PandoraPartyProject

ギルドスレッド

寂れた占い師の店

【雑談】ダイニング

エントランスからやや進むと、ヴァイオレットの生活スペースに入り込む。
持ち込まれたであろうカセットコンロや辛うじて生きている水道、意外にも几帳面に整えられた調理器具のあるキッチンに隣接するように、ソファとテーブルが無造作に置かれている。

「なんです?占い以外にも何か用事でもあるので?
はぁ、まぁ聞くだけ聞いてあげても構いませんけど、気の利いた回答が返って来るとはくれぐれも思わないで下さいね。
ワタクシ、人の不幸は大好きですが人自体は嫌いなので。
珈琲を飲み干したら素直に帰る事をお勧めしますよ」

そう言ってヴァイオレットは豆から挽いた珈琲を来客に出す。
砂糖やミルクはご自由に。茶請けのような気の利いたものがあるはずないでしょうとは本人の談。


※RP雑談用スレッドです、どなたでもお気軽にご利用下さい。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
……ヒヒヒっ、そうなると良いですね。
カルウェット様、どうもありがとうございます。アナタの言葉は、確かにたどたどしいものですが…

その御心は、しっかりと伝わっておりますよ。
……届く、するなら、よかった。
そろそろ、ボク、帰る、する。
クッキー、コーヒー、おいしい。嬉しかった。
ヴァイオレット、お話もまんぞく、した。
……また、くる、してもよい?
ええ、アナタさえよろしければ、またいつでも。
アナタはどうにも…突っぱねる気にはなれませんからねえ
ひひ、それは、嬉しい、ねぇ。
また、しようね。ヴァイオレット(手を軽く振ってから、たたっと出口に向かって走っていった。)
おおっと、ちょっと外していたら見知らぬ奴が来てたみたいで
わりぃ、挨拶し損ねちまったわ…
バタークッキーせっかくだし俺ももらっとくわ(一つ摘まんで口に放る)
美味いね、お茶請けにちょうどいい
チェルカって人には会ったことはないが菓子作りが上手なんだな
いえいえ、此処はそのような空間でございますれば。
偶にこのように来訪者が訪れては去ってゆくものです。偶然居合わせた時にお話頂ければ良いのですよ。

そうですね、美味しいお菓子を頂けました。何れご紹介できれば良いのですが。
ヴァイオレットの人徳で人もちらほら来そうだしな
どっちもローレットに通ってればいずれ会うこともあるだろうし
そん時にでも挨拶させてもらうよ(ウイスキーを少しずつ消化しながら)

そういや、新しい土地には行ったのか?和風って聞いてるんだが
人徳…人徳?
ワタクシにそのようなものがあるはずないではありませんか、斯様に胡散臭く得体の知れない占い師でございますよ?

カムイグラでしたか。ええ、閉鎖的な所ではございましたが、住民達は意外と柔軟で安心しましたね。ローレットを通じて、少しばかり仕事を頂いておりますよ。
ワタクシの見た目はやはり特異に映るようですが、そこは文化の違いと判断する他ないでしょう。
(楽しそうな声が聞こえる。誘われるように、ドアノブに手をかけ扉を開いた。顔だけひょっこり出して、中を覗き込むように)お、お邪魔します。ヴァイオレットさん、いる、かな……?
(小さく開いたドアの隙間から感じる気配に視線を向けて)

おや…どなたかと思えば、レオ様ではないですか。
ヒッヒッヒ…予めワタクシの住まいだという事は伝えておきましたが、このような廃墟に踏み入るとは勇気がおありで……

ええ、おりますよ。丁度暇を持て余しておりました故に。
折角ですから中へいらっしゃって下さいな。アナタのような方が入り口で二の足を踏んでいると…後ろから怖い人に連れていかれてしまいますよ? ヒッヒッヒ…
(少しだけ大袈裟に、おどかすように嘯く)
(視線が合う。目当ての人物がいた事により、僅かに笑みを漏らして)
うん、来ちゃった。招待してくれて、ありがとう。
廃墟でも、ヴァイオレットさんに会いたかったから、ね。
(少なくともボクは、って付け足して。同じ気持ちだと嬉しい)

