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ギルドスレッド

薬屋『ドクダミ』

薬屋ドクダミの春【薬屋RPスレッド:その2】

寒くて長い冬もやっと終わり、草木がまた青々と色づき始めた。
薬屋ドクダミは、店主も居候も寒さに苦手なものだから、あたたかな室内でゆっくりと怠惰にすごしていたのだった。

「そういえば、店の在庫が大分とピンチになってきてるんだよね」
思い出したように、ぽつりと店主レンジーが漏らす。
そういわれてみると確かに、いつもなら溢れるくらいの薬屋薬草で埋まっていた陳列棚が、今ではほとんどスカスカになってしまっている。

特徴的な紫と青色が織り交ざった髪の上から、ぽりぽりと頭をかく、レンジー。
「まぁ、本当に必要なものは残っているから、慌てる必要はないのだけれど……また少しずつ採集と調合をしていかないといけないね」
苦笑いをしながらそう言うと、店内をゆっくりと歩いていく。

「さて、今日も店を開ける時間だよ! 準備は……まぁ、あってないようなものだけれど……いいかな?」

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薬草ー?倉庫の瓶に詰まってるようなやつならその辺に一杯生えてるしあーし抜いてこようか?
最近暖かいしひなたで眠るのも悪くないからさ~。
すまん、やってるか?(初めてのような、そうでもないような薬屋を覗き込み)
ちょっと持ち歩きやすい傷薬なんかを一揃い――申し訳ない、準備中だったか。
(言ってからスカスカの陳列棚が見えたのであった)
おや、マウが外仕事を自分から進んで言い出すなんて、とても珍しいね!
ひとりで本当に、大丈夫かな? 迷子になったり、草むらで毒草でどこかを切ったりしたら、大変だよ。心配だなあ……。
やあ、いらっしゃい!
薬屋ドクダミは、なんとこんな状態でも開店営業中だよ!
わたしの不甲斐なさをお客さんに見られるのは恥ずかしいけれど、仕方ないね!
冬が寒いのが悪いんだよ!
さて、君の注文は持ち歩きの外傷治療セットというところだね!
それであれば、まずは粉末傷薬。これは使うときに少量の水で練って使うものだよ。そして、消毒液と包帯1ロールといったところかな。
ちょうどよいサイズの袋はあるかな? なかったら、この麻の小袋もつけよう。
(カウンターの内側から出して並べる)
なんとこんな状態でも。(再度棚をしげしげと見やり)
だが開いているなら助かるよ。薬があるとは中々思えないが……おやあるのか。

ああ、携帯用があるなら一番いい。袋は腰のポーチに入れるから大丈夫だ。
丁度良さそうだし、そいつを頼もう。
……しかし、冬に薬草が採れないのかと思えばそういう事か。
品薄で高値になってたりしないよな?(幾らだ、とやや不安そうに続けて)
まさか! 自分の怠慢を他人に押し付けるような真似はしないよ! ボロを纏えども心は錦ってね! いや、お金に困っているわけでは無いから、適切ではないけれど。
とにかく、金額はいつも通り! 全て合わせると……こんなものかな?(適正か少し安い位の金額を提示する)
どうだい?
冬だけは自分で材料集めずに仕入れてみる、なんてわけにはいかないのか?
いや薬の事は私もさっぱりなんだけれども。
ともあれひとまず買い物を……他より安いな。(嬉しいというよりも怪訝な表情になり)
ありがたいが、本当にこの額でいいのか? 私も商売人だから利益出るのか心配してしまうぞ。
仕入れにしてしまうと、価格にもその分載せないといけなくなってしまうからね! この店の価格付けが安めなのはそういった部分のコストダウンもあるというわけだよ。
……単純に、採集する草花をわたし自身が決めたいということもあるけれどね。
一応彼らも同族なわけで、採ることの意味は持っておきたい、というわがままだよ。
猟師が自分がとった獲物しか口にしない、というのと同じだな。
しかし、同族?(言葉と共にじっと耳を見つめ)なるほど旅人か。それ、そういう飾りじゃなかったんだな。なら日の短い冬場は活動も鈍るというものか、葉は見えないけれど。
ともあれ、ならばその額で(丁度の代金を出し)あと今後も同じ値段だと嬉しいね。
ご明察! 寒さには人一倍弱いのは、種族的な性質もあるとおもうよ。
でも、それ以上に、家が大好きなのだけどね!
暖かな部屋で、お茶と一緒に楽しむ読書の尊さといったら、ないよね!
(受け取ったお金を数える)
はい、ちょうどだね! ありがとう、
値段は、原材料が値上がりしない限りしないつもりだよ。
ライバルの店が増えたら、危ういかもね!
冗談半分だったんだが、本当に日に影響されるんだな。
もしや食事の必要もない、わけはないか(自分で言いながら否定して笑い)
私はアウトドア派だが、快適な部屋で家族と寛ぐ時間は確かに良いものだと思うよ。

