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ギルドスレッド

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ギルド・ローレット

資料庫(関係者スレッド)

ここはローレットの資料庫だ。
特異運命座標の来歴何かも管理している。
まぁ、流石はカミサマだか何だかに選ばれた救世主サマだ。全くオマエ達の経歴は面白いのが多いね。
特に印象深い関係者なんかにゃ興味が尽きない。
どうせならもっと聞かせてくれてもいいんだぜ?

※このスレッドは『PCの関係者を本編NPCとして登場させて欲しい』という希望を出す為のスレッドです。以下、要項を確認の上、ご承諾頂ける場合のみご利用下さい。

・登場は確約されません。又、登場する可能性があるのは『混沌(本編世界)に存在している、し得るキャラクターである事』、『関係者イラストを保有している事』の双方が最低条件となります。(関係者イラストの描画内容が本編設定外である場合等は本編舞台に居ないものとして扱います)
・このスレッドに書かれた情報及び人物像を考慮して極力忠実にキャラクターを動かしますが、登場後の扱いや操作に関しては運営にお任せ頂きます。(拘りがある場合、一人称や口調等の設定もお知らせ下さい。特に敵対的存在である場合、死亡する可能性もございます)
・このスレッドにキャラクター情報をご記入頂きますが、一キャラクターにつき一レスでの説明にご協力下さい。又、どのイラストのキャラクターであるか分かるようにご指定下さい。

本編をお楽しみ頂く為の一助になればと考えております。あくまで希望制ですので、ご要望のない関係者の登場はいたしません。ご希望のある場合のみ、この場に登録をお願いいたします。

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キーワード
キャラクターID
名前:黒羊
種族:ウォーカー
性別:男性
年齢(或いは外見年齢):Unknown
一人称:アタシ
二人称:アンタ
口調:わね、わよ、かしら?

星灯聖典に所属する遂行者。氷の聖騎士様より聖骸布を下賜され、超人的な力を獲得した。
洗礼名を与えられる筈だったが、彼はそれを拒み黒羊と名乗った。
『舞台』や『演出』という言葉にこだわりをもち、神の国を作り出す際もそれを巨大な舞台に見立てる。

あるところに一人の男がいた。
男はいつまでも生きていたかった。だから、自分の複製を作ることにした。
作られた複製に名前は与えられなかった。死の運命を肩代わりするための黒羊(スケープゴート)――それを略して、黒羊とだけ呼ばれていた。
黒羊は己の存在意義を世界に問うた。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが運命は残酷だ。
そんな彼を、召喚という形でこの混沌世界へと呼び出してしまったのだから。

彼は、名も無き黒羊は世界に再び問うことになった。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが彼に身代わりの運命はもう訪れない。本物のいないこの世界で、自分はもう偽物ではありえない。
だから試すことにしたのだ。この世界が本当に、自分を本物たらしめるのかどうかを。

そんな折、彼は『氷の聖騎士様』に出会った。
彼は自分に舞台を与えてくれた。舞台を作り出す力を、それを制御するすべを。
いくつもの舞台を作り出し、かき回し、試し、そして世界に問う。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。
だが世界はいつもこう答えた。
『知ったことではない』と。

世界に絶望しつつあった。世界は自分の問いにきっと答えない。
だが彼に、もうひとつの出会いが訪れる。
彼は偽物みたいな目をして、身代わりみたいな空気を纏って、けれど本物のように生きていた。
いや、違う。
彼は『本物』であることを諦めたのだ。彼に、その執着はない。

ああ、ああ、なんて愛らしい感性だろう。
黒羊は――偽物に恋をした。
彼ならきっと、自分の問いに答えてくれるだろう。
なぜ生まれたのか。
なぜ生きねばならぬのか。
なぜ生かされているのか。
自分のような偽物が。自分のような、身代わりが。

イラスト→https://rev1.reversion.jp/illust/illust/43632
設定委託→https://rev1.reversion.jp/scenario/ssdetail/5109

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