PandoraPartyProject

ギルドスレッド

惑いの花酒亭

【酒場/RP-4】

夏も過ぎ、和らぐ暑さに微かな秋の気配を感じる。
海洋で聊か賑やかな夏の一時を堪能し、久しぶりの酒場カウンター。

ちょっと複雑な顔をした黒豹がハーブ香るムニエルを食べていた。
その他にも山盛りのフライなどがカウンターに置かれている。
なんでも、海洋に行った折に珍しい魚を仕入れたのだとか。

ずいぶん大きな魚で鮮度もすぐ落ちてしまうらしい。
今夜はサービスだと温和に海種のマスターは微笑む。
ところで、なんという魚だろうと問いを投げれば心底釈然としない顔の黒豹が口を開いた。

「マンボウよ」

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おや、徐々に秋風吹きすさぶ季節になれどここは変わらぬ面々で。
お邪魔しますよ。

(わずかに開いた扉の隙間から、身を滑り込ませながら)

ふぅ、防寒着が必要な季節は体が重くなって不便ですね。
これからの季節、フードが邪魔で視界も悪くなる一方です。
ええと、ホットワインをいただけます?
マスターを怒らせると怖いわよォ。
ほんとにここで解体ショーとかやりかねないから。

(もちろん小動物とかそういうレベルじゃないのは確かだろう)

鹿、いいわねぇ。毛皮もキレイだし、立派な角もあれば良い値で売れるわ。
今度ローレットで依頼を探すのも有りねぇ、食べたくなっちゃった。

(さく、とフライにフォークを突き立てる。
 未だ香ばしいそれを齧りながら肩を竦めて)

サーカスの一件もあるはずなんだけど…虫にはそれもお構いなしみたいね。
なんにせよお仕事があることに文句はないし、良いんだけど。

(不意にピンと女の耳が立つ、金目が扉を見遣ればふわふわとした雪消色)

あら、レモラじゃない。ふふ、きぐるみパジャマならいつでも貸し出し可能よ。
でも防寒着が必要なのは事実よねぇ…私、新調し忘れちゃったわ。

(マスターがカウンター向こうで小鍋にワインを注ぎ始める。
 オレンジにシナモン、アニスやクローブ。
 砂糖と蜂蜜はどちらがお好み?と問いが返ってくるだろう)
お、レモラじゃねぇか、久しぶりだな、
まあ、暑いのも寒いのも程々がいいがよ、
やはり海種は寒暖の感じ方が激しいのかね。

魚釣りならともかく、流石に狩りの経験はなかったからよ、
全員で苦労していたぜ。
…もっとも、草原やら森やらに獣や魔獣がいるから狩ってこい、
な依頼だったから、本来の狩りとは違うだろうがよ。

腕試し、ねぇ。随分と余裕のある遊び方してんだな。
それだけ自信があるのか、舐められてんのかね。
(琥珀色の液体を口に含んで、香りを楽しむ。)
(一体何を解体するショーが始まるのか、
 聞いてはいけない気がしたので黙っておく事にした)

――やぁレモラ、久しぶりだ。
最近段々と風が冷たくなってきたからな、そろそろコートの準備も要る頃合か。
フードの代わりに耳当てなんかは……使いづらいかな。

(ヒレ耳に視線をやって中々に難儀だと苦笑し、こちらもフライをサクリと食む)

狩りと言えば、妙な獣がよく出るって話も聞くようになったか。
流石に食べたら腹を壊しそうなのばっかりだったけれど。
普通の狩りの手伝いなら私も行ってみたいよ、猪でも鹿でも。

何、腕試しというのはただの印象だ。
亘理の言うように、幻想でばかり起きてるからな。
……砂蠍は、やはり単に狙いやすいから幻想なんだろうよ。
鉄帝は冬が厳しすぎるし、天義は死にに行くようなものだろうし、海洋は海が面倒。
まぁ、舐められてはいるだろうな。
もう。着ぐるみは当分ご遠慮申し上げますわ。
それとお久しぶりでございます。
皆様もなおご健勝のようで何よりです。

ええと、オレンジ多目で。
他は……それらにジンジャーを少々加えて頂けると。
蜂蜜の方が嬉しいですね。
(席に飛び乗れば、思いのままの注文を)

ええ、暑さにも寒さにも弱いもので。
海種というよりは私がか弱いだけかもしれませんけれど。
耳当ては難しいですけれど、耳まで包める毛糸の帽子は暖かくて好きですね。


それで、幻想を取り巻く世相のお話ですか?
しばし暇をもらったところ、世の流れを見送り過ぎたようで。
(注文に頷き、女店主の繊手がホットワインに蜂蜜を垂らした。
 スパイスにジンジャー、オレンジと蜂蜜。
 熱くて甘いそれをカップに注ぎそっとそれを手渡すだろう)