そうだね。ずっとここだと邪魔、かも。
……怖い人?
(言葉通り中に入り、1歩ずつ近づいてくる。
まだこの場所を把握していないのか、疑問口調で尋ね小首を傾ける)
ヒッヒッヒ、ほんの少し脅かしただけでございますよ。
ワタクシ目当て…などと、そのように無邪気な顔を見せられては、少々罪悪感に駆られてしまいますね。
(どこまでも邪気のない少年の反応に、少しだけフードを目深に被り)

どうぞ。そこのソファでしたら購入したばかりで綺麗ですので、そこに腰掛け下さい。
何もない所ではございますが、珈琲くらいでしたらご馳走致しましょう。

(此方は立ち上がって、ダイニングの方にあるコーヒーミルを回し始める)
(お茶目なんだからって、心の中で呟いて。
いつもより柔らかい雰囲気なのは、友達に近づいている証)
もう、ヴァイオレットさんってば。
無邪気な顔、かな。褒めてくれてる?

(促され、ソファにちんまりと腰掛ける。小さな少年が座るには大きい気がする)
ありがとう。そんな気を使わなくてもいいのに。
……コーヒー?
(存在は知っているがまだ飲んだことはない。子供な自分にとって、大人の味だと思っていたから)
無論、褒めておりますよ。ヒッヒッヒ
…同時に、アナタのような純朴なお方が、このような場所にいらっしゃって…
悪い影響を受けなければ良いのですが(少しだけ小声になって、つぶやく)


おや、珈琲をまだお飲みになった事がないのですね?
…初めてがワタクシの淹れたものとは、ヒッヒッヒ。果たしてお口に合うのや否や…

(回し終わったミルから、ドリッパーに粉を入れる。沸騰した湯を注ぐと、たちまち芳醇な香りが室内に漂っていく)

(ほどなくして、香りと湯気が立ち上る、温かなカップがレオの前に置かれた)

…さあ、よろしければ、どうぞ。ああ、そうそう。もし苦味が強ければ、この角砂糖やミルクを混ぜて召し上がって下さい。
……そっか。ありがとう。
(言葉が擽ったくて、ちょっとだけツン。
続く言葉にきょとんと小首を傾け。最後の言葉は聞こえずとも)
招待されたから嬉しくて。どんな場所でも行く気だった。

うん。ばればれだった、かな。
ヴァイオレットさんはコーヒー飲むんだよ、ね。
(初めて飲む。見透かされたようでそっと瞼を伏せる。
彼女が淹れてくれたものが口に合わないわけない。最後まで飲む、と心に決めた)

(部屋に充満しはじめる香り。ボクも大人になるのかな、なんて。ちょっとだけ緊張)
(おかえりなさい、って彼女に。悩む素振りは見せず、そのままを選んだ。
ブラックコーヒーがどれくらい苦いか想像してないのだから)
うん? ああ、入れるって聞いたこともあるかも。
……。…………。
これがコーヒー。
ええ、ワタクシの数少ない、好きなものでございます。
この香りと味が、ワタクシは好きで……

(語る口を一旦止めると、期待と共に珈琲に口をつけたレオの表情の変化を目にする。その様子にヴァイオレットは、言い知れぬ愉悦を感じて)

……ヒッヒッヒ、とても良い顔をなさりますね、レオ様
そのお顔は大変、ワタクシの好みでございます。

しかし、無理はいけませんよ。珈琲を初めて飲むのであれば、苦味が味覚を塗り潰し、その先にあるコクや香りを楽しむ所ではないでしょう。

無理をなさらずとも、砂糖やミルクを入れて飲む事はおかしなことではございませんよ?
大人だ。ぼ、ボクにはちょっと……。
(初めてのコーヒーの感想は苦いものだった。
だからこそ、それを好きだという彼女を、ちょっとだけ尊敬した)

……。そうなの?
さっき、数少ない好きなものっていったけれど。
(その中にさっきの顔は入るの? って。
そうだとしたら、嬉しい。照れたように頬を染めるのだった)

