店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

（額の瞳が見開きミセリアさんを観察）
どうぞ、よろしくお願いしますねぇ。
私、ティアブラスと名乗っております。以後お見知りおきを

闇市は程々の楽しさを掴めれば安全なものでございますが
のめり込むと危ないですねぇ、愉しいですね。
不要なアイテムも必要なアイテムもたくさんでございます。

美味しい話でございますか？ふむふむ、
新興宗教なんて簡単に儲かるらしいですよ？ほら、神様とかみんな信じたくなるでしょう？
そこでついでに怪しい壺なんて販売すると……えぇ、信者もニコニコ、宗教家もにこにこでハッピーハッピー幸せな世界でございますから。

(楽器を弾きながらティアさんの話を横目に)うっわ…俗っぽ…コホンコホン！
ま、今回は軍資金のタイミング悪かったケドこゆのは後からいいモン来るってのが相場なンだ
次は万端で勝ってやっからな！見てろよー！
ツラ合わせた人達はヨロシクねっと
マスターの料理はやベーな…サラダが不味ィとかあれは才能ってかそーゆーギフトでも持ってンじゃね？
アタシが作った時はフツーだったしサ…
トレジャーハントは楽しいヨネ、上手いコトヤられた感はあっケド

おや、君もイケる口か、いいねぇ。
罠を全部起動させるのはともかく、仕掛けはとりあえず動かしたくなるものだよ。
中になどんな超技術で動いてるんだコレとか気になることもあるが、なに、スイッチは押すもの。遺跡はファンタスティックなものだ。何も問題ない。
自分なりのスタイルでレッツトレジャーハンティングだ。


マルチとカルトどっちがマシかねぇ。

トレジャーハントねー……そういうこと言って『枯れた』遺跡の地図掴ませようとする山師も五万といるからなぁ。今の所引っかかった覚えはないけど。
ロマンはあるんだろうけど、手を出しかねるよねぇ。
（とりあえず罠は起動するってマゾなのかな？などと考えながら揚げジャガをもぐもぐ。冷えたそれはなおのこと美味しくなくなっていました）

ティアブラスのそれはちょっと生々しすぎないかな！
教祖になるよりナンバー2になったほうがやりやすいとかいう話はたまに聞くけどさ！

枯れた遺跡もそれはそれで面白いものだが……ま、その辺を見分けるのもトレジャーハントの内ってね。無理には進めないが、一攫千金ならコイツだろう？
（そういってソーダを飲み）

不味いですんでよかったな。いい加減店主の料理は
化学兵器だと伝えるのもあれになってきたからよ、
いっその事張り紙でもしておくか？

カジノなんかは、幻想にもありそうだがな。
まあ、鉄火場なのか貴族の社交場なのかは置いとくとしてもよ。
ああいうのは胴元が必ず儲かるように出来てるからな。
一攫千金求めてなら止めた方がいいぜ。

ほう。マスターの料理を食って昏倒もせず平気な顔で……
エリザベートとやら、なかなかやるではないか。
儂はドワーフのゲンリーという。宜しくの。

一攫千金を狙うやつが「胴元の取り分」なぞ気にするわけ無かろう。
「他の奴の負け分を、自分がごっそり持って行く」つもりでなければ、一攫千金は狙えんよ。
……ま、種銭が尽きるまでは、夢も見られるじゃろうて。

なんだ、この店の料理はマズいのか？
昏倒とか、んなアホな……マジ？

んじゃ、一番高い酒を。
奢ってくれるなんざ、細いけど太っ腹だなぁ、ヴィンス。
……あ？　罠って全部諦めて引っかかって進むもんじゃねぇの？

ティアブラスか、よろしくな……なんだ、ジロジロと
（額の瞳を睨み返す）

久々に顔出してみればどっかで見たような顔がちらほらと。
隠れとこ隠れとこ（こそっとカウンターで酒瓶をゲットしに行く）

私、嘘を吐くことが禁止されておりますので？
俗ぽく聞こえるのはアレです心が汚れている証拠です、洗いましょう。

えぇ、エリーザベトさん。ナンバー2がトップを傀儡にするなんてのはよくありますし
やっぱりお声が近いからでございますかね？私なんか平等に扱うので
そんな事は決して起きませんよ？すごいですね？えぇ素晴らしい事です

