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ユリーカレポート(ザントマン)
ユリーカレポート
ラサと深緑を中心にあっちこっちで同じような依頼が沢山舞い込んだのです。
すっごく大きな事件の予感を感じ取ったボクは報告書を報じるのです!
……たくさんかきすぎて頭痛が痛いのです。褒めてくれでもいいのですよ?
幻想種連続拉致事件と奴隷販売
深緑に暮らす幻想種(ハーモニア)たちが大小様々な方法で連続して拉致されるという事件が頻発。
さらに拉致されたハーモニアたちがラサをはじめ様々な場所に奴隷として販売されていることが発覚。
これら解決に深緑およびそれらと友好関係にあるラサ傭商連合が解決に奔走した。
両国家とも信頼を勝ち取ってきたローレットにもいくつかの依頼が舞い込むようになり……。
ザントマンという黒幕
『夜にちゃんと眠らない子供にはザントマンがやってきて目に砂をかけてしまうよ』といったようなおとぎ話の存在。
実在しないとばかり思われていたが、今回の拉致および奴隷販売事件の裏で共通して『ザントマン』という人物の存在が明らかになった。
ザントマンとは何者なのだろうか。
いかにして今回のような状況を作り出したのか……?
そしてその目的は……?
楽園の東側
深緑を中心に広がっていた『楽園の東側』という宗教が、隣国のラサへ飛び火しています。
死後の世界を『楽園』と定め、死を望む極めて危険な宗教のようです。
現時点ではザントマン事件との関連性は不明なのですが――
関連シナリオ
人物紹介
- ザントマン
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正体不明の『だれか』。
幻想種の連続拉致やハーモニア奴隷のブームを作り出した黒幕らしき人物。
この人物が幻想種であるということしか、まだわかっていない。
- 『赤犬』ディルク・レイス・エッフェンベルグ
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傭兵団『赤犬の群れ』を率いる傭兵。
ラサ傭兵商会連合の事実上のトップ。
ローレットの『蒼剣』レオンとは若い頃に赤青コンビとして名を馳せた事もある友人で、『酔った勢いでデザストルに殴り込んだ』失敗談は特に有名。但し真偽の程は不明である。
ザントマン事件がもたらす大きな変化にあたり……。
- イラストレーター:石川優雅
- 『ファルカウの巫女』リュミエ・フル・フォーレ
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混沌有数の大魔道たる深緑の指導者であり大樹ファルカウの巫女。預言者。
年齢不詳だが、混沌における大多数の存在よりも長命であると考えられている。
余所への諍いにちょっかいを出す事、或いは出される事も好まないが……幻想種が頻繁に拉致され奴隷として販売されていることを知り……。
- イラストレーター:ゆゆ
- 『イリーガル・ムーブ』アリコ
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鉄帝出身。鉄帝でも名高い軍大学を大学修士号を取得して卒業している。
戦闘能力の高さよりは、指揮能力や軍事開発の能力を買われていたが、鉄帝を出奔。
とある伝手から入手したホエールチャペルを拠点としLMFを組織する。
子供達の教師役として教鞭をふるう一方、『仕事』では指揮を担当する。
子供からの呼び名は『アリコ先生(ティーチャーアリコ)』
Liberation Medical Force(医師による自由のための解放戦線)、またの名を「子供が当たり前に生きていくための学校」のよき先生。主にラサの商人から依頼を受け、不当な目に遭っている子供達を解放している。
『Bの奴隷商人』を追っており、幻想種奴隷に関して強い興味を持ち始めたローレットとは利害が一致するということで協力体制をとっている。
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関連シナリオ:Liberation Medical Force
ジェックの関係者キャラクター
イラストレーター:熊木
- 『キャスリング』メラン
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天義出身。小さな教会のシスターとして暮らす一方、私財を投げ売り貧する者にパンを配る生活を続けていた。
しかし女一人の稼ぎでは限界があり、その身や命を切り売りするようになり最後には傭兵へと身を落とした。
現在はアリコと共にLMFを運営している。
子供達の教師役として教鞭をふるう一方、『仕事』では戦闘担当。
子供からの呼び名は『メラン先生(マスターメラン)』
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関連シナリオ:Liberation Medical Force
アベルの関係者キャラクター
イラストレーター:熊木
- カロルス・ガルシア
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ラサに属する傭兵集団『ガルシア一族』の四男(兄弟姉妹では上から六番目)。
寡黙で内向的だが姉(リノ)には頭が上がらない。
薬や毒のスペシャリストであり、一族の中でも薬物に関する造詣が深くその実力を認められている。
ラサ傭兵商人連合としては裁きづらい大物商人からハーモニア奴隷を解放するためにローレット(と姉)の力を借りた。
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関連シナリオ:ラサナイトフィーバー・ブラックサイド
リノ・ガルシアの関係者キャラクター
イラストレーター: 炭酸マカロン
- イル閣下とイルカトルーパー
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「いいですか蛮道海豚(ばんどういるか)とは古代イルカ文明の末裔であり数十世紀前森林迷宮の地下深くに封印されたという恐ろしき一族で彼らは人間を虐げ奴隷化する国家を築いていましたがあるとき現われた伝説のサメ勇者により壊滅し地下へと封印されたのですがしかしイルカの女王ことボトルノーズ皇帝通称『イル閣下』は恐るべきイルカテクノロジーによって若いまま生きながらえ大量に作り出したクローン・イルカ・トルーパーを率い地上奪還を(以下略)」
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関連シナリオ:イルカが攻めてきたぞ!!!!