そういえば一夏いなかったものね、レモラは。
こっちは色々あったのよ、変に凶暴化した動物の異常繁殖とか…。
海洋では魔種の噂、幻想に集る妙にお膳立てのされた虫とか色々。
ほんと、冬前に随分賑やかよね。収穫祭までに決着つくのかしら。

(指折り数えては溜息を零す。
 腕試し、にはくつくつと咽喉を震わせて笑った)

だってあの王様が治める国よ?穴だらけに決まってるじゃなぁい。
それでもローレットがあるとわかった上で仕掛けてくるんだから相当自信があるんでしょうね、砂蠍の親玉さん。
一度会ってみたいわ、どんな悪ぅい顔をした男なのかしら。
(マグロの解体ショーならすげえな、と思いつつ、考えるのを止めた。)

ふむ、毛糸か。なんにせよ、冷えは万病の元とも言うしよ。
寒い時はちゃんと防寒しなけりゃダメだぜ。
…まあ流石に、冬の海洋の、海の中なんていやぁ、
どうあがいても無理だろうがよ。
(冬は海が荒れるから、寒い中サーフィンしに行く奴等もいたが、と酒を飲む。)

まあ、王様が穴もそうだが、国として成り立ってねえからな。
鉄帝にみたいに力こそパワーで成立してりゃまだいいんだろうがな。
リノはさらっと練達を外したが、あそこにあるもんは価値が分からない事が多いからか。
家で着るだけなら、着ぐるみでも良いと思うんだけどな。
私は一着欲しいと思ったし。
(実際温かそうだったあの姿をぼんやりと思い出し)

サーカスの時は、海洋でのフェスティバルの前に何とか終わったんだっけ。
けど収穫祭ってもうすぐだろう?
流石に厳しいだろうな……せめて年末までには、とは思うけれど。

(こちらも今年の残り時間を指折り数える。
 勿論「然程ない」という結果が変わる事はなかったが)

練達って下手に手を出したら痛い目見そうなイメージないか?
旅人の国だから常識が通用しない事もあるし、
冗談みたいな兵器が出てきても驚かないよ。
あと町ひとつをドームが覆ってたりするだろう? あれ砦っぽく見えるんだよな。

……そう言えば砂蠍の親玉がどんな奴か聞かないな。
本人を知る者が少ないのかもしれないが。
やっぱり蠍って言うくらいだし、蠍の尾か鋏があったりして。
はい、ありがとうございますマスター。
ご無沙汰で。ええ、里帰りというほどのものではありませんが、少々。
(立ち昇る香りを鼻腔に満たし、暮れた空を思わせる水面に吐息を吹きかけながら)

おやおや、かように大盛況とは。
働き口に事欠かないのは素晴らしいことですけれど、
冬もこの調子だと緊急の外出が増えそうで気が滅入ります。

そうですねえ、ただ海の中のほうが温かいこともあるのですよ。
一番の原因は肌に吹き付ける風ですから。
最も、水温自体が冷たいことは事実ですので、備えは必要ですけれど。

(王様評を聞きながら、体が内側から温まる感覚に頬を緩めて)
家であんなのを着たら猫が寄ってくるでしょう。
不許可です、不許可。
あら、ラダも欲しい?じゃあ4人分用意しましょうか。
今年の冬は暖かく過ごせるわよ、レモラのところの猫ちゃんもね。

(猫たんぽになるから良いじゃない、と。
 今度は全員巻き込む気でいるらしい)

年末までかかるとなると…本格的に寒い中動くことになりそうね。
まぁ、海中なら0度以下にはならなさそうだけど…。
それでも海に潜っていられない身からすればやっぱり海洋は寒そうだわ。
仕事、選ぶ時は注意しないと。

(漂うあたたかな酒の匂いにスンと鼻を鳴らす。
 私にもホットウイスキーを、と釣られたように注文した)

正直練達って何となく苦手なのよね、変で不思議なものが多いし。
あそこのマッドハッタ―さん、顔が可愛くて良いんだけど。
……蠍の尾やハサミつきなんて見た目、すごく目立ちそうだわ。
やぁん、ちょっと想像したら面白くなっちゃった。
…おい待て、なぜ四人分と言った?マスターを含めて四人だよな?
…オレの分だとしたら、勘弁だぜ。
(流石に、苦々しい表情を隠せない。)

まあ、冬の海でも元気に泳ぐ奴もいるだろうがよ、
流石に俺は勘弁だがな。
寒いのも暑いのもそれなりに得意だが、冬の海の寒さは厳しいからな。

練達は想像がつかないからな。
ひなにんぎょうやらなにやらが大砲揃えて来てたりしたなぁ…。
まったく、人間の想像力は恐ろしいな。
(4人。その言葉にこちらもハテと首を傾げた。
 普通ならマスターを含め女性陣4名の事であったろう。発言者が彼女でなければ)

