PandoraPartyProject

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<貪る蛇とフォークロア>

 鉄帝北部ヴィーザル地方に面した鉄帝城塞都市、『クラスノグラード』
 都市は突如としてノーザンキングス連合王国の傭兵連盟『ニーズヘッグ』の襲撃を、否――蹂躙を受けた。
 巧みな連携を見せたハイエスタ系及びシルヴァンス系そしてラサから流れてきた傭兵からなる傭兵連盟ニーズヘッグは瞬く間に二つの砦と三つの城塞を攻め取り、軍勢は一部を南の町へと侵攻、もう一部を西の遺跡発掘へと取りかからせた。
 そんな中、ラサからニーズヘッグを追って現れた傭兵『壊穿の黒鎗』イルザがローレットへと接触を図ったのだった。
 ラサと鉄帝のパイプ役であった彼女より、ラサ鉄帝両国からの依頼という形でローレットはこの戦いへと身を投じることとなる……。

用語解説

登場人物(味方)

『壊穿の黒鎗』イルザ
 鉄帝生まれ、ラサ育ちのラサの傭兵です。
 『ニーズヘッグ』の前身の一つである『戦争屋』が鉄帝に流れたことを知り、自ら鉄帝への情報提供者として名乗り出ました。
 青みがかった黒髪をした人間種の女性です。穂先を魔力で延長させる特殊な槍を振るいます。
 物神両面に加えて反応が高めのパワーファイターです。
 今回はラサと鉄帝のパイプ役として、ローレットへの依頼人となりました。

登場人物(敵・その他)

傭兵連盟『ニーズヘッグ』
 ノーザン・キングス系の勢力です。  情報によれば、ラサ傭兵商会連合より戦争を求めて流れてきた傭兵団と一部のハイエスタ、シルヴァンス系の部族が手を組んだ連合軍です。  ノーザン系の弱点であった『あまり仲の良くない連合』部分を傭兵団が潤滑油的に主導しているとのこと。
『蛇眼魔将』ヴァルデマール
 傭兵連盟『ニーズヘッグ』の首魁と思われる男です。
 かつては『戦争屋』と名乗る戦争専門の傭兵団で団長を務めていたと言います。
 異様な威圧感と貪欲さが滲んでいます。
 対多戦闘技術に非常に長けた人物で蛇腹剣の類を武器とします。
 現時点で【出血】系列、【毒】系列のBS持ちであることが判明しております。

【追加情報】
 憤怒の魔種であることが判明しました。
ニーズヘッグ
 先史古代文明時代に存在していた強大な魔獣。
 現在は封印されていますが、封印の内側で今もなお生きているようです。
 蛇らしく冬や寒い地域が苦手であることが判明しています。

【追加情報】
 先史古代文明時代に存在していた国にて『神』と崇められていた存在です。
 『怒りや嘆きの感情を喰らい、貯め込んで成長する』特性を持ちます。
 その他、蛇の性質を多く持っているようです。
『黒き智嚢』ベルガ
 酒場のカウンターにて優雅に安ワインを煽る人間種らしき女。
 リズリー・クレイグ(p3p008130)マルク・シリング(p3p001309)マリア・レイシス(p3p006685)は『銀閃の乙女と平穏を望む者』にて遭遇しています。
 上記シナリオの終了から数ヶ月以内に砦にいた人々を捨てて逃亡し、ラサへと正規手続きで入っています。
 かつては黒一色の衣装をまとっていましたが、ラサの環境の関係か、今はどちらかというと青に近い黒の衣装に身を包んでいます。
 戦闘方法は炎を用いる魔術師のようです。なお言葉遊びを好み婉曲的対話をしてきます。

【追加情報】
 魔獣ニーズヘッグの信奉者であり、かつてニーズヘッグを神と崇めた国の末裔であることが判明しました。  また、憤怒の魔種であるようです。元は人間種。

フィールド

クラスノグラード
 鉄帝北部の城塞都市です。ノーザンキングス領地に面しており、今回ニーズヘッグによる蹂躙を受けました。
 砦や城を落とされており、町への襲撃も受けています。
チェルノムス遺跡
 山の麓に存在する超古代文明系の遺跡です。
 前段において傭兵連盟の攻撃により魔獣・ニーズヘッグを封じる封印術式が半壊しています。
 中は山岳をくり抜いて作った神殿のような形式で、最奥に存在する祭壇に封印術式があります。
 壁面には機械で出来た騎士のような存在がずらりと並んでいます。

【情報更新】
 イレギュラーズの手により封印術式は再び完全なものとなりました。
ベロリェスコエ
 針葉樹林の中に作られたハイエスタ系の魔術師が住まう工房が集まった村。
 ローレットの活躍によって守られました。村のリーダーである魔女ヴィルトーチカから、同村が魔獣ニーズヘッグの封印術式を製作した魔術師達の末裔の集団であると知らされました。
 村はローレットへ協力すると共に、ニーズヘッグの再封印を試みています。
ユージヌイ
 レイリー=シュタイン(p3p007270)さんラダ・ジグリ(p3p000271)さんリュカシス・ドーグドーグ・サリーシュガー(p3p000371)さんらの手でイレギュラーズが介入しやすい環境のできた町。
 民衆はニーズヘッグによる侵攻に対して無抵抗を選ぶことで生き延びましたが、その屈辱を忘れていません。
 このフィールドではラダさんが敵の大将首と直接交渉の席に着くことができる他、町の人々との更なる交流が可能です。

【追加情報】
 民衆の中には降伏の屈辱を忘れず、決起の時を探る戦士たちがいるようです。
ベロゴルスク
 ユージヌイ同様に無抵抗を選択して生き延びた町です。
 現在、平穏に暮らしてこそいますが町を巡回するニーズヘッグ兵はハイエスタ系であり、シルヴァンス系で構成される町人達にとっては屈辱を感じている様子。

【追加情報】  イレギュラーズとの交流を得て、戦士たちはいつかくる決起の時のため、屈辱を糧に雌伏の時を過ごしています。

これまでのあらすじ

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