自分で採集して調合してるなら、滅多に値上がりしないように思うがね。ともあれ助かったよ………あ、思い出した。前にもこの店来た事あるな。同じ品だったか、買い物した覚えがある。
食事は、最悪水と陽の光さえあれば、どうにかこうにか生きていられるかな。
でも、食べる楽しみというものは、何物にも代えがたい事でもあるんだよ!
つまりは、食事をしないと、心は死ぬ、ということだね!(えへん)

ライバルがでると、薬草の群生地を取り合うことになるからね。
まあ、儲けが大きく出やすい仕事でもないわけだから、そういった事態は起こらないと思うけれど!
わたしが幻想にいる間は少なくとも、値上げはしたくないところだね。

君が来ていたのは、実は帳簿(過去ログ)でさっき調べて思い出したよ。
前の薬は役に立ったかな?
今度は本当に冗談のつもりで言ったんだがな。
本当に水と陽の光だけで生きていけるとは異世界人恐るべし。
……心が死んだら本当に植物だな。花は心も元気な方が綺麗なのが咲きそうに見える。

薬草、たくさん使うのなら畑や植木鉢では育てないのかい?
自然で採れるのと効果に差でも出るのかな……ああ、そうそう。
使いやすかったのよく覚えてるよ。小分けだったから素人でも余分に使わず済んでさ。
――正直「小分け」って店側が量決められるから逆にちょっと警戒するんだけどね。
でもこの様子だと、この店の商品はちゃんと1回分ずつちょうどが入ってるようだ。
疲れてる時は、髪も耳も少し元気がなくなる事はあるねえ。
まぁ、でも、それは他の種族でも同じような気がするけれど、ね!

いやあ、自分の世話でも苦戦しているのに、他もとなると大変だからね!
もちろん、幾らかは鉢植えで育てている子もいるけれど、スペースも限られてくるから、たくさんとなると難しいだろうね。

役に立って何よりだよ!
分量は私が観測できている範囲内で多い怪我の規模から決めているよ。
もし足りない場合は複数パッケージを使うように、ね!
ああ、そりゃそうだ。髪も肌もあるなら健康状態も反映されるというもの。
偶にそういうのが見当たらない旅人がいて、表情読めなくて困ったりもするが。

やはり多く育てようとすると畑が要るよなぁ。街中では難しい。
かといって郊外に出ては客足が遠のくと。……ままならないもんだな。

ともあれ、また補充しに来るよ。
大怪我の予定はないが、昨今不穏でもあるし存外早めに減ってしまうかもしれない。
その頃には棚も前みたいに賑やかになってるかな(改めてくるりと店内を見渡し)
――と、そういえば互いに特異運命点座標なんだしローレットの仕事でも会いそうか。
今更だが私はラダだ。ラダ・ジグリ。仕事で会った時はよろしく頼む。
よろしく、ラダ。わたしのことは、ただのレンジーでも、『大賢者』レンジーでも、好きなように呼んでくれていいよ!
品揃えは急ピッチで揃えていくので、お楽しみに!
ローレットの依頼は、たまぁに受けているので、一緒になるかもしれないねぇ。
その時はまた、よろしくたのむよ!

