私自身とも利害は一致しています。とはいえ、やっていることと言えば行きたいところへの依頼を取り、生活の糧を得る、だけですが。

はぁ…行けない世界だと思うと、余計に焦がれるものですね。私は空にも世界はあるのですけれど、海だって気になります。…依頼である以上、楽しみだと言ってしまうと悪いことかもしれませんが、海底へ行く機会、期待せずには居られません。

…あ、あまり激しい動きをされると、隠しきれなくなってしまうかもなので、ご注意を。
…彼女の服を見てみることでヒントを得られるやもしれませんね。次依頼であったときには見てみることにします。
そうだな、『子供』で良いコトはあまりない。子供扱いってやつは煩わしくて堪らない。……仮に過剰な庇護だとしても息苦しそうだ。もっとも、一人の旅人になってしまえばそれも関係ないか。

利益か不利益、どちらかの立場で見方なんて簡単に変わってしまうな。結果的に不利益を被った奴からすれば、いくらでも邪魔な存在として認識されるさ。数多の魔物を狩れば人の英雄、魔物の仇敵……同族だろうと潰し合いは当然のように起こるんだが。少なくとも、敵も味方も一定はいるはずさ、多分な。

そういうのは似合うやつの仕事だな。流れ者には王族様に頑張れ、とエールでも送ってるくらいが性に合ってる。
まったく酷い話だ。勝手に喚ばれてる身でも、自殺願望者以外は手を貸さざるを得ない。英雄稼業を要求されないだけましだけど。やってることは、話に聞く『冒険者』の活動に近いな。

根っからの旅人だな。あんた、可能なら世界の隅から隅まで、空の果てから地の底まで踏破しそうだ。……海は絶望の青とかいう危険地帯とその先があるといわれてるが、空はおれたちが喚ばれたあの神殿以外はさっぱりだな。大陸一つから行動範囲が広がれば話は変わってくるのかもしれないけど。

うん?……ああ。流石に人の常識は問題ない。ま、気にする割に際どい衣類がしっかり開発されてるのは不思議だが。……そもそもどこを探してももう売り切れ、となっていたけれど。今年は外れ、というわけだ。(肩をすくめ)
柄のついたでかい布を纏ってるように見えて、よく知る衣類とはそもそも出来が違っているようで。ああいうものを作り上げるのは大したものだな。


……サーカスも片付いて落ち着いた。そろそろ場所を変えるか。次は……海洋のどこかにでも。さ、そっちはどうする?(袋を担ぎ、小さな荷車に手をかけ)
(これ以降は次のスレッドで)

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