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ギルドスレッド

日陰の居処

【RP雑談】『海洋』海沿いの洞穴

海洋の島の一つ、都市から外れた海沿いに作られた洞穴。
過去には何かが居たかもしれない空間は、今は静まり返っている。

外には海洋特有の景色が広がるそこに、新たに出入りする者が現れたようで……
中を覗けば、簡素な生活空間がこしらえられている。

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(がちゃがちゃと物音を立て、小さな木箱や袋、カンテラや敷物が置かれていく。やがて運搬用の荷車が隅に押しやられると、カンテラに火が灯る)

……暑。海洋で水着やらの催しがあったのはこういうことか。手頃な場を見つけられたのは幸運だったな。
幻想より息苦しさはないけれど、その分こっちは明るいな。とはいえ、空気を変えるには悪い選択じゃなかったか。暫くは、ここに世話になろう。
おや、先客がいましたか。奇遇ですね、シェンシーさん。
なんて、気になって静かについてきちゃっただけですけれど。

陽の光も風も、そして海も、気持ちの良いものではありますが、やっぱり静かで、人の目の届かないこういった場所が落ち着きますね。
ん……ああ、ルミリア。どこに誰が居ても構わないさ、ここは別におれの場所じゃあない。あんたはよく海のことを話していたものな。……ま、それでおれもこっちに足を向けてみるかと思ったんだけれど。寛ぎたいなら物は好きに使っていい。どうせおれのじゃないからな。

強い陽は得意じゃないが、汚れた空気や濁った沼よりはよっぽど。人目につく機会はこっちじゃ嫌でもある、だものな。休息はこういう場に限る。
しかし、こう暑いとなかなか。この格好も堪える……暑い。ここじゃ、そろそろ水着だの浴衣だののコンテストか。ルミリアも参加するんだったか?ああいう涼し気な装いは素直に良いと思えるな……(暑さに参ったように息をつく)
それはそれは。興味を持っていただけて幸いです。
もっといろいろな場所へ旅をしているのであれば、いろいろなことも知っていたのですが、あいにく、幻想の外は海洋くらいしか訪れたこともありませんでしたから。
…シェンシーさんのものではないって…どなたのものなのですかこれ。お言葉には甘えますけれど。(荷物を汚れないよう敷物の上に置く)

人の目に晒されての会話というのも、落ち着きませんしね。私自身、あまり目立たないような装いでもありませんし。

衣服は…私は予め用意していたものがありますが、敢えて幻想でなく、この国でならもっといろいろ、この国の気候に適したものも見つかるでしょう。ふふ、この国の雰囲気に一気に変わりそうですね。
はい、衣装も今も持ってます。浴衣もとても涼しくて良いのですが、動きづらいのがやはり難点で、普段着には厳しそうです。水着は歩いて回るには少々派手すぎますしね。
旅のことは旅人に……当人から聞くのが一番興味を惹かれるからな。きっかけの一つには十分さ。ま、この海洋一つでもまだおれは海の方をろくに知らないんだ。堪能するには広すぎるくらいだな。
さあ、誰のものなんだろうな。……ああ、別に盗んだつもりはないぞ。誰かの打ち捨てたものを利用させてもらってるだけ。ま、誰のものでも無い方が使いやすいだろう?

あんたは……全体的に白いものな。目につきやすいのはどうしたって視線を集める。とはいえ、部屋にこもるっていうのはきっと窮屈だろうな。

あっちじゃほとんど寒めの気候だったから気にならなかったんだけど。こっちじゃ暑さも寒さも選り取り見取り、砂漠の熱に北の極寒もばっちりときた。……場に合った服を整えないと調子にも関わってくるし、荷物が増えるな。
スカートをもっと長くしたような服だものな、あれ。見た目通り、ってわけだ。水着は涼しさには向いてるだろうが、肌が出過ぎで陽に思い切り焼けそうだな。かえって暑くなりそうだ。
…全く、そうなると適当な紹介はできませんね。(苦笑し)
そういえば、天儀よりの依頼を見かけるようになりましたが、なんだか文化の差というか……正直なところ、私には苦手な雰囲気でした。元より偶像……いえ、そう表現してはいけませんね。…神を拠り所に…あるいは、過度に期待や願いをかけすぎるというのは、気持ちの良さを感じません。ましてやそれを盾に自身を正当化して、思考や判断を放棄するなど、もっての外ですっ。
…まだ使えるものも多いでしょうけれど、とはいえ、不要なものは廃棄することにはなりますか。なるほど、再利用品だったのですね。はい、気にすることがないというのは気楽でいいです。

