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ギルドスレッド

美少女道場

【RP】5月某日、豊穣山中にて。

5月某日、豊穣。
麓の村で一泊した後に早朝から山に入る事となった。
途中までは村の者が拓いた山道を辿り、その次は細く草が倒れたけもの道を辿る。
山中は緑色濃く、日差しの眩しさに反して空気はしっとりとして冷えていた。
人里とは違う草の匂い、否、堆積した腐葉土の匂いか。踏み締めるごとに強く香っては人の生存圏から離れた事を主張する。

知らぬものからすれば、無軌道にけもの道を辿っている様に見えるかもしれない。
その実、等間隔に植えられた食用になる樹木、辻の積み石等、自然の中に溶け込む様に残された人工物を頼りに進んでいるのだ。
導こうとしているのは人の世の浅瀬に作られた貯蔵庫。昨晩泊まった村の隠し沢だ。

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(山中を歩く事1時間程、目的の沢へと到着した。
木漏れ日の中で水の色は青く澄んで、対岸にはヤマボウシの白い花が咲いている。
出掛けたばかりは冷えていた空気は少しぬるんだところか。早朝というには遅いがまだ昼にはもっと遠い)

……んむ、おるな。

(沢をのぞき込めば岩陰に魚の影を容易く発見できる。
村の者が密かに作り上げた天然の養殖場である。岩の隙間に隠れきれないほどに群れているのだ)
おるな、じゃねーよ。
情報確度低すぎんだろ……お前…。

(後方から投げつけられる文句にはイマイチキレがなかった。
 むしろ若干の疲れの色が見えているまであった。十中八九そのせいだろう。)

(振り返れば軽荷物を背負った美少年。
 登山用の杖に体重を預け、大きく息を乱している。
 ついでに苛立っているようにも見える。
 普段ならチンピラみたいな切れ方を見せるところだろうが、怒ることに回す体力が勿体ないのと、切れ散らかすほど呼吸が整ってないのと、諸々の事情からそこまでに至れないように見える。)
(歩くだけで済む道ばかりを選んできたのだから、この美少女の中では容易い山歩きの範疇という認識である。
しかし、目の前の美少年は随分と疲弊している様に見える。事前情報では「登山が出来る」と申請があったのにも関わらずだ)

……吾にとってはごく軽い山歩きであったのだが、お前にとっては違ったようだな。
こっちへ来い。足場が悪いから慎重にな。
岩に腰かけて少し休め。水で足を冷やすと気持ちよいぞ。

(情報のすり合わせ不足を指摘するのは不毛であるので止めた。
その代わり、腰かけられそうな岩がいくらでもある沢の縁へと誘う。
捕まれとばかりに腕を伸ばし、息が整いきらない貴方を覗き見る。

落ち着いている。というよりも、何も考えていない類の顔だ。
美少女特有の星の散った瞳は輝いているが、現象としてそう見えるのであって乗っている感情は特定できないほど薄い)
うっっ………せえよ。
『軽い山歩き』程度ぶったおれるくらい耄碌なんざ……
……くっそ…喋るのも疲れんだよ……。

(珠のような汗を滲ませ、仕方がなさそうに、本当に仕方がなさそうに。
 それこそ「掴んでやるんだから感謝しろ」くらいの言外のふてぶてしさで腕を取る。
 取ってやる。ここにきてもこういう人間だったが、あまり余裕がなさそうに見えるのも事実だった。)
(どれほど態度がふてぶてしかろうと、どれほど口先で悪し様に罵ろうと、こちらの腕を取るのならかわいいものである。
もとより、善意であろうとただで受け取ろうとはしない人間であると分かっている。これは腕を取るために必要な儀式なのだと思えば怒りもわかない。

掴んだ手をぐいと引き寄せ、半ば抱き上げるようにして足場の悪い岩場を渡る。
娘らしい細腕の癖に貴方の体重など無いかのように軽々と振舞う)

……。

(川べりに貴方を腰かけさせ。何か言おうとして、止めた。
自然と相手の求めそうな物や言葉を探し、先回りしようとしている事に気づいたので)

……本当に顔色が悪いが大丈夫か?

