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シナリオ詳細

<Scheinen Nacht2021>夜華天燈

完了

参加者 : 49 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●天燈の夜
 ぽつり、ぽつり。灯りが『昇る』。
 穏やかな橙色をした灯火が、天へとぷかぷか昇っていく。
 夜空は灯りの背となりより暗く。
 灯りは夜空を背にしてより明るく。
 ぷかり、ぽつり、ゆらり。
 穏やかな灯火が空へと消えていく。

 ゆっくりと上昇し、そして視界の中から消えていく灯り。
 打ち上げたであろう人々は天へと手を伸ばしたまま、満面の笑みが灯りに照らされている。
 その灯りを見守る人々の表情もまた、みな穏やかだ。
 胸の前で手を組み瞳を伏せている者は、きっと祈っているのだろう。
 御国が平らかであることを。
 御誕生日であらせられる帝の健康と長寿を。
 そして各々の願いの成就を。
 願いを乗せた幾つもの灯りを、人々は思い思いに見守っていた。

●ローレットにて
 来る12月24日は、混沌世界では『シャイネンナハト』の日である。
 他国の文化に馴染みのない神威神楽では『帝の誕生日』の方がよく知れ渡っているが、昨年帝が宴を開いて神使を招いたことから少しは浸透しているのかもしれない。古き佳き時代を感じる町並みに、それらしい飾りを早くから飾っている家々もあるようだ。
(……門松とツリーが混ざっていたのもあるけれど)
 けれど豊穣は、確実に変わっていっている。
 それが良い方であるのなら、大変望ましいことだ。
 そんなことを考えながら、劉・雨泽(p3n000218)はローレットで口を開いた。
「『天灯』って言うものに興味はないかな?」
 此方の国だと『スカイランタン』の方が耳に馴染みがあるだろうかと首を傾げて笠の垂れ布を揺らした。
「紙製の熱気球に願いを書いて、夜空へ飛ばすものだよ。
 とある街では毎年帝の誕生祝いに行っていたみたいなのだけれど、シャイネンナハトの文化も流れてきたし、帝への祈り以外も篭めてやろうってなったのだって」
 戦時には通信手段として用いられる天灯だが、節句での無病息災を祈る祈祷儀式等として神威神楽では定着している。
「暗い夜空に、橙の明かりがいくつも浮かぶらしいんだ。
 皆で『せーの』って一斉に放たれるから、それは幻想的な景色なのだそうだよ。そういうものがあるとは知っていたのだけれど……実は僕も一度も参加したことがなくてね」
 とても気になっているのだと雨泽が笑みを君へと向けた。
 湖に面したその街では、風に乗って幾らか流されてしまったとしても火事にならぬようにと、いくつかの決められた場所から天灯を空へと放つ。
「冬の夜だし、暖かな格好は必須だけれど……身体を温める食べ物も売られているよ」
 花見の夜のような吊り提灯に照らされる屋台からは、ホカホカと暖かな白い湯気がたくさん上がっていることだろう。どれも神威神楽料理ばかりでシャイネンナハト感と言うよりも大晦日の神社や寺の雰囲気だけれど、それもまた神威神楽らしいのではないだろうか。
「――ね、良かったら一緒に行ってみない?」
 もう一度垂れ布を揺らした雨泽がそう問いかけて。
 笑みを刻む唇が、徐に『あ』の形で開かれる。
「冷え込むから暖かな格好をしておいで。雪も降るかもしれないから」
 きっととても冷え込むことだろう。
 けれどそれ以上に。
 暗闇に浮かぶ灯りとその灯りに浮かぶ雪は、きっと大層美しいことだろう。

GMコメント

 輝かんばかりのこの夜に。壱花です。
 カムイカグラから幻想的な夜をお届けします。

●迷子防止のおまじない
 一行目:行き先【1】~【3】
 二行目:同行者

 同行者が居る場合はニ行目に、魔法の言葉【団体名+人数の数字】or【名前(ID)】の記載をお願いします。その際、特別な呼び方や関係等がありましたら三行目以降に記載がありますととても嬉しいです。

【1】オリジナル天灯を作る
 紙の色を変えたり、白地に絵を描いたりとオリジナル要素を強めた天灯を作成出来ます。赤・黄・緑・桃色の紙に変えることが可能です。
 天灯が売られているお店の横に作業スペースが設けられており、そこで筆や絵の具を借りて作業することが出来ます。

【2】天灯を上げる
 会場内で決められた打ち上げスペースにて天灯を上げることが可能です。湖の畔です。
 一定数の人数が揃うと「せーの」と皆で空へ放ちます。
 一斉に放たれる灯りが黒い夜空に浮かんでいくさまは、とても美しいことでしょう。

【3】屋台を楽しむ
 焼き鳥、焼きそば、焼きもろこし、りんご飴……と言った、縁日で食べられそうな食べ物の屋台があります。もつ煮や豚汁といった温かなものが人気のようです。
 日本酒等も売られていますが、お酒は20歳から。UNKNOWNさんは自己申告でお願いします。
 買った飲食物を手に、空に浮かんだ天灯を見上げて楽しむことも出来ます。

●天灯
 竹で枠を作り、そこへ大型の紙袋を被せた構造で、竹枠の中央に油を浸した紙を固定して火を点けることによって上昇するランタンです。
 会場では主に白い紙の天灯が売られています。大抵の人は白いのを購入し、願い事を書くくらいですが、紙色を変更したり絵を描くことも可能です。

●ご注意
 公序良俗に反する事、他の人への迷惑&妨害行為、未成年の飲酒は厳禁です。

●NPC
 弊NPC、劉・雨泽(p3n000218)がウロウロしています。
 刑部卿(鹿紫雲 白水)は自宅で家族サービスがメインイベントなので居ません。

 それでは、佳き夜となりますように。

  • <Scheinen Nacht2021>夜華天燈完了
  • GM名壱花
  • 種別イベントシナリオ
  • 難易度VERYEASY
  • 冒険終了日時2022年01月07日 22時06分
  • 参加人数49/50人
  • 相談7日
  • 参加費50RC

参加者 : 49 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(49人)

シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)
スナーク・イーター
【2】
サンディくん(p3p000438)と同行
ねぇねぇ天灯を上げにいこうよ
この灯りが高く空に上がっていくってなんだか不思議な気持ちさね
ふふ、どれかは星になるかもって思ったらさ、浪漫があっていいよね

去年のシャイネンナハトはさぁ、君とリアの「穏やかな幸せ」を願って紐を編んだりしたんだよ
あと君が笑っていてくれますように、って願ってた。それは今もだけどね?
ふふ、そうかな?そうだけどね?
じゃあ今年も何かお願いしてみようかな
そうだな…少しでも長く一緒にいられるように頑張れますように、とか。

サンディくんなにかないの、今年一年でよかったこととか?
よかったら聞かせてよ。私も、君との沢山の思い出を振り返るからさ!
サンディ・カルタ(p3p000438)
横紙破り
【2】
シキ・ナイトアッシュ(p3p000229)と同行


へぇ、これ上げんのか。おもしれー。
そのままどこまでいくんだろ。星……まではいかねぇか。
いやでも、こんだけあるんだ。ひとつふたつぐらい星になったっていいよな。

穏やか……まぁ俺もリアも引っ込んでるような類じゃねぇが、
結果的にこうして無事に済んでるのは、お祈りのお陰だったのかもな。
俺が笑顔なのはいつものことだけど!だけど!!!
……空に上がるんだから、願いとか籠めれば神サマもきっと見つけてくれると思うぜ。

ん?俺?……一番ってなるとむずかしーな。
グラクロも、夏祭りも、お月見も、このシャイネンも、今年が一番楽しかったからな。
善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)
レジーナ・カームバンクル
【1】
ミニュイ・ラ・シュエット(p3p002537)と一緒
呼称:みにゅ

熱気球のミニチュアを作って飛ばす行事なんて
ロマンチックね
ふぅむオリジナルの物が作れるのね興味深い
ふふん
我(わたし)こういうのは自信があるのだわ
なんてたってカードの化身、いや精霊だったかしら?
まぁそういう奴だから!

みにゅの絵を描いてあげましょう
それで隣に我(わたし)の絵を描いて・・・
ふふふ
これで仲良し天灯の出来上がりね!
(絵の出来栄えは、辛うじて判別できる程度)
どうかしら
似てるー?