とりあえず、亘理にペンギンは似合わないと思うな。熊とかじゃないか?
レモラもこの間のと違ってサメとか、あと虎とかなら猫にも示しがつくのでは。

(冗談交じりではあるが、少しばかりの本気が滲む声音で)

なるほど、海から上がった時が寒いのか。
蠍が海洋に向かわなかった理由も分かるというものだ。
……私も冬場の海洋の仕事は選ぶようにしよう。
うっかり海へ落下したら、夏場以上に目も当てられない。

蠍の親玉なのだし、目立つ容姿なら出てきた時すぐ分かって便利なんだけれど。
――他人事みたいに言ってるけれど、亘理だって旅人だろう。
ビックリドッキリ旅人常識がまず飛び出さないから、普段気にも留めてないけれど。
というか、亘理のところにもHINAってあったのか。
大砲を持たないなら白兵戦してくるのか?
四人。(しみじみと言葉の意味を噛み締めながら)

猫に示しをつけたいわけでは……つけたくもある気がしますけれど、
虎になるよりかは鯱がいいですねえ。

ほら、私は前回堪能しましたし、皆さんにお譲りしますよ。
ワタリも熊なら違和感がないような。ワニとかもどうですか?
リノは肉食獣として、ラダは何が似合いますかね……
(他人事ならばと声色を弾ませながら)
だってマスターは持ってるもの、キツネのやつ。
だから4人分、よ。

(にぃっこり、とてもとても楽しげに笑った。
 目には肉食獣らしい色が滲む)

だってぇ、この冬は寒いらしいわよ?
同じ酒場の飲み仲間が風邪なんて引いたら私悲しいし寂しいし…。
私の精いっぱいの気遣いなの。

(くすん、とわざとらしく泣き真似を挟む。
 その唇は弧を描いたままであるが)

ラダは羊なんてどうかしら?もふもふふわふわできっと可愛いわ。
レモラは鯱が良いって自己申告あったし、ヨシヒロはー…やっぱりクマさんかしらねぇ。
歌にもあるじゃない、優しい紳士的なクマさんの歌。

(自身が肉食獣確定なのは否定しない。事実であるし)

え、白兵戦仕掛けてくるHINAってなんなの?
というか何その話面白そう。
なんだよ、お前さんら。みんな揃って俺のイメージは熊か?
…熊やらゴリラやら、否定はしねぇけどよ、流石に着ぐるみは勘弁だ。
(苦笑いしながらグラスを空ける。マスターも持ってんのか、と考えながら)
リノ、それは少女に立ち去れと言ったのに追いかけてくる奴の事か?

ま、冬の海なんか堪能したら、風邪ひくのは当然だな。
海洋生まれのレモラも駄目なら、丘育ちの俺たちはもっと駄目だな。
…砂蠍もそうなのかね。

俺は常識人だぜ、ラダ。少なくともあそこの連中よりはな。
元々は桃の節句って言ってな、女の子の健やかな成長を願って
雛人形という人形を飾り付けるんだが…どうねじ曲がって伝わったのか、
練達の奴等、大砲やら機関銃やら取り付けた雛飾りを川に流しやがった。
…だから雛飾りはただの人形だ、暴れたりしねぇよ。
猫を飼った事はないけれど、やっぱり上下関係は大事なんじゃないか?

ともあれ、亘理は体格いいし全体的に黒っぽいし熊のイメージだな。
リノは元が猫科だし狼とか、普段と違った感じになるんじゃないかな。
あるいは思い切って鷹なんかの鳥類とか。
……あれ、私だけ草食動物か。

(妙なプレッシャーを感じるような、感じないような。
 自身を誤魔化すように水を一口ばかり)

砂蠍だって砂漠の人間なわけだし、海洋には海賊もいるんだろう?
地の利は地元民にあるわけだし、下手は博打は打たないと思うな。

今年の春頃に、練達から川沿いに流れてくる
妙な人形を迎撃しろって仕事があったんだよ。それがHINA。
鉄帝もビックリの重武装戦略兵器群で、結局100人以上で戦ったんだっけ?
元々そうじゃない、というのはちょっと驚きの真実だな……
来年の春もまた来たりするんだろうか。
鮫と猫なら鮫が上なのは自明の理。
わざわざ示すことはございません。
ラダもどうですか、一匹?
私、なぜか闇市に行くたびに猫が後を付いてきて困ってますの。

(耳ヒレを広げ、鯱ぐるみを思い眉をひそめながら)

おや、常識人より健気な祈りのお話が。
人形にそんな意味を持たせて飾るとは、
なかなかどうして風情があるじゃないですか。

飾るという意味だけ取れば、
別段衣装や化粧に限らず、武装も確かに飾りでしょう。
実用的な祈りでもしたのですかねえ。
レモラって猫に好かれるのねぇ、イイ匂いでもするのかしら。
猫ってスキよ、手触りが良くてあったかいし。

