PandoraPartyProject

ギルドスレッド

寂れた占い師の店

【雑談】ダイニング

エントランスからやや進むと、ヴァイオレットの生活スペースに入り込む。
持ち込まれたであろうカセットコンロや辛うじて生きている水道、意外にも几帳面に整えられた調理器具のあるキッチンに隣接するように、ソファとテーブルが無造作に置かれている。

「なんです?占い以外にも何か用事でもあるので?
はぁ、まぁ聞くだけ聞いてあげても構いませんけど、気の利いた回答が返って来るとはくれぐれも思わないで下さいね。
ワタクシ、人の不幸は大好きですが人自体は嫌いなので。
珈琲を飲み干したら素直に帰る事をお勧めしますよ」

そう言ってヴァイオレットは豆から挽いた珈琲を来客に出す。
砂糖やミルクはご自由に。茶請けのような気の利いたものがあるはずないでしょうとは本人の談。


※RP雑談用スレッドです、どなたでもお気軽にご利用下さい。

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取り敢えず、この世界でのヒトらしい生活をしてるっぽく整えてみましたが
…ヒヒヒ、廃墟に住んでる時点で異質さは拭えませんでしょうに。

ま、こんな所にわざわざ足を運ぶ物好きな方には、これくらいのものがあれば十分でしょう。
使っていないとすぐに埃が溜まりますねぇ…面倒ですが少し掃除をしますか。

誰に見せるという訳でもないですが、こうも埃だらけではいつ喉に詰まって死ぬかわかりませんからねぇ
(そろそろきちんと整備をしておいた方がいいかもですねえ…)
おーい、ヴァイオレット。店があるって聞いて遊びに来たわ(ウイスキーとツマミを片手に部屋の戸を叩く。そういやアイツ、成人してたっけかぁ?)
ふむ?この声は……(扉を開けて)

あら、ヴィクター様。こんな辺鄙な所にまでお越し頂くとは、どう致しました?
決まってんじゃねぇか。飲みに来たんだよ。暇だったから遊びに来たとも言うんだけどな。入っていいか?
ふむ?飲みに…ですか。ええ、もちろん構いませんが。

わざわざこのような辺鄙な場所まで来られるとは物好きな。
なにもない場所ですがまぁ、それでも良ければどうぞおあがり下さいな
いやぁ、レディーの家に押しかけみたいで悪いねぇ(既に少しだけ酒が入っている)
んじゃ遠慮なく上がらせてもらうわ。
…そういや、ヴァイオレットはこっちはやれんのか?(酒瓶を掲げて訪ねた)
ヒッヒッヒ、レディーと呼ぶには胡散臭すぎるでしょう。ワタクシのような日陰者をそう呼ぶ者など居なくなって久しいものです。少しばかり意外ですね。

ワタクシですか?まあ、飲もうと思えば飲めないことはありませんが、どうやらここ『幻想』ではワタクシの年齢では飲酒に適さぬようで、ええ。郷に入っては郷に従えとも言いますし、ここでは飲まないようにしておりますよ。
胡散臭いのはお互い様よ。それに胡散臭かろうとそうでなかろうと、レディーはレディーだと思うがね。

…そりゃ残念だ!お前さんが飲めるようになったらそん時に一杯飲もうかい。
ま、飲まないでも話は出来るからせっかくだし上がらせてもらうわ。
ヒッヒッヒ、それはそれは。そのように返されたのは初めてですねえ。
その丁重な心意気、無下にはできますまい。悪い気はしませんしね。

ふむ、ワタクシと話がしたいと?それはそれは、物好きですねえ。
どうぞ。大したおもてなしなど出来はしませんが、丁度退屈していた所です。話し相手くらいにはなりましょう。
レディーの部屋に上がり込むのがこんなおっさんで申し訳ないところではあるが。
じゃ、遠慮せずに邪魔させてもらうよ。
話すのは好きなんでね、お嬢さんなら尚更さ(ははっと笑い)

…結構きっちり片付いてんだな、料理は得意なのかい?(キッチン周りを一瞥してから淡々と感想を述べる)
ま、来訪者が居る事すら珍しいものですからお気になさらず。
人嫌いのワタクシにとって、老若男女どんな方がいらしたとてそう感想が変わるものではございませんからね、良い意味でも悪い意味でも。

料理ですか?全然ですよ。この世界に来てから漸くし始めたといったところです
最近になって人の食べれるものが作れるようになった程度でしょうかねえ
その辺は平等なんだな。
…そういやなんで人嫌いなんだ?

