ギルドスレッド
魔士旅団『夢の跡』
あら、坊や。いらっしゃい。(驚いた風もなく)
…ふむ。やはり塩っぱいのね。
買ったクッキーと同じ味にならないものだから、不思議に思っていたの。
無理はしていないけれど、初めて作ったのよ。
…口に合わなかったら無理して食べなくてもいいわ。
(特段気にしてはいない様子で、気遣うように)
…ふむ。やはり塩っぱいのね。
買ったクッキーと同じ味にならないものだから、不思議に思っていたの。
無理はしていないけれど、初めて作ったのよ。
…口に合わなかったら無理して食べなくてもいいわ。
(特段気にしてはいない様子で、気遣うように)
…これは…。(真っ黒なクッキーが下の方から出てきたので、そっと自分の口に入れる。)
…甘く、はない…わね。ふむ…。(そっとレシピ本を読む)
…甘く、はない…わね。ふむ…。(そっとレシピ本を読む)
此処は……ふむ。
(周囲を見渡しながら、ぽつりと独り言が漏れる。美しい花々を眺めながら足を進めると、二人の姿を目に留めて)
(突然話しかけたら、驚かせてしまうかもしれない。暫し悩んだ後、口を開き)
……あの、すみません。
街を散策していた途中で、この場所に迷い込んでしまいまして。
お二人は……此処を管理されている方、ですか?
(周囲を見渡しながら、ぽつりと独り言が漏れる。美しい花々を眺めながら足を進めると、二人の姿を目に留めて)
(突然話しかけたら、驚かせてしまうかもしれない。暫し悩んだ後、口を開き)
……あの、すみません。
街を散策していた途中で、この場所に迷い込んでしまいまして。
お二人は……此処を管理されている方、ですか?
(最近、依頼の仕事詰めによる疲れからか、普通に歩いてでも眠気が襲われることが多い…そんな中で迷い込んだ)
……うー……なんか、良い匂いがする……?
(とふらふらと3人の元に)
……うー……なんか、良い匂いがする……?
(とふらふらと3人の元に)
(ふと、かかった声にゆるりと振り向いた。)
…あら、お客様ね。珍しい。
2人…こちらの坊やは私の可愛い子。管理は私がしているわ。
いらっしゃい。…もし宜しければ、ゆっくりしていってくださいな。勿論、急ぐ用事があるのであれば、出口までご案内するわ。
(迷い込んだ来客にそう告げて、空いている椅子を指さした。飲みかけの紅茶をテーブルに置き、立ち上がると、)
…あら、お客様ね。珍しい。
2人…こちらの坊やは私の可愛い子。管理は私がしているわ。
いらっしゃい。…もし宜しければ、ゆっくりしていってくださいな。勿論、急ぐ用事があるのであれば、出口までご案内するわ。
(迷い込んだ来客にそう告げて、空いている椅子を指さした。飲みかけの紅茶をテーブルに置き、立ち上がると、)
(あとから聞こえた声の方を向く。ふらふらと不安定な足元を見てふわりとそちらに飛び立ち、)
…千客万来。また迷い子ね。
迷い子の坊や、アナタ、体調が良くないのでしょう。あちらに椅子があるからアナタもお座りなさい。
(椅子まで倒れたりしないように、近くで見守るつもりのようだ。ふわふわと浮きながら心配そうに見つめている。)
…千客万来。また迷い子ね。
迷い子の坊や、アナタ、体調が良くないのでしょう。あちらに椅子があるからアナタもお座りなさい。
(椅子まで倒れたりしないように、近くで見守るつもりのようだ。ふわふわと浮きながら心配そうに見つめている。)
ん……(ふと気づいて、瞼を擦りつつ)
ああ、ありがとう…
体調は、まあ…病かっていう意味なら大丈夫…
ただ眠かっただけ…ありがとう、妖精さん…
(と、微睡んだ笑みを向けつつ、言われた通りに椅子を座る)
…あ、このイス…いい感じ…(ぽつりと呟く)
ああ、ありがとう…
体調は、まあ…病かっていう意味なら大丈夫…
ただ眠かっただけ…ありがとう、妖精さん…
(と、微睡んだ笑みを向けつつ、言われた通りに椅子を座る)
…あ、このイス…いい感じ…(ぽつりと呟く)
なるほど……そうだったのですね。
ああ、いえ。特別何か予定が入っていた訳でも無かったものですから。
……これも何かのご縁かと思いますし、折角なので、少しお邪魔させて頂きますね。
(ぺこりと一礼してみせた後、示された椅子に座ろうと)
(先に椅子に座った青年の様子を見て、心配そうな表情を浮かべ)
あの、大丈夫ですか?足取りもおぼつかない様子でしたし、寝不足とかの類じゃ……。
ああ、いえ。特別何か予定が入っていた訳でも無かったものですから。
……これも何かのご縁かと思いますし、折角なので、少しお邪魔させて頂きますね。
(ぺこりと一礼してみせた後、示された椅子に座ろうと)
(先に椅子に座った青年の様子を見て、心配そうな表情を浮かべ)
あの、大丈夫ですか?足取りもおぼつかない様子でしたし、寝不足とかの類じゃ……。
かわいっ……!!!!(反論しようとしてじたばた)
クッキーのお礼を言いに来ただけのしがない青少年なんで。気にしないで。
塩っぽいなら塩っぽいでチーズでもふりかけたら? コショウとか。
何か練達のテレビ……? で見た。おつまみだって。
クッキーのお礼を言いに来ただけのしがない青少年なんで。気にしないで。
塩っぽいなら塩っぽいでチーズでもふりかけたら? コショウとか。
何か練達のテレビ……? で見た。おつまみだって。
(エルナさんに声をかけられ、だんだんと意識が戻ってくる)
…ああ、寝不足ならいつものことだから、安心してくれ
けどここ最近、頭をよく使うことが多かったから疲れが溜まってた…
って、ん…おつまみだって…?
(預安さんの言葉に反応して、クッキーとかなんとかみてみつつ)
……というかここはどこだ? 妖精達のお茶会?
…ああ、寝不足ならいつものことだから、安心してくれ
けどここ最近、頭をよく使うことが多かったから疲れが溜まってた…
って、ん…おつまみだって…?
(預安さんの言葉に反応して、クッキーとかなんとかみてみつつ)
……というかここはどこだ? 妖精達のお茶会?
…寝不足の坊や、少し仮眠をとるのであれば場所を貸すわ。直ぐにお言いなさいね。
(椅子に座るまでを見届けてからそう告げた。)
此処は私の管理する場所ね。お茶会…というか、失敗してしまったらしいクッキーを片付けていたところなの。
(こくりと頷く妖精の表情は変わらないが、先程より宙を舞う光の蝶が増えた。)
ええ、どうぞ。お掛けになって。
…お客様が沢山なのは、嬉しいわ。さて、坊やたち。紅茶は飲めて?
私、お菓子もお料理も得意ではないみたい。けれど、お茶だけは淹れられるの。
…?どうかしたの、坊や。(じたばたする姿をみて小さく首を傾げて、)
…成程、チーズ…はて、あったかしら。
(アドバイスを聞いて顎に指を当てて考え出した。)
…あら、そういえば、自己紹介をしていなかったわ。私はアルチェロ。しがない夢の妖精よ。…折角の出会いがおばあちゃんでごめんなさいね。
(椅子に座るまでを見届けてからそう告げた。)
此処は私の管理する場所ね。お茶会…というか、失敗してしまったらしいクッキーを片付けていたところなの。
(こくりと頷く妖精の表情は変わらないが、先程より宙を舞う光の蝶が増えた。)
ええ、どうぞ。お掛けになって。
…お客様が沢山なのは、嬉しいわ。さて、坊やたち。紅茶は飲めて?
私、お菓子もお料理も得意ではないみたい。けれど、お茶だけは淹れられるの。
…?どうかしたの、坊や。(じたばたする姿をみて小さく首を傾げて、)
…成程、チーズ…はて、あったかしら。
(アドバイスを聞いて顎に指を当てて考え出した。)
…あら、そういえば、自己紹介をしていなかったわ。私はアルチェロ。しがない夢の妖精よ。…折角の出会いがおばあちゃんでごめんなさいね。
おばあ、ちゃん?
(少し怪訝そうな表情を浮かべるも、小さく咳払いをして)
……いえ、この世界には様々な方が生きている事ですし、アルチェロさんの様に長命な方もいらっしゃいますよね。
ボクの名は、エルナ。種族はグリムアザース……です。よろしくお願いしますね。
(フーガの言葉を聞いて安心したのか、僅かに笑みを浮かべて)
そう、でしたか。……疲れが溜まっている状態というのも、心配ではありますけれども。
もし気分が優れなかった場合は、アルチェロさんが場所を貸して下さるみたいなので、大丈夫そう……ですかね。
紅茶は……ええ。是非頂けたら、と。
(アルチェロの言葉に頷いた後、お皿に並べられたクッキーに視線を向けて)
お菓子については、その。少し焦げてはいるものの、形は整っている様に見えますから……改善していけばきっと、美味しいものになると思いますよ。
(少し怪訝そうな表情を浮かべるも、小さく咳払いをして)
……いえ、この世界には様々な方が生きている事ですし、アルチェロさんの様に長命な方もいらっしゃいますよね。
ボクの名は、エルナ。種族はグリムアザース……です。よろしくお願いしますね。
(フーガの言葉を聞いて安心したのか、僅かに笑みを浮かべて)
そう、でしたか。……疲れが溜まっている状態というのも、心配ではありますけれども。
もし気分が優れなかった場合は、アルチェロさんが場所を貸して下さるみたいなので、大丈夫そう……ですかね。
紅茶は……ええ。是非頂けたら、と。
(アルチェロの言葉に頷いた後、お皿に並べられたクッキーに視線を向けて)
お菓子については、その。少し焦げてはいるものの、形は整っている様に見えますから……改善していけばきっと、美味しいものになると思いますよ。
へえ、クッキー、失敗してるのか?……おいら食ってみてもいい?