そうそう、そのクマさん。イイじゃない、強そうで。
鳥類も嫌いじゃないけど…着ぐるみにするとちょっと微妙かしらね。
あら、ラダはもともとお馬さんなんだし良いじゃない。カワイイわ。
別に取って食ったりしないわよォ。

(コロコロ笑いながら隣の彼女に寄りかかる。
 届いたホットウイスキーをゆっくり冷ましながら啜った)

やん…やっぱり錬達って変な国じゃない…。
普通のHINAがオンナノコの成長を願うんなら武装したHINAは…戦争勝利祈願?
あのサーカス団退治があった頃合いだし、間違ってはないのかも。
まあ、猫やら犬やら、格を作っているらしいからよ。
…鮫と猫を比べた事はねえから、俺には分からねえが。
(俺のいた世界じゃそもそも比べる対象じゃねえしな、と。)

熊ねぇ。確かに強いし凶暴なイメージだぜ。昔は人間も食い殺された事件もあるしよ。
馬、そういやそうか。熊の足でも馬には勝てねえな。平地なら、だが。

他には武者鎧を飾って男の子の成長を願う端午の節句、なんてのもあるぜ。
子供の成長を願う儀式はいろんなところでありそうだがな。
…武者鎧のロボットが襲ってこなくてよかったかもな。
今後あるかもしれねえがよ、
戦争に勝つ祈りってのも、まあ有りだとは思うが。
鮫が猫より上だったとは、寡聞にして知らなかった。
きっと闇市の猫もボスと見なしてついて来てるんだろう、
あるいは――猫って魚が好きだって話も聞くから、その関係とか?

私、何日も家を空ける事が多いから、飼うのは向いてないと思うぞ。
実家になら大丈夫なんだけれど。その猫が犬平気なら。

(そう言いながらグラスを傾ければとうに空であった。
 マスターへ何か温かい茶をと注文を追加し)

そういえば、熊も存外足が速いんだったか。山なら熊の勝ちかな。
……リノがそれを言うと、少しくらいなら大丈夫と
ひと齧りされそうな気がしてくるんだが。

鎧を飾る子どもの祝い事、とだけ聞くと鉄帝みたいだな。
あれがサーカス退治の戦勝祈願なら、今やるなら海洋か蠍に対してか。
とはいえ春の祭なんだろう? その頃までには片付いてて欲しいよ。
良い匂いがすると言われるのであれば悪い気はしませんが、
なにぶん猫はニャアとしか鳴かぬのです。

私も格言があるかは知りませんが、
実際に戦ったら鮫が勝つと思いますの。
私も勝てます。知恵があるので。

(言葉は饒舌に、頰は杯の中身を映したように)

はて、自分では自分の味はわかりませんからねえ。
……私ももう一杯同じのをもらいましょうか。
あと何か合うおつまみを。

熊は全身が筋肉みたいなものですものねえ。
山中で出会ったらどうしましょう。
川にもズカズカ入ってくるらしいので水中でも安心できないのですよね、こわいこわい。
控える揉め事もこわいこわい。
冬の祭りは何かありませんの?
ふふ、物言う猫なんて探せばそこらに居そうだわ。
それにしても話題が最強の動物決定戦になってきたわね…。
でも正直、この世界だと鮫を食べる猫もいそうなら熊すら蹴り殺す荒馬も居そうなのがまた…。そういえば前に巨大な猫を遊びながら退治する依頼とかあったっけ。

(知恵があっても難しいかもしれないわよ、と揶揄うように笑う。
 マスターの手元で茶の良い香りが立ち上った)

あら、私からすればみんな美味しそうよ?ヨシヒロは少し固そうだけど。
なぁに、齧っていいならひとくち味見させてもらっちゃうわよ。

(かち、と悪戯に歯を噛み合わせて笑った。
 レモラにはホットワインの追加、つまみにはフツーツバターを乗せたカナッペ。
 ラダの紅茶にはショウガとレモンが添えられた)

冬の祭りといえばシャイネン・ナハトとグラオ・クローネじゃない?
どっちもステキなお祭りよ、レモラは経験ない?
まあ、今のこの世界ならば喋る猫もいそうだがよ。
基本的に動物は好きだが、そういうのとはどう接していいか分からねえな。
(俺にも温かい茶をくれないか、とマスターに。)

俺も齧られるのか…。やめとけやめとけ。
筋肉ばかりの俺なんかうまくねぇぞ?
確かにリノが言うと割と本気を感じるからな…。

冬の祭りか…。そう考えると、あれからもう一年経つわけだ。
こちらに来てから、時間がずいぶん早く過ぎた気がするぜ。
魔種やら蠍やら、色んなのがいたが、世界が滅びる気配は分からねぇなぁ。
そういう猫は猫と捉えて良いのやら。

