PandoraPartyProject

PandoraPartyProject

愉悦の王

「――なあ、傑作だろう?」
 玉座の間に踏み入った無礼なる闖入者に皇帝はむしろ親しみを込めるかのように語りかけていた。
「何処から掘り出してきたかも分からん玩具を振り回し。
 誰も彼も身勝手な大暴れに一喜一憂しながら、この場所を目指してやって来た。
 消耗に消耗を重ねてボロボロになってる癖に、それでも微塵も諦めた顔なんてしやがらねえ。
 ……外の連中もそうさ。成り行きで即位した俺の為に『命がけ』で戦ってやがる。
 期待もしてなきゃ褒めてもいねえ。むしろ俺はテメェ等がここまで来る方に張ってたのにな」
 長広舌は実に身勝手な言い草だ。
「第一よ、無理して精鋭を送り込んだテメェ等の部隊こそ滅茶苦茶じゃねえか。
 外の奴等は遠からず限界を迎えるだろう。空に浮いてるでっけえ棺桶も時間の問題だ。
 ……いやはや、人間ってのは度し難ぇもんだな。
 それだけ無理をして――それでもナルキス達を出し抜きやがる。
 もうこりゃあ、いちいち傑作で、何もかも面白過ぎて欠伸をする暇もありゃしねぇよ――」
 バルナバス・スティージレッドは挑戦者を待ち望んでいた。
 外を守りを突破するのは、或いは城内の麾下を出し抜くのは。
 恐らく不可能であろうと踏みながら、それを期待して止まなかった。
 結果として待ち望んだ『敵』がその望みのままに顔を出した事は彼にとっては僥倖としか言いようがない。
 そう、僥倖だったのだ。確かな、幸運だったのだ。

 ――絶対に許さない――

 そんな言葉とて。そんな想いとて。
 彼には恐らく福音のように、賛美歌のように聞こえているに違いない――
「この国はじきに滅ぶ。誰一人助からない。
 まぁ、そりゃあ『決定』だが――なあ、なあ。特異運命座標よ」
 ――故にバルナバスは全力の『好意』を隠していない。
 圧倒的に自身以外の全てを軽侮しながら、その見立てを一掴みの奇跡で超え得る彼等に期待を掛けている。
「特異運命座標よ。次は一体何を見せてくれる?
 この俺を――『最強』の俺を焦らせてくれるのか? 驚かせてくれるのかい?」
 その属性は『憤怒』なれど。
 こと戦いに限るのならば彼は常に『傲慢』である。
「見せてやるさ」と誰かが云った。
 見たくないものを見せてやる。
 一つの泣き言も聞かず、可能性の獣のその爪牙で笑う喉元を引き千切ってやる――
 獰猛な宣言はまだ叶うかも知れぬ戯言でしか無かったが、これまでの戦いでイレギュラーズは全てを『本当』にしてきた事を、味方も敵も知っている。
「そうかよ。『やる気』を聞いて安心したぜ」
 玉座より立ち上がったバルナバスの纏う気配が戦いの為のそれへと姿を変えた。
「それだけ元気ならまだ十分楽しめそうだ。何せ――」

 ――俺は手加減が苦手でな。秒で終わったら誰も幸せにゃならねぇだろ?

 王城リッテラムの戦況が変化しました!
 ザーバ派のアイアン・ドクトリンにおいて大規模な軍事力と生産力の投入が決定しました!!
 ※『<鉄と血と>ヴィルヘルムの凱旋門』『<鉄と血と>Heart of the Eisensturm』に南部戦線の援軍が到来しています! 各戦場で有利な援護が発生している様です!(リプレイに直接影響します)
 ※リミテッドクエスト『帝都決戦:Battle of Stahl Grad』は3/18日一杯で終了します!


 最後の切り札『人民軍』が発動しました。グロース将軍との戦いは最終フェーズへと突入します!
 『フローズヴィトニル』の対応について魔種ブリギットから取引が齎されました。
 リッテラム攻略戦が進展しました。グラーフ・アイゼンブルートが参戦しました!


 イレギュラーズの手に入れている切り札が大いなる力を纏っています!
 スチールグラード帝都決戦が始まりました!!
 ※領地RAIDイベント『アグニの息吹』が始まりました!!
 ※帝政派、ザーバ派は連合軍を結成している為、勢力アイテムが『帝国軍徽章』へと変更されました!


 ※ラサでは『月の王国』への作戦行動が遂行されています!

鉄帝動乱編派閥ギルド

これまでの鉄帝編ラサ(紅血晶)編シビュラの託宣(天義編)

トピックス

PAGETOPPAGEBOTTOM