信じる者は救われる、それでいいのです
信じない奴は地獄行きです。

あぁ、これは失礼を
この瞳　面白そうなものを勝手に観察してしまうので
もし勝手に動いたって事は、面白そうな匂いを持っている。
若しくはそういう能力を感じてしまったのかもしれませんね

ああ、ギャンブル。ギャンブルもいいなぁ。
特にポーカーが良い、あれは運だけではなく知恵と技術も要求されるからな！


何の酒をおごるかは決めてない、つまり安酒にきまってる。
というかお上品な高い酒飲んだところで楽しめるタイプじゃないだろ全く。
（適当な酒を注文しつつ）
君はほんとに冒険者なのかな？？？
（あきらめて引っ掛かる発言になんとも言えない表情になりつつ）

なにそれこわい。
まずい料理はともかくとして、食べられない物は出しちゃダメだと思うんだけど！
（むぐむぐ。これ芽とか付いたまんまじゃないよね？）

はいなはいな、よろしくよろしくー！
場末の酒場で賭け事なら多少は覚えがあるけどね。カジノってどーなんだろ。
なんかドレスコードとかありそー。
新興宗教は、なんかその、いいや……天義とかに目ぇ付けられたら怖いし……っていうかまず君（ティアブラス）がなんか怖いし……

私が怖い等と……
こんなに善行を働いているモノに対してその評価は哀しいですね面白いですねぇ
もっともっと他者を知る事によってその思いは解消されるでしょう。
信じなさい、信じなさい

わやっ。入る酒場を間違えたかと思ったのです。
（顔ぶれがあまりにも華やかになっていたので驚く球体）

立派な冒険者さんだぜ。多分な

カジノもどっかで見たねぇ。闇市以上に搾り取られなきゃいいが

おいおい、ヴィンスぅ？　他人に払わせんのに安いのでどーすんだよ！
なぁ、なぁ！（肩をゆすろうとしている。味がわかるとは言っていない）
知るかよ。他人様が踏んだ罠ですら、コッチにきやがんだぞ！？

ああ、かまやしねぇさ、ティアブラス。
俺が面白く見えたか。どんなふうに面白いってんだ？（ニィと笑う）

カジノなー……カジノなー……（ぐったり）

そうでございますねぇ……(額の瞳が少し肥大し)
何か失敗を宿命付けられている……

そんな面白雰囲気を感じますね
オチ担当という奴で御座いましょうか？

勿論、私の目が感じ取った感想で御座いますから悪しからず？

良いとこはドレスコードが厳しいだろうが……場末のカジノぐらいあるだろうし、普通のとこならまともな服装をしれてば入れるだろうさ。
なんなら、ここでだってギャンブルくらいはできるんじゃぁないかね。一攫千金とはいかないだろうが小遣い稼ぎ程度には、さ？

ええい、ミセリア！君は質より量派だろ！？ツマミも付けてやるからおとなしく奢られておけ！
（肩を揺すられ小さな体が振り回されつつ）
なんだよそれは！私ですらそんな不幸じゃないぞ！？

カジノ、闇市…裏ノ世界が何やら賑わッテきたのダナ。かくいうワタシも闇市デ絞り取られテきた…(テーブルにだらん)

ギャンブルは精々カードしかしたことがないな……と、失礼する。
店主、葡萄酒を一瓶とグラスを頼む
（ちんまいのがやってきたかと思えば、とことことテーブルに寄り椅子に手を掛け身を持ち上げ腰掛ける）

奢りなら質も量もとる方がオトクだろ？　他人の金なんだからよぉ。
まぁ、ヴィンスがそこまで言うなら、奢られてやる、うん。
……うるせぇ、アホみたいなギフトを寄こしやがったヤツに言え！

