PandoraPartyProject

ギルドスレッド

とある場所

【RP】海龍殿

地上より遥か水底にある海底神殿。

冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。

今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。

生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……

(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)

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(アルの放った赤い閃光は、確かに邪龍を捉えたーー…はずだった。しかし攻撃で破裂した邪龍はすぐに元の姿へ戻って追尾をつづける)

あわわわ、効いてない!?こうなったら、もうあの手を使うしか……!
(イザークが頭からするんとアルの肩の上に移動するとーー…コートが突然光りだす)
イザクルマジカル★シャララ〜ン!
(変身コール(自前)と共にアルのコートがドレッシーでフリフリのファンシー衣装へと変わった。
おまけに放ったレーザーがハートマークに変わる仕様である。
どういう訳か、コートの変化が完了した後は邪龍に攻撃が通り、倒すことができたのだった)
ふぅ。
(機械が希望を語り、残された者への愛の話をするのはかなり変な気分になる。複雑な気分である。しかもコートが光って変身するし。頭痛い音するし。マスコット連れだし。)

200だあ?人は城、人は石垣、人は堀ってそういう意味じゃねえぞ。
子供の時にオフクロに言われなかったか?人にやさしくしましょうってな……。
(ポケットに無造作に手を入れて、袋を一つ取り出す。引っ張り出そうとするのは死者を宥めるための香だ。アルクにも少し分けたことがある。)

ところで、死人は如何ほど……で。
(ああ、本当に不器用な奴だろう。追撃を諦め、傷を焼き潰してでも癒そうとする)
(怒りも憎しみもない「ただ処理しているだけ」の挙動に、傷の多い無骨なレーザーライフル。そこにファンシーなコスチュームが壮絶な不協和音である。)

愛とか希望って大事だったね。
……でもイザーク、服を変えるんなら相談しておくれよ。
二人の時ならいくらでも着てあげるからさあ。
(努めて何でもないフリをし、ついでに相手を蕩かすように付け加えた。)
変わらないために、変わり続けなければいけない…。
そうだ、俺はそれが嫌だった。

死と隣り合わせの『頭首の儀式』に選ばれてしまったメアリアンを失いたくなくて、一冊の本を書いた。
彼女が不思議な世界に迷い込み、幸せに暮らす物語……終わらない、永遠に存在できる場所。彼女もそれを気に入ってくれた。

……彼女の死を知ったのは、本が完成した次の日だ。
そこの男……ルベライトが。自分が正気を保っている間に調べて欲しいと、一冊の秘伝書を託されて……しかし、俺は(ドッ!とそこで邪龍がハインツの肩を穿った。そのまま膝をつき、倒れこむ)
火炎香!(リチャードが避けた龍に空気中で発火する香水をぶちまけたが、炎で焼ける様子はなくピンピンしている)げえっ、全然効いてねぇ!

どうするリチャー……え?なにがワンチャン?イけるって……(まさか俺と兄上両方とも付き合えるかもとか!?などと思い過去を思い出す。
できのよい兄とやんちゃでなにごともサボりっぱなしだった自分。見た目のスペックがほぼ同じなら、軍配があがる方は目に見えていた)
ノーチャン!ノーチャンに決まってるだろ!つかさっき避けたの戻ってきてるぜ!?どうするよ。

(リチャードを最初に襲った邪龍は、壁の前で方向転換し、再びリチャードを狙おうと口を開けて迫り始める)
おー、あのネズミやるなぁ。今度なんか奢ってやろう。(食えるかどうか知らんが。)

