店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

おやおや？
また人が来ましたね？まぁ騒がしいのは嫌いではないので？
初めて方はどうぞ、お見知りおきを

今何かやましい事を考えましたね？抑えましたね？（エリーザベトさんに瞳が動き）

そんな、褒められても何も出ませんよ？
しょうがないですね……（ごそごそと袋の中を探り）
これを上げましょう（小さな小瓶をミセリアさんの前に置き）

色んな人が脛に傷を持っているんですねぇ
あぁ、天使として嘆かわしいです皆を救ってあげたくなるくらいに