(周囲に舞う光の蝶に見とれつつ、)
ああ、紅茶は飲めるぜ…いや、いいのか? ありがたくいただいてしまって。
(おばあちゃん?と首を傾げつつ…まあ、でも、
若い見た目で長寿は良くある話か、とすぐに冷静になりつつ)
ああ、…おいらはフーガ・リリオっていうんだ。種族は、旅人(ウォーカー)だ。
よろしくな。(とそれぞれ握手を求めて手を伸ばす)
(「大丈夫そう…ですかね」というエルナさんに対して)
まあ、大丈夫だ。紅茶も飲んだら元気になれるだろうしよ
…けど、安らかにくつろげる場所が、新しくいただいたってのは、ありがたい話だなー。
(周囲に舞う光の蝶に見とれつつ、)
ああ、紅茶は飲めるぜ…いや、いいのか? ありがたくいただいてしまって。
(おばあちゃん?と首を傾げつつ…まあ、でも、
若い見た目で長寿は良くある話か、とすぐに冷静になりつつ)
ああ、…おいらはフーガ・リリオっていうんだ。種族は、旅人(ウォーカー)だ。
よろしくな。(とそれぞれ握手を求めて手を伸ばす)
(「大丈夫そう…ですかね」というエルナさんに対して)
まあ、大丈夫だ。紅茶も飲んだら元気になれるだろうしよ
…けど、安らかにくつろげる場所が、新しくいただいたってのは、ありがたい話だなー。
…?(首を傾げられたり、怪訝そうな顔をされて己も不思議そうに首を傾げてから、)
…あぁ、そうよね。見た目がこんなだから、分かり難いでしょう。私、これでも永く生きているのよ。坊やたちよりずっとおばあちゃんなの。
エルナ、フーガ…坊や、預安と同様に、とても良き名ね。
エルナは元々この世界に居た人なのね。グリムアザース…その種族はこの世界の名だった筈だし。
フーガは私と同じ旅人。…同じ旅人でも、来た世界が違えば生きる理も違うのだもの。不思議な縁ね。
(フーガの握手に応じて少女らしい手を差し出す。)
勿論。直ぐに皆の分を用意するから、少し待っていてちょうだいね。
(紅茶を準備しながら、クッキーをと言うフーガに視線を向けて、)
良いけれど…美味しくはないみたいだから無理はしないで。
そうかしら。そうだといいのだけれど…。
1度目は酷く焦がしてしまってね。2度目も味が良くないみたいだし…お料理がこうも難しいとは思わなかったわ。作ることの出来る子達は、本当に凄いのね。
(ゆったりとした動作で紅茶を注ぐと、2人の目の前にカップを差し出した。時間を計って淹れた紅茶なので、味は悪くないはずである。そうして、己も腰かけて紅茶を口に含み、クッキーに視線を向けた。少しばかり落ち込んでいるらしい。表情は変わっていないがそんな雰囲気だ。)
…あぁ、そうよね。見た目がこんなだから、分かり難いでしょう。私、これでも永く生きているのよ。坊やたちよりずっとおばあちゃんなの。
エルナ、フーガ…坊や、預安と同様に、とても良き名ね。
エルナは元々この世界に居た人なのね。グリムアザース…その種族はこの世界の名だった筈だし。
フーガは私と同じ旅人。…同じ旅人でも、来た世界が違えば生きる理も違うのだもの。不思議な縁ね。
(フーガの握手に応じて少女らしい手を差し出す。)
勿論。直ぐに皆の分を用意するから、少し待っていてちょうだいね。
(紅茶を準備しながら、クッキーをと言うフーガに視線を向けて、)
良いけれど…美味しくはないみたいだから無理はしないで。
そうかしら。そうだといいのだけれど…。
1度目は酷く焦がしてしまってね。2度目も味が良くないみたいだし…お料理がこうも難しいとは思わなかったわ。作ることの出来る子達は、本当に凄いのね。
(ゆったりとした動作で紅茶を注ぐと、2人の目の前にカップを差し出した。時間を計って淹れた紅茶なので、味は悪くないはずである。そうして、己も腰かけて紅茶を口に含み、クッキーに視線を向けた。少しばかり落ち込んでいるらしい。表情は変わっていないがそんな雰囲気だ。)
へええ…おばあちゃん。だとしたら幸運だな。
こんな綺麗なおばあちゃんと出会えたんだから。
ああ、名前…ありがとう。
それなりに結構気に入ってるからな。
あ、アルチェロも旅人だったのか…グリムアザースか何かかと思ってた…ううん、不勉強だなこりゃ
(と握手を交わしつつ)
……そうだな、夢みたいに不思議な縁だぜ。
時になにもかも全然ちげーのに波長が合うやつと巡り合っちまうこともあるしよ
ああ、ありがとう
本当に焦げてるみたいだが、
美味しくねーかどうかは食べてみないとな
紅茶もありがとう
結構良い香りがするなあ、これ
…………それじゃあ、ちょっといただきます
(と、言ってクッキーを一口、つまんで食べてみる…)
こんな綺麗なおばあちゃんと出会えたんだから。
ああ、名前…ありがとう。
それなりに結構気に入ってるからな。
あ、アルチェロも旅人だったのか…グリムアザースか何かかと思ってた…ううん、不勉強だなこりゃ
(と握手を交わしつつ)
……そうだな、夢みたいに不思議な縁だぜ。
時になにもかも全然ちげーのに波長が合うやつと巡り合っちまうこともあるしよ
ああ、ありがとう
本当に焦げてるみたいだが、
美味しくねーかどうかは食べてみないとな
紅茶もありがとう
結構良い香りがするなあ、これ
…………それじゃあ、ちょっといただきます
(と、言ってクッキーを一口、つまんで食べてみる…)
(フーガの返答にそうですか、と短く答えてから)
それについては、ボクも同意します。偶然迷い込んだとはいえ、こうしてゆっくり出来そうな場所やお話相手の方々と巡り合えたのは、嬉しく感じています。
(驚いた様に一瞬目を見開いた後、アルチェロの言葉に納得した様子で)
なる、ほど……。
ボクもこの世界で生きていて長くはありますが、きっと……アルチェロさんの方がうんと永い時を生きられている様な、そんな予感がします。
フーガさんも、よろしくお願いしますね。不思議な縁とは正しく、仰る通りで。お二人が元々居た世界の話……また是非聞いてみたいな、と。
(フーガの握手に応じようと、華奢な手を伸ばして)
紅茶をありがとうございます。……ん、とても良い香りですね。
(カップを受け取り、香りを少し堪能してからそっと口に運ぶ。ほっとする温かさが、心にも沁み込んでいくのを感じ、表情を緩ませると)
料理について……偉そうに言ってしまいましたけれど、ボクもまだまだ不慣れな事が沢山で。美味しく作れる人達の凄さを実感する気持ちも、わかります……。
それについては、ボクも同意します。偶然迷い込んだとはいえ、こうしてゆっくり出来そうな場所やお話相手の方々と巡り合えたのは、嬉しく感じています。
(驚いた様に一瞬目を見開いた後、アルチェロの言葉に納得した様子で)
なる、ほど……。
ボクもこの世界で生きていて長くはありますが、きっと……アルチェロさんの方がうんと永い時を生きられている様な、そんな予感がします。
フーガさんも、よろしくお願いしますね。不思議な縁とは正しく、仰る通りで。お二人が元々居た世界の話……また是非聞いてみたいな、と。
(フーガの握手に応じようと、華奢な手を伸ばして)
紅茶をありがとうございます。……ん、とても良い香りですね。
(カップを受け取り、香りを少し堪能してからそっと口に運ぶ。ほっとする温かさが、心にも沁み込んでいくのを感じ、表情を緩ませると)
料理について……偉そうに言ってしまいましたけれど、ボクもまだまだ不慣れな事が沢山で。美味しく作れる人達の凄さを実感する気持ちも、わかります……。
…はて、綺麗、かしら。(不思議そうに首を傾げる。よくわかっていなそうな顔だ。)
そうね。夢の、ような出会いだわ。…遠い昔を思い出すような。そんな。(夢みたいに、の言葉に昔を懐かしむように少しだけ目を細めた。)
この世界にも妖精種はいるのだから、勘違いするのも無理はないわ。仕方がないことよ。
長生きしすぎると、どれだけの年月がたったか覚えていられないのよね。
…私が元々居た世界のことは、私もよくわかっていないから、あまり大したお話は出来ないと思うけれど…。それでも良ければ、お話しましょうね。
紅茶、良い香りでしょう。出先で偶然買うことが出来たの。…名前は…なんだったかしら。(思い出すように首を傾げているが、そのうちに思い出せなくて諦めたように首を戻した。)
いいえ。教えてくれた気持ちが嬉しいもの。気にしないで。…早く上手になって、振舞ってあげたいものだけれど…。
(クッキーを口に運ぶフーガを、心配そうに眺めながら呟いた。クッキーは、どこかしょっぱかったり、少し固めだったり、香ばしすぎるほどに焦げていたりと散々だ。)
そうね。夢の、ような出会いだわ。…遠い昔を思い出すような。そんな。(夢みたいに、の言葉に昔を懐かしむように少しだけ目を細めた。)
この世界にも妖精種はいるのだから、勘違いするのも無理はないわ。仕方がないことよ。
長生きしすぎると、どれだけの年月がたったか覚えていられないのよね。
…私が元々居た世界のことは、私もよくわかっていないから、あまり大したお話は出来ないと思うけれど…。それでも良ければ、お話しましょうね。
紅茶、良い香りでしょう。出先で偶然買うことが出来たの。…名前は…なんだったかしら。(思い出すように首を傾げているが、そのうちに思い出せなくて諦めたように首を戻した。)
いいえ。教えてくれた気持ちが嬉しいもの。気にしないで。…早く上手になって、振舞ってあげたいものだけれど…。
(クッキーを口に運ぶフーガを、心配そうに眺めながら呟いた。クッキーは、どこかしょっぱかったり、少し固めだったり、香ばしすぎるほどに焦げていたりと散々だ。)
(エルナさんに対して)
ああ……いつでも、というか、おいらの元の世界に関しては、
今からでも話せる気がするけどな?すっげ―最近召喚されたりしたようなもんだから。
(そういいながらエルナさんの華奢な手を日焼け肌の大きな手で優しく包み、握手をする)
懐かしいような出会いって、なんか変わった表現だなあ…
まるでずっと前においら達こういう風に会ったみたいな感じじゃねーか、
なんていうの、デジャヴってやつ?…それとも、これもまた夢の一部って?