あ。その為の砂糖やミルクだったんだ。
ボクにはそっちの方がいいかも。
(こくこくとそうするね、と頷く。
どれくらいが丁度いいのか分からないけれど、ミルクを一つ、角砂糖も一ついれた。
口にコーヒーを運び一口。先ほどよりまろやかで飲みやすい)
ふふ。
ヒヒヒッ、慣れればこの味わいが癖になるのですよ。
いつか分かる人も来るでしょう。ええ、いつかは。
たとえそのいつかが来ずとも…甘く口当たりの良い味わいが好きなままでも、良いのですよ。人の好みとは斯く在るべきなのですから。

おっと…(高揚感から口に出していたことを省みたのか、少しばかり口を噤む)
…はてさて、どうでしょうね。余計な事まで語りすぎたやもしれません。
ワタクシの好きなものの話はまたの機会にすると致しましょうか…どれ、お茶請けでも探して参りましょう。

(飄々とはぐらかしながら、席を立つ。戸棚を漁り始める)
ボクもいつか分かるようになりたい。
ヴァイオレットさんの好きなものだもん。
一緒に飲めたら楽しいよね。
(瞼を伏せ、少しだけ照れたように。
嘘偽りない言葉だが、自分からまた会いたいと誘っているようで恥ずかしかった)

……うん。いつか、教えてね。
(もっと仲良くなった時にでも。
誤魔化されたけれど、それが彼女らしくて嫌いじゃない。むしろ好き。
戸棚を漁っている背中を見守り、小さな笑みを向け)
もしかして、お客様扱いされてる?
ヒッヒッヒ、そう言って下さる事は嬉しく思いますが…
味わいの好みまで一緒にならずとも、同じ景色は見えますとも。

…いつか、いつか…で、ございますか。
(さっきと今の、レオの発した「いつか」を反芻する。こんなにも胡乱な自分と、今後とも付き合っていくつもりをしている少年の事を考えるかのように)

…おすすめは致しませんよ。ワタクシは人嫌いの人でなしでございます故。
例えアナタが物好きな方であったとしても、つかず離れず…適度な距離感で付き合う事を勧めておきましょう。ええ、その方がアナタの為にもなりましょう。

(戸棚の奥から取り出してくるのは、包装紙で小分けにされたフルーツパイ。以前貰ったプレゼントに、目を細めながら)

…いつもは茶請けなど用意しておりませんが、今日は偶然ありました。
苦味のあるコーヒーとの相性はそこまで悪くありますまい、よろしければ共に召し上がってみてはいかがでしょうかな。
う。そうかもしれないけれど。
(共有出来た方が嬉しい気がした。
こんなことを気にするなんて、ボクが子供なのかな)

……そっか。
(人嫌い。その言葉にちょっと寂しく、しゅんとなる。
それが何を物語っているのかは少年には分からないが、言葉を選ぶように口を開き)

つかず離れずでも嬉しいよ。そんな簡単に仲良しになれると思ってないもん。
……ボクは、今まで一人だったから、友達止まりでも嬉しい。
(親友になるのは大変だって。夢の存在だって今は思ってる。
だから、適度な距離感でも今はそれで満足)

(戻り、手に持つフルーツパイに、目を瞬かせ驚いて)
い、いいの……? その、嬉しいけれど、ボクにはそんなに気を使わなくても。
(人の親切になれてない少年からしてみたら、彼女の行動は衝撃的だった)
…やれやれ、そうまで誠実な返答をされると困ってしまうではありませんか。

(今まで一人だった。その言葉を耳にし、少しだけ心苦しくなる。
かの少年にとって、こうして出来た繋がりが尊いものであるのならば、突き放す事も憚られるように思えた)

……(そして。友達、と言ってくれた少年の良心に、少し心が痛む。自分のような者に、ここまで向き合ってくれる者を蔑ろにする態度をとっている事に)

……ええ、そうして下さいませ。ワタクシとの付き合い方は、それが最良でございます。
レオ様でしたら、きっと。今後良い友人に恵まれるはずですから。
(けれど、それを認める事はできなかった。ヴァイオレットはあくまで、一線を引いているように見える。それはいつものように尻尾を掴ませない、飄々としたものだったが
ほんの少しだけ、その一端に、恐れのような感情を含ませていた事を、悟られないようにしていた)