ぐっ……否定できねぇ。しれっと目の責任は自分にゃねぇと言いやがるか。
いい性格してるぜ、アンタ。

お、闇市に飲まれたヤツがもう１人追加っと。
ここのの酒場はいつもはそんなイカツイのばっかなのか？
（テーブルにだらんとしてるのと、入ってきた球体へ）

ここで食い物を奢られるって……拷問か何かか
（寒気を感じながら酒瓶を煽って）

ひひひ、酒飲む金くらいは残しておくんだったなぁ。ゴシューショーサマだぜ。

何だエクスマリアまで……まあいいか。
カードならその辺のテーブルでも出来るしな。悪くない。

邪魔するよ。
軽く摘めるものでも……と思ったけど、やめておいた方が良さそうだ。

ふむ。立地の割には活気があるね。

なんか見知った顔がチラほら・・・。

もう、そんなギフトになった時点で不幸だったのでは？
（真顔で、豆とエールを受け取りつつ

（善人が怪しい壺の販売なんて勧めるかよ……とは言えなかった。なんかこわいし）
おや、おこーんにーちは……って、また闇市の犠牲者が増えてる。
みんなギャンブル好きだねぇ……

（酒場の喧騒のうち、言葉を拾われたのに気づくと球体は応答する）
こちらの知っている限りでは、男性客……。
それも、マスターそっくりな岩みたいな人が多かったなのです。
今はまるで、何の問題もない酒場のようですますね。
（球体にとって今の客層は、脛の傷があったとしても、
わかりにくい人物が多いように見える。
自分も含め、誰しもが脛傷の持ち主ではない可能性も考慮はしているが、
それならそれで、やはり客層が変わったと言えるだろう）

おやおや？
また人が来ましたね？まぁ騒がしいのは嫌いではないので？
初めて方はどうぞ、お見知りおきを

今何かやましい事を考えましたね？抑えましたね？（エリーザベトさんに瞳が動き）

そんな、褒められても何も出ませんよ？
しょうがないですね……（ごそごそと袋の中を探り）
これを上げましょう（小さな小瓶をミセリアさんの前に置き）

色んな人が脛に傷を持っているんですねぇ
あぁ、天使として嘆かわしいです皆を救ってあげたくなるくらいに

ほっとけ！！（ヴィンスの豆とエールを自分の方に横流ししようとしてる）

ははっ、そりゃあ何ともむさ苦しいこったな。
酒とつまみがありゃあ、世は事も無し。
何もないってか、一文なしってか……

お前、マトモに救う気ねぇだろ。ホント、いい性格してんな！
……で？　なんだ、こいつは？（胡乱げな目でティアブラスを見つめて、小瓶を指でつつく）

いや別に。骨董市で良さそうな壺が売ってたなって思い出しただけ。
（ついー……と目が泳いで。態度といい言葉といい明らかに嘘を付いている様子である）
あや、古参の人……ひと？なんだ？
確かになんか華やかっていうか、裏通りの酒場って感じじゃないよねぇここ。
めんどくさいのに絡まれるのも覚悟してたけど、そういうこともないし？

面倒に自分から絡むものもそう居ないだろうからな。

面倒ごとは首突っ込むより周りから賑やかした方が面白いからな。
まぁメンツが多少変わっても賑やかなのにゃかわりゃしねぇさ

お、何だ嵩んだ飲み代でもチャラにしてくれる救いがあるのかい

これを塗れば美しく、飲めば体内の毒を抜き、振りかければ空気を綺麗にする
最強のアイテム『女神の涙』でございます。今回は特別提供品という事で無料（タダ）とさせて頂きますので是非使ってみたご感想をよろしくお願いしますね？

ははぁ、壺を疑っているのでございますね？（見抜き）
私は騙せても瞳は騙せませんよ、私の前で嘘を吐くなんて罪の深い業を……（合掌（））

いえ、愚かさに悔い改めて私から贖宥状を買う権利を与えてあげますよ？
嬉しいですよね。感動してしまいましたか？さぁ買え（素）

前言撤回、現在進行系でヤベーやつに絡まれてた。絡みつかれてた。
（いや、いま持ち合わせないんで……ホント勘弁して下さい……とティアブラスから顔をそむける姿はさながら怪しいサークルに誘われ困っている女子大生が如き様相。しらんけど）

っていうかなんかストレートに問題児扱いされた気がするんだけど！
『絶望の青』より懐が広いともっぱらの評判の私でも傷つくんだからね！

こさんというほどではないような。あるような。ないですます。きっと。
（首を傾げようとすると、頭部が斜めに回ります。押し売りの発生を知っていても、
すんと我関せずの姿勢。傍観という名の間接的暴力を駆使する）