…………おいらの知っている紅茶の名前って言ったら、
カモミールか、アールグレイかってぐらいだけど…どちらでもないのか?
(と紅茶をすすりつつ、一口に入れたクッキーを、黙って咀嚼し、舌でじっくりと味わう)
ああ……いつでも、というか、おいらの元の世界に関しては、
今からでも話せる気がするけどな?すっげ―最近召喚されたりしたようなもんだから。
(そういいながらエルナさんの華奢な手を日焼け肌の大きな手で優しく包み、握手をする)
懐かしいような出会いって、なんか変わった表現だなあ…
まるでずっと前においら達こういう風に会ったみたいな感じじゃねーか、
なんていうの、デジャヴってやつ?…それとも、これもまた夢の一部って?
…………おいらの知っている紅茶の名前って言ったら、
カモミールか、アールグレイかってぐらいだけど…どちらでもないのか?
(と紅茶をすすりつつ、一口に入れたクッキーを、黙って咀嚼し、舌でじっくりと味わう)
……海の水のようにしょっぱくてあっさりした味、
森の木々が燃えて灰の山となってしまった苦みの後で、
焦げた大地から奇跡的に芽吹いたかのような、不思議と落ち着くような食感……
……このクッキー、アンタにとって失敗作というけど、
全く絶望的ってわけでなく、「創作の通過点」ともいう、そういう意味では成功じゃね?
(と笑いながらクッキーをもぐもぐする)
森の木々が燃えて灰の山となってしまった苦みの後で、
焦げた大地から奇跡的に芽吹いたかのような、不思議と落ち着くような食感……
……このクッキー、アンタにとって失敗作というけど、
全く絶望的ってわけでなく、「創作の通過点」ともいう、そういう意味では成功じゃね?
(と笑いながらクッキーをもぐもぐする)
……変わっているかしら…。ダメね、私、未だに【普通】が分かっていなくて…。ヒトの子に学ぶところばかりだわ…。
(ふう、と小さくため息をついた。落胆しているような気がする。)
ええと、そうね。ずっと昔、偶然私と出会ったヒトの子が居たの。その子たちを思い出したのよ。(と、言葉を選びながら告げて)
…似たような名前だったような…嗚呼、そうだわ。ダージリン、と言っていたような気がするわ。
……そう、かしら……。(感想を聞いて段々と肩が落ちている。)
創作の通過点…そう、かしら……そうだといいのだけれど…。…坊や、あまりその、沢山食べなくていいのだからね…。(食べ続ける姿にそう告げる姿はどこか頼りない)
(ふう、と小さくため息をついた。落胆しているような気がする。)
ええと、そうね。ずっと昔、偶然私と出会ったヒトの子が居たの。その子たちを思い出したのよ。(と、言葉を選びながら告げて)
…似たような名前だったような…嗚呼、そうだわ。ダージリン、と言っていたような気がするわ。
……そう、かしら……。(感想を聞いて段々と肩が落ちている。)
創作の通過点…そう、かしら……そうだといいのだけれど…。…坊や、あまりその、沢山食べなくていいのだからね…。(食べ続ける姿にそう告げる姿はどこか頼りない)
いやいやおいらにとってあまり聞かないってだけ
懐かしいって思えるようなもんといえば、子供のおもちゃとかそのぐらいだし…
おいらだってまだまだ学ぶことが多いから…
へえ、ヒトの子…その人達のこと、詳しく聞きたいねえ
ダージリン、どうりで花の良い香りがするって思った
…なんか幸せそうな気持ちになってくるぜ
あ…え…?あ、あの…大丈夫か…?
(もぐもぐしつつも、段々と肩を落としていくアルチェロさんを察して心配そうになる)
懐かしいって思えるようなもんといえば、子供のおもちゃとかそのぐらいだし…
おいらだってまだまだ学ぶことが多いから…
へえ、ヒトの子…その人達のこと、詳しく聞きたいねえ
ダージリン、どうりで花の良い香りがするって思った
…なんか幸せそうな気持ちになってくるぜ
あ…え…?あ、あの…大丈夫か…?
(もぐもぐしつつも、段々と肩を落としていくアルチェロさんを察して心配そうになる)
ええ。元の世界の事にも限らず……色んなお話を交わせたら、嬉しく思います。
(アルチェロがため息をついた様子を見て、少し心配そうに)
学ぶ事が多い身なのは同じく、です。……ですが、わからない事が沢山というのは、その分これから新たに発見や体験を通して、理解を深められる機会が多いということでもある。
なので、その……気を落とさずとも、大丈夫だと思うのですよ。
(最近召喚された、というフーガの言葉に、驚いた様に瞬きをして)
! そうだったんですね。この世界に来られたばかりだったとは。
ふむ……。フーガさんがいた世界は、どんな世界だったのでしょうか?
アルチェロさんの出会ったヒトの子……人間の方、でしょうかね。その方々のお話も、良ければ是非。
なるほど、この紅茶はダージリンという茶葉から作られたものでしたか。
香りだけでなくスッキリした味わいもとても良くて、新しく好きな味を見つけられたような……そんな気がします。
……折角なので、ボクもクッキーを一つ頂いてみましょうか。
何事も体験は大切、ですものね。
(そう呟きつつ、お皿に並べられたクッキーを一つ手に取ろうと)
(アルチェロがため息をついた様子を見て、少し心配そうに)
学ぶ事が多い身なのは同じく、です。……ですが、わからない事が沢山というのは、その分これから新たに発見や体験を通して、理解を深められる機会が多いということでもある。
なので、その……気を落とさずとも、大丈夫だと思うのですよ。
(最近召喚された、というフーガの言葉に、驚いた様に瞬きをして)
! そうだったんですね。この世界に来られたばかりだったとは。
ふむ……。フーガさんがいた世界は、どんな世界だったのでしょうか?
アルチェロさんの出会ったヒトの子……人間の方、でしょうかね。その方々のお話も、良ければ是非。
なるほど、この紅茶はダージリンという茶葉から作られたものでしたか。
香りだけでなくスッキリした味わいもとても良くて、新しく好きな味を見つけられたような……そんな気がします。
……折角なので、ボクもクッキーを一つ頂いてみましょうか。
何事も体験は大切、ですものね。
(そう呟きつつ、お皿に並べられたクッキーを一つ手に取ろうと)
…そう。同じ、ね。
(気遣うように出た言葉に気を取り直してそう告げて、)
気を遣わせてごめんなさいね。もっとおばあちゃんらしく在りたいものだけれど…中々どうして、難しいものだわ。
私の出会ったヒトの子は…そうね、3人居たわ。
1人目は気の強い女の子だった。
ひとりぼっちの私を見て、それは寂しいとこだと言ってね、暫くそばにいてくれた優しい子。
2人目は、皺の多い手で私の手をつつんでくれた博識な女の子。
沢山家族がいると言っていたわね…。
3人目は小さな男の子。よく物忘れをすると言って笑っていたけれど、私のことは忘れないと笑顔を見せてくれたわ。
皆、優しくて良い子達だったの。
(思い返すように指折り数えながら口にする。)
ええ、本当に。
紅茶の香りは、いつでも私を落ち着かせてくれるの。アナタたちにも気に入って貰えて嬉しいわ。
…あぁ、エルナ、どうか無理はしないでね。
美味しくないものを無理やり食べるのは、ヒトには重荷なのでしょう…?
(慌てたように心配そうに見つめてそう告げて、)
私は大丈夫よ。アナタたちのほうが心配だわ。
無理に口に押し込むようなものでは無いのだから…。
(気遣うように出た言葉に気を取り直してそう告げて、)
気を遣わせてごめんなさいね。もっとおばあちゃんらしく在りたいものだけれど…中々どうして、難しいものだわ。
私の出会ったヒトの子は…そうね、3人居たわ。
1人目は気の強い女の子だった。
ひとりぼっちの私を見て、それは寂しいとこだと言ってね、暫くそばにいてくれた優しい子。
2人目は、皺の多い手で私の手をつつんでくれた博識な女の子。
沢山家族がいると言っていたわね…。
3人目は小さな男の子。よく物忘れをすると言って笑っていたけれど、私のことは忘れないと笑顔を見せてくれたわ。
皆、優しくて良い子達だったの。
(思い返すように指折り数えながら口にする。)
ええ、本当に。
紅茶の香りは、いつでも私を落ち着かせてくれるの。アナタたちにも気に入って貰えて嬉しいわ。
…あぁ、エルナ、どうか無理はしないでね。
美味しくないものを無理やり食べるのは、ヒトには重荷なのでしょう…?
(慌てたように心配そうに見つめてそう告げて、)
私は大丈夫よ。アナタたちのほうが心配だわ。
無理に口に押し込むようなものでは無いのだから…。
(PL:返答、遅くなり、非常に申し訳ございませんでした…!)
(もっとおばあちゃんらしく在りたいものだけれど、に対して)
……うんじゃあ、『おばあちゃん』って呼んでみてもいいか?
何事も形から慣れていくっていうし。
(エルナさんから、自分がいた世界は、どんな世界だったのかという質問に対して)
んー…………いたって普通の世界、かなあ?