そうか、龍の丸焼きはできないか……(心底残念そうに)ん?何焦ってんだよ。冗談だよ冗談。顔が似ててもやっぱり心が汚いやつは御免被りたい。

さて、と、(改めて龍を見る。物理的に燃やすのは出来なかった。あのネズミはアリスターに何かをしたら龍を倒せた……)
……なぁ、ユディト。あの手が異端だったなら、これはそれの親玉ってわけだよな。
……『殺れる』か?(懐から商人から譲り受けた異端審問官の短剣……“ユディト”を取り出す。)(彼、或いは彼女は怒っているように、興奮しているように、狂ったように、……嬉しそうに喋る、語る)
(『滅せ滅せ滅せ』『殺せ殺せ殺せ』『心の臓を一突きにせよ』『手足を切り落とせ』『塵の一つも残さずワタシが燃やし尽くしてやろう』)
はいはい、なんと心強いお言葉で。それならせいぜい頼みますわ(『龍』に向かって駆け出し)
(突きつけられたのは言葉のナイフ。叱りこそすれ、普段はここまで毒を吐かれることなんて今までなかった。言葉を詰まらせ、豹変するように話すアルクを驚いた表情で見つめる。
突き放そうと伸ばされた手が胸を押す前に、両の手のひらで優しく包み込もうとする)
……嫌だ。
離れない。君の本音を聞いたからには。
グレシアスになら、僕は傷つけられてもいいんだ。だって、コミュニケーションは『痛み』なんだから。
良かれと思ってやった事が裏面に出たり、自分にとっては何でもない事が相手をひどく傷つけてしまったり。そういう事はあるさ。だって、僕達は同じカタチをしているけどみんな違う生き物だから。
だからって開き直るんじゃなくて、ちゃんと歩み寄りたい。
……お願いだグレシアス、僕をそばに居させてくれ。
……それを、アンタが言うか…!?俺は今、傷つけられた仕返しをしたんだぞ!?そこは怒れよ、理不尽に怒りぶつけられてんだぞ!?俺は今まで黙って心の内に抱えて…、そう思ってたんだ、嫌ってくれよ…!
(既に自分が言っていることに分別も無く、理不尽な憤りをぶつけてしまう。偶に分別した意見も混ざるがそれすらも抑えないで言う辺り悪い方向にしか向かって居なかった)

…ッ、ダレン、俺に炎近づけるな!!怖ぇんだよ、炎(ソレ)…!(ランベールを突き離そうとした手がそれを出来なくさせる。更にそれがダレンの炎を避けれない行為にもなっていた。)

銀影、離せ!!
中々情熱的だな。嫌いじゃないぜ、そういうのは……
(炯、と炎を映した眼が光る。)

『畏れよ、しかして希望せよ』
『我らは病みたる森を焼き、炎と灰より森は再誕する』
(炎を纏う手がアルクへと伸びた。たしかに熱い。熱いが、それは傷と侵された心を焼き塞ぎ清め再生するような炎である。)

……まあ何しろ恐れられる存在だからな、俺は。俺たちは。
(それでいいんだと、笑った。)
…ッ、……っ(炎を纏った手が自分の傷を焼こうと伸ばされる。恐怖心で目を瞑り、傷口が焼けるように熱い。恋人に言葉のナイフで切りかかる前に全身に回りつつある黒い霧をその炎が浄化していく)

(――…熱い。熱いのだが、何故か安心するような、安寧を感じるような暖かさが自分の中に入って来ていた黒いモノを焼いて、それを正しく再生していく。じっとりと汗をかいた顔でゆっくりと目を開けた)
――…俺は、アンタを恐れられねえな…。俺は、それを良しとしたくない…。
(汗を額に掻きながら開いた目からは先ほどの淀みは消えていた。「世話かけた」と一言ダレンに礼を述べて自分を離さないで居てくれた恋人に向き直る)

…酷いこと、言ってしまってすまない。…言い訳は言わない。俺が思って居たことだ。

アンタは確かに怠慢が過ぎるしデリカシーの無い最低な男だ。
…最低だけど、俺を好きでいてくれる。俺はその最低だけど俺にとって最高のモノをくれてるアンタに惚れてる。直らなくても、歩み寄ってくれるなら、それでいい。

……あとで言葉のナイフの代わりに首絞めたり、ビンタしたり全力でぶん殴る気でいたが今のでチャラな。…その代わり、存分に甘えさせろ。俺も甘やかしてやるから。
(ポケットから一枚の札を出し、ランベールに握らせようとする)……魔力の前払い、な。
あと、なんとしてでも視力取り戻せ。俺の顔を、目を見ないで喋るのはナシだ。戻るまでは俺が護ってやる。
(言いつつ片手で銃をキチンと握った)
『茶番はそれまでにして戴きたい。
私が見たいのは人間の有るべき姿……罪に狂い、堕ちていく姿だ。
(お互いに歩み寄ろうとする者、前を向いて生きる者。
目の前で支えあう人々の絆に、ルベライトは露骨な嫌悪の表情を浮かべる)
口先ではなんとでも言える。あなた方のその絆……完膚なきまでに叩き壊してみせましょう。

(龍となったルベライトが口を開くと、口元に闇のエネルギーが集約されはじめるーー)
相談したら悪戯にならないだろう?
本当は僕がアルの事をよく知らなかった時、復讐のためにコートへ細工をしたんだけれど
皮肉にも力のあった時に用意していたから、ある程度の魔力を印にため込めていたんだ。
アルの手助けをするにはこれしかなかったんだよ。ちなみに……。