いつだったかしら?
みにゅの翼で夜空を飛んだ時のように
高く遠くに飛んで欲しいわね

理由は、そうね
二人でどこまでも行けるような
そんな願いを込めてって所?
イーリン・ジョーンズ(p3p000854)
天才になれなかった女
【1】

ひとり、静かに天灯に絵を書く。
絵は少し習った程度だから、そんなに凝ったものはできない。
だから色んな色をちょっとずつ、自分を支えてくれた人たちを思い出しながら塗っていく。

恋人のこと、親友のこと、盟友のこと、友達のこと。
騎兵隊の仲間を、ともに戦場を越えた仲間を
或いは、最近見ないけど元気にしてるか気になる子も。

その人をイメージして、色を少しずつ変えて塗っていく。
塗る場所がなくなるか、思いつかなくなったら終わりにしましょう。
これがのぼれば、私では届かない星になった人たちにも、きっと少しは伝わるでしょう。

どうか見ていて、私は今年も、駆け抜けてみせるのだから。
伏見 行人(p3p000858)
北辰の道標
【2】
【P&J】
アントワーヌと一緒に行こう。カムイカグラの町並みにツリーが交じる姿は自分の居た世界を思い出させて、少し懐かしい気持ちになるなあ。
差し出された手を握ったら、エスコートを始めるだろうけれども、そこから一歩前へ。
一緒に行こうぜ、アントワーヌ。隣立って歩いていこう。

「いいよ。一緒にだね?」
せえの、で上がった天灯は、寄り添うように上がっていく。
今は共に上がっていくそれは、いずれ見えなくなって離れて行くことが考えられる。

が。

それは天灯であり、人ではない。
一所に留まれない性分なれど、離れ難い人だっているものだ。
隣の彼女のように…ね。
「大丈夫。俺はここに居るよ」
彼女の手を握りながら言い切るよ。
チック・シュテル(p3p000932)
埋れ翼
【1】
【光彩の夜燈3】

輝かんばかりの……この夜に。
今日は……大事な友達の、エドワードとカルウェット。二人と一緒に、お祭り……来た
一人の時とは、また違う。あたたかな思い出……きっと、作れる、よね

スカイランタン……どんな風にしよう、かな
……少し悩む、したけれど……決めた
紙は白地のまま。薄めの橙色と、紫色の絵具を使って……花を描いていく
二人は……一緒にいると。心がぽかぽか、あたたかくなる。太陽や、花に似てる……思った、から。

それから、音符の絵……これは、カルウェット
出会った時から……今も、縁になった……大切なもの
雲……空模様は、エドワード
いつの日か、空の景色……見せてあげたい、から

アドリブ・絡み歓迎
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
純白の聖乙女
【1】
花榮・しきみ(p3p008719)

へー、灯りを灯して空に飛ばすんだ?
こういうお祭りも素敵だね

せっかくだし作ってみたいなー!
って事でしきみちゃんと一緒に作成するよ
お姉さんらしい手際の良さを見せないと
頑張るー!

まずはモチーフだけどしきみちゃんにしてみようかな
ベースの色は黄色にしてワンポイントで赤色を入れる
桜吹雪のようにピンクを散らして……完成!

そういえばもう一年立つんだね
今も大事にしてくれてるのは嬉しいな!
私も大切にしてるよ!

これって複数作ってもいいのかな?
良さそうなら白地にデフォルメしたしきみちゃんを描いてみるよ
上手に描けるかわからないけどできるだけ可愛く!
……え!?
持って帰っちゃうの!?
バクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p001219)
帰ってきた放浪者
【3】
ほう、天灯とな。確かに一斉に明かりが空に上るのは見ていて壮観だな
俺も試してみようとは思ったがこの義手だしなどうにもてんでうまく行かねえんで諦めちまったが
これを見りゃそんなことも気にならねぇな
祭囃子は心地良いし、傍らには酒と食いもんがあるから言うこたぁねえなあ
「お、この日本酒は旨ぇな!いい感じに寒い夜だとやはり熱燗に限る!」

それにこのもつ煮もしっかり味が染みててたまんねぇなぁ!

こうして空を見上げると満天の星空みてぇだな、これこそ
「正に『輝かんばかりのこの夜に』だな」

絡み・アドリブ歓迎
ウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)
寄り添う星
【2】
【星綴】
確りと握る華奢な掌
一箇所だけの触れ合いが、星が寄り添うように暖かく想える

ああ、本当に綺麗だな。と、感嘆混じりに呟いて
夜空へ舞い上がる天灯、人の手による星明かりを見上げて、見送って
傍らで同じように見上げ、そのかんばせを綻ばせる彼女が、なによりも。
輝かんばかりの夜に、更なる幸福を灯すよう

ありがとう、はこちらこそだ
いつよりも、きっと今までで一番満たされたように感じるのは、きっと君が隣に居るからだ
来年も、その次も、ずっと星は寄り添っていられるようにと、高く舞い上がる願い星へと祈りを捧げながら
アリス(p3p002021)
オーラムレジーナ
【2】
【AgAu】

せーの、で上げた天灯に載せたのは大きな願い

今年を亦、無事に過ごせた感謝と
まだまだ一緒に居なくちゃ物足りない、だなんて事
強かだと周りに言われるゼファーが
本当は普通の女の子だって
不敵そうだと称される其の横顔が
たまに酷く切ない憂いを帯びるのだって

わたしだけが、識ってるの

わたしが攫われてしまっても良い様に
沢山の愛(すき)を刻んだ
荒ぶ嵐で切り裂かれたとしても
抗ってやるわ
叫んでやるわ
わたしは此処よって
伊達にあの子の恋人をしていないわって
胸を張って、待っているから

ええ、ええ
わたしは欲張りなのよ
あなたの腕の中でこそ香る『蜂蜜ちゃん』

……判っているわ
そんな所を識っているのも、わたしだけ

でしょ?
ゴリョウ・クートン(p3p002081)
黒豚系オーク
【3】

俺ぁ屋台を出す側として参加させてもらうぜ!
ぶはははッ、定番の豚汁も良いんだが……今回は折角のシャイネンナハトだ
ちょいと小洒落た汁物でも出させてもらいますかね!
というわけで、オニオンスープだ!
飴色になるまで炒めた玉ねぎにコンソメ(ポトフの煮汁とかでも可)と塩胡椒で味を調え、
薄切りバケットとチーズもたっぷり入れたこいつぁ玉ねぎの甘みと旨味がたっぷり溶け出したトロットロの逸品だ!
豊穣では見慣れねぇだろうが、舌には合うよう調整してるぜ!
折角だし他国の汁物ってのもなかなかオツなもんじゃねぇかな?
ちなみに二日酔いにも効くらしいから、シジミとか手に入らねぇ場合は試してみるのはどうだ奥さん!

アドリブ歓迎
ジルーシャ・グレイ(p3p002246)
月香るウィスタリア
【1】

空に灯りを浮かべるなんて、とってもロマンチックじゃない♪
きっと、夜空に光の華がたくさん咲いたように見えるんじゃないかしら

フフ、それなら色々な灯りがあった方がいいわよね
よーし、張り切って作っちゃうわよー♪

作業スペースの一角を借りて天灯作り
せっかくだから、紙は一色ずつ使って…絵には、今年一年を振り返って、心に残っている風景を描いていこうかしら

幻想の街の灯り
鉄帝の夜空に浮かぶオーロラ
天義の教会のステンドグラス
海洋の青
練達のネオンライト
傭兵のバザールで見た布の模様
深緑の花畑

こういうのってついつい凝っちゃうのよね
炙り出しでメッセージを読めるようにしても面白そう

さ、完成よ
他の国からも見えるといいわね
ミニュイ・ラ・シュエット(p3p002537)
救いの翼
【1】
同行者:善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)
 ※同行者に対する呼称は「レナ」

○行動
こういうのは、あまり自信がないな……。
絵心はどうにも持って生まれなかったという感覚がある。
レナは自信ありそうだね。手伝って。
花の絵を描こうかと思ってるんだけど。

レナのは、私たち……かな?
うん、似てる似てる。たぶん。
弓削 鶫(p3p002685)
Tender Hound
【3】
リコシェット(p3p007871)

こうして一緒にお出かけするのは久しぶりですね、リコさん
相変わらず可愛らしいようで、何よりです(にこりと微笑み

さて。では、屋台巡りで美味しい物を堪能すると致しましょうか
結構冷え込んでいますからね。まずは、体が良く温まるものを頂くのが一番
そうですね……リコさんはまだ未成年ですから、熱燗ではなく熱い甘酒を選びましょうか
はい、私の奢りです。熱いので気を付けて下さいね
食べ物は、定番のたこ焼きから。やはり、これは外せません
っと、リコさん、両手で甘酒を持っているので手がふさがってますよね?(にっこり
はい、あーん(たこ焼き一個を楊枝に刺し、食べさせる
ふふ、可愛い♪
コルク・テイルス・メモリクス(p3p004324)
貴方を想う
【2】
【星綴】
寒いからと理由をつけて握った掌がやけに汗ばんだように思えるのは、きっと貴方が大好きだから
緊張で少し熱い手と手が、冬の寒さでとけて、ひとつになったみたい
片方の手袋はお留守番。その方が、手を繋ぐにはずっといい

ウィルくん、こっち。ほら、もう始まってる……とっても綺麗……!
湖にも、空にも。ひかりが、星が散って。満ちて。空の中に落ちたみたい
貴方が愛した星が広がる聖夜に、明かりを灯して
沢山のしあわせが、夜を染めていくみたい

今日は一緒に来てくれて、ありがとう
ずっと叶えたかったことを二人で少しずつ叶えていくのは、くすぐったくて、幸せで
貴方の隣に来年も居られますようにと、きらめく星に祈りを込めた
シラス(p3p004421)
竜剣
【2】
【花鳶(2)】
一緒に作った天灯をせーので飛ばす
力を合わせて互いの願いを叶えられますようにと
それが夜空に吸い込まれるのを暫くじっと見つめて
高く浮かんで他のと区別がつかなくなった頃にやっぱり気になって聞いてみる

「アレクシアは何をお願いしたの?」

帰ってきた答えは何ともシャイネンナハトらしく彼女らしい願い
でも知ってる
それは当たり障りない願い事なんかじゃなくて本気でそう思ってる
だから笑わない

「俺はね、来年には幻想で騎士の位を手に入れて見せる」

いよいよ爵位だぜ
やっとここまで来たかという感じ
それがゴールというわけではないけれど
一つの確かな距離標だと思ってる

「頑張ろうね、俺のもキミのもきっと叶えるんだ」
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)
希望の蒼穹
【2】
【花鳶(2)】

願いを込めて、せーので天灯を飛ばそう!
上手く飛んでね、それっ!