少なくとも精霊とかお化けとか、モンスターとかわんさかいて、魔法を当たり前のように使う世界じゃない。
…ああ、そうそう、「キカイ」なんて便利な道具も、この世界に来て初めて知った。
でも、いつも、平和で楽しい感じ…かな。
ちなみに、今おいらが住んでいる国の光景は、混沌 でいう、海洋に似てるかもしれねえ…ちなみにその国の紋章が、これ。(と自分の胸元にかけてあるベルトの金装飾に刻まれた紋章を見せつつ)
逆においら、差支えなければエルナやアルチェロの住んでたところ知りたいぜ。
(出会ったヒトの子を一人ずつ、静かに聴いた後で)
……なるほど、な……長い年月の間で、本当にみんな優しい人達と出会ったんだな。
しかも、その子たちのことを今でも覚えてるって、すごいな……
(と、微笑みながら)
おう、おかげさまで、気持ちも落ち着いてきたし、頭もすっきりした。
ありがとうなアルチェロ。
口に押し込んで、喉詰まらせたーとかならやべーけどよ…
でも食ってみておいら、この味もうめえと思ったぜ?
今まで味わったことのない感じだったけど…慣れてみるとつまみ感覚で食えるもんだよ
(ともぐもぐ)
(もっとおばあちゃんらしく在りたいものだけれど、に対して)
……うんじゃあ、『おばあちゃん』って呼んでみてもいいか?
何事も形から慣れていくっていうし。
(エルナさんから、自分がいた世界は、どんな世界だったのかという質問に対して)
んー…………いたって普通の世界、かなあ?
少なくとも精霊とかお化けとか、モンスターとかわんさかいて、魔法を当たり前のように使う世界じゃない。
…ああ、そうそう、「キカイ」なんて便利な道具も、この世界に来て初めて知った。
でも、いつも、平和で楽しい感じ…かな。
ちなみに、今おいらが住んでいる国の光景は、
逆においら、差支えなければエルナやアルチェロの住んでたところ知りたいぜ。
(出会ったヒトの子を一人ずつ、静かに聴いた後で)
……なるほど、な……長い年月の間で、本当にみんな優しい人達と出会ったんだな。
しかも、その子たちのことを今でも覚えてるって、すごいな……
(と、微笑みながら)
おう、おかげさまで、気持ちも落ち着いてきたし、頭もすっきりした。
ありがとうなアルチェロ。
口に押し込んで、喉詰まらせたーとかならやべーけどよ…
でも食ってみておいら、この味もうめえと思ったぜ?
今まで味わったことのない感じだったけど…慣れてみるとつまみ感覚で食えるもんだよ
(ともぐもぐ)
(PL お気になさらず!のんびりお好きなタイミングで!)
…まぁ…。
(呼んでもいいかと問われれば、少しばかり声音が明るくなる。嬉しいらしい。)
ええ、ええ。そう呼んでくれるのね。嬉しいわ。良い子、良い子ね、坊や。
(光が舞う。嬉しさに反応した蝶が一段と増えた。)
魔法が元よりない世界…興味深いわね。様々な世界があるのだから、そういった世界も当然存在するとは思っていたけれど…。
私の住んでいたところ…?そう、ね。ヒトの世の事はあまり詳しくないけれど、魔法はあったわ。扱うヒトが減り、魔法の希少性の高い世界だったわ。
私は夢と現の狭間。世界の隙間の大樹と暮らしていたの。ヒトの入って来れぬ領域だったから、迷い子は珍しかったのよ。
…忘れないわ。だって、ただの妖精であった私に名前をくれた子らだもの。
(ゆるりと首を横に振りながら答える。名をくれた3人は思い入れ深いヒトビトであった。)
おい…しい…?
アナタには美味しいと感じるのね…?そ、う……なら、良かったわ…ええ…。
(ほう、と一息を着いた。安心したらしい。自分も1口。相変わらず味は分からないけれど、)
…これは、ツマミ感覚?でおいしい…のね…。(覚えるために小さく呟いた。)
…まぁ…。
(呼んでもいいかと問われれば、少しばかり声音が明るくなる。嬉しいらしい。)
ええ、ええ。そう呼んでくれるのね。嬉しいわ。良い子、良い子ね、坊や。
(光が舞う。嬉しさに反応した蝶が一段と増えた。)
魔法が元よりない世界…興味深いわね。様々な世界があるのだから、そういった世界も当然存在するとは思っていたけれど…。
私の住んでいたところ…?そう、ね。ヒトの世の事はあまり詳しくないけれど、魔法はあったわ。扱うヒトが減り、魔法の希少性の高い世界だったわ。
私は夢と現の狭間。世界の隙間の大樹と暮らしていたの。ヒトの入って来れぬ領域だったから、迷い子は珍しかったのよ。
…忘れないわ。だって、ただの妖精であった私に名前をくれた子らだもの。
(ゆるりと首を横に振りながら答える。名をくれた3人は思い入れ深いヒトビトであった。)
おい…しい…?
アナタには美味しいと感じるのね…?そ、う……なら、良かったわ…ええ…。
(ほう、と一息を着いた。安心したらしい。自分も1口。相変わらず味は分からないけれど、)
…これは、ツマミ感覚?でおいしい…のね…。(覚えるために小さく呟いた。)
(嬉しそうな声色で、美しく光る蝶がたくさん舞っているのを見て、こちらも満面の笑顔になる)
へへ、良い子ってほどじゃねえけどよ……じゃあ、あらためて呼ぶことにするぜ、
よろしくな『ばあちゃん』(優しくそう呼びかける)
そうだなあ…ただ、一応、『おとぎ話』があるから、おいらや普通の人間達がみかけないだけで、実は存在するってのも、あるかもしれねえ。それっぽいと思う兆候なら、みたことがあるから。…まあ、本当に、わからねーけど。
なるほどなあ…存在するけど希少、か。
……結構すごいところに住んでたんだな。夢と現の狭間とか、世界の隙間の大樹と暮らすって…世界樹ってこと?
おいら、いつも夢と現の狭間にいるような感覚なんだが…世界樹とは暮らしたことがねえ。
普通の大きな木の下になら、よく住み着いてたけどなあ(ハハハッ)
…今の、アルチェロって名前をか。
(最初から名前がある…というより、親がいてその人たちから名前を授かるものだと思っていたばかりに、驚いたかのように目を大きく見開く)
おう、美味しい。 …そうそう、ツマミ感覚でおいしい!
これにお酒とか……おっと、これはさすがにロマンチックじゃねーか。
(困ったように笑いながら頭を掻く)
へへ、良い子ってほどじゃねえけどよ……じゃあ、あらためて呼ぶことにするぜ、
よろしくな『ばあちゃん』(優しくそう呼びかける)
そうだなあ…ただ、一応、『おとぎ話』があるから、おいらや普通の人間達がみかけないだけで、実は存在するってのも、あるかもしれねえ。それっぽいと思う兆候なら、みたことがあるから。…まあ、本当に、わからねーけど。
なるほどなあ…存在するけど希少、か。
……結構すごいところに住んでたんだな。夢と現の狭間とか、世界の隙間の大樹と暮らすって…世界樹ってこと?
おいら、いつも夢と現の狭間にいるような感覚なんだが…世界樹とは暮らしたことがねえ。
普通の大きな木の下になら、よく住み着いてたけどなあ(ハハハッ)
…今の、アルチェロって名前をか。
(最初から名前がある…というより、親がいてその人たちから名前を授かるものだと思っていたばかりに、驚いたかのように目を大きく見開く)
おう、美味しい。 …そうそう、ツマミ感覚でおいしい!
これにお酒とか……おっと、これはさすがにロマンチックじゃねーか。
(困ったように笑いながら頭を掻く)
ええ、ええ。よろしくね、フーガ。私の可愛い坊や。
…あぁ、とても嬉しい。本当に。
(噛み締めるように呟く。)
御伽噺…本当に、世界は沢山あって面白いわね。
もしかしたら魔法も隠れて存在していたかも、と想像するのも楽しいものだわ。あったら素敵ね。
いいえ。世界樹ではないわ。そんな大層なモノでは無いのよ。
現実の世界にあった樹が、魔法の暴走によって飛ばされてしまったものが偶然流れ着いてしまっただけ。
…私と一緒に長くいたせいで、なんだか別のものに変質してしまってはいたけれど…。
(考え込むように少し目を伏せながら告げる。)
樹下は居心地が良いものね。住み着いてしまうのもわかる気がするわ。
アルチェロも、ナタリーも、バレーヌも。
全て、迷い子達が私にくれたものよ。
元々の私には名前なんて無かったもの。呼ぶ人がいないのだから、必要も無かったしね。
(当然のように告げた。いつ生まれたかも分からないひとりぼっちの妖精は、名前に必要性を感じていなかったのだと言う。)
お酒…お酒が必要?ここには用意がないのだけれど…はて、買っておいた方が良いのかしら。
(小さく首を傾げながら問いかける)
…あぁ、とても嬉しい。本当に。
(噛み締めるように呟く。)
御伽噺…本当に、世界は沢山あって面白いわね。
もしかしたら魔法も隠れて存在していたかも、と想像するのも楽しいものだわ。あったら素敵ね。
いいえ。世界樹ではないわ。そんな大層なモノでは無いのよ。
現実の世界にあった樹が、魔法の暴走によって飛ばされてしまったものが偶然流れ着いてしまっただけ。
…私と一緒に長くいたせいで、なんだか別のものに変質してしまってはいたけれど…。
(考え込むように少し目を伏せながら告げる。)
樹下は居心地が良いものね。住み着いてしまうのもわかる気がするわ。
アルチェロも、ナタリーも、バレーヌも。
全て、迷い子達が私にくれたものよ。
元々の私には名前なんて無かったもの。呼ぶ人がいないのだから、必要も無かったしね。
(当然のように告げた。いつ生まれたかも分からないひとりぼっちの妖精は、名前に必要性を感じていなかったのだと言う。)
お酒…お酒が必要?ここには用意がないのだけれど…はて、買っておいた方が良いのかしら。
(小さく首を傾げながら問いかける)
(それほど『ばあちゃん』って呼ばれたかったのか…と微笑ましそうにしつつ)
…おいらも、家族には『ばあちゃん』がいなかったしなあ、
本当の『ばあちゃん』ができてうれしいぜ。
そうかもなあ…(元の世界に「魔女狩り」さえなければ、普通に存在していたのかな、と少し寂しそうに思いつつ)…本当に、おいらのところにもあったらいいなあ。魔法。
まあ、今はこの世界で魔法を当たり前のように使えるから、それで満足だけどな!