(ぽわわ~ん!と音を立ててアルの胸元へフリッフリのクラバットが現れゴージャスに飾りはじめる)
呪いをベースにしるので、僕が解くまでじわじわ衣装がマイナーチェンジされてくからヨロシク。

(どっか遠くの方でネズミ呼ばわりされた気がした。心外だと眉間に皺を寄せ)僕はイタチだよ失礼しちゃうなぁ!
……。(邪龍がハインツの罪を呼び起こす。立ち上がるでもなく大の字になりながら、空虚な天井を見上げた)
そうだ、思い出した……俺は考古学者なんかじゃない。
ただのオカルトライターだったじゃないか。

魔術に詳しかったメアリアンと魔術学園のアカデミーで知り合って以降、
ずっと一緒に仕事をしてきていた。
彼女の一族の掟を聞いた時、俺なりの無駄な足掻きをして……キャラハン家の秘術を、盗んだ。
(己の顔を隠すように顔を覆う)
メアリアンが死んだなんて、認めない。認めたくない。
違う、いるんだ。メアリアンはまだ生きてる。俺の記憶の中で、
キャラハン家の秘術で作り上げた事務所の中で――。
火に耐性があるとか、そういう単純なものじゃあなさそうだ。そもそも……俺の技は一族のお家芸の毒術だし、兄上にゃ看破されちまってるのかもな。
(狂えるユディトの気配を感じて背筋がゾクリと泡立つような感覚を感じる。不安から視線を彷徨わせ)
ユディトは魔剣みたいだよな。使いすぎて何か対価を求められねぇか不安だが、今のところは頼るしかねぇ……か。

(ふわ……と朝長の周囲の空気が変わる。流動する赤の衝動がエネルギーとなって可視化された。付与アクティブの『始まりの赤』だ。
リチャードを追うように駆けて邪龍との距離を詰めつつ、右手に魔力を込めはじめた)

ダメージとして、通らなくても……!

(中距離からリチャードを避けるように放たれる『魔弾』。直撃した邪龍は、弾に気づいて隙を見せる)

――……今だリチャード!!
嫌うはずもない。等身大の人間らしい感情さ。だから僕は人間が好きだ。グレシアスという人が。
最低な男の最低な日々を変えてくれた、とてもとても大好きなひと。

(受け取った札をしっかりと握りしめる。アルクに背中を預けるように立ち意識をその場の空間に在る魂を探るように集中させる)

少し離れた所にぽつぽつと2つ“白い気配”を感じる。これはどちらも人ではなく、道具かな?
ルベライト達は朝長さんの悲鳴の通り通常の攻撃では散らされてもすぐ魂を核にして集約するけど……、
その気配2つは魂をうまく浄化しているね。
(何だかわかるかい、とアルクに問う)
……重要部分で汚染される訳には行かない部分か。

……銀影、悪い。"俺がいて欲しい時に離れたアンタに仕返しをする"。まだ収まらねえんだわ、さっきの黒い感情……。

……"意味、理解できるよな?探偵"。
(要約すると「俺はその気配をまだ黒く染まったふりをして別行動で探しに行く」。)

……追ってくるなら構わない。アンタからも言葉のナイフも向けていい。
(此方は「俺一人じゃ何処にあるのか見当がつかないから一緒に来て欲しい」。自分の事を今までの絡みで理解してくれてる筈だと信頼しての言葉だった。淀みのない双峰でランベールを見る)
(アルクが正気を取り戻したとみるや、昏い空間に炎の蝶を放つ。盤面に駒を置くような牽制と照明を兼ねたものだ。)
……サポートの方が向いてるんだろうかなあ、俺は。

一人倒れたろ、拾いに行く。
(「気にするな、あとは出来るな?」と口元が笑い。音のした方……ハインツの方に向かう。)
(無計画に突っ込んでいったのだ、何かしらあるかと思っていたがそこに手が差し伸べられた。援護射撃を受けてニヤリと笑い)サンキュー、ハル! あとでハグな!

