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鉄帝(ゼシュテル鉄帝国)

 ゼシュテル鉄帝国(通称:鉄帝)は無辜なる混沌の『大陸』北部に位置する広大な領土を誇る軍事国家です。
 古代文明が領土の中には埋もれており、軍事力は強大ですが、厳しい気候に晒されているために経済力としては非常に脆弱だと言われています。
 

領土

 大陸北部の非常に厳しい気候に晒される一帯を領土としています。振り続ける雪に絶対零度の気候は実りを遠ざけ、国内では困窮が常に解決すべき問題として挙げられているようです。

tips!

 鉄帝国はスチームパンク溢れる雪と蒸気と機械の街です。文化水準は古代文明の利用などで歪ではありますが『強くなるためには何でも取り入れる』という土壌より様々な科学水準の製品と文化を受け入れています。

古代文明

 混沌世界にはまだまだ解明されていないことが多く、『古代文明』と呼ばれるそれは一種の伝説として考えられています。
 これらは大陸北部に埋もれた儘であり、失われた技術を再生して一部は軍事利用されています。
『極めて先進的な古代兵器』を軸とした破壊力は歩兵の強さと共に鉄帝軍事力の両輪となっています。

国家特色

 過酷な環境に領土があることから、過酷な環境に適応する能力を持つ機械生命体の末裔とされている『鉄騎種』が主要な人口を占めています。
 苛烈にして強靭な肉体を持つ鉄騎種を中心とすることから国家の存続には大きな問題はありませんが、経済的に栄え、国と国民の困窮を救う事が鉄帝の悲願となっています。

 鉄帝の大きな特徴は国民性が非常に『武力を愛好する』という点にあります。
 国家元首たる皇帝位さえ個人の武力によって決定されるため、世襲制ではなく決闘で元首を決定する方法に異を唱える者もおらず代々伝統として引き継がれてきています。
 鉄帝では『皇帝は誰よりも強くある』事が求められ、現皇帝を倒したものが新皇帝を継ぐという分かり易すぎるルールの許に継承が繰り返されていますが、国民たちがそれに納得(むしろ好ましい部類)しているために、このルールを含めた様々な国家性に批判はほとんどありません。
 ……因みに、現皇帝ヴェルス・ヴェルグ・ヴェンゲルズは現時点において通算百二十四回の挑戦者を退け、この内の何れも殺害及び処分していないそうです。

(追記1:闘争の記録)
 イレギュラーズはこれまでゼシュテル鉄帝国内部で大きな活動を行っていませんが、それは彼等との関わりが薄かったという事ではありません。幻想において発生した盗賊王事変においては『北部戦線』と呼ばれる国境際でしのぎを削り(と、言ってもこの時ローレットは幻想・鉄帝両陣営に与しています)、この程始まった『海洋王国大号令』においては海洋王国の悲願を邪魔する相手としてイレギュラーズの前に立ちはだかったのは記憶に新しい所です。
 また現在、鉄帝国ではスラムに眠る古代兵器を手に入れようと暗躍する将校ショッケンによるモリブデン事件が進行しており、イレギュラーズはこの解決を依頼されています。
 彼等は手強い敵であり、時に頼りになる味方になるのかも知れません。

国家特色『ラド・バウ』

ランク 主な闘士
――他
――他
――他
キャロル、ブルーノ、ガドルフ、ゼラー・ゼウス――他

 鉄帝国民の最大娯楽は首都スチールグラードに存在する『大闘技場ラド・バウ』における死闘の観戦です。
 闘技場は複数のランクに分けられて開催されており、その上位に上り詰める事は非常な栄誉をもって讃えられる事です。
 DランクからSランクまで存在し、様々な闘士が所属しています。
 現チャンプのガイウス・ガジェルドはスーパーチャンプ的位置に置かれていますが、これは『試合中の事故』により多くの不幸な結末が起きた事に起因します。
 鉄帝国民の関心事は、果たしてザーバとヴェルスとガイウスが対戦した時、誰が一番強いのかという点です。しかし、ザーバとガイウスは皇位に全く興味が無く、これまでに『夢のカード』は実現していません。
(追記1:ラド・バウからの招待)
 ローレットへとラド・バウより『強者への闘士としてのランク戦』への招待や、招待試合など様々な招待が行われています。