ふふ、ワタリの世界での冬祭りを知りたかったのですけれど。
その二つであれば経験はありますよ。
(頬杖をついて、カナッペを口に運び)

まあ、お祭りをしている間に世界が滅びることもないでしょう。
開かれるうちは楽しむのがお得ですわ。
いいな、この時期に大きい猫は暖かそうで。
――しゃべる猫というか、獣種なら姿が猫の者はいるだろうな。
その場合は、むしろ喋ってくれないと猫と判別がつかないけれど。

(礼と共に受け取ると、こちらも早速一口飲んでほぅと息を吐いた)

さて、一体どこを齧られるのやら。
どこを齧られても困りそうだから勘弁して欲しいところだが……
いや歯ごたえのある肉がいいなら、筋肉ばかりも歓迎だとか言われそうだぞ。
亘理ほどじゃないにせよ、私の肉もそっち系統だろうし。
レモラが一番柔らかそうか?

亘理のいた所じゃ新年のお祝いだったり冬の雪祭りだったりなかったか?
天義みたいに宗教宗教してるんじゃない、楽しいやつ。
まぁ大きな猫なんて種類問わなきゃ色々居るものね、虎とかライオンとか。
やっぱり愛玩するモノは喋らない方が都合良いのよね、結局。

(亘理にも同じ茶が差し出される。
 ふわふわと香るジンジャーにちいさくくしゃみをして)

そうねぇ、やっぱり柔らかくて淡泊そうな味してそうなのってレモラよね。
ラダは赤身が強くて、けどあっさりしてそう。一番味が濃くて硬そうなのはヨシヒロね。
私、どういうお肉でも大体美味しく頂けるわ。

(冗談だけど、と笑っているくせわざとらしく舌なめずりをしてみせる。
 各々の反応を楽しんでいるようだった)

あら、ごめんなさい。確かにこっちに居るのに未経験だなんてないわね。
ヨシヒロのところでも似たようなお祝いをしてるって聞いたことがあるけど…。
どこの世界でも一年の節目とかって大事なものなのね。
俺はとことん獣肉って評価かよ。まあ、いいが。
それで言うと、レモラは淡白な白身魚、って感じか?
…サメも種類によっては結構うまいらしいな。
(温かい茶を受け取り、ずず、と啜る。)

ふむ、冬の祭りか。シャイネンナハトとグラオクローネに似た奴なら
クリスマスとバレンタインデーかね。
どちらも本来は宗教的なもんのはずだが、
俺のいた国じゃ、楽しきゃいいのイベントになってるな。
他は新年一日目の元旦、あとは節分もあるか。
節分も本来厄を祓うイベントなんだが、
俺の国では(以下略
私も歯ごたえがあるのも柔らかいのも、どっちも好きだが
リノは塩胡椒でもあれば何でも食べてしまいそうだな…

へぇ、鮫って美味しいのか。意外だ。
なんと言うか、癖が強そうなイメージがあったよ。
なら来年はマンボウではなく鮫でも狙ってみるか?
波打ち際で捕れるかも、どんな風に調理したらいいかも分からないけれど。

(とはいえこの場には海種が2名。反応が気になりチラリと顔色を見やった)

ニホンって宗教あんまり気にしない国なんだな。
私としては好印象だけれど……しかし、意外と冬の祭も多い。
何だそのセツブンって。厄払いなら御守でも作るのか?
まあ、鮫は強いのみでなく美味しいとはなんとも二物を与えられた気分で。
(人気者は困りますねえと、マスターに微笑み)

ふむ、良いのではないですか? 海もまた弱きは食われますし、私も魚は好きですよ。
……逆に食われる可能性もありますし? そういう意味では平等です。
白身魚なら、私は溶かしたバターでソテーにして欲しいですね。レモンも添えてください。
(カップを掲げれば、ご機嫌そうにウインクを)

楽しければ良いというのはわかりやすくて良いですねえ。
なかなか愉快な方々が住んでいたのですね、ワタリのところは。
厄払いですし、いっそ盛大に何か燃やすのではなくて?
厄とて焼けば灰になりましょう。
(笑みを向けられたマスターもころころと鈴を転がすように笑った。
 鮫2名、食えない笑みである)
あら、まるで私が食べ物に見境がない女みたいじゃない。
失礼ねぇ、グルメと言ってちょうだい。
(少し唇を尖らせて)

浜までヒトを食べにくる鮫とか居るでしょうしねぇ。
食材が向こうからきてくれるなら便利だけど…ナマコみたいなのはイヤだわ。
とりあえずまた来年の夏はマスターにあの浜を予約してもらった方が良さそうね。
(折角ならまた綺麗なものを拾いたいけど、と何かを思い出すように遠い目をして)