…陽の光で結構眩しくなるらしくて、話しかけた相手に眩しそうに顔をしかめた状態で応対されるのもまた複雑なものですよ。(困ったように微笑む)
ふふ、ご冗談を。人の居ない個室は確かに落ち着きますが、落ち着くだけでは飽きてしまいます。私は鳥籠はお断りしているんです。

…熱はともかく、極寒だけは未だに対処に困ります。しかし、翼が窮屈でも我慢して防寒着を着込む必要はありますよね。…服も荷物も重く…憂鬱な気分です。雪は嫌いでは、ありませんけれど。
仕立てて頂いたときは考慮していませんでしたが、海洋の気候に役立って助かりました。重宝しています。(スカートの端をちょんと持ち上げてお辞儀をしてみせ)
日焼けに要注意、ですね。あまり海洋に長居すると互いに真っ黒になっていたりして。
いいさ、構わない。最終的に確かめて、判断するのは自分さ。誰かの評価は一つの参考になるけど、鵜呑みにしちゃ滑稽だ。ま、勝手な期待をかけて負担を掛けるつもりはない。安心してくれ。
天義……ああ。なんだ、あの手の輩は須らく人の味方、そういうものだと思っていたんだが。神の僕、人ともまた異なったもう一つの派閥と見る方が合っているのかもな。……偶像、連中が聞いたらどんな顔をするんだか、ひと目見たくはあるな。何にせよ、窮屈そうな国だ。形がどうあれ、過剰なまでに己を信じて疑わないってところは、ある意味評価できるけれど。
そういうコトにしてくれ。使えるものは遠慮なく、な。

夜でもよく見えるのに、ただでさえ眩しい光に照らされれば……当然か。そんな弊害もあるものなんだな。(考える素振り)
だったら、傘でも持つのはどうだ?あんたは、あー……そう、洒落てる。から……似合わないことはない、と思う。解決になるかは分からないが……
そうだったな。それこそ、どこにでも行ける翼を持っている。旅する者が籠なんかに居着くわけがなかったか。

慣れていないと人にはきついものだ。……ボロを着た子供はよく震えていた。確かに着込むのは動きづらくてかなわないな。雪ね……歩きづらいし、陽が当たって眩しいし、重いし……あまり、好きじゃない。あんたは雪によく溶け込みそうだ。きっとそれも合う、んだろうな。
海洋で行われただけはある。多少なりの実用性もちゃんと考えてあった、ってわけだ。様になってるな。どこかで作法を学んだりしていたのか?
そいつは困るな。……色が変わるのはまだいいが、焼ける感覚は良いとはいえないだろうから。肌の薬でも用意しておくのが賢いかもしれないな。
…ふふ。実は真面目ですね。シェンシーさん。そして優しい人です。ご安心を、負担には思っていませんから。私には私のできること以上のことはできません。そのことはずっと変わらずですっ。
…あちらの国ではどのように身を置き、どのようにして依頼を請け負っていくのか、考えておかないとですね。…できれば、知り合った方とは敵対したくありません。

…よ、夜でも目立ちます?そ、そうですか…
…ああ、日傘…考えたことありませんでした。そうですね、似合うかどうかはともかく、あんまり目立たなくもなりそうです。その、変、でなければ……試してみますね。シェンシーさんのお墨付き、ですしっ(いたずらっぽく微笑み)。
はい、扉の存在しない、出入り口が複数ある籠であれば、もしかしたら数日居着くかもしれませんけどね?

雪の日も日傘が欠かせなくなりそうですね。雪も私も光を反射するのでは、きっとびっくりさせてしまいます。さきほどから、褒めても何も出ませんよ?嬉しいお言葉ではありますけどね。
ああ…そう、ですね。まあ、簡易的な作法は、少し。あとはおおよそ、恥ずかしながら見様見真似です。形が様になっていたのであれば、一先ず実用には耐えるのでしょうか。なんて。
塗り薬のような…あまり安価ではなさそうですけど。そういえば異界渡りの旅人さんたちはそういったもの持っていたりするようですね。日焼け止め?でしたでしょうか。
…………(返答に困ったかマフラーを握り)別に、余計な借りは作りたくないだけ。そういうのは学んでないから、おれとは無縁な言葉だな。(ひらりと手を振る)
ま、それならいい。限界を超える、なんていうのは英雄や魔王の特権、だな。
自分に従うのがいいさ。幸いか、頭数は相当に多い。どんな仕事でも選ばずこなすやつだってそれなりにいるだろう。あんたにとって正しいものを選んでおけば、そう間違いは起きないんじゃないか?