なるほどねぇ、だがそうやって練習してるなら上達も早いだろうよ。
そういう俺も自分の飯はたまに作ったりするがそう大したもんは作れんがね。
ほう?それを聞きますか。はてさて、どうしてでしょうねえ?
そのあたりを語ると長くなりますし、聞いて佳い気分になるものでもないでしょう。
あまり安易に深遠を覗き込むと、ろくな目に逢いませんよ?ヒッヒッヒ


お互い生きるために最低限という感じなのですねえ。
ワタクシも特に上手くなりたいとは思いませんが、美味しいものを食べれるならばそれはそれで魅力的な事かもとも思いますがねえ。
ほ〜、そいつはご忠告どうも。
気にはなるが話したい内容でも無さそうだしな、今日はやめとく。

料理の上手い女はそりゃあもう魅力的だぜ。
なんなら俺が味見係になってやろうか(上手くいけばタダ飯に有りつけるという算段)
ヒッヒッヒ。女の秘密とはそう簡単にありつけぬものとも言いますしねぇ。
ま、いつかは分かる日もくるでしょう。いつになるかはわかりませんが。

おやおや、欲望が透けて見えますよ?そういう打算的なのは嫌いではございませんが、
そんな風に言われてはつい手の込んだものを作りたくなってしまいますねえ。
具体的に言えば、唐辛子を山盛り刻んだ料理は人の味覚にどれほどダメージを与えるのか?のような検証をね…ヒッヒッヒ。
女の秘密とやらにはおじさん興味津々だね。
ま、これから付き合いが続いていけば互いの事も見えてくるだろうよ。

はは、バレたか。
そりゃあ美人の作った上手い飯を食えるのはこれ以上無い誉れだからな。
手の混んだものと聞くと楽しみになってくるが…そういう意味か!
辛いのも嫌いじゃないが辛すぎるのはちときついかもしれねぇな。
ヒッヒッヒ、そうなると良いですね…

美人かどうかは解りかねますが、誉れというのであれば簡単に手に入って良いというものでもありますまい?肖るには相応の対価を示してこその誉れと存じますがねぇ。

ま、冗談でございますよ。適当にかけて下さいな。
先日、チェルカ様から頂きましたバタークッキーをお出し致します故。
(戸棚から取り出した、手作りの梱包を開けると、ふわりとバターの良い香りが室内に広がる)
(エントランスのほうで微かに声がする。それはヴァイオレットを呼ぶ声。返事がないのでどんどんこちらに近づいてきたようだ。)

ヴァイオレット…ヴァイオレットー。
どこ、いる、する…って、いた。
…ボク、邪魔する、してよいの?
おや、カルウェット様…いらっしゃったのですね、こんばんは。
このような所をまた訪れるなど…物好きな方がお一人増えましたねえ。

構いませんよ、どうせここもワタクシが勝手に棲み着いてる所でございますし、
折角のご来訪を無碍にすることもありませんからね。
ちなみに、そちらはどのようなご用事で?
うむ。こんばんは。
ローレット、お手伝い、した。占い、ありがとう。に、きた。
あのね…はちみつ、おいしい。スプーン、もつ、上手、した。あ、妖精さん、優しい、たくさん。あまあま、たくさん、食べた。おいしく、した。
楽しかった、から、占いありがとー。これ、えと…お土産、いうもの。
(話したいことがたくさんあったようでごちゃまぜとなりながらも楽しそうに話をし、最後にはこの前は持っていなかったカバンから綺麗なはちみつの瓶をとりだし差し出した)
おや…これは…(はちみつの瓶を受け取って)
そうですか…ワタクシの占いの後、そのような事が…なんだか少し、面映いものですね。

…ヒヒッ、そんなに慌ててお話しなくとも、ワタクシは逃げ隠れ致しませんよ。
その溢れんばかりの気持ち、よければゆっくりとお聞かせ下さいな。
丁度、お茶請けのバタークッキーを出そうとしていた所ですから。
バタークッキー…おいしい、名前そう。
おかし、おいしい、する。知った。
食べる、にこにこ、なる。すごい、もの!
ヒッヒッヒ、そうですね、甘いものは良いものです。
どうぞ、今度は良ければ珈琲も飲んでいくと良いでしょう。

(席を立つと、コーヒーミルを回し始める。ごりごりという小気味よい音と同時に、ほのかにコーヒーの香りが室内にたちこめてゆく)
こーひー…ボク、コーヒー、のむ、する。
ひっひっひー、ひっひっひー♪
(ゴリゴリという音、嗅いだことない匂いに興味津々の様子。鼻をクンクンと動かしたり、ゴリゴリという音に合わせて体を動かしながら楽しげに終わるのを待っている)
参りますね…そのように楽しげに待って下さると、皮肉の1つも飛ばせないではないですか

(ミルで挽いた粉をドリッパーに淹れ、お湯を注ぐ。温かく香ばしい匂いが室内に満ちてゆき…)

さあ、どうぞ。熱いのでどうぞお気をつけて。
(カルウェットの前に、淹れたてで湯気の立つ珈琲を置く)
熱い…(ことんと置かれた珈琲を手に持ち、口をつける)
んむっ。
(熱いという感覚、味わったことのない苦味に眉をしかめる。この味も嫌いではない、と思う。でも、このままのむとだめな気がする…。ヴァイオレットはどう飲むのだろうか、観察してみることにした。)
(カルウェットが視線を送った先には、ヴァイオレットが珈琲の香りを堪能しながら、そのまま口に広がる苦味とコクを堪能している。ほどなくして顔をしかめているカルウェットに気付いたヴァイオレットは、ソーサーにカップを置いて)