万物を崇めてるんだか軽んじてるんだかわからない民族ね…。
あちこちの宗教の楽しい部分だけをチョイスしてるあたり陽気な国家だわ。
そういえば炎は神聖なものとして扱う宗教も多いし…有りといえば有り?
あと楽しいことをしてると厄って逃げると聞いたことがあるし、そう考えるとお祭り騒ぎが好きなのも納得できそうだわ。
浜まで人を襲いに来る鮫ってぇと、昔見た映画を思い出すな…。
人喰い鮫が次々と人を襲っていくやつだ。
それすら食い物にしようっていう、人間の食欲はすげえもんだな。

元々多神教の国だからな、日本は。
自然や物にも神様がいるって思いこんでるから、色んな神様に寛容なんだろ。
…そして商業主義でもあるから、面白くて売れりゃあいいという考えでもあるな。
ちなみに節分は、鬼を払うという豆を投げて、厄を家の外に追い出す、という儀式だ。
魔を滅する、に言葉の意味をかけて、まめ、な。
いやだってリノ、肉好きだろう? 大体なんでも美味しく食べそうで。
――しかし、食べても美味しいって褒め言葉にあたるのだろうか。

(笑う鮫達に思わず首を傾げる。
 きっと、自分には分からない世界があるのだろう)

鮫からすると人も美味いのかな。骨が大きくて食べづらそうだけれど。
だがイカタコならまだしも、私もナマコはちょっと御免だ。
あのビーチ美しさは申し分ないから、来年はもう少しナマコ控えめだといいんだが。

で、その映画っていうのは何なんなんだ?

(両手を暖めるようにカップを傾けていると、馴染みのない単語が耳についた)

祭で大きな火を焚く、というのならありそうな話だな。
冬場なら暖もとれるし一石二鳥だ。
だが豆でオニを追い出す、か。魔を滅するというのなら、魔種相手にも使えるかな。
ふふふ、何であれ高く評価されているわけですからね。
しかして人は美味しいのか……何分食べたことがないのですが。
話を聞く限りだと種族間の食欲対決ですねえ。
(カナッペをつまめば、口へ運ぶ前に逡巡して)

ナマコの方が骨がなくて食べやすいのでは?
そういうものではないのでしょうか。
ふーむ、まあある程度美味しい可食部は必要ですね。
私だって選り好みくらいするわよォ。
仕方ないじゃない、ここのヒト達がステキにおいしそうなんだもの。
(ヒトは美味しいのか、との疑問には目を細める)
ヒトによるでしょうけど、美味しいと思うわよ。
強いヒトの肉なんかは特に。

(ナマコについてはひどく渋い顔になった)
いやァよ、見た目からしてなんかこう……胃に入れたくないわ。
レモラはナマコ食べられるの?

映画っていうのはね、白い幕に動く絵を映し出したものよ。
多分錬達のあたりなら見れるんじゃないかしら、あそこの技術力ならできそうだし。
私は見たことがないけどとっても楽しいらしいわよ、ビーキュウって映画。
(その鮫の映画もあるらしいし、と)

神様を商売に使うの?天義のあたりが聞いたら戦争でも起きそうねぇ。
……魔種が豆で追っ払えるんなら苦労しないだろうけど。
でも魔種を滅する豆ってそれだけで何だか呪いのアイテムみたいだわ。
まぁ、あちらとこちらの『魔』って違うんでしょうけど。
強い人の肉、ねぇ。それを言えばリノが一番うまそうなんだがな。
ま、簡単に食べられてやるタマじゃねえだろ、ここにいる全員。
(マスターも含めてな、と言おうとしたが飲み込む。)

ナマコはうまいんだか不味いんだが分からねえからな…。味は基本的にないぞ。
それと体のほとんどが水分だから、水を抜かねえとな…。

天義だって神様で商売してるじゃねえか。
免罪符しかり、闇市もとい光市の商人も、国の許可得てやってるとのたまっていたぜ?
まあ、あくまで概念だからな。実際の豆にそんな効果はねえよ。
なるほど。
今後は冗談でもリノに向かって、齧ってみるかと聞かないようにしておこう。
(本当に齧られかねないと息をつき、茶を一口飲めば生姜とレモンが鼻腔をくすぐった)

……私もナマコはちょっと。
どう美味しく調理されても、食べる時にあの姿とかを思い出してしまうよ。
もしも何かで出てきたら、亘理とレモラに任せよう。

ビーキュウ鮫映画……ビーキュウって何が急なんだろうな。
次のシャイネンナハト、去年みたいに練達から招待があったら行ってみようかな。
祭の日なら出し物とかは大概やってるだろうし。

(どんなものかと想像しながら、カップの中の茶をくるりと回していると
 聞こえてきた会話にクツクツと笑いを漏らした)