ええ、良いのです。何、特別な事ではございませんよ、偶然用意があったに過ぎないのですから。
どうせ、ワタクシだけでは持て余すものです。ならば、アナタのような好意的な反応を返して下さる方にこそ召し上がって頂けた方が良いのですから。

(顔を輝かせたレオに、好むものを渡せた事に、少しだけ顔が綻ぶ)
あ、ごめんなさい。困らせるつもりはなくて。
ただ、本当に呼ばれて嬉しくて。ちょっと調子に乗ってるのかも。
(謝ってはいるが、表情は柔らかく嬉しそう。
1人だったこと。引きずっているわけではない。そういう過去があるから、誰かと親しくなるのは人一倍嬉しいだけであり。
そして、友達。その言葉を聞けるだけで宙に浮くような気持になるのも無理はない)

えへへ。ありがとう。
友達って呼ぶのすら、駄目なのかと思っちゃった。
(少なくともこれくらいいいよね? って。今はそれで満足。
人付き合い初心者の少年にとっては、細かい仕草や表情の違いにより、察することは厳しいといえよう。だから、ヴァイオレットさんが心の奥で抱いた感情には気づけない)

(こくこくと頷き、それなら大丈夫だねと。
綻ぶ笑みが少年をも笑顔にさせる)
わかった。じゃあ、遠慮なく一つ頂こうかな。
ボクは甘いもの好きだから嬉しい。
……調子に乗っている、などということはございませんよ。
嬉しいという気持ちはアナタだけのものでございます。その気持ちは大事になさいな。

…駄目、ではございませんが、ワタクシも何分、友達、と呼ばれる関係には縁遠いものと思っておりまして。そう呼ばれる事には慣れておりません。

…しかし、アナタがそう思いたいのであれば…それを止める権利も、ワタクシは持ち合わせておりません。…お好きになさい。ワタクシはこの立ち位置を変えるつもりはございませんが、アナタの心持ちは尊重致します。

(今は、ここまでが限度。そう自分に言い聞かせるよう、慎重に言葉を選んで、レオに言葉を返した)

それは何よりでございます。ワタクシは逆に、甘いものはそこまで得意ではございません。
珈琲と共に嗜むのであれば美味しく頂けますが、どうにも手が伸びない事も多く。
アナタに喜んでもらえるのであれば、それはそのお菓子にとっても至上でございましょう。
うん。ありがとう。
……ボクも友達って言葉には慣れてない、よ。
(今まで一人で生きてきた。友達という存在ができたのも、そういう言葉を使ったのもイレギュラーズになってから。まだ、擽ったいと思うときはある。だからじゃないけれど、)

一緒に慣れていこうっていうのは違うかもしれないけれど……。
きっと、これからヴァイオレットさんと友達になりたいと思う人は現れると思う。
その時の練習だと思って、付き合ってくれると嬉しい。
(例え距離を置かれようと、近づくことを許してもらえるに感謝した)

そうなんだ? コーヒーと甘いものは合うの、かな。
初めての組み合わせだけれど、ボクの口にも合いますように。
(お願いするように。フルーツパイを手に取り、包みを開いていく)
…はたしてどうでしょうかねえ、ワタクシなどのような者を好ましく思う方は…そうそうおられないでしょう…と、思うのですが
如何せん、この『混沌』の事はワタクシにも予想がつきません。…アナタの言う事も、あながち間違いにはならぬかもしれませんね…

(少し目を細めて)


(レオが開けた包みの中には、林檎のパイが入っていた。他の包みにも、マンゴーやレモンなどの、色々な果実のパイが入っているようだ)
うん。……ふふ。これからどうなるかなんて、誰も分からないよね。
あくまで一つの選択肢にしか過ぎない。これからどうなっても、ボクは楽しみ。
(控えめに微笑んで。どう転ぼうと楽しもうと決めていた)