そりゃあ、それだけ白かったら。夜闇程度じゃ見失わないな。
満足行く結果になるなら何より。けどおれはそういうものに明るくはない。人の観点を真似てみただけなんだ……ハズレでも恨むなよ。
扉がない……?出入り口と何か違う、のか?

傘に積もりそうだな、雪。重い……というか、結局真っ白そうだ。……そういうわけじゃないけれど、否定的に見て取る理由もないし、整った見た目は好まれるもの、だろう?
そうか。素人同然のおれが見て分かる程度には違うな。概ね大丈夫とは思うけど、世には妙な拘りを持っているやつもいる。面倒なヤツに引っかからないよう、気をつけるのを勧めておく。
ああ。実物を目にしたことはないけれど、聞いたことは。金銭は……どうだろう。多くの女が好んで使いたがるだろうし、釣り上げ甲斐がある、ってところか。ま、一般にも手が伸びるものではあったし、こっちにもあるならきっと困らないだろうさ。報酬はそれなり以上にあるんだ。
ふふ。そういうことにしておきます。私も他人にお世話になりっぱなしでは落ち着かないので、その気持ちも良くわかりますし、ね。
…そうですね。例え周囲がどうであっても、自分自身の道さえ見失うことがなければ私自身で居られるはず。……それすらもわからなくなるのはきっと彼らと同じ、盲信の徒、なのでしょう。

し、白いって…白い…ですけど。…なんだか虫が寄ってきそうですね。暗闇の中白いと…虫除け用意しときましょう……
大丈夫です。期待を裏切ったりはしません。ここから傘を選ぶのは何を隠そうこの私なのですから。どうにかまとまるようにはします。良い案に感謝です。
…扉のない鳥籠、外から閉めることができない、という意味です。自由に出られるのであれば、鳥が休むのにこれ以上の隠れ家もないでしょう。安全な止まり木というわけです。

…そうですね。整った見た目には得させて頂いても居ますし。って、本当にちょっとなにか出そうかなって流されちゃいそうだったのですけれど。無自覚ならなかなかの褒め上手ですよ。
実際にそういう、お上品な場に出てしまえば大人しく萎縮しているのが精々です。ああ、いくらそういう場に出る機会があっても、多分慣れることはない感覚でしょうね。過去はどうあれ所詮今はただの渡り鳥ですから。
…今まで気にすることもありませんでしたが、そういった贅沢品も、余裕ができると気になりだしてきますね。運命特異座標様様ということです。私自身のことですけれど。
一方的に善意を売られて、そのくせ不愉快にはならないと来る。……少なくとも、そういうのを無下に扱うわけにはいかないからな。
ああ、一番に信じるべきは自分さ。神だのなんだのそれが自分の全てになっちゃ、都合のいい人形か何かだな。

護身の用意を勧めるよ。きっと寄ってくるさ。別の意味の虫も、な。
……別に、礼はいい。ただの気まぐれの思いつき。でもまあ、言い出した身だ、期待はしておこう。
扉がはじめからなければ檻になることもない、か。悪くないな。もっとも隠れ場所には気をつけないとな。不要な客がわらわらと湧いて出そうだ。

(肩をすくめ)あんたの乗りがいいんじゃないか?まあ、なんだ……どういうものが好まれるか、そういうのを語るのが好きなおかしなヤツがいたんだ。それに、おれ自身が別に嫌だと思わない。そうだとしたら、知らない間に培われていたんだろうな、きっと。
身に染み付いた習性だな。そこにいるのが当たり前な空間が一番馴染む。いつかの祝勝会のような盛り上がりは、どうにも遠い感覚だ。……そうだな、あんたは渡り鳥。余計な詮索は無粋だったな。
実入りの良い、って点だけ見ればさぞ希望者の多そうな仕事だな。……もっとも拒否権はない、実質放棄も出来ない、それ以外はさほど困ることもないのが不思議なんだけど。
…よし。そうと思えば気も楽になるというものです。嫌なら行かなければいいのですけど、恐れはあってもやはり一度は訪れてみたいと考えている辺り、旅人の性というか。

変に目立つのはやはり考えものですね。全身すっぽり覆うような外套の用意もしておいたほうが良さそうです。あまり好ましくはないのですが、身の安全が第一ですし。
傘に、外套に、日焼け止めに…夏は必要なものが増えますね。

