ギルドスレッド
スレッドの一部のみを抽出して表示しています。
薬屋『ドクダミ』
猟師が自分がとった獲物しか口にしない、というのと同じだな。
しかし、同族?(言葉と共にじっと耳を見つめ)なるほど旅人か。それ、そういう飾りじゃなかったんだな。なら日の短い冬場は活動も鈍るというものか、葉は見えないけれど。
ともあれ、ならばその額で(丁度の代金を出し)あと今後も同じ値段だと嬉しいね。
しかし、同族?(言葉と共にじっと耳を見つめ)なるほど旅人か。それ、そういう飾りじゃなかったんだな。なら日の短い冬場は活動も鈍るというものか、葉は見えないけれど。
ともあれ、ならばその額で(丁度の代金を出し)あと今後も同じ値段だと嬉しいね。
キャラクターを選択してください。
- « first
- ‹ prev
- 1
- next ›
- last »
薬屋ドクダミは、店主も居候も寒さに苦手なものだから、あたたかな室内でゆっくりと怠惰にすごしていたのだった。
「そういえば、店の在庫が大分とピンチになってきてるんだよね」
思い出したように、ぽつりと店主レンジーが漏らす。
そういわれてみると確かに、いつもなら溢れるくらいの薬屋薬草で埋まっていた陳列棚が、今ではほとんどスカスカになってしまっている。
特徴的な紫と青色が織り交ざった髪の上から、ぽりぽりと頭をかく、レンジー。
「まぁ、本当に必要なものは残っているから、慌てる必要はないのだけれど……また少しずつ採集と調合をしていかないといけないね」
苦笑いをしながらそう言うと、店内をゆっくりと歩いていく。
「さて、今日も店を開ける時間だよ! 準備は……まぁ、あってないようなものだけれど……いいかな?」