亘理、それ天義で堂々と言えるか?
実際商売になってるとはいえ、あそこは建前も重要だからな。
――おや残念。豆で退治できるなら安くつくと思ったんだがな。
ふうむ、ナマコにこもる悲喜こもごも。
何か嫌な思い出でも。
まあ、何であれ美味しい食べ方があれば私は食べ物として認めますよ。
前に会った商人は干して持ち歩いてましたが……さて。
(記憶の糸を頼りに、ナマコを思い浮かべながら)

おやおや、信仰をお金にできるとはよくできたシステムで。
私は好きですよ、そういう考え方。
割り切れてるあたりは随分と正直な世界なのでしょうね。

しかし、概念だけでお金になるなら……ふむ。
ナマコはね…色々、あったのよ……。
(ふ、と笑みを消しとても遠いところを見た)
干しナマコ…あれが干せるの…?あのぶよぶよが…?
ほとんど水なんでしょう?干したら消えちゃうんじゃない?
(ちょっと想像できないわ、と呟いて)

見れると良いわねぇ、ビーキュウ映画。
なんでも動く絵が迫ってくるような迫力があるらしいし、すごいわよね。
錬達の技術力は謎で少し不気味だけど楽しいものなら歓迎よ。

まぁ、天義だって言えたことじゃないけど…あそこは神様よりヒトの方が怖いしね。
でも私、ヨシヒロの世界の神様の方が寛容そうで好きだわァ。
イイじゃない、神様で商売。信者が幸せなら神様だって文句言わないわよ。
(何事か呟くレモラににんまりと笑って)
なぁに、レモラは何か思いついたの?ステキなことなら一枚噛ませてちょうだいな。
まあ、ナマコは滋養強壮の食材としても使われるからな。
漢方として考えりゃ高級品だしよ。
そういや、ほとんどのナマコには毒があるらしいが…。乾燥させることによって薬にしているようだな。
(一番最初に考えた奴は何を考えていたのかね、と思いながら)

練達はそういう訳の分からなさがいいんだろうがよ、
まあ映画なんかは分かるんだが、この間の様な機動兵器が出てくるのは勘弁だぜ。

天義でそういうことは言わねえほうがいいだろうがよ。袋叩きにされそうだぜ。
俺達からしてみたら違和感を感じるが、本人らはそう思っていねえだろうしよ。
(苦笑いしつつ、お茶をすする。宗教ってのはそんなもんだろと思いつつ)
まあ、そういう祭りのにぎやかさも、神様にとっちゃいいもんなんだろうよ。
洞窟に閉じこもっちまった神様を、歌や踊りで出てこさせたっていう神話もあるしよ。
来年、レモラも一緒に海洋で休暇過ごせば分か……いや分からない方がいいのか。
また同じ目には逢いたくないし。
(フ、とこちらも視線を落とし遠いどこかを見つめながら呟いていた)

干したタコは美味しかったけれども、あの見た目で乾燥して縮むんだろう?
それこそ本当にただの毛虫か芋虫では。
薬だと言うのなら、それこそ粉末か何かにしてくれればまだ…
いや、それでも原材料分かったら微妙な気持ちになるな。

練達はあの全天ドーム自体からして、私訳分からないよ。
嵐や竜巻が酷い土地ってわけでもないと思うんだけど、なんで態々造ったのか。
もしかして、異世界だとああいう町が普通なのか?
(どうなんだ?と視線を現状唯一の旅人へ)

商売にも使われるし、何があったか洞窟に閉じこもったりもする。
ニホンの神はまるで人のようだな。
いえいえ、神様のお知り合いになれればお仕事がしやすくなると思っただけで。
ルールは守るより作る側に回った方が得られるものは多そうですもの。
(くつくつと、カップの中身に笑みを映して)
ええ、当人たちが満足ならいいのです。
私の覚える違和感など些細なことで、お互いが幸せになれるなら取引相手として上々でしょう。

(途切れたお誘いに首を傾けて)
知的好奇心は有しておりますが、ふむ。
海洋も広うございますからね。
ナマコにトラウマを抱く海もあるのやもしれません。
ちなみに、色によって値段が異なるらしいですよ、アレ。
色が違うからって何なのよ…薬にもなるなら薬効が違うとか?
いやでもお薬でもちょっと微妙…、でもお金になるなら…。
(あの浜に居たすべてを売ったらどれくらいになったのかしら、と呟いて)

あぁ、なるほど。
ルールを作る側ならうっかり失敗してもサクッと斬首なんて事態は回避できそう。
堅物連中ばっかりの天義でも上の方はそこそこ腐ってる場合ってあるし。
(そういうのが相手なら楽なのに、と。金で解決できる問題ほど安いものはない)

異世界は快適さを貴ぶ、とは聞いたことはあるけど…。
確かに生きるだけなら最適な環境かもしれないわね、まるで温室だわ。
中身はびっくり箱だけど。
まあ、ともかく。食べるもんは見た目のイメージも大事って事だな。
始めに戻るが、このマンボウだって旨かったし、
見た目を意識しなけりゃうまいもんもたくさんあるわな。
(イメージしちゃいけない奴等もいるだろうしよ、と。)

あんなドーム状の建物、普通はねぇよ。俺が知る日本ならな。
まあ、ドーム球場かプラネタリウムか…。
少なくとも居住空間でないことは確かだぜ。
なぜ造ったかは分からねぇがよ…技術力の研鑽と顕示欲ってか?

