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とある場所
『今一度問う。汝の真名は何ぞ?』
俺は、……“ベルウッド”。間違いと知りながら自分の正義を振りかざして唯一の友を傷つけた愚かな男だ。
『我は祖なる神の代弁者。我は異端を憎むモノ、我は異端を裁くモノ、我は異端を滅すモノ。
我は祖なる神の名に於いて汝が罪を赦そう。』
(くるり、くるり、薄氷色が踊る。唱う。)
『此より、“ベルウッド”を我が盟友とし、我が使命を果たさん。』
(氷が砕けたように、影がキラキラと爆ぜる。その欠片一つ一つが少しずつ、男の身体に溶けていき……)
『……』
(数回の瞬きの後、開いた瞼の奥の瞳は紫色(しいろ)に似た薄氷色(アイスブルー)だった。)
(もうすぐ砂塵はおさまるだろうか)
俺は、……“ベルウッド”。間違いと知りながら自分の正義を振りかざして唯一の友を傷つけた愚かな男だ。
『我は祖なる神の代弁者。我は異端を憎むモノ、我は異端を裁くモノ、我は異端を滅すモノ。
我は祖なる神の名に於いて汝が罪を赦そう。』
(くるり、くるり、薄氷色が踊る。唱う。)
『此より、“ベルウッド”を我が盟友とし、我が使命を果たさん。』
(氷が砕けたように、影がキラキラと爆ぜる。その欠片一つ一つが少しずつ、男の身体に溶けていき……)
『……』
(数回の瞬きの後、開いた瞼の奥の瞳は紫色(しいろ)に似た薄氷色(アイスブルー)だった。)
(もうすぐ砂塵はおさまるだろうか)
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冷たい青色の大理石の床と先の見えない天井。
辺りは静寂が支配し、時折なにかが足を引きずるような音だけが廊下の果てから木霊する。
今やこの地の生者は黙し
死者のみが嘆きと呪詛を振りまいている。
生と死が混ざり合う混沌の中で、神殿の主たる『紅の契約者』は何を思い、何を描くのか――……
(※特定の理由で"介入可能な状態"となった人のみ乱入可能)