そ、そうなのか…!?
…魔法の暴走って、大嵐みてえなもんなのか? 樹を吹っ飛ばすというし。
一緒にいるだけで別のものに…ああ、そういえば、おいらの親友 は波長があったりすると霊感みたいなもんがうつるとかなんとか言ってた気がするが…それに似たようなもんか…?
へへ、わかるか?
…実はこの世界に召喚されたばかりで宿探してた時に、昼寝 に最適な樹をみつけて…そこ、木漏れ日が気持ちいし、百合の花とかとってもきれいで…イレギュラーズとしてのお仕事を終えるたびに何度もそこに昼寝していたら、野営テントにまで張るほど住み着いちゃって…今は洋館に住んでるけど、時々、落ち着いて昼寝したい時に立ち寄ったりするぜ。
……もし、気持ちよく昼寝したいと思ったら、案内できるぜ!
そうなのか……でも、どの妖精に対して「妖精」って言うより、名前があると、その妖精を一人のヒトとしてきちんと見てるって感じがする…ような気がするぜ。どの表現わかんねーけど。…そしてアルチェロも、ナタリーも、バレーヌも、良い名前だな。
しかも、「ナタリー」って……確か、おいらの元の世界じゃ、『聖なる夜』っていう意味だった気がする。それぞれ、親しみをこめてつけられたんだろうなあ。
い、いやいやいや! これはおいら個人の感想だから!
わざわざお酒買わなくていいし、ここでは紅茶が一番だから!
(焦って必死におさえようとする)
…おいらも、家族には『ばあちゃん』がいなかったしなあ、
本当の『ばあちゃん』ができてうれしいぜ。
そうかもなあ…(元の世界に「魔女狩り」さえなければ、普通に存在していたのかな、と少し寂しそうに思いつつ)…本当に、おいらのところにもあったらいいなあ。魔法。
まあ、今はこの世界で魔法を当たり前のように使えるから、それで満足だけどな!
そ、そうなのか…!?
…魔法の暴走って、大嵐みてえなもんなのか? 樹を吹っ飛ばすというし。
一緒にいるだけで別のものに…ああ、そういえば、おいらの
へへ、わかるか?
…実はこの世界に召喚されたばかりで宿探してた時に、
……もし、気持ちよく昼寝したいと思ったら、案内できるぜ!
そうなのか……でも、どの妖精に対して「妖精」って言うより、名前があると、その妖精を一人のヒトとしてきちんと見てるって感じがする…ような気がするぜ。どの表現わかんねーけど。…そしてアルチェロも、ナタリーも、バレーヌも、良い名前だな。
しかも、「ナタリー」って……確か、おいらの元の世界じゃ、『聖なる夜』っていう意味だった気がする。それぞれ、親しみをこめてつけられたんだろうなあ。
い、いやいやいや! これはおいら個人の感想だから!
わざわざお酒買わなくていいし、ここでは紅茶が一番だから!
(焦って必死におさえようとする)
まぁ、そうだったのね。…大切な場所を私が預かってしまったけれど、アナタが喜んでくれるのなら私も嬉しいわ。
(彼の家族のことは預りしれぬ話。けれど、家族の立ち位置のひとつに居場所をくれた目の前の青年に、ほんの少しだけ眩しそうに目を細めた。)
…そうね。この世界では扱えるから、元の世界に戻れたら、そのまま扱えるかもしれないわ。そうしたら、アナタが魔法を蘇らせる魔法使いになるわよ。
(寂しそうな表情に思わずそう口に出す。)
さぁ…詳しくは知らないわ。外の世界のことは夢を通さないと見れないし…辿り着いた大樹に強い魔力が宿っていたから、そう推測しているけれどね。
そう…アナタが気に入る素敵な場所なのね。…今度お邪魔してみようかしら。その時は、案内してくれる?
(語られるかの場所を想像して、行ってみたいと小さく口にした。)
……妖精を、一人のヒトとして。そうね。私を『私』たらしめたのは、彼女たちが私に与えた名なのでしょうね。…本当に、良い名前。
聖なる夜…そんな素敵な名を賜ってしまったのね、私。
(胸元を手で押えて、噛み締めるように名を呟いた。かつて出会った彼女たちに、感謝するように。)
…?そう?アナタが必要ないと言うのであれば、用意はやめておきましょうか。
必要ならば直ぐに用意をするわ。何でも言ってちょうだいね。
(用意に動こうと浮いた体をまた椅子に戻した。)
(彼の家族のことは預りしれぬ話。けれど、家族の立ち位置のひとつに居場所をくれた目の前の青年に、ほんの少しだけ眩しそうに目を細めた。)
…そうね。この世界では扱えるから、元の世界に戻れたら、そのまま扱えるかもしれないわ。そうしたら、アナタが魔法を蘇らせる魔法使いになるわよ。
(寂しそうな表情に思わずそう口に出す。)
さぁ…詳しくは知らないわ。外の世界のことは夢を通さないと見れないし…辿り着いた大樹に強い魔力が宿っていたから、そう推測しているけれどね。
そう…アナタが気に入る素敵な場所なのね。…今度お邪魔してみようかしら。その時は、案内してくれる?
(語られるかの場所を想像して、行ってみたいと小さく口にした。)
……妖精を、一人のヒトとして。そうね。私を『私』たらしめたのは、彼女たちが私に与えた名なのでしょうね。…本当に、良い名前。
聖なる夜…そんな素敵な名を賜ってしまったのね、私。
(胸元を手で押えて、噛み締めるように名を呟いた。かつて出会った彼女たちに、感謝するように。)
…?そう?アナタが必要ないと言うのであれば、用意はやめておきましょうか。
必要ならば直ぐに用意をするわ。何でも言ってちょうだいね。
(用意に動こうと浮いた体をまた椅子に戻した。)
はは…おじいちゃんはいても、おばあちゃんの存在自体元々意識してなかったからな…
全く新しく場所を作ったようなもんだから、気にすんな。
(優しくそう言う)
(魔法を蘇らせる魔法使いになる、という言葉に、少しせつなそうな表情を浮かべる)
…どうだろうな。おいらの元居た世界は…本物の魔法使いにはそれなりに厳しいところだからな。(大災害が起きたときに時折起きる魔女裁判とか…これはあまり口に出せないが)
でも、そうなることができたら…魔法使いにも妖精も生きやすい世の中になるようにちょっとでも変えてみたいな……へへ、一人の人間にしては大層なことを言ってしまってるな?
(と笑みを浮かべる)
もちろん、案内するぜ。
…最近ちょっと寒くなってきたから、少し暖かい恰好したほうがいいかもしれない?
(と首をかしげる)
ああ、まあ、あくまでおいらの元居た世界での意味だがな…でも…3人とも悪意あってつけられた名前なんじゃねえと思ってるぜ。
アルチェロも、ナタリーも、バレーヌも、それぞれ全部、『私』として生きてほしいと願った名前だと思う。
(呟く姿に、微笑みかける)
お、おう……(本当に用意する気満々だったのか…と、少しヒヤヒヤしつつ)
…そういえば、ばあちゃんは普段どこで買い物してるんだ?
全く新しく場所を作ったようなもんだから、気にすんな。
(優しくそう言う)
(魔法を蘇らせる魔法使いになる、という言葉に、少しせつなそうな表情を浮かべる)
…どうだろうな。おいらの元居た世界は…本物の魔法使いにはそれなりに厳しいところだからな。(大災害が起きたときに時折起きる魔女裁判とか…これはあまり口に出せないが)
でも、そうなることができたら…魔法使いにも妖精も生きやすい世の中になるようにちょっとでも変えてみたいな……へへ、一人の人間にしては大層なことを言ってしまってるな?
(と笑みを浮かべる)
もちろん、案内するぜ。
…最近ちょっと寒くなってきたから、少し暖かい恰好したほうがいいかもしれない?
(と首をかしげる)
ああ、まあ、あくまでおいらの元居た世界での意味だがな…でも…3人とも悪意あってつけられた名前なんじゃねえと思ってるぜ。
アルチェロも、ナタリーも、バレーヌも、それぞれ全部、『私』として生きてほしいと願った名前だと思う。
(呟く姿に、微笑みかける)
お、おう……(本当に用意する気満々だったのか…と、少しヒヤヒヤしつつ)
…そういえば、ばあちゃんは普段どこで買い物してるんだ?
そう…それなら安心だわ。本物のおばあちゃんに恨まれてしまっては本末転倒だもの。
(冗談のつもり、らしい。表情が変わらないので分かり難い。)
夢は大きく見るものよ。どんなものであれ、抱いた瞬間にそれは生まれるのだから。
(そうした夢の集まりである妖精は、祈るようにそう告げた。)
あたたかい……そういえば、私、あまり気温が変わるところに行ったことがないわ。……この格好ではダメなのね。
(自分の服装を省みる。今まで不便は感じなかったが、少しだけ不安になった。)
……それでも、素敵な意味を持った名だと知れたのは、幸運な事だわ。私は、『私』は、祈りを受けたのね。
(嬉しそうに呟いた。愛しの孫に向けて小さくありがとう、と言って、どこか晴れやかな顔で前を向いた。)
はて……この近くでお買い物をするけれど…特定の場所で、という訳では無いわね…そもそも、普段あまりお買い物をしないから…。
(小さく首を傾げつつも答える)
(冗談のつもり、らしい。表情が変わらないので分かり難い。)
夢は大きく見るものよ。どんなものであれ、抱いた瞬間にそれは生まれるのだから。
(そうした夢の集まりである妖精は、祈るようにそう告げた。)
あたたかい……そういえば、私、あまり気温が変わるところに行ったことがないわ。……この格好ではダメなのね。
(自分の服装を省みる。今まで不便は感じなかったが、少しだけ不安になった。)
……それでも、素敵な意味を持った名だと知れたのは、幸運な事だわ。私は、『私』は、祈りを受けたのね。
(嬉しそうに呟いた。愛しの孫に向けて小さくありがとう、と言って、どこか晴れやかな顔で前を向いた。)
はて……この近くでお買い物をするけれど…特定の場所で、という訳では無いわね…そもそも、普段あまりお買い物をしないから…。
(小さく首を傾げつつも答える)
本物のばあちゃんはどんな人だったかわかんねーけど…『奪われた』なんて思うほどじゃねえと、そう思いたいぜ。
そうか……ありがとう。
おいらの今持っている夢に、自信を持ってみるぜ。
(そう言いながら穏やかな笑みを浮かべる)
そうだなあ…寒さを魔法で防御する人もいるけども、
あまり寒さに慣れてなかったら、ちょっとした防寒着とか装飾を身につけた方がいいかもしれねーな。
…マフラーとか探してみようか?