ルールを作る側なら、自分達に有利になるようにできるしな。
まあ、決め事なんて綱の引っ張りあいだしよ。
シマの取り決めなんかもそうだしな。
売って値がつくと分かっても、私は獲ろうとは思えないな…
外見は大事だよ、ナマコはあの見目と出てくる白いのが生理的に無理だし。
ナマコもウミウシのようだったら、まだ良かったんだが。

(ちびちびと、ケチるように茶を口にし)
そんなに快適に過ごしたいなら、穴を掘って地下で暮らせばいいだろうにな。
球場……ラド・バウみたいなやつだっけ、そういう施設ならまだ分かるけれど
街ひとつとなるとなぁ。どれだけ金がかかった事やら。
やっぱり、私には砦に見えるよ。混沌の神にだって反発してるわけだし。

天義はローレットに来る仕事の関係上か、アレな話ばかり聞くな。
個人的に、あの手の連中は汚れ仕事を散々やらせた挙句
最後はこっちを火あぶりにすれば一件落着とか言い出しそうだから、あんまりだな。
出身者個人と話してる時はそうでもないんだけれど。
受け入れがたきビジュアルって、あると思うの…。
マンボウはまだお魚の形しているもの…。
(べろべろ吐かれる内臓の姿を思い出し益々遠い目になった。
 まるであの時沖へ放流されたマンボウがごとき目である)

そうねぇ、「やれる」から「やった」っていうイメージがあるわ。
それが出来るくらいのお金と技術があって、論理も伝手もあったからやったんじゃない?
アレもまた途中経過よ、きっと。また次々色々作っては出てくるでしょうね。
(大体そんな奴等、とざっくり錬達をまとめた。
 馬鹿と紙一重の天才に技術力と資金を与えると大体の結果は見えてくるものだ)
いずれは移動都市、なんてものが出て来たりして?

まぁ、『今のところ』は流石にそこまでのことはしないでしょ。
何せイレギュラーズの後ろにはローレット、そして更には天義。
敵に回すには少し面倒だし…まだ、使い道があると思われているでしょうしね。
最後の最期はどうなるかわからないのがまたスリルがあるわねぇ。
(怖いわァ、と咽喉を鳴らすように笑った)
「やれる」から「やった」か。それだけを聞くと子どもの理屈だが
ああ、だが純粋に本当にできるかちょっと試してみただけ、かもな。
移動都市か……街ひとつを積める船、とかいつか作り出しそうではあるな。
(ぐい、とぬるくなってきた茶をひとあおり)

世界の破滅とやらが回避できたらその後は、か。
天意に背く真似しなければまだ礼儀は示してくれそうだけれど
何言い出すかわからないところあるからな。
私はそういうスリルはあんまり、得意じゃないんだけれど。
――うん、いざという時はさっさとラサに引っ込もう。
(ため息交じりにそんなことを零す)
しかし、世界の破滅ねぇ。それまでは利用価値のある俺達を生かしておく、と。
まったく、いい根性してるぜ。
まあ、そういう損得考えねえと、国なんて回せないのかもしれねえがよ。
…俺達のような召喚組は行く場所がねえからなぁ。
幻想だって、国同士の付き合い考えりゃ、ローレットごと俺達を引き渡す事もあるだろうよ。
まあ、それ以上の価値を見せつけてやらなきゃいけねえってわけだな。
(こぶしをぐっと握り、にやりと笑う。)

移動する街、船の中の街、夢があっていいことだぜ。
それだけに練達の奴らは読めねえなぁ。
失敗は成功の母とも言うしよ、その間にどれだけやばいもんが発明されるのか…。
期間限定の英雄よ、中々皮肉が効いてるわね。
精々食いつぶされないように気を付けましょうか。
どっちにしろぜぇんぶ終わったら各々故郷に帰るか新しい道を見付けなきゃならないんだし。
(ふ、と笑みを深める)
でも力を付けたイレギュラーズなんて良い戦力だろうし、全てが終わるまでこの国々の微妙な力関係が継続してたらまた戦争が起こるかもしれないわね。
今度はイレギュラーズ同士での対立なんてあったりして。
(グラスに残る最後のひとくちをゆっくりと飲み干す。
 愉快そうな金目が怪しく光っていた)

(そんな、いつかの夜の話)

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