(一方、短剣は唄う、吟う、唱う)(『祖は崇高なる神である』『我は神の僕である』『其は神の仇である』)
(『崇高なる神の御身の為に、神の僕たる我は、仇となる其を討つ』『仇とは即ち異端者也。異端者とは即ち其也』)
(『目を抉れ、心の臓を突け、火炙りだ。』)
あ、あぁ……(燃えるように身体が熱い。いつもより鼓動が早い。視界が霞んで、身体が糸を括られているかのような。)(ポツリ、言葉がこぼれ落ちた)
……『異端を滅す、其れ即ち救済也』
(その収まりきらぬ感情は持ち主にも少なからず影響を与えていた。文字通り『目の色が変わり』、龍の眉間へと赤く燃え上がる短剣を突き立てる)
君は本当に律儀な男だね。わざわざ悪意を向ける前にはっきりと断りを入れるなんて。
それとも僕がナメられているのかな。だとしたら――……甘く見ないでいただきたいね、傭兵サン。

(光の無い目に一瞬、鋭い光が灯る。弾かれたようにその場で地を蹴れば、銀龍が足元から現れそれに乗る。
龍が察知する周囲の気配を頼りにアルクを追従しながら)

それじゃあ遠慮なく僕からも言わせてもらおう。グレシアス、君……色恋の気配に敏感すぎて、ガードが固いんだよッ!
きっかけなんて転がってるんだから僕を信じて成り行きに任せてくれたっていいじゃないか……うぅぅ。もっと……僕も、グレシアスに愛あるセクハラをしまくりたいッッ!!
ああ、んじゃ外野で存分に言い合うか。



………(恋人に一回戻って来てから容赦なく頭に拳骨を入れようとするムーブ)…あ、すまん。つい
(殴れてなくても「申し訳ない」の籠っていない詫び。今のは確実に本心からの拳骨だった)

此処で言うな馬鹿垂れ。オラ、こっち来いや…

(言いつつランベールの首根っこでも掴んで引き摺りながらこの場を離脱の態)
善も悪も呪いも祝いも幸運も何だって使うよ。
だから、ありがとうねイタチちゃん。

世界の本質は憎悪でも愛でもなく断絶で、情も人も何もかも二の次の話。
そのうえで何を願いどのように生き延びるかなのに、ね。
ルベライト君、きみにもし眩い望みがあったなら、君にいくらでも手を貸したのだけど……。
(胸元に光が跳ねてそこにはなかったはずの布地が靡き、或いは存在しないはずの精緻な刺繍すら現出する。そんなものに対する感情なんかを遠目に見る。)
(狙え、焼き穿て。わたしに撃てないものなどない。)
(あらゆる情報が照準の為に取捨選択され、口元が笑みで固定される。口を開閉し人を模す演算が惜しい。『スナイパーアイ』。)
このまま、アルが魔法少女になってしまったら……責任をとって、僕も魔法少女のマスコットキャラの役目を負うさ。

(アルの言葉を聞いて、考え込むように下を向く。暫し悩んだ後、ルベライトを見上げて)

僕はルベライトの気持ちがちょっとだけ分かるよ。『そちら側』の存在だったから。
でも……武器屋のやつと、アルが手を差し伸べてくれた。そうしたら今まで恨んできたものが、とても尊く思えてきたんだ。
だから僕は立ち向かう。アルと一緒に……明日への希望を抱いて!

(ほわわん★とまた可愛らしい音がする。アルの頭にミニハットが追加された。
ワダツミの力がコートの印を中心にめぐり、アルに聖なる力を付与していくーー)
そうだ、人を集めないと。
箱庭を維持するためには『読者』がいなければ。
そこに世界が在ると認知する存在が必要だ。
誰か、誰か……!

(黒い霧がハインツを蝕んでいく。近づいてくるダレンの気配に、どこか焦点の定まらない目で得物の銃を引き抜いた。
片手のまま、デカいピストルの反動を鋼の腕の頑丈さだけで押さえつけ、ガガガンッ!!と3発発砲した)
おうとも。激しいの期待してるぜ?ベッドの上で。
(幸運な事に、ナイフ使いと組んだ事もあるため狙いをつけるのは容易だった。リチャードの後に追撃を叩き込もうと新たな魔法の詠唱をはじめ)

ーー……?

(備えていたが、なにやら様子がおかしい。つぶやきが耳に届き、目を見開いた)
リチャード……?
(一発は逸れ、一発は左肩の肉を抉って、もう一発は”常ならぬ理由”で心臓手前で熔け落ちた。並みの幻想種であれば十分これで音を上げるがこちとら特異運命座標、ついでに言えば亜音速で飛ぶ礫などこちとら火山弾で慣れている。軋る声で悲鳴を塗りつぶし)

俺はメアリアンが誰だか知らんが、お前さんにとって大事な人間だったことはわかる。
忘れないこと、顔向けできる人生を送ることが供養の始まりだろう。
泣けるうちに泣いておけ。
(自分の傷のことは後回しだ。炎を纏う手をハインツの傷に伸ばし、アルクに施したように傷と心を焼き清めようとする。)
かといって遠慮したら「もっとしていい」って言われたり……さじ加減が難しすぎるからいっそ君の方から襲っ(襲われた。物理でだ。
見事にノックアウトされて捕まれる)