ああ、祈りを受けたよ。
……愛の形ってさまざまだけど、分かりやすいのは名前な気がするな……。
まあ混沌の世界だと、意味も内容もさまざまだろうけども。
なるほどな、気ままにってやつだな……ああけど、しかしだな、お酒とかおつまみとか買うとなったら、その時は誰か大きい人も一緒にいた方がいいぜ。うん。
(10代に見えるような容姿のしたアルチェロさんに、少し心配そうな表情を浮かべる)
そうか……ありがとう。
おいらの今持っている夢に、自信を持ってみるぜ。
(そう言いながら穏やかな笑みを浮かべる)
そうだなあ…寒さを魔法で防御する人もいるけども、
あまり寒さに慣れてなかったら、ちょっとした防寒着とか装飾を身につけた方がいいかもしれねーな。
…マフラーとか探してみようか?
ああ、祈りを受けたよ。
……愛の形ってさまざまだけど、分かりやすいのは名前な気がするな……。
まあ混沌の世界だと、意味も内容もさまざまだろうけども。
なるほどな、気ままにってやつだな……ああけど、しかしだな、お酒とかおつまみとか買うとなったら、その時は誰か大きい人も一緒にいた方がいいぜ。うん。
(10代に見えるような容姿のしたアルチェロさんに、少し心配そうな表情を浮かべる)
……ええ、本当に。そうだといいわね。
(彼も知らぬ本当の血の繋がりのある祖母へ、届かぬ祈りを込めた。)
ええ、そうして。……自信のある夢は、強く強く光るのよ。その光は、私にはとても眩しいけれど……。
マフラー…ふむ……いえ、少し試してみるわ。寒さを感じるかどうかわからないから。
名前という愛のカタチ……ヒトというのは、本当に不思議なものね。まだまだ学ぶべきことが多い……。
お酒を買う時は、大きなヒトと……分かったわ。参考にするわね。
(心配そうな姿に不思議そうに首を傾げる。なぜ心配されているのか理解出来ていないようだ。)
(彼も知らぬ本当の血の繋がりのある祖母へ、届かぬ祈りを込めた。)
ええ、そうして。……自信のある夢は、強く強く光るのよ。その光は、私にはとても眩しいけれど……。
マフラー…ふむ……いえ、少し試してみるわ。寒さを感じるかどうかわからないから。
名前という愛のカタチ……ヒトというのは、本当に不思議なものね。まだまだ学ぶべきことが多い……。
お酒を買う時は、大きなヒトと……分かったわ。参考にするわね。
(心配そうな姿に不思議そうに首を傾げる。なぜ心配されているのか理解出来ていないようだ。)
……まあ、自信過剰すぎるともはや直視できねーぐらいになっちまうから、それは気をつけねえとな。
(頭を掻きつつ)
いくらとてもいい光だとしても、大切な人の眼を潰すようなもんじゃ痛いだけだしよ。
おう! …まあ寒さを感じないとしても、
あのふわふわとした心地は最高だからな…
(へへへ、と何かを思い出すように照れ笑いしつつ)
ふむ…ばあちゃんって結構生きてるらしいが、
やっぱりまだ知らないことたくさんあるんだなあ…
…ちなみに今ヒトの関係で、何かこういうの興味あるとか、分からないっての、あるかい?
お、おう……まあ、おいらでも良いよ。
言い出しっぺだし。
(なかなかばあちゃんと呼んでくれない理由と思われることを指摘するのは流石に失礼だな、と内心呟き、苦笑いを浮かべる)
(頭を掻きつつ)
いくらとてもいい光だとしても、大切な人の眼を潰すようなもんじゃ痛いだけだしよ。
おう! …まあ寒さを感じないとしても、
あのふわふわとした心地は最高だからな…
(へへへ、と何かを思い出すように照れ笑いしつつ)
ふむ…ばあちゃんって結構生きてるらしいが、
やっぱりまだ知らないことたくさんあるんだなあ…
…ちなみに今ヒトの関係で、何かこういうの興味あるとか、分からないっての、あるかい?
お、おう……まあ、おいらでも良いよ。
言い出しっぺだし。
(なかなかばあちゃんと呼んでくれない理由と思われることを指摘するのは流石に失礼だな、と内心呟き、苦笑いを浮かべる)
…そういうものかしら。眩い夢は、私にとっては美しいと感じるものだから、よく分からないけれど…
アナタは、少し自信を持った方がいいかもしれないわね。
(小さく首を傾げながら、夢の妖精らしく所感を告げる。謙遜する孫にはもっと自信があった方がいい。)
ふわふわ…ふむ。どうやら坊やには見に覚えがある様子ね。少し楽しみにしてみるわ。
ええ、そうね。永く生きているけれど、知らないことばかりよ。
詳しく知りたいこと……そうね。味覚についても気になっているし…ふむ…。
(気になることが多すぎて絞れないようだ。人の事を知りたい気持ちはあれど、何から手をつけたらいいのか分からない)
…困ったわ。私、その場にある気になるものに目がいってしまうものだから、知りたいことを探すことが出来ないみたい。
(自発的に知ろうと動いたことがないと気づき、頬に手を当てる。)
…一緒に行ってくれるのね。可愛い坊やとお買い物だなんて、嬉しいわ。
(付き添いがいつの間にか一緒にお出かけ、に変換されてしまった。苦笑に気づかずにご機嫌そうだ。)
アナタは、少し自信を持った方がいいかもしれないわね。
(小さく首を傾げながら、夢の妖精らしく所感を告げる。謙遜する孫にはもっと自信があった方がいい。)
ふわふわ…ふむ。どうやら坊やには見に覚えがある様子ね。少し楽しみにしてみるわ。
ええ、そうね。永く生きているけれど、知らないことばかりよ。
詳しく知りたいこと……そうね。味覚についても気になっているし…ふむ…。
(気になることが多すぎて絞れないようだ。人の事を知りたい気持ちはあれど、何から手をつけたらいいのか分からない)
…困ったわ。私、その場にある気になるものに目がいってしまうものだから、知りたいことを探すことが出来ないみたい。
(自発的に知ろうと動いたことがないと気づき、頬に手を当てる。)
…一緒に行ってくれるのね。可愛い坊やとお買い物だなんて、嬉しいわ。
(付き添いがいつの間にか一緒にお出かけ、に変換されてしまった。苦笑に気づかずにご機嫌そうだ。)
いやいや自信が無いっつーか…成長してっと色々と慎重になっちまうんだよ。
(そう言いつつ、)
…………けど、ありがとう、ばあちゃん。
(ぽつりと感謝の言葉を告げる)
そりゃあ、まあ…………この前妻からプレゼントされましたから?(顔を少し赤らめつつ、小声で)
(味覚、と聞けばクッキーでのことを思い出しつつ)
アハハ、いろんなものがたくさんあると気になって知るどころじゃねーよなあ……けどよ、さっき味覚って言ってたな? …料理に関してのことをもっと知ることから始めてみるってのは、どうかな?
もっと色んなものを食べてみて、作ってみて、料理や味を知る…って感じでさ…あ。
(何かを思い出したかのように声を上げた後、
いそいそとポケットから何かを取り出す。
…星形の、一見すればクッキーのようなものである)
例えばこいつ…ポルボロンって言って…簡単に言うと、クッキーのようなもんだけど、普通のクッキーとは違ぇ…食べてみるかい?
ハハハッ、おいらも嬉しいぜ。
なんせ『ばあちゃん』と買い物なんか元の世界でもしたことがなかったしよ。
…妻も連れて来たくなるぜ。(そうなると家族っぽいな、と少し想像して、楽しそうな笑みを浮かべつつ)
(そう言いつつ、)
…………けど、ありがとう、ばあちゃん。
(ぽつりと感謝の言葉を告げる)
そりゃあ、まあ…………この前妻からプレゼントされましたから?(顔を少し赤らめつつ、小声で)
(味覚、と聞けばクッキーでのことを思い出しつつ)
アハハ、いろんなものがたくさんあると気になって知るどころじゃねーよなあ……けどよ、さっき味覚って言ってたな? …料理に関してのことをもっと知ることから始めてみるってのは、どうかな?
もっと色んなものを食べてみて、作ってみて、料理や味を知る…って感じでさ…あ。
(何かを思い出したかのように声を上げた後、
いそいそとポケットから何かを取り出す。
…星形の、一見すればクッキーのようなものである)
例えばこいつ…ポルボロンって言って…簡単に言うと、クッキーのようなもんだけど、普通のクッキーとは違ぇ…食べてみるかい?
ハハハッ、おいらも嬉しいぜ。
なんせ『ばあちゃん』と買い物なんか元の世界でもしたことがなかったしよ。
…妻も連れて来たくなるぜ。(そうなると家族っぽいな、と少し想像して、楽しそうな笑みを浮かべつつ)
ふむ……そういうもの、なのね。
お礼を言われるようなことはしていないけれど…アナタは素敵な子だから。
(不思議そうにしつつも、人である彼がそういうのであればそうなのだろうと納得して)
あら、まぁ。
(奥方からのプレゼント、と聞いて口元を抑える。成程、嬉しかったのだろう。人の感情の機微に疎い妖精であっても、それはすぐに分かった。)
料理……そうね。私1人だとよく分からないけれど……やってみようかしら。……あら?