いただきます。……ん。林檎、かな。
(口の中に広がる林檎の香りが、幸せな気分にさせた)
……美味しい。えへへ。
…………(幸せそうなレオの表情に、こちらも表情を綻ばせる。
これからどうなるか、という言葉に、カードに手を伸ばそうとして…やめておいた)

……存外に悪くないものですね、こういうのも。
(ぽつり、と不意に口から漏れた言葉に、ヴァイオレット自身も気づいていないのかもしれない)
ふふ。
(零れた言葉を拾うことなく、笑みで返す。ボクもだよって。
コーヒーを口に含んでから林檎のパイを食すと、一層甘く感じた)

そういえば、ヴァイオレットさんは占い師さんなんだっけ。
(記憶を辿る。自己紹介でそんなことを言っていたような)
…む? ああ、そう言っておりましたね。
ええ、ここを訪れた方の運命を覗き見る為に、占いをしておりますよ。

カード占いを主流としておりますが、水晶玉占いや星占いなど、
一折の占いには精通しております。
(空気が揺れた。風が吹き込んできたように感じた。ノックの音は一度きり。気づくかどうかはあなた次第。
ただ、無遠慮に扉が開いて。薄っぺらな笑みを浮かべた「彼女」は顔をのぞかせた。)

こんにちは。来ちゃった。
…お取込み中?

(また後日の方が都合がよいかなと。気まぐれな猫のようにまた薄っぺらな笑みを浮かべる。)
(揺れた空気に気づき、視線をそちらへと向ける)

おや、シキ様ではございませんか。此度は来訪者が多いですね…
いえ、今しがたこちらのお方…レオ様と談笑していた次第でございます。

なに、折角訪れたのです。よろしければアナタも此方へ。珈琲とフルーツパイでしたら今しがた用意がございますゆえ、よければ摘んでいきませんか?

(スペースへあるソファへ促す。どうにも機嫌が良さげに見える彼女は快くシキを招き入れた)
うん。こんにちは、ヴァイオレット。
レオは、初めまして?かな。会ったことあればすまないね。私はシキ・ナイトアッシュだ。しがない処刑人だよ。
(よろしくね、と笑って)

おや、いいのかい?ならお邪魔しようかね。
甘いものがあるのかい。それではお茶をご一緒させて頂けたら嬉しいな(へら)

(促された先のソファにのんびりと腰を掛け、ふとヴァイオレットに視線をやる。瞳がゆるい笑みに合わせて瞬いた。)
ヴァイオレットはなにやら機嫌が良いように思うけれど……ふふ、楽しい時間を過ごしていたのだろうね。
ええ、どうぞお摘み下さい。
シキ様は珈琲はそのままでも大丈夫でしょうか?砂糖とミルクはどうぞお好きにお使い下さい。


……ふむ? (言われてみれば、という顔。普段の自分であれば快く迎え入れる真似はしないような…と思案して)
楽しい時間……ワタクシは、そう、思っているのでしょうか…(レオの方にちらりと視線をやって)
では砂糖とミルク、どちらも貰うとするさ。
実はあまり珈琲の苦味が得意でなくてね……ふふ、恥ずかしいから秘密にしておくれ(へら、)

人の心とやらを解するのは、少し難しいのだけれど…少なくとも私には、楽しそうに見えたねぇ。
ふふ、ヴァイオレットが私とも楽しい時間を過ごしてくれると嬉しいね。
ほう、そうなのですね。ま、人の好みなど千差万別でございましょうが…秘密、と仰るのでしたらそのように。

…ふむ、人の心はこれでも数々見てきたと自負しておりますが…
…己の楽しいという気持ちが、このような何気ない日常にあるなどとは思ってもいない事でしたね。…果たして、本当に楽しい、などと思っているかどうかは、ワタクシにはわかりませんがね…(コーヒーカップを揺らしながら)

…ま、これも気紛れの内でございましょう。
シキ様の楽しい気分など、ワタクシには存じ得ない事です。…保証はできかねますよ?
ワタクシは人でなしでございますからねえ。
(開く扉に自然と視線を寄せる。来訪者を歓迎するように淡い笑みを見せた)
いらっしゃい。……ボクがいらっしゃいというのはおかしいかな?
うん、レオで問題ないよ。初めまして、シキさん。