……ふぇ?ぐっ、グレシアス?
(演技だよね?と冷や汗まじりに無言の問いかけを投げた)

(部屋にある唯一の出口の前に、黒い霧が渦巻く。
現れたのはマーマンの番兵で、本体とは意識を切り離されたガードマンだった。邪龍が痛みに吠える間も刺又を握って身構えている)
『ぐぅっ、ぅ……!?(目の前を焼ききろうとエネルギーを溜める間に、襲いくる影があった。リチャード・ハルトマンだ。
こちらの攻撃が怖くないのか、真正面から走りこんでくる。阻害しようと亜空間から礫を現すも、朝長の魔弾がそれを打ち払った。

狂信者のような気迫を持って振るわれた短刀が、邪龍の眉間に突き刺さる)

『ぐおぉおおおおッツ!!』

(痛みに技のコントロールを失い、リチャードと邪龍の足元めがけて闇の波動が打ち付けられる。床のタイルを捲りあげつつ、大きな爆風が巻き起こった)

(のたうつ邪龍の下で『何か』がごそりと動く。爆風がおさまった後、アルの視界には捉えられたかもしれないーー……邪龍の「影」が僅かに震えたのを)
ア゛?んじゃまた襲い掛かってやるわ。今度はきちんとな。
(その時はまあ勇気を出してあっち方面でのつもりだ。確かに自分は女々しい事をしてめんどくさいとは思うし、あの時顔面をへこませたのも悪いと思って居る。今度異世界書物:ウ=推・本とかその辺で得た知識を使ってみようと心に決めた雪豹。)

……少し衝撃出るから身構えておけよ(ランベールに一言言うと首根っこをフィジカル17の腕力で掴んだまま『ギアチェンジ』にて反応を上げ、『奇襲攻撃』へと繋げる動きでガードマンの刺又に向かって一発撃ちこむと胴体目掛けてランベールを…ソオォイ!)

さっきから俺の気に障る事しか言ってねえんだよテメェは!!ふっざけんなよくそったれェ!!(上手く『得物(ランベール)』が敵兵に命中すれば回収してそのままその場を離脱しようと試みる)
……わたしについてこれるかな、新しい相棒殿。
(ミニハットに揺れるリボンは華やかで軽やか。その下の容貌は悠然たる笑み。滑らかに瞳が動いて影を捉える。)

(絶望など一生に一度味わえたらマシな贅沢品だ。それに味わったところで腹が受け付けるかどうかもわからない。だから自分には無縁でいいように思う……。)

間違ってたらごめんなさい、だ。
(目を細め、皮下に注射針を潜り込ませるような集中と冷静の数秒に続いて、邪龍の足元に蠢く影目掛けて引き金を引いた。)
……っふ、ふふふふふ(それは誰の意思か。狙い通りの場所に突き刺さった事を確認すると口許から溢れ落ちたのは隠しきれぬ『歓喜』だった。)
(ゆらり、ゆらりと歩を進め、それを完全に仕留めたかと確認をしようとする。)

(然し歓喜は直ぐに霧のように消え失せた。紫色(しいろ)に似た薄氷(アイスブルー)の『目』は普段の色に戻っており、それまでの異質さは何処にもなかった。)

(晴明に声をかけられたことに気づいてゆっくりと振り返る)
あー?どうした?……ってうお!?
(刺したところまではよかった。けれど足がふらつき頭が重い。倦怠感がある。きっと商人氏のソレの負担がまだ身体に残っていたのだろう)
(それに加えて『手元が狂っちゃった☆』な攻撃の巻き添えが襲ってきた。)

あー、悪い晴明。ちょっと動けないから大人しくコレ食らっとくわー
(「ごめんなー」と手をヒラヒラり。この男は何処までいっても『怠惰』であった)
(「あっ、これガチで怒ってるやつだ」
気付いた時には身体が宙を舞っていた。刺又に意識が逸れていたマーマンの胴体にぶち当たり、熱された鉄のようにジュッと胴体が焼ききれる)
うぅ、悪かったよぅ。
(言葉のナイフを向けていいって言われたのに、なんて思いつつも、おとなしく尻に敷かれる事にした)
それにしても、今の溶けるみたいな崩れ方は……。
ッ!グレシアス、ストップ!
(離脱しようと扉を開けた先は虚無。闇が支配しており、足場もない)
犠牲者が触媒にされてたはずなのに……なんだ。まるで“なにかに吸い取られた”みたいに消えてなくなっているじゃないか!
黙れっ……メアリアンは生きている。彼女は永遠だ!なにも知らない癖に……ッツ!!
(撃ち殺す。そう殺意を湧き上がらせてトリガーを握りなおす。ガチンッ!と金属がかみ合う音が場に響いた)
――!?っこんな時にジャム(弾詰まり)ってんじゃねぇよ!俺、は……!