国家特色『鉄帝国軍』

『武を愛好する』という国民性により鉄帝国では統率の取れた軍部が存在しています。
 近隣国家への侵略を含めて軍部では様々な思惑が渦巻いていますが、その内部で謀反が起きない理由はやはり『武力』が全ての基準になるからなのかもしれません。

国家情勢(外交)

 鉄帝は南部に肥沃な領土を持つ幻想地域への南下作戦を繰り返しています。
 近年は弱体化の著しい幻想ですが、鉄帝の場合、愚直とも言えるその性質の問題もあり、これまでのらりくらりと搦め手を得意とする幻想を攻略出来ずにいます。

(追記1:『連合王国ノーザン・キングス』)
 鉄帝国北東部に広がる貧しい大森林地帯『ヴィーザル地方』への対応には旨味がなく、なおざりな面は否めない所が国の主要部にはあります。
 強大な鉄帝国からすれば北東部は泡沫戦線に過ぎず、主たる敵国はあくまで幻想や天義という認識が横行しています。
 それ故に、少数部族が短期間の間で群雄割拠を経て力ある者を追うと定めて国を名乗りだします。それこそが、ノーザンキングスです。

ポイント

  • 鉄帝は非常に分かり易く『闘争』を重視したロールプレイのしやすい勢力です。
  • 大闘技場での戦いや、戦争等。闘う事に価値観を見出すキャラクターにとっては、細かい駆け引きや暗闘を要求されない分、夢詰め込んだ活動が出来るかも知れません。
  • 鉄帝の肉体言語は強烈で、時にトラブルに巻き込まれる事もあるでしょう。
  • しかし、貴方の鋼の肉体と鍛え上げたその拳は百万の言葉よりも雄弁に、貴方という人間を物語り、多くの尊敬を勝ち取るに違いありません。困ったら時々に応じて殴りましょう。
主な事件
●ジーニアス・ゲイム
『新生・砂蠍』が幻想国内で蜂起している?
ならばこの好機を逃してはならない――!

●黒鉄のエクスギア
鉄帝のスラム街モリブデンの地下に眠る古代兵器を手に入れろ――
鉄帝軍人ショッケンの暴走が始まった!
●Gear Basilica
聖女アナスタシアを取り込んで暴走を始めた巨大移動要塞『歯車大聖堂(ギアバジリカ)』!
首都へ進撃する大聖堂を停止せよ!

●Stahl Eroberung
空飛ぶ未知の島アーカーシュ。目覚めた魔王と反転したパトリックたちを止めるのだ!

●Stahl Gebrull
インドラの矢が放たれようとしている。発射を阻止し、鉄帝を救うのだ!


●鉄帝動乱・群雄割拠
皇帝がバルナバスに敗北した。その事実は国を別つほどの大事件へと発展し、群雄割拠の時代が押し寄せる。
各派閥は力を合わせ、バルナバスに勝利することはできるのか……!

スポット紹介
●スチールグラード
鉄帝国の首都、蒸気と鉄と機械油の街。
大闘技場ラド・バウを擁し、国中の猛者が金と名誉と命をかけて戦います。
●大闘技場ラド・バウ
スチールグラードに存在するコロセウムです。
それは鉄帝国の象徴であり、娯楽の地です。有名所の試合ではチケットが取れなくなることも……?
●ヴィーザル地方
鉄帝国北東部に存在する非常に厳しい気候に晒され続ける大自然広がる地方
凍てつく峡湾を統べる獰猛な戦闘民族『ノルダイン』、雷神の末裔を称する誇り高き高地部族『ハイエスタ』、永久氷樹と共に生きる英知の獣人族『シルヴァンス』がそれぞれ暮らしており、現在では連合王国『ノーザンキングス』を名乗っています。
●歯車大聖堂
地下に眠っていた古代兵器が聖女アナスタシアを取り込んで起動、暴走した末の『遺物』。いまや足の一本たりとも動くことはない。
無数の建物を吸収、再構築して生み出された荘厳な聖堂群は観光資源として活用され、人道教派団体クラースナヤ・ズヴェズダーの新たな拠点としても知られる。
●鳳自治区
鳳圏、鬼楽、伎庸という三つのミクロネーション小集落による戦争が長年行われていた土地です。
今では戦争が終わり、鉄帝の支配下へと入った。しかしローレット・イレギュラーズへ領土を割譲する形で実質的な間接支配に落ち着いており、今では元鳳圏民や鬼楽民たちによる新たな領地運営が行われている。

参考:鳳圏戦忌憚

その他のスポット

登場人物紹介
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