ますたぁ。おみずー。

お前のだよお前の、（そのまま豆とエールを横流し）

なんだろう、アングラはアングラなんだろうけど、こう、このアングラはなにか違う気がするんだよなぁ（胡散臭い上に怪しい押し売りをボンヤリと眺めつつ

ひゃっはっは、贖宥状なんてどんだけ買えばいいのか想像もつかねーや。
それにそう言うのは、ここじゃ飲んで忘れんのが一番だぜ？　どうだい一杯？
（透明な蒸留酒の瓶をふりふり）

サンキュー！　愛してるぜ、ヴィンス！（手のひらくるー）

果てしなく胡散臭いいんだが、タダってんなら遠慮なく貰うぞ。
ただの水だろうが、変な薬だろうが……いろいろと使い道はある（にぃ）

信じられるのは自分だけって奴でございますか？つまらない方（ﾎﾞｿｯ）

ヒトは全てを信じろとは言いませんが
此処は次元の外側、
今までの生と変わった人生を送ってみるのもまた一興という奴でございますのに……
（面白くないとジョッキのエールを一気に飲み干し）

すみません、御代りくれます？（ジョッキでテーブルを叩きながら）

（興味が失せた様子にホッと息をつく。とりあえずお財布とかの危機は去った、のだろうか）

ないような、あるような、たぶんない？……程々の常連客ってことかな！
（コラデムロの自己評価に首を傾げながら。わかったような、わかんないような。そんな微妙な返答。エリーザベトの人生は7割ぐらいフィーリングでお送りしております）

あ、マスター私も水くーださい。なんか変な汗かいたせいで喉乾いた！

世界が変わったからと己も変えるか、世界に依らず己を通すか。
どちらにせよたやすくはなかろうな（葡萄酒をグラスに注ぎ呷る）

郷に入れば郷に従えと言葉がございましてね。
長生きする言葉でございますよ、まぁはねっ返りが面白くないかと言えばそうではないんですが、ヒトってほら　孤独に生きられない生き物なので？

芒さんは世界が変わったから己を通しやすくなったかな？

人は孤独には生きられない、っていうのは願望が混じった推測だと思うんだよ。
人は所詮、独りで生まれて独りで死んでいく、っていうのが事実だね。

それも貴方の主観ですよね？
まぁ別に否定はしませんが、独りで生まれるとか凄いですねぇ

（決戦の招集書を読みながら）
遂に来ましたねぇ……、皆悔いの残らない形で今回の事に一区切りの終止符を打てることを願ってますよ、帰ってきたら祝勝会でお迎えなんてのが一番望ましく思います。

生憎だが自分の世界だの何だのは、とっくに変えた後でね。
まー、こいつで俺のギフトがキレーさっぱりってんなら、
噴水になるまで飲むのだって構わねぇんだが（小瓶の蓋を弄る）

ﾌﾌﾌｯそれは心構え次第ですよ？病は気から、なんて
最悪、ざんげさんに頼んでギフトすらきれいさっぱりできるアイテムがあるとは聞いたことがございますがね？＞ミセリアさん

海洋からの闇市にここのお弁当が出回ってる不思議。
（悪い方向に）評判がグローバル。
まあ、食事が美味しいお店とかで人気になられると、私は困るから良いけど。
何事もなく帰ってきて、この先も当分利用するつもりだし。

悪名でも名は名、知れ渡っておりましたねぇ……
おや？ミニュイさん？随分とカジュアルな格好をされてますね？
新しい衣装でございましょうか？素敵でございますよ（ｸｽｸｽ）
えぇ、皆で笑顔で此方に戻って来れると良いですね。
お互い頑張りましょうか（エールのジョッキを掲げて）

(そっと顔を覗かせる)……あー、えへんえへん。こほんこほん……失敬、飲食店だよな、此方は。この店は初めてなのだが、どの者に声をかければパンと水を貰えるのだろうか……？(こそこそ

その辺の人に声をかければ、だれか何か出してくれるかも？(ひょこっと顔を上げる経理担当)

ああ……これはどうも。つまり君は少なくとも給仕ではないということか。
（きょろきょろり）すまないが店主？　水とパンを……一番安い奴でいい。それからあとは善意でチーズの１ピースでもオマケに乗っかっていてくれても文句を言ったりはしないぞ。私は懐が深いからな。ついでに水にはたっぷりガスが入ってるとなお良い……。