(孫の言うことに一理を感じ納得すると、彼が差し出してきたものをまじまじと見つめる。)
……ポルボロン。クッキーのようなもの。……頂いても良いの?
(興味深そうにじっとそれを眺めて、念押しの確認をする。)
楽しみね。…あら、アナタの伴侶というのであれば、その子も私の孫でしょう?
いつでも連れていらっしゃいな。嫌なら無理とは言わないけれど…私も、アナタの唯一に会ってみたいわ。
(ぶわり、と舞飛ぶ蝶の数が増えた。孫からその言葉が出ただけで嬉しいらしい。頭の中で、どう歓迎するかを考え始める。)
お礼を言われるようなことはしていないけれど…アナタは素敵な子だから。
(不思議そうにしつつも、人である彼がそういうのであればそうなのだろうと納得して)
あら、まぁ。
(奥方からのプレゼント、と聞いて口元を抑える。成程、嬉しかったのだろう。人の感情の機微に疎い妖精であっても、それはすぐに分かった。)
料理……そうね。私1人だとよく分からないけれど……やってみようかしら。……あら?
(孫の言うことに一理を感じ納得すると、彼が差し出してきたものをまじまじと見つめる。)
……ポルボロン。クッキーのようなもの。……頂いても良いの?
(興味深そうにじっとそれを眺めて、念押しの確認をする。)
楽しみね。…あら、アナタの伴侶というのであれば、その子も私の孫でしょう?
いつでも連れていらっしゃいな。嫌なら無理とは言わないけれど…私も、アナタの唯一に会ってみたいわ。
(ぶわり、と舞飛ぶ蝶の数が増えた。孫からその言葉が出ただけで嬉しいらしい。頭の中で、どう歓迎するかを考え始める。)
そう褒められるとなんか、照れるぜ……『ばあちゃん』って、こんな感じなのかねえ。
(と項を掻きつつ)
……こーゆーの、惚気になっちまうんだが。
去年、サンタの村に行ってサンタになってプレゼントを渡しに行く依頼に行ったんだ。
その時望乃と一緒で…その時にプレゼントとしてもらったのが、これなんだ。
望乃が作ってくれて…巻くと結構ふわふわして気持ちいんだ。
おいら、人生で今までこんな感触がなかった……南国生まれだったってのもあるけど……。
ちなみに、その時おいら、望乃にネックレスをプレゼントしようって考えてたから、
結局は『サンタのプレゼントし合いっこ』になったわけだ。
…ちなみにばあちゃんって、サンタの経験ってあるかい?
もちろん。つっても、おいらの手作りだが…。
普通のクッキーだと思って食ってみると、結構驚くぞ。
(サクサクなクッキーとは違って、ポルボロン は雪のようにほろほろだから)
おお、そういうことになる、のか? 望乃も孫、か……。
(もしも紹介する場合、この人をどうやって『ばあちゃん』だって説明しようかと悩みつつ)
嫌なわけないさ。彼女の都合も良い時に連れてくるぜ‥…って、
蝶々が、増えてる……???(神秘的だなあ、と見とれつつ)
(と項を掻きつつ)
……こーゆーの、惚気になっちまうんだが。
去年、サンタの村に行ってサンタになってプレゼントを渡しに行く依頼に行ったんだ。
その時望乃と一緒で…その時にプレゼントとしてもらったのが、これなんだ。
望乃が作ってくれて…巻くと結構ふわふわして気持ちいんだ。
おいら、人生で今までこんな感触がなかった……南国生まれだったってのもあるけど……。
ちなみに、その時おいら、望乃にネックレスをプレゼントしようって考えてたから、
結局は『サンタのプレゼントし合いっこ』になったわけだ。
…ちなみにばあちゃんって、サンタの経験ってあるかい?
もちろん。つっても、おいらの手作りだが…。
普通のクッキーだと思って食ってみると、結構驚くぞ。
(サクサクなクッキーとは違って、
おお、そういうことになる、のか? 望乃も孫、か……。
(もしも紹介する場合、この人をどうやって『ばあちゃん』だって説明しようかと悩みつつ)
嫌なわけないさ。彼女の都合も良い時に連れてくるぜ‥…って、
蝶々が、増えてる……???(神秘的だなあ、と見とれつつ)
……おばあちゃんって、こんな感じなのかしらね?
(照れている彼から発せられた言葉に小さく首を傾げて返す)
そう……惚気。良いのではないかしら?それは、アナタが嬉しくてたまらない証左に他ならないもの。プレゼントを交換し合うのは子等に限らず楽しいものでしょうし。
(思い出を語る彼から幸せを感じ取って、良い事だわ、と目を伏せた。そして問われたことに対して、)
サンタの経験ね。ええ。
(ふわりとどこからか付け髭を取り出して、)
実はあるのよ。つい最近の事だけれどね。
街で知り合った幼子たちにお菓子を配ったの。練習もしたのよ。
……ふぉっふぉっふぉ。サンタのおばあちゃんじゃよ。……なんて。
(どこか楽しそうに付け髭を口元に着けながら言った。むしろ得意げですらある)
……頂戴するわね。
(一つをつまんで口の中に。ほろりと崩れる触感は初めてのモノで、目を白黒させている)
………不思議ね。初めてだわ。
ええ、ええ。アナタの伴侶も私の孫よ。……アナタの伴侶がそれを許してくれるのなら。
(孫扱いを嫌がる子もいると最近学んだ。控えめな主張である。)
(照れている彼から発せられた言葉に小さく首を傾げて返す)
そう……惚気。良いのではないかしら?それは、アナタが嬉しくてたまらない証左に他ならないもの。プレゼントを交換し合うのは子等に限らず楽しいものでしょうし。
(思い出を語る彼から幸せを感じ取って、良い事だわ、と目を伏せた。そして問われたことに対して、)
サンタの経験ね。ええ。
(ふわりとどこからか付け髭を取り出して、)
実はあるのよ。つい最近の事だけれどね。
街で知り合った幼子たちにお菓子を配ったの。練習もしたのよ。
……ふぉっふぉっふぉ。サンタのおばあちゃんじゃよ。……なんて。
(どこか楽しそうに付け髭を口元に着けながら言った。むしろ得意げですらある)
……頂戴するわね。
(一つをつまんで口の中に。ほろりと崩れる触感は初めてのモノで、目を白黒させている)
………不思議ね。初めてだわ。
ええ、ええ。アナタの伴侶も私の孫よ。……アナタの伴侶がそれを許してくれるのなら。
(孫扱いを嫌がる子もいると最近学んだ。控えめな主張である。)
多分。きっと……いや、実際ばあちゃんでも色々いるんだろうが、
母ちゃんからは、ばあちゃんは暖かい人だと、そう教わったから…
多分、きっと、こんな感じ。
そ、そう? …でもな、召喚される前は…いや、元居た世界では考えられなかったことだぜ。
自分が愛おしいと思える人とプレゼントし合えるのは…。
こんなに楽しいって思えるような感情を素直に出せるようになる日が来るってのは。
(と愛おしそうに目を細める)
おお、結構サンタさんみてーじゃん…!
相当練習したんだなあ、ばあちゃん……いや、サンタばあちゃんか?
(つけ髭はどこから、というつっこみは抜きにして)
ああ、このポルボロン、そこら辺のクッキーと同じと侮ることなかれ、
食べてみると、まるで雪を食べたかのようなふんわりと食感がするんだぜ!
……いや、おいら、雪は実際食ったことがねーからわかんねーけど。
先ほど紅茶やお菓子を頂いたお礼に、ポルボロンいくつか分けるよ。
(とポルボロン数個を取り出して渡そうとする)
きっと彼女も喜ぶ…と思う!
(多分実際に会ってみると、彼女が驚くかもしれないが、と想像しつつ)
どういうタイミングで紹介するか、悩むけども…まあ、縁があれば、という感じ、だな。
母ちゃんからは、ばあちゃんは暖かい人だと、そう教わったから…
多分、きっと、こんな感じ。
そ、そう? …でもな、召喚される前は…いや、元居た世界では考えられなかったことだぜ。
自分が愛おしいと思える人とプレゼントし合えるのは…。
こんなに楽しいって思えるような感情を素直に出せるようになる日が来るってのは。
(と愛おしそうに目を細める)
おお、結構サンタさんみてーじゃん…!
相当練習したんだなあ、ばあちゃん……いや、サンタばあちゃんか?
(つけ髭はどこから、というつっこみは抜きにして)
ああ、このポルボロン、そこら辺のクッキーと同じと侮ることなかれ、
食べてみると、まるで雪を食べたかのようなふんわりと食感がするんだぜ!
……いや、おいら、雪は実際食ったことがねーからわかんねーけど。
先ほど紅茶やお菓子を頂いたお礼に、ポルボロンいくつか分けるよ。
(とポルボロン数個を取り出して渡そうとする)
きっと彼女も喜ぶ…と思う!