どんなお願い事をしたかって?
ふふ、あんまり代わり映えはしないけれど、争いがなくなりますように、みんなが手を取り合えますように、って感じだね
同じようなことは毎年願っているけれど……年を追うごとに、色んな経験をするごとに、きっと叶えてみせるって気持ちが強くなっていくね……
シラス君はどんなお願い事をしたのかな?
どんなお願い事でも、シラス君ならきっと叶えられると思うよ。お世辞でもなんでもなく、私はそれだけの力がシラス君にはあると思ってるしね!
ああでも、困ったことがあったらちゃんと頼ってよね!
私はいつだって駆けつけるから!
辻岡 真(p3p004665)
旅慣れた
【2】
白い紙の上に絵筆で淡い桜の花吹雪を散りばめて、波に跳ねるイルカの絵を描き、『満願成就祈願』の墨字を描き入れ、こうして作ってやれば、俺だけの天燈が完成だ!

(さあて、飛ばすぞ〜! そぉれ!)
思わず歓声が漏れた。高く高く上がっていくソレを観ているとなぁんにも、悩みなんて抱かなくて良いように思えてくる。
とても綺麗で、綺麗で、心まで天にまで登っていきそうなくらい、見える光景が美しくとても良いものに思えてきて……感嘆する。
周りの天燈をよっく見ると色々あって面白くて楽しくて、賑やかな人の顔眺めてると俺まで幸福のお裾分けを頂いた気分になって自然と笑顔になれた。

来年も幸福で面白い旅路の冒険が送れますように
エレンシア=ウォルハリア=レスティーユ(p3p004881)
好機一閃
【3】
レイリー=シュタイン (p3p007270)と参加

レイリーと二人で屋台巡り
あたしの二十歳のお祝いだとかで記念の酒飲み

酒を飲めるような屋台で席に着いて
「ああ、ありがとうな。乾杯!」

酒をちびちびしつつ焼き鳥などもつまんでいく
(なんかあんまり普段と変わらないな……うーむ)
なんか大人になった?的な実感は全くない。まあいつも通りって感じだなぁ

「うん?やってみたい事か?うーん、そうは言われてもなぁ……今のところは今までと変わらないかねぇ。まー、ちっとは華やかさも必要?たぁ思う事はあるけどな」
先駆けは戦の華、とはよく言うしな。ま、そういうこったな

「ふーん、なるほどねぇ。んじゃあそうしてみっかな」
アイラ・ディアグレイス(p3p006523)
不墜の蝶
【1】
【兎蝶】
わぁ、此処は天灯を作れるんですね!
ネーヴェちゃん、ネーヴェちゃん!行ってみても構いませんか?
やったぁ、行ってみましょう!

うーん、ボクは白にしてみようと思います
白に青で絵を描くんです。えへへ、彼の色です!
ネーヴェちゃんは……わぁ!とっても素敵です!

そういえば、おねがいごとを込めてみるのもいいらしいですね
折角だからボク達も込めてみませんか?
うーん、ボクのおねがいごとは……来年も家族皆で幸せに暮らせますように!
ネーヴェちゃんもおねがいごとはできましたか?
輝かんばかりのこの夜が、ボクたちの夢もきっと叶えてくれます
さあ、あとは飛ばしにいくだけですね。ほらほら、早く一緒に行きましょう!
フラン・ヴィラネル(p3p006816)
青と翠の謡い手
【2】
同行:ルカ(p3p007268)

ルカさんを誘って、天灯上げに
ほんとは目が覚めてすぐ無茶(PPP)したルカさんを叱りたいし、ゆっくり休んでもほしかったけど
でも、行きたいなぁって言ったら一緒に来てくれて嬉しいんだぁ

「ね、ね、ルカさんは天灯にお願い事なんて書いたの?」
あたしのは「みんなが元気でいられますように」って……あ、この面だけは内緒!

天灯が上がる光景は、とっても綺麗で
でもちょっとだけ、それを眺めるルカさんの横顔も眺めちゃう
……ルカさんは空を眺めて、何を思ってるんだろうなぁ
気付かれないように、寒いからってちょっとだけ傍に
「来年も一緒にこの日を過ごせますように」って書いたのは――絶対、秘密。
ルチア・アフラニア(p3p006865)
「Concordia」船長
行先:【3】
同行者:水月・鏡禍(p3p008354)

「あれはあれで楽しそうだけれど、飛ばす祈りなどないのかしら?」
風俗も、世界すら違うこの土地でも、捧げる祈りは変わらないのだな、と横目で見ながら屋台の方へ

誕生日の祝いに奢りだ、と言われたので
「それじゃ、今日はエスコートして下さるかしら? プレゼントなんでしょう?」
と、悪戯っぽく笑いかけよう。
ネーヴェ(p3p007199)
うさぎのながみみ
【1】
【兎蝶(2人)】
天灯!アイラ様、行ってみましょうっ!
わたくしも、作ってみたいです!

まあ、アイラ様の…ふふ、相手を想って絵を描くのは、素敵です、ね
そうしたら、わたくしは…赤の紙に、白で描きましょう
白の絵の具に、色を混ぜて。淡い青や、翠にしてみたりします

おねがいごと、ですか?良いですね!
アイラ様はどんな、お願い事をされるのです、か?
ふふ、良いですね。わたくしも、はい!できてます
一緒に、飛ばしにいきましょう!高く飛んで、叶えてもらえるように!

わたくしの、大切な人が、今年も無事でありますように
わたくしの、大切だった人と…魔種になったあの人と、ケジメをつけられますように
ルカ・ガンビーノ(p3p007268)
竜撃
【2】
同行:フラン・ヴィラネル(p3p006816)

折角のお誘い…それがフランみたいな女性からなら断るなんてある訳ねえ
喜んで付き合うぜ
フランぐらいのイイ女の予定が空いてるのが驚きだけどな

「願い事なぁ。結構悩んだけどこれだな」
『カミサマへ。余計な事すんな。』と書いた天灯を見せる
「自分の夢とか…望みは自分で叶えてぇ。だから邪魔も手伝いもされたくねえからな」
一斉に上がる色とりどりの天灯はそりゃあ見事なもんで柄にもなくちょっとばかし見惚れちまった
天を見上げてると…そういや『アイツ』のいる空中神殿を思い出す
やっぱりこっからじゃあ到底見えやしねえが…
お前を笑顔にさせたのがカミサマだなんて、御免被るからな
レイリー=シュタイン(p3p007270)
白騎士
【3】
エレンシア(p3p004881)と参加

2人で一緒に屋台へ
先日エレンシアが20になったってことから
遅れたけどそのお祝いを兼ねて酒飲みを

屋台の一角にある席に腰を下ろし笑って
「エレンシアの20の誕生日とシャイネンナハトを祝って乾杯」

焼き鳥や焼きそば、イカ焼きとかおつまみに
自分のペースよりもゆっくり飲んで会話や雰囲気を楽しむ

「どう?大人になったけど、やってみたい事ってある?」
彼女は私と違って家とかあるし
将来どんなことしたいか気になって

「華やかさなら、服とかアクセサリーに興味を向けるのも良いと思うわよ」
素材は良いと思うからさ、普段でも戦場でも見栄えを考えていいと思うわ
回言 世界(p3p007315)
貧乏籤
【3】
同行者:Meer=See=Februar(p3p007819)

この時期は何処も彼処も飾り付けで華やかなものだ。
取り合えずはしゃぐMeerを連れてそこら辺の屋台でも回ってみるか。

「土地によって色々と風変わりなお祭りがあるだろうが、知らなくても問題ないと思うぞ。
まあ、好奇心の赴くままに各地の祭りを巡るのも悪くはない。予定が空けばたまには同行しよう」
どうせ人生なんて一生勉強だ。無理に知ろうとせずやりたい事だけやれば良いしな。

Meerは調子に乗って色々と買いまくるだろう。俺はお汁粉だけにして腹を空けておく。
「ったく、買う前に自分の腹と相談しとけよ」とぼやきながら食べきれなかった分を引き受けよう。
ヘルツ・ハイマート(p3p007571)

【2】
アドリブ歓迎

無病息災ですか。この時期に相応しい儀式ですね。
自分で天灯を作ることも考えましたが、綺麗に作る自信もありませんし…

空に昇っていく天灯、美しいですね。
皆さんの分も祈っておきましょう。とても大事なことですね。
ゼファー(p3p007625)
雪風
【2】
【AgAu】

ふわり、ふわり
何処か頼りなくて、不確かにも思える灯りが濃紺の夜空へ昇って行く
其処に載せたのは、あまりにささやかな願い

沢山旅をして、色々な景色を観た
一緒になって少し長いけれど
まだまだ見せたいものも
行きたいところも、沢山ある
それこそ、私の一生をかけたって足りないかもしれないぐらいに

いつか、私達の世界に不条理が影を落とす日が来るかもしれない
もし、その時が来たとして
どうか忘れないで
喩え、貴女が風に攫われてしまったとしても
私は西風に乗って、必ず迎えに行くから

うん。うん
なんてことない、普通のお願いよ
存外に、私は静かに生きたい女ですからね?