ヨハナ・ゲールマン・ハラタの関係者キャラクター
イラストレーター: 柴一子
- 【小鬼狩り】ラゴルディア
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ダークなファンタジー世界出身の狩人エルフ。弓とナイフを用いて戦うフィジカル系エルフ。金色の髪と透けるような肌を持つ。
傲慢で排他的な性格。他種族を見下す言動が特に目立つ炎上系エルフ。
奴隷商人につかまって獣のエサになりそうだったところをローレットに助けられた。
その後『麗しのレディ』を助けるための情報収集に旅立った。
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関連シナリオ:ラゴルディア氏の受難
キドーの関係者キャラクター
イラストレーター: 卯龍
- 錫蘭 ディンブラ
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錫蘭ルフナの上の兄にして三兄弟の長兄。
一見すれば美少女とも見紛う線の細い少年であるが、里の誰よりも古株の年齢不詳。自称アラハン(アラウンド ハンドレッド)。
深緑で里の仲間たちと「幸せに」暮らしており、その平穏を守ることこそ兄であり、年長でもある自分の責務だと信じている。
ディンブラの管理す里をおそう『檻の目の魔物』事件をきっかけにローレットと関わりを持つ。
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関連シナリオ:箱庭の守護者/無色の牢の番人
錫蘭 ルフナ の関係者キャラクター
イラストレーター:流聖飛鳥
- 『猫の脇差』翠香
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ラサに所属する傭兵。幻想出身。黒猫亭 平助のひとり娘。母の名は知らない。
得意料理はジビエという名の、なんかヤバそうな生き物を丸焼きにした物体。
好きな飲み物は父が淹れてくれる武夷岩(ぶいがん)茶。
奴隷商の拠点襲撃を依頼するべくローレットへとやってきた。
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関連シナリオ:預けた背中、その重み
黒猫亭 平助の関係者キャラクター
イラストレーター: 伊砂
- 『柄久多屋頭領』ジョニー・マルドゥ
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ジョゼの父親にして、ラサの傭兵団「柄久多屋」の頭領。
獣種のみで構成された荒くれ集団を、腕っぷしとドラ声で纏めあげる「大山猫」で、かなりの実力者。
砂蠍残党の事件に引き続き、ローレット共にネクベト(砂狼)の討伐依頼を持ちかける。
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関連シナリオ:好奇心は猫をも殺す
ジョゼ・マルドゥの関係者キャラクター
イラストレーター:熊木
- ラウラ・イーグルトン
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アルメリアの母。相当昔から深緑の村に住み、呪術や錬金術を扱う商店『魔女の隠し棚』を経営している。
村の内外からくる客の相談を引き受け、時に便利なまじないをかけ、時に自作の妙薬を出す。
ラサに暮らす富豪からハーモニア奴隷を取り返すためローレットへ依頼を持ちかけてきた。
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関連シナリオ:魔女との共同作戦
アルメリア・イーグルトンの関係者キャラクター
イラストレーター:ち4
- ジェシカ・ランバート
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ニーニアの幼なじみの女の子。愛称はジェスちゃん。
槍の扱いがうまく、フリーの傭兵をしている。
ハーモニア奴隷の救出に失敗しとらわれたところをローレットに助けられる。
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関連シナリオ:二重救出作戦
ニーニア・リーカーの関係者キャラクター
イラストレーター:岬
- 『花の聖少女』キャンディ
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天義の地方貴族の生まれ。
ギフト『天使の花畑』の美しさからかつては聖少女と呼ばれ、人々を愛し、人々に愛されて生きてきたが、あるキッカケから街を花に包んでしまった。
ゲツガ部隊からの情報は――
・花を傷つけた物は何人たりとも(魔種であろうとも)憎悪の対象
・善悪の区別なく、花を咲かせる事だけが主目的である
・戦闘能力は『花を咲かせる』という事象に対することだけに異様に高い
『アンラックセブン』のひとり。
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関連シナリオ:はつこゐ花の標
サクラの関係者キャラクター
イラストレーター:omu
- 『楽園の東側』カイン
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『肉体とは枷でしかなく、死こそ魂の解放である。
万人に科せられる生という罰は肉体という枷より魂をより輝かせるが為に存在している。
枷より為にはより美しき死を迎えなければならない。
死とは試練であり開放。
美しく、完璧な死を行えば魂は開放され、神の元へと向かうことが出来るのだ。
楽園に存在すれば、枷に封じられ模倣された『人生(つみ)』を歩むだけ。
ならば踏み出そう。
楽園から。
この、くだらない楽園から』
――「■■■■」の定説
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関連シナリオ:楽園の輪郭論理
アベルの関係者キャラクター
イラストレーター:omu
- 『楽園の供物』エリー
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深緑とラサの周辺に飛行するワイバーンの姿が見られたと報告があった。
その翌日、数人の幻想種が森から姿を消した。
それを『ワイバーン』の犠牲になったと簡単に結論付けることができなかったのは、連続して発生する幻想種の誘拐事件との関連が疑われたからだ。
目撃者たちは云う。
自分の意思で森を去っていったのだと。
そして、彼女たちは皆、口にしていたのだという。
――楽園から、去らなければ、と。
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関連シナリオ:楽園の輪郭論理
アベルの関係者キャラクター
イラストレーター:久佐葉