(ダレンの炎が身を焼く瞬間、メアリアンの笑顔を思い出した。
「雑誌のライターより、先生はシナリオライターの方が似合うと思うの」
「だって私を、こんなに素敵な物語に迷い込ませてくれたんですもの!」
優しい声が静まる罪の衝動と共に消えていく。龍の噛み痕が治ると得物のリボルバーを床に落とし、がくりと膝をついた)

夢でも構わない。もう一度、君に……。
……なんだ、今の。(投げた恋人が命中した敵が此方にもおかしな崩れ方に見えた。静止の声の前に既にギアをチェンジして速度を落として居た。扉を開けるとそこは――…)

…………っ。(――…虚無。
扉の先には床すら無かった事に冷汗が垂れた。)

……まさか、此処は…腹の中とかじゃねえだろうな…。つか、銀影。目は視えてるのか?

………ーーウ゛オオ゛オォォ゛ォォ!!!(スゥ…と息を吸うと魔力の微量に籠もった雄叫びを上げる。異常事態を全員に知らせる役割と、もう一つ。音が何処かに反響するかどうかと、微量だが自分の魔力なら反響でもなんでも味わっている恋人なら何かに引っかかるかどうかに気がつける可能性。それを瞬時に考え出して試してみた。)
リチャード!!!……っうお!
(手を伸ばそうとしても既に遅く、リチャードが爆風にのまれるのをただ見ている事しかできなかった。
イレギュラーズはそう簡単に死なない……街角で聞いた風の噂を思い出す。
「そんな保証がどこにある?俺達はただ、都合よく世界の維持を押し付けられただけなのに」
さあっと青ざめたまま、動けなくなってしまい――そのまままき上がる砂埃で姿が見えなくなった)
フリルの前掛けくらいならアルクが用意してくれるんじゃないかな。
(肩から見上げるアリスターの姿は、とても優雅でかっこいい。ドキドキしながら、アルの攻撃に合わせるように身構えて魔力を放出する。
蠢いていた影の中にあった『本体』が苦しむ様子に、ぶんぶんと尻尾を振った)
これは効いてそうだ!
まだ見えないままだけれど……パラパラとまるで分解されるように魂が消えていった。
それにこの部屋の先、確かトカムのご家族が居た空間だった。ルベライトの怨念の餌にされていたのに……その魂の気配が今は全くないから、おかしいなって。

(アルクの雄たけびは、どこにも反響せず吸い込まれるように闇へと消えていった。ふむとその場で腕を組み、考える素振りをする)

この亜空間はルベライトがキャラハン家の秘術で作った領域なんだろう?
しかも部屋や天井、この空間とルベライトは一体化してるように見えた。
もし、常にこの空間を維持するために魔力のリソースを裂いているとしたら、それが途切れた瞬間どうなると思う……?

(問いかけていたが、後ろから迫る気配にハッとする)

グレシアス、危ない……!!
『ぐおおぉぉお……!こ、んなの……許されるはずがない。虫けらみたいなLv.1どもに、私達が……キャラハン家の髄を結した力が負ける事など!』
(邪龍の姿が誘爆で崩れ、影に潜んでいた本体さえも攻撃を食らう。
蘇生をしようにも武器商人に注ぎ込んだ力の分がどうしても足りず、他の空間の維持を諦めた。
生かさず殺さず搾り取っていた贄たちの力を取り込みつつ、謀略を巡らせる)

『このままではいけない。逃げ延びなければ……。』

(爆風で朝長の姿が見えなくなった瞬間、龍の形を崩して朝長そっくりの姿へと組み替える。
以前リチャードと朝長を出し抜いた変身術だ。

さらに本体の方は負傷した身体を影の中で引きずり、黒い霧を素早く地に這わせる。
狙いを定めたのはアルク・ロード。影の中へ引きずり込もうと触手が足を狙って伸びた)
……え、…なっ!?
(超反射神経で奇襲は無効に出来ると言っても気がつける時点で奇襲には及ばない。)
(雄叫びを放った直後の余韻で息を整えている間にランベールの声が危険を知らせたが流石に避けきるのは難しいだろう。咄嗟に「自分を護る為に誰かを犠牲にしたくない」。その意志だけでランベールを巻き込まないようにとダレンたちの居る方向へと突き飛ばそうとした。)