穏やかに、一緒に過ごせます様に
ただ、それだけよ
Meer=See=Februar(p3p007819)
おはようの祝福
【3】
同行者:回言 世界(p3p007315)

「わあ、夜なのにすっごく明るい!」
世界さんとお出かけ!へへへ、今年も一緒で嬉しいなっ
僕は寒いの大好きだけど、世界さんは大丈夫かな?
屋台で何か甘くてあったかいもの探しておこうかな(そわそわ)

「他所にはこういうお祭りもあるんだね!まだまだ知らないことが多いなぁ……」
来年はもっと見聞広めてかなきゃ、なんて言ったらちょっと賢そう?

でも、やっぱり今を楽しむこと最優先!
キラキラのりんご飴には目を輝かせちゃったり
いっぱい買って「食べ切れるかなぁ?」って後悔先に立たずしたり
……どさくさに紛れて手とか繋いじゃったりしたいなぁ
「世界さん、輝かんばかりのこの夜に!」
リコシェット(p3p007871)
跳兎
【3】
弓削 鶫(p3p002685)

鶫と出かけるのも、久し振りだな
ふふ。ありがとうな。鶫も相変わらず綺麗で羨ましい!

鶫と一緒に屋台巡りだ!
いい匂いばかりで、目移りしちゃうな
あぁ、そうだな。こう冷えてると、温かいものは絶対美味しい!

甘酒をおごってもらったら、笑顔でお礼を
ありがとうな! ちょっとずつ冷まして、甘酒で温まる!
私が大人になったら、鶫と一緒にお酒を楽しむのも楽しそうだよな

差し出されたたこ焼きは、せっかくだから、鶫に甘えて食べさせて貰う!

あーん♪ あっつ……! でもこれ美味しい……!

食べ終わったら、私からも鶫にお返しだ!
甘えてばかり、じゃないんだからな。一緒に楽しもう!
リュティス・ベルンシュタイン(p3p007926)
黒狼の従者
【2】
ベネディクト=レベンディス=マナガルム(p3p008160)
御主人様への返事を保留にし、恋とは何か知ろうとしています

ふむ……変わった風習があるのですね
ですが、天へと昇っていく様は綺麗なような気がします
それを見られるというのは運が良かったのでしょうね
「祈りの一種ですか。お祭りを楽しんだ後に祈りを捧げるというのは素敵な文化ですね。」
無病息災を祈れるということであれば皆様の健康を祈っておきましょうか
健やかに過ごして頂きたいですしね

空へ浮かぶ天灯の景色を目に焼き付けるように眺めていましょう
普段は見れない光景ですから
「……寒いのであれば仕方ありませんね。」
少し戸惑いつつも承諾し、帰路に着きましょう
ベネディクト=レベンディス=マナガルム(p3p008160)
特異運命座標
【2】
リュティス・ベルンシュタイン(p3p007926)
主と従者。彼女に好意を伝え、返事は待つと言った間柄

「何でも、今日は『天灯』が空へ浮かぶ祭りなのだとか」
偶然こちらの領地の視察に来ただけだったが、運が良かったな
「話を聞くに、無病息災を祈るという様な祈りの一種として豊穣に伝えられているらしいな」
祭りの来歴を話しながら、打ち上がるまでの時間を潰して

空へと浮かんでいく天灯の景色を二人で眺めながら、ちらつく雪に白い息を吐く
「綺麗な景色だが、ずっと眺めていては風邪を引いてしまうな。そろそろ戻ろうか」
リュティスの肩を自分の方に抱き寄せて、暖を取る様にして並んで帰ろうとする
「…俺が寒いんだ、迷惑かな?」
水月・鏡禍(p3p008354)
鏡越しの世界
行き先【3】
【ルチア・アフラニア(p3p006865)】さんと一緒に

「ルチアさん、お誕生日おめでとうございます」
先日お誕生日だったルチアさんを誘って、プレゼント代わりに屋台を楽しんでもらおうと思います
当然僕のおごりです
祈りを聞かれたら戸惑って「今この時間が大事ですから」とごにょごにょ

「え、エスコートですか!?僕が?…さ、誘ったのは僕なので、頑張りますけど…」
エスコートを頼まれたら屋台を見て回るようにします。あまり外の世界に詳しくないのでちゃんとできるか少し心配ですが
笑顔を見ることができたら、すごく幸せだなぁって思います
なるべく歩幅を合わせて歩きながら、食べ歩きができそうなものを中心に楽しみます
カルウェット コーラス(p3p008549)
旅色コットンキャンディ
【1】
【光彩の夜燈3】
チック、エドワード、一緒に天灯作り、する。
もの作る、すごい、もう知る、してる。気持ち、込める、気持ち、伝わる。作るもの、みんな頑張る、してる。誰かに、素敵、伝えるため。
ボクも、作る、頑張る、するぞ。

んーと…桃色の紙、これボク。
チック、羽…あと、歌…は、音符…。
エドワードは…太陽。あと、リボン…。
丁寧に、真剣に、気持ち込めて…。うん、どうだ!
ひっひー、ねぇねぇ、見て。ボクらの天灯!
これがねー、チックして、これ、エドワード、するの!

へー、願い事書く人も、いる、するの?
…んと、じゃあ
「これからも、みんな、一緒。仲良し。」
っと。へへー…なんか、ちょっと、照れる、するぞ…。
シガー・アッシュグレイ(p3p008560)
スモーキングエルフ
【2】
【希紗良(p3p008628)】
呼び方:希紗良ちゃん

ふむ、希紗良ちゃんの天灯は前衛的だねぇ
「いや、それはそれで味が合って良いものだと思うよ?」

造詣が深いと言われ、墨絵で山河図を描いた自分の天灯を眺め
「軽く嗜む程度に、一時期刀と一緒に学んだことがあってね…」

旅の途中で出会った師匠…刀だけでなく、多くの事に精通していたんだよな…
あぁいうのを『数奇者』と言うのかね?

「っと、そうだね、そろそろ時間かな」
希紗良ちゃんは、剣の道しか知らないことを気にしてるのかな…?
「…何か気になる事があれば色々と挑戦してみると良いよ」
空に浮かぶ天灯を眺めつつ…夢中になれる何かを、希紗良ちゃんが見つけられる事を願って
アーマデル・アル・アマル(p3p008599)
霊魂使い
【1】

『紙製の熱気球に願いを書いて夜空に飛ばす』
故郷にもかつてそういう習わしがあったと聞く
戦の際に敵対部族が同じものを兵器として用い、風向きの関係で敵にも味方に被害を出して
話し合いの末、お互い、それを飛ばす事を禁止したのだと聞く
…あちらでどう伝わっているかまでは知らないが

ふむふむ、落ちた時に火事にならないよう、ちゃんと対策されてるんだな
折角の機会だから、作ってみたい
色は…緑の中をちょっと切り抜いて、黄色を重ねて…
…なかなか難しいな
それか?葉っぱだ
…葉だ
…わかった、潰れあんまんでいい

届けたい願いは俺には特にはないが…
そうだな、俺にとって大切な者たちの、抱える者が少しでも軽くなるように祈ろう
希紗良(p3p008628)
鬼菱ノ姫
【2】
【シガー・アッシュグレイ(p3p008560)】
呼び方:アッシュ殿

「キサには絵心というが備わっていない事、よくわかったであります…」
天灯には花になる筈だった、赤や黄色の不気味な絵柄が。
一方。
「アッシュ殿は芸術方面にも造詣が深いのでありますな」
さらり墨筆を運ぶ様を眺め、同じ刀を握る手なのにどうしてこんなに違うのかと、
我が手をじぃと見てしまったでありますよ。

「ふむ。キサは剣術以外からきしであります…とと。そろそろ放つ時間でありましょうか?」
周りが賑やかになってきたでありますな。
キサの挑戦したい事…。むむむ。
「豊穣以外の国に出稽古に行きたいであります!」

やはり剣以外、考えられぬでありますよ。
花榮・しきみ(p3p008719)
お姉様の鮫
【1】
スティア (p3p001034)お姉様

まあ、素敵な催しですね。故郷にこの様な物があったとは……
ええ、お姉様がお求めならば、このしきみ!完璧なるお姉様モチーフを作成させていただきませう!
手先は其れなりに器用なはず……いざ!

