PandoraPartyProject

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帝都攻略戦

 ――軍靴の音が鳴り響く。帝都全方位から数多の意思が迫っているのだ。
 天には帝政派の決戦兵器グラーフ・アイゼンブルートの姿も見える。
 威風堂々たる姿と共に――王城リッテラムを目指すのだ。
 地上からも大軍勢が帝都各地で熾烈な市街地戦を繰り広げている……
 この状況。いずれに戦況が傾くかはまだ分からぬ――が。
「ん、これは……フローズヴィトルニルの欠片が、反応してる……?」
「光が――零れて――!」
 刹那。幾人かのイレギュラーズが所有するフローズヴィトニルの欠片に輝きが灯っている。それにすぐ様に気付いたのは美咲・マクスウェル (p3p005192)ヒィロ=エヒト (p3p002503)か――二人の有する欠片は二つ揃えばより強い力を指し示していたから。
 ――直後。フローズヴィトニルの欠片から零れ出でるは、狼の如き姿。
 精霊、か? そう大きくはないが、なんぞやの力を感じ得る。これは――

「――イレギュラーズちゃん達。フローズヴィトニルの力は……私が制御しています。
 今ならばイレギュラーズちゃん達の眼となり手となってくれる事でしょう」
「エリス――そうか、やっぱりこれはフローズヴィトニルの化身って所か?」
「狼の姿……成程、ね。敵意は感じないわ。いえむしろ友好的にすら感じる――」

 と、その時だ。イレギュラーズ達に語り掛けたのはエリス・マスカレイド(p3n000293)である。その姿を目撃したのは、先の美咲達同様にフローズヴィトニルの欠片を宿すレイチェル=ヨハンナ=ベルンシュタイン (p3p000394)レイリー=シュタイン (p3p007270)か――
 銀の森より出で、イレギュラーズと共に往くエリスは……冬の力を宿している。
 そう。フローズヴィトニルとも関わりがあるのだ。
 故にこそ彼女であればこそある程度の制御が可能であった。
 冷気を力に。本来全てを凍土と成すソレを、皆の力に。
「はい。悪性を抑える為に、そう巨大な力はありませんが……
 皆さんの眷属として手伝ってくれるかと」
「お手! 伏せ! よーしよく出来たであります、よしよし!」
「フロースヴィトニル……貴方なのね。ふふっ。こうして触れ合えるなんて、不思議ね」
「寒波の具現。共に至ってくれるなら是非もありません――参りましょう」
 然らば、狼の精霊の様な形を司った欠片は、イレギュラーズ達に忠実な動きを取るものだ。他にも欠片を手に入れていたブランシュ=エルフレーム=リアルト (p3p010222)オデット・ソレーユ・クリスタリア (p3p000282)リースリット・エウリア・ファーレル (p3p001984)の傍でも、彼女らに付き従う眷属が――使い魔の様に佇んでいる。
 エリスの力によって制御が可能となっている彼らは持ち主と共に在る事だろう。本来の性質たる悪性をそのままに開放しているフギンのフローズヴィトニル程の力はないだろうが……それでもイレギュラーズの眼となり、手となり、足となるのだ。
 戦うのならば共に戦う。抑えられているとはいえ極寒の属性は失われていない。

 ――人を害す概念は、今ぞ人と共に在るのだ――

 だがそれだけではない。この帝都決戦の為に準備された切り札は、他にも在る。
 ゼファー(p3p007625)の宿す『ミシュコアトルの炎槍』も――その一つである。
 彼女の手に在りし槍に内包されし圧が増す。戦いの気配を感じ取ったかのように。
「ミシュコアトル――約束はちゃんと守ってくれるようね!」
 獄炎が纏う。かつてバラミタ鉱山の大噴火すら抑えた熱の権能が迸っている。
 使えばソレは彼女の身と魂を削るだろう。
 だが想像を絶する力が宿るのは間違いない。敵対者を全て焼き尽くす程の一閃が、其処に込められていると誰しもに分かる――同様にベルフラウ・ヴァン・ローゼンイスタフ(p3p007867)の下でも、ハイエスタの雷神。光の神たる概念が宿った『神輝クラウソラス』が反応を示していた。
 まるで呼応する様に。かつてない程の輝きが、秘められている。
「雷神ルー……今一度その権能を帝都で咲かせよう。ご照覧あれ、我らの戦いを!」
「ニエンテ。貴女も応えてくれるのね――
 ふふっ、なら無様は晒せないわ。ええ全霊を賭しましょう」
 更に氷精より『ニエンテの加護』を得ていたイーリン・ジョーンズ(p3p000854)の周囲には、氷の障壁が纏われようか……譲り受けた加護があらば、数多の撃に凍り付くような停止の概念が宿ろう。イーリンへの悪意を押し留めんとする力が――彼女を守護する。
 北でも南でも、東でも西でも。
 この戦いの為に備えた全てが今、力を露わとしている。
「ふむ! 皆、戦意高々で実に天晴であるな! よし! 余もこの日の為に研ぎ澄ませた力――ご近所の子供らに仇名されしフユキンスラッシュの力を見せてくれよう――!」
「オリオン、だめです――ツララビームにしてくださいと、アレほど言ったではありませんか」
「格好悪い」
「フユキンスラッシュのほうが格好悪いですよ」
 然らば。襲い来る天衝種を自慢のフユキンスラッシュで撃退しながら駆けつけたのは――オリオン(p3n000257)だ。頑張ってレベリングして(近所の少年達から大好評の)剣技を身に付けているオリオンもまた、イレギュラーズやエリスの力にならんと至ったのか。なにやらネーミングにエリスは不満の様だが。ツララビーム……? まぁともあれ――
 あぁ。新皇帝? 憤怒の化身? 知った事か。

 奴らを倒す為に――我々はずっと、牙を研いでいたのだから!

 イレギュラーズの手に入れている切り札が大いなる力を纏っています!
 <鉄と血と>悪しき狼オリオン(p3n000257)が参戦しました!

 スチールグラード帝都決戦が始まりました!!
 ※リミテッドクエスト『帝都決戦:Battle of Stahl Grad』が始まりました!!
 ※領地RAIDイベント『アグニの息吹』が始まりました!!

 ※帝政派、ザーバ派は連合軍を結成している為、勢力アイテムが『帝国軍徽章』へと変更されました!

鉄帝動乱編派閥ギルド

これまでの鉄帝編ラサ(紅血晶)編シビュラの託宣(天義編)

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