フラーゴラ・トラモントの公認設定一覧

所有住宅（全員に公開）

　フラーゴラの所有住宅は複数ある。現在は4つだがフラーゴラの性格上、気軽に増やすだろう。

『アンチャーテッド』
　幻想、ローレット近くのフラーゴラがマスターを務めるギルド。

『肉屋のゴラ』
　幻想、メフ・メフィートにアクセスの良い近郊に陣取った肉屋。イーリン(p3p000854)の文化保存ギルドにも近い。もっと言えば立地選びは同ギルドのアト(p3p001394)が目当てである。

『リモーネの家』
　ラサ、フラーゴラ領の砂漠の交易地リモーネに立地している。

『はじまりの家』
　そして幻想、フラーゴラの覚えている一番古い記憶の「自分の家」最近はよく留守にしているが、気分が煮詰まった時に時々足を運んでいるようだ。（299文字）

関連項目

ＳＳ『親愛なるフラーゴラへ』

好みの人の傾向（全員に公開）

自分に持っていないもの──例えば音楽が出来るとか、知略に長けている人などに惹かれる。ゆえに人生経験が豊富な年上を好きになりやすい。さらにそれが自分に優しければなおさらである。本人はそのことに無自覚。

現在記憶にはないが義父を好きになったのも親切にしてくれたからだ。

きっかけはそういう理由があれど、好きな気持ちが昂り過ぎるとパブロフの犬的に好意が出る。なので何故好きなのか聞かれたらこう答えるだろう。
「わかんない……全部好き……」（213文字）

関連項目

ＳＳ『『トラモント家に仕えるメイドの回想録』後編』

アトさん（全員に公開）

フラーゴラは「好き」「愛してる」などの言葉を意図して使わず、使う場合は慎重になる。しかしこの場合は間違えようのない気持ちであり、他者に伝えるには素直にこう言うだろう「ワタシの好きな人」と。

本人に度々求婚しているが断られている。さらにフラーゴラが好意を持っているのを知った上で他の子にちょっかいをかけているのでフラーゴラの怒りを買うことも。

観光客をどこまでも追いたいと話すと「ゲヘナの底まで歩く羽目になるぞ？」と返された。かまわないと本人は即答。拒否されなかったので迷宮に付いて行く気満々である。

最近は幸せ過ぎて「このまま結婚しなくてもいいか……」と折れかけたがしたほうがもっと幸せだと奮起させている。（300文字）

関連項目

ＳＳ『恋は来るもの？　それとも降るもの？　フラーゴラの場合』

瑠々さん（全員に公開）

瑠々と面と向かって出会ったのは奴隷殺しと奴隷と、奴隷を救おうとするイレギュラーズたちの依頼であった。
それらを偽善だと言う瑠々の言葉と瞳を覚えている。

最初の印象は愛想がなくてひねた態度の死にたがり。
でも気持ちが熱い人。そしてどこかほっとけない。

常世穢国での偲雪たちとの対峙でその気持ちはもっと強くなった。

今のフラーゴラはこう言うだろう。もっと、一緒に遊ぼう。
そして約束した。瑠々を殺すのはワタシ──フラーゴラだと。（206文字）

関連項目

姉弟子たち（全員に公開）

一番弟子は海種のココロ、二番弟子は自分と同じ獣種のマニエラ。自分は三番弟子なのでそれぞれ姉弟子に当たる。

一番弟子は師弟に愛を振りまくが嫌味に感じない。むしろフラーゴラは好かれて、優しくされてることを好ましく思っている。師匠をからかっている姿を見る気がするが多分気のせいだろう。

二番弟子は褒めると途端に大人しくなる。フラーゴラは照れ隠しだと思ってるので褒めるのをやめない。自称「感覚でやってる」らしいが、ここぞと言う時に策士らしい冷静で的確な判断をくれる。

師弟関係ではあるが4人で和気藹々としていると同世代の女の子と盛り上がっているようでフラーゴラは楽しく思っている。（283文字）

関連項目

シナリオ『アロンゲノム・インシデント』
シナリオ『＜アアルの野＞進軍を鎮魂に変えて』

リリーさん（全員に公開）

ローレットに所属しおろおろしてた頃にすぐ出来た小さな友人。初めて出来た一番最初のお友達。お人形が歩いているようで初めて出会った時に感動したとか何とか。

密かに仕事で稼いだお金でリリー用の小さなサイズの服を買い貯めていたが、シャイネンナハトを機会にリリーを着せ替えることに成功。リリーも乗り気だったので、フラーゴラのリリーへの溺愛っぷりも増長しがちである。

リリーの可憐な見た目とは裏腹に、強敵と立ち向かうのも平気な姿や強さのギャップに驚いた時もあった。

リリーの恋人の話を聞くのも楽しみであり、自分もそうなりたいという憧れである。

最近はリリー用の小さい料理を練習したり、ドールハウスを買ってしまった。（297文字）

鏡さん（全員に公開）

友人。だが偶然噛み合わせが合致したのかもしれない。鏡は人斬りである。世間一般では褒められた趣向ではないが、フラーゴラは自分に関係ない人物の死はどうでもいい。今ではローレットに所属したばかりの弱気だった自分に出来た大切な友人だ。

最近、フラーゴラ自身も強くなり刺客なら少しは撃退出来たのを嬉しく思った。鏡に話した時に少し不満気な、寂しそうな表情をしていた気がする。

記憶をなくす前の由来もありフラーゴラは剣での戦い方にこだわった。しかし思い人と似た防御中心の戦い方に変えたと話したら鏡はすねたのでかわいい人なのかもしれない。

少女の価値観が変わった時に人斬りと同じく友人でいられるかはこの先誰にもわからない。（300文字）

関連項目

ＳＳ『ローレットの女二人』

幻介さん（全員に公開）

理由は不明であるがフラーゴラを狙う刺客は多い。いつもなら友人が嬉々として秘密裏に殺しているのだが。敵の多さに困っていると、先ほどまでへらっとした表情の浪人のまとう空気が鍛刀したばかりの刀のように鋭くなった。

──これが幻介とフラーゴラの出会いである。

同じローレット所属ではあるが幻介がフラーゴラを子供扱いするため、度々抗議している。本人としては強い大人の女性になりたいので少し心外だ。がいつもこの調子なので最近は諦めモードがただよっている。

強火な後輩と早く付き合えばいいのに、と常々思って不満気。しかしこの話題を出すと浪人が本当に困った顔をするのであまり表に出さないように……いややっぱり唾吐いちゃう。（300文字）