……っ、テメエ等、絶対に俺を助けに来るな……………………!(『俺を護るな!誰も死ぬな!』叫びつつ影の中へと飲み込まれていく事に抵抗はするものの、成す術はないだろう。)
(膝をついたハインツから手を離して、自分の肩の傷を失血だけしない程度に塞いで)
知れるわけもねえだろう。アンタの事も知らねえんだ。
だが永遠を疑ってるのはアンタ自身で、疑ったから騙され傷ついてるのはわかる。
敬意を持って接すれば先人たちは何時でも暖かい眼差しを注いでくれるなんていう、そんなことは俺たち一族の者は誰でも知っているからな……。
(背後にゆらりと幻想種の男の影が現れ、戯けてウィンクして再び消えようとした。が、只ならぬ気配に強引にダレンの肩を掴んでアルクの方へと向かせ、そこに絶叫と……)

くそったれが……!
(間に合ってくれと祈りながら飲まれつつあるアルクの方へと走る)
ぁ痛!(普通の猫でさえもっと上手く着地するだろうに、突き飛ばされればダレン達の方へと倒れた。上半身を起こす頃にはアルクが闇に飲み込まれ、黒い球体のようなものが出来上がっている)
グレシアスーーッ!!(目は見えない。だからこそ気配がすっかり遮断されて分からなくなった状況に恐怖する)
なんとかしなきゃ、なんとか……!


(一方アルクを飲み込んだ球体の中では、夢か幻か、ルベライトがアルクの前へ立っていた。周囲は一面の闇で、二人の姿以外は何も見えない)
『……アルク・ロード。ランベールが目をかけていた雪豹。君の憎悪はとても心地よかったよ。
どうだい、私と手を組まないか。今まで我々と関わってきたのだから周知の事だろうが、私達は死者を蘇らせる力がある。
取り戻したいだろう?ご両親を。』
………(目を開けた気で自分のよく見る夢と同じ様な光景の中に居ることに気がついた)
(『確か、ダレンがこっちに向かってきてたな…。』『…銀影も、叫んでた。』)

(『この場が何時もの夢なら良いんだが……』)

………て事は、俺はまだ生きてるんだな?
(ポツリと自分以外の姿を見つけるとソレへと話しかける)

………それは、俺に何を求める気だ?…アンタのは蘇らせるんじゃねえだろ?…死霊術だよな?

…一度死んだ命がこの世界では元通りに生きた物になる事は聞いたことが無い。

俺の両親が死体として生きるのならそれは違う筈だ。
俺が欲しいのはもう取り戻せない、今の俺が通らなかった幸せだ…。

だから、断る。手を組まないかと聞くってことは俺の協力が要るんだろ?

……俺は取り戻せないから憎悪を復讐として振りまき続けてるんだ。…邪魔、するなよ。

俺がしたいのは蘇らせるとかじゃねえ。復讐だ。
……銀影たちのとこに帰れないのなら、このまま殺せ。アイツ等に手、出すな。それが俺の望みなんだ。
(一方、瓦礫混じりの砂埃巻き上がる中にて。)(倒れこむ男と、その傍らに薄氷色の影があった)
『全く、汝(なれ)はつくづく酔狂な』
(クツクツとまるでそれを楽しんでいるかのような声。それは男とも女ともつかない、不思議な和音。)
……だって、俺がどうなったってアイツらが助かればいいと思ったんだ。
(ぜぃぜぃと荒い呼吸をする男に『影』は問うた)
『其が間違った“正義”だとしてもか。我(わ)からすれば汝も異端である。
友を殺した幻に囚われ友を騙り人を騙す。汝の其は間違った正義を振りかざすという罪である』
──それでも
(男は答える。)
それでもそれは人間らしいと思わないか。人は間違えるものだ。間違えながらも進んでいくものだ。
……なぁ、アンタのカミサマは間違って、正そうとした人間すらも断じる方だったのか?
(影が動揺したように揺らめいた。そして)
『ふっ、はははは! 面白いことを云う。良いだろう、もう暫し汝に力を貸そう』
そりゃどーも、だが俺はいま立ち上がれないぜ?
『構わぬ。汝の身体を我に差し出せ。
我は異端を憎む。異端を裁く。異端を滅す。
未だ残る異端を滅す一時のみ、汝の身体を使わせてもらおう』
……あんなのがまだ残ってんのかよ。
(うわぁ、と苦い顔をする。然しこの状態では背に腹は代えられない)
わかった。但し、晴明を助けるって条件付きだ。こっちにも少しは利益がないとな。
『我と交渉するとは。つくづく汝は酔狂よな。』
(ゆらり、揺らめく影は面白そうにくるくると回り)
『あい解った。ならば暫しの契約てある。汝の名を名乗れよ』