(月並みな言葉が口から滑り出た。これが本当に自分のしたいことなのかは分からなかったが、少なくとも確認すべきことだった)
(羽のように軽く運ばれた割には、いささか重たい着地音と。
 乾いた咳をひとつついて、浅く浅く、呼吸を………)

……耄碌してねぇつってんだろ。
ちょっと休めば、これくらい…… なんてことねえんだよ。
(文句から入る。いつも通りだ。咳が混じっていはいるが。)

(緩やかな動作で、懐から、携帯水煙草を持ち出し、準備する。)

……悪いな、吸うぞ。
(僅かに眉を寄せた。言葉にではない。呼吸だ。
疲労からくる息の乱れとは明らかに異なっている様に見えるが……)

お前の身体が老人のものではない事は理解している。

(そして今度は明確に眉を寄せた。
喉か、肺か、どちらかを痛めて居そうな咳をしているのに煙草とはより痛めつけるようなものだ。
しかし、それを必要だという理由までは分からない)

……好きにしろ。吾はその間準備する。
…任せる。
(……あの顔は、流石に勘付かれたろうか。
 自分の持つ数ある弱みの中でも、比較的無視できる物ではあるが……それはそれとして居心地が悪いことには違いない。それもこれも確認を怠った己の落ち度である。)

(だが、そこは何でもないように振る舞う。
 意に介していないように、ムキに言及しないようにせねばならない。)


(火花の魔術によって着火した紙煙草を、水のフィルター越しに吸い上げる。
 浅く一度、二度…三度………ひりりと喉が熱を持ったら、今度は深く吸い上げ肺に溜める。

 数秒ほど溜めてから吐き出した紫煙が、副流煙と混ざり合って、ヤニとは些か趣の異なる重たい香りになって溢れて……せせらぎの上をなぞる空気に攫われて、下流へと落ちていく。

 そういう様を何度か繰り返して、自分はようやっと落ち着きを取り戻す。
 呼吸は整い、その頃には噴き出す汗も落ち着き、素肌に特有の湿り気を帯びさせる程度にまでなった。)
(己のか弱さに反吐が出そうだ。)

(……視線を美少女へと向けた。
 自分の身の羽根のごとき儚さは己自身の業として受け止めるとして、それはそれとして今回のホストはそこにいる人物である。
 悩んだ末の『趣味』とか、それをもってどのように『もてなす』つもりであるかを確認し、そこに美少女なりの努力を見出すのが今回の自分の目的である。)
(背負っていた荷物を置いて整理する。
さほどの道具は持ってきていない。釣りに使うのはバケツと竿と網位だ。
餌は網で水底に木の葉が溜まった部分を探れば虫がいくらでも取れる。
後は釣竿を広げて、針が隠れるように虫を刺してやればよい。
あとは沢に投げ入れれば何に拘らなくても釣れる。ここはそう言う場所である。

しかし、それよりも気になるのは美少年の事である。
餌を採取する傍ら嗅いだ匂いは煙草のそれとは異なっていたが……。

バケツの底の川虫ばかりが空回りに元気よく跳ねまわっている)
美少年。

(準備は出来たが、とばかりに竿を担いで呼びかけ)

……体調は?戻らないならすぐに担いで帰る準備はあるが。
ふうん。……まぁいい。

(言葉に反して竿を置いた。
浮かんでいた汗は素肌に滲む程度になっている様に見えるが、それでも急ぐことは無い。
荷物から水筒を取り出して差し出せば)

まだ少し休んでおけ。ここまで歩き詰めだったのだから。
それに涼しいが少し日差しがあるからな。水分補給はこまめに行うべきだ。
そう。(と、気のなさそうな返事でその場を流す。
    都合がいいといえば都合がいいので、このまましばらく休むことにしよう。
    もうしばらく煙も吸っていたいというのも本音には違いない。)

(荷袋から魚籠を取り出して、素足ごと沢のほとりへと投げ出すと、染み入る様な冷たさが血の巡りに乗って、不健康な体をなぞる様な気配に小さく身震いをする。
 ぼんやりと煙を視線で追えば、人の手の入らない自然の景色がどうしても目に付く。)