バードウォッチングという趣向はありますが、小さくない歌う渡り鳥にも需要はあるでしょうか?見物のお客様にはちゃんとおひねりいただきませんとね。

ふふ。それはちょろいって、ことですか?
自覚はありますけどね。赤の他人にどう思われてようと気にはなりませんが、それでも知る者よりの好意的な言葉は嬉しいものです。ある程度気心の知れた仲だとなおさらです。乗りがよくなるのもしかたがないのです(楽しそうに微笑む)。

私にとって大切なのは今と、これからです。これまでについては、楽しい思い出話だけで十分でしょう。無論、話すのが好ましくないというわけではないのですが、楽しいものでもないですし、今の私とは全く無関係な話をしても仕方はありませんしね。

それでも行うことの決定権は我々運命特異座標にあるのは嬉しい話です。例えば生活を続けるだけなら、依頼を取らずにこれまでの生活で行っていた職業のまま、生計を立てることを続ける選択肢もあるわけです。そう見れば、危険に身を投じるのも個人の自由というところですし、運命特異座標はなり得、ということですね。
その気になってしまえば、命懸けの魔境にだって躊躇わず踏み込むような連中さ、旅をする者は。身に染み付いた習性というか……ま、ひと目見たいという点には同感だ。怖いもの見たさ、っていうやつだな。

冬にはともかく、夏には暑いな。……ま、そういうものを持っていれば間違いなく便利だ。変装という意図はないけれど、違う色のものを用意する、って手もある。(夏用と思われる薄い服を手に取り)

そいつはさぞ、人の目を惹くだろうな。あのサーカスのように……正当な対価はきっちりせしめるのが良い。

(困ったようにマフラーを口元に持ち上げ)別に、そうは言わない。
そんな素直に楽しそうにされると、調子が狂う。相応にやり取りを交わす相手に不快感を抱くこともそうはない。というか、よほど性根がねじ曲がってなきゃ肯定的な言葉以外はなかなか思いつかないぞ。……ま、嬉しい、っていうなら何よりだ。

……もっともだな。振り返って何かが変わるわけでもない。返せるとしたら、安っぽくて中身のない、くだらない慰めの言葉だけ。確かに、先の話、というか楽しい話をするのが好まれてたな。

状況を考えれば、一応ここを含め世界が終わると言われてるわけだけれど。けどそうだな、そこに強制はない。妙な感覚だな。世界は危機に瀕してるといわれ、実際に強大な敵も既に目にしている。それでも概ね人は本来の生活を問題なく続け、賊の類は変わらず己の生き方を続けている。おれたちも定期的に催しに出る余裕がある。特異運命座標、なんて大仰な呼び方をされているけど、冒険者となんら変わりがなく感じるな。
好奇心が勝るのがいけないんです。興味を惹くのがいけないんです。他の旅人さんはどうか知りませんが、私だって望んで危険に飛び込んでいくわけじゃありませんもの。…なんて、正当化にもならない責任転嫁ですね。ふふ、知らないものは見たくなるものです。

おや、こちらでの衣服の用意もできたのですね。未だしばらく暑さも続きそうです。きっと役に立つでしょう。なんとなく、新しい衣服に身を包むのは楽しい気分になりますね。

(シェンシーさんの表情を眺め柔らかく微笑む)
嬉しいものは嬉しいのですから、仕方ありません。この気持ちを表面上偽ることも隠すこともできましたが、その反応が見れたのであれば、表に出して正解でしたね。

…とはいえ、想像しているほどの過去などないのかもしれませんよ?敢えて語らないことで、掴みどころのないように見せているだけかもしれません。語らぬ内が花というわけです。
先の話…今の所はお祭りやらも落ち着きましたし、特別気になることもありませんが…強いて言うなら、深緑が門戸を開くときが楽しみなくらい、ですか。きっと私自身に合っている国だと思うのですよね。シェンシーさん訪れてみたい場所、あったりしますか?

運命特異座標には、滅びを訂する義務こそあれ、それは誰か個人にあるものではなく、運命特異座標の全員にあるものです。更に言うならば、均等ではなく運命特異座標のうちの誰かにあるものです。無責任なような考え方ですが、要は実力や立場、性分を問わず、自分の身の丈にあったことを続けていくだけで良いというところですね。それで滅びから遠ざかるとのお話でもありますから。
冒険者という表現はしっくり来ますね。ちょうど異界よりの渡り人の立場にある方も少なくないほどに居る組織です。定職に付かず、世界各地で個人、あるいは組織、場合によっては国のお困り事を解決する冒険者集団、というところなのでしょう。

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