ベースカラーは銀、桜を散らして青紫と赤紫の朝顔を描きませう
お姉様への愛情ならば誰にも負けません、一筆入魂です!

こうしてお姉様をイメージして何かを作るのは、紐を結わえた時でしょうか
贈り在ったあの日の吉祥結び、今も私は時折帯飾りにするのですよ
ええ、依頼に出る際は汚れぬように外してます

お姉様が、私を描く!?それは国宝なのではありませんか!?
それは持って帰ります!駄目ですか!?
隠岐奈 朝顔(p3p008750)
真意の選択
【1】

紙の色は天色は無いので…青色にして
勿論、願い事は『天香・遮那君と結ばれますように』!

あ、劉さん
この前は有り難うございました!
鰹、美味しかったです

懐かしいなぁ…2年前の夏も船を作ったんです
死者を想う、灯篭流しに似たお祭りがあって…
…あの時は死ぬつもりで毎日生きてたので
私が死んだ後に誰かが流す為にと持ち帰りましたが…
…まだ家にありますね

この天灯はちゃんと打ち上げますよ
きっと劉さんの言う通り、とても綺麗だと思いますし

こうやって豊穣の祭りに参加する度に思うんです
嫌いな部分も沢山有りますが
同じイベントでも、他の国より豊穣が1番素敵だと思う程度には
「やっぱり私は豊穣という国が、1番好きなんだなって」
ラクロス・サン・アントワーヌ(p3p009067)
ワルツと共に
【2】
【P&J】
行人くんとこうしてお出かけするのは久しぶりだ
手を差し出して握り返してくれたらエスコートしよう
今日は寒いけどこうすれば寒くないよね
それにしてもこちらの国にもスカイランタンがあるんだね、幻想的でとっても綺麗だな
私のお姫様には叶わないけれどね

「行人君せーので一緒に上げようか」
天に昇った灯は長い旅の果てに何処へ行くのだろう
何だかそれが旅人の運命みたいで行人君と重なってしまう
わかっているよ、君は旅人だ
水が一箇所に留まれない様に
あの天灯みたいに私から離れてしまうんだ

ずっと一緒に居たい
君の旅に私も着いていきたいと言うのは簡単だけど優しい君はきっと困ってしまうから
この寂しさはギフトで無視しよう
ニル(p3p009185)
おかえりを言う為に
【1】

ニルは、天灯を作ります
白い紙に、思い出しながら描きましょう

雨に濡れるお花畑や、枯れ木に咲く緑のお花
ごろごろ羊やパカダクラ
レイニー・ロッガ様たちと小さな虹
狂鮪やおっきなイカ、カニさんたち

今年見た素敵なものを、思い出して
ニルは昔のことはあんまりおぼえていないけど
今のことはおぼえているのです
たのしかったこと、うれしかったこと、きれいなもの
ぎゅうっとこの天灯に閉じ込めて

これからも、あの素敵な景色がずうっと続きますように
これからも、あんなふうに素敵なものに会えますように
これからも、ずっと、ずっと

輝かんばかりのこの夜に、穏やかなこの空に、飛ばしましょう
エドワード・S・アリゼ(p3p009403)
ドキドキの躍動
【光彩の夜燈3】
天…灯?
これを空に打ち上げんのかぁ……へぇーっ
そりゃいいや。
きっとすげー綺麗に違いねえ。

今回はカルウェットやチックと一緒に天灯を作るぜ。
明るい色で空を飾って欲しいからなー…ここは太陽を意識して、紙は黄色で。
んでもって、あとは柄だよなー……(考えながら、ふと隣の2人を見つめ。)
……そうだ。(天灯に絵を描き始めては、どうやら一対の翼と2本の大角を付けたらしい。)
なんかカッコよくなったな…!!

んでもって、願い事も書き込めるんだっけ。
じゃあ……”2人と一緒に、来年もたくさん冒険して、たくさん思い出作る!”
と、大きく書いとこ!
だから天灯、お前も空で、たくさん冒険、して来いよな!
キルシェ=キルシュ(p3p009805)
リチェと一緒
【3】
今日はリチェと一緒にお祭り楽しむのよ!
美味しいもの食べながらお空に上がる天灯見るの!
まずは屋台めぐりね!

わぁ……色々あるのね!
どれが良いかしら?
りんご飴はお土産に良さそうね!
リチェも食べる?じゃぁ大きいの二つください!!
冷やして切ると食べやすいの?
教えてくれてありがとうございます!

あの行列なにかしら?
みんな並んでるならきっと美味しいのね!
リチェと並んで豚汁購入
お肉よりお野菜一杯が嬉しいです……!
お肉、前より食べられるようになったけど、やっぱりお野菜美味しいの

リチェと豚汁分けっこしながら天灯見上げるわ
真冬の蛍みたいね
沢山の願い事がお空に飛んでいくのは不思議な光景
みんなの願い事、叶うと良いね
藤野 天灯(p3p009817)
不眠ノ燭
【2】

本来、神頼みだとかそういうものは信じないが
読みが違うとはわかっていても『天灯』と言われれば気にもなり
「まぁ今日ばかりは息抜きとしましょうか
ROO関連も落ち着いて作業場の無事も確認しましたしね」
引きこもりはいつもの白衣にコートを羽織って出てきた

誰かに願うものは持ち合わせていない
周りに倣って上げたランタンをぼんやりと見上げて
ポットに持参したホットコーヒーなど飲めば
思い出すのはROOでの戦い、自ら散ることを選んだ少女(アリス)
アバターに引っ張られたのか、柄にもなく言葉をかけてしまったから
「……何を感傷に浸るやら。
彼女は彼女の決断をした。全うした。それだけのことですね」
今夜は眠らずに済みそうだと
黒田 清彦(p3p010097)
漆黒の妖怪斬り
【3】
白鳳 山城守 楓季貞【p3p010098】
黒田からの呼び方は「楓」
祭りばやしにつられてやってきた際に混沌にわたってくる前の相棒である白鳳と偶然再会する。
「お前もこっちに来てたのか」
そう言って混沌に来てからの話を会話しながら屋台の食べ物と酒に舌鼓をうち、今後の冒険について共に戦っていくことを確認する。
白鳳 山城守 楓季貞(p3p010098)
光の女退魔侍
【3】
黒田 清彦【p3p010097】
白鳳からの呼び方は「清彦」
祭りばやしにつられてやってきた際に混沌にわたってくる前の相棒である黒田と偶然再会する。
「貴様もこっちに来てたのか」
そう言って混沌に来てからの話を会話しながら屋台の食べ物と酒に舌鼓をうち、今後の冒険について共に戦っていくことを確認する。
ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)
呑まれない才能
アドリブ&絡み歓迎

【3】
わっはっはっー!神威神楽に来たのは初めてだけど中々に悪くない雰囲気なのだ!
こう…何というかうきうきする祭りの雰囲気なのだ!
早速、食べ飲み歩きするのだ!
(もし同じ考えの方が居れば同行したい)

焼き鳥、焼きそば、焼きもろこし、りんご飴…中々美味しそうなものばかりあるのだ!
どれにしようか迷うけど…ヘルちゃんはこの日本酒ってお酒の肴になりそうなのをご所望なのだ!
(ちなみにこんななりだけど成人。ヘルちゃん未成年じゃねーのだ!)
へい!店主!この日本酒に一番合うつまみをよろしくなのだ!

日本酒とおつまみを食べつつ、美味しく頂く
ぷはー!やっぱり美味しい料理と酒を嗜むのが最高の贅沢なのだ!
唯月 清舟(p3p010224)
天を見上げる無頼
【3】
【唯月 茜音(p3p010256)と行動】
呼び方:茜音

やっぱ知ったとこの祭りはええもんじゃ。
ほら茜音、なんか食いたいもんとかないんか、儂が買ったる買ったる!
わたあめか?りんご飴がええか?やきそばでもええぞ!おめぇは普段からなんもワガママも言わねぇんだからこういう時ぐらい遠慮すんなや、な?