……俺は、(“リチャード”、と名乗ろうとすると影が制止させた)
『勿論、汝の真名であるぞ?』
(あ、こいつ、他人を苛めて面白がるタイプだ)
『? 何を世迷い言を。我は異端を裁く剣であるぞ?』
あーはいはい、そうでしたねー
(荒い息を幾らか整えて、手を空に伸ばした。影がその手を包み込むと氷のような冷たさを感じた)
『今一度問う。汝の真名は何ぞ?』
俺は、……“ベルウッド”。間違いと知りながら自分の正義を振りかざして唯一の友を傷つけた愚かな男だ。
『我は祖なる神の代弁者。我は異端を憎むモノ、我は異端を裁くモノ、我は異端を滅すモノ。
我は祖なる神の名に於いて汝が罪を赦そう。』

(くるり、くるり、薄氷色が踊る。唱う。)
『此より、“ベルウッド”を我が盟友とし、我が使命を果たさん。』
(氷が砕けたように、影がキラキラと爆ぜる。その欠片一つ一つが少しずつ、男の身体に溶けていき……)

『……』
(数回の瞬きの後、開いた瞼の奥の瞳は紫色(しいろ)に似た薄氷色(アイスブルー)だった。)

(もうすぐ砂塵はおさまるだろうか)
【球体内】
『この空間は私達が創り出した箱庭世界。君が死んでいるか、生きているかは私達の思いのままさ。もっとも、ハインツの創り出した世界が干渉してきているせいで、ここまで追い詰められてしまったがね。

私が望むのは君からの助力だ。身体に宿り、好きなように使わせて貰う。君の醜悪な罪の味を味わいながら、ゆるりと身体を休めたいのさ。

(アルクが断ると、フッと微笑みを向ける。舞台で役者が語るように両手を広げ)

素晴らしい自己犠牲の精神だアルク・ロード!
そして……なんという悲劇!喜劇!君はまさに望まれないことを命がけでしてきたのだと証明された訳だ。なぁーー……聞いていただろう“ランベール”』

(カツ、と靴音が場に響く。いつの間にかルベライトの隣に一人の男が立っていた。
普段アルクが『銀影』と呼ぶ男に瓜二つの容姿をしているが、その瞳はどこか冷え切ったような青の双眸。
銀色の影はなく、静かなにアルクを見つめていた)
(粉塵が多いと目が利かなくなるし、レーザーは減衰するし、音響定位だって今は昔と比べるまでもなくお粗末だ。上手くあてられる自信がない。仕損じたかどうかの判断もつかないが竜がのたうつ音はしないので大半は終わったんだろう。熱を持ったエネルギーセルを排莢して新しく装填し直して……)

アルク君たら、もうちょっと信用してくれてもいいのにぃ。
(最後に聞こえた声に、ノイズ混じりの音声が漏れた。わたしを、ではない。「この場の人間がなんとなく良いようにしてくれる」というような希望が残っててくれたらいいとおもう。球体には幻想種とランベールがすぐそこにいて、粉塵の中は朝長とリチャードがいる。ならばスナイパーはここで待つ。どちらに駆け寄るでもなく戦場を見渡し、この先の不測の事態に備えて精神を集中させていた。)
【球体内】

………好きな様にってのが無けりゃ構わねえが。俺の人生他人にくれてやる気は無いんだ。俺は銀影達と生きていたい。…今はそう思ってる。それが出来ないなら、俺は生きなくていい。

………………。…酒場でチラッと見た以来か。…いや、あの後も何度か道ですれ違っては居たな、ランベール。


……紅の契約者。…そいつ殴れるなら一発殴らせろよ。勝手に見守って勝手な事して勝手に死んだのを俺は腹が立ってる。
両親の話に親友として出てきた時に「いつか訪ねてきてくれる」とか憧れてたのに来なかったしな。

で、アンタだんまりなのかシャイなのかどっちだ。寧ろ俺と同類か?人見知りとか?(この際だからとランベールの魂を容赦なく刺しに掛かった黒雪豹)

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