(多分実際に会ってみると、彼女が驚くかもしれないが、と想像しつつ)
どういうタイミングで紹介するか、悩むけども…まあ、縁があれば、という感じ、だな。
なら、私は限りなく正しい道を選択できたという事ね。
(ほう、と息をついた。安心したらしい)
故郷と離れ離れという悲しみはあれど、それに優る幸福を得たのであれば良い事だと思うわ。
楽しそうなアナタを見ていると、私も嬉しくなるもの。
(愛おしさの溢れる表情を見て温かい気持ちになりながら)
そう?それなら嬉しいわ。
怖がられない様に練習したの。そう、サンタおばあちゃんよ。
(付け髭をつけたまま真顔で言った。本人的には大真面目である)
……本当。面白いわ。口の中でほろりと崩れる…面白い……。
ありがとう。本当に優しい子ね。
(渡されたポルボロンを手の平の上でまじまじと眺めて)
…そう。喜んでくれたら嬉しいわね。
もし縁があれば、そうね。お会いしたいわ。きっと、いいえ、素敵な子なはずだから。
(ほう、と息をついた。安心したらしい)
故郷と離れ離れという悲しみはあれど、それに優る幸福を得たのであれば良い事だと思うわ。
楽しそうなアナタを見ていると、私も嬉しくなるもの。
(愛おしさの溢れる表情を見て温かい気持ちになりながら)
そう?それなら嬉しいわ。
怖がられない様に練習したの。そう、サンタおばあちゃんよ。
(付け髭をつけたまま真顔で言った。本人的には大真面目である)
……本当。面白いわ。口の中でほろりと崩れる…面白い……。
ありがとう。本当に優しい子ね。
(渡されたポルボロンを手の平の上でまじまじと眺めて)
…そう。喜んでくれたら嬉しいわね。
もし縁があれば、そうね。お会いしたいわ。きっと、いいえ、素敵な子なはずだから。
ああ……というか、ありがとう、ばあちゃん。
おいらのことも孫って呼んでくれてさ。(へへ、と笑いながら)
……確かに、たまに自分の故郷が寂しくなって帰りたくもなることもあるけど。
でも、それ以上に、帰りたくない、ずっとここに居たいって感情が強くなってる。
もしも、この世界での滅びの運命ってやつが回避された時にどうなるのか、
正直恐ろしく感じるほど……だから、今が一番、楽しい。
愛おしい人達が嬉しいって思ってくれる生活が、とても幸せなんだ。
(そう温かく微笑みながら…もし滅びの運命が回避された時はと語る時は、
どこか胸がチクチクするように)
ふふふ、サンタばあちゃん。ちゃんと怖がらない、優しいサンタばあちゃんだ。
……ちゃんと赤い衣装は纏った、よな?
ううん、どういたしまして…また、こういう風に色んなお菓子を手土産にもってくるからよ、
その時を楽しみにしててくれよ!
当然、おいらの自慢の妻だから、ばあちゃんにも誇れるような、素敵で可愛い子さ!
(と楽しそうに笑いながら)
おいらのことも孫って呼んでくれてさ。(へへ、と笑いながら)
……確かに、たまに自分の故郷が寂しくなって帰りたくもなることもあるけど。
でも、それ以上に、帰りたくない、ずっとここに居たいって感情が強くなってる。
もしも、この世界での滅びの運命ってやつが回避された時にどうなるのか、
正直恐ろしく感じるほど……だから、今が一番、楽しい。
愛おしい人達が嬉しいって思ってくれる生活が、とても幸せなんだ。
(そう温かく微笑みながら…もし滅びの運命が回避された時はと語る時は、
どこか胸がチクチクするように)
ふふふ、サンタばあちゃん。ちゃんと怖がらない、優しいサンタばあちゃんだ。
……ちゃんと赤い衣装は纏った、よな?
ううん、どういたしまして…また、こういう風に色んなお菓子を手土産にもってくるからよ、
その時を楽しみにしててくれよ!
当然、おいらの自慢の妻だから、ばあちゃんにも誇れるような、素敵で可愛い子さ!
(と楽しそうに笑いながら)
…と、ちょっと長話しすぎたかな…!
一旦、帰った方がよさそうか……ううん、そもそも、夢なら、自然と覚める……のか?
(首をかしげる。まだ夢を見ているような心地がするからだ)
一旦、帰った方がよさそうか……ううん、そもそも、夢なら、自然と覚める……のか?
(首をかしげる。まだ夢を見ているような心地がするからだ)
当然だわ。アナタは私の孫になってくれたのだもの。
(ごく当たり前なトーンで告げて)
帰りたくないと、そう思う心もアナタらしさであると思うわ。
ヒトの一生は短い。私はそれをよく知っている。
……どれだけ尽くして生きても、生あるものは悔恨を残すわ。だからこそ、楽しい時を享受すべきよ。
滅びを回避するために、私たちが召喚ばれたのだから。
………はて、赤……?
(己の服を思い返す。)
………大変だわ。私は白を身に着けてしまったのよ。なんてこと。サンタ失格だわ。
(頬に手を当てて、淡々とした声音で告げたもののショックを受けているらしい。舞う光の蝶が減った。)
(ごく当たり前なトーンで告げて)
帰りたくないと、そう思う心もアナタらしさであると思うわ。
ヒトの一生は短い。私はそれをよく知っている。
……どれだけ尽くして生きても、生あるものは悔恨を残すわ。だからこそ、楽しい時を享受すべきよ。
滅びを回避するために、私たちが召喚ばれたのだから。
………はて、赤……?
(己の服を思い返す。)
………大変だわ。私は白を身に着けてしまったのよ。なんてこと。サンタ失格だわ。
(頬に手を当てて、淡々とした声音で告げたもののショックを受けているらしい。舞う光の蝶が減った。)
素敵で可愛らしいお嬢さん、なのね。
今からお会いできるのを楽しみにしているわ。
……大丈夫よ。此処は現。少しばかり時間はあやふやになっているでしょうけれど、入って来た場所へ戻ればいいだけ。
…夢での邂逅はいずれ。アナタが望むのなら、夢境は扉を開くわ。
(中庭の入り口を指さしながら、小さく最後にそう付け加えた。)
今からお会いできるのを楽しみにしているわ。
……大丈夫よ。此処は現。少しばかり時間はあやふやになっているでしょうけれど、入って来た場所へ戻ればいいだけ。
…夢での邂逅はいずれ。アナタが望むのなら、夢境は扉を開くわ。
(中庭の入り口を指さしながら、小さく最後にそう付け加えた。)
ハハッ…確かに、な。
(ごく当たり前のように言うので、つい笑ってしまう)
……そう、か。
ああ、確かに、生きてりゃかならず悔恨の1つ残る。
おいらその現実を心のどこかで認めたくなくて、今まで夢を見ることで解決しようとしてた。
…けど、今は、この先悔恨を残すことになっても、共にいるって信じられる人がいるから…
怖い事には変わらないけど、前ほどは、怖くない。……アハハ、変な話だな。うん。
そう、だから、おいら達は、召喚されたもんな。滅びを回避するために。
どんな結末になっても、皆が健やかに生きられるように。
(頭を掻きつつも、そう、呟く)
(なんとなく、ショックを受けていることに気づき、ハッとして)
……あー!思い出した!サンタって、赤い服を着る人と思ってたけど、
本では白色や黒色も着るサンタとか、いるらしいな!
髭はやしてて子供達に幸せを届けるような感じなら、きっと、大丈夫だと思うぜ……!
(と慌ててフォローする)
(ごく当たり前のように言うので、つい笑ってしまう)
……そう、か。
ああ、確かに、生きてりゃかならず悔恨の1つ残る。
おいらその現実を心のどこかで認めたくなくて、今まで夢を見ることで解決しようとしてた。
…けど、今は、この先悔恨を残すことになっても、共にいるって信じられる人がいるから…
怖い事には変わらないけど、前ほどは、怖くない。……アハハ、変な話だな。うん。
そう、だから、おいら達は、召喚されたもんな。滅びを回避するために。
どんな結末になっても、皆が健やかに生きられるように。
(頭を掻きつつも、そう、呟く)
(なんとなく、ショックを受けていることに気づき、ハッとして)
……あー!思い出した!サンタって、赤い服を着る人と思ってたけど、
本では白色や黒色も着るサンタとか、いるらしいな!
髭はやしてて子供達に幸せを届けるような感じなら、きっと、大丈夫だと思うぜ……!
(と慌ててフォローする)
おう、楽しみにしててくれよ。
(とふわりと、優しく笑いつつ)
そう、か……いや、最近眠れてない気がしてたから、最初歩きながら寝てたかなって……
でも、楽しい時間をありがとうな、ばあちゃん。
現でも夢でも、いずれまた会えることを願うぜ。…それじゃあ、また。
(そう優しく言いながら、手を振り、指し示してくれた方向にある入り口に向けて、歩く…)
(とふわりと、優しく笑いつつ)
そう、か……いや、最近眠れてない気がしてたから、最初歩きながら寝てたかなって……
でも、楽しい時間をありがとうな、ばあちゃん。
現でも夢でも、いずれまた会えることを願うぜ。…それじゃあ、また。
(そう優しく言いながら、手を振り、指し示してくれた方向にある入り口に向けて、歩く…)
……そうなのね。まだまだ勉強不足だわ。
ええ、アナタが言うのであればきっと大丈夫なのでしょう。私はちゃんとサンタになれたわ。
(自分に言い聞かせるように孫の言葉を信じて)
ええ、アナタが言うのであればきっと大丈夫なのでしょう。私はちゃんとサンタになれたわ。
(自分に言い聞かせるように孫の言葉を信じて)
ええ、ええ。またいつでも。
私は、いつまでもここにいるのだから。
(去り行く姿を見送って、ふるりと羽を揺らす。)
ヒトは、儚く、美しい。
矛盾と痛み、無垢と欲を持ったヒトの子の、なんと美しいことか。
優しいあの子に、どうか夢の安らぎがあらんことを。
(言祝ぐように祈り紡いで、少なくとも帰る道だけは安全であるように小さなまじないをかける。そうして、一息ついてから、眠ってしまった子等に手をかざした。この子たちも、元居た場所へ。)
(光の蝶が子等を包んで、そうっと彼らのあるべき場所に送り届けていく。そうして、庭はまた静けさを取り戻したのであった。)
私は、いつまでもここにいるのだから。
(去り行く姿を見送って、ふるりと羽を揺らす。)
ヒトは、儚く、美しい。
矛盾と痛み、無垢と欲を持ったヒトの子の、なんと美しいことか。
優しいあの子に、どうか夢の安らぎがあらんことを。
(言祝ぐように祈り紡いで、少なくとも帰る道だけは安全であるように小さなまじないをかける。そうして、一息ついてから、眠ってしまった子等に手をかざした。この子たちも、元居た場所へ。)
(光の蝶が子等を包んで、そうっと彼らのあるべき場所に送り届けていく。そうして、庭はまた静けさを取り戻したのであった。)
キャラクターを選択してください。
大人数が屯するには狭いけれど、数人がお茶をするには十分な場所。
今日も、ひとりの妖精が優雅に紅茶を嗜んでいる。
(誰でも発言できる場所です。どうぞお気軽に。)