もつ煮と酒を手にしながら隣を歩く茜音を連れ回して屋台巡りをする。実際の兄妹のような接し方で祭りを楽しむ。

はぁ〜どこもかしこも女連れで羨ましいこっちゃ……儂だって本気出せば一人や二人……!
……まぁたまにゃ家族さぁびすっちゅうもんも悪かないわな

横目で嬉しそうに天灯を見上げる茜音を覗き見し、嘆息しながら酒を飲む
唯月 茜音(p3p010256)

【3】
【唯月 清舟(p3p010224)と行動】
呼び方:兄様、清舟兄様

やはりここは落ち着きますね
ええっ兄様!?そんな!
茜音は兄様と来れただけで幸せで…
えと、ならあそこのたこ焼きがいいです
兄様、半分こしませんか?ちょっと憧れだったんです
お祭りで何かを半分こするの

たこ焼きと電球ソーダを手に、いつも通り実際の兄妹みたいに清舟兄様について行きます

兄様にもいつか良い人が出来ますよ
……でも、きっと兄様に"良い人"が出来たら、こうやってお祭りに連れてきてもらうことも出来なくなるから
もう少しだけ遅く来てくださいね、兄様の運命の人

空に浮かぶ天灯はとても綺麗で、改めて兄様と来れてよかったなぁと頬が緩んでしまいます

リプレイ

●あかりつくり
 天へ向かって明かりが飛んでいく。
 その光景を目にしたスティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)は、思わず「へー」と声を上げた。
「へー、灯りを灯して空に飛ばすんだ?」
 せっかくだから作ってみたいなと傍らへと視線を向ければ、花榮・しきみ(p3p008719)は「お姉様がお求めならば!」と勿論気持ちの良いふたつ返事。愛しいお姉様が望むことを断る理由なんてあるはずがない。
「こうしてお姉様をイメージして何かを作るのは、紐を結わえた時以来でしょうか」
 白地の紙に桜を描き、赤紫と青紫の朝顔も描きながら口を開いたしきみは、一年前の出来事を思い出していた。あの時も互いのことを思い合い、贈りあった。
「今も私は時折帯飾りにするのですよ」
「大事にしてくれてるのは嬉しいな! 私も大切にしてるよ!」
 黄色の紙に絵具で赤を描き、散らす桃色は桜吹雪。
 互いのイメージで作りあえば、満足のいくものとなったようだ。
 アイラ・ディアグレイス(p3p006523)とネーヴェ(p3p007199)のふたりも、誰かを思って天灯に筆を入れる。
 白に青で描くアイラは、愛しい彼のため。
 その姿を素敵だと思ったネーヴェは、赤に白、淡い青や翠で大切な人を想う。
「そういえば、おねがいごとを込めてみるのもいいらしいですね」
「おねがいごと、ですか?」
 折角だからと紡ぐアイラの言に、ネーヴェはいいですねと微笑んだ。
「ボクのおねがいごとは……来年も家族皆で幸せに暮らせますように! ネーヴェちゃんもおねがいごとはできましたか?」
「わたくしも、はい! できてます」
 空に飛ばせば、きっと天へと願いを届けてくれる。
 大切な人が、今年も無事でありますように。
 そして大切『だった』人と、結びを得られますように。
「ほらほら、早く一緒に飛ばしに行きましょう!」
 念入りに願いを籠めるネーヴェの手を取ったアイラは、希望の灯る夜空の下へと彼女を引っ張り出すのだった。
「こういうのは、あまり自信がないな……」
 是非オリジナルのものを作りましょうと誘った善と悪を敷く 天鍵の 女王(p3p000665)の隣で、ミニュイ・ラ・シュエット(p3p002537)はそっと紙へ指を這わせた。
「ふふん。我(わたし)こういうのは自信があるのだわ」
 何故ならレジーナは元の世界ではTCGのカードに描かれたキャラクターなのだから。
「レナは自信ありそうだね。手伝って」
「いいわよ、みにゅは何を描きたいのかしら?」
「花の絵を描こうかと」
 ミニュイが手を止める度にレジーナが手伝い、その間にもレジーナは自分の天灯に絵を描いていく。ミニュイと、それから自分の姿。天へと上げれば、きっといつだったかの夜のように、絵のふたりは仲良く空へと飛んでいくことだろう。
 きっとどこまでも、どこまでも。
「どうかしら、似てるー?」
「うん、似てる似てる」
 『たぶん』がつくけれど、レジーナはふふんと満足そうに笑った。
 天灯という習わしは、様々な地域で広く行われている。故郷にも似た習わしがあった、とアーマデル・アル・アマル(p3p008599)は記憶を辿った。
(けれどあれは兵器として用いたものだったか)
 祈るためのものではなく、通信するためのものでもなく。そして悲劇が起こり、禁止された。
(……なかなか難しいな)
 手元は作業を進めている。が、上手く思い通りにならない。
 何かと聞かれれば『葉』と答えるが、『にくまん』と言われそうだ。……いいけど、別に。
 頭に思い浮かべたものを形にするのは、存外難しいものだ。それでも少しずつ色んな色を使って、イーリン・ジョーンズ(p3p000854)は自分を支えてくれた人たちを思い出しながら紙を塗っていく。
 恋人のこと、親友のこと、盟友のこと、友達のこと、騎兵隊の仲間のこと。
(どうか見ていて。私は今年も、駆け抜けてみせるのだから)
 これが上れば、手を伸ばしても届かない星になった人たちにも、きっと少しは伝わるはずだから。
「色々な灯りがあった方がいいわよね」
 折角だから、全種類。沢山の天灯を作ろうと、ジルーシャ・グレイ(p3p002246)は全ての紙を購入した。
 幻想の街の灯り。
 鉄帝の夜空に浮かぶオーロラ。
 天義の教会のステンドグラス。
 海洋の青。
 練達のネオンライト。
 傭兵のバザールで見た布の模様。
 深緑の花畑。
 一年で溢れた心に残る情景は、色褪せない。
 夜空に咲く光の華は他国からは見えないけれど、見せたいな、なんて。ジルーシャは愛しい人の彩を見つめて想うのだった。
 ニル(p3p009185)もまた、思い出を天灯に描く。
 雨に濡れるお花畑や、枯れ木に咲く緑のお花。
 ごろごろ羊やパカダクラ。
 レイニー・ロッガ様たちと小さな虹。
 狂鮪やおっきなイカ、カニさんたち。
 どれもこれも、素敵な思い出だ。
 ――これからも、あの素敵な景色がずうっと続きますように。
 ――これからも、あんなふうに素敵なものに会えますように。
 ニルは大切な思い出と祈りを、ぎゅうっと天灯に閉じ込めた。
「君は青色にしたんだね」
 掛かった声に隠岐奈 朝顔(p3p008750)は「あ、劉さん」と顔を上げた。
「少し、見ていっても?」
「勿論どうぞ」
「誰かが何かを作っているのを見るの、好きなんだよね」
 そうなんですねと口にして、朝顔は願い事を青い紙に綴る。その色は大好きな彼の持つ色に似ていて、託す願いも勿論彼と……。
 天灯を作りながら話すのは、色々なこと。二年前に作った船のこと。それがまだ家にあること。思い出が増える度、色々な事を思うこと。
 楽しい事ばかりじゃなくて、嫌な事だってある。けれどそれでも。
「やっぱり私は豊穣という国が、1番好きなんだなって」
 その度にそう思うのだと朝顔が笑えば、雨泽も柔らかに「そうだね」と吐息で笑った。
「……どんな風にしよう、かな」
「俺は太陽色っぽいコレにする!」
 うーんっと悩むチック・シュテル(p3p000932)の傍らで、一番に紙へと手を伸ばしたのはエドワード・S・アリゼ(p3p009403)だった。
「ボクも決めた、これ。これボク」
 桃色の紙を手にしたカルウェット コーラス(p3p008549)と黄色の紙を手にしたエドワードの姿を見たチックは「……決めた」と白色を選んだ。
 白地に、薄めの橙色と紫色の絵具を使って描かれる花。この花は、チックにとってのふたりだ。ふたりは、太陽や花のようだから。
「あとは……音符、と……雲も」
 ふたりに連なるものを描いていけば、チックの天灯は賑やかなものとなった。
 カルウェットの桃色の紙に描かれるのは、羽と音符。それから、太陽とリボン。
「ひっひー、ねぇねぇ、見て。ボクらの天灯! これがねー、チックして、これ、エドワード、するの!」
「ふたりとも、絵が上手いなー。オレは……そうだ」
 黄色の紙に描かれるのは、一対の翼と二本の大角。ふたりを思い浮かべるものと、それからカッコよさも忘れずに。
「願い事も書き込めるんだっけ」
「へー、願い事書く人も、いる、するの?」
 エドワードが言葉も書けば、カルウェットが素直に真似た。
『これからも、みんな、一緒。仲良し』
『2人と一緒に、来年もたくさん冒険して、たくさん思い出作る!』
 天灯は、きっと願いを天へと届けてくれる。

