ギルドスレッド
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とある場所
(粉塵が多いと目が利かなくなるし、レーザーは減衰するし、音響定位だって今は昔と比べるまでもなくお粗末だ。上手くあてられる自信がない。仕損じたかどうかの判断もつかないが竜がのたうつ音はしないので大半は終わったんだろう。熱を持ったエネルギーセルを排莢して新しく装填し直して……)
アルク君たら、もうちょっと信用してくれてもいいのにぃ。
(最後に聞こえた声に、ノイズ混じりの音声が漏れた。わたしを、ではない。「この場の人間がなんとなく良いようにしてくれる」というような希望が残っててくれたらいいとおもう。球体には幻想種とランベールがすぐそこにいて、粉塵の中は朝長とリチャードがいる。ならばスナイパーはここで待つ。どちらに駆け寄るでもなく戦場を見渡し、この先の不測の事態に備えて精神を集中させていた。)
アルク君たら、もうちょっと信用してくれてもいいのにぃ。
(最後に聞こえた声に、ノイズ混じりの音声が漏れた。わたしを、ではない。「この場の人間がなんとなく良いようにしてくれる」というような希望が残っててくれたらいいとおもう。球体には幻想種とランベールがすぐそこにいて、粉塵の中は朝長とリチャードがいる。ならばスナイパーはここで待つ。どちらに駆け寄るでもなく戦場を見渡し、この先の不測の事態に備えて精神を集中させていた。)
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)