(芽吹いたばかりの青々とした林の景色が、陽光を受けてモザイクを描くさまは……
 …おそらく美しいのだろう。世間一般的には。
 こういうものを楽しめる性感帯が擦り切れてるのだろう。たぶん。
 むしろ砂利や石畳で舗装したほうが風情があるのではないかとまで考えるくらいだ。)


(こういうことを考え始めるくらいには余裕が出てきているらしい。)
(………そういえば釣りだった。)

(釣りなのである。失念していた。)

(釣りということは当然釣り餌をつかうのだろうが。
 先程視界の隅に入った、ジャリをさらったバケツを思い浮かべる。
 思い浮かべてしまった。)

(あれはどういうことか。
 つまりそういうことだろう。
 なるほど。背筋が冷えてきた。)
(貴方が煙を吸う間にふらりと藪の中に踏み入れれば、片手に一杯草苺を取って戻ってくる。
つぶつぶと赤い実はラズベリーに似ているが酸味が少なくぼんやりした甘さがある)

……お前が、こういう場所を好むものか分からないがな。

(貴方の近くの岩場に腰かければ、それをつまみながらぼんやりとあたりを見回した。
新緑に光差す様は美しいが、終わりかけの藤が花びらから腐れる様子、木陰で毛皮ばかり残る生き物の痕跡。麗しい生命の匂いと陰惨な死の匂いが同時にある。
皆、一様に幸運で不幸で、自身とは関係なく時を過ごして居る)

吾にとっては、モノを言うものが街よりも少ないから好ましい。
言ってることはわからんでもない。
ボク自身はどうかと言われれば………まぁ、見ての通りだよ。
得意じゃない。
だろうな。
環境だけで見てもお前に不利だ。

……なにか此処にあるものの名前を一つ覚えて帰るといい。
ここにあるものは練達にもあるものばかりだからな。
不利か。不利とまで言うか。
(長い、長い、長い吐息で、内側に閉じ込めた煙を吐ききって。
 また長い呼吸で、内と外を馴染ませる。そりゃ不利だろう。見ればわかる程度には。)

……で、その覚えるべきものっていうのはなんだ。
今回はそういうのはお前が教えると、そういう趣向と踏んでいるが。
お前が十全に力を発揮できる場所は人の中だ。
……故に少し罪悪感がある。

覚えるべきもの、という便利なものはない。釣りの仕方は教えるがな。
だが、そうだな。
(視線を対岸に向ければ、白い花をつける木を指さして)
あの白い花が咲いているのはヤマボウシ。秋口に赤い実がなって食える。
お前の近所なら公園に何本か植えてあったはずだ。
(そして緩やかに指先を水際に移動させれば)
水際に生えている背の高い草は葉菖蒲。風呂に入れると結構促進の効果がある。
お前のとこの農地の畔にも生えてる。
そう。
(  そういう負い目は抱いてもらうだけ得だ。 )


(………それが相手に対し都合よく合わせた言葉でなければ、だが。

 これの考えていることは『不安』以外は表に出にくい都合、対処が難しい。
 だが、『教えれば為になること』とか『正しい事実』に関する話は得意なようで。
 そのような方向に話題を振ればやはりよく喋る。

 いや、得意というより、楽なのだろう。
 その点を指摘してやればまた違った反応を取れるだろうか。)



詳しいな。
ボクには華のない植物と雑草の区別はほとんどつかないが。
よくも地方の植生まで把握してるもんだ。必要にでも迫られたか。
必要に迫られたというか……。

(視線が宙に浮く。言葉にするのはとても簡単な事だ。
多分、そういう事を覚えるのが好きだとか言っておけば納得を得られるだろう。
それはそれで間違いではないし、それ以上の言葉を考えるのは難しい。

だが、違うのだ。それだと致命的に伝えた内容が自分自身からずれてしまう)

…………。

………………秘密。
いままで散々それらしく利口な振りしといて、
こういう他愛もない話でガキみたいなこと言えばな。そりゃあな。

まあ、ボクに限って言えば『生意気』は誉め言葉みたいなもんだが。
そう。

(無表情ながらもどことなく不満げに髪を揺らし)

……なんで生意気が誉め言葉になるんだ?
努力とまでは言わねえが、勉強の跡くらいは見れるくらいからだ。
下手糞であることには変わんねーけど。
まぁよい。回復したようだし、目的を果たすぞ。

(立ち上がって放り出していた釣り竿を取り上げた。
 底の方でぴょんぴょんガサゴソしているバケツも)
おう。
思考から追い出そうとはしてたが、改めて突き付けられると寒気がするな。
ふうん?

