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薬屋『ドクダミ』
デザート(砂漠)みたいにカラカラだから、デザートを食べれない……ということかな?(真剣に考える)
こっちの植物は大抵の世界と同じような子みたいだね。
少なくともわたしの世界とはほとんど変わらないよ。
ただ、一部は思いもよらないような変な子もいるね!
わたしのお茶は今のところ、幸い誰に振舞っても飲んで貰えているから、特別おかしなものでは多分ないと思うけれど、口に合わなかったら遠慮なく、言うんだよ。
(ヤカンに水を入れて沸かし始める)
あとは……マウが食べてしまっていなければ、クッキーが残ってたはず。
クッキーは、食べれるかな? 大丈夫だよね?
(戸棚をごそごそ)
こっちの植物は大抵の世界と同じような子みたいだね。
少なくともわたしの世界とはほとんど変わらないよ。
ただ、一部は思いもよらないような変な子もいるね!
わたしのお茶は今のところ、幸い誰に振舞っても飲んで貰えているから、特別おかしなものでは多分ないと思うけれど、口に合わなかったら遠慮なく、言うんだよ。
(ヤカンに水を入れて沸かし始める)
あとは……マウが食べてしまっていなければ、クッキーが残ってたはず。
クッキーは、食べれるかな? 大丈夫だよね?
(戸棚をごそごそ)
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薬屋ドクダミは、店主も居候も寒さに苦手なものだから、あたたかな室内でゆっくりと怠惰にすごしていたのだった。
「そういえば、店の在庫が大分とピンチになってきてるんだよね」
思い出したように、ぽつりと店主レンジーが漏らす。
そういわれてみると確かに、いつもなら溢れるくらいの薬屋薬草で埋まっていた陳列棚が、今ではほとんどスカスカになってしまっている。
特徴的な紫と青色が織り交ざった髪の上から、ぽりぽりと頭をかく、レンジー。
「まぁ、本当に必要なものは残っているから、慌てる必要はないのだけれど……また少しずつ採集と調合をしていかないといけないね」
苦笑いをしながらそう言うと、店内をゆっくりと歩いていく。
「さて、今日も店を開ける時間だよ! 準備は……まぁ、あってないようなものだけれど……いいかな?」