今後とも、薬屋ドクダミをどうぞご贔屓に!
レンジーだな。ローレットも人数多いからなぁ。
だがもし一緒になった時は、こちらこそよろしく頼むよ。
(さて、と購入した品を仕舞い込むと)――うん、ではまた。
薬が減ったか、まぁ他の用事があっても無くても来るかもしれないが、その時に。

(ひらりと手を振ると店を後に、町並みの向こうへと消えていった)
ここ最近は寒い日も減って、暑いくらいの日々が続いている。

重い腰を上げ品揃えを改善し始めて一ヶ月。
ドクダミの品揃えは少しずつ改善に向かっていた。
(棚の薬品を検品しながら時折うなづく)
よしよし、わたしの手にかかればあっという間だね!
……ええと、この空き箱の山は……力持ちな人が来たら手伝ってもらおうかな……。
…こんにちはー。
……?
えっと…壁?こんなところにありましたっけ…
……⁈ これ…全部箱⁈
やぁ、凛!
箱が積まれるのは、よくある事だよ!
なにせ、ここは薬屋……つまり、お店だからね!
商品を入荷したなら、箱に詰まって届くのが当たり前。
だから、これは至って普通の状態だね!
……積んで置いてもらったのは良いものの、背が足りなくて、上から取り出せないという、ささやかな問題はあるけれどね!
…それ、ささやかな問題じゃないと思いますけど…?
取り出しやすい所にあった方が、(手を上に伸ばす)
きっといいと…(身長が足りなくて届かない)
思いますけど…(頑張って背伸び)
……(やっぱ届かない)
そりゃあ、わたしも手に取りやすい位置にあるのが一番だと思うけれどね。
店内のスペースも少ないものだから、通路を塞がないように置いてもらうとなると、縦方向に置いていくしかないんだよ!
……それに、配達屋さんに重い荷物を持たせたというのに、更にややこしい指示をするというのも、悪いかな、と。
もうちょっと頑張れば……(背伸び)
……きっとなんとか……(ジャンプ。ほぼ飛んでない)……うぐぐ。
……疲れたね! お茶にしよう(諦めの笑顔)
…そ、そうですねっ!(諦め)
今日も暑いですし、もう私の喉はデザートみたいで、デザートできない状況ですっ(わかりづらすぎるダジャレ)
…そういえば、私、こちら側のお茶を飲んだことがないんですよね…
茶葉が違ったりするのでしょうか…
デザート(砂漠)みたいにカラカラだから、デザートを食べれない……ということかな?(真剣に考える)

こっちの植物は大抵の世界と同じような子みたいだね。
少なくともわたしの世界とはほとんど変わらないよ。
ただ、一部は思いもよらないような変な子もいるね!
わたしのお茶は今のところ、幸い誰に振舞っても飲んで貰えているから、特別おかしなものでは多分ないと思うけれど、口に合わなかったら遠慮なく、言うんだよ。
(ヤカンに水を入れて沸かし始める)
あとは……マウが食べてしまっていなければ、クッキーが残ってたはず。
クッキーは、食べれるかな? 大丈夫だよね?
(戸棚をごそごそ)
あっ、ありがとうございますっ!
私、お菓子が大好きなんですっ!(テンション↑↑)
それに、最近甘いものも食べてないですし…♫
お湯、沸いたようですので、お茶を入れときますね〜♫
レンジーくんただいまー。
薬草とってたら暑くなって海に泳ぎに行ったら気持ち良くなってずっと漂ってきちゃった。
どうぞどうぞ、食べよう食べよう(お皿にクッキーを並べて、早速ひとつ取る)

おや……マウ、おかえり(もそもそクッキーを食べている)
無事に帰って来たのは、偉いね!
……それで、薬草は?
……こんにちは。粉末傷薬、ひとつもらったよ。ありがとうね。
購入していただいて、ありがとう!
少しでも役に立てたらうれしいよ!

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