●あかりまつり
 夜空を彩る天灯の下、ホコホコとたつ湯気の元には賑わいがあった。
 寒さに震えながらも人々は灯りを楽しみ、そして寒さに打ち勝つべく温かな食べ物で身体を温める。
「おにおん、すぅぷ?」
「そうだよ、奥さん。この辺じゃぁ馴染みがねぇだろうが、異国のちょいと小洒落た汁物だ」
 飴色になるまで炒めた玉ねぎの甘みと旨味、それからチーズもたっぷり入れたそれは逸品だ。
「因みに二日酔いにも効くらしいから、試してみるのはどうだ奥さん」
 店主――ゴリョウ・クートン(p3p002081)の豪快な笑みに、それじゃあひとつ亭主にと婦人が買い求めた。
「わあ……色々あるのね!」
 異国のものを扱っているのはゴリョウの店くらいだが、屋台は雑多と色んな種類があった。ジャイアントモルモットのリチェと何を食べようかと視線を巡らせたキルシェ=キルシュ(p3p009805)は、気になる屋台へと近寄っていく。
「あの行列はなにかしら? 豚汁? 美味しそう!」
 湯気を立てる椀の中には、沢山の具。
 野菜が沢山な方が嬉しいキルシェはリチェと『美味しいね』を分け合った。
 どの屋台からも温かな湯気が上がり、屋台の間を歩めば寒さよりも温かさを感ぜられる。それでもチラチラと雪が降る冬の聖夜は寒い。黒田 清彦(p3p010097)は綿の入った羽織の袖に手を入れ、屋台の間を歩いていた。
「――ん?」
「――む」
 白い誰かとすれ違う。――と、同時に向けられる疑問めいたこの声。
 何事かと振り返れば、そこに居たのは懐かしい『同郷』の相棒、白鳳 山城守 楓季貞(p3p010098)の姿だった。
 まさかこの日に、この場所で。これでは聖夜の奇跡ではないか。
 思わず目を見張って固まったのち、二人揃って唇を開く。
「貴様もこっちに来てたのか」
「お前もこっちに来てたのか」
 漏れた言葉が寸分違わず一緒で、また同時に吹き出してしまった。
「どうだ、やらんか?」
 お猪口をくいっとやる姿をして見せれば、薄い笑みと共に応じる言葉。二人は肩を並べて屋台の食べ物や酒に舌鼓を打ちながら、今までの互いのこと、それからこれからも共に闘っていこうと話し合うのだった。
「あれはあれで楽しそうだけれど、飛ばす祈りなどないのかしら?」
 夜空を舞う灯りを見上げてのルチア・アフラニア(p3p006865)の問いに、水月・鏡禍(p3p008354)は小さく息を呑んで視線を少し逸した。
「今この時間が大事ですから」
 ごにょごにょと口の中で籠もるような言葉は、祈るよりも今が幸せだから。ルチアの誕生日を祝えて、誘えて、ともに屋台を楽しめるこのひとときが、鏡禍にとっては祈りよりも一等煌めいている。
「それじゃ、今日はエスコートして下さるかしら?」
「え、エスコートですか!? 僕が?」
 プレゼントなのでしょう? と悪戯めいた笑みに、急速に集まった顔の熱でクラリとする。
「頑張りはするけれど、至らない点は大目に見てください……」
 差し出した手に、手が乗って。
 歩き出す直前、「お誕生日おめでとうございます」と囁やけば、天灯よりも美しい満面の笑みが咲いていた。
「わあ、夜なのにすっごく明るい!」
 声を弾ませたMeer=See=Februar(p3p007819)が夜空へと手を伸ばす。どんどんと離れて小さくなっていく灯りは、見えなくなったところでまた新しく上がっていく。
「まだまだ知らないことが多いなぁ……」
「知らなくても問題ないと思うぞ」
 世界各地には色々な祭りがあり、きっとそれらは増えていく。
「まあ、好奇心の赴くままに各地の祭りを巡るのも悪くはない。予定が空けばたまには同行しよう」
「本当!? 世界さん一緒に行ってくれるの?」
 回言 世界(p3p007315)の言葉に、Meerの顔も天灯になったみたい。パッと華やいだ表情は、今日だけでも嬉しいのにとくるくる変わる。
 嬉しい気持ちのまま、りんご飴にたこ焼き、それからそれから――。
「……食べきれるかなぁ?」
「ったく、買う前に自分の腹と相談しとけよ」
 そうなるだろうと思ってお汁粉だけにしておいた世界が、Meerが食べきれなかった分を請け負った。
 たこ焼きにもつ煮、酒に甘味。唯月 茜音(p3p010256)と唯月 清舟(p3p010224)のふたりの手にも、屋台料理が載っている。ふたりで来れただけでも嬉しいのに、甘やかして貰えた茜音は嬉しげに口角を上げていた。
「はぁ~どこもかしこも女連れで羨ましいこっちゃ……儂だって本気出せば一人や二人……!」
「兄様にもいつか良い人が出来ますよ」
 胡乱げな視線を辺りへ向ける清舟にくすりと笑う。彼がロクデナシの部類な事は知っているが、それでも茜音にとっては『良い兄様』だ。
(けれど兄様に『好い人』が出来たら……)
 もしかしたら茜音も一緒にと誘ってくれるかもしれないけれど、折角兄が巡り会えたその人との時間を邪魔する訳にもいかない。
(だからもう少しだけ遅く来てくださいね、兄様の運命の人)
 上がる天灯に瞳を細め、来年もこうして彼と見に来れると良いなと茜音は思う。
(茜音が嬉しそうじゃし……まぁたまにゃ家族さぁびすっちゅうもんも悪かないわな)
 そんな茜音を横目で見た清舟は、嘆息を隠して酒を飲むのだった。
「まずは体が良く温まるものを頂きましょう」
 弓削 鶫(p3p002685)の提案で、リコシェット(p3p007871)と鶫は温かな食べ物探し。
 あれなんてどうでしょうと指差されるのは温かな甘酒だ。
「はい、私の奢りです。熱いので気を付けて下さいね」
「ありがとうな! ちょっとずつ冷まして、甘酒で温まる!」
 両手を甘酒で温めながらフーフー冷ましてちびちび口にすれば、横からほかりと湯気立つソースの香りが差し出される。
「あ、たこ焼き美味しそう!」
「リコさんは手が塞がってますので……はい、あーん♪」
「あーん♪ あっつ……! でもこれ美味しい……!」
 はふはふと慌てながらも頬を抑える姿が可愛くて、鶫はにっこり微笑む。
「ん、飲んだ。私からも鶫にお返しだ」
 空になった甘酒のカップを片手で持ち、甘えてばかりじゃないんだからな! とたこ焼きを差し出した。
 ずらりと屋台が並べば、当然食べるためのスペースもある。
 その一角で上がった声は、聖夜以外の事も言祝いで。
「エレンシアの二十歳の誕生日とシャイネンナハトを祝って、乾杯」
「ああ、ありがとうな。乾杯!」
 レイリー=シュタイン(p3p007270)が掲げた盃に倣い、エレンシア=ウォルハリア=レスティーユ(p3p004881)も小さく盃を上げて応じた。祝ってくれることも、こうして穏やかな時間をともに過ごせることもとても嬉しい。
「どう? 大人になったけど、やってみたい事ってある?」
 イカ焼きを片手に尋ねてみれば、エレンシアはうーん? と首傾げ。正直あまり実感がない。
「まー、ちっとは華やかさも必要? たぁ思う事はあるけどな」
「華やかさなら、服とかアクセサリーに興味を向けるのも良いと思うわよ」
「ふーん、なるほどねぇ。んじゃあそうしてみっかな」
 人生の先輩の言葉に頷き、焼き鳥をもぐっと頬張った。
「へい! 店主! この日本酒に一番合うつまみをよろしくなのだ!」
「あいよ……っと、嬢ちゃん……」
「ヘルちゃん未成年じゃねーのだ!」
 ヘルミーネ・フォン・ニヴルヘイム(p3p010212)の見た目に少し悩んだ様子の店主はあいよともう一度応え、焼き鳥を出してくれる。
「お、美味そうだな。嬢ちゃん、よければ一緒にやらねぇか」
 その姿を見たバクルド・アルティア・ホルスウィング(p3p010212)が手にした熱燗を揺らして飲み食いの出来る休憩スペースへと誘い、ヘルミーナも喜んでついていく。
「この日本酒は旨ぇな! いい感じに寒い夜だとやはり熱燗に限る!」
「ぷはー! やっぱり美味しい料理と酒を嗜むのが最高の贅沢なのだ!」
 見上げる夜空には満点の星空のような天灯の灯り。
 美味い酒を天へと掲げ、ふたりは「輝かんばかりのこの夜に!」と声を揃えた。
 屋台の湯気越しに見上げる天灯もとても幻想的だった。