(恐れるでもなくバケツに手を突っ込んで餌を取り出してみせる。
 親指ほどもない平べったいカマドウマとエビを合わせたような濃褐色のシルエットの虫だ)

噛まないし毒もないぞ。偶に跳ねるくらいよ。

(白い掌の上で虫が僅かな水を求めるように蠢いている。
 
 跳ねた)
わかっちゃいるんだけどなぁ。
無私の類は嫌いとまではいかねえがイヤというか。
シンプルにキモいから、理由がない限り関わりたくないというか。
「美少年だから虫に触らない」みたいな言い訳も用意しないし、そんなカマトトぶるくらい触れないというわけじゃないんだが……まあ、なんだ。
単純に好みの問題だ。
難しいな美少年は。
気持ち悪いと言えばお前の契約している魔性共の方が気持ち悪いと思うが。

(跳ねて岩の上に落ちた虫には頓着せずに新しい虫をバケツから取り上げて、貴方に見せながら釣り針に通す。
 まずは尻尾を貫き、それから胴体に。急所を避けるようにして針を隠し)

こんな風にやる。
まぁ、やりたくないなら吾が取り付けてもよいが。
実益のためなら気持ちが悪くても関わらなきゃなんねーもんがあるんだよ。
造型はあっちのが大分マシな気が……いや、ものによるか。

いい。自分でやる。

(すごーーーーく嫌そうな顔をしながらバケツから虫を取…虫が跳ねたことに一瞬怯んでから、虫を摘み取った。すごく嫌そうに。すごく嫌そうだ。
 それからすごく嫌そうに「きしょくわる」と零しながら虫を針に…針に……

 針に……)
ふんっ
(自分の指ごと虫を針で貫いた。引き抜いた。
 決して「美少年が餌になれば入れ食いではないか?」という考えからではないだろう。
 そして当然のことながら、美少年にとってこの程度は無傷である。

 無事に虫を針に……通し方が雑過ぎて絶命しているようにも見える。
 ともかく針に通してはいる。)
……お前、もうちょっと自分の体を大事にした方がよいぞ。
人として雑になっちゃいけないとこまで雑になってないか?
本気で自分の体を大事にしてる奴は、怪物相手に心身を切り売りしねえし、冒険者にもなんねーよ。
と言う割には不老不死とか目指しおる。
まぁ、お前の不老不死の目的には「体を大事にする」は含まれぬのかもしれんが。
ふうん。
後は投げるだけだ。この辺なら水の中に入りさえすれば基本釣れる。


投げる方法は(そちらに示しながら糸を巻いて短くし)大体糸はこのくらい短くして、(下向きに軽く振りかぶり)下に構えて(鋭く振る)振る。
……上に向かって振るのはやめとけ。吾は針に引っかかりたくない。
なるほどな。
流石に針ひとつでどうにかなる相手じゃないからな。

(単純に振るという動作に関しては別段問題なかった。
 飛距離のほどは大したことはないが。)
……できるものだな。
あまり力を使わぬ投げ方なので、コツさえつかめば何処へでも投げ……ん。

(言い終わる前に釣竿の先がしなる。
 釣竿を立てながら糸を巻き上げれば銀鱗が宙を舞い)

……かかったらだいたいこんな感じで。

(ここは天然の地形を利用した養殖場のようなものである。密集して繁殖した川魚を釣り上げるのは素人でも難しい事ではない)
ふーん…入れ食いじゃん。
網でも撒けば一財産つくれそうだな。
???

(言っている意味が分からない、と言う風に首を傾げた)

そんなことしたら村の者に殺されても文句言えんぞ?

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