…ああ、これは失敬。まだ『美味しい』という気持ちを覚えたばかりのカルウェット様に、ブラックコーヒーをそのままお出しするのは早かったですね。

(ヴァイオレットは立ち上がると、台所から小さな壺のようなものを2種類持ってくる。そこから取り出した白くて四角いものを2,3個とカルウェットのコーヒーへと落とし、もう1つの壺から白く垂れる液体を注ぐ。

白い線が漆黒の珈琲に渦を巻くように描かれると、ヴァイオレットの取り出したスプーンに混ぜられ、みるみる色が薄くなっていく)

…さあ、どうぞ。こちらで今一度、お試し下さいな。
ブラック、コーヒー…。黒、コーヒー。
おおー、色変わる、した。
これ、黒い、ちがう、コーヒー。
(再びコーヒーを手に持ち、色の変わったコーヒーを飲み込む)
うむ、おいしい。味も、変わる、した。ヴァイオレット、占い師…魔法使い、も。
(ほんのりと甘い優しい味。熱かったコーヒーはカルウェットにとってのみやすくなり、こくこくとのんでいく)
ヒッヒッヒ、それは僥倖。
この程度で魔法使いと褒められるのは面映いものですが、まだ何も知らない者から見れば未知との遭遇に他ならないのでしょうね……。

…ああ、そうだ。折角ですので、これもこうして…
(カルウェットから貰った瓶を開ける。太陽の雫のようにきらめく、黄金色の蜂蜜をスプーンで掬い、テーブルに広げたバタークッキーに垂らしてゆく)

カルウェット様、よければこちらも一緒にお召し上がりになってみては如何でしょう。
この程度…。ヴァイオレット、まわり、すごもの、たくさん?

(話していると、バタークッキーの上にとろーとのっかるはちみつ)
これは!おいしい!わかるぞ!
(すすめられたままに手を伸ばし口の中に一枚。手がはちみつで汚れるのも気にせず、その手もべろりとなめる)
…っ!!!これは…なんという…こと。
お口、中、おいしい、たくさん。すごい。ヴァイオレット、これ、すごい。
(よくわからないけどとりあえずこくこくと頷き感動を伝えようと)
ヒッヒッヒ……素直な反応です。打てば響くかのような反応、此方も甲斐があるというものです。
珈琲の苦味は、お菓子の甘さを引き立ててくれますからね。
共に食すと、良い味わいを楽しめるでしょう。

ええ、凄い方はとても多いのです。
このバタークッキーとて、チェルカ様というブルーブラッドのお方から頂いたものでして。
何でも彼の手作りなのだそうですよ。
ちぇるかさま!ちぇるかさま、すごい。
あう、してみたい。バタークッキー、おいしい、した。ありがとう、いう。
ヴァイオレット、コーヒーと。ちぇるかさま、クッキー……あと、カルの、はちみつ。
全部あうと、すごいなる、すごい。…すごいなぁ。
(ほわほわとした気持ち…。それをしみじみと感じながら)
ヒヒヒ…そうして、多くの素敵な体験を味わっていくと良いでしょう。
その全てがアナタという存在を形作る事になってゆくのですから…。

(しみじみとしているカルウェットに、少し目を細める。
眩しいものを見るように、遠くを見るように…ほんの少しの寂寞感を瞳に含ませて、そしてカルウェットに気付かれる前に瞳を元に戻した)
ひっひー、ボク、成長、する。たくさん。楽しい。
ヴァイオレット、占い。そうでた、したから。ヴァイオレットも、ボクの一部の一つ…。うむ?なんか、へん。でも一部……一部、ちがうけど…
(うまい言葉が出てこなくてむすっとしているがコーヒーをのんだ瞬間にへにゃとした顔になる)
ヒッヒッヒ、言葉もまだまだ発展途上といった所でしょうかね。
自らの内の気持ちに気付いてはいれど、それを上手く言葉に出来ない…という所でしょう。

焦る必要はございませんよ、カルウェット様でなくても、自らの心の内を言葉にできない方は大勢おります。アナタは、アナタの思うままに学び、知り、そして成長すれば良いのですから。

(コーヒーを飲んで綻んだ顔に、笑みを返しながら)
…ヴァイオレットは、…そう。あれ。
ヴァイオレットは、導く者。そんな感じ、する。
ほっとする、するね。
(ヴァイオレットの笑みを見て、優しい言葉を聞いて、
目をぱちくりさせてから、落ち着いた声で思ったことを呟いた。)
導く者…ほっとする…
…そのような言葉は、ワタクシには不相応でございますよ。

しかし…お褒めの言葉であるならば、ありがたいものです。
どうもありがとうございますね、カルウェット様。
……ボク、直感。だけど。ちゃんと、届く。してない気、する。
…カルの言葉、下手くそ。届かない、仕方ない。
けど、いつか。ボクがヴァイオレット、動かす、してもらった…同じ。
ヴァイオレットの導く者、見つかる、願う。嬉しい。

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