●あかりやどり
 ――天灯。
 天の灯り。
 本来、神頼みだとかそんなものは信じない藤野 天灯(p3p009817)がわざわざこの場に来たのは、ただ己の名と字が同じだったからだ。
 人々に混ざって上げたランタンを目で追った天灯は、持参した珈琲を一口含み――思考の片隅にチラと過ぎった少女の面影に僅かに眉を寄せた。
(……何を感傷に浸るやら)
 興味が惹かれてやってきたのだ。ただ、それだけ。
 柄にもなく言葉をかけてしまった少女を想ったわけじゃない。
 空に昇っていく天灯に願いを託す人々の横顔を、ヘルツ・ハイマート(p3p007571)は眺めた。天灯も、そして願う人々の横顔も美しい。
 だから、他の皆の分も祈っておく。
 無病息災を、幸せを。どうか祈る人々の願いが天へ届きますように、と。
 偶然領地の視察に来たベネディクト=レベンディス=マナガルム(p3p008160)は折角だからリュティス・ベルンシュタイン(p3p007926)を誘い天灯を浮かべる祭りに参加をしていた。
 ふたりの手には打ち上げ前の天灯。打ち上げの順番が来るまでふたりは会話をして過ごす。
 祭りの来歴を詳しく話すところから『偶然』では無い気もするが、想いを伝えた彼女からの返事が保留な以上、誘う口実はいくつあったって足りないくらいだ。
 白い天灯を手にした辻岡 真(p3p004665)もまた、今か今かと打ち上げの順番を待っていた。手の内の天灯には『満願成就祈願』の墨字。
(さあて、飛ばすぞ~! そぉれ!)
 願いが叶いますようにと祈り込め、手を離せば天灯はするすると天へと昇っていく。幻想的な光景はとても綺麗で、悩みなんて消し飛んでしまいそうな心地となる。
 周りの人々も幸せそうな笑みを浮かべており、真も自然と笑顔になれた。
 せーのの掛け声で飛ばしたアレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)とシラス(p3p004421)の天灯も、夜空へと吸い込まれるように飛んでいく。あっという間に他の天灯との区別が付かなくなったけれど「あれが私の」とアレクシアが指差し笑った。
「アレクシアは何をお願いしたの?」
「争いがなくなりますように、みんなが手を取り合えますように、って感じだね」
 毎年同じことを願っているのだけれどねと笑う彼女が、本気でそう願っていることをシラスは知っている。
「俺はね、来年には幻想で騎士の位を手に入れて見せる」
 スラムの浮浪児であった彼は、貪欲に出世を望んでいる。
 勇者と呼ばれるようになった。けれど、まだだ。爵位が欲しい。
「シラス君ならきっと叶えられると思うよ」
「頑張ろうね、俺のもキミのもきっと叶えるんだ」
「困ったことがあったらちゃんと頼ってよね! いつだって駆けつけるから!」
「俺だって駆けつけるよ」
 シラスとアレクシアは笑みを交わし合った。
「キサには絵心というが備わっていない事、よくわかったであります……」
 希紗良(p3p008628)が眉を下げながら抱きしめるように持つ天灯に描かれている絵は拙い。けれどそれは味がある、と言えるものではないかとシガー・アッシュグレイ(p3p008560)は笑った。随分と前衛的ではあるものの。
「キサは剣術以外からきしであります……とと。そろそろ放つ時間でありましょうか?」
「……何か気になる事があれば色々と挑戦してみると良いよ」
 紫煙の香りが微かに香る落ち着いた口調が、背中を押す。
「豊穣以外の国に出稽古に行きたいであります!」
 天灯がふたりの手を離れていく。
 灯りが見えなくなるまで追いながら、シガーは彼女が剣以外に夢中になれる何かを見つけられることを願う。例え見つからなくとも、彼女が幸せならそれでいいのだが。
 ふわり、ふわり。
 ゼファー(p3p007625)とアリス(p3p002021)の天灯が上がっていく。
 ひとつには大きな願い、ひとつにはささやかな願いを載せて。
(わたしだけが、識ってるの)
 強かだと周りに言われるゼファーが本当は普通の女の子で、その横顔がたまに酷く切ない憂いを帯びることも。
 チラと見上げた横顔は真っ直ぐに天灯を追っている。
(喩え、貴女が風に攫われてしまったとしても――私は西風に乗って、必ず迎えに行くから)
 ふたりの世界に不条理が影を落としたとしても、貴女が攫われてしまったとしても、必ず。
 ゼファーが迎えに来てくれることを、アリスも信じている。だってアリスは彼女の腕の中でこそ香る『蜂蜜ちゃん』なのだから。
 アリスの視線に気付いたゼファーが口を開く。
「穏やかに、一緒に過ごせます様に」
 そう願ったのだ、と。
「……判っているわ」
 そんな所を識っているのも、アリスだけなのだから。
「そのままどこまでいくんだろ。星……まではいかねぇか」
「ふふ、どれかは星になるかもって思ったらさ、浪漫があっていいよね」
 サンディ・カルタ(p3p000438)とシキ・ナイトアッシュ(p3p000229)の手から離れた天灯がゆっくりと昇っていく。
 きっと燃え尽きたら落ちてきてしまうのだろうけれど、どれかひとつくらい星になるかもしれない。だって個数を数える人なんていないし、その内いくつが足りないかなんて誰も知らないのだから。
 天灯を見上げながら話すのは、『去年の今日』の話。結んだ紐の願いは、きっと叶った。
「じゃあ今年も何かお願いしてみようかな」
 ――少しでも長く一緒にいるために頑張れますように。
 天灯は小さくなっていく。
「サンディくんなにかないの、今年一年でよかったこととか?」
「ん? 俺? ……一番ってなるとむずかしーな」
 良かったら聞かせてよと弾む声に、そうだなぁと一年を振り返る声が続くのだった。
「お手をどうぞ、プリンセス」
 男装の麗人、ラクロス・サン・アントワーヌ(p3p009067)が手を差し出せば、伏見 行人(p3p000858)は小さく笑みながらその手に手を預けた。エスコートはどちらなのか。この際気にしない。共に並び立ち、隣を歩くことが全て。
「行人君、せーので一緒に上げようか」
「いいよ。一緒にだね?」
 せえので上げた天灯の美しさも、アントワーヌの『お姫様』には敵わない。
 けれど離れていく姿が旅人の運命みたいで、彼の姿と重なってしまう。
(あれは天灯で、人ではない。俺は――)
(ずっと一緒に居たい。君の旅に着いていきたい)
 しかしその言葉を口にすることはしない。きっと優しい君は困ってしまうから。
(――私は王子様だから)
 だから、我慢くらい――。
「大丈夫。俺はここに居るよ」
 言い切る言葉と、ぎゅうと握ってくれる暖かな手が、痛いほどに熱かった。
「ね、ね、ルカさんは天灯にお願い事なんて書いたの?」
 あたしのはねとフラン・ヴィラネル(p3p006816)が示すのは、みんなが元気でいられるようにという願い。もうひとつ書いたけれど、これは彼には秘密。
「願い事なぁ。結構悩んだけどこれだな」
 見せるのは、『カミサマへ。余計な事すんな』と書かれた天灯。
 ルカ・ガンビーノ(p3p007268)は自分の望みは自分で叶えたい。神にさえ手伝われたくないし、邪魔など以ての外だ。
「飛ばそう」
 周囲の人々に合わせ、ルカとフランも天灯を上げる。
 願いを載せて飛んでいく天灯は、きっと天へと届くのだろう。
 もしかしたら空中神殿にも――。
 ルカの表情をチラと見上げたフランには、彼が何を考えているかは読めない。けれど寒いからと言う口実でそっと身を寄せて、隠したもうひとつの願いのことをそっと想った。
『来年も一緒にこの日を過ごせますように』
 それが、フランだけの秘密の願い。
 みんなの願いも叶いますように。さやけき夜に、静かに祈る。
「ウィルくん、こっち。ほら、もう始まってる……とっても綺麗……!」
 片方の手袋を『家に忘れてきた』コルク・テイルス・メモリクス(p3p004324)はウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)の手を引いて。
「ああ、本当に綺麗だな」
 静かに響く声には感嘆が混ざっているのを聞き止めて、ふたりも手から天灯を放った。
 湖にも空にも、ひかりが、星が散って。満ちて。空の中に落ちたよう。
 沢山の幸せが夜を染めていくみたいで、コルクは幸いに満ちた笑みと吐息を零した。
「今日は一緒に来てくれて、ありがとう」
「ありがとう、はこちらこそだ」
 何時よりも満たされていると感じるのは、きっと君が隣に居るから。
 双子星のように天に灯る灯りを視界に納め、ふたりはふたりだけの願い星に祈りを捧げた。
 高く高く、もっと高く。
 昇る灯りは人々の願いを載せていく。
 風花が舞う中を、橙に灯る灯りをいつまでも追っていたいような気持ちもある。
 けれど、ずっと眺めていては風邪を引いてしまう。
 灯りが見えなくなった頃に落とされた帰ろうかの言葉に頷けば、リュティスの肩はそっとベネディクトに抱き寄せられた。
「……俺が寒いんだ、迷惑かな?」
「……寒いのであれば仕方ありませんね」
 ふたつの影がひとつになったように寄り添い歩くのを、天に灯る光が照らしている。
 輝かんばかりのこの夜に、人々に幸いを降り注ぐように。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

輝かんばかりのこの夜に!
みなさんの願いが天に届きますように。

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