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魔士旅団『夢の跡』

【中庭】

クロスのかかった猫足のラウンドテーブルに、椅子が4脚置かれた小さな中庭。

大人数が屯するには狭いけれど、数人がお茶をするには十分な場所。

今日も、ひとりの妖精が優雅に紅茶を嗜んでいる。


(誰でも発言できる場所です。どうぞお気軽に。)

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(フーガの返答にそうですか、と短く答えてから)
それについては、ボクも同意します。偶然迷い込んだとはいえ、こうしてゆっくり出来そうな場所やお話相手の方々と巡り合えたのは、嬉しく感じています。

(驚いた様に一瞬目を見開いた後、アルチェロの言葉に納得した様子で)
なる、ほど……。
ボクもこの世界で生きていて長くはありますが、きっと……アルチェロさんの方がうんと永い時を生きられている様な、そんな予感がします。
フーガさんも、よろしくお願いしますね。不思議な縁とは正しく、仰る通りで。お二人が元々居た世界の話……また是非聞いてみたいな、と。
(フーガの握手に応じようと、華奢な手を伸ばして)

紅茶をありがとうございます。……ん、とても良い香りですね。
(カップを受け取り、香りを少し堪能してからそっと口に運ぶ。ほっとする温かさが、心にも沁み込んでいくのを感じ、表情を緩ませると)
料理について……偉そうに言ってしまいましたけれど、ボクもまだまだ不慣れな事が沢山で。美味しく作れる人達の凄さを実感する気持ちも、わかります……。

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