(面貌をこちらに向けるヴァイオレットさんに、ちょっと照れたように眸を伏せた。
楽しんでくれてたら嬉しい。でも、擽ったいのも事実で)
少なくともボクは楽しい、よ。
……(視線に応えてくれたレオに、少し顔を隠すようにフードを引っ張り)

…左様でございますか

…やれやれ
ワタクシも絆されているのかもしれませんねえ…

(自嘲気味に、けれど決して嫌ではなさそうに笑う)
ふふ、よろしくね、レオ。
これはまた、素直で可愛らしい少年だ。私とも仲良くしてくれたらうれしいな。

さぁ、人の心は複雑怪奇なものと思うけれど。
楽しい気持ちは「特別」の専売特許じゃないってことじゃない?当たり前で、そばにあるものさ。

ふふ、私自身にさえ保証はできないし。
けれど、ヴァイオレットは人でなしどころか、ひとりのかわいい女の子に見えるね。
(のんびりと2人の様子を見守りつつ
ふむ…その知見は思いも依らぬものでございましたね。
当たり前で、そばにあるもの……。
……なるほど。それもまた間違いないことでございますね。

……む、ぅ。世迷言を
シキ様も大概意地の悪いお方ですね…
お邪魔します!ヴァイオレットさんいらっしゃいまs(比較的大きな声とともに、バタっ、と扉を開き、)

……来客中でしたか、お騒がせしました。(静かで穏やかな空気を感じ、そっと声を落とし扉を閉めようとする)
おや、正純様…?
別に、来客などと気になさらずともよろしいですよ。2人3人が4人になったところで特に何か変わりますまい

(閉まりそうな扉に声を投げかけて)
い、いえ、違うんです。
こう、勢いよく入ったものの、なんか穏やかな空間だったのでこう、アウェーな感じが強くてですね?
(扉越しから声が聞こえ、扉を少しだけ開けて中を覗き込みながらうだうだと言葉を重ねつつ)

……お邪魔します。(観念したのか小さな声で中に入る)
ヒッヒッヒ…何をおっしゃいます
ワタクシが居る時点で穏やかとは言い難いでしょう。……と、言いたいところですが
シキ様やレオ様の雰囲気に引っ張られている感は否めませんね…

…ま、いらっしゃいませ。珈琲とお茶菓子くらいならお出しできますから
私からすると、ヴァイオレットさんの雰囲気も充分落ち着く雰囲気なんですけれどねぇ。
あ、これお土産です。(と懐から小さな包みを取りだし)

レオ、さん?は初めまして!小金井・正純と申します。よろしくお願いしますね!
シキさんはお久しぶりです!お騒がせしてすいませんねぇ。
(そちらへ視線を向け、二人へと頭を下げる)
…ワタクシも…? ふうむ、そうでしょうか……
ああ、わざわざご丁寧に(包みを受け取って)
はい!私はそう思いますよ!
それ、うちの社で作ってるお野菜が入ってますので良ければどうぞ!
(その後、手近に空いてる椅子に腰掛け)
と、そうでしたそうでした。
今日は久しぶりにヴァイオレットさんとお話をしたくて来たんですよ!(うんうん、と頷きつつ)
最近なかなか時間が無くて遊びに来れませんでしたし!
…おや、それでわざわざご足労を?確かに、アナタでしたらいつでも…とは申しておりましたが
お忙しい中に時間を見つけて来るなど、相当な物好きですね…アナタも…

そういえばローレットのお仕事も、精力的に行っているとお聞きしておりましたね。
最近は如何な調子でございますか?
せっかく仲良くなれたのに、すぐに縁が切れてしまうのは寂しいですしね。そのために時間を作るなんて何でもないですとも!

そうですねぇ。神威神楽に行くことが多いでしょうか。
こう、雰囲気的に落ち着くんですよねあの国。領地も頂きましたし、今後も精力的に行きたいなぁとは思ってます!

ヴァイオレットさんの方はどんな調子です?

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM