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とある場所
中々情熱的だな。嫌いじゃないぜ、そういうのは……
(炯、と炎を映した眼が光る。)
『畏れよ、しかして希望せよ』
『我らは病みたる森を焼き、炎と灰より森は再誕する』
(炎を纏う手がアルクへと伸びた。たしかに熱い。熱いが、それは傷と侵された心を焼き塞ぎ清め再生するような炎である。)
……まあ何しろ恐れられる存在だからな、俺は。俺たちは。
(それでいいんだと、笑った。)
(炯、と炎を映した眼が光る。)
『畏れよ、しかして希望せよ』
『我らは病みたる森を焼き、炎と灰より森は再誕する』
(炎を纏う手がアルクへと伸びた。たしかに熱い。熱いが、それは傷と侵された心を焼き塞ぎ清め再生するような炎である。)
……まあ何しろ恐れられる存在だからな、俺は。俺たちは。
(それでいいんだと、笑った。)
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)